10/01/19 09:46:03 e1OlZ/oQ
>>330
さらっと流し読みしました。
理由はどんなスタンスで読めばいいのか困ったのが半々です。
・良かったところ
人造歩兵と歩の名づけの関連性、読み手への主張が感じれてよかったです。
歩兵達の会話が可愛い。この子たちを監督する軍曹の胃痛の日々、な感じなら
普通にラノベだったのかなあと思います
・悪いところ
シリアスともほのぼのともつかないし、戦記として燃えるにはなにか足りない気もします。
要素を盛りだくさんにして、うまく調和できなかった印象。
そのため最初に書いたとおり、どんなスタンスで読めばいいのかわからなかった。
・キャラ
歩兵は十分魅力的。好き嫌いは分かれると思いますが。
個人的にしずさんをもっと幸薄げな人妻に、軍曹をもっと家族大好き!
な感じにしてくれたらストライクでした。
夫婦関係が引っかかりました。適当というか、最後の手紙のためだけにある感じがします。
戦場戦場で家にいないのだから、奥さんに逃げられても仕方ないです。
妻に浮気される恐怖とか軍曹が感じてたら、うまくコメディにも転化できそうですが…。
現状、軍曹が身勝手にみえて、最後の名づけの感動もあんまり。
見逃してたら申し訳ないですが、しずさんへの返事も「書けない」じゃなくて、
「日常的で楽観的な内容を頻繁に返している」にしたほうが、
最後の手紙にも悲痛さがくわわるかと。
地力はある人だと思いました。