08/04/05 11:09:28
[いつ読んだ]
8~10年前
[あらすじ]
いくつかのマンガが収録されていて、
内容に関連した病気や悪影響を与える環境についての解説が前後に書かれている。
家族や友人などの人間関係がテーマになっている話が多い。
以下のエピソードは収録されていたマンガのうちの一つ。
[覚えているエピソード]
喘息持ちの息子を看病する母親。父親は愛人がいるので息子が発作を起こしたときしか帰ってこない。
そのことを母親の方もよくわかっているのだが、愛しているが故に離婚へと踏み切ることができない。
ある日、母親が息子に「喘息の発作は大丈夫?」と心配そうに聞く。
大丈夫と答える息子だったが、その心配そうな眼差しを見ていると、次第にヒューヒューとした呼吸になり始める。
すぐに布団へ横にならせた後、夫へ電話をする母親。
しかし帰ることを渋っている返事なのか、涙ながらに「あなたの子供なんですよ!」と訴える声が響く。
夫を繋ぎ止めるため無意識に子供の発作を期待する母と、それを敏感に感じとって発作を起こしてしまう子供の話。
[物語の舞台となってる国・時代]
現代(もしくは近代?)の日本。
[本の姿(ハードカバー・ソフトカバー・文庫等)・装丁・挿絵]
覚えていません。
[その他覚えていること何でも]
図書館で借りた本だったと思います。
マンガは既存のものから引用してあったかもしれないので、
収録されていた本自体のタイトル以外にも、
エピソードに書いた話のタイトルを知っている方は教えていただけると嬉しいです。
うろ覚えの部分も多いですがよろしくお願いします。