09/08/29 19:46:21 aHcp3tcS
>>111
最後まで読みましたが、けっこう厳しかったです。
文章力は問題なし。若干装飾過剰、説明過剰ぎみ。もっと読者をあてにしていいと思います。
現状では続きは気にならないです。粗が多すぎなのと、主人公に興味をもてないからです。
ヒロインは関係なく序盤の戦闘が長すぎです。力量不明者同士の戦いは面白くないです。
やはり気になるのは随所に見られる強引さとご都合主義の多さでした。
・死神に誘拐される場面(死神の目的が不明、誘拐相手を間違える理由が下らない。朝まで寝てるのも不自然)
・偶然アルマートが現れる場面。(アルマートが洞窟にきた理由が不明)
・アルマートが街に行かない場面(人捜しの最中に街を避けるのはおかしい)
・酒場の場面。(三人組は街まで少年を運んだだけで、誘拐など成立してない。主人公は別人に誘拐された
のだから、むしろ恩人。でなくても、単純にもとの場所に捨てればいい話)
そして主人公の性格が分裂ぎみです。ご都合主義的な思考と感情の発露が多すぎて、家に帰りたいのか、
冒険を楽しみたいのか、怖がってるのか、冷めてるのか諦めてるのか、なんだよくわからないです。
キャラとしての掘り下げが足りないのと、紹介不足が原因かと。
(随所で主人公の時間が止まるのが気になります。演出の効果は感じられず、作者の手抜きに見えます)
冒頭の三視点はなんの効果も発揮してないからいらないと思います。
それより主人公がさらわれる過程を描いて、少年が何者なのかはっきりさせるべきかと。
いつまでも謎の主人公に(身分や性格や立場や目的など)付きあう気にはなれないです。
いまのうちに設定を掘り下げて、構成を組み直すべきだと思います。
物語の焦点をはっきりさせるためにも、さまつな問題はさっさと解決するべきです。
読者に余計な疑問をいつまでも持たせるのは逆効果だと思います。