07/04/05 22:42:16
ハイデガーの死への先駆的覚悟性か
それが大衆に再解釈される過程で「人生はあと~日しかなかったら」
という下らないゲームに成り下がる、と。
しかし、そもそも大衆は自己の死を差し迫った危機だと感じないからこそ
大衆たる所以なのであって、大衆の要諦を堅固しているのだ。
大衆には大衆の思想や文化があり、それが社会形成においては
非常に有効である。
すべての人間が思想家だったり、哲学者、科学者であるのは誠に恐ろしい世界なのだ。
大衆は大衆らしく、学者の仰ることを表層だけ眺め悦に入るが良い。