07/09/07 20:29:49
それはカレーのお店に入って辛いって嫌がるのと同じなんじゃないか
51:無名草子さん
07/09/08 08:53:04
カレー屋というより、料亭で、「ファミレスよりメニュー少ない」
っていってるだけでしょ。
宮部みゆきとかが向いているんじゃない?
52:無名草子さん
07/09/08 16:30:54
新参のファンが増えると51みたいな輩が混じるから困るよ。
53:無名草子さん
07/09/08 17:29:02
まあまあ、楽しくやりましょうや。
ところで藤沢作品について「あれは同工異曲だ」っていう評判は、
昔からあるわけだけれども。
なんかさ、俺の偏見かもしれないけど、そゆこと言う人って、
隠し剣シリーズ“だけ”読んで言ってるっぽくね?
確かに同工異曲といわれる面もあるかもしれないが、それぞれの作品には
それぞれごとの魅力があるんだよって、わかってもらいたいなあ。
まあ「味付け変えたってカレーはカレーだ」って言われりゃそれまでなんだけどさ。
54:無名草子さん
07/09/08 18:18:26
私くらいの年になると「玄鳥」なんてグッときます(40歳女)
55:無名草子さん
07/09/09 02:38:52
そんなときには「周平独言」とかのエッセイをオヌヌメ
56:無名草子さん
07/09/09 10:15:25
前のスレも司馬や池波よりずっと地味で、
やれ藤沢はストーリーが下手、落ちがない、スローテンポと批判され、
そこがいいんだ、司馬みたく年中作者がストーリーにしゃしゃり出たり、
(まあ、あれは時代小説ではなく歴史小説、少なくとも作者自身はそう考えてたからだが)
池波みたくわざとらしくストーリーをドラマチックにしないところがいいんだよ、
という温厚で寛容な藤沢ファンの解説がありましたな。
57:無名草子さん
07/09/09 15:08:42
まさか「同工異曲」を肯定する流れになるとは。
新参者にコビるのは寛容ではなく間抜けだよ。
釣られた俺も致命的なクズか。
58:無名草子さん
07/09/09 17:37:36
わざとドラマチックにしないところは私もいいと思ってます。
ドラマチックな書き方も嫌いじゃないんですけど、藤沢さんの作品は、あの朴訥な描写に魅力があると思います。
59:無名草子さん
07/09/09 18:41:03
揚げ足とりでもなんでもなく、素朴な疑問だが、
>わざとドラマチックにしない
は、
(わざとドラマチックに)しない
なのか、
わざと(ドラマチックにしない)
なのか。
>>56氏は前者を意図したようだが、>>58氏はどちらともとれる。
前者だとすると、個性ともとれるが、技量の限界ともとれる。
後者となると、これはこれでかなりの技術ということになる。
60:無名草子さん
07/09/10 09:59:00
なんかえらく狭量なのが居るな
61:無名草子さん
07/09/10 22:33:20
なんで好まれるのか、もしくは好んでしまうのか、に理性的な結論が欲しいんだろう。
62:無名草子さん
07/09/18 09:45:16
つうかカレーはねえだろ。
むしろ素饂飩や蕎麦だな。
周平作品読むと、あったかくなったり、ものがなしくなったりするんだよ。
63:無名草子さん
07/09/19 05:54:09
カレーが家族団らんの味なんだよ
64:無名草子さん
07/09/19 23:56:02
『驟り雨』の中の『捨てた女』
私はまだ高校生ですがすっかりはまってしまいました
何かお勧めがあったら是非教えて下さい
65:無名草子さん
07/09/21 06:06:27
全部お読み。
66:無名草子さん
07/09/22 01:29:32
全部読むつもりなら
『暁のひかり』は先に読んでおいたほうが良い。
67:無名草子さん
07/09/22 07:44:05
『白き瓶』『市塵』『雲奔る』『義民が駆ける』『密謀』『回天の門』
は、藤沢周平にどっぷり浸かってから読んだほうが良いと思ふ。
68:無名草子さん
07/09/25 18:02:55
藤沢周平未刊行初期短篇
は、最後がいいね。
藤沢小説を味わう、のとはまた違う味が魅力だから。
69:無名草子さん
07/10/02 15:33:33
DVDで用心棒日月抄シリーズをドラマ化した「腕におぼえあり」を見ているのだが、
よろずや平四郎活人剣からネタを流用していたので笑ってしまった
70:無名草子さん
07/10/03 17:52:11
娘が消えた。が入らなかったのは謎だよな。
71:無名草子さん
07/10/04 23:01:12
NHKで思い出したが、18日から暗黒版残日録とでも言うべき『風の果て』が放映開始ですな。
実写化不可能といわれていた作品なんだが、どう処理しているんだろう?
72:無名草子さん
07/10/08 01:28:50
昨晩の深夜に偶然プレマップで予告編見たよ。
あくまで個人的な感想だけど、結構良さそうな感じがしたよ。
佐藤浩市の又左衛門は迫力があった。
福士の隼太はパッと見が朝ドラとあまり変わらなかった。
でも髷は似合っていた。
というわけで、「風の果て」今再読中。
もう少しで上巻が終わる。
一度読んだものの腰を据えて本格的な再読は、藤沢周平の小説では初めて。
でも再読もなかなか良いものだと思った。
73:無名草子さん
07/10/12 13:40:35
山形新聞に藤沢周平に関する連載がしてあった
74:無名草子さん
07/10/15 17:50:44
方言?
75:無名草子さん
07/10/16 01:47:14
へっぺ?
76:無名草子さん
07/10/18 11:06:42
いよいよ今日か
期待半分、不安半分
77:無名草子さん
07/10/18 23:52:25
今回の風の果ては内容は個人的には合格点だが、見終わったあとに鬱になる
とりあえず主題歌をどうにかしろ
78:無名草子さん
07/10/19 11:23:48
あの暗さがいいんだよ。
しかし現在の又左衛門と市之丞からドラマに導入しなかったのは疑問だ。
79:無名草子さん
07/10/20 09:52:58
丸谷才一と向井敏が藤沢を絶賛してたから『蝉しぐれ』読んだけど、
面白さが全然わからない...
山本周五郎なら文章に独特のスピード感があるから
どんな題材でも読むだけで快感なのに。
80:無名草子さん
07/10/20 11:26:09
「風の果て」公式サイトの「よくある質問」に、
こちらの本は原作ですので、本ドラマと全く同じ内容が収録されているわけではありません。
と書かれていた。
俺みたいな原作ヲタに対する牽制かいなw
>>79
気にする必要はないと思う。
81:無名草子さん
07/10/20 13:34:59
>>79
合う/合わない、好き/嫌いは誰にでもある
わからない人はそれでいいんじゃねーの
82:無名草子さん
07/10/21 20:54:49
そうそう。
山本周五郎と同系列にしてる解説の類は、個々の才能を軽んじていると思うよ。
83:無名草子さん
07/10/22 08:26:04
こと文体に関しては、山本と藤沢は全く異質。
山本に近い現代作家はむしろ沢木耕太郎。
84:無名草子さん
07/10/22 12:23:10
今になって知ったが
10/9「わたしの藤沢周平」・・・
胡散臭いのに語らせてるなあ
何を考えてるんだNHK
85:無名草子さん
07/10/23 00:16:40
おそらく佐高あたりのことを言ってるんだと思うけど・・・
受け付けない人は受け付けないで良いと思うけど。
ただ「わたしの藤沢周平」は、よくあれだけいろんなジャンルの人から藤沢周平を語らせたと思うよ。
良質な良い番組だったと思う。
(録るだけ録って見てない回がまだまだあるけど。)
先週分は第一回目の江夏豊の回だったから、終わって、再放送になるんだろうけど。
86:無名草子さん
07/10/23 08:11:50
江夏が藤沢を!?うーむ意外。
87:無名草子さん
07/10/23 11:57:46
>>85
佐高じゃなくてドクター中松。分かりづらくてごめん。
ついでにどうも誤解があるみたいなので佐高について語るとですな、
俺は確かに佐高は嫌い。ただし、佐高のような視点があることは理解している。
俺が許せないのは佐高の姿勢なのですよ。
例えば小泉純一郎について。
俺も小泉大嫌いだし、小泉が好きだという信長も嫌いだ。
だけどね、信長を好きだという人の全部が全部どうかしてるなんて思わないし、
ましてや藤沢周平が信長嫌いだったからって、信長好きな小泉はダメだなあとか
そういう理論展開はないだろう。佐高は自論への誘導が強引すぎるんだよ。
ああいう書き方は藤沢周平への冒涜だと俺は思う。
俺は佐高みたいなお馬鹿さんと同類だとは思われたくないし、佐高のせいで
他の藤沢ファンの印象が悪くなるのは正直勘弁して欲しいってこと。
って本筋から外れちゃってすまん>ALL
88:無名草子さん
07/10/23 13:54:48
坊主憎けりゃか。
まあ旬が過ぎた文化人とやらだからなあ。
話題づくりに必死なんだろ?
89:無名草子さん
07/10/23 23:45:52
>>87
こちらこそ特番で使われた部分と勘違いしてしまったようで。
なるほど、姿勢や方法論で納得がいかないと。
自分は許容範囲だけど、こういう考えならありだと思うし、尊重出来ますね。
信長も小泉も嫌いだけれども、姿勢や方法論として受け入れられないというのはやや意外でした。
90:無名草子さん
07/10/27 00:21:24
佐高は山形だがらのぅ
91:無名草子さん
07/10/27 21:43:24
初めて藤沢周平の作品、「蝉しぐれ」を読みました。
余りの良さ、すがすがしさに感動し、
ほかにこのような作品で
皆さんご存知の小説(藤沢周平に限らず)は御座いませんか。
(いつも本屋に行くたびに読む小説で悩みます)
小説前半の、のどかながらも幾多の困難を乗り越える少年の物語から
後半の大きな流れは素晴らしかったです。
「蝉しぐれ」に登場する少年・少女たちの成長、
静かで美しい風景・人物描画は読前の期待を
大きく上回るものでした。
92:無名草子さん
07/10/27 22:02:51
>>91
そのまま藤沢流れでいかれては?
「風の果て」をお勧めします。」
93:無名草子さん
07/10/27 22:46:12
「回天の門」は最高
94:無名草子さん
07/10/29 23:28:39
>>92さん
>>93さん
早速本屋へ出向き「風の果て」を購入しました。
「回天の門」は置いてませんでした。
ご推薦ありがとうございました。
95:無名草子さん
07/10/30 09:50:00
>>94
ところが!
じつは何れも「清々しい」くはないのでした。
しかし、「蝉しぐれ」からのながれであれば、
是非お勧めしたい作品なのでした。
ま、騙されたと思って・・・。
96:無名草子さん
07/10/30 21:00:52
うぜぇ
97:無名草子さん
07/10/30 21:02:24
清々しくはないのかもしれんけど味がある。
>>94
ぜひ読んでみてください。
98:無名草子さん
07/11/05 22:02:13
>>97
いいんですよ。読む本を探しているだけなので。推薦されれば読むまでです。
早速仕事の帰りに10ページほど読み始めました。江戸時代の匂いがしてきて面白そう。
確かに登場人物の年齢が文四郎よりも上ですね。
99:無名草子さん
07/11/08 22:06:53
風の果て見逃した……orz
年末にまとめて再放送してくれんかなぁ
100:無名草子さん
07/11/10 06:01:02
評判いいよね。
パートのおばちゃんが、ほろりと泣いたとしみじみ語ってた。
101:無名草子さん
07/11/11 14:49:14
海鳴りを読みなはれ
102:無名草子さん
07/11/12 18:34:51
海鳴り、いいですなあ
103:無名草子さん
07/11/13 10:15:39
作者が訪ねた紙漉きの資料館、ちゃんと探しておけばよかった・・・
104:無名草子さん
07/11/22 22:52:25
NHK教育で『藤沢周平の日本』やってます!!今!!
105:無名草子さん
07/11/23 08:24:25
「風の果て」、2話まで激しく不安だったし、
細かい政策が抜け落ちてるけど、なかなかいいよ。
でもこれから先は竹山洋大先生のアイデアが
挿入されるようだから心配。
大丈夫だったら報告する。
テレビ東京の平四郎、よかったのにDVD出ないようだ。残念。
106:無名草子さん
07/11/26 16:56:14
オール読み物はまた藤沢周平特集か。
よほど売れるネタに困ってんのかね。
107:無名草子さん
07/11/26 19:16:02
そりゃあそうだろう。
しゃばげをやるわけにもいかんし。
108:無名草子さん
07/12/02 19:59:43
質問をさせてください。
武士ものの、とても短い短編で「道場に通う若い藩士たちが、先輩である
風采のあがらない武士をあなどって、闇討ちをしかけて脅かしてみようとするも、
いざ対峙してみるとその迫力におそれをなして逃げ出した」といった内容の
記憶があるのですが、タイトルも掲載された本も失念してしまいました。
詳細不明瞭で申し訳ないのですが、どうしても読みたくなってしまいました。
お心当たりの方はお教えください。
109:無名草子さん
07/12/02 20:30:29
>>108
そういうときこそ、ここへ行くべし
URLリンク(www.j-real.com)
ちなみにおたずねの作品は
「夜の橋」収録の「鬼気」でしょう
110:無名草子さん
07/12/02 20:33:36
ありがとうございました!
そして今後気をつけます。
111:無名草子さん
07/12/02 20:40:21
うわ、書き方悪かったかな?
別に怒ってるわけではないので、お気になさらず
112:無名草子さん
07/12/05 15:04:23
「武士の一分」見たんだけど
キムタクにやらせるなら「必死剣・鳥刺し」の方がよかった!
113:無名草子さん
07/12/05 16:07:01
「市井もの」の短編の題名が思い出せず、探しあぐねています。
内容は「裏長屋で父と妹、弟と暮らす娘(10歳位?)が主人公。
母親はすでに亡くなり自分が母親代わりとなり、家を守るしっかり者。
突然父が死に、涙の一滴も流さず葬式から弟等の事もすべて一人で片付けてしまった。
長屋の住人等は最初は可愛そうだと助けるのだが、そのうちに『情の強い娘』と敬遠し始めた。
すべてが済んで、いよいよ自分が遊郭に売られていく時も、世話になった住人達にきっちりと挨拶を済まし長屋を出ようとした時、初めて子供らしくわっと泣き出した。
それを見た住人達がほっとして、その娘の不幸を悲しみ、涙を流す」と言うものです。
お解りの方は是非教えて下さい。
よろしくお願い申し上げます
114:無名草子さん
07/12/05 16:55:04
>>113「本所しぐれ町物語」(新潮文庫)の中の「約束」でしょう。
115:無名草子さん
07/12/05 18:35:23
>>114
早速有難うございました。
見つからないはずで、「本所しぐれ町物語」だけが何処かへ消えてしまっていました。
これから捜してみます。
厚く御礼申し上げます。
116:無名草子さん
07/12/06 05:57:22
このあらすじ読んだだけで涙腺がゆるんできたお
117:無名草子さん
07/12/06 14:40:26
とことん若い人間にはわからん内容だ
118:無名草子さん
07/12/06 22:36:10
んー
中学生で夏目漱石もどうかと思うんだよねぇ
119:無名草子さん
07/12/11 06:08:21
【映画】藤沢周平さんの人気小説「山桜」が映画化…田中麗奈&東山紀之主演で来年初夏に公開[12/09]
スレリンク(mnewsplus板)l50
120:無名草子さん
07/12/11 09:51:24
もうジャニタレ使うのやめてほしいな
121:無名草子さん
07/12/11 10:39:13
東山はジャニだがそんなにひどくない。
122:無名草子さん
07/12/11 14:30:33
酷いよ。最悪レベル。
123:無名草子さん
07/12/11 14:55:55
ジャニタレ嫌いフィルタかかってないか?
124:無名草子さん
07/12/11 18:29:02
とりたてて人気作かというと……
うーん
125:無名草子さん
07/12/11 23:25:08
仕事人に出たときのヒガシはダメダメだったろうて
126:無名草子さん
07/12/12 01:50:28
だから「必死剣・鳥刺し」を・・・
ジャニタレが串刺しになるところ見たい
127:無名草子さん
07/12/12 06:05:57
……そういう感覚をもつ人間が藤沢周平を読んでいるのが信じられない
128:無名草子さん
07/12/12 06:27:31
しかし、たとえばショタコン、ロリコン、ホモ、レズであっても、藤沢を愛読してはいけないという法はない
つまりいろんなのがいるのさ。それは藤沢作品を読んでてもわかること
129:無名草子さん
07/12/12 09:51:36
誰と比べてダメかってのもあるよ。
ちなみに仕事人のヒガシは悪くなかった。
他にもっとひどいのがいたから。
130:無名草子さん
07/12/12 14:25:57
ロリコンが藤沢作品読むのはアリだと思う
131:無名草子さん
07/12/12 20:37:04
うむ。
女性読者に遠慮している場合じゃない。
佐知ばっかが人気ヒロインじゃねぇぞぇ。
132:無名草子さん
07/12/12 21:58:02
蝉しぐれで主人公がまだ若者の時に
飯屋かどこかで仲間たちと酒を酌み交わしてる描写が良かったな
また、ああいうのを読みたい
なんかない?
133:無名草子さん
07/12/13 10:23:23
>>132
「三屋清左衛門残日録」がいいんじゃないかな。年寄りだけどw
あとは・・・「用心棒日月抄」シリーズなんかどうだろう。
134:無名草子さん
07/12/14 07:14:09
>>133
三屋は読みました
用心棒~は未読だけど、チャンバラ物には抵抗があってちょっと・・・
当時の武家の生活に興味があるので、「風の果て」を読んでみます
情報小出しスマソ
135:無名草子さん
07/12/14 10:15:24
>>132「暗殺の年輪」(文春文庫)などいかがでしょう。
若き主人公に絡む「お葉」という女性が出てきます。
藤沢作品に登場する女性の原点のような気がしています。
136:無名草子さん
07/12/14 21:58:28
昔読んだときはさっぱり面白くなかった悲惨な市井ものが
最近妙に心に残る。
137:無名草子さん
07/12/14 22:22:08
>>135
初期の作品ですね
短編集というのが少しひっかかりますけど、風の果てと合わせて多分買うと思います
アマゾンレビュー読んだらなかなかの作品のようだし
thx
138:無名草子さん
07/12/22 16:50:46
『獄医・立花登』シリーズ全4巻、1冊105円でまとめて購入。
講談社文庫の旧版で買えて良かった。
藤沢周平の作品って次々新装版が出てるけど、字が大きすぎるのは逆に読みにくいんだよね。
139:無名草子さん
07/12/22 17:45:12
確かに字が大きいと読みにくいね。「静かな木」とか。
140:無名草子さん
07/12/23 13:49:25
今は、筆名から平の字を取ってるんだから、
スレタイも「藤沢周」とすればよかったものを(^^;
141:無名草子さん
07/12/23 15:50:16
おいおい、藤沢周平と藤沢周は別人ですよ?
142:無名草子さん
07/12/23 23:56:30
>>140
釣り?
143:無名草子さん
08/01/03 16:11:18
公方から越後新津に転封を命じられた海坂藩酒田家は隣国久保沼藩佐梅家21万石、仙石藩松平家62万石、米津藩下杉家15万石、また海坂藩に好意的な御三家水戸藩に周旋を依頼した
恐らく、武蔵山越藩の策謀に違いあるまい。
播磨姫井藩15万石に転封を願った山越藩主松平山城守は次に羽州海坂に狙いを定めたのであろう
144:無名草子さん
08/01/04 00:55:54
なんだろ。間違い探しかね?
たしか、義民が駆けるだったとおもうが?
新津→長岡
海坂→庄内藩酒井家
久保沼→秋田藩佐竹家
仙石→仙台藩伊達家
米津→米沢藩上杉家
山越→川越
姫井→姫路
145:無名草子さん
08/01/04 01:28:40
「この白菜がうまいな」
町奉行の佐伯熊太は、おかみがはこんで来た白菜の漬け物にさっそく箸をつけた。
「わしはこれが好物でな。しかし、よくいまごろまであったな。白菜というのは、大体これから漬けるものじゃないのか」
「そうです。よくご存知ですこと」
おかみのみさはそう言い、手早く清右衛門の膳にも白菜と、このあたりでハヤといわれるマガレイの焼いたのを配った。
これでいいか?著作権法にひっかかってもしらんよ。
146:無名草子さん
08/01/04 03:13:38
正月の餅もロクに買えないような甲斐性無しが藤沢作品らしい
147:無名草子さん
08/01/04 08:42:33
>>145も正しくは赤蕪の漬物だろうけど、何がしたいんだ?
148:無名草子さん
08/01/05 16:52:46
144だ。
143は間違い探しの問題を作ったと勝手に解釈した。
回答しておしまいでは止まってしまうので次の問題を作ったつもり。
釣られた人は次の問題も作るべし。
ちなみに間違いはあと2つあるのだが、
赤蕪だけ答えるところがしぶいのう。
147さんよ、こういうのは面白いとはおもわんか?
149:無名草子さん
08/01/05 17:51:47
別に
150:無名草子さん
08/01/06 09:24:53
俺が>>147を書いたような気がするのだが。
151:無名草子さん
08/01/13 15:26:46
短編集『闇の梯子』は面白いですか?
152:無名草子さん
08/01/13 19:29:36
面白いですよ。
暗い内容の話が苦手な自分はあまり読まないようにしていますし、
ですから人におすすめしたこともありませんが、話がつまらない
ということはありません。
逆に、これがいいんだ、好きだという人もいます。
153:無名草子さん
08/01/13 23:47:32
蝉しぐれの映画はキャスト見て最初どうかと思ったが、
今田とふかわが妙に藤沢らしさを出してた気がする。
ちなみに原作は読んでない。長編ばっか読んでます。
154:無名草子さん
08/01/13 23:55:18
短編の方がいいよ
155:無名草子さん
08/01/14 01:30:15
古本屋で藤沢周平展の展覧会図録があったので手にとって見たら
むちゃくちゃ完成度の高い藤沢読本だったので即買!
装丁もなかなかイイ!解説は監修の井上ひさしが書いたのかな?
展覧会の図録ってことだと、全国の本屋でも流通しないんだろうから
すごいもったいなす。文春あたりで公刊した方がよかったんちゃうんか。
156:無名草子さん
08/01/15 06:03:30
古書店に渡った経緯を想像するとき、なんとなく切ないものを思い描くのが
藤沢読者。
157:無名草子さん
08/01/15 20:48:56
同意
でも喜んでくれる人の手元にあった方が図録も幸せだと思う。
158:無名草子さん
08/01/15 21:24:54
貴重な本を売って正月用の餅を買ったんだろうなあ
159:無名草子さん
08/01/18 19:55:55
それはむしろ山本周五郎のような。
自分の最後の時が近づきつつつあることを知ったご老人が、
ふと書棚を眺めて、自分が去ったあとこれらの愛読書はどうなるのかと
、ちらと思ってから、家人は古書店に売るだろうとわずかに頬をゆがめる……
そういう感じがする。
160:無名草子さん
08/01/21 22:32:52
>>159
結婚してくれw
161:無名草子さん
08/01/22 05:30:20
ものを増やさず、むしろ少しずつ減らし、段々と気配を消しながら
ある日ふっと消えるように死ねたら幸せだろうと
ときどき夢想する。
藤沢さんのエッセーにこんな一文があったなぁ…。(うろ覚えスマソ)
162:無名草子さん
08/01/22 19:36:08
うんこ
163:無名草子さん
08/01/22 19:37:18
チョットお聞きしたいのですが・・・
暗殺の年輪よんだのですが・・あれでラストですか?
話が終ってないような気がしますけど??
164:無名草子さん
08/01/22 20:45:54
あれでいいんじゃないの?
無事に逃げおおせるか、討手と戦って倒れるかは読者の想像にお任せしますって事で。
165:無名草子さん
08/01/22 22:04:21
藤沢周平はそういう話多いよね。
166:無名草子さん
08/01/22 23:29:57
読後感の暗い・明るいの差は、読者に向けられた伏線の傾向によるよな
「朝焼け」とかさ
167:無名草子さん
08/01/26 18:58:22
1月26日か。早いなあ。
168:無名草子さん
08/02/01 05:55:52
藤沢周平好きの方は、どういう漫画を好まれるのでしょう?
169:無名草子さん
08/02/02 11:58:31
>>168
3丁目の夕日
170:無名草子さん
08/02/02 12:43:49
ケロロ軍曹
171:無名草子さん
08/02/02 19:33:20
勇午
172:無名草子さん
08/02/02 20:05:12
はぐれ雲
173:無名草子さん
08/02/03 01:56:33
おせん
174:無名草子さん
08/02/03 15:11:32
侍、やめます
175:無名草子さん
08/02/04 22:12:10
シグルイ
176:無名草子さん
08/02/04 23:57:32
>>168
王様の仕立て屋
…まだ続く?
177:無名草子さん
08/02/05 22:05:55
藤沢有段者の方へのアンケート
回答は一つとします。
あなたが次の方へ薦める藤沢の作品は何ですか?
1.会社でリストラにあい意気消沈している先輩。
気力をふり絞ろうとするが、若くない身で不安が先にたち希望が持てないでいる。
178:無名草子さん
08/02/06 01:22:12
機動旅団八福神
179:無名草子さん
08/02/06 23:01:55
>>177
あえて「半生の記」を。
180:無名草子さん
08/02/07 15:38:07
>>168
「覇-LORD」
181:無名草子さん
08/02/12 01:36:22
初の藤沢周平で『又蔵の火』を読む。
んー、こういう作風ばかりなのかな?
182:無名草子さん
08/02/12 07:29:50
それはまた、えらくヘビーなのから入っちゃいましたな。
初期作品にはそういう作風が多いです。
183:無名草子さん
08/02/12 18:47:15
そっか、あれはヘビーなのか・・・
というわけで『神隠し』を購入したんで読んでみます。
184:無名草子さん
08/02/14 20:17:51
感想よろ
185:福ちゃん
08/02/21 22:41:20
鶴岡雪だろうな~
また行きたい
中年のおっさんがうろうろしてるよ
186:無名草子さん
08/03/03 14:04:46
藤沢周平っぽい漫画ってあまりないよね。
主人公がいわゆるスーパーヒーローではないから。
187:無名草子さん
08/03/05 20:05:05
あまり、ってことは何作かはあるんですか?
188:無名草子さん
08/03/20 23:14:38
人情味あふれる時代小説で知られる作家、藤沢周平(1927~97年)がデビュー前に書いた単行本未収録の
短編「浮世絵師」がみつかった。デビュー作「溟(くら)い海」の原形ともいえる作品で、デビュー作に至る過程を
検証するうえで貴重な資料といえる。22日発売の「オール読物」(文芸春秋)4月号に掲載される。
「浮世絵師」は文芸史家で相模女子大教授の志村有弘さんが所蔵する雑誌「忍者読切小説」(高橋書店)64年新年号に、
藤沢周平の筆名で載っているのが見つかった。葛飾北斎を主人公にした原稿用紙50枚ほどの短編。「忍者読切小説」は実物がほとんど残っていない。
元編集者で藤沢文学に詳しい阿部達二さんによると、この作品の7年後、角度を変え人物描写を
深めて書いたのが71年にオール読物新人賞を受賞したデビュー作「溟い海」。さらに阿部さんは
「後年、浮世絵にまつわる多くの佳品を生み出した。若書きながら『浮世絵師』は、その第一作であった」と解説している。
無名時代の作品は06年に14点発見され「藤沢周平 未刊行初期短篇」として単行本が刊行されている。いずれも62~64年「忍者読切小説」など
3誌に発表したもので、同時期に執筆、発表された作品で単行本未収録は今回の短編が最後の一編と阿部さんは推測している。【内藤麻里子】
189:無名草子さん
08/03/25 16:54:56
>>187
個人的にはもりもと崇がお薦め。
性描写満載だけど、面白いです。
190:無名草子さん
08/03/25 20:23:17
あんん…
初周平で蝉しぐれ読んだが感動した…
小説で泣いたのは初めてだ。
最後の描写に鳥肌がたったよ。
叶わぬ恋の物語なのに読後感が清々しくてよい。
さて、次もまた氏の小説を読みたいんですが
なにがおすすめでしょうか?
191:無名草子さん
08/03/26 23:03:06
「海鳴り」とかは?
192:無名草子さん
08/03/27 01:53:18
恋愛短篇集の「橋ものがたり」はいかがですか?
193:無名草子さん
08/03/27 01:55:37
叶わぬ恋なら「石を抱く」がお勧め。
「竹光始末」に収録されてる。
194:無名草子さん
08/03/27 08:49:40
>>191-193
ありがとう。とりあえずぜんぶ読んでみます
195:無名草子さん
08/03/31 01:09:51
初めまして。藤沢初心者のものですが・・・
とりあえず、風の果て→蝉しぐれ→三屋清左衛門残日録→隠剣孤影抄と読みました。
皆さんの前スレ読まなかったのですが、こんな私でも仲間に入れていただけますか?
196:無名草子さん
08/04/01 19:30:18
2ちゃんだもの。気にせずマターリと書き込めばよろし。
197:無名草子さん
08/04/01 20:34:10
>>195
ようこそ
198:無名草子さん
08/04/03 20:31:46
老眼というほどじゃぁないんだけど、最近の文字が大きくなった版の
文庫の読みやすさは異常。
青江はいい奴だなぁ。まさに好漢。
199:中坊
08/04/06 23:47:26
こんなスレがあったとは!みなさんよろしく。
俺は日月抄で池波ワールドから藤沢ワールドに移って、以来「三屋清左衛門残日録」が一番好き。
「風の果て」も小説は好きだった。テレビでは別の話になってたかな。別物と捉えればテレビ作品としては良く出来ていたけど。清左衛門はNHKでのテレビもなかなか原作に忠実で大好きだった。
作品としては用心棒日月抄は話も登場人物も良く練れているし、エンターテイメントとしても良く出来てて好きな作品なんだけど青江に何か引っかかるんだよねえ。自分の「一穴主義」と関係あると思うんだけど皆の考え聞かせて。
200:無名草子さん
08/04/07 08:26:44
>>199
人はそれほど立派じゃないってことだろうと思う。
池波ワールドにいたならわかるだろう
「人は良いことをしながら悪いこともする、悪いことをしながら良いこともする」
そういうことでいいんじゃないかな。
201:無名草子さん
08/04/07 20:46:25
団塊世代あたりの佐知好きには辟易だ。
202:無名草子さん
08/04/07 21:05:19
何もケンカ売らなくても
203:中坊
08/04/08 16:45:52
まあまあ。人の好き好き、って言っちゃえばそれまでなんだけどね。
清左衛門には男として魅かれるものがあるんだ。
青江は「悪いところも」というより、俺にはどうしたいのかわからんのだよ。
まあ、本の登場人物にここまで熱く語らせてしまう辺りが魅力の一つなのかも知れんが。
204:無名草子さん
08/04/08 20:22:33
「青江がどうしたいのかわからん」の意味がわからん。
もう少し詳しくおながい。
205:無名草子さん
08/04/08 20:29:54
本妻と佐知のこと?
206:中坊
08/04/08 22:21:13
そうれす。
207:中坊
08/04/08 22:47:40
もっと詳しく言うと、佐知が途中から都合の良い女に見えちゃうんだよね。
208:無名草子さん
08/04/09 07:31:25
それはそれでいいんじゃないかと思うのだが。
都合の良い女であることを受け入れている女、それが佐知ってことで。
209:中坊
08/04/09 13:26:15
うーん。そう?
その図式がわかっていながらそのままの青江に漢を見ることが出来んのだ。最後も極めて、その点では都合よく終わるし。
清左衛門とみさの関係のほうがリアルでほろりとさせられる。
まあ、すまん。個人的な好みなんだけどね。
210:無名草子さん
08/04/09 18:21:44
それは、青江から見て佐知は「都合の良い女」ではないからだと思う。
佐知のほうは、そう思われても一向に構わない、気にしないというスタンスだろうけど。
青江にとって佐知は、共に幾たびも死線を乗り越えてきた、いわば同志なんだろう。
だからこそ、分かち合いたい想いが募れば、男女なら身体の関係ができることだってあるさ。
それより俺は、佐知や由亀よりもおりん師匠のほうが好き&不憫でならん。
たまには思い出してやってくれよ青江。
211:無名草子さん
08/04/09 19:06:14
三屋清左衛門残日録を読む。
時代小説というよりひとつの人生哲学論に思えてとても感慨深かった。
・・・単純にいうと面白かった!自分が抱えている悩みや不安がちっぽけに
思えてきて少し楽になった。
それと子供の頃死んだじいちゃん思い出してジンときました。
212:中坊
08/04/09 21:18:02
210さん
佐知は「気にしないというスタンス」ではないじゃん。
どんなに想いが募っても、その結果悲しい思いをさせるならやるべきではなかった、と思うのさ。
おりんとは、またマニアックなところからきたね。思わず確認しちゃったよ。
211さん
清左衛門、今も折にふれて読むんだけどいいよねえ。改めて読むと、いろいろな登場人物の気持ちになって読めるんだ。
213:無名草子さん
08/04/09 21:47:41
>>212
気にしない、ということの意味を取り違えられちゃったみたいね。失礼。
要するに、佐知ってのは大人の女だよと言いたいんだが、このニュアンスが伝わるかなあ。
214:中坊
08/04/10 17:42:33
うん、言いたいことはわかるつもりなんだ。
佐知が本意か不本意か「大人の女」なのはわかる。
俺が言うのは曲がりなりにも惚れた女に「大人の女」を演じさせる青江の気持ちがわからん、ということ。
俺はフェミニストではないが、誰もそういった「大人の女」にはなりたくないのでは?
自分で自分に「お姉ちゃんらしくしなさい!」って言ってるみたいで可哀想。
第一作で青江に魅かれていた分、がっかりしたんだよね。
215:無名草子さん
08/04/10 20:32:06
「大人の女」を演じているのではなく、佐知自身が青江の妻になりたいとか
添い遂げたいなどとは思っていないような気がする。
佐知って確か、一度どこかに嫁いだけど、離縁したんだっけ?
だから結婚=女の幸せとは思っていないような気がする。
彼女の気質からしたら、青江の妻や、青江自身に迷惑をかけてまで
青江と一緒になりたいとは思っていないように思えるんだが。
いくら互いに好きでも、世の中にはどうにもならないことがある。
たまにしか会えなくても、本人達はそれでじゅうぶん幸福だと思えるような
間柄が、佐知と青江なんじゃないのかな。
216:中坊
08/04/10 22:16:28
そうね。おおむねその意見には賛成。だから青江に腹立つの。
だって由亀いなかったらどうよ。本当は一緒になりたかったんじゃない?
217:無名草子さん
08/04/11 07:40:09
それは考えても詮無いことだねえ。
先にも書いたように、青江と佐知の関係は、惚れたはれた以上に“同志”なんだと俺は思う。
>>215氏が指摘したような佐知の心情を、最大限尊重しているのが今の関係なんじゃないかな。
218:中坊
08/04/11 20:48:32
うーん。何か会話が空回りしている気がする。
だから、同志なのには異を唱える気は無いって。
「日陰の女」の境遇を喜ぶ女はいないでしょ、と言ってるの。
もし「佐知は違う」という人がいるならそれは間違ってるよ。
215さんの言う「迷惑かけてまで云々」も、俺もそう思うってば。
でも、その苦しい想いを振り切るために出家なんでしょ。
それが可哀想だと言ってるの。
そこが青江に腹が立つと言ってるの。
お前は男ならやるべきじゃなかった、と言ってるの。
219:無名草子さん
08/04/11 21:08:29
そうだねぇ、まあ、割り切れないけれど
そういう関係もあるんだろう。
逆に、自制してしまう青江というのもつまらないというか、共感しにくいこの不思議。
220:無名草子さん
08/04/11 21:11:16
そこらへんのけなげさが魅力なのかもよ>佐知
日陰の女であるけれど、かといって、自分の要求を表にさらす、とその魅力が失せるような。
221:無名草子さん
08/04/11 21:44:51
なんか中坊氏は過剰に感情移入しすぎているような希ガス。
「佐知は違う」とは俺も言わない。
が、中坊氏の言われるような形で佐知を可哀想だと思うのは、
むしろ佐知に対して失礼なのジャマイカ。
222:無名草子さん
08/04/11 21:59:22
すまんが、雲行きが怪しくなってきた気がするので、そろそろ話題変えないか?
223:無名草子さん
08/04/11 22:07:56
細谷の晩年はどうよ!? というのが自分の中でまだくすぶってる
自分としてはちょっと分かる気がする。
ただ、藤沢周平という作家が、「そうしなかった」理由を考える時と、
作中の人物が「そうしなかった」理由を考える時との、境界線があいまいで……
こうしたことは曖昧でいいのかもしれないけれど、うーん。
224:無名草子さん
08/04/11 22:10:15
申し訳ない。リロードしてませんでした……orz
225:無名草子さん
08/04/11 22:23:14
じゃあ映画化に事寄せて「山桜」ネタでも
226:中坊
08/04/12 09:59:43
感情移入できない読書なんて俺にはありえないんだ。
ごめんね。場所使って。じゃあね。ありがと。
227:無名草子さん
08/04/14 21:13:52
どういたしまして。
楽しかったよ。
228:無名草子さん
08/04/20 00:52:14
山田洋二監督はよく藤沢作品を映画化されるけど、やっぱりあの世界観が好きなのかなぁ?
今更だけど「たそがれ清兵衛」や「武士の一分」は面白かったし、私にとっては原作を読む
きっかけをつくってもらった作品です。
最近はNHKの「風の果て」の影響で原作も読んだし(三屋清左衛門残日録も遅ればせながら)
こんなにすごい作品を今まで読めなかったことが悔しいです。特に学生時代に読めてたら、今の
自分も少しは違ってたんじゃないかなと思えるんです。
社会に出て自分がいかに子供で、周囲の人に沢山迷惑を掛けてたんだなとか、人として大切な
事を教えてもらった気がします。
また、このスレに出会えたのも嬉しいです。もしよろしければ、お勧め作品など教えて頂きませんか?
・・・とっても厚かましいお願いですみません。
またここに来る時には色々自分なりに読んでみて皆さんと議論してみたくなったので。
こんな生意気な奴ですが、よろしくお願いします。
229:無名草子さん
08/04/21 17:06:17
昔読んだ短編でタイトルを忘れたので教えて下さい。
商人として成功した主人公は不治の病になり、余命が少ない。
その主人公は過去に強盗をした事があり、その時の共犯者を恐れている。
その共犯者を消すために捜し出すが、相手は主人公を覚えていなかった。
だけど自分が尋ねて行ったばかりに、思い出させてしまって結局殺してしまう。
それを岡っ引きに見つかって、過去の強盗もばれてしまう。
こんな内容だったんだけど、分かる人いますか?
230:無名草子さん
08/04/21 21:41:34
>>229
新潮文庫「神隠し」に収録の、「昔の仲間」で間違いないと思います。
詳しくはこちら等でご確認されるとよろしいかと。
URLリンク(www.j-real.com)
231:無名草子さん
08/04/21 22:12:19
早速教えて下さってありがとうございます。
『神隠し』、探してみます。
232:ショボン
08/04/21 22:36:09
(´・ω・`)藤沢さんの短編で印象に残ってる作品を教えてくださいな
233:無名草子さん
08/04/21 23:19:50
今日、知人と連作短篇集「本所しぐれ町物語」の話をしていたんだが、
ちょこちょこ出ていた盗人の正体が(メール)だと言われた。
けっこう前に読んだのでもう記憶にないが、そうだったっけ??
234:無名草子さん
08/04/22 19:20:02
へえぇ、そうなんですか?
なんか唐突に出て唐突に消えたラストだなーと思っていたんだけど・・・
もう一回読み直しですな・・・
235:無名草子さん
08/04/23 01:48:19
あの盗賊には(メ蘭)がいたはずだが、あの人物にそんな描写あったかなあ。
誰か確認して。
236:無名草子さん
08/04/23 07:26:26
ゆうべ確認しましたが・・・どうもそんな感じはしないような。
泥棒の「昼間の姿」が一致しないように思うのは、自分の読み込みが足りない為かしら。
とはいえ、あの人物に関する描写が極端に少ないのは確かです。
彼が老人なのか若者なのかも言及されていませんから、>>233氏のご友人がおっしゃるような
読み方も可能かもしれません。
237:無名草子さん
08/04/23 21:49:51
短編集『橋ものがたり』は何度読んでもいいなあ。
238:無名草子さん
08/04/25 22:36:22
セックスが気持ちいいのはね、身体だけじゃなく
好きな相手と心も重ねるからだよ
239:無名草子さん
08/04/27 12:15:57
>>236
ヒント「17歳」
240:無名草子さん
08/04/27 17:55:56
いや、そのヒント意味がわからないw
もう少し読み込んでみます・・・
241:無名草子さん
08/05/03 16:25:46
橋ものがたり、旅先でも読んでます。 渋滞もなんのそので頑張ってま~す!
242:無名草子さん
08/05/07 22:15:10
テスト
243:無名草子さん
08/05/21 20:56:46
ちょこちょこと映画の話題が新聞なんかに出てきてるね
今日の朝日の夕刊とか、定年時代とか。
244:無名草子さん
08/05/21 21:48:40
「蝉しぐれ」を読んでもうちょっと藤沢周平読んでみたくなったんだけど
ここの住人が一番面白いと思ってる作品って何?
245:無名草子さん
08/05/22 22:08:58
蝉しぐれと風の果て
246:無名草子さん
08/05/22 22:33:11
史実物以外、基本外れがない。……というのがおおむね総意になるんじゃないだろうか。
そのうえでおすすめとなると、
244が蝉しぐれのどこを気に入ったかによるかなぁ。
247:無名草子さん
08/05/23 01:01:00
自分はよろずや平四郎活人剣が一番好きだわ。屈託無く気持ちよく最後まで読める。
248:無名草子さん
08/05/26 20:48:53
決めがたいが、市井モノの中では短編集の驟り雨を推す。
月並みなことを言えばスルメのような10篇。
249:無名草子さん
08/06/02 02:37:57
15年ぶりに「闇の傀儡師」を読んだ
まるでおぼえていなかったので楽しめたんだけど
妙に記憶していたラストシーンが違うきがする
最後に主人公の男が好意を寄せてる?女の人にキスするシーン
「○○は○○の口を吸った」
で終わったきがしててこれにわくわくしてたんだけど
ひょっとしたらこのシーンは違う本だったのかもしれない
相手の女性が記憶は定かじゃないんだけど忍者だったかもしれん
どなたかタイトルわかりませんか?
250:無名草子さん
08/06/03 22:10:05
>>249
ぱっと思い浮かんだのは、講談社文庫「獄医立花登手控え2 風雪の檻」ですな。
ただ、相手の女性は忍者ではありませんが。
251:無名草子さん
08/06/05 22:07:24
「獄医立花登手控え2 風雪の檻」ちょうど今日読んだ所です。
確かにラストはそんなシーンですね。
それにしても「死罪はなりませんぞ」のくだりは何度読み返しても感動する。
252:無名草子さん
08/06/06 20:51:51
「獄医立花登手控え」シリーズ気に入りなんだが、
>>251
「死罪は~」は、自分も好きなくだり
関係ないが、
このシリーズの文庫巻末にある、他のある作家の解説で、
最終巻のネタばれ(としか思えない……)があって、
うっかり読んで、がっかりしたことがある
お気をつけください。
253:無名草子さん
08/06/12 13:31:28
文庫本はだいたい持ってるんだけど
家建てたら書斎作って全集買おうかと思ってる。
それとも単行本制覇の方が棚に味が出るだろうか
全集持ってる人、読みやすさとかどうですかね
254:無名草子さん
08/06/15 02:20:08
読みやすいのは文庫の方だね。
255:無名草子さん
08/06/15 02:31:56
隠し剣シリーズの女人剣さざ波が好きだ、秘剣ものはすばらしいね!
256:無名草子さん
08/06/15 11:06:08
>>253
どっちも揃えて文庫は常に持ち歩く。聖書の如くw。
>>244
「彫り師伊之助・捕り物覚え」「又蔵の火」「暗殺の年輪」
この人こそ日本ノワールの開祖と信じて疑わない。馳星周をして第一人者というのは
単なるミスオタの知ったかぶり。
257:無名草子さん
08/06/15 12:58:42
短編集の竹光始末、たそがれ清兵衛読んだんだけど短編集以外でお勧めのある?
できればエロいやつ
258:無名草子さん
08/06/15 16:25:42
藤沢作品にエロはないと思うなあ。
長編なら「用心棒日月抄」シリーズで、そこそこってところか。
あとは好みで「海鳴り」とか。
259:無名草子さん
08/06/16 21:24:28
エロというか
今読んでる立花登のはさわやかエロスな印象
たすきがけして捲られた袖からチラ見えの、普段日に当たらない肘のあたりが眩しい白さだったり
梯子を上る腰が揺れてるとか
そういう暮らしに根付いた庶民のエロがある…かな
260:無名草子さん
08/06/18 12:13:43
藤沢作品にエロを求めてもねぇ。すがすがしい男の生き様や人の持つやさしさや厳しさを感じてほすい。
261:無名草子さん
08/06/23 19:59:59
初期作品集の空蝉の女がそうかも?
262:無名草子さん
08/06/25 11:16:58
剣客商売か鬼平犯科帳で女性剣士に憧れる女性がいたような記憶がするのですが
なんでしたか?
263:無名草子さん
08/06/25 11:41:13
おならを気にする女性剣士に賄いのおじいさんの孫娘が好意を抱いていた
とまで覚えています
264:無名草子さん
08/06/26 19:55:20
池波スレで聞けよ
265:無名草子さん
08/06/29 05:31:41
残日録 萌え
266:無名草子さん
08/07/01 17:28:04
ちとすまぬが、飼い犬を喰われてしまう話があったと思うのだが、どれで御座ったかの?
267:無名草子さん
08/07/01 21:01:31
「岡安家の犬」ですな。
268:無名草子さん
08/07/02 08:55:07
かたじけない。すっきり致しました。
269:無名草子さん
08/07/04 21:47:19
渇いて候
270:無名草子さん
08/07/06 21:39:10
ケーブルテレビで 残日録とか再放送してるんだな・・・
うーん・・・
271:無名草子さん
08/07/06 23:15:25
かたせ利野のマンコ舐めたい
272:無名草子さん
08/07/07 21:58:10
それだけで満足してしまうところが、らしいな。
273:無名草子さん
08/07/09 20:05:04
帰宅の山手線、やれやれと席に座って日月抄を読んでいた俺が、ふと横の
青年をみると、彼の文庫は密謀だった。
274:無名草子さん
08/07/10 00:55:08
藤沢作品何度も読み返し、もう読む本がない。仕方なく池波を読み返す。もっとたくさんの作品を残してほしかった。
275:無名草子さん
08/07/10 11:33:51
南果歩はいい。
276:無名草子さん
08/07/13 00:44:19
市塵ってあまり面白くないな。
277:無名草子さん
08/07/13 21:10:02
理由もかかんと。
278:無名草子さん
08/07/14 16:57:27
なんとなく、新井白石が好きじゃないからかも。唯一藤沢作品できらいな本。 好きな作品だけでなく嫌いな作品があればあげてみて。
279:無名草子さん
08/07/16 20:29:00
作品名忘れたけど、なんか俳句のやつ
280:無名草子さん
08/07/16 22:07:55
一茶?
歴史モノは大抵暗いから読んでできつい
281:無名草子さん
08/07/17 20:14:01
暗いというか、展開が地味なんだよ、地味すぎるといってもいい。
自然描写もあまりないしね。
史実をベースにしても剣豪ものはよかったけれども。
282:無名草子さん
08/07/17 23:01:08
史実物はリアルすぎてキツい。おいらの感想はそんな感じ。
283:無名草子さん
08/07/18 08:35:58
市井物や海坂藩物は本当に面白い、あと秘剣物。藤沢文学の真骨頂だね。何度読んでも面白い。
284:無名草子さん
08/07/20 21:46:34
やはり50歳ぐらい向け?
285:無名草子さん
08/07/20 21:54:16
それはもったいない。
286:無名草子さん
08/07/24 00:29:52
少し前に山形大学の講義で
剣道七段の人が用心棒日月抄(多分)の殺陣シーンを
数十分間たっぷり再現ってのを地元の新聞で見たよ
地震きた
287:無名草子さん
08/07/24 00:42:22
しがない商店主、金もなく暇もないけど、店番の時に読む周平文学がしがない私の人生を豊かにしてくれる。
288:無名草子さん
08/07/24 15:53:42
もう既出かな。NHKラジオの松平定和の朗読の小部屋。
よろず屋平四朗。毎週月曜日のお楽しみです。
289:無名草子さん
08/07/25 01:31:37
>>288
何時ですか?
290:無名草子さん
08/07/25 10:10:06
NHKラジオ深夜便午前0時だらぁ?
よろず~じゃなくて用心棒日月だべ。
291:無名草子さん
08/07/25 13:47:19
磐田おつ
292:無名草子さん
08/07/25 16:24:33
南果歩はいい。
293:無名草子さん
08/08/05 14:30:04
藤沢先生が、山本周五郎をほとんど読んでないてのは本当なんだろうか。
俺はやんまもとは、時代がかかりすぎた道徳心や男女関係が好かんので、
昔はよく読んだが、最近は物足りなくつーか鼻につくようになって藤沢先生の方がずっと良いのだが。
294:無名草子さん
08/08/05 15:48:48
???
295:無名草子さん
08/08/09 01:00:19
なんか右京太夫だっけ?あの人すきw
296:無名草子さん
08/08/12 14:26:53
何言ってるかわからない。挑戦人?
297:無名草子さん
08/08/16 18:10:15
殿様が好きってのも凄いな。
298:無名草子さん
08/08/18 16:27:42
「鬼」という短編が、どの文庫本に収録されているか調べているのですが、
鬼という単語は藤沢さんの作品名等に多いようで、探し当たりません。
ご存知の方いらっしゃったら、ご教示願えないでしょうか。
299:無名草子さん
08/08/18 16:38:03
池波ファンでも楽しく読めますか?>藤沢もの
300:298
08/08/18 22:34:05
自己解決しました。
「神隠し」買ってきました。お目汚しすみません。
301:無名草子さん
08/08/18 23:45:51
>>299
両方好きって人もいるから、多分大丈夫。
302:無名草子さん
08/08/20 21:27:56
司馬遼太郎ばっか読んでるけど、藤沢周平も好き。ってぇか司馬センセに
うんざりしてきたころに藤沢センセ読むと新鮮すぎてたまらねぃw
303:無名草子さん
08/08/21 06:53:55
残日録萌えー
304:無名草子さん
08/08/22 15:30:18
日月抄シリーズの「孤剣」まで読んだ
又八郎は良妻由亀がいながら佐知に手を出すとはうらやm…ふてぇ野郎だ
でもそんな又八郎の人柄のよさも好きなんだな。吉蔵、細谷とのやりとりも笑える
しめ縄王子の静馬は変態でちょっとガッカリした
305:無名草子さん
08/08/22 18:16:06
日月はドラマ化されて、つい見てしまったもんだからそれ以来読む気しねー。イメージ悪いわ…。
306:無名草子さん
08/08/22 23:15:25
日月は小説とテレビは別モンだと割り切れ
どちらもめっさ面白い
狐剣のほうがテレビになったとき、注連縄王子の行動の動機が
はっきり描写されてて、より一層話しに筋が通ったように思う。
307:無名草子さん
08/08/23 16:06:21
佐知は幸せなのか不幸なのか計りかねるな
308:無名草子さん
08/08/23 19:24:41
古谷一行版と杉良太郎版をケーブルでやるね>日月抄
観たかったから楽しみだー
正直、腕におぼえありで満足しているんで、テイストの違いを味わいたいTころ。
309:無名草子さん
08/08/24 17:48:19
テレ朝のやつ以外はいいよね
310:無名草子さん
08/08/25 05:15:04
映像化されて一番よかったのはやっぱ仲代達也の残日録だな、ハマリ役だ。
311:無名草子さん
08/08/25 11:26:05
獄医立花登好きなんですが、確かドラマ化されたようなうっすらとした記憶が…
312:無名草子さん
08/08/25 11:39:38
>>311
NHKの「立花登 青春手控え」だね
主役が中井貴一だった
313:無名草子さん
08/08/26 15:03:16
2chで若者が多いはずなのにサワシューファン多いな
314:無名草子さん
08/08/26 15:26:12
俺渋谷雄之助と同い年なんだけど、ここオサーンしかいないの?
315:無名草子さん
08/08/26 16:04:56
年齢は中井貴一くらいじゃねーの?
316:無名草子さん
08/08/27 09:05:46
ピッチリ横わけ鼻デカ兄さん
317:無名草子さん
08/08/27 21:21:08
藤沢周平って、大きな賞をとったことがないよね?
選考する側になにか意図があったんじゃないかと疑うのは野暮?
318:無名草子さん
08/08/27 22:42:46
URLリンク(m-pe.tv)
ミクシーよりでっかい出会い系サイト!
アホみたいに出会えるでぇ
319:無名草子さん
08/08/27 23:56:37
>>317
むしろ総なめ
他の作家と混同してないか?
URLリンク(ja.wikipedia.org)
320:無名草子さん
08/08/28 00:09:49
シューヘイヘーイ
321:無名草子さん
08/08/28 19:44:38
あ、いやいや。直木賞以降にね。それこそ日月抄だの蝉しぐれだの時に、大きな賞の候補になってないのはなんでだろう、と。
322:無名草子さん
08/08/28 20:09:00
重厚な作風から、所謂、娯楽小説・大衆小説的になっていったからかな
俺は、そっちの方が好きだけど、
賞とりにはもったいぶった作品の方が受けるからさ
323:無名草子さん
08/08/28 22:07:11
そこらへんから、
剣術の描写が具体的になるよね。
武道を始められたわけではなさそうなのに、
描写がすごくリアル。
これは藤沢周平の謎の一つだと思う。
324:無名草子さん
08/08/28 22:12:03
娯楽時代小説には、チャンバラシーンは不可欠と思ったとか?
325:無名草子さん
08/08/28 22:22:13
碁が趣味だったというから、チャンバラの攻防の動作一つ一つに布石があると考えたのかも?本来はそれが当たり前なんだけど他の小説のチャンバラは藤沢時代劇ほど緻密じゃないよ
326:無名草子さん
08/08/28 22:26:36
ほとんどの人が体験したことのないものをリアルだと感じさせるのは
それを実際に体験しただけで文才がない者が書くよりも、
文才がある人が想像で描いた方が、読む者にはリアルに感じさせると思う
殺人シーンをリアルに描いたからって殺人者じゃないのと同じで
327:無名草子さん
08/08/29 00:46:56
隠し剣シリーズで出てくる流派って、全部本当にあるってどっかで読んだ気が。膨大な資料を読み込んだんだとすれば、書くときには、太刀筋も見えてたのかもね。
328:無名草子さん
08/08/31 14:19:37
白石一郎の秘剣もいい、藤沢先生はも少し長生きしてもっと作品残してほしかった、もう読む本がないから仕方なく他の作者の作品を漁るこのごろ………。
329:無名草子さん
08/08/31 18:36:52
俺もだ。
よい作家がいたら教えておくれ。
海外ミステリーかなぁ……
330:無名草子さん
08/08/31 18:50:03
女流作家の人情ものはいいよ
北原亞以子や諸田玲子、杉本苑子あたりおすすめ
331:無名草子さん
08/08/31 20:38:55
>>328
今海王伝読んでる。
(まだ120P)
332:無名草子さん
08/09/01 00:28:25
よろず屋平四郎活人剣、読んだ
詐欺師かよって奴が仲間だったり面白いな
333:無名草子さん
08/09/01 10:10:28
白石作品はかなりいけるね。海王伝、海狼伝、いける。山周は少し固いし、池波もいい。 だが藤沢に勝るものなし。
334:無名草子さん
08/09/01 13:43:48
馬の骨の銀四朗は、ゴンゾウでしたか?
335:無名草子さん
08/09/01 13:45:50
池波は自分を自作の主人公になぞらえてる厭味さが鼻につく。
嫌いじゃないが。その点藤沢先生は厭味な自意識がなくて
そないいわはりますけどな、な感じがにじみ出てて文句なく好きだ。
336:無名草子さん
08/09/02 20:28:22
でも池波は読み切れないくらいの膨大な作品群がある、せめて彼の半分くらいでも作品があればなー。
337:無名草子さん
08/09/02 21:01:02
質より量と思いませう。
338:無名草子さん
08/09/03 01:14:23
>>334
いや、ゴンゾウではないような。
優秀だけどやる気無しってことであってる?
339:無名草子さん
08/09/03 03:52:40
蝉しぐれのふく、立花登のちえ、この二人が重なる。どちらもヤリたい女だ。 「いい女」像がそこにある個人的にだけど。
340:無名草子さん
08/09/03 20:18:15
「ただ一撃」の三緒とか「泣くな、けい」のけいとか。
341:無名草子さん
08/09/03 20:41:43
>>338
んー?
藤沢作品でそういうのは新鮮で面白いが、その二人の共通点ってどれだけあるー?
342:無名草子さん
08/09/04 12:53:51
海鳴りの話がないな。蝉しぐれよりよかったが、年のせいかな。
通勤途中、自分の中のおこうのイメージの女をさがしているが、
なかなかいないよ。まるで危ないおやじだよ。
343:無名草子さん
08/09/04 15:31:05
>>342
>>342
>>342
344:無名草子さん
08/09/04 21:08:56
まあ、通勤電車の中でみつかったら運命ですから。
345:無名草子さん
08/09/05 10:07:44
これはひどい
346:無名草子さん
08/09/05 13:16:21
あ、わかった。ゴンゾウの謎。
内野聖陽が主演てことだね。<馬の骨
なーんだ。
347:無名草子さん
08/09/05 16:11:03
>>346
時代劇板へいけ
348:無名草子さん
08/09/07 05:15:50
28日に時専chで放送する、宿命剣 鬼走りが楽しみ
349:無名草子さん
08/09/08 01:26:11
>>346
∑( ゜Д ゜)
orz そうか、そうだったな…。
やる気出すほど、空回りっぽいとこが似てたし、トンチンカンな事いっちゃったな。
350:無名草子さん
08/09/08 01:32:24
ああ、下げ忘れた上に、文章まで変に…。
スレ汚し、失礼しました。
351:無名草子さん
08/09/08 17:58:35
上田の物語はくら~い。アメリカ映画みたいにハッピーエンドがいいなー。最後に負け戦で死ぬのはどーもねー
352:無名草子さん
08/09/08 21:36:46
ふ、藤沢周平スレとは思えないレスだな!
353:無名草子さん
08/09/09 15:56:39
春秋山伏だけ読んでないんだ。美味しいおかずは最後に食っとく
かっこいい駅弁?だといいんだけども
トンカツと思ったらタマネギカツだったりするとかぁ。
いや、タマネギ好きですが。
どうでしょうかね。
354:無名草子さん
08/09/09 19:28:41
妙なとこ残してるな。
355:無名草子さん
08/09/10 21:49:23
周平独言を読んでショック。
藤沢周平って、昼間からパチンコしてたんだ・・・
356:無名草子さん
08/09/11 00:48:32
この人が生きてた頃のパチンコは今みたいに金がポンポン飛んでいかない、比較的良心的な遊びだったよ
357:無名草子さん
08/09/11 11:08:45
天保悪党伝はいまいちだったな。デカダンな悪党たちってのが
自分の思ってる藤沢カラーとちゃうからかな。
358:無名草子さん
08/09/12 12:28:19
うーん。自分も人情の深いとこつくのが藤沢と思ってるんで。
山本周五郎までいくと甘くて鼻につく時があるが。
藤沢は抑え目で、それがさらによい。
359:無名草子さん
08/09/12 13:32:54
山本の男尊女卑とか、田舎者蔑視は山本の生きた時代だよねぇ。
360:無名草子さん
08/09/13 04:59:10
山本は読んでて疲れるなぁ、藤沢はさらりとした感じ、いいねぇ
361:無名草子さん
08/09/13 05:44:23
でも、当時は「藤沢周平は山本周五郎の後継者」、下手すると二番煎じくらいの扱いだったみたいだねぇ
362:無名草子さん
08/09/13 12:52:11
山本は海音寺と重なる、俺的にだけど。
363:無名草子さん
08/09/14 07:52:39
山本周五郎は長編はいいんだけど、短編は叱咤されているようで重い。
364:無名草子さん
08/09/14 09:58:12
藤沢作品で彫り師伊之助は大好きだけど、立花登とすこしかぶるなぁ。
365:無名草子さん
08/09/14 11:35:10
用心棒とよろずやがかぶるw
366:無名草子さん
08/09/15 15:43:20
禿同。
367:無名草子さん
08/09/15 17:12:12
青江と平四郎は同一人物だな、俺のなかでは。
368:無名草子さん
08/09/16 22:31:30
青江は両親を亡くしていなかったか?
かつ一人っ子だろう。平四郎とは違う。
369:無名草子さん
08/09/17 12:19:51
人物像
370:無名草子さん
08/09/17 19:35:49
いや、その人物像がさ。
生い立ちが違えば考え方も変わるじゃん
371:無名草子さん
08/09/18 15:04:25
平四朗は江戸でうどんを喰う男だ。
372:無名草子さん
08/09/18 15:44:38
肉体労働だから江戸のしょっぱい饂飩が最高にうまいのだ。
でもたぶん素うどん。
373:無名草子さん
08/09/19 22:32:14
想像するビジュアルがってこと。容姿、雰囲気
374:無名草子さん
08/09/19 22:57:44
青江は、東北の小藩の中士階層の出身。性格は基本的に真面目。背景になっている
世界は、元禄時代(「刺客」まで)。「凶刃」では往時の姿を「いつも腹をすかせて狼の
ように頬がこけていた」と回想。
一方平四郎の方は、旗本の次男坊。基本性格は洒脱。背景になっている世界は、
天保時代。「食うに困った」ほどの経験はたぶん無い。独居をはじめてからも。
「グッドルッキングな長身の痩せ型で、ライトサイドに属した人格で、自らの正義感
を大事にしている」という点では共通しているけれど、そこからの肉付けはずいぶんと
違っているね。中身も外見も。
一緒くたな印象になってしまうのは、ドラマの影響だと思うけど。
「腕におぼえあり」で、「よろずや~」の方のエピを持ってきてたりするから。
ただ、持ってきているのは、基本的に互換性がきくようなエピだけだし、それらに
しても、原作からかなりアレンジを加えていることを付言しておこう。
375:無名草子さん
08/09/19 23:09:13
なんだかなあ。そんな必死にならんでも。
376:無名草子さん
08/09/20 02:31:49
言ってる事は充分わかるんだけどなぁ。本読むときに頭に描く風景や人物、伊之助と立花も読む内にだんだん同じ顔になってしまう。青江や平四郎も。だから映画化されたりするとイメージ残るから見ない。
377:無名草子さん
08/09/20 06:19:41
>>375
いや、掘り下げてあって面白いじゃん。
漠然と読むだけよりも。
378:無名草子さん
08/09/20 18:14:22
話題変えようぜ。
379:無名草子さん
08/09/21 01:05:29
話題って言っても特にないしなー、藤沢作品で一番きらいな作品を上げてくかな。俺は漆の実る国
380:無名草子さん
08/09/21 03:53:20
私も漆の実る国でしたが
5回目でやっと読了した
白き甕
381:無名草子さん
08/09/21 09:46:38
白き瓶は確かにきついですな。あれが読める人はすごいと思います。
あれを書いた作者もすごいです。
382:無名草子さん
08/09/22 01:26:32
あの俳句のやつかな?わけわからんやつやな。しかし何故か印象深いので2位
383:無名草子さん
08/09/22 20:32:20
隠し剣いいわ~
ところでここに居る藤沢ファンは他にどんな作家の本を読んでます?
384:無名草子さん
08/09/23 00:10:07
隠し剣の「どれも同じパターンでうんざり」という意見についてはどう思う?
自分は、栗本薫。作者本人はどうかと思う発言が多いけれど、文体で読めてかつ
内容をギューッと圧縮すると藤沢作品に通じる、人間の業や仕方なさに通じるものが
あると思ってる。
385:無名草子さん
08/09/23 12:03:43
池波、白石、津本。ま、藤沢にくらべるとイマイチだけど、それなりにおもしろい。
386:無名草子さん
08/09/23 13:10:34
あまり他の作家は読まない・・・読んでも続かない
387:無名草子さん
08/09/23 13:15:26
今は、筆名から平の字を取ってるんだから、
スレタイも「藤沢周」とすればよかったものを(ノ´∀`*)
388:無名草子さん
08/09/23 15:19:26
高校の頃、司馬にはまりまくって読み漁った。あの頃は史実に基づく話でないと読む気しなかった、今はドラマ仕立ての艶のある話が良くなった。歳を取るって事は俗っぽくなるって事なんだろうな。
389:無名草子さん
08/09/24 02:02:15
>>387
つ、釣られないクマー・・・
390:無名草子さん
08/09/25 12:41:54
栗本薫てのが壮大なツリだと思う。全く読んだことないが
評判はあちこちで載ってる。
391:無名草子さん
08/09/25 13:40:05
つーか、藤沢の立ち回りての?剣でやりあうとこが
どれも同じように読めんだな。
でも別にその辺はいいの。
司馬は、いかにも史実みたいな顔してけっこうえーかげんな
資料つかったり脚色多いだよ。主観多いよ?でも好きだけどもね。
392:無名草子さん
08/09/25 17:01:12
司馬はとりあえず史実に沿って話を進めるわな、脚色はむろんするだろう、なんせ職業が作家だからな。藤沢の物語は空想から生まれたんだろうから彼の世界に入り込まないと楽しめないわなー!
393:無名草子さん
08/09/26 13:44:57
>>383
菊池秀行の「幽剣抄シリーズ」は藤沢ファンでも楽しめると思います。ただ暗めな話しが嫌いな方にはお薦め出来ませんが。
どうも結核に罹ってしまったようで…
藤沢周平ハマってるけど、そんなとこで符合したくなかったW
394:無名草子さん
08/09/26 14:32:33
栄養十分に休息十分に。耐性菌に効く薬もあるだしがんばれてのも
おこがましいが俺の親父も長年の結核もちよ。一病息災よ。
395:無名草子さん
08/09/26 16:52:37
他所ながらお見舞い申し上げます
どうぞお大事になさいませ
396:無名草子さん
08/09/26 17:27:41
>>394>>395
サンクスです。
まだどうなるかは不明だけど、もし隔離されたら、ここぞとばかりに未読と既読の藤沢作品を渉猟するつもりです。
397:無名草子さん
08/09/26 18:54:23
最近の結核は、抗生物質の効きにくいものもあるらしいので
まずは無理せずしっかり治してくださいね
398:無名草子さん
08/09/26 23:26:45
絶好の読書三昧な日々をゲットできてうらやましいくらいです、貧乏暇なしは辛い。
399:無名草子さん
08/09/27 00:39:39
CSで古谷版日月抄を観て、ずっと気になってた「青江のように手形なしで
関所を抜けたうえに身元を明かさない浪人を相模屋が雇ってるのはなぜか?」に
一つの答えを示してもらえて納得できた。
映像化は、腕におぼえありがベストとしても、ああいうアウトロー的なアプローチもアリだな。
400:無名草子さん
08/09/30 09:00:39
相模屋が坂上二郎ってのもイメージ違う。もっと痩せた小さな爺って感じ。
401:無名草子さん
08/09/30 17:04:19
藤沢作品で時代劇に目覚めた
時代劇クソオモシレエェ
10代なのに俺ジジクセェ
でもやめられね(・ω・)
402:無名草子さん
08/09/30 19:18:19
>>400
マッコイ爺さんみたいな?
403:無名草子さん
08/09/30 19:49:37
仕事人は、10代の娘さんに人気あったよー
404:無名草子さん
08/09/30 20:31:04
無知なもんで、マッコイを知りません。涙
405:無名草子さん
08/10/01 00:04:04
オレはNHKの「腕に覚えあり」で時代劇に目覚めたから、青江はともかく、相模屋は坂上二郎
じゃないと落ち着かない
ただ、いまの渡辺徹にゃ細谷はさせられんwやせすぎた渡辺w
406:無名草子さん
08/10/01 02:33:20
NHK時代劇スペシャル「花の誇り」
放映 12月20日(土) 21:00~22:27
出演 瀬戸朝香 酒井美紀 田辺誠一 他
原作 藤沢周平「榎屋敷宵の春月」(麦屋町昼下がり)
もういいよ…
407:無名草子さん
08/10/01 07:51:59
>>404
つ エリア88
408:無名草子さん
08/10/02 19:27:07
>>406
オレは、藤沢周平を読む人が増えるきっかけになってくれるなら良いと思うくち。
時代劇といえばチャンバラ、みたいのは払拭されてほしいし、
ドラマといえば恋愛と殺人、という状態も減って欲しい。
409:無名草子さん
08/10/02 23:02:47
非日常にこそやはりドラマがあるんじゃね?時代は違えども…。そういう意味で言えば戦争こそが究極の非日常なのかな。
410:無名草子さん
08/10/03 19:28:26
馬の骨って面白いね
少年漫画的な展開でワクテカした
411:無名草子さん
08/10/03 20:15:11
白石一郎の秘剣もおもろいよ!藤沢のワンパターンシリーズだけどそれでも面白いんだな馬の骨
412:無名草子さん
08/10/03 23:50:04
>>400
いや、原作に「丸顔」って明記してあるし。
第一巻の1ページ目に。
凶刃の時には痩せてるんだけどね。それに合わせて二郎が激痩せ
したら凄かったんだが。
413:無名草子さん
08/10/05 00:54:34
まあ、小朝はないわな
414:無名草子さん
08/10/06 08:54:16
[朗読] 藤沢周平 作 「山桜」 ラジオ文芸館
URLリンク(www.nicovideo.jp)
415:無名草子さん
08/10/06 09:51:35
あのですね、貧乏な偏屈な爺侍に一人娘がいて、
その家に金貸してる同僚がいて、その同僚の息子が調子いいが結構良い奴で、
最後に娘といい感じになる結末の話しなんですが、それは持ってるんです。
似たような話で偏屈ジジイ剣士もので、えーと、
隣家の調子いい若造の妹がかどわかされるのを助けて
最後にやっぱり娘と若造がいい感じになる話が隠し剣シリーズあったような気がすんですよ。
どっちも好きなんすがあいにく文庫本を
きたねーつってつれあいに捨てられちゃって。
タイトル分かりませんか?また買いたいんですが、どうにも思い出せない。
416:無名草子さん
08/10/06 12:47:18
「ちゃんと呼べ」はせつなくて読むたび涙が出ちゃう。だって女の子だもん。
417:無名草子さん
08/10/06 16:20:50
>>415
「玄鳥」の『鷦鷯(みそさざい)』と「冤罪」の『臍曲がり新左』と思う。
両方とも新左衛門が主人公かな。
418:415
08/10/06 16:44:10
ありがとうございます!
419:無名草子さん
08/10/06 18:00:40
連作短編の「平四郎」が好きです。
特に「盗む子供」という、盗癖のある小僧の
物語の冒頭シーン。
社会から孤立して老いるということは、こんなに寂しいのだ。
藤沢周平、一世一代の名文!
420:無名草子さん
08/10/06 19:52:33
引退後に活躍する話もあるよ!残日録。
421:無名草子さん
08/10/06 21:42:54
ニコ動で、藤沢周平 で検索するお!
422:無名草子さん
08/10/07 11:43:15
417じゃないが、
>415
ついでに、へそ曲り新佐の隣家の若造の名前は平四郎。調子いいよな。
平四郎だから?
423:無名草子さん
08/10/09 12:20:38
たっぷりわさびをすりこんだ皮肉とか、
うまい言い回しうまいよなぁ。
後、風景描写な。夕立来るときの、あたりが「しぼむように暗くなって」とか。
424:無名草子さん
08/10/09 20:41:32
用心棒シリーズの拷問はいまだにトラウマです
425:無名草子さん
08/10/10 08:39:36
もう昨日から誰もいないんか・・・ しょぼん
今、闇の傀儡師読んでます。まぁまぁです。
最近記憶に残るほど笑ってしまったのが、「隠し剣 秋風抄」の「孤立剣~」のラスト。
>>424
どんな拷問だっけか?? 石を膝の上にのせるやつ??
426:無名草子さん
08/10/10 12:29:23
医師を抱く・・・じゃなくて「石を抱く」は切ない話だね。
427:無名草子さん
08/10/10 12:31:36
藤沢のよく書く、女の体が「匂った」という表現な。
俺、女じゃないが風呂入らなけりゃと読んだ直後は思うんだ。
色気の表現なんだが、匂いだ臭いがイヤなんだよなぁ。
428:無名草子さん
08/10/10 14:04:21
>>425
足の爪の間に針を刺す奴じゃなかったっけ?
429:無名草子さん
08/10/10 21:13:10
市塵ってなんかつまらんな、こうしてみると好みに合わない作品もかなりある。
430:無名草子さん
08/10/10 21:39:56
>>428
ありがとぉっ
読んでないんかな・・・
まったく記憶になしで残念。
>>427
椿油みたいなんと体臭の合わさった生ぬるい匂いを想像するけど、実際は何なんだろうね。
特に裏店に住む人たちは老若男女、相当臭そうではあるよね。
でも、それが人間臭さと比例しているというか、なんと言うか・・・
嫌いじゃありません(笑)
431:無名草子さん
08/10/10 22:09:34
>>426
そうだった・・・ 切ないっすよね。彼は結局死ぬんでしょうね。
432:無名草子さん
08/10/11 16:48:02
>>427
自分の好きな匂いを想像したらいかがなもんでしょ。嫌いじゃない香りを。
あと「匂った」を「雰囲気を感じた」みたく読み換えるとか。
433:無名草子さん
08/10/14 13:39:53
闇のくぐつ師な。全集の解説とは異なり伝奇小説ぽくて
なんかやだ。女の扱いが紋切型だしな。2度と書かなくて正解。
434:無名草子さん
08/10/14 13:58:36
女の扱いが紋切り型でとかいってたら主なところの時代小説はたいがい引っかかって読めないぢゃないか
435:無名草子さん
08/10/14 14:57:08
いきなり脱げ!自分も全裸とか他の藤沢作品の男とちゃう。
436:無名草子さん
08/10/14 16:59:12
サクーシャも溜まってるナニがあったんじゃろうw
ファンなら笑って許してあげなされ
437:無名草子さん
08/10/16 13:08:13
市井ものと武家ものだよな。
春秋山伏読んだよ―。ラストはオールスターそうざらえで嬉しかったが
月心坊可哀そうだったな。人が死んでんのに最後笑ってんじゃねーよと
密かにかすかに思ったが、ま、ハッピーエンド。方言がいかった。
だいぶ読みやすいようにアレンジしてんだろーとは思った。方言詳しくないけど。
438:無名草子さん
08/10/16 17:29:59
まだ未読の藤沢作品ないかと探す毎日、ないなー
439:無名草子さん
08/10/16 18:38:12
未刊行エッセイ集が出たのが最後ですかね
440:無名草子さん
08/10/19 04:32:50
え?
エッセイ集でたんですか?
441:無名草子さん
08/10/20 14:05:12
孟宗汁と塩の利きすぎ気味の鮭とか、少ないけど
藤沢の食い物系のエッセィは、いや、かえって少ないだけに
食欲を誘うで。
442:無名草子さん
08/10/20 22:52:07
藤沢作品はいろいろ読んだけど、中でも「麦屋町昼下がり」が最高傑作だと思う。
この作品が映画化されないのが不思議でしようがない。
これ映画されたら、日本のみならずアメリカやヨーロッパでもヒットするよ。
ほんとに映画的な作品だから。題名はずばり「真昼の決闘」に代えたほうが
良いと思うけどね。
443:無名草子さん
08/10/22 23:09:39
>>442
「孤立剣残月」は読んだのかね?
…と、ageてるし釣りっぽいのにマジレス。
444:無名草子さん
08/10/23 12:39:36
おいら、暗くなりそうで初期の作品に手つけられないんだよな。怖くて。
気軽に読める平四郎あたりがおいらにはお似合い。
445:無名草子さん
08/10/23 20:06:04
麦屋町昼下がり
読む前はタイトルのイメージで、
ほのぼのした市井ものかと
勝手に想像していた自分がなつかしい。
446:無名草子さん
08/10/24 17:29:58
やっぱり隠し剣と用心棒シリーズは好きなんだな
おむすびおいしいんだな
447:無名草子さん
08/10/25 23:21:39
用心棒シリーズ好きなんだけど、最終巻だけ好きじゃなかったな。。。
藤沢周平の愛読者は、他は誰の本を読む?
448:無名草子さん
08/10/26 02:29:09
時代劇なら司馬遼太郎かねぇ・・・・・・・・・・・・
いや、おなじ時代劇ったってまるきり別もんなんだけどなw
449:無名草子さん
08/10/26 09:30:59
定番といや定番だが
司馬、池波、藤沢は避けて通れない
他には宮本昌隆、隆慶一郎、北方謙三、畠中恵あたり
最近のでは和田竜の「のぼうの城」が面白かった
450:無名草子さん
08/10/26 09:53:09
>>448
一応つっこんでおくが、時代劇じゃねぇ、時代小説だ
そして司馬良太郎は、時代小説家というより歴史小説家だ
451:無名草子さん
08/10/26 13:21:37
447っす。時代小説に限定してないっすからね。
といいつつ、ワタクシは、隆慶一郎、山本周五郎を読み始めました。
池波正太郎、、、 一度も読んだことがないんですよね。
ドラマの印象が強すぎて、、、 読んでみよう。
ありがとう。
452:無名草子さん
08/10/27 13:51:25
「こつる」とか、「ちゃんと呼べ」とかよ末永く幸せになんないのが
ひでーし、さびしくてよ。
なので、平四朗の大手くせの悪い小僧が養父のジジイと
いい感じになりそうなのがよかたな。
453:無名草子さん
08/10/27 16:44:41
おお、よかたよかた
454:無名草子さん
08/11/04 02:57:13
又蔵の火を再読した。イマイチだな。
455:無名草子さん
08/11/06 11:24:26
司馬遼太郎の「大夫殿坂」に少し似てる。
びびんちょ兄の仇を執拗にやるというのが、
気持は分かるような分からんようなだが、共感はできん。
456:無名草子さん
08/11/10 09:47:38
普通の市井の人間がアタフタしてる人情ものがいいわけ。
偏執狂の異常心理は味付け程度にはいいが、メインてのは藤沢にはいらんなぁ。
なんかまちごうとうる?俺、藤沢を誤解しとる?
457:無名草子さん
08/11/11 12:43:09
天保悪党伝などは市井ものの傑作だと思う。藤沢のすばらしいのは武家物にしろ市井物にしろ、実に温かな目で人物を描く。この作品を読むたびそう思う。
458:無名草子さん
08/11/15 18:40:43
時代劇スペシャル「花の誇り」
【放送日時】総合テレビ 2008年12月20日 午後9時~10時27分
【あらすじ】
田鶴(瀬戸朝香)と三弥(酒井美紀)は幼なじみ。
田鶴は兄の新十郎(山口馬木也)が切腹した理由を、
兄と相思相愛だった三弥にふられたためと思っていた。
それから十数年後。田鶴の婿・織之助(田辺誠一)と、
三弥の夫・宗方惣兵衛(葛山信吾)が家老の座を争うことになる。
三弥にだけは負けたくない。田鶴は気弱な夫の尻を叩く。
そんな折、田鶴が刺客に襲われた旅の侍を救う。
田鶴は小太刀の名手だった。
旅の侍、関根(山口馬木也・二役)は兄とそっくりで、
藩内の不正を暴く密書を携えていた。
やがて田鶴は筆頭家老(石橋蓮司)の陰謀の渦に巻き込まれてしまう。
秋祭りの夜、関根はおびき出され、護衛の家士(河合龍之介)ともども殺される。
家士と客人の仇を討つ! 田鶴の行く手に、三弥が立ちふさがる。
【原作】藤沢周平「榎屋敷宵の春月」(「麦屋町昼下がり」所収)
【脚本】宮村優子
【音楽】遠藤幹雄
【演出】吉村芳之(NHKエンタープライズ)
【出演】瀬戸朝香 酒井美紀 田辺誠一 山口馬木也 葛山信吾 石橋蓮司 ほか
459:無名草子さん
08/11/15 22:29:20
>414
ありがとう
460:無名草子さん
08/11/17 09:43:18
彫り師井のすけな。好き。
何町のどっからこの町のここへなんどきまでに行かにゃなんてのを
見るたびにな、
下駄やら雪駄の減りは半端じゃねーナと思うのね。
健脚商売つーかね。
461:無名草子さん
08/11/17 13:20:17
草履と思われ
462:無名草子さん
08/11/17 14:34:45
また遅刻して親方にどやされる。
463:無名草子さん
08/11/17 15:01:27
わらじは忍び込み専用
464:無名草子さん
08/11/24 03:54:28
麦屋町昼下がり再読した、なるほど面白い、何度も読んだのに面白い、これだから藤沢作品はやめられない。
465:無名草子さん
08/11/24 18:21:25
どこが特に面白かった?
466:無名草子さん
08/11/25 15:53:30
>>464
今度のテレビドラマ化、楽しみだな
劣化しないといいが
467:無名草子さん
08/11/25 18:25:54
藤沢作品の主人公の人となりが面白い、剣の達人は、現在で言うとブルーカラー、。みたいな感じ
468:無名草子さん
08/11/27 01:49:00
短編の「夫の仲間」だっけ??
背筋がゾォーってしたの覚えてる。
469:無名草子さん
08/11/29 17:11:49
休みにおとんが読んでる本
470:無名草子さん
08/11/29 21:02:57
周りで読んでる人がいなくて寂しい…
大学生で時代小説読む人って少ないのかな
471:無名草子さん
08/11/29 21:59:06
多くはないだろうな。
にしても、大学生かぁ。その年代で読むとまた違う感想を持つんだろうなぁ。
472:無名草子さん
08/11/30 03:00:55
息子が今大学生だけど、たまに家に帰ると勝手に私の蔵書を引っ張り出して読んでる。
彼もすっかり藤沢通になったようだ。
473:無名草子さん
08/11/30 07:21:24
お、40代の方ですか。
藤沢周平以外でお奨めの作家はありますか?
474:無名草子さん
08/11/30 16:27:53
ありきたりな作家しか知らない、ただ白石一郎はおすすめ、むろん司馬や池波もかなり読んだけど今は読む気にならない。
藤沢から抜けられない。
475:無名草子さん
08/11/30 17:13:41
藤沢はまだよんどらんが、山周なら愛読しています
さぶが一番好き
栄二に自分を重ね合わせちゃった
476:無名草子さん
08/11/30 21:26:44
20代までなら司馬にはまり、40代以上で藤沢、山本の良さが判ってくるつった評論家がいたな。
477:無名草子さん
08/11/30 22:59:42
>>476
そこまで解りにくい作品じゃないと思うんだがなぁ。文章のよさとかは、
年齢を問わずに伝わるし。
読む年齢によって、感じ方が違ってくるのは、どんな本だって一緒だし。
…って、どうも佐高信に歪んだ取り上げられ方をされて以来、評論家って
聞くとどうも斜に構えてしまうな。
478:475
08/11/30 23:32:06
今19なんだが、ハマるの変かな?
司馬は項羽と劉邦しか読んでないよ
479:無名草子さん
08/12/01 01:02:18
>>477
解かりづらさの問題ジャないと思うよ。
主題ではなくて、書いてある情景や会話、心象といったものがある程度の社会生活を経るとしっくり来るようになる。
といったような意味だったんじゃないかな。
司馬のは歴史や人物の志っていうファクターがより前面に出てるから青年に受ける、みたいな論旨。
おれも我田引水に過ぎる佐高は大嫌いだけど。
480:無名草子さん
08/12/01 07:00:31
太宰は青春のバイブル 山周は大人のバイブル
481:無名草子さん
08/12/01 11:21:15
司馬は10代まで
482:無名草子さん
08/12/01 13:57:19
山周は甘ったるすぎて俺はいらーん。かと思うと季節のない町みたいに
やたら救いのない話書くし極端なんだよ。
ビール入りのにげーすき焼き食わされたみたいな読後感。
483:無名草子さん
08/12/01 14:27:44
山周はクサイ。しかしクサヤの干物が好きな奴が存在することは
否定しない。
俺は孟宗汁が好きだ。
484:無名草子さん
08/12/01 16:50:52
確かにいい人大杉だな山周
でも好きだ
485:無名草子さん
08/12/01 18:18:31
山周もそれなりに面白いけどやっぱ藤沢だわ。
昔は海音寺や柴田練三郎、早乙女貢
まで読んだけど若かったから訳がわからなくなった。
486:無名草子さん
08/12/01 18:35:30
前に話題になったと思うけど、藤沢って小山本周五郎って言われてたんでしょ?
読まなきゃ
487:無名草子さん
08/12/01 19:27:13
>>471
自分でもそう思ったので、また何年かして読み返すのを楽しみにしてます。
どんなふうに感じ方が変わっていくのかなぁ
488:無名草子さん
08/12/04 22:18:00
コミック化です。
489:無名草子さん
08/12/04 22:28:21
ない。
490:無名草子さん
08/12/05 00:12:20
>>478
ありじゃないですか。
自分も読み始めたの高校生ぐらいだったよ。
491:無名草子さん
08/12/05 12:42:09
俺はオヤジが好きで読んでてさ。
オヤジも結核手術で肋骨切除してて、体傾いてた。
吉村昭も読んでたな。同病のシンパシーかと聞いたら、
ただ面白いから読んでんだよと。
492:無名草子さん
08/12/05 13:17:30
今思えばデリカシーゼロの質問だった。
493:無名草子さん
08/12/05 20:15:14
>>478
同い年だ
別に変じゃないと自分では思ってる
494:無名草子さん
08/12/05 20:29:06
武士ものもいいけど、町人ものいいやね、「海鳴り」なんか
切ないような、心に沁みてくるものがある。
495:無名草子さん
08/12/07 10:20:05
それはみんなが判っている
496:無名草子さん
08/12/07 22:07:33
大学生の息子いわく、町人物より秘剣物が一番だと。
若い人には人情話より、勝ち負けのある話がいいのかも?と考えてみた。
497:無名草子さん
08/12/08 15:54:43
俺はぼけている。藤沢の新作というか読んでない文庫本を買いたい一心で
がんばってるつもりの空回りの結果、家には消えた女が2冊、龍を見た男2冊、
孤影抄2冊。これが3冊ずつになったら俺は
498:無名草子さん
08/12/08 16:07:35
>>497
あるあるw
リストを印刷して縮小コピーして持っておくといいよ
家にあるのは、○つけるとかして
4.藤沢周平全作品リスト
URLリンク(www.asahi-net.or.jp)
499:無名草子さん
08/12/09 13:58:47
霜の朝てのは、なんかやっつけ仕事みたいな話が多いな。
500:無名草子さん
08/12/10 05:34:05
大胆な一行がきたな。
具体的には?
501:無名草子さん
08/12/11 11:55:30
別に悪くないっしょ。「怠け者」なら世間知らずのおかみが
裸見せたから、天女様だーって爺がかばうてのが弱いかな、てところくらいかな。
「追われる男」なら、追われてる男を女が
かばってどうしたつー話ならもっとせつない話を書いてたなってのは
あるけどさ。
502:無名草子さん
08/12/13 02:21:36
う~ん、なんかようわからん
503:無名草子さん
08/12/14 16:21:13
なにがだい?
504:無名草子さん
08/12/14 23:43:09
ぜんぜんわからん
505:無名草子さん
08/12/15 14:04:16
悪ジョっぱい鮭が好物か、そんなゲテな食い物は滅びちゃえの違い、かな。
506:無名草子さん
08/12/15 21:15:35
すまんがおれもわからん
507:無名草子さん
08/12/15 21:19:18
今日、うっかり「密某」買ってきちまった
この人、歴史小説はどうなんだろな
508:無名草子さん
08/12/16 11:20:20
長門守の陰謀とか逆軍の旗は別に悪くないけど、司馬の方が
盛り上げ方うまいかも、とは思うんだが。違うかな。
地道というか、堅実な語り口とは思うんだが。
509:無名草子さん
08/12/16 23:48:40
日本の文学史上古今例を見ないほどの連作や短編の妙手であることは間違いないが、正直、史実にしろ伝記系にしろ長編に
弱い……おそらく真面目すぎて独自のキャラクターとして常識の範疇から逸脱できないから……という印象。
市井もの、下級藩士ものに白眉。
510:無名草子さん
08/12/18 00:34:24
『密謀』って悪くはないけど、
タイトルがめずらしくいまいちでは?
511:無名草子さん
08/12/18 01:53:06
司馬と比べてもな、逆に司馬は史実にこだわりすぎて情愛や心情の表現が稚拙な感じ、面白さを求めるなら断然藤沢
512:無名草子さん
08/12/18 16:13:24
司馬はエロい。隠しきれないスケベさ。
藤沢は臭い。いや、ただニョショーの匂いが部屋に充満しがちてだけっす。
そりゃ、市井ものつーたら藤沢っしょ。
513:無名草子さん
08/12/18 19:20:02
ポスト藤沢周平を求める目的で、藤沢周平賞作れば良いのにな。
井上ひさしが生きてるうちにさ。
514:無名草子さん
08/12/19 21:49:49
教科書に蝉しぐれの冒頭部分が載っていて藤沢周平興味を持って読んでみてすっかりはまってしまったのですが何かおすすめを教えてくれませんか?
ちなみに蝉しぐれ隠し剣シリーズと用心棒シリーズは読みました。
515:無名草子さん
08/12/20 00:31:50
個人的お勧めとしては、
武士ものなら三屋清左衛門残日録とか秘太刀馬の骨とかかな。
市井ものなら雪明りや本所しぐれ町物語あたりか。
用心棒が気に入ったなら同系統で平四郎活人剣。
暗いのが好きなら暗殺の年輪や竹光始末もいける。
もし学生で時間が有るなら風の果て、海鳴りあたりもお勧めできると思う。
516:無名草子さん
08/12/20 04:30:10
立花登はどうよ、天保悪党伝も。
517:無名草子さん
08/12/20 09:34:04
とりあえず全部読んで、好きなものを選べとw
518:無名草子さん
08/12/20 14:10:53
>>517
オマイぶっちゃけ杉ww
519:無名草子さん
08/12/20 15:44:35
放送日age
時代劇スペシャル「花の誇り」
【放送日時】総合テレビ 2008年12月20日 午後9時~10時27分
【あらすじ】
田鶴(瀬戸朝香)と三弥(酒井美紀)は幼なじみ。
田鶴は兄の新十郎(山口馬木也)が切腹した理由を、
兄と相思相愛だった三弥にふられたためと思っていた。
それから十数年後。田鶴の婿・織之助(田辺誠一)と、
三弥の夫・宗方惣兵衛(葛山信吾)が家老の座を争うことになる。
三弥にだけは負けたくない。田鶴は気弱な夫の尻を叩く。
そんな折、田鶴が刺客に襲われた旅の侍を救う。
田鶴は小太刀の名手だった。
旅の侍、関根(山口馬木也・二役)は兄とそっくりで、
藩内の不正を暴く密を携えていた。
やがて田鶴は筆頭家老(石橋蓮司)の陰謀の渦に巻き込まれてしまう。
秋祭りの夜、関根はおびき出され、護衛の家士(河合龍之介)ともども殺される。
家士と客人の仇を討つ! 田鶴の行く手に、三弥が立ちふさがる。
【原作】藤沢周平「榎屋敷宵の春月」(「麦屋町昼下がり」所収)
【脚本】宮村優子
【音楽】遠藤幹雄
【演出】吉村芳之(NHKエンタープライズ)
【出演】瀬戸朝香 酒井美紀 田辺誠一 山口馬木也 葛山信吾 石橋蓮司 ほか
520:無名草子さん
08/12/20 19:46:39
「秘太刀馬の骨」の馬の骨の継承者は当然あの人だと思って読み終えたら、解説者
が、そうではない意外なあの人だと。ほんとにあの人なのかい?
521:無名草子さん
08/12/20 19:49:28
>>515
>>516
>>517
ありがとうございます。
早速読んでみます。
522:無名草子さん
08/12/20 23:11:21
>>520
解説者はちょっとひねり過ぎの気がする。
523:無名草子さん
08/12/21 14:03:48
>>519
なかなか楽しめた。
524:無名草子さん
08/12/21 17:34:13
悪くはなかったと思う
525:無名草子さん
08/12/22 03:00:08
(´・ω・`) うぅぅ…見逃した。うっかりにもほどがあるよ…。再放送を待つ。
526:無名草子さん
08/12/22 13:09:18
俺もひねりすぎだ、あの人じゃないだろと思った。解説者のいう
あの人って嫁のことだろ?
527:無名草子さん
08/12/22 13:42:38
解説者の話を鵜呑みにする必要はないんじゃないかな
明白な話を読解力のなさのために誤解するのは問題があるけれど
限定されていないものをどうとるかは人それぞれだと思うしね
528:無名草子さん
08/12/24 04:01:42
そもそも解説をつける意味がわからん。あんなもんいらねー
529:無名草子さん
08/12/24 05:21:25
たしかに。
酷いのもあるもんなぁ。
530:無名草子さん
08/12/24 08:41:00
でもあの解説がなかったら、「ヘンな作品だな」で終わってた人、多いと思う。
自分がそうだから。
531:無名草子さん
08/12/24 10:09:38
そういう人もたまにいるかもしれんが、多いというのはないだろ
532:無名草子さん
08/12/24 16:11:38
検索してみると、あの作品に納得できていない人は結構いるな。
多いかどうかはわからんが。
解説そのものに納得できてない人は多い印象。
533:無名草子さん
08/12/25 03:56:49
というか、あの解説を読んでせっかくの読後感がハテナだらけになった。
混乱するような解説なら付けないでほしい。
534:無名草子さん
08/12/25 08:26:51
解説が無かったらハテナだらけだったよ
535:無名草子さん
08/12/27 22:37:33
藤沢周平は中学生にも凄く読みやすいものばかりで良い。
536:無名草子さん
08/12/28 08:14:45
なんだその基準。
イヤだよ、そんな中学生。
537:無名草子さん
08/12/29 08:40:03
禿同
538:無名草子さん
08/12/30 01:52:34
むかし、学校の先生に藤沢周平よんでるっていったら、文学青年よばわりされちまった・・・・
なじぇ?
539:無名草子さん
08/12/30 09:40:38
時代小説を読む若人はあまりいないからでせう。
「文学青年」よろしいじゃござんせんか。
540:無名草子さん
08/12/30 14:31:18
ま、藤沢作品は大衆文学だね!個人的には文学という重々しい響きはきらいだ。
541:無名草子さん
08/12/31 09:40:41
大衆とか庶民と言われるのも気に入らない。
542:無名草子さん
09/01/01 01:58:49
じゃなんなんだよ
543:無名草子さん
09/01/01 07:36:09
今様戯作者でよろし
544:無名草子さん
09/01/01 14:39:05
難着陸
545:無名草子さん
09/01/01 20:07:13
どこのスレの誤爆か気になるな
546:無名草子さん
09/01/04 00:44:11
「龍を見た男」と「逆賊の旗」がタイトルになってる
短編集を買ってしまったのだけど、蝉しぐれ位の
長さの作品って何が良いですかね?
547:無名草子さん
09/01/04 03:25:28
馬の骨
548:無名草子さん
09/01/05 02:42:26
斬り合いや艶っぽい描写があるから大衆文学って
なっちゃうのではないのかなぁ。
549:無名草子さん
09/01/05 10:36:23
大衆文学でよいではないか!
何の問題もない。斬りあいが面白いのだよ。
550:無名草子さん
09/01/06 02:27:26
大河で直江兼続やってるから密謀でも読んでみるかな
551:無名草子さん
09/01/06 15:32:27
花の慶次
552:無名草子さん
09/01/06 21:16:08
あー
そういえば読んでいないや
553:無名草子さん
09/01/15 18:49:17
「橋ものがたり」シリーズ「約束」の幸助、お蝶
不覚にも泣いた。
554:無名草子さん
09/01/17 17:56:25
な
555:無名草子さん
09/01/17 19:05:48
出版社どこの文庫ですかね?
556:無名草子さん
09/01/17 20:32:28
新潮文庫
557:無名草子さん
09/01/17 21:52:23
ありがとう
558:無名草子さん
09/01/17 22:43:59
どんな話やっけ?
559:無名草子さん
09/01/18 18:21:07
純愛
560:無名草子さん
09/01/18 19:50:21
読んだけど忘れたなー
561:無名草子さん
09/01/19 15:14:30
忘却
562:無名草子さん
09/01/19 22:13:10
の彼方
563:無名草子さん
09/01/19 22:34:29
はるか
564:無名草子さん
09/01/22 15:39:46
森 三中
565:無名草子さん
09/01/23 10:07:25
山田洋次監督のインタビュー聞いて藤沢作品を読みだした。
蝉しぐれ、暗殺の年輪、用心棒日月抄と進んで面白さに夢中だ。
飯たくさん炊いておかずドッサリ用意して
又八郎に食べさせてやりたいな~
566:無名草子さん
09/01/23 23:54:26
むしろ細谷家にですね。
567:無名草子さん
09/01/26 09:56:00
用心棒稼業は1巻以外は…特に最終巻はさびしすぎるしぃ。
細谷殿が、アル中て、寂しすぎるがなぁ。
568:無名草子さん
09/01/26 10:24:58
佐知に同情してる人間もいるようだが、あのにょしょうは怖い人間なんだで?
へたこくと寝首かきにくるような人物だで?
青江の前じゃ人間くささ出してるが、尼になったのは正解だと思うんだ。
569:無名草子さん
09/01/26 11:05:02
やっぱ平四郎ものの方が軽くていいや
570:無名草子さん
09/01/26 11:21:39
だれだっけ?二巻か3巻で帰藩がかなった仲間がいたよな
571:無名草子さん
09/01/26 14:02:05
へーしろーとあおえは、当然、へーしろーの方があとだよな。
軽さがより軽くなっちょる。
ま、どっちも偶然だの突然の知り合いが多いんだけどね。
572:無名草子さん
09/01/26 23:41:21
立花登もおもろいよ!
573:無名草子さん
09/01/27 10:47:13
自分としては代謝が悪いのか蓄積率がいいのか、
腹がすいて動けなくなるて経験がないので、藤沢の登場人物の
栄養吸収率が気になる。<まいうー石塚
全員が共通して動けなくなるようだ。
574:573
09/01/27 13:56:15
や、うそ。朝抜いて昼も抜いたら腹がすきすぎて寒くなってきたよ。よく分かりました。
ごめんなさい。
575:無名草子さん
09/01/27 20:44:03
まぁ、確かに、主人公が空腹でピンチになる、なんてのは藤沢作品ならではとは思う。
他の作家なら、酔ってとかせいぜいが見張りゆえの寝不足がたたって、だろうからなぁ。
576:無名草子さん
09/01/29 14:54:22
一人娘のために後妻に子供産み禁止とか、ちょっと厭。
で、当の娘は風水にこるようなアレで。
577:無名草子さん
09/01/29 19:41:34
ようわからん、なんのこと?
578:無名草子さん
09/01/30 09:56:07
「娘が見た藤沢周平」「父の周辺」てやつ。
579:無名草子さん
09/01/30 12:35:08
あれね。
後妻に子供産むななんて、本当にいったんかな。
だとしたら何かちょっと藤沢のイメージ変わるな。
580:無名草子さん
09/01/30 13:45:21
ま、文学的価値はゼロだね。娘の奴は。藤沢の娘でなかったら誰も出版しようなんて
言わんでしょう。
581:無名草子さん
09/01/30 21:35:56
「春秋山伏記」読み終わったが、よかった。荘内弁はいいね。
582:無名草子さん
09/01/31 08:43:24
久しぶりにこのスレ覗いてみたら、自分が今読んでる『春秋山伏記』を読んでた人がいて
その偶然にちょっと驚いた。藤沢作品の中ではそんなに知られてない本だと思うけど面白いよー。
583:無名草子さん
09/01/31 09:59:33
よく知ってるよ、しかし他の作品と比べて
ずばぬけてるとも思わなかった、ま、いい作品ではあると思う。
584:無名草子さん
09/02/01 22:19:42
反・藤沢周平という本がでるそうで?
585:無名草子さん
09/02/02 15:30:47
ま、今、この時代に藤沢を正面切って批判するのは無理でしょう。
おちょくって終わり。
日本的な道徳観が完全に滅び去ったら批判もできるんでしょうがね。
586:無名草子さん
09/02/02 22:13:23
そうそう。そういう日本人が忘れた情緒みたいな「感想本」ばっかじゃなくって、
文体が洗練されていく経緯とか、人物造形の工夫とかのテクニカルな研究を
されても良いと思うんだよね。
そういう意味で、いまの雰囲気を変えるきっかけの本が出るなら期待したい。
587:無名草子さん
09/02/02 22:19:47
シュウヘイヘーイ
588:無名草子さん
09/02/05 00:50:59
密謀買ってしまった…
直江&景勝って大事な所で負けてるから良い
イメージ無いんだけどチョット勉強してみます
589:無名草子さん
09/02/05 21:05:00
日テレ系 2/6 金曜ロードショー『隠し剣 鬼の爪』2004年制作
URLリンク(www.ntv.co.jp)
590:無名草子さん
09/02/06 17:55:53
金曜ロードショー放映日age
591:無名草子さん
09/02/06 21:21:38
がんすがんす。読書家を気取っている俺だが、藤沢先生の小説を
読んだことがない。
592:無名草子さん
09/02/06 21:29:55
読み始めは用心棒がいがっぺ
593:無名草子さん
09/02/06 23:45:28
えがったな鬼の爪
心んなかで拍手喝采だったわ
594:無名草子さん
09/02/09 23:25:18
内野蝉しぐれ見始め。
595:無名草子さん
09/02/10 11:45:10
春秋山伏がいがっぺさ。ライバルの偽山伏がまんず
可哀そうでなも。そんな奴もいましたっけ扱いの
主役のラブシーンが人生の無常さを思わせんだらな。
596:無名草子さん
09/02/11 01:13:27
日和見与次郎哀しいけどよかったわ~
597:無名草子さん
09/02/12 14:24:12
藤沢さん関西弁ファンやのに、関西人出てこんわぁ。
598:無名草子さん
09/02/12 22:22:25
そういえば確かに関西人は出てこないような。
関西弁も、本所しぐれ町と用心棒日月抄に少し出てくる程度だった気がする。
確か娘さんのエッセイに、用心棒で関西弁を書こうとしたが正確な言い回しがわからなくてあきらめた
みたいなことが書いてあったから、関西人の登場もあきらめたのかな。
599:無名草子さん
09/02/14 21:50:32
え?
その作品に出てた?
というか、山形弁以外に書かれてた記憶ないなぁ。
600:無名草子さん
09/02/15 21:59:08
本所しぐれ町物語の「鼬の道」の最後にちょっとだけ出てきますね。
601:無名草子さん
09/02/16 13:54:28
わて、ほんまによういわんわ
602:無名草子さん
09/02/16 13:56:17
ジモティじゃない奴の書いたりしゃべったりする土地言葉は
大概、尻の穴が開くたぐいだから、下手に関西弁に手だししなかった
藤沢はさすが慎重派といいたい。
かくいうわしは長野県だが、「ずら」なんて普段は言わないずら。
603:無名草子さん
09/02/16 15:49:32
京都の人から言わすと、例のお茶のCM
えーと、宮沢りえだっけ?の話す京都弁も座りが悪いそうだしな。
604:無名草子さん
09/02/17 10:51:23
確にテレビや映画に出てくるお国言葉はイントネーションが違うよね
ただ故・丹波哲朗氏は見識が広いらしく訛りをとても上手く話していたよ
605:無名草子さん
09/02/17 11:19:08
ましてや江戸時代の方言だしな。
しかし『隠し剣 鬼の爪』の田中邦衛は方言はヒドかった。
606:無名草子さん
09/02/17 11:25:13
かの名作「細雪」の関西弁も、田辺聖子に言わすとキチゃないって。
谷崎は東京人としては善戦してるがとは断りいりだが。
地元以外には分からんわなぁ。
607:無名草子さん
09/02/17 20:29:03
藤沢周平のエッセイで、当時の新人時代小説家についてのレビューみたいのを
読んだ記憶があります。
収録されている文庫名か、とりあげられた作家さんを知りたいのですが……
608:無名草子さん
09/02/17 21:00:37
「帰省」 文藝春秋
(「ずっこけ」た魅力と面白さ-時代小説の新風・小松重男-,
市井小説のこと-梅本育子「浮寝の花」によせて-)
609:無名草子さん
09/02/17 22:29:23
有り難うございます。さっそく探してみます。
610:無名草子さん
09/02/18 12:02:01
関西人だけどどんなのが綺麗で正しい関西弁かなんて分からんなあ
個々で微妙に言い回しが違うのが普通だし…
611:無名草子さん
09/02/19 09:54:12
東京でもさ、あれよ、生粋の、代々の譜代のお嬢と、
あちしって~なんつってる地方出の両親から生まれた下層階級はまるで接点ないだろうしな。
612:無名草子さん
09/02/19 10:59:35
3代続かないと江戸っ子じゃないそうだからな。
山の手は江戸っ子違うし。京、大阪なんてのはもっと厳しい
条件があるんじゃねーの?
しかし、下層階級はねーだろ。失礼なw
613:無名草子さん
09/02/19 11:04:04
江戸でも大店の呉服屋は関西弁中心だったらしいじゃん。
614:無名草子さん
09/02/19 19:34:49
江戸弁は、女の一人称が小説だとイメージが崩れつまうしな
615:無名草子さん
09/02/19 20:10:18
誰かそんな解説書いてたな。
616:無名草子さん
09/02/20 14:32:03
一人称が「おれ」とか、言ってくださいが、いっちくんなとか、
言葉だけだと今の常識じゃ男か女かわからんとは、
確か、故杉浦日向子が。
617:無名草子さん
09/02/20 19:56:31
ごく普通の町娘が、たいそう羞じらいながら恋心を告白する、当時、実際使われていた言葉。
「おらあ、てめえに、ほの字だったわな。それをてめえに奥山食らわせられてさ、へん、おきやがれ」
618:無名草子さん
09/02/20 21:06:59
ああ、それそれ。その解説。
619:無名草子さん
09/02/21 00:55:42
恥じらってるんだか何だかよくわからんなw
620:無名草子さん
09/02/21 09:14:35
大年増が長火鉢の前で煙管ふかしてうそぶいてるみたい
621:無名草子さん
09/02/21 23:09:37
「お、おらあ、てめえに、ほの字ったわな。
それを、て、てめえに奥山食らわせられてさ、へん……へん! お、おきやがれ!」
622:無名草子さん
09/02/23 04:03:52
時雨みちの一編、「飛べ、佐五郎」のラストは
松本清張の「記念に」と同じだけど
飛べ、佐五郎は体に刃物が刺さってくる描写が怖い。
世話になっておきながら淫売の男妾の生活に厭いてるなんて
おとよを見下してる文で結末が読めた。
飛べ、佐五郎じゃなく死ね、佐五郎だな。
623:無名草子さん
09/02/23 08:50:32
「時雨みち」で覚えているのは、「亭主の仲間」だな
読んだあとに、背筋がちょっと寒くなった
624:無名草子さん
09/02/23 09:56:37
しとづま風に変装するなら、眉剃って、カネ、だべ?
佐知さんも苦労したべナ。
625:無名草子さん
09/02/23 10:52:59
女が眉なしで歯が黒い時代劇見てみたいなぁ。イメージがかなり変わるだろうな。
女と男は連れ立って歩かないとか、刀の持ち方だ
リアルな江戸時代てのは小説や劇にはならんもんだが、あえて
見てみたいし、実際作ったらアカデミー賞の外国映画部門で
なんか受賞しちゃうかもなと今、考証ものを主体に読書してるんで思ってる。
626:無名草子さん
09/02/23 12:35:25
田辺聖子の花の旅傘読んでたら、日本の山奥の住民は
どーしよーもなく、土人ぽかったつーから、
それを一つ。ノミシラミ、きのみきのままつーが、
ほとんど裸、裸族で大人も子供も疥癬病みでて。
627:無名草子さん
09/02/23 14:33:06
用心棒シリーズおもろいわ
628:無名草子さん
09/02/26 22:37:55
山奥なんてどこもそんなもんじゃね?
ふくらんだスカートの中で小便するのもどうかと思う
629:無名草子さん
09/02/26 23:27:06
んーと、3月から毎週金に銀河TVで「立花登/青春手控え」があります。
中井君、若いぞー。
630:無名草子さん
09/02/27 05:45:38
お、きたきた。
これでNHKの藤沢周平原作ドラマは全部やったかな?
631:無名草子さん
09/02/27 09:53:35
蝉しぐれから藤沢作品にハマって、先日密謀を読み終えました。
今度は用心棒シリーズを読みたいのですが本屋に2冊しかなく(刺客と凶刃)とりあえず第三弾という刺客を買ってきました。
まだ読んでませんが、第一弾から読んだ方がいいのでしょうか?
それなら通販で取り寄せようかと思いますが…