09/03/31 21:04:20
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万城目 : 格式と面白さを、車輪の両輪として持っている小説があるんだって発見しました。
それまで、いわゆる名作と言われる近代文学って、ストーリー的にはイマイチおもしろくない、
というか、そういものとは違う次元で競っているもの、というイメージがあったんです。
ところが、小難しい感じなのに、読んでいておもしろい。歴史小説の形を取っているので、
その雰囲気も好きでしたね。格調の高さと面白さに、歴史の風格もプラスして、もう三冠王やな、と。
その時に漠然と、文章を書いたこともないのに、こんな小説が書けたら面白いな、格好いいな、
と思ったのかも。