09/11/26 13:32:46 2EIe3Bvf
>>477
・そもそも小説と呼べる文になっているか。
ぎりぎり、小説と呼べるかどうかといったところ。かなり厳しい。
文のつながりはもちろん、一文一文の作りがそもそも悪いので読みにくい。
カッコ書きでの解説や注釈が変な所に入って文のテンポを阻害しているのが特に悪影響。
いくつか目だって酷く感じた所を抜き出すと、
>ゆず(大体分かると思うがこいつのあだ名だ)は俺の後ろに続いて駈け出した。
>スタイルの良さがお袋さんから遺伝しなかったのが悔やまれる。……何で俺が悔しいんだ?
>少し色褪せた制服を着た受付(いうまでもなく、式の手伝いをしているこの学校の女生徒だろう)
>数分後
正直注釈、感情の入れ方が無茶すぎる。もう少しその辺を気にして小説を読んだりして考えた方がいいかも。
ちょっとした説明を自然に紛れ込ませるテクニックはあって困らないはず。
例えば、主人公の方は「りっくん」というあだ名をユズの台詞で補っているので不自然さがない。
台詞の連続で鈍重なテンポを誤魔化そうとしているのもマイナス。軽く薄っぺらくなるだけだ。
・続きが読みたくなるか
展開がだるい上に意味が感じられず、つまらなくて挫折してしまった。
物語に必要なキャラなのかもう少し考えて配置して欲しい。
特に「太郎」とか「亜美」とか、ぽっと出過ぎて登場シーンではまったく必要性がない。
まさか「クラスに幼馴染み達以外に友達がいないのも不自然だから、取り合えず友人作っておくか」とかじゃないよね?
二人に今後重要な出番があるとしても、印象付くようにそれぞれ演出を考えて丁寧に出してやらないと。
・くどい文になっていないか。
くどいというか、力任せに無理矢理引き延ばされた文であるという印象。構成を直せばもっとすっきりするはず。
言葉選び。単語の位置、順番。そもそもそこでその単語を入れるべきか。文を分けるべきではないか。などなど。
くどさ自体はまったく心配しなくていい。平易な言葉を使っているので単語自体の意味が理解出来ないとかはない。
・キャラクターがぶれていないか。
ぶれるほどの状況に、まだどのキャラも陥っていないので特に問題はない。
基本日常が延々と続くだけ、ようやく悪魔が出てきたけど、主人公は驚いただけ(一般的にどんな性格のキャラでもする反応の範囲)だし。