☆★宇江佐真理★☆at BOOKS
☆★宇江佐真理★☆ - 暇つぶし2ch707:無名草子さん
09/07/08 08:52:27
後書きで、「江戸時代に題を取ったファンタジー」として云々とか
言ってるんですけどね。 捕り物とか、史実ものでは無く、下町とか
しい(漢字を忘れた)物でシリーズとかを書けば良いのにって思うが、
何故か、簡単に終わらせてしまうんだよね。 
髪結い伊三次がそれに近いのだろうが、捕り物がらみのお話が・・・

708:無名草子さん
09/07/08 10:30:13
>>707
しい ではなく しせい(市井)

709:無名草子さん
09/07/31 22:58:35
写楽読んだ。
うん、内容はともかく、なんで時代物なのに区切りが
アクト1
とかなの?いちいち萎える…

710:無名草子さん
09/08/14 10:35:54
この人は史実の人物深く描かない方がいい。向いてない。
名前とあらましだけ借りて面白解釈で膨らます力量もなければ
資料読み込んでひたすら伝記にするには使い古されてる。
けど本人は書きたくてたまらなそうなんだよねえ……もったいない。

711:無名草子さん
09/08/14 11:05:35
>>709
区切りがアクト~なのかw
それは雰囲気ぶち壊しだなぁ…

712:無名草子さん
09/08/16 22:55:50
書きたいものと読者が求めるものが離れてるんだろうなー


713:無名草子さん
09/08/19 19:52:11
雨を見たか、読んだけど、どうもだんだん肌に合わなくなってきて寂しい。


714:無名草子さん
09/08/27 23:51:25
伊三次のシリーズは好きだし、室の梅とか五郎太とか無事これとかも
上手い上手くないとか時代考証の穴置いといて人情物として好きなんだけど
実在人物メインの話はあちゃー……と思う事が多い。既出だけど。

好きな伊三次でも、板前→大工に無理して変わった挙句腎臓病んで死んだ話とか
なんか投げっぱなしだなーと思いながら後書き見て
「ハァ?そのまま書いただけ?」
と思ったり……。

715:無名草子さん
09/08/28 11:02:39
後書き、ない方がいいよね。
なんかがっかりする裏話が多い気がする。

716:無名草子さん
09/08/28 18:59:01
それと、最後の数ページで登場人物たちのその後を一気に書くのもね
そんなことをせずに、読者に想像の余地を残しておくか
その後が書きたいなら、きちんと続編という形で書くかにして欲しい

717:無名草子さん
09/08/28 21:43:13
あげ

718:無名草子さん
09/08/29 10:09:04
>>716
賛意 なんであんなことするのかな?

で、最後の数ページで、つまらなくした作品:
あやめ横丁の人々
三日月が円くなるまで
涙堂 琴女癸酉日記

最後の数ページで、つまらなくはならなかったが、
最後の数ページは不要だと思った作品:
甘露梅―お針子おとせ吉原春秋
ひょうたん

でも、まあ、続編でも・・・・
「無事、これ名馬」は、「春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る」
を台無しにしてるしね。

最後の数ページとは違うけど、こんな比較もできる。
伊三次では、平岩弓枝・御宿かわせみとまったく同じ題材
(年寄りが成仏できる寺、庭の蓮華に包まれて大往生、でからくりは)
って話。 カラクリは同じだけど、話の構成はねえ。

宇江佐さんの作品(江戸時代に題材を取った市井物限定)は
書かれてる江戸の雰囲気は好きなんですけどね。 


719:無名草子さん
09/09/01 23:51:48
無事これ名馬は子供時代のたろちゃんが可愛いから
台無しと言うのは……
いや、お母さんだけは台無しだわ

720:無名草子さん
09/09/02 23:21:36
無事、これ名馬(春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る)と、
三日月が円くなるまで(堪忍旦那為後勘八郎)って、
前作のプロットを必要とする話とは思わないなあ。

721:無名草子さん
09/09/06 23:53:23
うーん……斬った張ったでもエロでもない系統の江戸人情物作家で
文体なんかの軽さも好みなんだけど…考証とかも詳しくないからおかしくても
そこは気にならないんだけど…
すごく好みっぽい…と思ったらなんか違う、なんか引っかかるが多い…。
ま単に私の好みに合わないってだけなんだろうけどね。
読者の希望で直次郎を幸せにするとか安易なご都合やるわりに
成長を描くというよりは唐突に龍之進が可愛くないと言うか
今までのが猫かぶりにしか見えないような成長描写するし訳分からない


722:無名草子さん
09/09/08 13:35:52
伊佐次は初期が良かっただけに、だんだん何か違ってきちゃうのが残念。
なんというか、人情味が薄くなっているというか。
登場人物の魅力も減ってきた気がする。
最初の1冊を読んだときはすごい当たりを見つけたと感動したのにな。

昨日、聞き屋与平(文庫)を読んだらとても良かった。
こういう雰囲気の作品は地味ながらずば抜けていると思うんだけど。
1冊でキレイに終わるくらいのお話が適量なのかも。

723:無名草子さん
09/09/08 21:31:44
純情派(笑)6人組だって、設定だけ聞けばおお、面白そう!と感じるし
それぞれのキャラや背景をしっかり魅力的に立てて丁寧にやれば
それだけで何冊もシリーズやってもよさそうなくらいのいいネタなのに


同じ設定で宮部みゆきあたりが書いたら化けそうなネタなのに

724:無名草子さん
09/09/08 23:11:21
宮部みゆき オバ様はダメかも・・・・
日暮らしから、その兆候はあったけど、あかんべ・孤宿の人からは
違う世界に行ってしまったから。

725:無名草子さん
09/09/12 06:28:45
アラミス読んだよ。

割といいじゃん。
確かに史実部分はタレ流し文が多いし退屈だけど、終盤になるにつれ面白い。
娘と釜次郎が対面する46章なんかは特に良い。
宇江佐さんの味が出てるよ。

726:無名草子さん
09/09/14 21:11:26
菊次郎のシリーズはほのぼのしてて好きかな。
って、初期の短編作品なのか・・・

727:無名草子さん
09/09/15 07:12:21
おちゃっぴいは、いいよね

728:無名草子さん
09/09/17 18:30:22
杉浦さんの作品の一コマから貰ったのかもしれないけど、好きだな。
菊次郎が出て来るのは、ガキが3人できて、旗本の次男坊の養子話+
料亭の料理人の羽織の話(題名 書名を忘れた)は好き。

729:無名草子さん
09/09/28 10:55:57
最近はまって立て続けに読んだ。
それがよくなかったんだろうけど、何かこの人主要人物死なせすぎ、と思った。
多作なので、たまたま私が選んだものが続いてしまっただけなんだろうけど、
主要人物死なせて「このお話は読後しんみりするでしょ」みたいなのを(勝手にだけど)感じてしまった…。

(私が)ハッピーエンドが好きだからなんだろうけど、どうせこの人そう長くは生きないんだろうなぁ、というのを作中に感じたとしても、
最後に「この後(短いけどしばらくは)幸せに暮らしました」にしてくれたらよかったのに、と、
「斬られ」とか「聞き屋」とか「あやめ横丁」を読んで思ってしまった。



730:無名草子さん
09/10/05 09:54:33
権左とあやめは、あの終わり方で良かったと思うよ。

伊三次は、所帯を持つまでが良かったなぁ。
無頼派絡みの話は、別シリーズのほうがいいね。

731:無名草子さん
09/10/05 21:40:09
 10月5日 「なでしこ御用帖」 集英社 税込価格:1,575円

 「なでしこちゃん」と呼ばれる八丁堀の町医者の娘・お紺。
 意地っぱりで酒好き、祖父・斬られ権佐の血が流れていると騒動に首を突っ込むが。

孫娘……ね。別に、わざわざ登場人物リンクさせんでもいいのにな。

732:無名草子さん
09/10/06 19:20:38
うう~~ん  
って、孫になってるんだから、 
時代考証はちゃんと、50年ぐらいはシフトしてるよね。
してるよね?    大丈夫かな?

733:無名草子さん
09/10/06 20:25:04
道産子が江戸っ子の話を書くのは無理なんだよ。

734:無名草子さん
09/10/07 18:12:52
>>732
当時の早婚を考えれば、50年は考えすぎ

735:無名草子さん
09/10/23 18:41:15
作者はおいくつ?

736:無名草子さん
09/10/24 12:26:46
1949年10月20日 生まれ 
現在 満60才ですね

737:無名草子さん
09/11/26 23:15:05
「るろうに剣心」レベルのちょんまげファンタジー作家

738:無名草子さん
09/11/27 04:59:34
時代ものだからといってトリビアルな学術的考証を云々する必要もないが
そもそもここまで当時の習俗や社会・人間のありようとかに知識も興味も無いんだったら
もう最初から架空のすーぱーEDOシティとかで書きゃいいのに。

「江戸」の粉飾を別にしても「悪人はよしわらに行くから張り込んでみる」「たまたま犯人がいたから捕まえた」
オハナシがエンタテイメントとして成立してねえよ。
なんじゃこりゃ?
有閑おばさんの趣味の作文か。



エログロチャンバラでない世話物で岡本藤沢みたいなビッグネーム以外も何か読んでみようと思ったら…

時代モノ専業でない作家による「御書物同心」なんかは取立て何が起こるわけでないが、ちゃんと面白かったが。
しゃばけなんかも一応ちゃんといまとは違う時代を書いてるけどな。この人はダメだ

739:無名草子さん
09/11/27 10:16:25
当たりはずれが激しいのよ、この方。
私は、しゃばけの方がまるっとダメだった…。

スレチスマソでかくけど
御書物は同意、なんか盛り上がりがない回でも面白い。
八州は途中で挫折した。


740:無名草子さん
09/11/27 11:55:45
よりによってしゃばけ(笑)

まあしゃばけは置いといてこの人、
考証のめちゃくちゃさと自分に求められてるもの理解してない、のコンボなんだよね
どっちかだけならある程度評価されるだろうに


741:無名草子さん
09/11/27 22:54:18
なでしこ御用帖も今ひとつという感じ
個人的には、雷桜とかおちゃっぴぃとか
元気な女の子が出てくる作品が好きなんだが
(伊三次以外では)
でもごめんなさい最近図書館で借りて読んでる。

742:無名草子さん
09/12/01 18:45:39
最近は、BOOKOFFが多いな。 
文庫本も\105に増えてるけど、
ハードカバーも、\105-ってのに結構出てる。
(前は\500~\900-だったのが、移動)

743:無名草子さん
09/12/15 07:06:17
報知映画賞コンビ初共演!岡田将生&蒼井優が新時代劇築く…人気小説「雷桜」映画化
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)

切ない話だったよね
好きだった

744:無名草子さん
09/12/15 15:55:58
えー話は好きだけど映画化は嫌だ
どうせろくなもんにならないんだし

745:無名草子さん
09/12/15 17:00:58
だいたい時代劇初出演の主役たちか
人寄せパンダじゃないんだからなぁ


746:無名草子さん
10/02/05 19:48:43
遊が蒼井優じゃレンタルでも観る気がしない

747:無名草子さん
10/02/06 21:38:45
女と子供キャラの口調がいい。
いっち、すげぇとか身は姫じゃとか
文吉姐さんとか。

748:無名草子さん
10/02/10 23:22:15
藤沢周平のシリーズもの(用心棒・平四郎・立花登)が面白くて時代物が好きになり、
伊三次シリーズもとても楽しめたんだけど、宇江佐作品で他にオススメ教えて下さい!
ちなみに佐藤雅美は登場人物に魅かれず楽しめなかった・・・

749:無名草子さん
10/02/11 11:21:42
個人的なのでよければ「雷桜」(時代物期待して読むと…かもだがw)
ここでけっこう出てくるのでは「卵のふわふわ」かな。
実在歴史時代ものはいまいち…の感想が多い。

佐藤雅美は「半次」シリーズが出てくるキャラが面白いと思うけど。

750:無名草子さん
10/02/11 13:40:53
>>748,749
「卵のふわふわ」は、自分も好きだ
あとは「泣きの銀次」「斬られ権佐」もおすすめ
「雷桜」は恋愛小説と思ってよまないと期待はずれになるかも

それと、佐藤雅美だと「居眠り紋蔵」シリーズだけかな
自分がちゃんと読んでるのは
他の縮尻や八州廻り、半次捕物は最初でやめちゃった

伊三次シリーズが良かったなら
宮部みゆきの「ぼんくら」「日暮らし」
北原亞以子の「木戸番小屋」「慶次郎縁側日記」シリーズもおすすめしとく

751:無名草子さん
10/02/11 20:10:27
>>748-749
早速のレスども
今日ブックオフで「深川恋物語」「三日月が円くなるまで」が105円だったので
買ってみた
オススメのやつも探してみます

752:無名草子さん
10/02/11 23:18:35
「三日月が円くなるまで」で思いだしたけど
「銀の雨―堪忍旦那為後勘八郎」もかなりいいよ
「三日月が…」と話がちょっとリンクしてる

753:無名草子さん
10/02/12 13:31:49
「銀の雨」はいいね
あれは、「卵のふわふわ」よりもまだ続編出せそうなのにな
何なら、あの生まれたばかりのげじげし眉毛が
大人になって、同心になった話でもいいや
で、じっさまとすっかり丸くなった父上と
おたふく母さんがちょこっと話の合間にでてくるといいな
 「春風ぞ吹く」父→「無事、これ名馬」息子
 「斬られ権佐」祖父→「なでしこ御用帖」孫娘
って、既に路線もあるしさ

754:無名草子さん
10/02/14 10:24:13
『虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (単行本)』 発売中(2010年1月10日)

>悩みながらも十手を持つ銀次シリーズ第3弾

>光り輝く円い物体が、轟音をたてながら銀次の頭上を通り過ぎていった。
>光の球が江戸の空を飛ぶとき、人々の心は、なぜかざわめく。
>「虚ろ舟」と呼ばれる光の球が轟音を立てて頭上を通り過ぎるのを、銀次は見た。
>見た人を不幸にする、いや、幸運が舞い込む、とさまざまな噂が江戸の町を駆け抜けていくが、
>銀次の周囲には、次々と奇っ怪な事件が起こる。
>ともすれば折れそうになる気持を奮い立たせ、銀次は事件を追うが―。
>死体を見ると涙が止まらない、風変わりな岡っ引き・銀次、五十路を前に、新たな試練。

「泣きの銀次」は好きだったけど、続編の「晩鐘」にはガッカリさせられたからなぁ、うーん。

755:無名草子さん
10/02/19 20:52:51
彼岸花を読んだ。
面白かった。
この人短編の方が安心して読めるわ。

756:無名草子さん
10/03/19 06:08:03
虚ろ舟、今さらだけど読んだよ

泣きの銀次→10年経過→晩鐘→10年経過→虚ろ舟

って形。晩鐘でも、人の気持ちの移ろいやすさに虚しくなったけど
虚ろ舟なんて、晩鐘の中心人物だった○○が、あーんなことに
そのせいで、銀次の家族の○○まで、あんなことに

宇江佐真理の悪い癖がまた出てきたって感じがした

757:無名草子さん
10/03/19 10:56:52
虚ろ舟。
これを銀次でやる必要がどこにあるんだよ…
単発で「虚ろ舟が人のこころの虚ろをついて…」てな感じなら
あの話の流れであの結末でもまあ怖い話、後味の悪い話、ですむんだけどさ
これまでのシリーズで見守ってきた登場人物が軒並みあれになるのを読まされるのは正直きつかった。
伊佐治もなんだか迷走してる気がするし
こんな風にシリーズ全体が鬱エンド迎えるのを見るくらいならもう読むのやめようかな…
(万が一続編が書かれたとしても明るい結末になるとはとても思えないレベル)



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