10/04/28 19:04:35 QNn/KGi2
「リア王」 シェイクスピア
42位/108作品。
シェイクスピアの四大悲劇のひとつである。古本で買って読んでみた。
なぜか、すごく幸せな結末を連想させるあらすじなのに、とても悲劇だった。
夢も希望もない。
シェイクスピアは、ハムレットでも思ったが、なぜ、登場人物を皆殺しにするのか。
だが、決してつまらなくはなかった。この戯曲をもとにいろいろと妄想がふくらむからだ。
攻めてきたフランス軍は、コーディリアを求めるフランス王の援軍だったとか、
そういう妄想をもった。イギリス軍とフランス軍が王族の婚約によって、
戦争をやめて平和であれば、とても良い物語だと思った。
だから、17世紀から19世紀に存在したというハッピーエンドのリア王を読みたかった。
その妄想により、高順位である。
622:この名無しがすごい!
10/04/29 01:12:36 nCE/ncnW
>>617
ルルーはちょっとなぁ。
特に黄色い部屋は今読んでもトリックの前例を知る意味しかないんじゃないか。
ケルベロス第五の首をどう読むかは期待してる。
一応ドグラマグラなんかにも解釈付けてるようだし。
623:記憶喪失した男
10/04/29 13:41:45 +qJrqvVp
積読追加。
「沈まぬ太陽」5冊。「アルジャーノンに花束を」
追加予定。
「高邁と偏見とゾンビ」
「寒い国から来たスパイ」「マイナスゼロ」
「デイヴィット・コパフィールド」4冊。
「マクベス」「オセロー」
624:記憶喪失した男
10/04/29 20:39:55 +qJrqvVp
「呪われた町」(全2巻) スティーヴン・キング
52位/109作品。翻訳小説、SF以外。
いろいろとキングの批評を見たけど、その中でいちばん面白そうだと思って、
絶版本を購入して読んだ。結果として、それほどたいしたことはない。
まず、怖くはなかった。
吸血鬼ものなのだが、本番前の前ふりが長すぎると思う。
いざ、戦いが始まってからはなかなか面白い。が、特に際立っているわけでもなく、
たいした評価にはならない。ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」よりは、
迫力のある戦いをしていると思う。が、まあ、絶版のままでもしかたないでしょう。
それほど、あえて読む必要はないと思う。
吸血鬼なら、漫画の「ポーの一族」第一話、「流血鬼」「ヘルシング」を読んだ方が面白いだろう。
625:この名無しがすごい!
10/04/29 21:11:30 VCjDJF2d
漫画wwwwwwwwこれはさすがにwwwwwwwwwwwwwwwww
626:記憶喪失した男
10/04/30 12:59:22 zvVzO4gm
「ケルベロス第五の首」 ジーン・ウルフ
114位/139作品、翻訳小説、SF長編。
系統としては、ジャック・フィニイの「盗まれた町」に似ているだろう。
ただし、はっきりとのっとられを記述せず、のっとられたかをあいまいなまま濁している。
だから、迫力がなく、退屈である。わざわざ読む必要もない駄作であろう。
ディックの短編の衝撃に比べ、あまりにも退屈すぎる。
最近、なぜか、ジーン・ウルフの再評価がなされているが、
最も過大評価されているSF作家がジーン・ウルフだろう。
正直、読んでいて、苦痛なほどつまらなかった。
627:この名無しがすごい!
10/04/30 17:07:28 OzCW4mws
>>618
小さい頃とか本読んでなかったの?
ペースと年齢の割りに通算の数が少ないけど
628:記憶喪失した男
10/04/30 18:47:09 zvVzO4gm
>>627
小学校で50冊ぐらい読んでるだろうね。
でもそれは入れてない。
中高時代は一冊も読んでない。
629:この名無しがすごい!
10/05/01 06:56:53 79evnShB
>>中高時代は一冊も読んでない。
なるほど。それで感想が薄っぺらいんだ。基礎的な読解力が身についていない。
630:記憶喪失した男
10/05/01 18:05:23 S47EfH9/
「テロリストのパラソル」 藤原伊織
162位/180作品。日本語小説。
平凡なミステリ。特に盛り上がりなし。独創性なし。
よくわからなかったが、たいしたことはおきなかったと思う。
631:この名無しがすごい!
10/05/01 19:02:00 79evnShB
>>よくわからなかったが、たいしたことはおきなかったと思う。
人並の知能がないとミステリ小説すら理解できないという哀れな見本w
632:記憶喪失した男
10/05/02 08:33:26 eKDU1BD9
「沈黙」 遠藤周作
47位/181作品。日本語小説。
傑作であった。江戸幕府に弾圧される宣教師を描いた歴史小説である。
大名の狡猾な弾圧と摘発により、死を覚悟して布教しようとするサスペンスが、
すごく面白かった。終始、はらはらどきどきしていたし、背後にある神学哲学も、
面白かった。ゆえに、「こころ」や「万延元年のフットボール」より高い評価となった。
遠藤周作は、日本文学を代表する偉大な作家だと思う。
633:この名無しがすごい!
10/05/02 17:46:31 HyTGOYdp
>>626
仕掛けちゃんと分かってる?
634:記憶喪失した男
10/05/02 19:03:44 eKDU1BD9 BE:1329495438-2BP(50)
>>633
人類か人類の姿をした異星生物かという謎だろ。
序盤でほのめかしたまま、何の盛り上がりもない。
635:記憶喪失した男
10/05/04 12:50:18 MSeww0E/ BE:443165142-2BP(50)
「高慢と偏見とゾンビ」ジェイン・オースティン、セス・グレアム・スミス
43位/110作品。翻訳小説、SF以外。
モームの十大小説のひとつ「高慢の偏見」にゾンビを登場させるという改変小説である。
お堅い文学作品がゾンビ退治に変わっているので、思わず腹の底から笑ってしまう。
最初のゾンビの登場シーンでは、爆笑だった。
しかし、全体としては長すぎて、他の読者の意見と同じく、ゾンビが足りない。
もっと、ゾンビを強引に登場させてほしかった。
636:この名無しがすごい!
10/05/04 15:20:08 AUFMVm3h
URLリンク(w1rank.fm-p.jp)
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637:記憶喪失した男
10/05/06 12:50:06 sRteFiIc
「寒い国から帰ってきたスパイ」 ジョン・ル・カレ
92位/111作品。翻訳小説、SF以外。
スパイ小説の代表作だというので読んだ。だが、平凡な物語だった。
何一つ、劇的なことは起きない。
リアルと評されているが、おれにはつまらないと映った。
読む必要のない小説だろう。作者の代表作だというスマイリー三部作も読む気がしない。
絶版だし、わざわざ読む必要はないだろう。
冒険小説は、「深夜プラス1」がダントツで面白すぎる。
638:記憶喪失した男
10/05/07 11:11:48 Eftx5vkO
「マクベス」 シェイクスピア
77位/112作品。翻訳小説、SF以外。
シェイクスピアの四大悲劇のひとつである。
王になると魔女に予言された男が、本当に王になって、死ぬ物語である。
なんというか、演出的にはすごく好きなのだが、決め手となる場面がないため、
低い順位となった。この物語独自の要素というものはないのではないかと思う。
639:この名無しがすごい!
10/05/13 12:08:22 jHD8t9d/
今さらな小説ばっかだな
640:この名無しがすごい!
10/05/17 21:53:55 Nju1oRYH
>>634
また適当に一回だけ読んでけなしてるのか
>>639
えり好みし過ぎなんだよな
それで過去の有名作ばかり選んでるくせに本人は作品や時代の背景を全然斟酌せずに
自分が今読んで楽しめるかどうかを判断基準にしてるから
しばしば「読む必要はない」と確認するためだけのような不毛な読書になる
それと勝手に絶版扱いしすぎだ
641:この名無しがすごい!
10/05/19 22:08:56 r2QRlxZD
>>640
こいつはストーリー追うことしかしないヤツだから