司馬遼太郎をあれこれ語る 18巻目at BOOKS
司馬遼太郎をあれこれ語る 18巻目 - 暇つぶし2ch2:無名草子さん
07/05/18 10:12:25
前スレ
司馬遼太郎をあれこれ語る 17巻目
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3:無名草子さん
07/05/18 10:13:56
第16刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 16巻目
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第15刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 15巻目
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第14刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 14巻目
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第13刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 13巻目
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第12刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 12巻目
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第11刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 11巻目
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第10刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 10巻目
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第9刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 9巻目
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第8刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 8巻目
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第7刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 7巻目
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第6刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 6巻目
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第5刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 5巻目
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第4刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 4巻目
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第3刷 司馬遼太郎をあれこれ語る 3巻目
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第2刷 【日本の】司馬遼太郎をあれこれ語る 2話目【宝】
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第1刷 ●司馬遼太郎の作品でベスト1は?●
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4:無名草子さん
07/05/18 10:29:20
ウラー!>>1ウラー!

5:無名草子さん
07/05/18 10:35:41
>>1

6:無名草子さん
07/05/18 11:34:38
>>1

7:無名草子さん
07/05/18 12:15:59
>>1

司馬文学に行く前に熟読してきた作家って誰?
俺は池波正太郎の代表的な3部作(鬼平・剣客・梅安)を通過してから司馬に来た

8:無名草子さん
07/05/18 12:45:23
隆慶一郎、筒井康隆、赤川次郎ぐらい
元々あまり小説を読まなかったんだけど、
司馬を読み始めてから小説を読むのが大好きになった

9:名無し募集中。。。
07/05/18 16:41:45
新スレおめっ\(^O^)/

10:無名草子さん
07/05/18 17:52:34
>>1
新スレおめ

11:無名草子さん
07/05/18 18:30:11
>>7
和月伸宏「るろうに剣心」






・・・断っておくがマジレスだからなw

>>1


12:無名草子さん
07/05/18 20:27:54
信者の新スレまた立ったかw


13:無名草子さん
07/05/18 21:48:37
>>1乙です。
そのセリフの元ネタ何すか?

14:無名草子さん
07/05/18 21:54:39
俺はいちじゃないけど、花神より蔵六先生の名言だよ

15:無名草子さん
07/05/18 21:58:47
え、てことは>>1のは元ネタどころか、そのまんまのセリフだったんですか?
蔵六先生そんなこと言ってたのか・・・。豆腐好きとは知ってたけど

16:無名草子さん
07/05/18 22:08:31
愚弄じゃないのか

17:無名草子さん
07/05/18 22:13:03
花神、下巻486pにあったよ
ただ「ついに」じゃなくて「ついには」だね、細かくてスマソ

18:無名草子さん
07/05/19 05:27:31
>>1の創作かと思ったw
花神みなおしてみよう

19:無名草子さん
07/05/19 13:08:44
世に棲む日々、翔ぶが如くの文庫ってどこの店行っても各巻背表紙のロゴが
字幅や〈新装版〉の表記の有無等、不統一だね。なんか購入意欲なくすわ。


20:無名草子さん
07/05/19 13:11:34
世に棲む日々はそうでもないと思うけど
飛ぶが如くはヒドいよなー、各巻バラバラで・・・なんとかしろよ文春!

21:無名草子さん
07/05/19 16:32:20
いや、世に棲む日々もひどいよ
立ち読みだけで全巻制覇しちまった

22:無名草子さん
07/05/19 18:16:55
夏にあついのは当たり前です!!


23:無名草子さん
07/05/19 20:21:06
ゲームから来ました。
しかもBASARA。

24:しばしば遼太郎
07/05/20 02:21:29
>>1

「象潟へ行くか」と、つぶやいた。

カッチョヨスwwww

25:無名草子さん
07/05/20 11:36:48
昨日「夏草の賦」買ってきた。
さあ読むかと思ったら両方とも下巻だった

…orz

26:無名草子さん
07/05/20 13:05:56
あー俺もそれあるわ。
しかも気づいたのが読むときで、買ってからしばらく経ってたから
替えてもらうのがけっこう恥ずかしかった。

27:無名草子さん
07/05/20 18:11:57
俺なんて街道をゆくで2回も間違ったことあるぜ・・・

28:無名草子さん
07/05/20 18:13:59
同じ本を2回買うようになったら、
人間終わりだと思うね

29:無名草子さん
07/05/20 19:39:35
ちょっと違うが、十何年も前に俺がドラゴンボール23巻買ってきたら兄も姉も同じの買ってきてた

30:無名草子さん
07/05/20 20:24:51
おぃ信者達、松浦玲の「検証・龍馬伝説」は読んだ奴がいるか?
司馬は、なまじ膨大な史料に読み込んだ上で作品を書いたというから
勘違い野郎が生まれているが、詳細な論証をした松浦氏の著作を
よく読めよ

31:無名草子さん
07/05/20 21:33:12
釣れますか

32:無名草子さん
07/05/20 21:35:37
今晩はだめなようだなw

33:無名草子さん
07/05/20 21:44:22
松本清張御大に食って掛かった対談は興味深かった。
あれは何という本だったかなあ。思い出せん・・。

34:無名草子さん
07/05/20 22:00:12
>>33
「司馬遼太郎の日本史探訪」かな?
関ヶ原について対談してるね

35:無名草子さん
07/05/20 22:01:53
平日も日曜も昼も夜もなく仕事か
本屋の営業も大変だな

36:無名草子さん
07/05/20 23:24:42
>>30
宣伝乙

37:無名草子さん
07/05/21 00:13:37
世界史の先生が「これを是非読みなさい」というので
『竜馬がゆく』を買って読んだのが最初。
それまでは芥川ばっかり読んでた。
当時司馬が死んでからいくらも経ってないころで、
マスコミその他が司馬司馬言っていたので気になってはいた。
1巻目はちっとも面白くなかったが、2巻目から俄然盛り上がり、以下略。
読んでるとき、後ろから母がボソッと
「ええ本買うたな」
といったのがキモかったww

38:無名草子さん
07/05/21 00:16:42
俄然という字を見ると「俄」を読みたくなるんだよねー、また読もうっと

39:25
07/05/21 00:43:55
結局上巻買いなおした。
出先で買ったから電車代かけて返品もめんどくさいし。
上巻の4分の1くらい読んだが旦那が優秀な「功名が辻」みたいな印象かな

40:無名草子さん
07/05/21 01:28:34
>>27
それ老化げ(ry

文庫本で買った街道を単行本の古本で買いなおすことはある。
単行本と文庫本で微妙に違ってたりする。

41:名無し募集中。。。
07/05/21 06:15:02
>>40
ワイド版は地図や写真が新しくなってたりしますね

42:無名草子さん
07/05/21 08:47:28
ワイド版を買う人、居てるのかなあ?
昔の単行本よりは色々と綺麗になって読みやすくなったけど、文庫版より3倍も高い値段がなあ
そういや1年にわたって、毎週発売されていたビジュアル版街道をゆくって面白い?

43:無名草子さん
07/05/21 15:19:41
>>42
基本的に置くスペースとコストさえ解決できればワイド版や単行本、って感じなんだろう
うちは分譲4DLKで嫁俺ガキ1名それぞれ1部屋づつ、蔵書スペースなんてなひorz
その上仕事柄新幹線内や飛行機内で本読む事が多いのでほとんどの場合文庫・・・
だから装丁とフォント的には気に入らないが最近の文庫のデカ字化はもうちっと歳食ったら嬉しく感じるかも
それ差し引いても新装版菜の花の沖のウホッはなんとかしてほしかった
つーかあの表紙デザインOK出したの誰だよw

44:無名草子さん
07/05/21 15:40:25
>>43
あのデザインのおかげで菜の花の沖をスルーしました
いたるところで評判いいから買うつもりだったのになあ

45:無名草子さん
07/05/21 16:40:57
漁師をしていたのは序盤なのに全巻(?)フンドシ姿だからなぁw

46:無名草子さん
07/05/21 18:31:36
当時の船乗りはあんな感じじゃね?
海って日差しきついし

47:無名草子さん
07/05/21 18:48:37
そういう問題じゃないw

48:無名草子さん
07/05/21 18:52:20
でも内容はすごくおもしろいからもったいないよ
表紙を捨てちゃえ!

49:無名草子さん
07/05/21 19:06:02
無名の作家なら表紙も気になるけど、
司馬遼なんだから、誰も誤解しねーよw

50:無名草子さん
07/05/21 19:47:23
>>43
4DLKって、台所が凄く多いw

文庫の字が大きくなると、くっきり綺麗で目に優しいけど、分厚くなるから嫌だよね
講談社文庫ぐらいになると、字が大きくなりすぎだし書体も代わってしまったのでガッカリ、
表紙が痛みにくい紙に変わったのは良いんだけどね
文春文庫の1ページ18行ぐらいが丁度いい感じ、書体も好み
新潮文庫は1ページ16行で行間が空きすぎで(・A・)イクナイ!!けど、紙質は断然(・∀・)イイ!!

51:無名草子さん
07/05/21 21:26:17
>>50
4LDKは居間が4部屋なのか?

52:無名草子さん
07/05/21 21:49:40
厚岸の総大人はイトコイじゃなかったっけ?
ツキノエは国後の脇大人だよね?


53:無名草子さん
07/05/21 21:51:02
>>50
L:リビング
D:ダイニング
K:キッチン
だからそれでいいんじゃね?
4DLKは食堂が4つってことだな。まぁだいたいキッチンと一体化してるが。

54:無名草子さん
07/05/21 21:53:04
まちげえた。>>51へのレスな。

ちなみに本は買ったらカバーとって読むけど、普通はそうじゃないのかい?
書棚にしまっとくときにカバーかけて並べとくもんだと思ってた。

55:無名草子さん
07/05/21 22:08:07
それはまあ人それぞれでしょうね
俺はカバー外さずに読むよ

56:無名草子さん
07/05/21 22:22:40
俺はブックカバーを書店で買うときに付けて貰うからカバーがアッー!でもおk

57:無名草子さん
07/05/21 23:02:07
このスレでアッーとか言うから今まで何とも思わなかったのに
意識し始めちゃったじゃないかw

58:無名草子さん
07/05/21 23:11:02
もともと新装版じゃない俺は勝ち組

59:無名草子さん
07/05/22 21:04:52
>>58
おっさん乙

60:小林 宏
07/05/22 23:18:25
司馬遼太郎サンといえばまさに国民的作家ですよね。
でも私は大変バチ当たりというかその・・司馬さんの作品はほとんど読んだこと
無いんですね。一応歴史好きなのにそれなのにですよ。
まあ、「項羽と劉邦」を大昔に読んだ記憶はありますけど
さすが司馬さんの文章は大変素晴らしく私の記憶に深く刻み込まれてます。

61:無名草子さん
07/05/23 07:58:17
以上、余談である。

62:無名草子さん
07/05/23 19:02:15
おぃ信者、司馬は軍隊でヒロポンやったやってないどっちなんだ

63:無名草子さん
07/05/23 19:25:39
そんな説があるの?初耳

64:無名草子さん
07/05/24 12:56:10
>>62は間違いなくやってる

65:無名草子さん
07/05/24 17:42:03
>>62
また、お前か
こんどから、ヒロポンと呼ばしてもらうよ。

66:無名草子さん
07/05/24 18:27:50
桜玉吉の漫画に戻れってば

67:無名草子さん
07/05/24 19:53:29
信者ですら反論がないのは図星と思われなくもない。
軍隊はたれも正気ではいられないところであった。
ひょっとするとラリって現地娘を犯しもしたかもしれない。
「戦車と違って女に乗るのは飽きがこないwwwwwwww」
と独りごちたに違いない。

68:無名草子さん
07/05/24 20:01:50
話はかわる。
船がない、、君はアホか!ほたえなっー!残念だ。
ワシのほうがえらいぞなもし~。
騎兵隊とはこうじゃ、ガシャーン、奉天へーー!
金柑頭ッ!!
ちぇーすと!
おみやーんっ!
鞠などをつくような音であったそうな。
などなど、名文句を数々残した、
司馬だけど、
>>62
コラッーー!!
俺は玉食って大谷吉継と神輿やんのが好きなんだよ!!!
分かったかコラーー!

69:無名草子さん
07/05/24 23:35:40
>>67>>68


70:無名草子さん
07/05/25 00:54:30
>>69
残念!違うよ!
俺初めての書込みです!
そうやって【自分は分ってる】
みたいなのって駄目だよ。
成長止まっちゃうよ。
女の子にも嫌われちゃうしね。

71:無名草子さん
07/05/25 10:26:41
荒らしてる事には
変わりなし。

72:無名草子さん
07/05/25 12:18:08
そうやってすぐに
アー言えばコウ言うみたいなのもだめだよね~。
言い訳をしない!
外れたんだから認めなさい!
司馬はお前らが思ってるよりもっと突き抜けてるぞ。
女みてーに大事にしてんじゃねーよ。
気持ちわりー。

73:無名草子さん
07/05/25 22:05:40
狂人か―
スレ住人たちは思った。
昨今流行りの言葉を借りれば中二病と評したであろう。
だが、先進板に比べ辺境の一般書籍板―それも司馬スレではそのような便利な言葉はまだ定着していなかった。
スレ住人たちはこの煙たいだけの男(…女かもしれない)をどうしようか必死で頭を巡らした。
が、出た答えは結局「放置」であった。
厨は放置
古来言われてきた格言をスレ住人たちは忠実に守った

74:無名草子さん
07/05/25 22:47:30














75:無名草子さん
07/05/25 23:07:29
閑話休題

76:無名草子さん
07/05/25 23:18:46
>>73
放置は寂しいからやめてくれー!

77:無名草子さん
07/05/25 23:21:46
数日前から「竜馬がゆく」を読み始めたんですが(まだ1巻の桂小五郎と出会ったところくらい)
司馬遼太郎っぽくないというか、普通のありがちな青春小説みたい・・・
話の作りも偶然任せというか、なんか杜撰だし。大阪で辻斬りに遭ったらそれが岡田以蔵とか。
しかしよくわからないパワーがあって読ませるものがある。

たぶん後半はいわゆる司馬作品になると思うが、序盤がこんなんだったとは意外だった。

78:無名草子さん
07/05/25 23:27:28
「竜馬がゆく」は初期の作品だからなぁ。
後期の「坂の上の雲」とかと比べると作風は違うかもしれない。
俺は竜馬から入ったからよくわからない感覚だけど。

79:無名草子さん
07/05/25 23:28:08
>>77
竜馬がゆくは、
中盤あたりから司馬が今の小説スタイルを確立しつつある頃なので
小説の前半と後半ではガラリと変わった印象を受けるかもね
それと竜馬の少年~青春期は詳細が不明なので、作家の思い通りに話を作れるから
なおさら青春小説ぽいんだろうね

80:無名草子さん
07/05/25 23:44:49
思うに、司馬は本当に竜馬の青春を伝えたかったんだと思うよ。
青年が祖国を思い、徳川も薩摩も長州も死んでいった志士たちも、
かわいそうじゃ!日本がかわいそうじゃ!
そして命を賭して明治へと導いた奇跡。
そんな竜馬の深い情が人々を動かしたんだと思うぞ。
そんな快男児の話なんだから最高の青春小説だよ!
ちなみに76です ̄∀ ̄

81:無名草子さん
07/05/26 00:03:39
竜馬と龍馬の違いが分かったときはなるほど、と思った

82:無名草子さん
07/05/26 00:35:27
「竜馬がゆく」と同じ時期に書かれた作品が、「燃えよ剣」。
竜馬と土方で対比にして書かれたそうだけど、「燃えよ剣」の土方は、人としての
かっこよさが作品んに表れている感じがします。
読み終わると、土方歳三→萌えよ剣になります。

83:無名草子さん
07/05/26 00:38:36
たとひ身は蝦夷の島根に朽ちるとも
魂は東の君やまもらん

84:無名草子さん
07/05/26 00:48:06
新撰組を鉄の組織へと練り上げたのが土方歳三と言われるね。
池田屋に踏み込んだ近藤勇を始めとする4人の
クソ度胸も惚れるがの。
でもやっぱり一番すきなのは清河八郎先生だねー。
千葉重太郎も隅に置けないけがな。

85:無名草子さん
07/05/26 00:53:10
露と落ち
露と消えにし
我が身かな

浪速のことは
夢のまた夢

86:無名草子さん
07/05/26 01:03:18
よっ!日本一の出世頭!!

87:無名草子さん
07/05/26 06:15:17
司馬仕官(笑)

司馬弛緩(笑)

司馬死姦(笑)


88:無名草子さん
07/05/26 07:52:45
>>85
それ「露と置き」と「露と落ち」どっちだっけ?

89:無名草子さん
07/05/26 11:58:01
むかしより主をうつみの野間なれば むくいを待てや羽柴筑前

90:無名草子さん
07/05/26 19:15:51
政治家は司馬遼太郎好きだよな。
竜馬、坂の上もいいけど街道をゆくシリーズも読んでほしいな。
他国、自国理解にめちゃめちゃいいよ

91:無名草子さん
07/05/26 19:50:45
文学とは本質的に人間を肯定するものだが
司馬は加えて権力とくに政治権力を肯定するからな

92:無名草子さん
07/05/26 22:48:18
太閤記ってひょっとして凄い中途半端に終わる?
全体の95%程読んだのにまだ小牧長久手の戦いが終わったくらいなんだが・・・
まあ、確かに家康屈伏後は大きな山場もなくて書いてもつまらないだけなのかもしれないけど

93:無名草子さん
07/05/26 22:59:47
確か家康が上洛したあたりで終わるはず。
司馬は秀吉好きだから、晩年は書きたくなかったのかな。
特に、太閤記はサクセスストーリーだしね。
「豊臣家の人々」ではそのあたりもちゃんと書かれてたと思う。

94:無名草子さん
07/05/26 23:19:06
>>93
ああ、そういうことか
太閤記読了後は豊臣家の人々も読んでみる
感謝

95:無名草子さん
07/05/26 23:55:28
土方の俳句のどこが下手なのか分からない。
あれが芭蕉の句と紹介されてもああそうかさすがだなとか思いそうだ。

96:無名草子さん
07/05/27 00:24:04
>>90
「街道をゆく」全巻揃えたよ。 たまに、再読している。
お気に入りは、「愛蘭土紀行 Ⅰ Ⅱ」「オランダ紀行」「台湾紀行」ってなぜか海外に出かけたものが好き。
特に、「台湾紀行」は政治・国家問題も触れているから、異色だね。

台湾の話、これでおわる。脳裏の雨は、降りやまないが。

97:無名草子さん
07/05/27 02:05:50
脳裏の雨
なぜ雨なのか。
雨とは日本にとって
歴史的にも文化的にも必要不可欠なものになっている。
日本の歴史文化に強力に精通する司馬遼太郎が雨
という表現をしたのには理由があるはずだ。

98:無名草子さん
07/05/27 02:06:20
>>95
司馬さんはこれは佳作だとか下手だとか詩、句、和歌を寸評してるけど
俺もわからない。乃木が203高地を詠った七言絶句だけは凄いと思った。

99:無名草子さん
07/05/27 02:29:11
>>98
司馬は人を考えているからだと思う。

100:無名草子さん
07/05/27 10:43:08
でも日清戦争の時の子規の詩は確かにヘタクソだった

101:無名草子さん
07/05/27 13:15:01
司馬遼太郎とあれこれ騙る(笑)

102:無名草子さん
07/05/27 15:37:08
>91
政治権力を肯定できなくなってからは、小説が書けなくなったかもしれんね。
最後の小説は「菜の花の沖」?

103:無名草子さん
07/05/27 15:40:33
いいえ、ダッタン疾風録です

104:無名草子さん
07/05/27 18:39:07
おみゃーん!

105:無名草子さん
07/05/27 21:19:45
>103
そうだった?「ダッタン疾風録」明石やなんとかいう侠客の話だったっけ。
後年の作品はいまいち印象が薄いな。

106:無名草子さん
07/05/27 21:22:38
ちゃうわボケw
韃靼という言葉知らんのか。

107:無名草子さん
07/05/27 21:24:08
それは「俄」。
「韃靼疾風録」は、倭寇の子孫が女真族の王女を連れて明末清初の中国へ渡る話。

108:無名草子さん
07/05/27 21:24:53
>>96
台湾紀行と韓のみち紀行は面白いよね。
モンゴル紀行なんかもやられたよ。
国民性の面白さ。ウラルアルタイ系の人懐っこさを書き表して。
日本の紀行になるとすこし文章も減るからあれなんだけど。


109:無名草子さん
07/05/27 22:08:45
ATOKで韃靼が変換できなかったので、辞書に登録しておこうっと

110:無名草子さん
07/05/27 22:13:00
>106>107
それ読んでないわ。どうりで思い出せないわけだ。


111:無名草子さん
07/05/27 23:00:30
微妙に「大盗禅師」とかぶるストーリーだよな

112:無名草子さん
07/05/28 09:02:08
おまいら司馬さんの本の良い読み方考え付いた!
グーグルアースを併用しながら読むと分かりやすいぞ。


113:無名草子さん
07/05/28 09:27:34
>>112
グーグルアースってずっと見てると酔わない?

114:無名草子さん
07/05/28 09:32:28
>>113
酔わない。
択捉・国後周辺とかすごい役立ってるよ。
翔ぶがとか坂の上読み直す時にまた使ってみる。
田原坂とか奉天とか読むだけじゃ地理的なもんが掴めんしな。


115:無名草子さん
07/05/28 10:38:26
酔って候

116:無名草子さん
07/05/28 12:31:55
司馬作品好きだけど、
これだけはつまらなすぎて
途中で読むのがだるくなってしまったって作品ある?

オレは大盗禅師…
途中で読めなくなって半年くらいほおってた

117:無名草子さん
07/05/28 16:41:10
>>116
きつかったのは、空海の風景、箱根の坂、飛ぶが如く、戦雲の夢
読んでも読んでも楽しくなかった・・・

118:無名草子さん
07/05/28 18:20:09
空海の風景は俺も3年放置中

119:無名草子さん
07/05/28 19:51:32
「空海の風景」面白いじゃないか
なんで読まんのだ?

120:無名草子さん
07/05/28 20:29:00
空海が唐に渡る所からは面白くなるけど、そこまでがキツい
空海がほとんど動かないし、脇役キャラも皆無に等しい感じ
司馬小説は末期の作品は、文章表現や言い回しが難しく感じる

121:無名草子さん
07/05/28 21:26:49
>>120
あの小説は独特な雰囲気があるからなあ。小説というより教科書の面もある。
真言密教の成立ちに関する話が深すぎたりしてね。
でも仏教が好きな人、もっと知りたい人には良い本だと思う。

122:無名草子さん
07/05/28 21:56:48
>>116
俺も大盗禅師だなあ。あと国盗りの道三編。
どちらもありえねー超展開。ちょww司馬ちゃん飛ばしすぎww って感じ。
我慢して読破したけど。

空海の風景は大好き。後期司馬節の白眉。

123:無名草子さん
07/05/29 01:23:36
俺は北斗の人かなあ


124:無名草子さん
07/05/29 02:52:57
花神の最後のほうは、幕末の情勢の話が延々と続いて飽きた。
全編一貫して飽きさせないポテンシャル保ってんのは、燃えよ剣が最高峰じゃないか

125:無名草子さん
07/05/30 17:07:27
覇王の家は?

126:無名草子さん
07/05/30 17:30:27
いや、普通に国盗りの道三編も面白いでしょ

127:無名草子さん
07/05/30 17:37:47
覇王の家は初読はつまらなくて投げたけど、関ヶ原、城塞と
徳川家康の理解が深くなってから読むと面白かったよ

128:無名草子さん
07/05/30 18:46:36
そうそう。俺は先に関ヶ原、城塞読んで
家康のこと知りたくなって読んだんだ。
徳川家康って結構苦労三昧だったよなー。
今川、武田、織田、秀吉と辛い付き合いが多かったと思うよ。

129:無名草子さん
07/05/30 19:02:23
覇王は別の意味で投げかけたな。司馬の家康観が合わなかったせいで

130:無名草子さん
07/05/30 20:30:31
司馬の家康は山岡家康が長くて読む気がしない人にお勧めw

131:無名草子さん
07/05/30 22:11:02
家康ってどうなの?

132:無名草子さん
07/05/30 23:00:29
てすと

133:無名草子さん
07/05/31 18:01:28
短篇全集を買った。
<正法の旗をかかげてー戦国三河門徒><道化の青春>は、中篇ということで
収録されていない。
けち臭いことせんと、全部入れろや!

134:無名草子さん
07/05/31 18:48:28
ケチは三河武士の美徳ですけー。
こらえてつかーさい。

135:無名草子さん
07/05/31 19:07:14
太閤記読みおわった
本当に家康を臣従させて終わっちまったw
しかし、この時点ですでに家康嫌いとしか思えない文章書いてるな
家康(三河)について描くと「陰湿」みたいな言葉を多く使ってる
その一方で秀吉視点になると「家康を屈伏させるのが人生最大の事業」として、苦戦する様を描いてたりもする
実力者と認めはするけど嫌いっていう、このスレでよく言われてることまんまで笑えた

136:無名草子さん
07/05/31 19:49:39
>>133
司馬のペンネームで始めて書いた小説が、<道化の青春>というのらしい(読んだことない)。
ずーと、ペルシャの幻術師だと思っていた。

137:無名草子さん
07/05/31 20:28:42
>>135
秀吉贔屓 →大阪生まれ
家康嫌い →江戸時代は暗い時代 →江戸時代を扱った作品が少ないことへの言い訳

山岡荘八のは、2ちゃんのマンセーレス・レベルだからw

138:無名草子さん
07/05/31 21:28:30
江戸時代は革命期じゃないから、書かなかったんだよ

139:無名草子さん
07/05/31 22:14:23
今、一度挫折した。 坂の上の雲を読んでいます。やっぱ、司馬さんは最高です

140:無名草子さん
07/05/31 22:17:44
坂の上の雲が終わったら二百三高地ってゆう映画も観てみなよ。

141:無名草子さん
07/05/31 23:02:03
司馬遼太郎未文庫化作品集みたいな感じで復刊してくれないかな
名言随筆サラリーマンとか古寺炎上とか豚と薔薇とか

142:無名草子さん
07/05/31 23:13:47
そこまで故人の意思を踏みにじるか

143:無名草子さん
07/05/31 23:41:55
ぼかあ司馬さんの意思を汲んで、坂の上の雲が映像化されてもいっさい見ないつもりですよ

144:無名草子さん
07/06/01 00:02:13
司馬さんの意思ってどんな意思だったの?

145:無名草子さん
07/06/01 00:39:54
坂の上の雲を映像化するものは、ついに国家をほろぼす

146:無名草子さん
07/06/01 00:40:36
司馬さんの意思って
日本をより良くしてほしいということ
なのかと思ってたけど。

147:無名草子さん
07/06/01 00:41:57
映像化するとどうなるというの?
それは偏見なんじゃないの?

148:無名草子さん
07/06/01 00:43:15
マジレスすると、梟の城以前の作品は習作だから
読まれたくないってことだ。

149:無名草子さん
07/06/01 00:43:39
質問なんですけど、峠って上・下のやつと上・中・下のやつがありますよね?
何か内容は違うんですか?
知らなくて古本屋で上・下の方買ってしまったんで教えて下さい。

150:無名草子さん
07/06/01 00:50:49
俺はこのスレだか文学板だかで坂の上の雲だけは映像化するなと聞いたが
今の話は意志じゃなくて遺志だよな?

151:無名草子さん
07/06/01 00:53:35
>>149
はやりの分冊化によるものだから大丈夫だ
覇王の家も昔は一冊だったから古本屋行けば見かける

152:149
07/06/01 01:29:44
>>151
そうなんですか。よかった。
けどamazonとか見る限り明らかにページ数が違う気がするんですけどなんでですか?

153:無名草子さん
07/06/01 01:33:28
遺志ですね^^;すみません。
僕が言いたいことは、
誰かが言ったことを鵜呑みにするんじゃなくて
自分が判断をすればいいんじゃないですか?
ということなんですよ。
だって僕らは司馬さんじゃないもの。
司馬さんが思ってたことと僕らが思うことは
違うかもしれないじゃないですか?
日本人として誇りを持つとか、
この国をよくしようとか、
他人に迷惑かけないとか、
そうゆうところをしっかり肝に銘じておけば
OKなんじゃないですかねー。

154:無名草子さん
07/06/01 01:36:16
映像化するものは国家を滅ぼすとか
へんちくりんなことを言ってるほうが
国家を滅ぼすんじゃないですか?

155:無名草子さん
07/06/01 02:10:32
坂の上読みたいけどみんなが最高傑作最高傑作いうので
もったいなくて読むに読めない

好物のおかずは後にとっておく性格です

156:無名草子さん
07/06/01 02:27:36
読んで大丈夫!!
何回も読んで友達と話して、
豊かな本とともに人生歩んだほうが最高傑作!


157:無名草子さん
07/06/01 07:12:48
>>152
新潮文庫の改訂版は、ページ当たりの行数が少なくなっている。

158:無名草子さん
07/06/01 07:58:26
こんな「峠」はいやだ。


   上・山・下の3分冊になっている・・・orz

159:無名草子さん
07/06/01 08:21:15
昔、古本屋で峠の上中下三冊セットを買ったら
上下が三分冊化される前の本で、中だけ三分冊化された後の本だったので
中巻だけ無駄になった思い出があるw

160:無名草子さん
07/06/01 09:06:48
上中下で並べられてたなら、その古本屋の店主はかなりのやり手だな

161:無名草子さん
07/06/01 11:50:43
>>142
いま福田定一時代の習作を読んでいるが、つまらん新作を読むより、ずっと面白いんだ。
俺も>>141に賛成だ。

162:無名草子さん
07/06/01 15:45:17
わが生涯は夜光貝の光と共に

1950年に福田定一名義で発表された作品。習作らしく、読点が多く、句点が少ない。
しかし、そんなことはどうでもよい。短い作品だが、明確なテーマがある。
蒼洋は、螺鈿工芸に魅せられ、その復興に生涯を捧げる。螺鈿の技術は、日本は
もとより、発祥地中国でも、後継者の途絶えた工芸だった。蒼洋は、中国に渡る。
そこで、ひょんなことから螺鈿技術の秘技に触れる。
見返りを求めない「無償の情熱」がテーマ。行間は読むものではなく、自然と伝わって
くるものでなければならない。そのためには、多くの読者が体験しうるシンプル
なテーマを選ぶべきだろう。実に月並みなテーマになる。螺鈿技術を自己が体験した
「無償の情熱」に置き換えれば、きっと読者は共感を得られる。
司馬を始め昔の作家は、簡単にこれができた。マイルス・デイビスもこれができた。
表層のドラマやサウンドは、実はどうでもいいのだ。受け手の心に染みるテーマをきっちり背後に据えること。
これができていると、読後の充実感がある。習作において、司馬は、すでにこれができている。
新しいコマーシャル・タレントを作り出すため、ブスの二世タレントを前面に押し出す
某ドラマには、これができていない。

163:無名草子さん
07/06/01 15:56:23
今「アームストロング砲」を読んでいます。
皆さんはもう読みましたか?
おもしろいですね (・3・)

164:無名草子さん
07/06/01 16:09:30
>>162
柴本幸のことか?

165:無名草子さん
07/06/01 17:07:43
「国宝」学者死す

1950年に福田定一名義で発表された作品。終戦直後の日本を舞台にしている。
発表後60年近く経つと、現代モノが歴史モノになってしまう。時代の空気が
濃厚に真空パックされていて、それだけでも一読の価値がある。
物語のほうは、どうという話でもない。主人公竹田武平という平凡以下の変った
おじさん(魚類学者)が、難破した船の中で、狭心症で死んでしまうというだけのお話。
面白いのは、武平とその妻千代のキャラクター。年配の方は、幼い頃親しんだ近所の
お爺さんやお婆さんを思い出すかもしれない。
個人的には、豆腐と刺身の当時の食卓における地位が明らかになったところが、
興味深かった。

166:無名草子さん
07/06/01 18:01:41
>>163
読んだ。

>>103
そう韃靼?

167:無名草子さん
07/06/01 18:06:14
勝村権兵衛のこと

1952年発表。東本願寺発行の「同朋」という雑誌に掲載。
そのため、南無阿弥陀仏は大切ですよ、というお話になっている。
間下権兵衛は、新婚の妻れんと出奔した女仇新九郎を追って京へ。
新九郎は宇津川多仲と名を変え、新撰組隊士となっていた。
権兵衛は、みごと新九郎を討ち果たしたのだが・・・・・・。
初期剣豪モノに通じる設定だが、こんな作品まで褒めるのは、さすがに心苦しい。
なにしろ6ページしかありませんからw 文字通り習作でした。

168:無名草子さん
07/06/01 18:47:24
>>37
たしかに第1巻はなー。あんなに不潔なのに、やけにモテるきに。

169:無名草子さん
07/06/01 18:56:44
>>167
一つ飛んだ。<「国宝」学者死す>の次に、
<正法の旗をかかげて―ものがたり・戦国三河門徒―>が来る。
1951年6月1日から「ブディスト・マガジン」に4回連載。
その次が、<勝村権兵衛のこと>

三河門徒は、読んだことがない。司馬さんの死後、特集を組んだ雑誌がたくさん出版されたが、
これを掲載したものはないかなー?
全集にも、短篇全集にも、未収録。単行本・文庫本は、もちろんない。

170:無名草子さん
07/06/01 19:08:57
最近スレで触れられている、福田定一名義の作品ってどこで読めるの?

171:無名草子さん
07/06/01 19:40:04
いまのところ、短篇全集の第1巻。

172:無名草子さん
07/06/01 20:41:52
>>171
短編全集か、あれ単行本だから固くて読みにくいんだよねー
サンクスです

173:無名草子さん
07/06/02 11:51:47
流亡の伝道僧(1952年3月)

舞台は、昭和19~20年の満州。
関東軍特務機関の工作員N少佐は、軍による満人間諜の処刑に疑問を抱き、煩悶する。
同僚との諍いにより負傷したN少佐は、退役後、得度を受け、満人を教化する伝道僧となる。
日本の敗色は濃厚となり、ソ連参戦に日がやってきた・・・・・・。
作中登場する「私」は、司馬氏自身をモデルとしている。余談以外で、著者が小説に登場
するのは珍しい。

174:無名草子さん
07/06/02 12:02:42
 余談である。筆者も一度だけ、自分の小説に登場したことがある。

175:無名草子さん
07/06/02 12:40:13
一度じゃなくて何度もあるけど

176:無名草子さん
07/06/02 12:55:20
長安の夕映えー父母恩重経ものがたり(1952年6月)

舞台は、唐の都長安。
天竺からやってきた無名の乞食僧による説法が、延々と続く。
経典は、乞食僧が一つだけ天竺から持ってくるのを忘れた父母恩重経。
文語で語られる経典の内容は、父母の子に対する恩愛。
後年、朱子学に対する不快感を顕にする著者の憤りは、すでに習作段階からあったのだ。
これを唐の衛士に説法するところが、痛烈な皮肉になっている。
人肉を食うな、とまでは説いていないから、グロいの嫌いな人も、安心して読めます。

177:無名草子さん
07/06/02 13:49:53
経典そのものは、日本の親子関係を風刺しているように思えたが?

178:無名草子さん
07/06/02 14:37:07
饅頭伝来記(1953年6月)

舞台は、元末の中国から、海を渡り、南北朝末期の日本へ。
まだまだ習作の域を出ないが、後の司馬スタイルの萌芽が伺える、スケールの大きい、読み応えのある作品である。
わが国へ饅頭の製法を伝えたとされる林浄因は、落陽白馬寺門前に捨てられていたところを、竜山禅師に拾われた。
竜山は、足利尊氏に請われ、建仁寺住持となる。
ある日、浄因の作った饅頭が、後光厳天皇に献上され・・・・・・。
タイトルは饅頭伝来記であるが、竜山禅師の浄因に対する法性の愛がテーマ。
南北朝が舞台の司馬作品は珍しい。

179:無名草子さん
07/06/02 15:06:23
浄因の造った饅頭は、アンコが微量

         =≡=  ∧_∧
          /   \(・ω・ )      アンコが 微量 まんじゅう baby
         〆  ┌  ヽ  ノ ∈≡∋      I wanna be your man ♪
         ||  γ ⌒ヽヽコ ノ  ||
         ||      .|:::|∪〓 ||
        ./|\人 _.ノノ _||_. /|\


180:無名草子さん
07/06/02 15:53:39
饅頭伝来記を読むと、ますます戦国三河物語が読みたくなる。

181:無名草子さん
07/06/02 16:13:08
福田定一習作集は、後の司馬作品との関連性を考えながら読むと面白くはあるが、
掲載された雑誌が、お寺関係のものが多くて(つまり一般読者ではなく、お坊さんが読む)、
少々抹香臭いのが難点。

182:無名草子さん
07/06/02 17:23:31
司馬遼太郎が考えたことを、ちょこちょこと読んでる。
なかなかオモロイ。

183:無名草子さん
07/06/02 17:46:34
昨日の私です。覚えてますか?
「アームストロング砲」読み終わりました。
おもしろかったです(・3・)

184:無名草子さん
07/06/02 17:48:39
「司馬遼太郎が考えたこと」と「司馬遼太郎対話選集」を買えば
他のエッセイ集と対談集は買わなくてもいいかな?

185:無名草子さん
07/06/02 18:40:35
森の美少年(花妖譚一)

花妖譚は、雑誌「未生」に1956年1月から、1年少々の間、イレギュラーに連載された。
花道未生流の発行する冊子らしく、花に因んだ話が続く。小説とエッセイを混和させた
ような独自の司馬ワールドが、すでにある。
全10話で構成される花妖譚は、さまざまな時代と国を舞台とする。そのとりとめの無さは、
快感ですらある。

第1話「森の美少年」はギリシャ神話。水仙(Narkissos)の語源となった美少年ナルキソスのお話。
もちろんナルシシズムの語源でもある。そのあたりの事情が、無骨さを必死に隠そうとする文体で
語られる。妖精エコーも登場。

186:無名草子さん
07/06/02 18:46:13
花妖譚は、ちょっと雰囲気が違いますよね。

187:無名草子さん
07/06/02 19:15:57
>>184
極端なこといえば、図書館で借りればほとんど読める。

188:無名草子さん
07/06/02 19:37:28
図書館のはボロボロだし手垢でねちゃねちゃして汚いのでお勧めしない

189:無名草子さん
07/06/02 20:33:45
『豊臣家の人々』宇喜多秀家まで読んだ。「泳いで参った!!」がないじゃないか!!

190:無名草子さん
07/06/03 09:23:36

URLリンク(page7.auctions.yahoo.co.jp)

これって何だろ?

191:無名草子さん
07/06/03 09:25:15
>>188
本なんて内容がわかればキレイだろうが汚かろうがなんでもいいよ
うんこまみれとかはやだけど

192:無名草子さん
07/06/03 15:12:57
チューリップの城主(花妖譚二)

舞台は日本。戦国時代。
播磨国三木城主別所長治が主人公。
織田家の使者は、毛利討伐の先鋒にすることを条件に、長治を臣従させる。
ところが、毛利征伐の総大将として羽柴筑前守が、加古川城に着任。
織田の違約に憤慨した長治は、叛旗を翻す。
交戦半年、ついに三木城は降伏。自刃した長治の遺体のそばに馨った花は・・・・・・。

193:無名草子さん
07/06/03 15:14:12
>>191
前に読んだ人が、煎餅を食いながら、読んでいたことが分かることがある。

194:無名草子さん
07/06/03 15:48:46
黒色の牡丹(花妖譚三)

舞台は中国。清の康熙帝のころ(1700年前後)。
怪異譚「聊斎志異」を著した蒲松齢の物語。
85歳を過ぎた蒲松齢は、街道を行く旅人に、茶と煙草を振舞っては、各地の妖怪奇話を見聞した。
それを16巻の「聊斎志異」に編んだ。
ある日、蒲松齢の家の庭に、黒い牡丹の花が咲く。凶兆を感じた蒲松齢は、花を剪除した。
その夜、蒲松齢の寝所に美少女が現れ、蒲松齢と美少女の耽溺の長夜がつづくのだが・・・・・・。

195:無名草子さん
07/06/03 15:54:42
ハァハァ

196:無名草子さん
07/06/03 16:15:26
烏江の月―謡曲「項羽」より(花妖譚四)

垓下の戦いで項羽が滅んで数十年が経った。
戦場跡の小高い丘で、ひとりの農夫が芥子の花を摘んでいた。
渡舟に乗り遅れた農夫は、岸辺の腰を降ろし、芥子の花弁を口に入れた。
魁偉な風貌の船頭が櫓を漕ぎ、農夫に近づく。
「さ、乗られるがよい。お渡し申そう」
船頭は、舟賃の代わりに、農夫の摘んだ芥子の花を所望した。

芥子の花。すなわち、虞美人草。

この作品などは、習作とはいえまい。かなり惹き込まれたから、ネタバレはここまでにしておく。

197:無名草子さん
07/06/03 16:17:42
司馬が何度読んだかわからないという
シムノンのメグレ警視ものは面白い?

誰か読んだ人いたら、感想きぼう

198:無名草子さん
07/06/03 16:25:54
後に長編になりますが、こっちは、兜率天の巡礼に近い雰囲気がありますよね。

199:無名草子さん
07/06/03 17:02:12
匂い沼(花妖譚五)

舞台は宋の咸西。主人公遼子青は、科挙の郷試に11回も落ちつづけた科挙ベテ。
もちろん無職。家産も底を尽きかけていた。
もし今度の考試で落ちれば、もはや生きては郷関をくぐるまい。子青は、そう思っていた。
試験を間近に控えたある日、勉学に励む書斎の窓から、芳しい香りが・・・・・・。

「科挙の試験なんて悲しい執念。どうせ、通りっこないわ。そんなものに、
人生で一番楽しい十年を、惜し気もなく磨り潰しちゃうなんて、どういう了見かしら」
国や時代は変れど、ベテの悩みは性欲の処理であったwww

200:無名草子さん
07/06/03 17:12:37
殿試合格でなくても、郷試合格だけで、栄耀栄華は間違いなかったみたいだな。

201:無名草子さん
07/06/03 17:28:53
睡蓮(花妖譚六)

原題は<睡蓮と仙人>。「別冊週間サンケイ」に転載時に改題。
なお、「吉野風土記」に転載されたときは、<役の行者>の題名だった。今日では、この題が有名。
転載時は、司馬遼太郎名義。

忍術の開祖といわれる、役の子角の物語。時代は、白雉元年(650)~大宝元年(701)。
花妖譚の他の作品とは、かなり趣が異なる。司馬遼太郎名で転載したことから明らかなように、
習作レベルを、はるかに凌駕している。

202:無名草子さん
07/06/03 17:35:08
役の行者は、随筆にも、ちょくちょく登場しますよね。
初期忍法モノでも、名前だけは、よく出てきます。

203:無名草子さん
07/06/03 17:59:41
菊の典侍(花妖譚七)

南朝の正平二年(1347)、流浪の宮廷が、吉野山にあった頃のお話。
蔵人高辻某の娘、菊の典侍と呼ばれる女性が主人公。
菊の芳香たちのぼる典侍は、若い公卿たちに評判の女人。
しかし、文にも歌にも、返事は来ない。
重陽の宴の夜、菊の典侍が千秋門を出ると、忍び寄る男が、典侍の唇と胸を押さえる。
男は、左近衛少将千種忠文と名乗った・・・・・・。

204:無名草子さん
07/06/03 18:50:21
もうそのへんでやめとけ。

205:無名草子さん
07/06/03 19:45:53
俺は自他共に認めるチンカスだが

もう40歳をすぎたので、そろそろ読書でもしようと思う。
司馬遼太郎は読みやすいらしいので、いくつか読んでみた。

とりあえず
「国盗り物語」「巧妙が辻」「新史太閤記」「関ヶ原」「城塞」「燃えよ剣」
「竜馬がゆく」「翔ぶが如く」
は読んだ。

次は「坂の上の雲」でも読もうか



206:無名草子さん
07/06/03 19:47:03
いや俺は続けて欲しい

207:無名草子さん
07/06/03 19:52:19
>>205
坂の上の雲、おすすめですよ☆

208:無名草子さん
07/06/03 20:47:02
項羽と劉邦もいいよ
坂の上の雲読み終わったらぜひ読んでほしい

209:無名草子さん
07/06/04 00:46:37
創作は相当あるだろうが、「俄」は最高に笑える
本当に面白い

210:無名草子さん
07/06/04 08:07:53
最近カリスマ豆腐に赤穂の天塩かけてレンジでチンして食すのにはまってる。
蔵六先生にも食べさせてあげたい。


211:無名草子さん
07/06/04 10:22:21
>>205
「世に棲む日日」「花神」「峠」「歳月」

212:無名草子さん
07/06/04 11:15:30
>>209
今月半ばに講談社文庫で新装版出ますね


213:無名草子さん
07/06/04 12:22:11
講談社の新装版嫌いなので、今の内に買い替えておくわ

214:無名草子さん
07/06/04 12:47:35
白椿(花妖譚八)

舞台は元禄時代。主人公は幻術遣い塩売長次郎。
引退して盆栽いじりの気随な生活を送る長次郎のもとに、
ある日、本所随一の大店伊勢屋総右衛門から、火急の依頼が・・・・・・。
次女しずが労咳を病み、余命幾許もないという。長次郎の治療法とは・・・・・・。

初期忍者モノに頻出の呑馬術の出典が明らかになる。

215:無名草子さん
07/06/04 12:48:22
>>212
持ってるから、買わない。

216:無名草子さん
07/06/04 12:49:31
サフラン(花妖譚九)

原題は「砂漠の無道時代」。ムハメッド登場以前の古代アラビアが舞台。
キンダ国の騎士アブル・アリは、アラビア最強の豪傑と謳われていた。
<山猫>は、アリを殺す使命を帯び、村を出る。
新月の誕生を祝う祭典の夜、<山猫>は、アリと闘うが・・・・・・。

日本人の作家が題材にするような時代ではない。司馬作品最初期の題材は、
このマニアックさが魅力だが、さすがにこの作品は・・・。拳銃の登場しない西部劇w

217:無名草子さん
07/06/04 12:52:27
花妖譚は、文庫化されないのですか?

218:無名草子さん
07/06/04 12:53:12
蒙古桜(花妖譚十)

大汗オゴタイは、死の床にあった。地中海岸で陣を敷く将軍バツーに撤退の
伝令が飛ぶ。カラコルムとの距離は1万キロ。
決死の使者に志願したのは、エルトム・バートル。恋人サラは、エルトムの
生還を祈るが・・・・・・。

「烏江の月(花妖譚四)」と並んで、読み応えのある作品だった。
「ペルシャの幻術師」や「戈壁の匈奴」に通じるものがある。

219:無名草子さん
07/06/04 13:11:55
花妖譚だけだと、文庫化しても「殉死」より薄いんじゃね?
他の未発表短編と一緒にまとめて出して欲しいよね

220:無名草子さん
07/06/04 13:46:34
一般の読者が、容易に入手できる福田定一名義の作品は、以上。
時期は前後するが、花妖譚の前(1955年)に、司馬遼太郎名義での最初の小説
<道化の青春>が発表されている。読んでないから、内容は知らない。
以下、<ペルシャの幻術師><戈壁の匈奴>と続く。

221:無名草子さん
07/06/04 19:56:44
ペルシャの幻術師の感想文 マダーー

222:無名草子さん
07/06/04 20:17:35
>>156
>>155だけど読むことに決めたっす!
そうだよな。何回も読めばいいよな。
ありがとう!

223:無名草子さん
07/06/04 20:37:42
坂の上の雲は日露開戦までが凄く面白いので、そこだけ何度も読み返しているんですよ(・∀・)

224:無名草子さん
07/06/04 21:24:04
おいらはバルチック艦隊がはるばる旅してくるところを何回も読んだよ

225:無名草子さん
07/06/04 21:41:59
読む度になんか発見してしまうよ。


226:無名草子さん
07/06/04 21:46:27
>>223
私は、日露開戦後もすごくおもしろかったです!
陸戦は、横に中国の地図をひろげて、戦闘の位置を確認しながら読むと
現実味があって、楽しさ倍増でした!
バルチック艦隊も同じく、地図でルートを確認しながら見ました。

227:無名草子さん
07/06/04 21:46:52
俺なんてまだ読んでないけど、すでに読んだ気になってるよ。

228:無名草子さん
07/06/04 21:59:46
>>226
それいいね。
今度5回目読むときはグーグルアース使って読んでみるよ。


229:無名草子さん
07/06/04 22:00:42
俺は203高地に児玉がやってくるくだりが一番好き

230:無名草子さん
07/06/04 22:03:19
街道をゆくはそれがお勧めだけど、
100年前と現在のグーグルアースじゃだいぶ地形や建物が変わってるよね?混乱しないかな?

231:無名草子さん
07/06/05 00:11:40
「坂の上の雲」を何回か読んでいくうちに、正岡子規に愛情を感じてくる。それで、読んだ後の余韻というものがあって、今「病床六尺」を読んでいる。ちょっと、文章的に解りずらい部分もあるけど、子規の言わんとする写実主義が、何となく解ってきた。

232:無名草子さん
07/06/05 01:12:41
司馬遼太郎と正岡子規をアンド検索…

 ・坂の上の雲
 ・街道をゆく14・南伊予・西土佐の道
 ・街道をゆく36・神田界隈
 ・街道をゆく37・本郷界隈
 ・人々の跫音

他あるかな。

233:無名草子さん
07/06/05 02:10:50
坂の上の雲はあとがきまで面白いから困る


234:無名草子さん
07/06/05 13:06:10
>>231
そういう人には、子規を直接、扱った作品ではないのだけれど、
「ひとびとの跫音」もお勧めです。

235:無名草子さん
07/06/06 01:18:20
>231です。
すいません。「ひとびとの跫音」もうすでに読んでいます。
そんでもって、街道をゆくシリーズも全巻読んでるし…
司馬作品は、だいたい読んでるかな。(福田時代は読んでないけど)
なので最近は、小説に出てくる関連書籍でも読んでみようかなと。
何かおすすめありますか?

>>223
私も、あとがき好きですよ!!
「のぼってゆく坂の上の青い天にもし一朶の白い雲がかがやいてい
るとすれば、それのみをみつめて坂をのぼってゆくであろう。」
いい文章ですね!

236:無名草子さん
07/06/06 12:28:56
司馬は文庫だけで200冊以上あるのに全部読んだとは凄いね
もう一度最初に読んだ本から読み直しなよ、きっと新しい発見があるよ

関連書籍では
「ロシアにおける広瀬武夫」「アメリカにおける秋山真之」がよかったなあ

237:無名草子さん
07/06/06 13:06:01
俺は30冊くらいしか読んでないなぁ
司馬さんには中国物をもっと書いてほしかったよ
項羽と劉邦があれほどの出来なんだから
実に惜しい

238:無名草子さん
07/06/06 16:25:10
>>237
司馬三国志はみんな読みたがってる
過去スレにも何度も上った話題。

主人公は司馬懿あたりになりそうだな~、って話になってた。
俺は旬イクもありだと思うが

239:無名草子さん
07/06/06 19:11:14
脇役の廖化を主人公にすると面白い。
黄巾の乱から、劉備の死後まで描けるのではないか?

240:無名草子さん
07/06/06 19:37:00
俺はまだ20冊くらいしか読んでないけど、このスレにいていいですか?

241:無名草子さん
07/06/06 19:53:49
>>240
立派な中級者です。

242:無名草子さん
07/06/06 20:44:03
司馬遼なら劉淵が中原を制圧する話を書いただろう。

243:無名草子さん
07/06/06 22:21:46
>>238
読みたくて興奮してきた

244:無名草子さん
07/06/06 22:55:14
司馬は何かテーマがないと書けないから、
三国志は辛いんじゃないか

245:無名草子さん
07/06/06 23:00:51
街道をゆく「蜀と雲南のみち」に、
孔明が登場します。

246:無名草子さん
07/06/07 07:05:00
三国志は書いてくれなくてもいいんだ
まあ、あったら読むに決まってるけどさ・・・
俺としては春秋戦国のあたりを描きまくってほしかった
吉川三国志とか項羽と劉邦読んだら、みんなこの時代に興味持つだろうし

247:無名草子さん
07/06/07 19:27:38
もう死んでいる人が、三国志を書くのどうのと言われても・・・

248:無名草子さん
07/06/08 18:30:26
>>247

249:無名草子さん
07/06/09 15:06:12
考えると才能って本当に一代限りだよな
同じ作品は誰も生み出せない
もったいないことじゃ

250:無名草子さん
07/06/09 18:48:31
昨日、竜馬の岩崎弥太郎のところを読んだ。
中江兆民が、江戸への留学費用を岩崎に頼んで断られ、
その後、後藤象二郎に頼んだら、すぐに出したとさ。
兆民は、後世まで、後藤を褒め、岩崎を腐しているw

遊蕩に藩費を乱費した後藤の批判は、いっさいしていない。

251:無名草子さん
07/06/10 20:53:49
千代という人は何人いるのでしょう。

252:無名草子さん
07/06/11 11:20:53
竜馬がゆくは、小説としてはよくできてるけど歴史としては、かなりガセネタが多いよなー。

253:無名草子さん
07/06/11 15:13:00
しかし、司馬の小説を元ネタに歴史の本を書くタワケもいるのでw

254:無名草子さん
07/06/11 20:32:11
そもそも、小説に書いてあることすべてが事実だと
信じること自体、どうかしてる思うがな。

255:無名草子さん
07/06/11 23:22:17
小説とはフィクションの事です。
史実の延長線上に歴史を語らせる歴史家の仕事と、
作家の仕事は違うわけなのです。
司馬 遼太郎  全講演より。

素直に、小説として楽しめば?

256:無名草子さん
07/06/12 05:37:12
なるほどねー。 何にしても面白いしね。司馬さんの小説は。

257:無名草子さん
07/06/12 07:59:33
>>252
「この国のかたち」とか「明治という国家」とかはどうよ。


258:無名草子さん
07/06/12 08:30:48
「斬殺」って短編読んだんだけど、あまりに暗い内容なので何でこんな短編を書いたんだろう?
と思って「世良修蔵」ググってみたら、なるほどね
主人公世良の死が奥羽列藩同盟の引き金になって、しかもあっさり瓦解しちゃうんだね
本来なら同じ匂いのする短編集「幕末」に収録すればよかったんだろうけど、維新後の話だからか

短編は歴史の前後が分かりにくいけど、ネットがあると調べられるから助かるよ

259:無名草子さん
07/06/12 14:04:18
257 竜馬がゆく以外はよく調べてるみたいだよ。 加来耕三氏曰く。

260:無名草子さん
07/06/12 14:41:17
竜馬がゆくはフィクションが多いって言う人いるけど、
竜馬がゆくを書き終えた後に判明した事実も多いのにね
司馬の小説が先で、龍馬研究はその後賑やかになったのだからしょうがない
ケチをつける人は後出しジャンケンで勝って喜ぶようなもの

261:無名草子さん
07/06/12 14:56:06
例えば?

262:無名草子さん
07/06/13 08:14:26
なんかシバ読んでるとバカになりそう。
読みやすすぎて他のまともな小説が読めなくなる。

263:無名草子さん
07/06/13 08:39:34
そう?司馬は古い作家だから読みにくい文体の小説が多いと思うけど・・・
90年代以降は、現代語って感じで読みやすい作家がとても多くなったよね

264:無名草子さん
07/06/13 08:52:15
>>262
君は上野の日蝕とか三島の仮面とかカフカの城が向いてるとおも。
司馬さんのは諦めれ。
向いてないとおも。


265:無名草子さん
07/06/13 10:43:39
>>262
ケータイ小説でも読んでなさい
ある意味難解で読みづらいからw

266:無名草子さん
07/06/13 11:46:02
いや、司馬は常に読み易い文章を心がけていたから、
そう感じるのは当然。むしろ褒め言葉。

267:無名草子さん
07/06/13 12:04:19
5000万件の「消えた年金」問題で、次のうちあなたが一番問題だと思う、厚生労働行政の失策はどれでしょうか?

1、基礎年金番号制度の導入を閣議で決定

2、基礎年金番号制度の導入を実施

3、市町村にあった年金被保険者名簿の保存・管理義務をなくす

4、3つとも同程度の失策

普通に考えたら、何よりも責任が重いのが3番で、次いで2番、
そして1番の順ではないでしょうか?

ちなみに、1番を行なったのは民主党の「管直人」、
2番を行なったのは自民党の「小泉純一郎」、
3番を行なったのはナンミョー党の「坂口力」です。

「平和と福祉」を標榜する党の挙動不審の理由が見えてきましたね。

268:無名草子さん
07/06/13 12:52:18
>>267
こんなネタを司馬スレに書き込むオマイの頭もかなり問題

269:無名草子さん
07/06/13 13:05:12
次になにを読むか悩んでいます。
世に凄む人々っておもしろいですか?
読んだ人います~?

270:無名草子さん
07/06/13 14:07:05
>>269
世に棲む日日のことか?
俺も『世に棲む日日』と『花神』がセットらしいからどっちを先に読むか迷ってる。
時系列を合わせて同時に読んでみるかな

271:無名草子さん
07/06/13 15:35:41
普通は、世に棲む日日→花神でしょうね。
ストーリ上、松陰、高杉と蔵六との接点はほとんどないです。

272:無名草子さん
07/06/13 16:15:43
>>271
ありがとうそうする

273:無名草子さん
07/06/13 16:44:31
269です!
「世に凄む日日」ですね!失礼しました。
私もその順番で読んでみることにしましたo(^-^)o
読み始めたら、また感想の言いあいっこしましょうね!

274:無名草子さん
07/06/13 18:03:59
未だに文庫の背表紙を揃えられず世に棲む日々を読み始められない俺がきましたよ
仕方なく燃えよ剣読んでるが、これは確かに女性向けな気がする

275:無名草子さん
07/06/13 19:11:52
翔ぶが如くでも読めや
ライトノベル揃いのシバ小説のなかでは、ちっとは骨のある小説だなwww

276:無名草子さん
07/06/13 20:46:30
「日本人を考える」での富士正晴との対談が一番笑った対談だな

司馬 ところであんたは貧乏やなあ。(笑)
富士 何を言やがる。(笑)

のあたりは最高

277:無名草子さん
07/06/13 23:40:05
「花神」で緒方洪庵に興味をもったら、
そのあとは、「胡蝶の夢」に行くのがおすすめ。
西の適塾、東の順天堂。
比較ができて、面白い。

278:無名草子さん
07/06/14 04:32:28
四ヵ国砲撃後の講話会議の時に高杉が
「我々は負けていない。
貴艦隊の兵力は二千や三千だが、わが長州藩は二十万や三十万の兵力は動員できる。
内陸戦をやれば貴国は負けるのだ。」
って言ってるけど、これって史実?

279:無名草子さん
07/06/14 11:38:55
小説なんだから気にするなって言ってるよ。

280:無名草子さん
07/06/14 18:39:00
司馬の幕末もののはどうも平民が何考えているのかわからないってことがある
例えば高杉が萩政府に反乱起こすけどついていった平民は何考えていたんだか

281:無名草子さん
07/06/14 19:23:39
>>280
何も考えていない。政治参加していない。

282:無名草子さん
07/06/15 14:15:56
逆にそんな本を教えてみろよみ。 何が平民だ。

283:無名草子さん
07/06/15 14:17:27
「近江」
 というこのあわあわとした国名を口ずさむだけでもう、私は綿飴が食べたくなり、お腹が減ってくる。
「ロジャ・メイチン君が大阪でとんかつ屋をはじめたようです」
 編集部のH氏は微笑した。さっそく須田さんを誘って、三人で出かけてみた。
 メイチン君の店の自慢の料理は、挽肉を丸めたものにパン粉をつけ油で揚げたものである。
「司馬さんに、料理の名前を付けていただけると光栄です」とメイチン君は言った。
 なかなかに美味な料理であった。
「メイチンかつ、というのはどうです?」
 ロジャ・メイチン君も、その名前が気に入ったようだった。のちのメンチカツであることは言うまでもない。
 その後、メイチン君が、とんかつ屋をやめたという噂を耳にした。
「あのメイチン(名人)の味を楽しめないとは、残念ですな」と須田さんは言った。
 彼はいま名古屋から神戸に通じる高速道路の設計の仕事をしているのだと、編集部のH氏が教えてくれた。
のちのメイチン高速道路であることは言うまでもない。

284:無名草子さん
07/06/15 16:18:11
「湖西のみち」は、興聖寺のところが印象に残ったなー。観光という自然破壊のエネルギー
の及んでいない朽木谷が、現在も執筆当時のまま残っていることを願う。

285:無名草子さん
07/06/15 17:24:21
>>283
ロジャ・メイチン君は、肉食をあまり好まない、と書いてあったぞ。

286:無名草子さん
07/06/16 00:24:53
メイチン君の みぞろが池 の み のナゾは解けたんだろうか?

287:無名草子さん
07/06/16 03:35:08
ちんたらと1ヶ月かかって坂の上の雲4巻まで読了。
面白かった~。
上村艦隊の気の毒さとクロパトキンの殆ど黒木恐怖症状態
と黒木&藤井コンビの太子河渡りとかおかしくて笑ってしまった。
しかし乃木と伊地知と山県にはどうしてもイライラしてしまう。
自分は歴史とか全く知らないけど、山県=ナベツネみたいな想像を
しているけど、これで合っているかな。
明日5巻買ってこよう。

288:無名草子さん
07/06/16 04:01:17
>>287
5巻でスカッとするかもよ

289:無名草子さん
07/06/16 16:27:01
俺は6日目で5巻まで読んだ
NHKの大河ドラマだけど、正岡子規が死ぬまでは問題ないだろうけど日露戦争の映像化って
可能なのか心配になってきた。
乃木希典を無能扱いすれば関係者からクレームくるだろうしNHKはどう扱うんだろちょっと楽しみ
あと、明石のスパイ話は脚色すれば面白くなりそうだ

290:無名草子さん
07/06/16 21:59:18
坂の上の雲のあとがきって読めば読むほど神だよな・・・
「のぼってゆく坂の上の~」は有名だが他の部分もいい
これの前の段落の「その町工場のように小さい国家のなかで~」の一文や、
最後の段落の「かれらは、天才というほどの者ではなく~」から「この時代の他の平均的時代人が~」の部分
司馬の考えた明治人をよくあらわしているようで名文だと思う

291:無名草子さん
07/06/16 23:38:07
>>290
文章丸写しで何気取ってんだ?
言いたい事も分かんねえし。
ここはおまいのタイピング練習ソフトじやねえぞw

292:無名草子さん
07/06/17 01:04:23
『翔ぶが如く』って単品で読むと長すぎ&陰気でいまひとつな感じだけど、
幕末作品を長編から短編までだいたい読んだ後に読むと壮大な後日譚みたいで面白いね。

293:無名草子さん
07/06/17 05:07:45
坂の上の雲は
真之が文学を辞めて軍人になることを置き手紙にして
それを部屋で寝転びながら読んでる升さんのシーンが何故か一番感動した。

294:無名草子さん
07/06/17 18:00:20
竜馬がゆく→燃えよ剣→翔ぶが如く→坂の上の雲

と読み進む計画ですが、意見ありますか?

295:無名草子さん
07/06/17 18:09:59
>>294
燃えよ剣のあとに新選組にはまったら血風録を入れてみれ

296:無名草子さん
07/06/17 18:14:47
クソ長いけど、
竜馬がゆく→燃えよ剣→峠→世に棲む日々→花神→胡蝶の夢→歳月→飛ぶが如く→坂の上の雲
をお勧めする、最後の将軍と短編集は好きなところで読めばおk

297:無名草子さん
07/06/17 18:20:42
計画なんか立てない方がいい
竜馬を読んでから自分で決めれ

298:無名草子さん
07/06/17 21:49:40
>>296
俺だったら一年かかるwwwww

>>294
いくら司馬小説が良作って言ってもそればっかり読むのはつらいかもね
俺は息切れしがちだから、そういう時は違う作家の違う時代、ジャンルの本を挟むことが多いよ

299:無名草子さん
07/06/17 22:45:17
だから翔ぶが如くと坂の上の雲は逆なんだって。
歳月・殉死→坂の上の雲→翔ぶが如く・ひとびとの跫音の順で読まないとわかりづらい。・ひとびとの跫音の順で読まないとわかりづらい。
翔ぶが如く・ひとびとの跫音・空海の風景は読みづらさのトップ3だろ。

300:無名草子さん
07/06/17 22:48:28
翔ぶが如くは、カタルシスゼロだからな
司馬好きじゃないと、読み続けるのは辛かろう

301:無名草子さん
07/06/17 23:23:53
幕末物を読む前に、菜の花の沖で江戸後期の日本のおかれた状況を把握しておくのも有りかなと思うけど。
でも、歴史好きだったら時代順、司馬好きだったら作品発表順がいいのかな。
自分の場合はバラバラだったけど。 それでも楽しめた。

302:無名草子さん
07/06/17 23:35:02
ひとびとの跫音にこだわるのやめようよw

303:無名草子さん
07/06/17 23:41:31
司馬が描いた唯一の普通の人である
正岡忠三郎氏も京大卒なんだよなぁ。

304:無名草子さん
07/06/18 00:04:12
今日、翔ぶが如くを10巻読み終わった!2000年5月に一巻を買って以来7年かかった!
その間に別の司馬作品を20冊以上は読んだが

305:無名草子さん
07/06/18 00:35:49
わかるわ。あれだけは読む気しねえ。最後は変な義務感

306:無名草子さん
07/06/18 00:40:27
>>296
最後に殉死で幕末→明治の締めだな

307:無名草子さん
07/06/18 02:03:33
司馬さんの文章を引用するのは止めてくれ。 司馬さんは大体知ってるから、ウザイ! 好きな人が集まってるんだから感想を言えよ!

308:無名草子さん
07/06/18 14:54:11
菜の花の沖面白いね。
北方領土の問題って1700年代から続いてるんだとか色々興味深いですね。


309:無名草子さん
07/06/18 15:22:53
>>296
俺なら3年はかかる。


飛ぶが如くって一冊が他と比べて薄いから竜馬や坂上雲より短いor同じなんじゃないの?

310:無名草子さん
07/06/18 15:51:33
 それがな、竜馬とかのぼさんみたいな爽やかな人物がなかなか出てこないから
なかなか軽やかに読み進めない。結局俺みたいに一巻の半ばで挫折したりするわけだ。


311:無名草子さん
07/06/18 17:20:22
>>304-305
前半は征韓論がらみの政局の話なので、面白かった。
明治の元勲のうち、教科書で名前しか知らなかった人物が、具体的なイメージをもって立ち上がって来たから、読み応えがあった。

西郷下野から、少し読むのがつらくなる。要するにニートの話で、西郷はボサーとしているし、
近衛の旧薩摩藩士たちも、話が進むにつれて司馬さんの評価が低くなっていく。

最後の方は、西南戦争の話が続き、小説全体の構造が「坂の上の雲」に似ているのに、
用いる兵器の違いから、やっぱり「坂の上の雲」の面白さには及ばない。
その上、薩摩側の戦略が、あまりに愚劣。ドンキホーテの現代版という感じだ。

戦闘場面を、あれほど詳しく分析すべきなのかどうかは、疑問。
この作品執筆の頃になると、文明批評家という、ご本人にとっては有難くもない称号を頂戴し、
それに囚われて、小説家司馬遼太郎の面白さは、少しずつ後退していった感がある。

312:無名草子さん
07/06/18 18:22:16
>>311
そうか?
俺は逆。下野して西南戦争あたりから面白くなった
そこまでは我慢して読みすすめてた

313:無名草子さん
07/06/18 19:03:31
翔ぶは7年かかった俺だけど、俄は今日買って上巻の半分まで読んだ。
これは痛快で面白いなあ。関西弁が町田康読んでるみたいな気分
でも以前見かけたときは一冊だったのが上下巻になってて不便。さっさと買っておけばよかった。
翔ぶは面白いことは面白いんだけど、桐野とか辺見の体育会系根性主義がどうもね

314:無名草子さん
07/06/18 19:25:32
俄は先月分冊化されたばかりなので、
今でも探せば全1巻のが置いてあるところあったよ
けど、全1巻の文庫だと分厚くて重いのが・・・

315:無名草子さん
07/06/18 20:00:34
「翔ぶが如く」読むのに7年ってw
そんなに時間かけると、、ストーリー忘れないか?

俺は今月はじめ頃から「翔ぶが如く」読み始めて。現在4巻の半分くらいだ。
登場人物をはっきりさせるために、人物を紙に書きながら読んでる。
最初に覚悟していたので、思ったよりも面白く読めてるよ。

個人的には佐賀ノ乱をもっと詳しく書いて欲しかった。
この調子だと秋月ノ乱や神風連ノ乱もあっさり終わってしまうんだろうな。

おそらく来月中に読み終わると思う。

316:無名草子さん
07/06/18 20:57:55
佐賀の乱は「歳月」で書いたからあっさり風味なんじゃね?
秋月の乱や神風連の乱はそこそこしっかり書いていたと思う
哀れなのは萩の乱だが

317:315
07/06/18 22:08:54
>>316
フムフム、「歳月」を読めば佐賀ノ乱について詳しく書かれてるのね。
「翔ぶが如く」読んだら次に読んでみるわ。

>秋月の乱や神風連の乱はそこそこしっかり書いていたと思う 

お~、だったら西南戦争までも物語が面白く進みそうだな。

318:無名草子さん
07/06/19 06:25:03
「翔ぶが如く」は、「坂の上の雲」以来のドキュメンタリータッチがさらに
推し進められた作品だから小説として読むにはなかなかつらいかも。
後半の各地の士族反乱~西南戦争などはほぼ関係者の遺談や目撃証言
をもとに、あまり小説的な描写(本作で言えば千絵が登場するくだりのような)
をまじえずに構成してて、さらにドキュメンタリー色が強くなってる。
それがまた面白いんだけど。

319:無名草子さん
07/06/19 14:35:54
>>286
竹内街道を読んで驚いたのは、淵田美津雄大佐が登場したことだっだ。

320:無名草子さん
07/06/19 16:23:27
誰か最後の将軍が良かったという人は居ないか?
慶喜が死んだ時の「最後の公方様が~」の所が
個人的にすごく良かったと思うんだが。

321:無名草子さん
07/06/19 17:00:29
先週、燃えよ剣借りてきてようやく読み終わった
司馬のは面白いけど、ちょっと長いね
次のになかなか手をだしづらい…

322:無名草子さん
07/06/19 17:26:23
燃えよ剣でも長いのかよw

323:無名草子さん
07/06/19 17:33:05
>>320
作品そのものは、かなり以前に読んだから忘れた。
大阪城敵前逃亡後の徹底した恭順姿勢は、謎だ。
水戸学イデオロギーが強烈で、逆賊となることを怖れたと説明されることがあるが、これは違うだろう。
太政官政府と比べて、財政力・軍事力ともに、幕府が優っていた。一戦すれば、すぐに官軍に戻れたはずだ。

324:無名草子さん
07/06/19 17:47:02
飛ぶが如くを読破できたら、どんな長編小説でもかかってこいって気分になるよねw

325:無名草子さん
07/06/19 19:52:20
>>321
燃えよ剣は司馬作品の中でも竜馬とならんで、かなりスラスラ読める作品だと思うけど。
ていうか個人的には1番早く読める作品だと思うぞ。

326:無名草子さん
07/06/19 20:08:07
>>325
いや、それを言うなら「俄」の方だろ。
余りに夢中になったせいで先に進めるのがもったいなくなった作品。

327:無名草子さん
07/06/19 20:36:00
>余りに夢中になったせいで先に進めるのがもったいなくなった作品。
わかるわかるww俄じゃないけどそう言う経験アリです

328:無名草子さん
07/06/19 21:04:15
「馬上少年過ぐ」を読み終えた
父親が死んだところで晩年に一気に飛んじゃうのが惜しいな・・・
もうちょい長編で読んでみたかった気もする

329:無名草子さん
07/06/19 21:20:44
伊達政宗の長編は多いからね

司馬で長編が多くの作家とかぶっているのは
織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、義経ぐらいか

330:無名草子さん
07/06/19 22:10:38
幕末ものより、戦国もののほうが好きな俺は司馬ファン失格ですか?

331:無名草子さん
07/06/19 22:57:10
なぜ、そう思うの?

332:無名草子さん
07/06/19 23:15:09
幕末だけが司馬遼太郎じゃありませんよ?
街道をゆくでは、信長秀吉家康の戦国三傑がネタに一番よく出てくるんだぜー

333:無名草子さん
07/06/20 00:40:53
幕末ものよりも、戦国ものよりも、紀行・エッセイが好きな俺は?
民族学が好きなので、フィルドワークしている司馬が好き。


334:無名草子さん
07/06/20 02:01:53
ひっ殺していけ!

335:名無し募集中。。。
07/06/20 10:14:10
>>329
松本良順も誰か書いてたような

336:無名草子さん
07/06/20 12:07:14
>>335
松本良順ってそんなに多くの作家が書いてるの?

337:無名草子さん
07/06/20 13:35:26
>>333
最近「街道を行く」ばかり読んでいる。面白い。
あまり小説にしていない古代の話や、戦国・幕末でも小説化していない地域、外国の話が中心なんで、
対談や講演録を読むよりは、こっちがおすすめ。
以前に執筆された小説と重複する部分も若干あるが、そういう部分も、何らかの新しい発見ができるような
工夫が施されていて、好感がもてる。

338:無名草子さん
07/06/20 15:08:46
>>335-336
これかな。「暁の旅人」吉村昭

余談ですが、吉村作品には「長英逃亡」「ふぉん・しいほるとの娘」
など良いのがありますね。司馬作品の裏話としてどうぞ。


339:無名草子さん
07/06/20 15:35:25
>>338
粘着異常ネットダニの惨めな生態

340:無名草子さん
07/06/20 16:32:24
↑別に絡むほどのことでもないだろうに、何か悪いもんでもくったのか?

341:名無し募集中。。。
07/06/20 17:13:09
あっ「多くの」を見落としてた…スンマセン

342:無名草子さん
07/06/20 17:27:01
戦国武将なら子供でも知ってるけど、幕末維新の傑物はいまいちマイナーだよね
甥っ子(中学生)は司馬の文庫を戦国モノだけ持ってたよw
幕末は西郷と龍馬とペリーいがい知らないみたいだ・・・
例によってコーエーゲームから入ったみたいだけど、甥っ子と共通の話題があって良かった
できたら、幕末にも興味を持って欲しいけどね

343:無名草子さん
07/06/20 18:34:36
殉死を呼んで、そのあと、夏目漱石のそれからを読んだ。
司馬遼太郎も、乃木が妻を道連れにしたのを、よくないことみたいな描きかたしてた気がするけど、
漱石のそれからに影響を受けたのかな。
漱石は乃木の死に対してよく思ってなかったのかな。

344:無名草子さん
07/06/20 20:03:15
え?乃木の殉死と絡んでいるのは、『こころ』かと
(『それから』は明治41年の作品。結構なご身分で、の想いは在る)。
  

345:333
07/06/21 00:28:39
>>337
「街道をゆく」を読むと、現地に行ってみたくなりますよね。
今の時期だと、鎌倉がおすすめ!
銀杏の木の下に、台湾リスがにいるのには、ビックリ!

346:無名草子さん
07/06/21 08:21:44
漱石は乃木の殉死には何も言っていないんじゃなかったか?
鴎外は好意的だが

347:無名草子さん
07/06/21 08:39:53
>自分の運命の犠牲として、妻の天寿を奪うなどという手荒な所作は、考えてさえ恐ろしかった
>のです。私に私の宿命がある通り、妻には妻の廻り合せがあります、二人を一束にして火に
>燻べるのは、無理という点から見ても、痛ましい極端としか私には思えませんでした。

>私は妻に残酷な驚怖を与える事を好みません。私は妻に血の色を見せないで死
>ぬつもりです。妻の知らない間に、こっそりこの世からいなくなるようにします。
>私は死んだ後で、妻から頓死したと思われたいのです。気が狂ったと思われても満足な
>のです。


こころの先生の考えに比べると、乃木は妻を道連れにしてるし。
司馬遼太郎の殉死でも、妻を道連れにするシーンはむごい描写になっている。


348:無名草子さん
07/06/21 11:12:36
『翔ぶが如く』の副島先生いいなあ。
誇り高くて、教養が豊かで。
少ししか登場しないけどね。

349:無名草子さん
07/06/21 14:30:05
個人的には、南北朝時代の作品を書いてほしかった

350:無名草子さん
07/06/21 14:36:35
南北朝は裏切りや寝返りしまくりで利害が錯綜していて、
なにより心が躍らないので書かなかったそうな
知識はかなり持っていたみたいだけどね

351:無名草子さん
07/06/21 18:32:32
美意識がないとか言ってたな

352:無名草子さん
07/06/21 19:04:17
>>346
軍医総監になるために、長州閥には、頭が上がらなかった。

もっとも、司馬さんは、「乃木が閥内にありながら、非政治的で、超然としていた」ところに、鴎外は好意をもったと書かれている。

353:無名草子さん
07/06/21 19:21:51
てか、鴎外の親父も長州人だしな。
養子に津和野にいったわけだけど。

354:無名草子さん
07/06/22 14:22:00
「街道を行く 長州路」では、司馬さんの立ち小便が描かれている。

355:無名草子さん
07/06/22 16:27:16
社会の窓がファスナーではなくボタンなのには驚いた

356:無名草子さん
07/06/22 17:43:14
>>355
パジャマなんかじゃ今でも結構あるぞ

357:無名草子さん
07/06/22 18:22:11
トランクスにもありますね

358:無名草子さん
07/06/22 20:24:06
粘着異常ネットダニの惨めな生態

359:無名草子さん
07/06/23 00:16:21
>>355
余談ながらリーバイスの501はボタンのがある。ジッパーのもあるが。
余談の余談だがスリムモデルなのでピザにはお奨めできない。

360:無名草子さん
07/06/23 18:44:21
>>359
すでに話し方が司馬先生

361:無名草子さん
07/06/23 22:42:34
乃木って松蔭の遠縁にあたるの?

362:無名草子さん
07/06/23 23:33:13
小説はあらかた読んでしまったので、今は対談集を楽しんで読んでる。
それも、相手一人と一冊分じっくり話し込んでる本の方が面白いな。

363:無名草子さん
07/06/24 00:58:46
対談(なのかな?)本では「手掘り日本史」が個人的に最高傑作。
あまり細部に入りすぎず、しかもかなり本質的な話になってる

364:無名草子さん
07/06/24 01:39:24
対談集ではないけれど、久しぶりに風塵抄を引っ張りだして読んでる。
当時は社会人なりたてで、世の中の出来事より、自分の事で手いっぱいだったけど、今改めて読み直すと、いろいろと考えさせられる。

365:無名草子さん
07/06/24 04:30:11
日本人は騎馬民族の末裔なんじゃないか?って話を
なにかの対談か講演集で見た記憶があるんだがどの話か忘れてしまった。
誰かわかるひといないかなぁ。海外旅行のパックツアーで旗持ったガイドの人が
指揮してて、それに素直に従ってる、とかそういうたとえ話もあった気がする

366:無名草子さん
07/06/24 09:05:07
>>365
それはおそらく、対談集『日本人を考える』での陳舜臣氏との対談。
騎馬民族の末裔という話はわりといろんな対談で出てくる話なので
この対談に限らない。いろいろ調べてみてほしい。

367:無名草子さん
07/06/24 09:23:13
>>366
おお、ありがとう。その対談よんだっけかな。。部屋の本棚あさってみます。

368:無名草子さん
07/06/24 16:10:59
江上波夫さんの「騎馬民族国家」は一世を風靡していたし、
昭和30年代ものすごく売れた「日本の歴史」の第1巻(井上光貞)も、同じような説だった。
司馬さんも、大筋それらと同じ考え。

369:無名草子さん
07/06/24 16:24:17
>>367
なんであさってなんだよ!今日見ろよ!

370:無名草子さん
07/06/24 16:25:17
これは酷い

371:無名草子さん
07/06/24 16:40:50
warota

372:無名草子さん
07/06/24 16:41:20
司馬さんを批判するスレが作ってあるなー。 読んででるやつは小学生並だって。 腹立つなー。

373:無名草子さん
07/06/24 16:42:55
>>372
・・・

374:無名草子さん
07/06/24 17:22:31
昨今の小学生は司馬遼を読むのか
すごいなー、俺は大学生になってから読み出したが
小学生が読めるくらいならこれからの日本も安泰だ。
ゆとり教育ってすげー

375:無名草子さん
07/06/24 17:50:42
ちゃうちゃう
司馬の小説を全く読まずに司馬批判をしちゃうのが、ゆとり世代www

376:無名草子さん
07/06/24 18:08:05
みんな釣られすぎ

377:無名草子さん
07/06/24 18:09:34
それって、資本論も読まずに、全共闘に参加する
学生と同じじゃん。
団塊世代=ゆとり世代

378:無名草子さん
07/06/24 19:00:28
みなさん、アホを相手にするのは時間の無駄ですよ。

379:無名草子さん
07/06/24 19:52:19
小学生 竜馬
中学生 世に棲む日々
高校生 坂の上の雲
大学生 翔ぶが如く

こんな感じで読むといい大人に育ちそうだ
で、中年になって空海の風景、ひとびとの跫音を読む

380:無名草子さん
07/06/24 20:48:43
小学生に竜馬がゆくはエロすぎるな
俺が親なら高校生くらいまで見せたくない

381:無名草子さん
07/06/24 21:00:51
竜馬の冒頭は、姉貴のマ○コが見えるとか
見えないとか、そんな始まり方だったような。

382:無名草子さん
07/06/24 21:18:57
>>379
>小学生 竜馬
中学生 世に棲む日々
高校生 坂の上の雲
大学生 翔ぶが如く

こんな感じで読むといい大人に育ちそうだ
で、中年になって空海の風景、ひとびとの跫音を読む

冗談いうなよ。司馬だけで他の文学を読まなくてもいいとでもいうのか、ボケ!
司馬の小説には、文学の本質である内面がない。だから、あんなに売れた。
売れたことは買った人がいたというだけだが、だから価値があるということではない。
>379のような基地外をみて唖然とした。ひどいなぁー。同じ大衆小説家では
山本周五郎の方が、断然作品の質は上だよ。そういう文脈で、読んでる奴は
小学生並だという意見は確かにあると思う。嘘だと思うなら、山本周五郎を読んでから
レスよこせ。

383:無名草子さん
07/06/24 21:33:56
どこに他の文学を読まなくていいと書いてあるんだろう?

謎だw

384:無名草子さん
07/06/24 21:37:41
これじゃ釣れんだろw

385:無名草子さん
07/06/24 21:46:23
>>383
2chにしかいない、ノータリン言葉尻しか読まない。

386:無名草子さん
07/06/24 22:15:26
>>382
>>379じゃ無いけど、お前痛すぎる。
「他の文学」の対象が純文学作家ならともかく、
よりによって山周ってw
あれは単なる「人情もの」で司馬よりさらに文学的価値は低い。
確かに司馬も軽いが引き合いに出す作家が山周ってアホか

387:無名草子さん
07/06/24 22:30:43
>>386
オマエ退場。
山本周五郎の作品と司馬の作品の違いが分からないから。
よく司馬の作品を読まないアンチが云々とここで書かれているが、
オマエも読んでないだろう?読んでいれば「人情もの」なんて書くはずがないからな

388:無名草子さん
07/06/24 22:31:41
さらに言えば、司馬と純文学を同列に比較するのは
どういう意図だ?

389:無名草子さん
07/06/24 22:40:18
もう少し建設的に行こうぜ。

山本周五郎といっても、作品は多い。
例えば、どの作品がお前のお勧めなんだ?

390:無名草子さん
07/06/24 22:43:15
>>387
釣りと思ったらマジレスかw
純文学畑の文芸評論家・平野謙も単なる人情作家と切り捨ててる。
読んでいるに決まってるだろバカ
赤ひげもさぶも冷たく分析すれば単なる人情もの。
だから大衆受けするの。

391:無名草子さん
07/06/24 23:03:20
>>390
>純文学畑の文芸評論家・平野謙も単なる人情作家と切り捨ててる。
読んでいるに決まってるだろバカ

あんた相当のお歳の方だな。平野謙なんて忘れてた。

>赤ひげもさぶも冷たく分析すれば単なる人情もの。
だから大衆受けするの。

じゃあ聞くが、「竜馬がゆく」が、坂崎の”汗血千里駒”・千頭の”坂本龍馬”という
ネタ本があり書かれていることを御存知か?つまり、司馬が資料を漁り明治の
坂崎作品と大正に書かれた千頭の作品を仕入れー大衆受けしたーネタ本を元にして
司馬は「竜馬がゆく」を書いているんだが…。あなたが、馬鹿にする山本の大衆受けする
ものという評価を、司馬も焼き直しでやっているのに、司馬の方はありがたがり山本周五郎は
小ばかにする、あなたは無知ではないか…。












392:無名草子さん
07/06/24 23:14:26
まぁスルーしましょう

393:無名草子さん
07/06/24 23:18:49
「竜馬がゆく」が、途中からいわゆる時代小説では無くなったことも
知らないわけで、結局、こいつも司馬遼の本を読んでないんだよな。

394:無名草子さん
07/06/24 23:25:13
>>392
>司馬信者の得意の逃げ口上

>>393
>こいつも司馬遼の本を読んでないんだよな。

読んでますが。アホ

395:無名草子さん
07/06/24 23:26:42
>>393
>途中からいわゆる時代小説では無くなったことも
知らないわけで、

どこから時代小説ではなくなったんだ?
どこからだよ。どうせ書けないだろうが聞いとくよ


396:無名草子さん
07/06/24 23:27:39
論破完了。

またオレの勝ち。

397:無名草子さん
07/06/24 23:31:37
>>395
お前、竜馬を読んで、途中から小説のスタイルが変わったことに
ほんとに気付かなかったのか?
もしそうなら、ちょっとニブすぎるぞ。

398:無名草子さん
07/06/24 23:38:42
司馬信者の得意の逃げ口上

399:無名草子さん
07/06/24 23:39:24
珍しく荒れてるますね

400:無名草子さん
07/06/24 23:43:08
>>369が全ての元凶

401:無名草子さん
07/06/24 23:43:31
そう言う議論はよそでやろうね

402:無名草子さん
07/06/24 23:45:30
>>397
>お前、竜馬を読んで、途中から小説のスタイルが変わったことに

だから、どこから変わった?さらに聞こうか?小説のスタイルとは
何?文体?物語そのもの?あまりに大雑把で話にならない

403:無名草子さん
07/06/24 23:48:36
こういう馴れ合いスレは、一つのことを聞いただけで
お前はバカだとか荒れたとかすぐいいだす。
自分が書いたことにレスすればいいのに、酔っ払ったようなことしか
書いてないから答えられない。

404:無名草子さん
07/06/25 00:24:48
>>402
やっぱり、わかってなかったのか。
もう一回読み直してから、またおいで。相手してあげるから。

405:無名草子さん
07/06/25 05:31:30
偉そうに!

406:無名草子さん
07/06/25 10:32:47
偉そうなのはそっちだろw
少なくとも人に物事を教わる時には頭を下げるべきだ。

407:無名草子さん
07/06/25 11:31:03
何も教えてくれって言った覚えがない。 偉そうに。

408:無名草子さん
07/06/25 13:45:16
喧嘩はやめて。゜゚(>ヘ<)゚ ゜。

409:無名草子さん
07/06/25 14:37:56
>>407
>>402

410:無名草子さん
07/06/25 16:34:28
---------------ここまで読み飛ばした---------------

411:402
07/06/25 17:10:51
>>397はいつ答えてくれるのかな…。
竜馬がゆくの、どこからどう何が変わったか、と聞いている。

>>404
>やっぱり、わかってなかったのか。
もう一回読み直してから、またおいで。相手してあげるから。

これじゃー上記の答えとしての体をなしていない。
405以下はオレには関係ないからね。


412:無名草子さん
07/06/25 17:41:04
おまえら、本気で言い合いしてるとしたら落ち着け
どうでもいいから。

413:無名草子さん
07/06/25 18:41:08
こういう事じゃね?
最初は純粋な小説で書き進めてたけど、連載がきつくなって資料添付に切り替えた。
歴史家と誤解される所以はそこにある。翔ぶが如くの読みにくさはまさにそれ

414:無名草子さん
07/06/25 18:59:21
もはや何十年も前の小説について議論しても意味がないし、結論が出たとしてもそれは全く意味のないこと。
議論してるようで中身がな。
論争の目的は、ただ単に優越感に浸りたいだけ。

415:無名草子さん
07/06/25 19:08:05
同じ作品でも感想は人によって違うもの。
議論が意味ないってことはないけどな

今のいい争いは不毛だがな。
自分の考えの押し付けや
相手の考えを考察することなく全否定は
議論にも異見交換にもならない



416:402
07/06/25 20:17:09
>>412
アンタ何?どうでもいいなら、別に構うなよ。
黙ってろよ。

>>414
>もはや何十年も前の小説について議論しても意味がないし、結論が出たとしてもそれは全く意味のないこと。

もしそうお前が思ってるなら、お前は司馬遼のファンじゃない。
彼が書いた作品は、お前の知力では計り知れないくらいのものを持っている。
それは、新たな読者が新しいその価値を見出すものだからだ。
偉大な作品は、そういう意味で常に開かれている。
意味がないなんてどういうことだ?え?文学音痴さんよ…。

>>415
>今のいい争いは不毛だがな。
自分の考えの押し付けや
相手の考えを考察することなく全否定は
議論にも異見交換にもならない

だから、>>397が書いたことをしっかりと誰にも分かるように書いてないだけでしょう?
不毛じゃない。

>自分の考えの押し付けや
相手の考えを考察することなく全否定は

そんなことにどこでどうなっているの?意見を書くと、自分の考えの押し付け、になるんですか?
それ以前のところでしょう。相手の考えを考察することなく全否定は、全否定じゃなくて、司馬遼を
ありがたがっているが、同じ大衆作家としては山本周五郎の方が、優れていると思うと書いただけ。
それで、全否定?そんなことを書くお前が、どうにかしてないか?

417:無名草子さん
07/06/25 20:27:24
こいつは分裂病だな
病気は仕方ねえよな

418:無名草子さん
07/06/25 20:31:43
この板IDねーのな

419:無名草子さん
07/06/25 20:37:33
382 名前:無名草子さん[] 投稿日:2007/06/24(日) 21:18:57
>>379
>小学生 竜馬
中学生 世に棲む日々
高校生 坂の上の雲
大学生 翔ぶが如く

こんな感じで読むといい大人に育ちそうだ
で、中年になって空海の風景、ひとびとの跫音を読む

冗談いうなよ。司馬だけで他の文学を読まなくてもいいとでもいうのか、ボケ!
司馬の小説には、文学の本質である内面がない。だから、あんなに売れた。
売れたことは買った人がいたというだけだが、だから価値があるということではない。
>379のような基地外をみて唖然とした。ひどいなぁー。同じ大衆小説家では
山本周五郎の方が、断然作品の質は上だよ。そういう文脈で、読んでる奴は
小学生並だという意見は確かにあると思う。嘘だと思うなら、山本周五郎を読んでから
レスよこせ。

釣りじゃないならどう見ても基地害w

420:無名草子さん
07/06/25 20:51:16
>>417,418,419
同一人が、聞かれたことに答えられないからこういうことを
書く。司馬のマンセーやってな。DQN達よ

421:無名草子さん
07/06/25 20:52:47
それにしても、誰一人信者は、聞かれていることに答えられないのはどういうことだ

422:無名草子さん
07/06/25 21:04:16
酷評は、批評じゃない。単なるヤジだから返しようがない
頭を冷やしてください。

423:無名草子さん
07/06/25 21:08:28
>>422
>酷評は、批評じゃない。単なるヤジだから返しようがない

数々の文学論争が、そうだったか?知識がない輩は黙ってろ、と書いたが
まだ何か? 単なる野次ではなく、返すほどのものが無いから返せないでけでしょう?
オマエ、中卒?高卒?五流大卒?

424:無名草子さん
07/06/25 21:08:31
>>420
司馬先生を呼び捨てするな!!(`ε´)ぼけ

425:無名草子さん
07/06/25 21:10:11
一般書籍版にもID導入すべきだな、あぼーんするのが面倒だ

426:無名草子さん
07/06/25 21:10:42
>>424
そんなこと書くのが、司馬マンセーの証明w

427:424
07/06/25 21:12:02
>>426
きつく言ってごめんね~(´Д`)

428:無名草子さん
07/06/25 21:31:04
はい
謝ったんだからこれで喧嘩は終わりにしなさい


429:無名草子さん
07/06/25 21:36:45
ここは、どうでもいいようなことをダラダラ書くスレと理解しました。
仲よくやって下さい。

430:無名草子さん
07/06/25 22:12:31
以上は余談である

431:無名草子さん
07/06/25 22:27:37
自分も言い争いは好かないんだけど、
手持ちの本にそれっぽい評論があるので、書き写してみる。

>  『竜馬がゆく』の書き始めをみると、泥棒である寝待ノ藤兵衛や遊女の冴などを登場させて、
> あきらかに旧来の時代小説作法を踏襲している。が、連載を開始して、ちょうど一年たったとき、
> 突如「閑話休題」と称して、時代背景の解説を入れている。このとき作家の中でなにかが
> 弾けた。いままでとは異質の大作家司馬遼太郎の誕生の瞬間であった。
>  坂本竜馬の恋と剣の物語ではすまなくなったのである。幕末の政治状況の綿密な説明抜きでは、
> もうどうにも小説は立ち行かない。(中略)旧来の小説作法は破綻してしまった。
> 泥棒も遊女も必要なくなり、古い時代小説作家というシャツと一緒に脱ぎ捨てられてしまうのである。
>  それだけではない。ここで司馬さんは、自分の歴史観を小説の中で展開しても、読者は
> ついてきてくれるという確信を持ったのだと思う。これ以後、司馬さんは自信を持って、存分に
> 「余談」を書く。司馬文学の魅力のひとつである。

和田宏著「司馬遼太郎いう人」より。
文春の元担当編集者の本で、読んで損は無い本でした。

432:413と418ですけど
07/06/25 22:43:52
皮肉ぽっく書いたけど、大体同じ見方だな
余談が過ぎるのがたまにキズ


433:無名草子さん
07/06/25 23:18:37
寝待の藤兵衛いたなぁ。
すっかり忘れてたw

434:無名草子さん
07/06/25 23:34:18
実は寝待ノ藤兵衛って結構後々まで登場してるんだけどね。
確か薩長同盟のあたりでもまだ、竜馬の共をして使い走りなどをしてるよ。

あと竜馬って前半のうちからわりと「閑話休題」はあった。
後半はそれまでの小説的描写の代わりに、資料原文だの、
漢詩だの、流行り歌の詩だのを載せて紙幅を稼いでいるようなところもあるし。

435:無名草子さん
07/06/26 00:08:50
「長州が可哀そうではないか」 これでみんな仲直りw

やっぱり竜馬は、このシーンが一番好きですね。
司馬遼太郎もこの場面が竜馬を書く切っ掛けになったって言うし…

学生の頃、始めて「竜馬がゆく」を読んで、感動で京都まで一人で
行ってしまいました。
東山から眺める京都の景色は美しかったです。

436:無名草子さん
07/06/26 00:26:13
最悪板という2ちゃんでもクズが集まることで有名な板で、このスレが監視下に置かれたようですよ。
みなさんご注意あれ。

437:無名草子さん
07/06/26 00:58:58
勝先生が一人で長州に乗り込んでいくところが良かったな。

438:無名草子さん
07/06/26 07:50:59
>>431
普通に読んで理解した読者なら、だいたいその本と似たような感想をもつよね。
本来ならあえて書くほどのことでもないのになw

439:無名草子さん
07/06/26 07:52:59
最後は徳川もかわいそうだったではないか。

440:無名草子さん
07/06/26 08:19:18
何が悲惨って会津ほどかわいそうなものもないぜ

441:無名草子さん
07/06/26 08:56:43
一番かわいそうなのは西郷さん
おまけに銅像も別人だし

442:無名草子さん
07/06/26 09:16:17
>>441
隆盛は親父の名前で本名は隆永だしな・・

443:無名草子さん
07/06/26 09:35:04
幸輔どんが役所に届けるときに間違えたんだっけ

444:無名草子さん
07/06/26 09:38:35
司馬遼太郎の作風だと思うが、一般的な小説作法を無視してあるので、俺にとっては非常に読みにくい作家の一人なんだ

たとえばこんなところ
日清戦争前の山本権兵衛が西郷従道のエピソード中のこんな様な描写

~西郷はいつもの癖で口もとに微笑をうかべながら、
「イイエ」と、品よく目を細める。

本筋に何の関係もない、こういった「見てきたようなうそ」の部分が、のどに刺さった骨のように気になってしまう
「小説家」としての司馬遼太郎のかわいらしい部分といえばそのとおりなんだが

といって、誰かに同意されたことはないけどな

445:無名草子さん
07/06/26 11:05:34
>>444
>日清戦争前の山本権兵衛が西郷従道のエピソード中のこんな様な描写
俺は↑の文法の方がよっぽど気になる

446:無名草子さん
07/06/26 11:12:10
見てきたような嘘ってのは
「西郷従道のクセとかあんたにわかるわけねーだろ、勝手にキャラ付けすんじゃねえ」
ってことか…?
もしそうなら同意を得られるわけもないわな
見知った事実しか書けないなら戦国時代とかどうすんだよ
『歴史書』じゃなく『小説』であるってことにまず気付け

447:無名草子さん
07/06/26 11:30:23
おっと、反発を食らってしまったようですね
>>445
素直に謝ります
この程度の文章力です。すみません
>>446
見てきたような嘘っていうのは、「講釈師見てきたような嘘をいい」の中の文言を拝借したとお考えください
その部分で批判しているわけではございませんよ
小説家は嘘を書くのが商売なんてことはよくわかっております

うまく伝わらなかったのが残念ですが、虚実取り混ぜた中、先に例にあげたような描写がいかにも浮いて見える
それがゆえに、ああ、あまりこの人はうまくないのかもしれないな、と昔から感じていたものですから

こんなこと書くと、煽りと勘違いされそうですが、私は司馬作品の古くからの読者ですよ

448:無名草子さん
07/06/26 11:57:21
まぁ、そう感じてしまうんだったらしょうがないわな。
逆に考えれば、それはリアルに描いている結果なんだけどね。

449:無名草子さん
07/06/26 12:43:17
「陸奥のみち」でも、司馬さん、立ち小便をしたw

450:無名草子さん
07/06/26 14:02:34
「須田さん。次は肥薩のみちで、立ち小便をしましょう」

451:無名草子さん
07/06/26 16:20:09
>>438
一匹いた基地外も431読んでやっと気づいたみたいだねw

452:無名草子さん
07/06/26 17:46:27
>>431
司馬がジャンセンの研究からパクリ作品に取り込んだところだなw
というわけで、>>451このことは、気付いたのではなく知ってたよ。
その程度ですか?司馬マンセーの学識はたいしたことないね

453:無名草子さん
07/06/26 18:18:57
いったい何がどうすれ違っているのか確かめる気もしないが、
知ってる知らないレベルのレスがつくならここで終わりにしていいんじゃないか。

454:無名草子さん
07/06/26 18:57:38
そうしな。オマエだけ

455:無名草子さん
07/06/26 19:13:40
ageてるレスだけ読まなきゃ普通のスレなここ

456:無名草子さん
07/06/26 22:27:35
>>453
消えろw
お前日常生活でも友人少ないだろ。

457:無名草子さん
07/06/26 22:42:03
>>453
司馬マンセーは、司馬のことで何らかの偶像を壊すことが指摘されること
学術的な評価がとても低いこと、司馬が原稿用紙の枚数かせぎで余談にての
連発等を書いているとかにまともなレスを返さない・流れを断ち切ろうとする傾向がある。
これは荒らしじゃなく、事実

458:無名草子さん
07/06/26 23:02:22
訂正です。

>最悪板という2ちゃんでもクズが集まることで有名な板で … ×
     ↓
>最悪板という『2chの固定ハンドル叩き』と『最悪』をテーマにしている板で … ○

最悪板のトップ↓を見れば分かるような間違いでした。
URLリンク(tmp6.2ch.net)

459:無名草子さん
07/06/26 23:41:07
ちょっと質問
昔、NHKで放送されたトーク・ドキュメント
「太郎の国の物語」が気になって買ってみよ
うかと思うのですけど、どんな内容なんです
かね? 見た人教えて!!!

460:無名草子さん
07/06/26 23:41:50
ちょっと質問
昔、NHKで放送されたトーク・ドキュメント
「太郎の国の物語」が気になって買ってみよ
うかと思うのですけど、どんな内容なんです
かね? 見た人教えて!!!

461:無名草子さん
07/06/26 23:42:54
↑すまん。 ダブってしまった。

462:無名草子さん
07/06/26 23:47:22
>>457
なるほど。確かにそうした事実や批判はあるね。
ただ、個人的に楽しく小説家司馬遼太郎の本を読もうと思っている人(たぶんこのスレの多くの人たち)に
とって、そういう評価はほとんど意味がない。
学術的な評価はここで議論して変わるものじゃないし、余談については完全に印象の問題だからね。

463:無名草子さん
07/06/27 00:20:17
>>459
「明治という国家」という本が、その番組のテキスト版。
本屋でパラパラと立ち読みしてみれ。

464:無名草子さん
07/06/27 00:26:32
司馬のネタ本というのは山路愛山、徳富蘇峰、内藤湖南など色々あると思う。
司馬遼太郎の考察かと思いきや、ほとんど似たような文があってびっくりしたことがある。

465:無名草子さん
07/06/27 08:13:27
けど、徳富や内藤の本って現代語訳じゃないと、現代人には読めないよね
司馬の小説は、その手間を省いてくれたようなものかな

466:無名草子さん
07/06/27 15:50:35
>>457
君にとっては
読書=勉強
の方程式がなりたつのかなw
こういう奴は、分かりづらい難解な文章を読むことをありがたがるよね。理解もしていないのにw
我々にとっては
読書=娯楽
なんだよ。だから学術的評価がどうだとかはどうでもいいし、余談だって小説内で絶妙なスパイスを
醸し出しているから、枚数稼ぎのくだらない雑談とは決して思わないよ。
キミが余談が小説構成上気に入らないのは分かったけど、君自身少数派だということを自覚しなよw
これだけ大衆に指示されている司馬さんなんだからw


467:無名草子さん
07/06/27 17:58:12
>>466が盲目的なファンなのはわかるが、>>457のレスごときにそこまで目をむかなくてもいい
ちょいと恥ずかしい

468:無名草子さん
07/06/27 18:02:53
ダメだな
ここ数日、厨とそれに構う馬鹿が急増してる
正直見苦しくて仕方が無い

このスレを見限る

469:無名草子さん
07/06/27 18:08:17
>>466
>君にとっては
読書=勉強

勝手に脳内変換して1人で分かった気になってるなよ。

>これだけ大衆に指示されている司馬さんなんだからw

君が俗物であることを知らしてくれてありがとう!

>>468
はい、そうして下さい。誰も止めないから


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