07/09/13 20:03:18
後味悪いの?東野圭吾みたいな感じ?
101:無名草子さん
07/09/13 22:03:24
初期の居眠りモンゾーが、薀蓄と物語のバランスがよかった。
あと、半次の「揚羽の蝶」とか。
102:無名草子さん
07/09/16 18:55:09
マサミかマサヨシかはっきりしろ。
直木賞とったやつは物語としての爽快感がなかった。
ほとんどスポットの当たらない公事宿に焦点当てたのはおもしろいけど。
103:無名草子さん
07/09/25 00:33:29
次の木曜時代劇は藤沢周平「風の果て」か
藤沢作品は力を入れて作ってるから期待かな
104:無名草子さん
07/09/26 16:45:07
ほのぼの江戸人情モノ系でお薦めってなんですか?
宇江佐真理、平岩弓枝、宮部みゆきあたりは読みました。
105:無名草子さん
07/09/26 20:32:01
>104 山本一力
106:無名草子さん
07/10/01 20:06:49
澤田ふじ子の公事宿シリーズや高瀬舟シリーズ読んだけど人物のしつこくいやらしい会話に辟易した
親しい同士のくせに妙に絡んだ皮肉な言い回しや当てこすり、他人への抹香臭い説教
特に男性や子供の登場人物が嫌らしくねちっこく感じられて、ただの一人にも好感が持てない
京言葉に私が慣れていないせいかもしれないが、本当に京都の会話はあんな感じなのかな?
話し自体は悪くないし、こういう持ち味なんだろうけど澤田ふじ子は私には合わなかった
関西在住の方の感想を聞いてみたいな
107:無名草子さん
07/10/02 01:22:47
遊廓や、花魁についての面白い小説をぜひ教えてください。
108:無名草子さん
07/10/02 03:02:31
》107
宇江佐真理の甘露梅
吉原の習慣とかよく表現されててしっとりした感じの小説
109:無名草子さん
07/10/03 20:49:14
武士道というか、武士としての面目を守る、みたいのがテーマの作品てありますか?
110:無名草子さん
07/10/03 21:19:13
山ほどございますですよ・・・
111:109
07/10/03 21:35:21
時代物は柴錬ぐらいしか読んだ事ないので、
他の作者の作品で何かオススメお願いします
112:無名草子さん
07/10/03 21:47:45
>>109
司馬遼太郎の「燃えよ剣」「世に住む日々」はお薦め
113:無名草子さん
07/10/03 22:00:43
>>112
ありがとう
今度みてみる
114:無名草子さん
07/10/04 07:17:34
「燃えよ剣」は土方歳三
「世に住む日々」は吉田松陰と高杉晋作
115:無名草子さん
07/10/04 07:57:52
吉川英治の忠臣蔵
116:無名草子さん
07/10/04 19:36:26
『深川日向ごよみ』
こりゃおもしろい! 読まず嫌いだったな。
117:無名草子さん
07/10/05 22:26:37
>>109
読まない方が良いとは思うが、これも武士道。
山田風太郎「一・二・三!」。
「お玄関拝借」もいい。
118:無名草子さん
07/10/05 23:41:57
>>117
読まない方が良い、ってどういう意味?
119:無名草子さん
07/10/06 16:54:24
あまり話題にならないけど山本一力作、銀しゃりは傑作だ
120:無名草子さん
07/10/08 21:16:11
『吉原手引草』
これが直木賞???
121:無名草子さん
07/10/09 04:48:41
アマゾンの評価みたら、一人だけシビアだな
122:無名草子さん
07/10/14 08:10:32
和久田正明の火賊捕盗同心捕者帳シリーズ、話はまあまあだが登場人物の台詞にかなりの違和感を覚える
大名家の壮年の殿様が「まっ、いいか」、こそ泥が「人間関係を築く」とか
最近いいなと思ったのは今井絵美子の「鷺の墓」
特に広島、岡山、備後地域に住む女性にお勧め
それから藤原緋沙子もいいな
123:無名草子さん
07/10/14 23:27:39
春陽堂文庫は名作揃いだけど解説がないのがさびしい。
124:無名草子さん
07/10/18 13:45:31
私は解説があっても読み流すだけなんだけど、なんとなくないと物足りない感じがするね
最近の作家のを読んでて気になったんだが
「やる」を「あげる」と表現してることが多いように思う
例えば「猫に餌をやる」でなく「猫に餌をあげる」にしてある
「やる」の方が自然なときも「あげる」を使ってる
風野真知雄は特に気になる
何か理由があるのかな?それともただの癖かな?
125:無名草子さん
07/10/18 14:26:51
>>124
最早、家畜ではなくペットで家族の一員、敬称表現を用いる存在なのだろ
126:無名草子さん
07/10/18 21:30:36
鳥羽亮なんかも旗本が町人に話しかけるとき「あなた」とか言わせてるな。
127:無名草子さん
07/10/19 19:04:27
最近の小説は明治大正頃の感覚がないような気がする
128:無名草子さん
07/10/19 19:31:41
次の木曜時代劇は鞍馬天狗か
朝日文庫版が復刻されると良いな
129:無名草子さん
07/10/21 10:03:26
確かに現代の感覚で書かれてる作品が多くなったように感じる。
特に女性観、人権、職業意識、結婚観、子供、差別についてなど。
もちろん私自身、江戸時代の感覚が掴めている訳ではないが、違和感を覚えることがある。
130:無名草子さん
07/10/22 05:03:43
現代の感覚を入れる事で読みやすくなる、とでも考えてるんだろうか
131:無名草子さん
07/10/22 05:31:24
結局、最高傑作は何になるんですか?
132:無名草子さん
07/10/23 00:59:17
昨日読んだやつに出てくる女はひどかった
江戸時代に職業を次々変えてるのはまあいいとして、
武家の娘のくせに仕出し弁当屋、化粧師(エステまがい)、老人介護事業などなどを営み
すぐにやめて次の事業へ
しかも話し方が現代的
今までにない魅力的なヒロインを造形しようとして変な方向へ行ってるとしか思えない
楚々とした奥方や堪える女、あだっぽい年増、おきゃんな町娘みたいな
昔ながらの時代物ヒロインしか出しちゃいけないとは言わないが、説得力を持たせて欲しい
上手く騙して欲しいんだよな
133:無名草子さん
07/10/25 12:59:38
妙に現代のテイストを持ち込んだ小説は萎えるな
時代考証にばかりこだわって本筋がつまらんのよりはマシだが
鈴木英治を読んでるんだが、食事を旨そうに書こうと必死になってる感じだ
池波の影響かもしれんが、努力のわりにたいして旨そうに感じられないのが痛々しい
134:無名草子さん
07/10/25 20:01:22
> 食事を旨そうに書こうと必死になってる感じだ
佐伯大先生も同じw
135:無名草子さん
07/10/26 13:01:10
小松重男の侍シリーズは、みなさん読みましたか?
ユーモア時代小説なんだけど、ストーリー運びが上手くて文章の切れ味もいい。
男と女のああしたことを題材にしながらも、決して下品には陥らないところも流石です。
たしか、藤沢周平も褒めていました。
136:無名草子さん
07/10/26 18:56:59
前に小松重男読んだら、武家の隠居が尻の穴の周りのひだが48あるかどうか数えてたぞ
137:無名草子さん
07/10/26 19:06:26
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
大阪経済法科、帝京、帝京平成、帝京科学、東和、第一経済、第一工業、第一薬科
以上は一般に日本八大悪徳大学と呼ばれ、その醜悪ぶりは日本随一である。
そして上記の八大学は文科省の規定を破り、高校生を不正な手段で集め、文科省に見捨てられている。(助成金をもらえない)
具体例を挙げれば帝京は推薦で定員の8割以上を入学させている。(文科省の規定によると推薦では5割までしか入れてはいけない)今でもかなり偏差値は低いが普通の大学と同じように帝京が推薦枠を5割にしたら現在の偏差値より10は少なくとも低くなるだろう。
つまり上辺だけ格好をつけている汚い大学というわけだが、入学者の質の悪さは当然、日本最低ランクの奴等がウジャウジャいることになる。
次に大阪経済法科は定員の3倍以上の入学者(もちろん全て超ドキュン)を入れて文科省の規定を破り、見捨てられている。
最近ではすでに馬鹿の入学者も集まらなくなってきたようで、帝京とともに廃校は時間の問題と言って良い状態。
まあ、集めているとは言ってもどこにも入れない究極のドキュンしか集まっていないが。
つまりものすごく頭の悪い高校生を集めて金を稼いでいる営利団体だな。
東和、第一経済なども同じようなことで文科省から無視されているザマ。
しかもこれらの大学は実質倍率を公表しなかったりデタラメな数値を公表したりしている。
教育内容や施設・設備はとんでもなく劣悪なのにも関わらず、学費の高さは全国トップレベル。
間違ってもこの八つの大学にだけは入学してはいけない。
★★★★★★★★★★★★ 学校法人ではない隔離壁 ★★★★★★★★★★★★
ちなみに東和大学はすでに廃校が決定。
138:無名草子さん
07/10/26 19:09:42
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139:無名草子さん
07/10/26 21:11:39
小松重男は「ずっこけ侍」が抱腹絶倒。
米村圭伍も真っ青w
140:無名草子さん
07/10/27 05:26:03
飛鳥~奈良時代が舞台になるおすすめ小説がありましたら教えてください。
普段は池波・司馬・山岡作品をよく読んでいます。
141:無名草子さん
07/10/27 09:20:21
>>135
藤沢周平が褒めていた、と聞くとちょっと食指が動くな。と思ったら、「御庭番秘聞」を買って
読んでなかった。この週末あたり読んでみよう。
142:無名草子さん
07/10/28 18:56:48
剣豪小説で、本気で主人公が殺されちゃうんじゃないかって位に実力伯仲した
立ち回りが楽しめる作品を教えていただけないでしょうか?
あまり作品は数多く読んでないのですが、鳥羽亮なんかはよかったです。
シリーズ物になっちゃうとどうしても主人公があんまり窮地に立たされることなくなっちゃう
と思うんですが、連作でお勧めもありましたらどうかご教授下さいませ。
佐伯御大の磐音シリーズなんか、主人公側に剣の遣い手が1人しかいないから
いっくら戦っても負けが見えてこないです…
こう、シリーズ中で仲間が斬り殺されていくくらいのカタルシスのある作品が読んでみたいです。
143:無名草子さん
07/10/28 19:20:57
立ち回りは愉しめないかもしれんが(次の行で勝負がついていたりするので)、五味小説はおすすめ
仲間が切り殺される、ってのとは違うが柳生武芸帖なんかは柳生十兵衛だから無敵とか、そんなこと
とてもじゃないがいってられんw
144:無名草子さん
07/10/28 19:34:36
それはたしかにしょうがないw
145:無名草子さん
07/10/28 20:52:41
地元のリニューアルしたブックオフの時代小説コーナー
めちゃめちゃ充実しててありがたいっすわ
なかなか遭遇しない名作も古けりゃ100円コーナーだし
ただ官能小説コーナーがないのがなあ
146:無名草子さん
07/10/30 19:04:10
年寄りが活躍する、カッコイイ老人の話てどんなのがありますか?
147:無名草子さん
07/10/30 19:09:30
剣客商売
三屋清左衛門残日録
148:無名草子さん
07/11/01 16:51:55
家守綺譚良いね
149:無名草子さん
07/11/01 17:14:36
>>147
今度本屋行った時見てみる
ありがとう
150:無名草子さん
07/11/01 19:33:16
佐伯ナントカって作者、たくさん本出してるみたいだけど、
「このシリーズは読んどけ」っていうのある?
151:無名草子さん
07/11/01 20:03:05
どのシリーズも最初の5巻くらいまでは面白いよ
それを過ぎたあたりから、冗長になって内容が薄くなってくる
古着屋シリーズはオススメ
152:無名草子さん
07/11/01 23:06:22
>>150
酔いどれ小籐次だろうね。
153:無名草子さん
07/11/01 23:24:56
似たようなスレあったので、こっちにも投稿させていただきます。
教科書に載ってるような合戦(関ヶ原、桶狭間etc)の歴史小説読みたいんですけど
なにかオススメの小説あったら教えてください
154:無名草子さん
07/11/01 23:54:35
出た、マルチポスト宣言
155:ATU
07/11/02 20:56:49
それがしが尊敬いたす2代巨匠…池波先生,藤沢先生でござる。 ベタで相すみませぬ。
156:無名草子さん
07/11/03 13:21:25
どうも、90年代以降にデビューした時代小説家の作品には、食指が動かない。
佐伯泰英や鳥羽亮、山本一力とか。ついでに宮部みゆきも。
時代モノには不可欠な奥行きのある情緒が、あまり感じられないせいかな。
時代考証うんぬんは抜きにして、例えば池波正太郎や杉浦日向子の作品などからは、
「まさに当時の江戸そのもの」と錯覚しそうな、強烈で魅惑的な匂いが立ちのぼってくるように思う。
時を忘れて、その世界にどっぷりと浸れる心地良さ。
…最近は、そのくらい酔わせてくれる作家があまりに少ないと思わない?
山田風太郎、藤沢周平、白石一郎、隆慶一郎。
これらの先達に続く、真の大型作家が現れないものかなあ。
157:無名草子さん
07/11/03 13:22:50
>>156
つまりはちょんまげした現代人の小説ってことさ
158:無名草子さん
07/11/03 13:28:20
>>157
旨い言い方
TVの時代劇を見る感覚なんだよね
159:無名草子さん
07/11/03 13:36:09
笑える時代小説ベスト3といえば何でしょうか?
私のお気に入りは米村さんです。(それ以外、知らない)
160:無名草子さん
07/11/03 20:12:30
周五郎の「わたくしです物語」「彦左衛門外記」とか爆笑とかじゃないんだけどクスクス笑えて好きだな
161:無名草子さん
07/11/03 23:44:15
佐伯泰英はいい
これから評価も上がってくると思う
162:無名草子さん
07/11/04 00:28:52
私も一年前までは佐伯さんを高く評価してたけど、シリーズものが長くなってくると
グダグダ感がひどいと感じられて、最近は評価を下げてる
磐音なんて一冊でちっとも話が進まないし、馴れ合いみたいになってきて
いい所で切り上げられれば上手い作家だと思うけど
163:無名草子さん
07/11/04 09:10:27
佐伯はライトのベルチックだな
164:無名草子さん
07/11/04 14:32:36
なんか量産しすぎたんで今後は控えるみたいなこと言ってたね。
質が落ちたことに気づいたのかな?
165:無名草子さん
07/11/04 14:34:14
佐伯作品で酔いどれ小藤次シリーズが一番好きなんだが
最新作はなんかイマイチだった
1冊で完結してる異風者(いひゅもん)は復讐譚って感じで
佐伯作品の中では異質だけどなかなか面白い
166:無名草子さん
07/11/04 14:36:29
>>164
働きすぎで体調崩したから少し休養を取りたいって事らしいよ
そりゃ文庫書下ろしで年10数冊出してた訳だからしょうがないわね
167:無名草子さん
07/11/04 14:38:51
> 最新作はなんかイマイチだった
同意。今までの半分以下。
鎌倉河岸もつまらなくなったような…
168:無名草子さん
07/11/04 15:19:33
鳴海丈の新刊のカバー・・・なめとるのかw
169:無名草子さん
07/11/04 16:19:43
軽く読める時代小説の名作をあげてくろ
初心者向けというか
170:無名草子さん
07/11/04 16:37:33
粗製濫造になってたか
数を出しても質が落ちないのは、池波や司馬とか本物の作家だけ
171:150
07/11/05 23:30:06
みなさんレスどうもです。
酔いどれ小籐次を買ってみます。
172:無名草子さん
07/11/06 11:11:34
佐伯泰英は『密命 見参!寒月霞斬り』で主人公に思いをよせる女に、言葉で「好きです」と
言わせてすましちゃうようなラノベっぽさに興醒めして、それから読んでない。
173:無名草子さん
07/11/06 21:32:05
確かに「好きです」は萎えるな
「アイラブユー」を「月が綺麗ですね」と訳すくらいの床しさが欲しい
174:無名草子さん
07/11/06 22:14:58
なんだか「荒野の決闘」の最後のセリフを思い出した
175:無名草子さん
07/11/07 11:45:43
山本兼一、遠藤周作の作品を読んで、歴史小説にはまりました。
反逆、侍に本当に感動しました。
次は、戦国時代~江戸時代あたりの話を読みたいです。
なにかおすすめありますか?
176:無名草子さん
07/11/07 20:01:20
>>175
高橋克彦「天を衝く」
隆慶一郎「影武者徳川家康」
白石一郎「海狼伝」「海王伝」「海将」
宮本昌考「ふたり道三」「剣豪将軍義輝」
山本周五郎「樅の木は残った」「栄花物語」「天地静大」
松本清張「西街道談綺」「天保図録」「かげろう絵図」
杉本苑子「孤愁の岸」
などおすすめ。
177:無名草子さん
07/11/08 01:08:13
古代を扱った本は少ないんですね
178:無名草子さん
07/11/08 07:59:01
>>177
黒岩重吾、豊田有恒くらいしか思い当たらんな。
179:無名草子さん
07/11/08 10:51:09
タイムスリップ大戦争
180:無名草子さん
07/11/08 12:03:20
>176
ありがとうございます。
すぐにメモもってブックオフ行って来ます。
181:無名草子さん
07/11/08 16:59:04
関が原合戦に挑戦しようと思って
司馬の関が原と堺屋の大いなる企てを迷ってます。
どちらがお勧めですか?
182:無名草子さん
07/11/08 17:24:34
そりゃあ司馬のほうでしょ、堺屋太一のは何というかビジネスマン向けなんだよね
それと、岳宏一郎の「群雲関ヶ原へ」もおすすめ
183:無名草子さん
07/11/10 08:18:27
江戸の町人がど真ん中とかおみそ汁とか言っていると萎えるのぅ…
184:無名草子さん
07/11/10 15:46:23
言いはじめるとたとえば、連中が「はい」っていってるのもいかんってことになるけど、そういうのはわかるな
185:無名草子さん
07/11/10 22:44:13
わしは書き下ろし文庫の文字のデカさに萎えるな
ガキの読み物みたいで
186:無名草子さん
07/11/10 23:15:40
お年寄りに優しい仕様じゃないの?
187:無名草子さん
07/11/11 03:24:39
それよりもページ数増やすためなんじゃないのかな。
枚数多い方が値段が上げられるし。
188:無名草子さん
07/11/11 20:42:44
江戸時代が舞台でマイナーだけどお薦めの小説があれば教えてください
ちなみに好きな作家は上田秀人、佐伯泰英です
189:無名草子さん
07/11/11 21:07:02
>>188
角田喜久雄「半九朗闇日記」
戦前の探偵小説と伝奇時代劇が好きならはまると思います。
190:無名草子さん
07/11/11 21:08:01
伝奇時代小説でした…
191:無名草子さん
07/11/12 02:36:13
188です。
>>189さん、早速ありがとうございました。
戦前の探偵小説、伝奇時代小説も好きなので、明日、本屋に行ってきます。
まだありましたら教えてもらえるとうれしいです。
192:無名草子さん
07/11/12 08:13:39
>>191
山手樹一郎「又四郎行状記」「江戸名物からす堂」「浪人市場」等。
江戸時代ならこの人は外せないでしょう。
宮本昌孝「藩校早春賦」「夏雲あがれ」
さわやかな青春時代小説。
司馬遼太郎「風の武士」
司馬にしては珍しく江戸中期が舞台。
藤沢周平「闇の傀儡師」
これも藤沢には珍しい伝奇時代もの。
高橋克彦「舫鬼九郎シリーズ」
柳生十兵衛、天竺徳兵衛など多彩な人物が登場。
山田正紀「吉原蛍天神」「早春賦」「天呆からくり船」「天動説」「風の七人」
SF作家、推理作家として著名ですが、時代ものも面白いものを書いてます。
193:無名草子さん
07/11/12 15:16:32
追加。
半村良「どぶどろ」
宮部みゆきもお手本にした名作。
山田風太郎「おんな牢秘抄」
忍法帖で有名ですが、これは忍者の出て来ない時代小説。ヒロインが強くて
かわいいです。他に「白波五人帖」「いだてん百里」「旅人国定龍次」もお
すすめ。
北方謙三「風樹の剣」「降魔の剣」「絶影の剣」「鬼哭の剣」
ハードボイルド時代小説。
千野隆司「逃亡者」
江戸暗黒街もの。
森村誠一「虹の刺客」
三大お家騒動のうちの一つ伊達騒動を描く。
194:無名草子さん
07/11/13 01:20:10
191です。
>>192さん、こんなにありがとうございます。
毎日暇でしたが、沢山教えてもらえて、しばらく楽しめそうです。
残念ながら>>189さんの本が見つからなかったのですが、
また明日にでも別の本屋に行ってみますね。
195:無名草子さん
07/11/20 12:09:02
さいきん宮城さん、峰さんの本が店から少しづつ減っているみたいな気がした。
196:無名草子さん
07/11/20 14:56:48
時代小説はどんどん新しい人が出てくるからなぁ
197:無名草子さん
07/11/20 17:27:45
近頃は佐伯って人が書店で幅をきかしているね
・・・読んだこと無いけど
198:無名草子さん
07/11/20 19:28:35
新人よりも過去の名作を読みたいなあ
時代小説名作全集て文庫シリーズをどこか出してくれ
199:無名草子さん
07/11/20 19:29:57
文久元年の万馬券
いやーおもしろかった。でも島津久光の行列が「下にー下に」はアリ?
200:無名草子さん
07/11/21 00:02:25
本来、コハダが出回るべき時季にサンマが出てきたから「しらけた」
とか言う読み手が多数派なんですかね? 時代ファンってのは。
201:無名草子さん
07/11/21 00:52:38
話が面白けりゃ少々のことは気にならない
けど話がつまらなければとても気になるものです
202:無名草子さん
07/11/21 04:53:34
ごもっとも
203:無名草子さん
07/11/21 06:14:53
島原の変を扱った小説があったら紹介してください。
204:無名草子さん
07/11/21 08:16:02
エロイムエッサイムエロイムエッサイム・・・
205:無名草子さん
07/11/21 09:08:42
おもしろい話でもちょっとした間違いで白けるのです。
206:無名草子さん
07/11/21 14:25:21
石月正広の「握られ同心」読了
主人公が結わえ師という綱や水引などを結ぶ特殊な職業についているので
それを使った犯罪捜査(結び方で犯人の職業や利き手をあてるとか)
を期待していたのだが、主人公は「動物や人の間の心の糸が見える」
とか電波な事を言い出しその超能力で捜査を進める
結わえ師の設定はいかされておらず、結びに関するウンチクもほとんど無し
殺しの動機もちょっと時代小説を読んでいる人間ならすぐにピンとくるもので意外性が無い
主人公はカブキモノというが、ただの電波強引チキン野郎
薄い本なので一気に読めるのとカバーの安里英晴のイラストはいいな
あえて褒めるとしたらそのくらいかな
207:無名草子さん
07/11/22 04:35:29
ラノベみたいだな
208:無名草子さん
07/11/22 12:48:43
どこを握られてるのか凄く気になる
209:206
07/11/22 16:14:47
》208メール欄
210:無名草子さん
07/11/22 18:14:57
結わえ師という副題を見て、 宇能鴻を想像してしまった…
211:無名草子さん
07/11/22 20:20:18
ラノベよりも少年ジャンプの読み切りを想像した
212:無名草子さん
07/11/22 20:45:03
ラノベ好きは実在の人物とか史実があんまり出てくる時代劇は好きじゃない。
いわば時代劇を架空世界のファンタジーとして、とらえてる。
一方、時代ファンは、現実の史実とか考証を無視した時代劇は邪道と考える。
個人的には両方あればいいじゃんねと思うがね。読み手の好みが違うんだから。
213:無名草子さん
07/11/23 23:39:58
荒山徹と宇月原晴明以外に
山風テイストのある若手作家いる?
214:無名草子さん
07/11/24 10:26:33
》206
その本、俺は主人公の中二病が気になった
「役人はみんなあくどいことをやってるんだ」ってお前どこの中学生だよ
215:無名草子さん
07/11/27 08:04:07
鈴木英治読んでるんだが、話の筋は面白いのに会話文が不自然で気になる
「○○さんに感謝ですね」とか
「ずいぶん疲れた顔色をされているなあ、と思いまして」とか
なんと言っていいかわからないが、読んでいると江戸時代の人物として
違和感を感じる台詞が多い
それに百姓が町方の役人に薪を集めるのを手伝って下さいって頼んだり
中間が仕えている主人と殴り合いをしたり(幼なじみとはいえ)
それは無いだろって感じてしまう
それと上で誰かも言ってたけど食べ物の描写も下手くそ
一生懸命旨そうに書こうとしてるけど、池波みたいに粋でもない
「素材本来の旨さを充分に引き出しているように感じられた」
なんて今時のグルメ番組じゃあるまいし、そんな風に書いてしまうところがダメ
全体的に野暮ったい
ストーリー展開はわりと好きだけどね
216:無名草子さん
07/11/29 16:48:34
ここ数年、文庫書き下ろし作品がまるで読めない。
新潮・文春・角川・講談社以外の出版社から刊行される時代モノのクオリティが、総じて低いように思われる。
先に挙がった鈴木英治や六道ナントカ等は、文章がもう…。
諸田玲子は意外と読めた。
217:無名草子さん
07/11/29 17:51:31
確かに鈴木英治の台詞まわしはひどいよな
日本語としてはおかしくないのに、時代小説の中では浮いてる
218:無名草子さん
07/11/29 17:55:42
完全に現代語だもんね…
219:無名草子さん
07/11/30 00:41:41
諸田玲子は「お鳥見女房」がまったりとしてていいね
NHKの木曜時代劇向きだよなあ
220:無名草子さん
07/12/01 03:58:47
「あら、永井路子の小説に比べれば、まだましなほうだわ。そうよね、お志摩?」
「お姫様ったら。またお転婆な口利きを・・・」
221:無名草子さん
07/12/01 20:44:14
>>219
ちょっとほのぼの度が高すぎのような… 武家物って点でも今いちだし。
222:無名草子さん
07/12/04 01:32:23
築山桂の読んでたら「お鶴といいます」って自己紹介シーンがあった
自分の名前におをつけるか?
「鶴と申します」とかにすればいいのに
223:無名草子さん
07/12/04 23:11:40
誰の小説だか忘れたけど、自分の名前に「お」をつけて言った女の子に
それは違うと主人公が正していたのがあった。
224:無名草子さん
07/12/05 17:08:33
司馬遼太郎とか吉川英治くらいしか読んだことのない私にお勧めの小説が
あったら紹介してもらえないでしょうか。SF板には「これだけは読んどけ」って
スレがありますが、歴史・時代小説にもあんなのがあればいいなと。
本屋に行ってもいろいろありすぎて、なかなか決められないので。
225:無名草子さん
07/12/05 17:16:55
じゃあ、山岡荘八や海音寺潮五郎‥では進歩が無いな。
いっその事、ぐっと趣を換えて、小説ではないが、
塩婆の『ローマ人の物語』でも行くか?
226:無名草子さん
07/12/05 18:42:19
季節もので大佛次郎『赤穂浪士』
最近読んだけど、まさに「これだけは読んどけ」って気ぃします。
227:無名草子さん
07/12/05 20:33:22
忠臣蔵なら山田風太郎の「忍法忠臣蔵」もどうだろう。
設定自体がしびれる。
「妖説忠臣蔵」と言う作品もある。
読んでないが
井上ひさしの「不忠臣蔵」も気になる。
228:無名草子さん
07/12/05 21:37:52
>>224
岡本綺堂「半七捕物帳」
捕物帳の元祖にして最高傑作
最も江戸情緒を味わえる時代小説でもありますし
「これだけは読んどけ」に当てはまると思いますねー
229:無名草子さん
07/12/06 03:59:24
井上ひさしの「不忠臣蔵」は面白いよ
井上ひさしは人間としては最低の部類だがな
230:無名草子さん
07/12/06 07:33:50
忠臣蔵モノは虚構ではあるにしても、創作された時期に於ける
最新の研究成果を踏まえて、という事はあるからその意味で
最近の作品の傑作というのは‥どうかな?
231:224
07/12/06 17:11:54
どうもありがとうございます。忠臣蔵は季節に合っていてよさそうですね。
いろいろお勧めを紹介してもらえたので、読み比べてみたいと思います。
『ローマ人の物語』はあまり興味がないというかよく知らない方面なので、
余裕があれば読んでみることにします。
232:無名草子さん
07/12/06 22:33:32
遅レスで申し訳ないけど
>>140=177
自分も古代の作品が読みたいので探してる。
確かに歴史書みたいなのはあっても、小説となるとなかなか無いかも。
まだ読んでないけど、最近狙ってるのが、橋本治の双調平家物語。
「日本の古代とはどういうもので、その古代の終焉がいかに大きな意味をもっているか」
というような内容らしいから、まさに古代>>177
平家物語の現代訳では無く、新しい視点からの創作らしくて、
1巻はいきなり大陸から始まり、なんと源平合戦がはじまるのが最終巻だから、その間全部古代w
飛鳥~奈良時代は
蘇我氏と大化の改新の2巻
壬申の乱と藤原氏台頭の3巻
遷都を重ねる彷徨える聖武帝の物語が4巻
5巻で桓武帝の登場
この辺り
たぶん全巻通して読まなくても、楽しめそうな感じがするけどどうかな。>>140
いいのみつけたと思ってるんだけど。
233:無名草子さん
07/12/07 19:55:07
>>224
あそこの質問フォームっぽくどんなんが読みたいか書いてみるといい
234:無名草子さん
07/12/07 20:00:09
平安初期なら澁澤龍彦「高丘親王航海記」だな
235:無名草子さん
07/12/07 22:04:07
あれ平安初期なんだw
異世界の話として読んでた
236:無名草子さん
07/12/08 17:24:13
時代もので、文庫本にして10ページぐらいの名作ってある?
朗読するのに探してるんだけど、この短さのは見つからない……
237:無名草子さん
07/12/08 17:39:22
「喪神」は16、7ページだな
長い?
238:無名草子さん
07/12/09 16:09:43
喪神をみたら、カムイ伝を思い出した。
239:無名草子さん
07/12/09 19:31:30
星新一のショートショートになにかありそだけどね。
240:無名草子さん
07/12/10 16:59:34
>>236
忍者ハットリくん
241:無名草子さん
07/12/10 23:54:14
いろいろ短いのを探してみたら、あいにく星新一ので時代ものは見つからなかったんだが
星新一の後継者といわれてる江坂遊の「仕掛け花火」って本に
「月光剣」って時代ものがあって5ページほど。
名作とは思わないが見つけた中では一番短かった。
講談社ノベルスでこの11月に復刊したばかりだから、
本屋で平積みになってるだろうから立ち読みしてみては?
あとは上の方でも話題になった井上ひさしの「不忠臣蔵」の連作の一つ「武具奉行灰方藤兵衞」
これは16ページ程。
話しの内容は面白いし、全て会話文で構成されてるので朗読には向いてると思う。
ただし男色もの(エロシーンがあるわけではないが)なので注意が必要。
よく出来てるし井上ひさしは舞台の脚本を手掛けるだけあって会話のリズムもいい。
講談社文庫の「花散る里の伝説(時代小説傑作選)」っていう
日本文芸家協会編集のアンソロジーの中に収録されてる。
242:無名草子さん
07/12/11 18:14:09
大佛次郎の赤穂浪士って面白い?
なんだか忠臣蔵読みたくなっちゃった
243:無名草子さん
07/12/11 18:40:43
面白いと言うより「基本」
しってるだろう逸話はもれなくまんまかたられる
244:無名草子さん
07/12/11 20:04:32
逸話がどれだけあるのか知らないけど、
赤埴げんぞうが兄貴の羽織と云々とか、
ようぜんいんが内蔵助に詰め寄るとかは無かったよ。
ちょっと楽しみにしてたんだけど……
でも面白かった。今月復刊したからすぐ買えるよ。
245:241
07/12/16 23:54:54
≫236の人
もう探してないかも知れないが星新一の「殿様の日」に短いのがあった
「ねずみ小僧次郎吉」「薬草の栽培法」「かたきの首」「厄よけ吉べえ」
もっと短いのが「だれかさんの悪夢」の中の「一本の刀」
ご参考までに
246:無名草子さん
07/12/18 00:35:19
今年のNHK新春時代劇は「雪之丞変化」なのな。
便乗商売で文庫復刻してくれるとよいなあ。
電子書籍だとどうも読む気がしなくてさ。
247:無名草子さん
07/12/18 15:39:41
ハードボイルド系時代小説のお奨めがありましたら教えてください。
好きな作家は門田泰明です。最近の本でも、昔の本でも構いません
248:無名草子さん
07/12/18 20:13:01
眠狂四郎
249:無名草子さん
07/12/18 20:28:09
木枯し紋次郎は?
250:無名草子さん
07/12/18 20:56:09
>>247
峰隆一郎
251:無名草子さん
07/12/18 21:23:07
>>247
『はぐれ十左御用帳』
252:無名草子さん
07/12/19 21:41:53
>>247
戸部新十郎 「服部半蔵」全10巻
253:無名草子さん
07/12/20 22:15:49
>>247です。みなさん、いろいろと教えて頂き、ありがとうございました。
小説ではまだ見たことがないので、全部読んで見たいと思います
254:無名草子さん
07/12/22 13:14:28
鈴木英治、江戸きっての大店の主を「江戸っ子」と書いてはいかんな…
255:無名草子さん
07/12/22 19:48:12
鈴木栄治のを時代ものだと思って読む方が悪い
256:無名草子さん
07/12/23 18:13:43
>>255
そうだよな、やっぱり佐伯泰英だよなwww
257:無名草子さん
07/12/24 01:27:37
尾崎秀樹の解説がついてると少し得した気分になる
258:無名草子さん
07/12/24 20:49:28
ハードボイルドってのとは違うけど
「御家人斬九郎」、「刺客請負人」辺りはえらく格好良い
259:無名草子さん
07/12/24 23:42:11
佐伯秦英で、居眠り磐音以外でこれはおもしろいぞ、ってのがあれば教えてください。
居眠り磐音シリーズを図書館で借りようとするんですが、
いつも貸し出し中なんで、他のを読んでみようと思ってるんです……
260:無名草子さん
07/12/25 01:50:51
文庫ぐらい買って読みなさいよ
261:無名草子さん
07/12/25 09:26:07
佐伯なら古着屋シリーズがお勧め
船や海が出てきて豪快だし
あとは鎌倉河岸のシリーズも悪くはないけど、私は主人公が好きになれない
262:無名草子さん
07/12/25 11:05:53
>>259
佐伯作品で磐音シリーズ以外だと有名所は鎌倉河岸シリーズ、密命シリーズかな
でも、ほとんどの作品が主人公が強い、爽やか、女性にもてるの完璧超人で
話が出来すぎだろうって感じはある
とりあえず沢山出てるから色んなシリーズの1作目でも読んでみて
キャラや舞台、時代背景などから好きな作品を見つけるといいですよ
263:無名草子さん
07/12/25 15:39:11
佐伯本は文字がでかくて、なんか損するような気がして買う気が失せるのだが
狩りシリーズだけは、みっちり字が埋まっているので買って読んだ。
264:259
07/12/25 22:52:52
密命は、冒頭部分は読んでみました
他の作品も、1作目なり冒頭なりを覗いてみます
他もそうですが、確かに、主人公が超人みたいな作品が多いようですね
古着屋シリーズも、今度読んでみます。
早速のレスありがとうございました
265:無名草子さん
07/12/26 02:47:10
古着屋は一応完結してるしお試しにはいいかもな~
一時期はまってほぼ揃え、今ではどれも似たような感じの展開になってなんだかなあと思いつつ
なんだかんだで続きが気になるタチなんでまだ読んでるが(交代寄合は長崎の女が嫌いでやめたw)
幾つものシリーズがそれぞれいったい何巻まで続くのか不安になる…
好きな話はいいけど個人的に一番どうでもいい磐音シリーズがまだ半分てとこにショックを受けたwww
266:無名草子さん
07/12/26 08:39:48
密命シリーズは主人公が家族をかえりみない所が腹がたった
娘と息子と新しい女房までいるのに死んだことにして身を隠したり
(その間家族は生活に困窮)
息子は父親の影響で父親と同じような危険なうえに安定しない道に進もうとするし
女房はたまったもんじゃない
どんな職につこうと、どんな生活をしようと勝手だが、
そんな人は家族を作るべきじゃないと思う
責任感が欠如してる
磐音もお紺を妻にするとか言い出した辺りで嫌になり読まなくなった
267:無名草子さん
07/12/26 14:10:44
家族の方が先に居たわけだしなあ
268:無名草子さん
07/12/27 09:38:56
確かに密命の死んだことにした話はひっかかったな
家族にも告げずに死んだふりをして身を隠してたが
その間に女房が新しい男と出来たり
生活に困って身を売ったり(金も残してなかったよな)
なんて可能性を考えなかったんだろうか?
しかも家族が事実を知った後で許してくれると思ってる辺りに
男の傲慢さを感じる
269:無名草子さん
07/12/27 15:35:47
いよいよ
安部竜太郎 日経連載小説が始まるらしいね
270:無名草子さん
07/12/27 16:33:29
初佐伯で交代寄合伊那衆異聞読んだ。
テンポがよくて冒頭から前半は引き込まれたが、
読み終わってみると、なんか物足りない。続いて2巻も読んでみるが。
これを勧めてくれた知り合いが、
「池波や藤沢の小説なんて古臭くて読めない」と言っていたが、
時代小説を「古臭い」と否定するとはちょっと・・・
271:無名草子さん
07/12/27 17:30:12
内容じゃなくて文体が古くさいんじゃね?
272:無名草子さん
07/12/27 20:28:00
文体はあうあわないあるからなぁ
どんなに面白い傑作といわれていても文体があわなくて
読み進められないのとかあるし。
273:無名草子さん
07/12/27 22:38:00
文体があわなくて好きになれなかったと言えば佐々木味津三だな
274:無名草子さん
07/12/30 23:06:58
来年は「富士に立つ影」を読んでみたいなあ
275:無名草子さん
08/01/01 22:54:04
謹賀新年
今年もたくさん時代小説を読めますように
276:269
08/01/05 23:44:50
連載は 東京新聞夕刊 だった。家は日経もとっているので
混同してしまった。すんません。
277:無名草子さん
08/01/07 11:19:27
平将門の小説でお勧めがあれば教えてください
吉川英治の読んだけど、架空人物の影響が強いうえに
将門本人にその気がないのに大反乱になってしまいました。
って設定が受け付けませんでした。
278:無名草子さん
08/01/07 19:34:23
海音寺潮五郎かな?
吉川英治のもおれは好きだけどね。
279:無名草子さん
08/01/07 22:58:16
高橋直樹は?
将門は読んでないけど、他の作品は良作ぞろいだよ。
280:無名草子さん
08/01/08 00:09:05
帝都物語
281:無名草子さん
08/01/08 01:07:50
峰不二子みたいな色っぽい女が出る話ない?
282:無名草子さん
08/01/08 06:10:30
>>279
高橋直樹はいいね。
最近ハマってます。「鎌倉擾乱」「霊鬼頼朝」がすごくおもしろかった。
絶版・品切れが多いんで、古本屋行脚。
283:無名草子さん
08/01/08 08:04:53
吉川英治のは時代小説だからね
ヒーローが反乱分子じゃ話を作りづらいでしょ
山岡荘八の徳川家康も、家康は豊臣家を潰したくなかったけど
家臣達が勝手にやったって感じだもんね
284:無名草子さん
08/01/08 09:30:24
277です
レスくれた人ありがとう。
とりあえず、一冊も読んだことない高橋直樹を試してみます
帝都物語は読んだことあるw
285:無名草子さん
08/01/08 22:05:18
高橋直樹は「平将門」や「闇の松明」なんかもおもしろい。
286:無名草子さん
08/01/11 06:21:24
絶版多いよな、高橋作品
287:無名草子さん
08/01/12 00:08:36
長谷川卓の作品、特に北町奉行所捕物控シリーズは本当に面白い。
一気に全作品を読んでしまった。どのシリーズの主人公も素敵で魅力的。
難点は寡作なこと...
288:無名草子さん
08/01/12 09:46:52
今影武者徳川家康読んでるんですけど
武田忍びの年より(飛助)が死ぬあたりがかっこ良くて
そんな感じの中年~老年がかっこ良いお薦めってありませんか
特に忍者に限りません、アバウトな注文ですみません。
最近になって時代小説読み始めたんですけど
日本史の基礎すらなってないと結構読むのが難しいですねー。
289:無名草子さん
08/01/12 21:53:46
>288 池波正太郎「剣客商売」だな。
290:無名草子さん
08/01/12 22:37:15
神州魔法陣の下巻が売ってない~~
291:無名草子さん
08/01/13 00:45:54
>>288
佐伯泰英の酔いどれ小籐次留書シリーズの主人公が49才で当時としては初老だね
292:無名草子さん
08/01/15 01:39:38
>>288
老人だけではなく中年でもOKみたいなんで、
海音寺潮五郎:「おどんな日本一」
を推しておきます。
体捨流の始祖である丸目蔵人を主役にすえた作品なんですが、主人公の
兵法バカ親父っぷりに、いつしか胸が熱くなる。そんな物語です。
293:無名草子さん
08/01/15 13:23:56
>>288
忍者なら真田太平記
藤沢周平の用心棒日月抄シリーズは、
最終巻が数十年後の話しだから、年取った主人公が出てくる
伊能忠敬を描いた小説なら確実に老人もののはず
294:無名草子さん
08/01/15 20:29:22
>>292
もう新書ないでしょ。古本じゃないと見つからないんじゃない?
295:288
08/01/16 09:35:52
みなさんレスどもです。
>>289 剣客商売は何冊か読んだ事あります!、
池波さんの文章は読みやすいので歴史オンチの自分にはありがたいです。
>>291 そのシリーズは知らなかったです、今度挑戦してみます
でもタイトルの付け方面白いですねこの方。
>>292 294さんが言ってるみたいに絶版みたいですね、図書館か古本で
捜してみます、きっと縁があればみつかると思うので。
>>293 真田太平記は読みたいリストに2年前から入ってるのにいまだ未挑戦で…、
いい機会なので影武者終わったら挑戦してみます。
影武者はようやく下巻に入ったんですが、史実の記述が多くって
すぐ頭が混乱します、六郎とか風斎とかがあちこち動き回ってるのは
読んでてすごく楽しいんですけど…。
隆さんこういう史実を事細かに書くのが好きなんでしょうね
個別レスは不要かと思ったんですがありがたかったので、ウザかったらすまんす。
296:無名草子さん
08/01/18 00:12:23
木曜時代劇の鞍馬天狗
最初に書かれた「鬼面の老女」がベースなんだねえ
東映や大映の痛快娯楽時代劇のノリで個人的には楽しめたけど
とてつもなく脚色してるので原作やこれまでの鞍馬天狗が好きな人は見ないほうが良さそうです。
297:無名草子さん
08/01/18 02:00:23
鞍馬天狗、普通に楽しめたよ~
原作ブックオフに無いかな
298:無名草子さん
08/01/18 23:32:10
傑作選のようなのが出るみたいよ>鞍馬天狗
少し前に新聞に広告が載ってた。
でも文庫じゃないからチト高いけど。
299:無名草子さん
08/01/19 16:42:47
冬は仕事暇なのでじいちゃんの本棚から、引っ張り出して
読んでるんだけど、隆 慶一郎の 一夢庵風流記・柳生非情剣
南条 範夫の変人武士道、池波 正太郎の 剣客商売 狂乱を最近読んだ。
どれも面白かった。
ただ、剣客商売は続き物だったみたいで??の部分があったけど…。
また本棚からさがさにゃ。
変人武士道は今さっき読み終わったばかりだけど、かなり面白かった。
シグルイの原作の人だよね?
300:無名草子さん
08/01/19 17:36:44
>>299
南条範夫は絶版だらけだから大事に保管するべし。
301:無名草子さん
08/01/19 20:40:59
>>299
剣客商売はシリーズ第一作「剣客商売」から最終作「浮沈」まで、
計15冊(+番外編「黒白」)がある。
「狂乱」はシリーズ第7作なのでちょうど真ん中くらい。
単独でも読めないことはないが通して読んだ方がより面白いので、
読むなら是非とも頭から。
302:無名草子さん
08/01/19 23:02:41
「ないしょないしょ」ってのも有ったな
303:無名草子さん
08/01/20 08:57:29
三冬役が大路恵美から寺島しのぶに変わって萎えたっけな
小太郎編が読みたかった・・・
304:無名草子さん
08/01/25 10:55:45
気分転換に気楽に読めるのどかな感じの
時代小説のおすすめはないでしょうか
佐伯作品なら「磐音」みたいな。
できればシリーズで複数巻でてるものを希望。
305:無名草子さん
08/01/25 23:10:47
>>304
出久根達郎の、御書物同心シリーズは、けっこうほのぼのしてる。
短編だから、気分転換にちょうどいいと思うよ。
最近、全然読んでなかったんだけど、『御宿かわせみ』っていつのまに明治時代に舞台を移してたんだ…。
しかも主要メンバーの何人かがメル欄とか、すごい衝撃を受けた…。
もう読めないorz
306:無名草子さん
08/01/25 23:29:27
>>305
シーズンが進む度にめちゃくちゃになってく米ドラマみたいだな
307:無名草子さん
08/01/26 01:39:20
今、燃えよ剣の下巻読んでるんだが次どの司馬作品読むべきかな?ちなみに燃えよ剣が初めて
普段はミステリしか読まなくて歴史の予備知識もあんまりないんだが・・・
坂の上の雲、竜馬、峠、関ケ原あたりを考えてる。
高3で受験終わったから時間はあるんだ。
308:無名草子さん
08/01/26 07:36:39
>>307
受験お疲れ
時間たっぷりあるなら、「龍馬がいく」かな
「関ヶ原」は、「国盗り物語」→「新史太閤記」→「関ヶ原」→「城塞」の順がいいかも
309:無名草子さん
08/01/26 10:50:22
>>308
ありがと。大変参考になった。
310:無名草子さん
08/01/26 11:31:31
>>305
ありがとう、なかなか面白そうなので
さっそく本屋に行ってきます
311:無名草子さん
08/01/26 19:35:55
はやぶさ新八は小かんが好きになれなくて読むのやめちまったな
312:無名草子さん
08/01/26 20:01:07
桃山ビート・トライブって面白い?
313:無名草子さん
08/01/26 20:46:54
>>310
金曜時代劇の小かん=荻野目恵子はよかったよ
314:無名草子さん
08/01/28 20:57:57
小かん
おかんって読むのかこかんって読むのかですごい迷ってるんだが
315:無名草子さん
08/01/28 21:28:00
どっちも微妙だもんな
316:無名草子さん
08/01/31 18:26:34
>>314
ルビは“こかん”って振ってあるね
317:無名草子さん
08/02/01 22:48:29
忠臣蔵をはじめて読みたいんですが推薦してください。
一番面白かったというより一番スタンダードのものをまず読みたいと考えて
ます。
318:無名草子さん
08/02/01 23:36:50
>>317
大佛次郎の「赤穂浪士」
319:無名草子さん
08/02/04 17:55:28
鎌倉時代末期~南北朝までを描いている小説のお薦めをお願いします
北方の南北朝ものは大体は読みました。吉川さんは長すぎて無理っす
320:無名草子さん
08/02/04 21:03:53
>319 山田智彦「蒙古襲来」
321:無名草子さん
08/02/04 21:23:43
>>319
谷崎潤一郎の「乱菊物語」
伝奇な上に未完だけど…
322:無名草子さん
08/02/06 07:59:35
亀スマン
出久根達郎は「おんな飛脚人」もおすすめだ。
確か二冊くらい出てたような。
323:無名草子さん
08/02/06 08:12:55
米原涼子がドラマで主演してたやつだな
324:無名草子さん
08/02/06 16:32:47
御宿かわせみ』の明治編は自分の中では無かった事にしてるよ…
宇江佐諸田松井北原澤田辺りは読破したので
若手の築山桂、今井絵美子、片岡麻紗子読んで見ます。
他にお勧めの女流作家を教えてください。
325:無名草子さん
08/02/06 22:28:14
>>323
米倉なのか篠原なのかはっきりせんか!
326:323
08/02/07 12:40:06
ありゃま。米倉だったな スマソw
327:無名草子さん
08/02/07 21:59:22
つか飛脚は本上まなみでは?
328:無名草子さん
08/02/08 15:06:56
>324
女流作家専門なの?
329:無名草子さん
08/02/08 16:20:16
スレ違いだったらごめんなさい。佐伯さんの磐音シリーズの朧夜・・・
を本屋さんで売れてるベストワンに選ばれていたので初めて読んだのですが、
ファンの方には申し訳ないのですが、どこがそんなに面白いのかわかりま
せんでした。途中までは楽しく読んだのですが、最後の件でガッカリです。
人気シリーズみたいなので、最初の数巻は面白かったのでしょうか?
マンネリズムの効能は色々あるとは思うのですが怠惰によるマンネリズムは
もやは逆効果ではないかと感じられました。
シリーズもののたったの1つをあげつらって評価するのはよくないと思います
ので、他の巻も手に取る方がいいのかご意見お聞かせ下さい。
330:無名草子さん
08/02/08 21:18:57
え~っと
ちょっと気になったのですがよくシリーズ物を
途中から読まれるんですか?、いや悪いってわけじゃないんですが
そういう本の読み方って結構珍しいと思いまして、、、
盛り上がってる宴会に途中から参加するようなもので
楽しめるかどうかはまあ本人次第かと。
一応売れてるってことは多くの人が面白いと思っているのでしょう。
読みやすい文体ですしね。
331:無名草子さん
08/02/08 21:19:14
>>329
初めの頃は今よりはマシだった。
だんだん話が間延びするようになって、ここ2,3作は特につまらない。
332:無名草子さん
08/02/08 22:12:40
結局は好みだからなあ
古本屋に行けば叩き売ってるから取りあえず読んでみれば
333:無名草子さん
08/02/09 02:47:22
佐伯泰英ってけっこう図書館にある印象なんだが
334:無名草子さん
08/02/09 02:49:44
磐音って佐伯作品の主人公には珍しく必殺技(w の名をつぶやかないね
335:無名草子さん
08/02/09 08:19:46
>>333
佐伯康英は作品数が多すぎるからですよ
336:無名草子さん
08/02/09 22:02:14
古本屋でちらっと見かけただけなのでうろ覚えなのですが…
根岸肥前守が主人公の捕り物帖シリーズがありました。
これって、やっぱり耳袋らしい、妖怪とかが出てくるような話なのでしょうか?
337:無名草子さん
08/02/09 22:16:07
妖怪は出てこないよ。
肥前守が不思議な話が好きってだけ。
338:無名草子さん
08/02/10 02:33:17
居眠り磐音、最初の数巻は文章としておかしいだろって
素人が突っ込みたくなる箇所がままあった。小骨が喉に
引っかかる程度のことだけど。
最近は、そういうのはなくなったが小説としての面白さ、
パワーが激減してる。
339:無名草子さん
08/02/10 09:46:43
書き手が我に返っちゃったような感じなんだろうか<パワー激減
340:無名草子さん
08/02/10 18:35:33
書籍板五味ファンが少なくて悲しい
341:無名草子さん
08/02/10 20:23:26
日曜美術館に高橋克彦出演中
お題目は国芳です
342:無名草子さん
08/02/10 23:39:08
お題だった・・・
343:無名草子さん
08/02/11 21:26:01
>>336
風野真知雄の耳袋秘帖の事かな。
1冊の中に5話くらい話があるんだけど、その5話を通した大きな事件の他に
各話で耳袋に出てくる不思議な話に似た小さいが事件があって、
それを科学的?というか論理的?に解決する部分もあります。
(あくまで耳袋秘帖の作中で起きる似た事件の方を解決するのであって、
耳袋に記されてる逸話を説明する訳ではありません)
344:無名草子さん
08/02/12 20:35:47
耳袋秘帖って亡くなってる奥方と根岸肥前が時々会話してるよね
345:無名草子さん
08/02/12 21:29:09
最初、奥さんは別居していて、
猫と遊びにくるのかと思ってた。
途中の巻から読んだので。
346:無名草子さん
08/02/12 22:28:29
北方謙三の『武王の門』『黒龍のひつぎ(木区)』最高です
347:無名草子さん
08/02/12 22:38:02
>>337,>>343ありがとうございます。
京極夏彦の巷説百物語みたいなのかと思ったら、そうでもないんですね。
作者名教えてくださってありがとうございました。古本屋に行ってきます!のこってるといいな。
348:無名草子さん
08/02/12 23:42:21
「柩」、漢字出るやろ
349:無名草子さん
08/02/13 22:30:24
市川崑亡くなったな
これを機会に木枯し紋次郎でも読んでみるか
350:無名草子さん
08/02/15 00:38:51
最近文庫がでた熊谷達也「荒蝦夷」を読んだら、まあまあおもしろかったので、その前作に当たる「まほろばの疾風」を読んでるのだが、ありきたりな感じで読み進めるのが苦痛になってきた。
なかなかあたりの作家っていないもんだな。
351:無名草子さん
08/02/15 21:53:28
佐伯康英の磐音シリーズ3冊読んだけどなんとなく読みにくい
時代小説に詳しい本屋の親父に「読み易い本ない?」
って聞いたら荒崎一海を薦められた。
なかなか面白いです
352:無名草子さん
08/02/16 00:51:44
荒崎って女性?
『闇を斬る』は主人公が愛妻家なのが良いね
353:無名草子さん
08/02/16 19:59:43
築山桂の銀杏屋敷読了お鶴や馬鹿同心などのキャラクターが薄くて残念
甲次郎物の新作を待つ
354:無名草子さん
08/02/17 10:48:43
藤原緋佐子の小説を何冊か読んでみたけど、あんまり面白くなかった。
かわせみ、しゃばけ、宇江佐真理、宮部みゆきなど、女流作家を主に好んで読んでいるけど、他にお薦めの作家があれば教えて下さい。
355:無名草子さん
08/02/17 22:33:55
>>354
諸田玲子の「狸穴あいあい坂」「お鳥見女房」
松井今朝子「家、家にあらず」「並木拍子郎シリーズ」
木村友馨(ゆか)「天眼通お蔦親子捕り物帳」
築山桂「一文字屋お紅実事件帳」
好き嫌いは有ると思いますが、、、硬くない女性作家ものです
356:無名草子さん
08/02/18 00:07:17
北原亜以子和田はつ子今井絵美子澤田ふじ子安西篤子
木村と築山は新人でまだ30代じゃないのかな
ラノベ出身の牧南恭子(読んでないけど)
357:無名草子さん
08/02/18 00:17:19
藤原緋佐子は脚本を担当してた「はぐれ刑事」と似た雰囲気があるので苦手だわ。
演歌調のお涙頂戴というか、でもそこが好きな人も多そうかなと。
358:無名草子さん
08/02/19 16:33:30
>>352
刺客との死闘の合間の真九郎と雪江のおしどり夫婦ぷりが息抜きで好きだった
けど4巻で染吉が出てきて生臭くなったし雰囲気も暗くなった
後半の雪江の為に~も薄っぺらく読めた
ま、続編出たら買うけどねえ
359:無名草子さん
08/02/19 18:22:44
佐伯より上田秀人が面白い。
360:無名草子さん
08/02/19 19:09:14
飯嶋和一を読んでる人っていないのかなあ
全部小学館文庫から出ている
出る小説出る小説恐ろしいほど傑作ばかりなんだけど
初心者はとりあえず「始祖鳥紀」がストレートで読みやすいかも
文庫化になったばかりの「黄金旅人」も何回も泣きました
3月には3年ぶりの新作「出星前夜」が出る
361:無名草子さん
08/02/19 19:13:57
間違えた「始祖鳥記」、紀は「雷電本紀」
362:無名草子さん
08/02/19 20:20:34
>>360
めっちゃファンです飯嶋和一。全部読んでます、。
というか、ついに新作か!
363:無名草子さん
08/02/19 21:01:27
文庫化「黄金旅風」だった
間違えてばっかり
自分は神無月が一番好きです
「黄金旅風」も真三郎とか・・・
364:無名草子さん
08/02/20 17:06:55
藤原は平岩、北原、宇江佐を読み終えた人が
手に取りそうな感じする>書店で平積みされてるし
365:無名草子さん
08/02/21 00:55:12
>>359
竜門の衛?
366:無名草子さん
08/02/21 18:08:05
飛鳥時代くらいの作品ってないですか?
もう少し前でもいいですけど。
367:無名草子さん
08/02/22 00:18:58
>>366
黒岩重吾
368:無名草子さん
08/02/22 22:11:24
>>360
始祖鳥記は、強烈な思想性というか、主張に辟易とさせられた。
『江戸の歴史は大正時代にねじ曲げられた』を読んだ方はいますか?
半七とか鞍馬天狗とかに言及している見たいなんですけど。
369:無名草子さん
08/02/23 22:55:35
ブックオフで和田はつ子が100円で並んでたので3冊くらい買ってみた。
間違えて隣にあった六道慧という作家のも買ってしまったんだがエロすぎワロタwww
370:無名草子さん
08/02/23 23:12:15
いくらエロくても睦月影郎ほどではあるまい…
371:無名草子さん
08/02/23 23:59:36
睦月影郎はどうも相性がわるいというか
綺羅光に挑戦してもらいたい
372:無名草子さん
08/02/24 00:08:26
>>369
エロい方詳しく
373:無名草子さん
08/02/24 00:35:06
六道慧ってエロいの?
御用算日記(?)とかいうシリーズを何作か読んだ事あるけどそんなシーンはなかったなぁ
374:無名草子さん
08/02/24 10:33:02
369です。
六道慧のエロいやつ、くじけそうになりながらも読み終わりました…。
タイトルは『十手小町事件帳』、和田はつ子と間違えはしたものの、タイトル買いしそうではある。
が、冒頭からいきなりエロ。エロ妖術使いがエロ妖術で女を篭絡。
基本は敵がエロ攻撃をしかけてくる、そのエロシーンの連打連打連打。
後半に出てくる、全身バイブ女とかなにそれwww
展開の中にエロシーンがあるというより、エロシーンの合間にストーリーが展開するようなカンジで、正直あまり面白くなかった。
375:無名草子さん
08/02/24 11:48:56
山田風太郎をもっとエロくしようとして失敗したようなもんか
376:無名草子さん
08/02/24 13:01:23
今真田太平記読んでるんですが
お江が父親の昔なじみの庄佐衛門と脱出する時
庄佐衛門が紙に何描いたのかがわからず悩んでます。
誰かわかる人いませんか…、もしくはもっと後々わかるんでしょうか。
377:無名草子さん
08/02/24 20:11:56
鳴海丈も六道慧もライトノベル出身なのにエロ好きだな
378:無名草子さん
08/02/25 08:25:47
376です、自己解決できました抜け道の事ですね
しかしそのあと二人の盛り上がりへの繋がりがなんとも
しっくり来なくてw
379:無名草子さん
08/02/26 12:58:50
>>377
飯の種ならどんな仕事でもやりますってやつかw
380:無名草子さん
08/02/26 14:19:23
家、家にあらず
面白かった。時代小説は短編集のほうが好きだけど、これは引き込まれた。
続きが気になって、職場にまで持ち込んで二日かけて読破した。
この人、吉原を舞台にした作品で賞とったんだっけ?
あれはまだ文庫になっていないのかな?
381:無名草子さん
08/02/26 22:41:07
読むものを探して父親の本棚を漁って出会ってから、時代小説?を更に読みたくなりました。
城塞・覇王の家・十一番目の志士・司馬遼太郎、伊達政宗・山岡荘八、花の十郎太・柴田錬三郎、
千石鶴・山手樹一郎、村上元三集、隆慶一郎作品全て、前田利家・津本陽、上杉謙信・誰か忘れた
直江兼続(タイトル忘れた)・童門なんとか、を読みました。
父親の手持ちはあっという間につきてしまい、後は黒岩重吾が全てあるようなのですが
どうも幕末とか江戸後期の話は好きじゃないようで、一向に進まず読んでいません。
おもしろかったのは村上元三、花の十郎太、城塞、千石鶴、捨て童子松平忠輝なのですが
このあたりの系統が好きならコレおすすめ、という作品があったら教えてください。
382:無名草子さん
08/02/26 22:52:05
司馬で「尻啖え孫市」かな。幕末ものでも「燃えよ剣」は面白いと思うがね。
383:無名草子さん
08/02/26 23:15:49
いかに宗高、あの扇の真中射て平家に見物せさせよかし。
ってヤツはなんてタイトルだったっけ?
384:無名草子さん
08/02/27 12:31:53
>>381
城塞と全く同じ時代を書いた司馬の「風神の門」
忍者霧隠才蔵が主人公。城塞よりも幸村たくさん出てくるし城塞読んで幸村好きになったらお薦め。
385:無名草子さん
08/02/27 14:44:05
>>383
S.ハンター「極大射程」とは違う気がする
386:無名草子さん
08/02/28 23:03:26
>>381です
>>382、>>384
ありがとうございます!全部読んでみます。
幕末もの多いので、読んでみて好きになれたらいいな。
忍びが出てくるものも読みたかったので楽しみです。
387:無名草子さん
08/02/29 15:35:45
明日、小学館文庫の鞍馬天狗(1)が発売されるみたいだね。
北方三国志の途中だけど、買ってみる。
388:無名草子さん
08/02/29 21:05:01
本日の読売新聞に佐伯特集
389:無名草子さん
08/02/29 21:07:03
>>387
第1巻だけは、本屋でよく見るよ。他は品切れみたいだけど。
390:無名草子さん
08/02/29 21:23:43
木曜時代劇は土曜時代劇になって30分枠になるんだな。
「慶次郎縁側日記」の新シリーズはもうなさそうだ・・・
391:304
08/02/29 21:37:07
出久根達郎の、御書物同心シリーズ読んでみました
斬り合いもなくほのぼのしててなかなか面白かったです。
こんな感じものも良いですね、ぜひ続編を出して欲しいです。
ついでに荒崎一海の『闇を斬る』も読んでみましたが
358さんも言われてますが中、後半の単調な襲撃と
暗い話に主人公の心を折る前に読み手の心が
挫折しそうでした、、、エンディングも折角長い闘いが
終わったんだからもっと和やかにしてくれればよいのに。
続編がありそうな終わり方ではありますね。
392:無名草子さん
08/03/01 02:59:50
>>380
吉原はまだだと思います。
荒崎は自分も読んだけど、3巻までは引きこまれる
最後の闘いがバタバタしたからもう少し余韻が欲しかった
ただ剣豪物に多い、妻を敵に虐殺されて(強姦されて)
復讐鬼となった主人公と違った、妻を守る為の剣なのが良かったなぁ
393:無名草子さん
08/03/02 02:18:13
秋月達朗の
「深川小町捕物控」
ライトノベル出身らしいけど
21歳で小町娘はないだろ…
もう少し勉強してくれよ。
394:無名草子さん
08/03/02 11:52:45
どっちかというと架空戦記出身かな<秋月
まあ、現代の読者の好みと勘案して、そのくらいの年齢に
したんじゃないの
395:無名草子さん
08/03/02 12:12:22
その手のジャンル出身は作りが甘いよね
読者も細かい所までこだわらないだろうから適当でいいやって考えなんだろ
396:無名草子さん
08/03/02 15:09:57
スレ違いだったらすまん。
なんでも鑑定団で、江戸時代の瓦版の説明をしていた。
当時の風俗やら事件やら、面白そうな記事がいっぱい出ていた。
こういうのをまとめた本ってないのかな?あったら読んでみたい。
397:無名草子さん
08/03/02 17:46:28
高橋克彦の「だましゑ歌麿」「おこう紅絵暦」読了
「竜の棺」みたいなアクション伝奇ものか大河の原作者ってイメージが
あったけどサクサク読めて面白かった
398:無名草子さん
08/03/02 18:36:15
>>396
吉田豊著・江戸のマスコミ「かわら版」 光文社新書840円
399:無名草子さん
08/03/03 00:39:31
>>392
主人公の身内の不幸はキャラ立てに使い易いんだよ…
400:無名草子さん
08/03/03 21:29:44
忍者もので、忍者が商人などに扮装して情報収集をしたり、張り込みをしたり、
屋敷の下働きとして潜り込んだり、そこで毒殺に至るまでの過程など、
そういう泥臭い行動をしっかり描写した小説ってどんなものがあるでしょうか?
超人的な忍者ではなく、地道に努力を続ける弱い忍者の苦労というものを小説で読んでみたいと思ったのですが……。
できれば戦国時代や南北朝など、戦乱の時代のものを読みたいのですが、
やっぱり大名や守護の視点に立ったものが多く、ちょっと諦めかけています。
忍者ものに詳しい方いらしたら、ぜひ教えてください。
401:無名草子さん
08/03/03 23:52:34
>400 村山知義「忍びの者」はどうよ。検索したら復刊してるらしい。
402:無名草子さん
08/03/04 09:13:00
>>400
池波正太郎「夜の戦士」「忍者丹波大介」などは超人ではない普通の忍者が出
て来るよ。
あと司馬遼太郎「下請け忍者」とか。
403:無名草子さん
08/03/04 09:31:53
>>400
よくわからんが、真田太平記じゃだめなんかな
忍者の描き方は一番好きだ
404:無名草子さん
08/03/04 12:10:14
真田太平記の忍者と言えば、漏れはお江のイメージが小谷美可子と重なって萌えました。
405:無名草子さん
08/03/04 20:25:49
落第忍者乱太郎
406:無名草子さん
08/03/04 20:51:06
今読んでる、お江の今後がなんとなく心配<真田太平記
407:無名草子さん
08/03/04 21:23:19
ヒロインが二人出てくると必ず好みの方が不幸になる
時代小説家とは女性の趣味が合わないようだ
408:無名草子さん
08/03/05 00:23:18
>>401
村山知義さんという方は知りませんでした。
調べてみたらかなり異色な作風なようで、まず1巻を読んでみたいと思います。
>>402
どれも知らない作品ばかりでした。
司馬さんは割と読んでいたのですが、下請けという言葉からして忍者の苦悩が堪能できそうです。
短編のようですので、まずこれから読んでみたいと思います。
>>403
実は真田太平記を1巻だけ読んで、もうちょっと忍者に使われている忍者のような、
下部層の細かい働きを先に知っておきたいと思い、>>400のような質問させていただきました。
巻が進むと、超人的な忍者ばかりになってしまう気がしましたので……。
でも、いずれはこちらも読ませていただきたいと思っています。
みなさんどうもありがとうございました。
409:無名草子さん
08/03/05 09:14:25
>>398サンクス
410:無名草子さん
08/03/06 00:35:18
真田太平記はドラマを先に見ちゃったからなぁ
411:無名草子さん
08/03/06 00:52:47
忍者小説といえば早乙女貢作品を古本屋でよく見かけますね。
今でもたまには忍者小説を書いてたりするのかな?
412:無名草子さん
08/03/06 09:47:29
忍者小説といえば「陰からマモル」の最終巻が今月発売だな。
413:無名草子さん
08/03/07 01:50:36
藤原緋沙子の
「隅田川御用帳」って
隆慶一郎の
「駆込寺陰始末」と澤田ふじ子の「公事宿事件書留帳」を、
混ぜたような設定だな
登場人物も被ってるし。。。。
414:無名草子さん
08/03/07 11:35:04
>>406
久しぶりに読み返したら、猫田与助の死にきたにショック受けた
415:無名草子さん
08/03/07 12:38:40
確かに死にきたにショックを受けた orz
416:無名草子さん
08/03/07 19:41:23
>>414
まだそこまで読んでない、そうかショックなのか
猫田与助ってお江をつけ狙ってる奴だよね?
417:無名草子さん
08/03/08 18:56:16
実は一番好きな歴史・時代小説は「今昔物語ふぁんたじあ」なのだが・・・
間違って手放してからはやン年・・・全く見かけない。
ぜんぜん復刊しないし・・・・orz
418:無名草子さん
08/03/08 19:01:23
>>417
全集でいいなら古本で見つかると思うよ。
419:無名草子さん
08/03/08 19:02:11
>>418
見かけたことがない・・・・w
420:無名草子さん
08/03/08 19:14:14
今アマゾンで見たら古本たくさん出品されてるじゃん。
421:無名草子さん
08/03/10 01:12:58
坂岡真のうぽっぽ同心8割が会話文って…台本かとオモタ
422:無名草子さん
08/03/10 19:20:35
最近、時代小説でぴん!とくる市井モノがない…。
ほのぼのした作品でオススメないですか?
できれば男性作家で。前に挙げられてたデクネさんのは面白かったです。
423:無名草子さん
08/03/10 21:59:57
東海道中膝栗毛に興味があるけど、原本読む根性はありません。
お薦めの現代語訳ありますか?
424:無名草子さん
08/03/10 22:20:59
原本普通に読めるぞ
辞書も要らない
425:無名草子さん
08/03/10 22:22:41
真夜中の弥次さん喜多さん
とか
426:無名草子さん
08/03/10 22:31:18
星新一訳の竹取物語があったなあ
427:無名草子さん
08/03/10 22:31:35
>>382ですすめてもらった「尻啖え孫市」読み終わった!
すっごいおもしろかったです。ありがとう!
文庫で読んだのですが通勤の友にちょうど良かったです。
わくわくして、最後で胸がジーンとしました。
次は>>384ですすめてもらった「風神の門」だー。
428:無名草子さん
08/03/12 01:51:08
>>422
宮本昌孝「夏雲あがれ」半村良「かかし長屋」・・・はどうかな?
429:無名草子さん
08/03/12 13:32:17
岳宏一郎の新刊と聞いて狂喜乱舞して買いに行ったら、
軍師官兵衛の加筆版だった件
しかし巻末解説で「群雲大坂城へ」が出ると聞いてまた狂喜する俺だった
430:無名草子さん
08/03/12 16:24:11
>>422
佐藤雅美
「居眠り紋蔵」
米村圭伍「退屈姫君伝」
431:無名草子さん
08/03/12 17:13:33
長いこと「群雲関ヶ原へ」を「群雄関ヶ原へ」と勘違いしてたよ
「むらくも」と読むとは知らなかったし
432:無名草子さん
08/03/14 11:47:29
武将列伝・源平編、読了しますた
源義経の章は読んでて胸が切なくなった・・・そりゃ人気があるのも分かるわ
司馬遼太郎もそうだけど、歴史に対して冷徹に観察している辺りが読んでて気分いいね
433:無名草子さん
08/03/14 23:12:21
面白かったから続編か新作出してくれないかな……と
待ち続けて10年以上経ってしまったのが
嘉藤徹『倭の風 小説「卑弥呼」後伝』(PHP研究所)。
タイトルどおり卑弥呼死後の日本と周辺諸国が舞台。
キャラがいきいきしててスケールも壮大、当時の評判も
よかったと思うんだが続いてくれなかった。
あと橋本純『百鬼夢幻 河鍋暁斎妖怪日誌 』(光栄)。
幕末を舞台に天才絵師と妖怪の交流が弟子のジョサイア・
コンドルの視点で描かれてて、しみじみ良かったんだけど
作者は残念ながら架空戦記のほうに行っちゃった。
後日ラノベで続編が出たけれどそれはいまいちだった。
どっちも今は絶版だけど、おすすめです。
434:無名草子さん
08/03/16 22:48:03
戦国時代の島津家に関して詳しく書いた小説でおすすめはありますか?
特に心ならずも秀吉の配下?になってから関ヶ原に至るまであたりの
期間についてかかれているとうれしいです。
435:無名草子さん
08/03/17 00:09:42
古本屋で古い文庫版の眠狂四郎を買ったらカバーに田村正和扮する狂四郎の写真が…
何かが違う…
シバレンは田村正和版を一番気に入ってたらしいけど…
436:無名草子さん
08/03/17 01:15:07
>>434
ちょっと違うかもしれないけど、池宮の島津奔るとかは?
437:無名草子さん
08/03/17 11:25:53
北条家でおすすめってありますか?
この前その時歴史が動いた見て興味湧いたので
438:無名草子さん
08/03/17 20:06:32
司馬遼太郎「箱根の坂」
439:無名草子さん
08/03/17 20:07:25
北条ってどっちの北条なんだ?
440:無名草子さん
08/03/18 08:54:50
ちゃんと鎌倉時代の北条家か、戦国時代の北条家か指定しないとね
441:無名草子さん
08/03/18 09:02:26
あ、すみません戦国時代の北条です。
時代ものつーか歴史自体にうとかったんで北条が
二家ある事も忘れてました。
442:無名草子さん
08/03/18 17:13:00
信玄死亡後の武田家を読みたいんですが新田次郎さんの
「武田勝頼」以外にありますかね?
443:無名草子さん
08/03/18 19:36:46
滅亡後の武田家が絡む伝奇小説なら沢山あるけど、リアルものは知らないなあ。
444:無名草子さん
08/03/18 20:31:18
>>434
桐野作人の「島津義久」お薦め
445:無名草子さん
08/03/19 09:56:41
>>437
海道龍一郎の「後北條龍虎伝」はどうかな。
あと宮本昌考の「風魔」は北条氏に仕えた忍者風間小太郎が主人公だよ。
446:無名草子さん
08/03/19 16:59:56
宮本昌孝のは北条氏とほとんど関係ないよ。
この人の短編は面白い。
長編も途中までは面白い。
けれど終盤へのつながりが強引で不自然だからあまりお奨めできない。
447:無名草子さん
08/03/20 03:53:30
宮本昌考ってなぜか風魔の人がでてくる長編が多いよね。
448:無名草子さん
08/03/20 10:55:28
歴史ものはあまり読んだことがないんですが、有名な作家で情景描写が上手いおすすめの小説教えて下さい。時代は戦国以降がいいです
449:無名草子さん
08/03/20 16:29:10
>>448
まずは司馬遼太郎の短編の「馬上少年過ぐ」か、
長編では「夏草の賦」、「国盗り物語」がお勧め。
いずれも戦国モノです
450:無名草子さん
08/03/20 20:06:28
>446
ふたり道三最近読んだけど、まさしくその通りだったw
中盤まではほんと面白かったのに、後半はアレアレ重要人物こんなアッサリ片付けちゃうのえっもう最終決戦かよ
みたいな感じだったなw
451:無名草子さん
08/03/20 22:36:14
>>449
ありがとう。「国盗り物語」買ってきました、読んでみます
452:無名草子さん
08/03/21 02:28:14
戸部シンジュウ郎の「服部半蔵」
高橋直樹「鎌倉擾乱」
かな
453:無名草子さん
08/03/21 09:41:09
国盗り物語、後半が信長かと思いきや光秀だったのでなんか拍子抜けした記憶ある
454:無名草子さん
08/03/22 08:15:13
「国盗り物語」、前半に比べて後半はあまり作者の熱がこもってないような気がしたけど
前半で終わるはずだったのに、人気出たんで編集者に延ばしてくれと頼まれたから
後半部分も書いたという話を聞いて納得。
455:無名草子さん
08/03/22 09:17:55
俺は後半部分のほうが好きだから人それぞれだけどね
光秀と信長を絡めた小説はこれが一番だと思う
456:無名草子さん
08/03/23 14:50:22
いや、自分も後半好きだよ、だけど
期待してたものと違ったのでアレ?と感じたっつーか
ハンバーグだー!と思って口に入れたら
ハンバーグ型のチョコケーキだった!みたいな
457:無名草子さん
08/03/24 21:27:22
太閤検地について詳しく描かれた小説ってないでしょうか
なんかロマンを感じるんです。
458:無名草子さん
08/03/24 22:10:53
蒲生氏郷が出てくる小説で良いのないでしょうか?
459:無名草子さん
08/03/25 08:31:19
>>457
研究本ならいっぱいあるが、小説はねえよw
460:無名草子さん
08/03/25 19:22:44
>>457
飯嶋和一『神無き月十番目の夜』
461:無名草子さん
08/03/26 18:29:51
>>396
平凡社の別冊太陽で瓦版特集のが出てたのをだいぶ前に買ったことがある
古本屋を回ればあるかも
462:無名草子さん
08/03/28 22:02:22
浮世絵師の出て来る時代小説でオススメはありませんか?
最近、だましゑ歌麿、桜花を見たと続けて浮世絵師の出て来る時代小説を読んで面白かったので。
463:無名草子さん
08/03/28 22:58:30
>>462
泡坂妻夫「写楽百面相」
URLリンク(www.amazon.co.jp)
464:無名草子さん
08/03/28 23:30:40
>>462
国芳一門浮世絵草紙
465:無名草子さん
08/03/29 09:30:28
>>463-363 素早いレスポンスに驚いた。サンクス!!探してきます!
466:無名草子さん
08/03/30 00:59:34
佐伯さんの本は連続物が多いんですが、一巻からじゃなくて途中から読んでも大丈夫ですか?
467:無名草子さん
08/03/30 01:19:24
佐伯泰英?
基本的に1冊毎の書き下ろしだからそれ単独でも読める。
シリーズ物だからそれまでのも読まないと分からない点は当然あるけど。
週刊少年ジャンプとかの連載は途中からでも読めるでしょ。
あれの時代小説版みたいなもんだから。
468:マル韓
08/03/30 07:39:54
うのの夫がエスパスの社長
1993年、武藤嘉文外務大臣が国会答弁で「パチンコの金が何千億と北朝鮮にいっている」
URLリンク(koku.iza.ne.jp)
パチンコスレで遠隔、ホルコン、サクラ、マネーロンダリングなどについて書き込むと渋谷○ハン社員やエスパスや○ハンに依頼された
ネット工作会社がスレ荒らしをしてスレが機能停止します。
↓↓工作員の荒らしのやり方↓↓
2008/01/13(日)ID:1HLcWz UK0
【基地外が大暴れ4】エスパス日拓総合スレ【18発目】スレリンク(pachij板)←左右くっつけて→88885488/461-462
■■■■マル半総合スレッド 9■■■■URLリンク(wannabe.fam.cx)
【香川】パーラーグランドのスレ2【徳島】スレリンク(pachij板:324番)
【延岡】宮崎県北情報PART3【日向】スレリンク(pachij板:186番)
パチンコ産業は荒らすことでレスとレスの間を空けて読む気をなくさせたり
マネーロンダリング、さくら、ホルコン、遠隔、などの風評被害を最小限に抑えようとしてる。
新スレ→○○○マル半パチンコタワー渋谷パート11○○○ 読んでみるとよく判る。
スレリンク(pachij板:4-11番)
ネット工作員については→【電通TBS】ピットクルー(株)【プロ工作員】
スレリンク(mass板)←左右くっつけて→89187503/65
【朝鮮玉入】パチンコ廃止すれば内需増加【20兆円】
スレリンク(eco板:1-100番)
マるハン王国の闇URLリンク(jbbs.livedoor.jp)←左右くっつけて→33/1086581896/3-8
マル半の今後の目標は売り上げ5兆円、500店舗、上場すること。
469:無名草子さん
08/03/30 22:33:36
居眠り磐音はそろそろ家基が死にそうな時期になってきたね
その後に田沼との戦いを何巻かやって終わりそうな感じ
470:無名草子さん
08/03/31 15:43:47
いっそのこと磐音は
アメリカのソープオペラみたいに
生き別れの兄弟が何人も出てきたり
出てきたと思ったら交通事故で死んじゃったり
友達が刑務所に入ったり出てきたり結婚したり、
その相手が主人公の実の母親だったりすると楽しくていい。
471:無名草子さん
08/03/31 15:46:11
オレが磐音だったら、
身分の釣り合う桜子様と結婚して、
おこんは下女兼めかけにして、
時々吉原で白鶴太夫とのプレイを愉しむ。
472:無名草子さん
08/03/31 21:34:29
おれなら帰藩して父親の家老職を継ぐ。
473:無名草子さん
08/04/02 16:40:48
新御宿かわせみ読んだ人いますか?
メインキャラのほとんどが残念な形でいなくなってると聞いたのですが、今までのかわせみ好きだった人にはきついかしら?
474:無名草子さん
08/04/02 19:25:00
あれ長いからなー。
途中で投げ出した。
475:無名草子さん
08/04/03 02:33:59
>>473
1話目だけを雑誌で読んだけど、そりゃもうショックっていうかがっかりっていうか
今までのをイメージして読むとちょっときついかも
割り切れるなら、読めるんじゃない?
476:無名草子さん
08/04/04 17:41:52
平岩の「道長の冒険」はスゴすぎた・・・・
平安・陰陽師ブームに便乗したんだろうけど・・・・
477:無名草子さん
08/04/04 18:05:27
磐音って家伝の包平を持ったまま佐々木家に養子に行ったけどいいんかいな
478:無名草子さん
08/04/04 19:44:59
>>473
かなりきつい。最初の20㌻があまりにも衝撃的…
479:無名草子さん
08/04/04 22:32:49
>>477
養子が坂崎家の家督を継いだときに包平を譲るエピソードが
あると予想しているんだけどどうかな
480:無名草子さん
08/04/05 09:07:15
包丁は幸吉に譲っちゃったしな
481:無名草子さん
08/04/09 21:01:11
まだたったの一巻しか読んでないけど、おこんと結ばれるの?ってガッカリ。伊那衆のレイナみたいに超美人でも魅力的なキャラでもなさそうだし
482:無名草子さん
08/04/09 21:05:03
おこんは一応江戸でも今小町とうたわれた美人ですよ
483:無名草子さん
08/04/09 22:04:40
俺れいな嫌いなんだよなあ
メイン張るようになって
交代寄合読んでねえや(w
酔いどれの、うづカワイイよ、うづ
484:無名草子さん
08/04/10 14:22:53
>>483
ちょっと同意w
485:無名草子さん
08/04/11 09:01:01
真田太平記読了しました!
大体2か月かけて読んでたんですけど、
こう長期間あの世界に浸ってたんで
幸村とかお江とか草の者達とかその他登場人物と
もう会えないのかと思うと読み終えるの寂しかったです(´・ω・`)
こんな寂寥感埋めるおすすめってありませんか。
486:無名草子さん
08/04/11 09:53:15
ない
487:無名草子さん
08/04/11 10:21:13
そ、そんなあ! …そうですか (´;ω;`)ブワッ
でもきっと皆同じ思いしたんですよね
488:無名草子さん
08/04/11 10:29:11
そう考えるとリアルタイムで連載9年間追いかけて読んでた方の
寂寥感はものすごかったんだろうなあ。
とりあえずまだ飛び飛びで読み残してる剣客商売と鬼平読む事にします。
489:無名草子さん
08/04/11 14:20:40
先日、薦められた写楽百面相を読みました。
最後…年表…!?
卯兵衛の仇討ちに、なにかするのかと思ったら、そこで年表が続いて終わりって。
なんか不完全燃焼な気がする。
490:無名草子さん
08/04/11 18:13:32
>>485
乙。自分もおまいさんを追い掛けて頑張って読み続けるよ。
今八巻・・・
491:無名草子さん
08/04/11 21:57:32
まぼろしの城でも嫁
492:無名草子さん
08/04/12 00:46:41
>>490
今六巻
>>485の後追うおまいさんの更に後を追い掛けて頑張って読むことにするよ
頑張ったり気張ったりしなくても面白く読めるんだけどねw
493:490
08/04/12 00:50:11
>>492
いやあ。自分も楽しく読んでるんだけどさ。
猫田与助の死にきたが気になって気になってw
494:無名草子さん
08/04/14 11:38:03
>>485
URLリンク(bookweb.kinokuniya.co.jp)
もう少しだけ、真田関連でたのしめる
495:無名草子さん
08/04/14 23:49:17
時代小説を読むと灘の生一本って奴を飲んでみたくなる
496:無名草子さん
08/04/15 15:55:15
磐音の新刊、テレビコマーシャルしてるんだね
ちょっと驚いた。
497:無名草子さん
08/04/16 04:18:38
磐音は今回から買うのやめちゃったよ。
佐伯作品の中では一番好きなのに一番ペースが遅くて悲しい鎌倉河岸シリーズ・・・
前回から11ヶ月めの来月、やっと刊行予定きたあああああ
498:無名草子さん
08/04/16 20:40:08
小籐次の新作、まだ読んでなかった…
499:無名草子さん
08/04/16 20:47:03
近頃、忙しくて鬱気味。なんかスカッとする本、教えて!
500:無名草子さん
08/04/18 18:07:29
>499
このスレに書くってことは時代小説でってこと?
半村良の『江戸群盗伝』はユーモア痛快時代小説で面白かったよ。
501:無名草子さん
08/04/18 20:50:42
>>499
個人的におすすめなのは山田風太郎の「叛旗兵」かな
502:無名草子さん
08/04/18 21:20:14
隆慶一郎「一夢庵風流記」もいいよ。
503:無名草子さん
08/04/19 02:44:03
室町時代を背景にしたもので、お薦めはないでしょうか。
杉本苑子の「華の碑文」にノックアウトされました。
武将もの、雪舟、蓮如、一休、魅力的な時代だと思うんですが、、。
504:無名草子さん
08/04/19 20:46:29
>>500-501
ありがとう!読んでみるよ。
>>502
一夢庵風流記、いいね!おれは未完だけど、かぶいて候が好きだよ。
505:無名草子さん
08/04/21 04:12:57
江戸の職人・商人が主役のものでおすすめはありますか?
今までに読んだのは藤沢周平と山本一力だけです。
他の作家も読んでみたいなと。
506:無名草子さん
08/04/21 08:12:08
>>505
山本周五郎
まずは、「さぶ」でも
507:無名草子さん
08/04/21 09:18:25
佐江衆一…みたいな名前の人の短編集で、江戸職人綺譚って本があったはず
508:無名草子さん
08/04/21 10:46:26
>>506-507
ありがとうございます、探してみます。
509:無名草子さん
08/04/21 13:35:56
>>505
司馬遼太郎「菜の花の沖」
商売がメインじゃないけれど・・
510:無名草子さん
08/04/22 01:52:04
「藤枝梅安シリーズ」は職人や商人が大活躍しているよね。
511:無名草子さん
08/04/22 20:29:34
藤枝梅安を読むと
「酒が飲みたくなる…」
のであった。
512:無名草子さん
08/04/23 06:04:37
そのことよ
513:無名草子さん
08/04/23 07:02:04
豆腐と大根もつけてくれ
514:無名草子さん
08/04/23 10:45:43
根深汁…は剣客か
515:無名草子さん
08/04/23 18:02:44
510だが、
おいおい、それは活躍の意味が違うだろ
というツッコミを期待していたのに・・・・
516:無名草子さん
08/04/23 21:40:10
>514 こんなシーン(下の方)があるから梅安でおk。
URLリンク(www.geocities.jp)
517:無名草子さん
08/04/24 20:12:43
剣客商売は、おはるがヘソを曲げて晩飯が飯と根深汁だけってシーンが印象的。
518:無名草子さん
08/04/25 19:37:52
>飯と根深汁だけ
俺の理想の食卓・・・
519:無名草子さん
08/04/25 21:55:12
518に言わせると、
妙に旨い・・・・・
のであった。
520:無名草子さん
08/04/25 22:31:58
汁に田螺入れるのなんかびっくりしたなー
521:無名草子さん
08/04/25 22:43:50
もりそば食いながら冷や酒飲むのは鬼平だっけ?
522:無名草子さん
08/04/26 00:27:55
蕎麦屋で一杯は池波ファンの憬れさ
523:無名草子さん
08/04/26 09:27:16
合羽橋に用事があったから偶然通りかかったんだけど
台東区立中央図書館にある池波正太郎記念文庫行ってきた
書斎の復元とか自筆の原稿とかもあって思いの他面白かったわ。
今真田太平記のDVD見てる、BOX買いしちまったよアハハハハー。
524:無名草子さん
08/04/27 04:47:59
そうですか
行ってきまいたか買いまいたか
525:無名草子さん
08/04/28 11:52:30
そう、そのことよ
526:無名草子さん
08/04/30 00:32:38
中世を舞台にした、民俗学的な歴史・時代小説があったら教えてくださいまし
527:無名草子さん
08/04/30 09:29:53
中性を舞台にした小説はたくさんあるが、民俗学的ってのがちょっとわからない
見つけたら教えてくれ
528:526
08/04/30 13:46:15
民俗学的っていうのとちょっと違うかもしれません。語弊がありました。
吉村昭の「破船」みたいな民俗行事と絡んでたり、網野史学っぽかったり、
伝奇とまではいかなくても、ちょっと民族信仰的な描写や職人がでてきたり。
坂口安吾の「桜の花の満開の下」もしびれます。
他スレでは、隆 慶一郎が網野史学も取り入れてそうだとお答えをいただきました。
529:無名草子さん
08/05/01 14:56:59
ようするに弾左衛門グループの人たちが出てくる小説ってことか
530:無名草子さん
08/05/06 10:39:57
「影聞き浮世雲」
これはおもしろかった。
531:無名草子さん
08/05/06 12:19:56
海音寺の「伊達政宗」って生涯だいたい網羅してますか?
伊達政宗読みたいんですけど山岡荘八のは長いんで、海音寺のにしようと
思ってるんですけど
532:無名草子さん
08/05/07 19:18:19
>>531
家督を相続してから関ヶ原の前までだね。
533:無名草子さん
08/05/07 22:05:14
加藤清正がたくさん出てくる小説でおすすめないでしょうか。
戦国もの読んでると彼はだいたい気の毒な役回りですね、
実際気の毒だから仕方ないんですが…。
534:無名草子さん
08/05/08 08:16:07
>>533
海音字張五郎の「加藤清正」
好意的に書かれているよ
535:無名草子さん
08/05/08 21:44:27
いろいろ読んできたが加藤清正はたいてい1人しか出てこないなぁ
影武者物とかあるかも知れないが
加藤清正がたくさん出てくる物は読んだことがない
536:無名草子さん
08/05/11 16:22:09
古事記とか日本書紀などの神代を扱っている小説でオススメはありますか?
537:無名草子さん
08/05/11 21:50:18
>>536
異論は多々あるでしょうが、高橋克彦『えびす聖子』は良かったよ。とんでも系だけどね。
あと、読むときは是非幻冬舎文庫で。田中麗奈が解説というか感想を書いています。
最近よくある読者代表みたいな人のうわずった解説かなと思っていたら、ちゃんとした等身大の感想を書いています。
538:無名草子さん
08/05/12 14:48:28
居眠りというと磐音ばかりとり上げられて
紋蔵派としてはつらいな。
もっと寝ないと居眠りといえない
539:無名草子さん
08/05/12 18:35:43
居眠りと言えば寝太郎・・・
540:無名草子さん
08/05/12 19:45:08
酔いどれ小籐次の新作は今ひとつ…
541:無名草子さん
08/05/13 05:25:46
そういやもうすぐ鎌倉河岸の新刊が出るな
542:無名草子さん
08/05/13 20:19:07
>>536 荻原規子の勾玉シリーズ。
543:無名草子さん
08/05/14 02:02:19
平気の平左
544:無名草子さん
08/05/14 18:31:04
>>499
隆慶一郎 「死ぬことと見つけたり」
著者急逝のためラスト3話が未完だがラストまでのプロットが巻末に載ってて、自分で完結できる。スカっとする隆作品の中で個人的には一番好き。とにかく主役回り全員頭がブっとんでいる。鬱ってられなくなるよ。
545:無名草子さん
08/05/14 23:15:45
>>544
おおお。
自分、>>499じゃないけど、今隆慶一郎作品読んでるとこだ。
未完らしいので手が出なかったが、早速読んでみるよ!
546:無名草子さん
08/05/16 09:09:31
>>544
念仏のシーンが好きだった
547:無名草子さん
08/05/16 19:27:53
>>541
政次強すぎw
548:無名草子さん
08/05/16 19:35:56
>>544
船で主君にゲロ吐くとこが好きw
549:無名草子さん
08/05/17 05:20:44
♪ S・A・G・A 佐賀
斉藤杢之助も佐賀
牛島萬衛門も佐賀
常識持ってねぇ~
550:無名草子さん
08/05/18 18:13:59
司馬遼太郎がよく文中で使う
「とまれ」って古語?どういう意味か教えてください!
551:無名草子さん
08/05/18 19:23:54
いったん停止し、左右を確認しながら、徐行で進め
という意味
552:無名草子さん
08/05/18 19:29:04
>>550
と‐まれ
〔副〕
(トモアレの約)ともかく。ともあれ。
(広辞苑第五版)←第六版まだ買ってないのでスマン。
553:無名草子さん
08/05/19 12:09:09
>>552
>>550です。おお!ありがとう!腹におちました!
現代が舞台の小説では目にしたことがなかったから
普通に辞書で調べたことがなかったよ
親切にありがとう!
>>551もありがとうw
554:無名草子さん
08/05/21 08:51:22
意外と司馬作品は読んでないんだけど、お薦めは何?
555:無名草子さん
08/05/21 09:20:58
司馬か、
時代小説系が好きなら「風神の門」「尻喰らえ孫市」
歴史小説系がすきなら「功名が辻」「夏草の賦」「国盗り物語」など
556:無名草子さん
08/05/21 16:43:14
>>555
ありがとう。
山田風太郎や南條範夫みたいな、ちょっとひねくれたのが好きだから、司馬遼太郎は余り読んでないんだよ…。
557:無名草子さん
08/05/21 20:27:07
初期の司馬は伝奇物が多かったから、風太郎とライバルのように扱われてたらしいですね。
558:無名草子さん
08/05/21 22:20:56
お馬鹿まっしぐらの山田風太郎がひねくれてる?
司馬遼太郎のほうは真面目にひねくれてると思うが、人によって色んな感想があるな。
559:無名草子さん
08/05/21 22:39:55
>>556 それなら、新潮文庫の「人斬り以蔵」がぴったりだ。
表題作もさる事ながら、「おお、大砲」「割って、城を」が嵌ると思う。
560:無名草子さん
08/05/21 23:16:44
け?
561:無名草子さん
08/05/22 19:42:25
>>360
「始祖鳥記」終了。
これまで、それなりにいろんな時代物を読んできましたが、いやはや…こんな作家がいたとは…知らずにいた自分が恥ずかしい。
飯島和一全巻そろえます。たぶん、いや完全にハマりました。
562:無名草子さん
08/05/23 09:22:35
>>556
司馬の伝奇物なら梟の城
563:無名草子さん
08/05/23 11:49:21
梟の城のラストには驚愕した
こう来るのかと
564:無名草子さん
08/05/23 22:24:33
>>563
あのラストは、意外な人の名前が突然出てきたから「巧いな~」と思ったね
565:無名草子さん
08/05/24 09:46:47
くぬ、梟の城読みたくなってきたw
でも今山岡さんの徳川家康に手をつけてしまったよ、先は長い
566:無名草子さん
08/05/24 10:23:25
>>565
漫画版を嫁
567:無名草子さん
08/05/24 23:53:13
武将の生涯を書いた感じの小説が買いたいんだが、オススメの日本の戦国武将っている?
568:無名草子さん
08/05/25 00:14:59
小説じゃなくておすすめの武将かよw
569:無名草子さん
08/05/25 00:18:28
そりゃあ、徳川家康で決まりだろ。
570:無名草子さん
08/05/25 00:19:41
だな。
武将の生涯を書いた小説といえば、
なにはともあれ山岡荘八『徳川家康』だろ。
571:無名草子さん
08/05/25 01:14:11
>>568
趣味の戦国板でオススメ武将を聞いてから、ここでその武将のオススメ小説を聞こうかと思ったんだが、
アンチと厨で殺伐としてて戦国板で聞くに聞けなかったんで小説と武将纏めてここで聞くことにしたんだorz
スマソ。
>>569-570
家康の生涯って面白いのか。
戦国武将が皆不老不死だったら家康は天下とれないとか、味噌出したとか言われててアレだったが、オススメなら買ってみるよ。
thx
572:無名草子さん
08/05/25 06:33:53
水の城 風野真知雄 面白かった!
573:無名草子さん
08/05/25 09:16:42
>>571
「影武者徳川家康」がお勧めだよ
574:無名草子さん
08/05/25 09:18:01
真田太平記だっておすすめだよ!
575:無名草子さん
08/05/25 18:23:04
>>573
あれは生涯って感じじゃないでそ?
576:無名草子さん
08/05/25 18:23:54
むしろ最初に生涯閉じちゃうし
577:無名草子さん
08/05/25 18:39:31
>>572
新装版出たねえ。
幻の城のほうも再販してくれんかしら…
578:無名草子さん
08/05/25 19:45:58
>>571
全26巻なんでやめといた方がいいよw
それこそ産まれる前から死ぬまでの全生涯描いてるけど
579:無名草子さん
08/05/25 19:58:17
山岡荘八の徳川家康なら横山光輝の漫画版でいいじゃん、小説よりは面白いぞ
580:無名草子さん
08/05/25 20:20:14
全26巻をひーひー言いながら読むのが楽しいのに…
581:無名草子さん
08/05/26 09:59:25
いきなりそれはキツイってw
山岡なら伊達政宗(大河の原作)か
豊臣秀吉(秀吉のキャラがすげー面白い)
あたりからとっつけば無難じゃね?
582:無名草子さん
08/05/26 15:11:47
山岡版の豊臣秀吉は読んでないな。おもしろいのか
583:無名草子さん
08/05/26 15:43:33
漫画版を読めばわかるよ
584:無名草子さん
08/05/26 19:51:27
秀吉のホラとハッタリが面白い
場合によっちゃムカつくかもだがw
585:無名草子さん
08/05/26 20:35:53
異本太閤記ってやつかい?
586:無名草子さん
08/05/27 00:26:48
うん
587:無名草子さん
08/06/04 01:21:09
割と史実に沿った内容の歴史小説で、時代が戦国時代あたりのもので
お勧めはないですか?
今のところ、隆慶一郎「影武者徳川家康」、司馬遼太郎「関ヶ原」「城塞」は読みました。
できれば徳川家康以外がメインのものがいいのですが・・・。
織田信長がメインだと「国盗り物語」くらいでしょうか?
あと、時代的には中世のヨーロッパあたりが舞台の西洋史ものも探しています。
お勧めがありましたら教えて下さい。
588:無名草子さん
08/06/04 01:24:33
>>587
焦点が絞られていない質問ですね。
このスレの1から読んで、戦国時代が舞台のものを順番に読んでいくのがよろし。
589:無名草子さん
08/06/04 01:57:56
>>587
>>581
590:無名草子さん
08/06/04 06:09:28
>>587
>中世のヨーロッパあたりが舞台の西洋史もの
佐藤賢一
591:無名草子さん
08/06/04 08:44:52
山岡さんの徳川家康が昭和20~30年代に書かれたって事に驚愕している
文章全然古くさくないね
592:無名草子さん
08/06/04 13:17:04
>>587
池波正太郎・真田太平記
塩野七生・コンスタンチノープルの陥落からの3部作、チェーザレボルジア
593:無名草子さん
08/06/04 13:49:55
織田信長がメインの話ってどんだけあるんだ…
594:無名草子さん
08/06/04 17:54:35
梅雨将軍信長
595:無名草子さん
08/06/04 19:20:30
>>587
いわゆる伝奇小説も史実に沿ってるけど
そういう意味じゃないよね。
山田風太郎なんか凄くきっちり史実に沿ってる
でもそういう意味じゃないよね。
596:無名草子さん
08/06/04 22:39:36
山田風太郎と言えば妖説太閤記大好きだった
597:無名草子さん
08/06/05 00:02:24
>>596
俺は信玄忍法帖だな。
598:無名草子さん
08/06/05 10:16:31
>>596 私は警視庁草紙。NHKドラマがきっかけでハマった。
599:無名草子さん
08/06/06 00:51:10
名前の全然出てこない藤井邦夫の秋山久蔵シリーズの最新作が良かった
「旦那さま・・・・・・」の台詞に身もだえてしまったw
600:無名草子さん
08/06/07 23:49:45
600
601:無名草子さん
08/06/07 23:51:49
601
602:無名草子さん
08/06/12 22:10:46
荒崎一海は去年の「おようの恋」以来ぜんぜん本でなくなったな
闇を斬るシリーズが好きで本出るのを楽しみにしてるのだが・・・
603:無名草子さん
08/06/13 23:38:46
荒崎一海・・・???
次作へ鋭意執筆中の荒崎一海さん、て徳間書店のHPに出てるじゃないか・・・
「闇を斬るシリーズ」次作、「疾風怒濤」(仮題)
「おようの恋」に続編!完成間近=題名未定
「闇を斬る」登場人物を主人公にした作品を続々予定・・・とね
604:無名草子さん
08/06/14 14:24:11
のぼうの城っぽいカンジで
成田家ではなく北条バージョン、みたいな小説って
ないですかね
605:無名草子さん
08/06/15 21:14:40
ドラマ化!という帯に惹かれて梟与力を買ってみたけど、思ったより面白くなかった。
期待値が高すぎたのか?
文体が妙に軽薄に感じた。
606:無名草子さん
08/06/15 22:48:42
裏切り涼山を読み終わった。面白かった
あまり話題になってないのが勿体ない
607:無名草子さん
08/06/15 22:59:51
坂岡のうぽっぽ同心シリーズってまさかあれで終わったの?
7月発売の文庫は「影聞き浮世雲」シリーズなんだけど・・・
608:無名草子さん
08/06/15 23:12:11
>>602>>603
久ぶりに来たら嬉しい情報
荒崎さん諦めてたんだよね。楽しみだな
609:無名草子さん
08/06/16 15:20:45
新御宿かわせみ平岩弓枝の新聞インタ読んでがっかりした
「お爺さんの東吾を見たくないでしょ」がアレした理由らしい…
610:無名草子さん
08/06/16 21:02:20
だからの大量殺人か…
爺の東吾でも全然いいのに、弓枝ちゃんが書きたくなかっただけなんじゃないのか
611:無名草子さん
08/06/16 21:43:46
「おんな飛脚人」を読んだが
今時の時代劇で勉強したような如何にもなセリフが多くて、どーもノれなかった。
古本エッセイは好きなんだけど、
にしても90年代以降に籐にした作家はそんなのが多いなあ。
612:無名草子さん
08/06/17 07:43:48
矍鑠としたダンディ爺東吾なら大歓迎なんだぜ。
むしろそういうのが読みたかったぜ。
明治という新時代にのれない東吾さんじゃなかろうに。
613:無名草子さん
08/06/17 13:55:42
竜馬がいくを今読んでるんですけどこの話って竜馬が死んだら終わりですよね
竜馬が死んだあとの歴史の流れがわかるオススメの本てありますか?
614:無名草子さん
08/06/17 14:02:38
>>613
子母澤寛「勝海舟」
司馬遼太郎「燃えよ剣」「酔って候」「翔ぶが如く」
615:無名草子さん
08/06/17 17:10:49
かわせみファンが一番気にしてた
隠し子問題も「東吾からの手紙でるいが知りました」で終わり
るいの描写なしで本当に駄目。
麻太郎より千春が主人公なら興味あったんだけど
東吾のクローンみたいな麻太郎はどうでもいいよ
616:無名草子さん
08/06/17 23:06:52
ジィさん東吾の代わりなんでしょ麻太郎は
617:無名草子さん
08/06/17 23:24:33
続けていけば年を取っていくのは当然なんだし、読者もそれを当然と思って読んでたと思う
年を取った東吾を見たくないって、婆の自分を否定してどうするww
それがイヤならサザエさん空間にすればいいんだ
池波先生なら、ダンディな東吾を、明治の街でかっこよく歩かせてくれたろうに・・・
618:無名草子さん
08/06/18 07:54:59
それはないな
池波先生の晩年は鬼平も秋山小兵衛も寄る年波に苦しんでたの知らないのか