07/04/30 15:34:08
「悲しいほどときめいて」の前作のLady Sophia's Lover では、ニックの辛い過去と
その体験を引きずらざるを得ない苦しみが詳しく描かれていました。
その流れでこの作品を読むと、冒頭で何とかトラウマを克服しようとするニックに
よくがんばったね(w)と応援したいような気持ちになったのを覚えています。
クレイパスのボウストリートランナーズのシリーズはどちらかというとダークで
重いところがあるので、最初の翻訳としてRITA賞もとったこの作品を選んだのは
商業的には正解だったのかなとも思いますが、やはりシリーズの最初から訳して
欲しかったな、というのが正直な気持ちです。