08/11/03 02:04:33 iYFbmvLw
どんどん順位が入れ替わっていくのでアレだが、
読んだ時点で、だいたい2ページ目最初の感想いきます。
渚の石……短編・書き出しが上手く惹き込まれた。
人の生死の絡む話はどうしても重くなりがちだが、そこは短編らしく上手く描いている。
ラストはほんの少しファンタジー要素を加えきれいにまとめている。
少女格闘伝説……どうも話の展開が遅く、プロレスの試合場面に興味が持てないと、読み進めるのが難しい。
フライドポテト……現実と回想が行ったり来たりするので理解するのに苦労する。
それが効果的かというと、そうでもない気がする。
現実の方はミステリーぽい書き出しで、全体として話に入り込みにくい。
そこに在る時間……短編連作・『大切な時間』のみ読了。
小学生男女3人のちょっとした社会的体験と想いが上手く描かれている。
児童文学ぽいオーソドックスな味わい。
静寂の女神……文章が上手く読みやすい。主役の一人のキャラが立っていて面白い。
途中までしか読んでないが青春小説としてはわりと淡々としている。
もう少し熱くなる場面が欲しいか。
黄色い花の咲く頃に……短編・この人も文章上手い。詩的な響きがある。
小さい頃別れた女の子とのお約束の展開だけど、こういうのは好み。カミサマ万歳!(笑)
空と爆弾……文章がすこし取っ付きにくいが読み進むと慣れた。
変な友人の失踪を巡るミステリー展開。続きを読みたいと思わせる。
西山中学陸上部……第5話「Ready GO」まで読んだが、なかなか楽しく読めた。
中学生特有の真直ぐさが気持ちいい。続きも時間があったら読んでみたい。
部活物の盛り上がりを期待。
私立流星高等学校……複数人で一つの(二つの?)お話を書いているらしくそういう意味では珍しい。
まだ始まったばかり。部活+生徒会ものか?
いかにも女子高生らしいキラキラした文章だと思う。
あたし……いわゆるケータイ恋愛小説な展開。
それなりに読めるが、そういうのが好きな人向きかな。
この中では「西山中学陸上部」が一番青春小説らしいお話だと思う。