09/07/10 17:44:39 JSKrpJh3
>>54
同じ電撃一次落ちの人間なので、俺の意見は参考にならないと思う。
ただ、俺より下につくレスを真剣に餞別して、今後に生かして欲しい。
因みにかなり初期、女怪盗がフロで跳から何かを盗んだとこでギブした。
・電撃大賞一次落ちの原因
先ず、素材云々以前に、ツカミの時点で大まかな世界観の提示に失敗してると思う。
「怪盗」という今や死語になった存在と接点を持った少女が、PCでググるというのは…
「怪盗からの予告状>探偵所の存在を知る」まで、もう少し凝って見てはどうだろう。
怪盗?ふむふむ大正ロマンかな?と思ったらパソコンキタコレ!って感じでした。
現代という舞台で怪盗にリアリティを与えるひねりが、もうすこし欲しいと感じます。
・読者置いてけぼりになっていないかどうか
置いてけぼりにする程の疾走感や暴走感はないというか、寧ろなかなかノれないです。
後は、プロローグで怪盗と探偵所の存在を提示しつつ、いきなり登場人物が変わる。
せめてそれをやるなら、プロローグ内に眞澄と跳の関係をさりげなく提示するといいかも。
・その他、気付いたことがあれば―
きっと貴方の中で、この怪盗は美少女(ないしは美女)なんだと思います。
ただ、どんなタイプの美少女(美女)で、どんな魅力に溢れてるかが伝わらない。
作中では「白くて、細くて、線が綺麗」とありますが、少々描写が痩せてる感じです。
目の前に現れたのは、全裸の少女。
突如湯船の中から現れた彼女に、言葉を失ったのを今でもよく覚えている。
もっとよく覚えているのは、ほっそりとした首筋や、伝う湯の雫がなぞる華奢な体。
白磁のような肌が形成する輪郭はどこまでも細く、脇腹にはうっすらと骨が浮くほど。
ささやかな膨らみを僅かに揺らす彼女は、堂々と跳を見下ろしていた。
それが噂の怪盗で、本来はトレードマークの黒いコートにその肢体を包んでいるということを知ったのは、後のことだった。
ちょっとやっつけ仕事ですが、折角の女性キャラなので、もっと読者にアピールしてみるといいかも。
ただ、容姿の描写も度が過ぎるとやぼったいので、そこは匙加減かとは思われます。
最後に、執筆と投稿お疲れ様でした……失敗から学び、次への糧となることを祈ります。