07/02/17 01:25:01
山本叩きになるんだけどさ、彼の代表作の一つ、「神は沈黙せず」。これってひどい。
色々と細かい点の指摘はあらかたなされているから置いといて、一番気になった点を挙げる。
この小説は、作中人物が書いた架空のノンフィクションという設定なんだけど、その、(架空の)「前
書き」で、「時代背景についての解説を大幅に書き加えた」と断っているのに、SF、ファンタジー系の
固有名詞について、一切注釈が無かった。
例えば、「インディ・ジョーンズ」とか、「スタートレック」とかが普通名詞扱いになってる。
角川書店の編集者が指摘しなかったのが不思議で仕方ないのだが、これで判ることは、山本に
とって世界は「SF・ファンタジーが中心に回っている」か、「自分の趣味嗜好が世界の基準」
になっているということ。
このあたりがいつまで経っても山本がマイナー作家たる所以なんだろうが、その感覚で他人の
小説を評論するから彼は痛い。「これは小説じゃない」とか偉そうにいわないでくれ。
と学会の本で署名執筆している人で、プロ作家の人には、他に唐沢俊一がいるが、いつまで経っ
ても悪い意味で子供のままの山本に対して、恥を掻いたが、デビューしてから随分成長した唐沢
の方がと学会会長にふさわしいと思う。