10/01/07 03:31:54 wiI+d1OV
>>78
説明臭くないか、とか書いて思いっきり説明臭いとか何
まあなんとなく
父の死とか母体のなかの存在とか
倒れた子や会いに行けとか言われる子などの狙いとかは計画的だね
説明の捌きがいいほうだからたぶん長編も書けるだろうけど
しかし長編が書ける素養があっても
人を感動させるものが本編になければ難しい
プロローグということと豊富そうな筋で好意的におもしろいと思えるのに
本編がこのままの調子で進むなら期待外れになっちゃう
小説としておもしろいところはひとつも披露させてもらえてないからそこは心配だね
あとは文章を削ったほうがいい色んな味を出したいかもしれないが
プロローグで説明と細部に同時に拘っているせいで冗長になっているから
細部を捨てて一度説明も削りまくってみるといい
ここで細部というのは「その存在の経験で以前ああだったとかこうだとか」辺りとか
三月がどうとか講義がどうとかってところね
別に「唐突に~~物理的に距離が大きく開いていたのだった」くらいだけでも充分
・主人公倒れる
・父の死
・母体のその存在が動き出す
・主人公帰郷と餞別
・カリンの旅立ち
この辺を名前を出しながら重点的に繰り返し説明したほうが
若い読者には効果的じゃないかね
特に後に繋がりそうな筋を簡単に繋げてプロローグで説明して補っておくべき
それか主人公とカリンとその存在の出会いに向けてプロローグを再構成したほうがいいかもしれない
「発端になる事件がそれぞれ起こったんでこれから彼らは出会いに向かってます」
というスタンスの曖昧な語りよりも
「出会うだけの特別な求心力が三者を包んでいるんだ」
という巨視的な感覚をもっと読者にぶん投げるように語ったほうがいい
結局は三者を引き寄せる運命的な根源関係が長編の核心になるんでしょう? 違うかなっ
たぶんこのまま三人称でいろいろな視点でやるんだろうし
細部は本編に入ってからでも遅くないでしょ