07/08/20 16:36:55
「わたし病」っていう言葉から察するに
なんかメタ文学、メタ思想、メタ哲学っていうか
「私があって世界があって」みたいな思索(に溺れる哲学好き女)の
パロディみたいな小説かなと
ヴォネガットに寄せた文も
「ヴォネガットの死」→「ヴォネガットが死んだという情報」(訃報)→
「ヴォネガットが死んだという情報を伝える文字の配列」→「ヴォネガットが死んだという情報を伝える文字の配列を表示するパソコン(あるいは携帯?)の画面」というように
現象学的還元というかエポケー(判断停止)のようなプロセスを得て
どんどん本題から外れていくような印象を受けたが、
元に(ヴォネガットの死の話題に)戻って来るんなら、なおかつ
そのような現象学的な作業の果てに新たなる視点を獲得しているのなら
面白いけど、そうじゃねえんなら、
ほんまに「わたし病」って感じで敬遠しちゃうなあ、おい。
どうよ?ちゃんと読んだ人、俺様に教えろ、個ルァ!