☆★宇江佐真理★☆at BOOKS
☆★宇江佐真理★☆ - 暇つぶし2ch664:無名草子さん
08/11/24 18:02:28
オール読物に、髪結い伊三次最新作が載ってたんだけど愕然とした

いきなり10年後だよ、八丁堀純情派の話ばかりも何だと思ってだけど
あまころの溌剌とした若さの欠片もない萎れ切った龍之進なんて見たくなかった

銀次の続編で、周囲の変遷に寂しさを禁じ得なかったけれど
伊三次シリーズまで、おなじ道をすすむとは

665:無名草子さん
08/11/25 10:13:11
にゃんにゃんなんてタイトルを江戸ものにつけたり
アイスクリンなんて明治もの書いてみたり
人気シリーズ、一気に時代をすっとばしてみたり
最近、迷走しすぎだな

666:無名草子さん
08/11/25 16:28:34
>>664
伊佐次の店にする予定だった焼けてしまった家はどうなった?

667:無名草子さん
08/11/25 19:31:16
>>666 かなりネタバレになるんで改行






建て直したのか、女中さんを一人おける程度の家にはいる
伊与太は絵師になりたいと家を飛び出ていないけど

仕事の方は、結局、伊三次は廻り床屋のまま
お姉さんの旦那さんが体調悪くしていて
息子たちはまだ店を継げないので
伊三次が、八丁堀の旦那とかの得意先をちょっとだけ廻って
あとは、店の手伝いに行ってる



668:無名草子さん
08/12/03 10:40:23
うーん大好きな作家さんだったのに…
最近怪しくなってきたなあ

669:無名草子さん
08/12/03 11:23:26
>>665
亀レスだが

>アイスクリンなんて明治もの

これは、畠中恵の間違いでは

670:無名草子さん
09/01/04 19:42:57
おとせさんが出てくる話は「甘露梅」だけなのでしょうか?

671:無名草子さん
09/01/13 00:13:57
講談社文庫 20090213 アラミスと呼ばれた女 宇江佐真理/著

672:無名草子さん
09/01/28 00:26:03
袋井の新名物『たまごふわふわ』 開発きっかけの旅行記筆者子孫招き朝食会

                                中日新聞 2009年1月27日

URLリンク(www.chunichi.co.jp)

 袋井市の新たな名物料理「たまごふわふわ」の開発のきっかけとなった
江戸時代の旅行記「仙台下向日記」の筆者の子孫を招いた朝食会が26日、
同市の観光施設「東海道どまん中茶屋」で開かれた。 (夏目貴史)

 たまごふわふわは、溶いた卵を蒸して膨らませ、和風だしに浮かべた料理。
江戸時代に東海道袋井宿にあった太田脇本陣の名物料理で、
当時訪れた大阪の豪商升屋平右衛門重芳が同日記に記述。
袋井市観光協会が3年前にこの料理を再現し、全国にPRしている。

 旅行記には、1813年1月26日に宿の朝食で食したと書かれ、
同協会がこの日に合わせて朝食会を開いた。招待を受けた子孫の山片重治さん(大阪府在住)らは、
原田英之市長や同協会の太田忠四郎会長と料理を試食。
約200年前の袋井宿に思いをはせながら、独特のふわふわ食感に舌鼓を打っていた。

 山片さんから旅行記の原本を見せてもらった太田会長は「まるでタイムスリップした気分。
これからも市の名物料理としてPRしたい」と意気込んでいた。



673:無名草子さん
09/01/28 19:38:14
袋井宿【たまごふわふわ】の作り方
URLリンク(www2.tokai.or.jp)

「卵のふわふわ」とは材料が砂糖ではなくて味醂だったり
蒸らす時間が10数えるのではなく数分だったりと
ちょっと違うけれど……

「たまごふわふわ」の写真にちょっと驚いた
掻き玉汁のようなものを想像していたら
これってスフレだよね?

674:無名草子さん
09/02/02 15:06:34
いつの間にか新刊が出てた
にゃんにゃん横丁に比べれば真っ当なタイトルだな

2009年1月 実業之日本社 1,680円(税込)
 おはぐろとんぼ -江戸人情堀物語-

675:無名草子さん
09/02/06 10:35:32
3月12日発売予定 光文社文庫  「ひょうたん」

676:無名草子さん
09/03/01 01:17:01
新日曜名作座(ラジオ第1) 『髪結い伊三次捕物余話』(全6回) 原作:宇江佐真理
【放送日】2009年3月8日~2009年4月12日 ラジオ第1 毎週日曜日 22:15-22:45

「幻の声」
「暁の雲」
「星の降る夜」
「紫紺のつばめ」
「菜の花の戦ぐ岸辺」
「摩利支天横丁の月」

URLリンク(www.nhk.or.jp)

677:無名草子さん
09/03/20 13:04:59
>>676
欠かさず聴いてます。次の日書店でがっつり買いまくりましたよ(笑)

678:無名草子さん
09/03/22 12:31:12
定価で買ったらブックオフに大量陳列発見…読む気失せた

679:無名草子さん
09/03/27 14:51:00
この人の作品好きだわ~
読み終わると気持ちがいい感じになる

680:無名草子さん
09/04/03 15:32:19
「富子すきすき」
 講談社 1,575円(税込)
 2009年03月発行
 本の内容
 吉良上野介は優しい夫だった?還暦を過ぎた富子が振り返る、
 「松の廊下」一件以来の悪夢の日々。一途に想う江戸の女たちを描く。

いつの間にか、こんなの出してたんだ
いつもの如く、題名のつけかたが……

681:無名草子さん
09/04/04 00:22:56
深川恋物語の解説にも書かれてるけど、確かに宇江佐さんのストーリーってたまに拍子抜けする様なのがあるよなー
「あれ?こんな簡単でいいの?」みたいなさ・・・まぁ深川恋物語はどれも良かったけど

>>674これから読んでみるけど、はたして今回は・・・(`・ω・)

682:無名草子さん
09/04/10 01:28:38
「斬られ権佐」読みました
なんかもう・・・切ねぇよ・・・
あんまりな終わり方だ・・・
 
たまごふわふわ、ご当地B級グルメの番組で「たまごふわふわラーメン」として紹介されてたよ

683:無名草子さん
09/04/16 12:55:43
>>671
発売日が伸びていたみたいで、昨日本屋に入荷していたみたいだ

684:無名草子さん
09/04/17 21:09:17
アラミス読んだ

幕末から明治にかけて男装してフランス通訳をしていた女性の話
そういう人がいたらしいという子母澤寛の「才女伝」をヒントに
実在した榎本釜次郎を慕う架空の女性を主人公にもってきている

史実の部分はどうしても、板についてないというか
こなれていなくてぎこちなかったけれど
全体的には、それなりに面白かったかな



685:無名草子さん
09/04/19 07:49:06
男装って、ちょんまげだったのか洋装で男モノ着てたのかによって、買うか買わないか決めるわ(笑)

686:無名草子さん
09/04/19 09:14:44
和服だよ、通詞やっていた父親のお古だから

頭は、大たぶさってことだけど
月代やちょん髷はなくて、ポニーテールみたいな
元服前の若武者の姿じゃないかな
作品の中の描写から考えるに

687:無名草子さん
09/04/21 18:47:45
アラミス読んだ
なんというか……この人好きだけど
こと実在人物からませると微妙なんだよねいつも
……と思う人はやめておいた方がいいと思った

688:無名草子さん
09/04/26 17:37:18
私は元々歴史小説が苦手なんで史実が絡むものは避けてるけど、
そうすると最近手を出せる新作が少なくて残念。
この人、ちゃんと自分のいいところを把握して人情時代小説を書いて欲しい。

689:無名草子さん
09/04/27 21:35:27
「ひょうたん」読んだけど、なかなか良かったよ。
やっぱ市井の人々を書いた作品が1番いいわ、このひと。

690:無名草子さん
09/04/27 22:28:24
なんつーか、史実が絡まない人情時代物とアラミスやらの落差がいっそ不思議なんだが
マジで歴史小説には致命的に向いてないんだろうなあ。
つっても富子まだ読んでないから今現在どうなのかは分からんが……
通常の人情時代物であれだけ読者引き付けるキャラ群描けて
何でアラミス中盤以降はああなんだw
喩え方が見つからないが、何かの作品を気に入った作者が
1人余計物勝手に書き加えて悦に入ってるような印象ばかり受けた。
史実人物がこなれてないんだな……


691:無名草子さん
09/05/24 01:35:09
「富子すきすき」→すかすかの間違いだろーと思うほど
中身スッカスカだった。感想→「それで?」
この短編集は悲しいほど読み甲斐がなかった。

692:無名草子さん
09/06/17 19:44:30
この人の作品では「雷桜」が文句なしに一番の傑作だと思う。

693:無名草子さん
09/06/18 20:39:33
そうか?
読んだけど、余り内容を覚えてないな
印象が薄い

694:無名草子さん
09/06/20 22:49:57
雷桜も泣いたけど
一番はだんぜん伊佐次の畳の話だなあ

695:無名草子さん
09/06/24 00:02:32
伊佐次はドラマになってたんですねー
見たいな

696:無名草子さん
09/06/25 04:26:47
書かれてる風景は好きではあるけど、涙堂で八丁堀同心の妻・琴女を
「奥様」と呼んでいたり、ひょうたんで、貧乏徳利(1升とか2升の持ち運び
用)と酒器としてのちろり&燗徳利を混同してて、しかもちろりの方が新しい
とかなんとか、あやめ横丁でも後書きで罪云々で変なこと書いてるしねえ<以下略>
江戸時代の時代公証で白ける時があるなあ。

697:無名草子さん
09/06/25 17:11:40
あ~、同心の女房が奥様は確かにないなぁ
足軽身分なんだから、御新造さんだよね

奥様とよぶなら与力のおかみさんでないと


698:無名草子さん
09/06/25 20:06:34
>>681
深川恋物語の解説 阿刀田高氏から抜粋
幻の声
「しかし、ストーリーの運びが・・・・・・ちょっとね」
紫紺のつばめ
「風俗描写は抜群にうまい。 ただ、お話の作りが少し安易で、工夫が無くて・・・・・・」
これにつきるのでは? 

宇江佐さんはお江戸小説で何を伝えたいのだろうか?
佐伯氏は明確だ。 
故杉浦日向子氏(漫画家)のように、江戸に遊ぶ、江戸の風景を伝えたいのか?
宇江佐さんは好きな作家だから頑張って欲しいけど。
蛇足:最後に数行~数ページでその後を総括するのはヤメテ欲しいな 不要





699:無名草子さん
09/06/26 20:29:27
>>697
おいおい、足軽はないだろ?
与力→旗本格  主人は殿様、妻は奥方様。
同心→御家人格 主人は~様、妻は御新造様。

でも八丁堀は犯罪者にかかわるので、「不浄役人」と蔑視されて
いたことも事実。


700:無名草子さん
09/06/26 20:54:42
>>699
御家人にも、お目見えできる(不浄役人は無理だけど)旗本に
もうちょっとでなれたのにって家格から
士分といっても、かなりギリギリな身分まである訳で

そして、同心の身分は、足軽並 だった これは事実


同心  出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
URLリンク(ja.wikipedia.org)同心
 同心(どうしん)は、江戸幕府の下級役人のひとつ。諸奉行・京都所司代・城代・大番頭・書院番頭などの配下で、
 与力の下にあって庶務・警察などの公務に就いた。また、諸藩においても藩直属の足軽階級の正式名称を
 同心としているところも少なくない。

足軽/同心
URLリンク(www.geocities.co.jp)



701:無名草子さん
09/07/04 23:14:52
ひょうたんええわ・・・
続編でそうにもないのが残念。

702:無名草子さん
09/07/06 21:03:11
6/28発売
「寂しい写楽」小学館 1575円

7/16発売予定
「聞き屋与平」 集英社 集英社文庫

8/4発売予定 
「雨を見たか 髪結い伊三次捕物余話」文藝春秋 文春文庫   530円

703:無名草子さん
09/07/07 00:07:06
写楽嫌な予感がするなあ
この人の悪い癖がでそうな気がする

704:無名草子さん
09/07/07 17:59:56
富子すきすき といい、
どうして歴史上の人物に手を出すのかねぇ

もともと、時代考証はテキトーでファンタジー色のつよい人なんだから
史実に基づいた話を書こうとすると、史実に振り回されるか
時代考証のでたらめさが、くっきり浮き彫りにされるかのどちらかなのに

705:無名草子さん
09/07/07 23:22:50
アラミスなんか長崎出たとこ以降もうねr

706:無名草子さん
09/07/07 23:32:42
歯医者にいったら待合室にオール読み物があったんで目を通したけど
とうとう、"髪結い伊三次捕物余話"って副題をはずしちゃったんだね
ま、今回の話(いなみが、事情があって預かった大店の娘と自分の娘茜、伊三次の娘吉ちゃんを集めて
カルタ取りをしながら女としての躾をするってだけの話)で
"髪結い伊三次捕物余話"って名乗られても、羊頭狗肉ではあるけれど

707:無名草子さん
09/07/08 08:52:27
後書きで、「江戸時代に題を取ったファンタジー」として云々とか
言ってるんですけどね。 捕り物とか、史実ものでは無く、下町とか
しい(漢字を忘れた)物でシリーズとかを書けば良いのにって思うが、
何故か、簡単に終わらせてしまうんだよね。 
髪結い伊三次がそれに近いのだろうが、捕り物がらみのお話が・・・

708:無名草子さん
09/07/08 10:30:13
>>707
しい ではなく しせい(市井)

709:無名草子さん
09/07/31 22:58:35
写楽読んだ。
うん、内容はともかく、なんで時代物なのに区切りが
アクト1
とかなの?いちいち萎える…

710:無名草子さん
09/08/14 10:35:54
この人は史実の人物深く描かない方がいい。向いてない。
名前とあらましだけ借りて面白解釈で膨らます力量もなければ
資料読み込んでひたすら伝記にするには使い古されてる。
けど本人は書きたくてたまらなそうなんだよねえ……もったいない。

711:無名草子さん
09/08/14 11:05:35
>>709
区切りがアクト~なのかw
それは雰囲気ぶち壊しだなぁ…

712:無名草子さん
09/08/16 22:55:50
書きたいものと読者が求めるものが離れてるんだろうなー


713:無名草子さん
09/08/19 19:52:11
雨を見たか、読んだけど、どうもだんだん肌に合わなくなってきて寂しい。


714:無名草子さん
09/08/27 23:51:25
伊三次のシリーズは好きだし、室の梅とか五郎太とか無事これとかも
上手い上手くないとか時代考証の穴置いといて人情物として好きなんだけど
実在人物メインの話はあちゃー……と思う事が多い。既出だけど。

好きな伊三次でも、板前→大工に無理して変わった挙句腎臓病んで死んだ話とか
なんか投げっぱなしだなーと思いながら後書き見て
「ハァ?そのまま書いただけ?」
と思ったり……。

715:無名草子さん
09/08/28 11:02:39
後書き、ない方がいいよね。
なんかがっかりする裏話が多い気がする。

716:無名草子さん
09/08/28 18:59:01
それと、最後の数ページで登場人物たちのその後を一気に書くのもね
そんなことをせずに、読者に想像の余地を残しておくか
その後が書きたいなら、きちんと続編という形で書くかにして欲しい

717:無名草子さん
09/08/28 21:43:13
あげ

718:無名草子さん
09/08/29 10:09:04
>>716
賛意 なんであんなことするのかな?

で、最後の数ページで、つまらなくした作品:
あやめ横丁の人々
三日月が円くなるまで
涙堂 琴女癸酉日記

最後の数ページで、つまらなくはならなかったが、
最後の数ページは不要だと思った作品:
甘露梅―お針子おとせ吉原春秋
ひょうたん

でも、まあ、続編でも・・・・
「無事、これ名馬」は、「春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る」
を台無しにしてるしね。

最後の数ページとは違うけど、こんな比較もできる。
伊三次では、平岩弓枝・御宿かわせみとまったく同じ題材
(年寄りが成仏できる寺、庭の蓮華に包まれて大往生、でからくりは)
って話。 カラクリは同じだけど、話の構成はねえ。

宇江佐さんの作品(江戸時代に題材を取った市井物限定)は
書かれてる江戸の雰囲気は好きなんですけどね。 


719:無名草子さん
09/09/01 23:51:48
無事これ名馬は子供時代のたろちゃんが可愛いから
台無しと言うのは……
いや、お母さんだけは台無しだわ

720:無名草子さん
09/09/02 23:21:36
無事、これ名馬(春風ぞ吹く―代書屋五郎太参る)と、
三日月が円くなるまで(堪忍旦那為後勘八郎)って、
前作のプロットを必要とする話とは思わないなあ。

721:無名草子さん
09/09/06 23:53:23
うーん……斬った張ったでもエロでもない系統の江戸人情物作家で
文体なんかの軽さも好みなんだけど…考証とかも詳しくないからおかしくても
そこは気にならないんだけど…
すごく好みっぽい…と思ったらなんか違う、なんか引っかかるが多い…。
ま単に私の好みに合わないってだけなんだろうけどね。
読者の希望で直次郎を幸せにするとか安易なご都合やるわりに
成長を描くというよりは唐突に龍之進が可愛くないと言うか
今までのが猫かぶりにしか見えないような成長描写するし訳分からない


722:無名草子さん
09/09/08 13:35:52
伊佐次は初期が良かっただけに、だんだん何か違ってきちゃうのが残念。
なんというか、人情味が薄くなっているというか。
登場人物の魅力も減ってきた気がする。
最初の1冊を読んだときはすごい当たりを見つけたと感動したのにな。

昨日、聞き屋与平(文庫)を読んだらとても良かった。
こういう雰囲気の作品は地味ながらずば抜けていると思うんだけど。
1冊でキレイに終わるくらいのお話が適量なのかも。

723:無名草子さん
09/09/08 21:31:44
純情派(笑)6人組だって、設定だけ聞けばおお、面白そう!と感じるし
それぞれのキャラや背景をしっかり魅力的に立てて丁寧にやれば
それだけで何冊もシリーズやってもよさそうなくらいのいいネタなのに


同じ設定で宮部みゆきあたりが書いたら化けそうなネタなのに

724:無名草子さん
09/09/08 23:11:21
宮部みゆき オバ様はダメかも・・・・
日暮らしから、その兆候はあったけど、あかんべ・孤宿の人からは
違う世界に行ってしまったから。

725:無名草子さん
09/09/12 06:28:45
アラミス読んだよ。

割といいじゃん。
確かに史実部分はタレ流し文が多いし退屈だけど、終盤になるにつれ面白い。
娘と釜次郎が対面する46章なんかは特に良い。
宇江佐さんの味が出てるよ。

726:無名草子さん
09/09/14 21:11:26
菊次郎のシリーズはほのぼのしてて好きかな。
って、初期の短編作品なのか・・・

727:無名草子さん
09/09/15 07:12:21
おちゃっぴいは、いいよね

728:無名草子さん
09/09/17 18:30:22
杉浦さんの作品の一コマから貰ったのかもしれないけど、好きだな。
菊次郎が出て来るのは、ガキが3人できて、旗本の次男坊の養子話+
料亭の料理人の羽織の話(題名 書名を忘れた)は好き。

729:無名草子さん
09/09/28 10:55:57
最近はまって立て続けに読んだ。
それがよくなかったんだろうけど、何かこの人主要人物死なせすぎ、と思った。
多作なので、たまたま私が選んだものが続いてしまっただけなんだろうけど、
主要人物死なせて「このお話は読後しんみりするでしょ」みたいなのを(勝手にだけど)感じてしまった…。

(私が)ハッピーエンドが好きだからなんだろうけど、どうせこの人そう長くは生きないんだろうなぁ、というのを作中に感じたとしても、
最後に「この後(短いけどしばらくは)幸せに暮らしました」にしてくれたらよかったのに、と、
「斬られ」とか「聞き屋」とか「あやめ横丁」を読んで思ってしまった。



730:無名草子さん
09/10/05 09:54:33
権左とあやめは、あの終わり方で良かったと思うよ。

伊三次は、所帯を持つまでが良かったなぁ。
無頼派絡みの話は、別シリーズのほうがいいね。

731:無名草子さん
09/10/05 21:40:09
 10月5日 「なでしこ御用帖」 集英社 税込価格:1,575円

 「なでしこちゃん」と呼ばれる八丁堀の町医者の娘・お紺。
 意地っぱりで酒好き、祖父・斬られ権佐の血が流れていると騒動に首を突っ込むが。

孫娘……ね。別に、わざわざ登場人物リンクさせんでもいいのにな。

732:無名草子さん
09/10/06 19:20:38
うう~~ん  
って、孫になってるんだから、 
時代考証はちゃんと、50年ぐらいはシフトしてるよね。
してるよね?    大丈夫かな?

733:無名草子さん
09/10/06 20:25:04
道産子が江戸っ子の話を書くのは無理なんだよ。

734:無名草子さん
09/10/07 18:12:52
>>732
当時の早婚を考えれば、50年は考えすぎ

735:無名草子さん
09/10/23 18:41:15
作者はおいくつ?

736:無名草子さん
09/10/24 12:26:46
1949年10月20日 生まれ 
現在 満60才ですね

737:無名草子さん
09/11/26 23:15:05
「るろうに剣心」レベルのちょんまげファンタジー作家

738:無名草子さん
09/11/27 04:59:34
時代ものだからといってトリビアルな学術的考証を云々する必要もないが
そもそもここまで当時の習俗や社会・人間のありようとかに知識も興味も無いんだったら
もう最初から架空のすーぱーEDOシティとかで書きゃいいのに。

「江戸」の粉飾を別にしても「悪人はよしわらに行くから張り込んでみる」「たまたま犯人がいたから捕まえた」
オハナシがエンタテイメントとして成立してねえよ。
なんじゃこりゃ?
有閑おばさんの趣味の作文か。



エログロチャンバラでない世話物で岡本藤沢みたいなビッグネーム以外も何か読んでみようと思ったら…

時代モノ専業でない作家による「御書物同心」なんかは取立て何が起こるわけでないが、ちゃんと面白かったが。
しゃばけなんかも一応ちゃんといまとは違う時代を書いてるけどな。この人はダメだ

739:無名草子さん
09/11/27 10:16:25
当たりはずれが激しいのよ、この方。
私は、しゃばけの方がまるっとダメだった…。

スレチスマソでかくけど
御書物は同意、なんか盛り上がりがない回でも面白い。
八州は途中で挫折した。


740:無名草子さん
09/11/27 11:55:45
よりによってしゃばけ(笑)

まあしゃばけは置いといてこの人、
考証のめちゃくちゃさと自分に求められてるもの理解してない、のコンボなんだよね
どっちかだけならある程度評価されるだろうに


741:無名草子さん
09/11/27 22:54:18
なでしこ御用帖も今ひとつという感じ
個人的には、雷桜とかおちゃっぴぃとか
元気な女の子が出てくる作品が好きなんだが
(伊三次以外では)
でもごめんなさい最近図書館で借りて読んでる。

742:無名草子さん
09/12/01 18:45:39
最近は、BOOKOFFが多いな。 
文庫本も\105に増えてるけど、
ハードカバーも、\105-ってのに結構出てる。
(前は\500~\900-だったのが、移動)

743:無名草子さん
09/12/15 07:06:17
報知映画賞コンビ初共演!岡田将生&蒼井優が新時代劇築く…人気小説「雷桜」映画化
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)

切ない話だったよね
好きだった

744:無名草子さん
09/12/15 15:55:58
えー話は好きだけど映画化は嫌だ
どうせろくなもんにならないんだし

745:無名草子さん
09/12/15 17:00:58
だいたい時代劇初出演の主役たちか
人寄せパンダじゃないんだからなぁ


746:無名草子さん
10/02/05 19:48:43
遊が蒼井優じゃレンタルでも観る気がしない

747:無名草子さん
10/02/06 21:38:45
女と子供キャラの口調がいい。
いっち、すげぇとか身は姫じゃとか
文吉姐さんとか。

748:無名草子さん
10/02/10 23:22:15
藤沢周平のシリーズもの(用心棒・平四郎・立花登)が面白くて時代物が好きになり、
伊三次シリーズもとても楽しめたんだけど、宇江佐作品で他にオススメ教えて下さい!
ちなみに佐藤雅美は登場人物に魅かれず楽しめなかった・・・

749:無名草子さん
10/02/11 11:21:42
個人的なのでよければ「雷桜」(時代物期待して読むと…かもだがw)
ここでけっこう出てくるのでは「卵のふわふわ」かな。
実在歴史時代ものはいまいち…の感想が多い。

佐藤雅美は「半次」シリーズが出てくるキャラが面白いと思うけど。

750:無名草子さん
10/02/11 13:40:53
>>748,749
「卵のふわふわ」は、自分も好きだ
あとは「泣きの銀次」「斬られ権佐」もおすすめ
「雷桜」は恋愛小説と思ってよまないと期待はずれになるかも

それと、佐藤雅美だと「居眠り紋蔵」シリーズだけかな
自分がちゃんと読んでるのは
他の縮尻や八州廻り、半次捕物は最初でやめちゃった

伊三次シリーズが良かったなら
宮部みゆきの「ぼんくら」「日暮らし」
北原亞以子の「木戸番小屋」「慶次郎縁側日記」シリーズもおすすめしとく

751:無名草子さん
10/02/11 20:10:27
>>748-749
早速のレスども
今日ブックオフで「深川恋物語」「三日月が円くなるまで」が105円だったので
買ってみた
オススメのやつも探してみます

752:無名草子さん
10/02/11 23:18:35
「三日月が円くなるまで」で思いだしたけど
「銀の雨―堪忍旦那為後勘八郎」もかなりいいよ
「三日月が…」と話がちょっとリンクしてる

753:無名草子さん
10/02/12 13:31:49
「銀の雨」はいいね
あれは、「卵のふわふわ」よりもまだ続編出せそうなのにな
何なら、あの生まれたばかりのげじげし眉毛が
大人になって、同心になった話でもいいや
で、じっさまとすっかり丸くなった父上と
おたふく母さんがちょこっと話の合間にでてくるといいな
 「春風ぞ吹く」父→「無事、これ名馬」息子
 「斬られ権佐」祖父→「なでしこ御用帖」孫娘
って、既に路線もあるしさ

754:無名草子さん
10/02/14 10:24:13
『虚ろ舟 泣きの銀次参之章 (単行本)』 発売中(2010年1月10日)

>悩みながらも十手を持つ銀次シリーズ第3弾

>光り輝く円い物体が、轟音をたてながら銀次の頭上を通り過ぎていった。
>光の球が江戸の空を飛ぶとき、人々の心は、なぜかざわめく。
>「虚ろ舟」と呼ばれる光の球が轟音を立てて頭上を通り過ぎるのを、銀次は見た。
>見た人を不幸にする、いや、幸運が舞い込む、とさまざまな噂が江戸の町を駆け抜けていくが、
>銀次の周囲には、次々と奇っ怪な事件が起こる。
>ともすれば折れそうになる気持を奮い立たせ、銀次は事件を追うが―。
>死体を見ると涙が止まらない、風変わりな岡っ引き・銀次、五十路を前に、新たな試練。

「泣きの銀次」は好きだったけど、続編の「晩鐘」にはガッカリさせられたからなぁ、うーん。

755:無名草子さん
10/02/19 20:52:51
彼岸花を読んだ。
面白かった。
この人短編の方が安心して読めるわ。

756:無名草子さん
10/03/19 06:08:03
虚ろ舟、今さらだけど読んだよ

泣きの銀次→10年経過→晩鐘→10年経過→虚ろ舟

って形。晩鐘でも、人の気持ちの移ろいやすさに虚しくなったけど
虚ろ舟なんて、晩鐘の中心人物だった○○が、あーんなことに
そのせいで、銀次の家族の○○まで、あんなことに

宇江佐真理の悪い癖がまた出てきたって感じがした

757:無名草子さん
10/03/19 10:56:52
虚ろ舟。
これを銀次でやる必要がどこにあるんだよ…
単発で「虚ろ舟が人のこころの虚ろをついて…」てな感じなら
あの話の流れであの結末でもまあ怖い話、後味の悪い話、ですむんだけどさ
これまでのシリーズで見守ってきた登場人物が軒並みあれになるのを読まされるのは正直きつかった。
伊佐治もなんだか迷走してる気がするし
こんな風にシリーズ全体が鬱エンド迎えるのを見るくらいならもう読むのやめようかな…
(万が一続編が書かれたとしても明るい結末になるとはとても思えないレベル)



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