07/04/05 10:21:32
>>332
確かに、高度に文明化され、人々の欲求もより複雑なものになってきている。
しかし知的欲求が蔓延るようになり、身体的・初動的欲求が見過されつつある
現代において、セクロスする喜び、食べる・寝るといった原初欲求を自分がどれだ
け満たせているのか、またどのような価値を置いているのか、今改めて考え直
してもいいと思う。
一番大切なのは、原初的欲求と、文明化された知的欲求とのバランスなのだと
思う。
あなたは、確率論の中に自分自身を置いて生きることを望んでいるの?
原子分子で構成されたモノとして・数としての人間をこれからも生きるの?
あなたは、そういう予め決められた運命を嫌悪しているんじゃないの?
そういう不幸な運命に嫌悪して、より生を実感して生きたいのじゃないの?
「自分の人生は変えられる!」と信じる人と、「自分の人生は決まっている」
と信じる人とでは、どちらがより積極的に生きることが出来るのかな?
私は前者だと信じてる。
人間として生を受けたからには、人間としての理想を追い求めた方が
幸せなんだと思う。
自己の生、それ自体と世界とを切り離して考えると肉体をもった魂の
喜びを感じ取り難い。現代はこれら欲求を軽視していると思うけど、
身体的な喜びを軽視してはいけないと思います。