07/12/14 12:23:53
『トンデモ一行知識の世界』の P.33 欄外
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・ガソリンはもともとコールタールを抽出した廃棄物のリサイクルだった。
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コールタールは抽出するもんというより副生物じゃないの?という疑問も頭をよぎるけど、
ええと、何からコールタールを抽出した、どういう廃棄物なんでしょうか?
URLリンク(ja.wikipedia.org)コールタール
>コールタール (coal tar) とは、コークスを製造する時にコークス炉で石炭を乾留して
>得られる副生成物の一つ。
URLリンク(ja.wikipedia.org)ガソリン
>ガソリン(米:Gasoline, 英:Petrol)とは、石油製品のひとつである。
石炭と石油、どっちと言いたかったんでしょうか唐沢先生は。
まあ石炭からガソリンを作ることはできるけど、石油からコールタールという話は
あまりなかったので、石炭のつもりだったということでいいのかな。
URLリンク(ja.wikipedia.org)石油
>また、石油製品は連産品と呼ばれる。これは原油を精製してガソリンや灯油などを
>作る場合、ある特定の製品のみを作ることは出来ず、必ず全製品が生産されてしまう
>ため、こう呼ばれている(使用する原油を選ぶことによって、ある程度生産される
>製品の割合を変えることは出来る)。
URLリンク(jp.encarta.msn.com)
>コールタールの蒸留液からも水素化によってガソリンをつくることができる。
「コールタールの蒸留液」と「コールタールを抽出した廃棄物」は違うんじゃないか、ですが。