08/02/08 21:09:10 MIkVd8RC
>333
改めて言いますが、書き方よりも書く内容を煮詰めることの方が重要です。
ブギーポップのようなものを書きたいとのことなので、それを比較対象物にしましょう。
連杖や八森の所属する組織は統和機構で、彼らは合成人間ですね。
まず、貴方の物語に統和機構が登場する理由は何ですか?
言い換えると、貴方の物語世界における統和機構の目的は何ですか?
そこをきちんとしていないと、組織の行動原理が明確にならず、物語が嘘くさくなります。
統和機構はブギーポップの敵としてだけ登場するわけではなく、独自の目的があります。
ブギーポップの真の敵は(今は)透子のようですが、彼女にも彼女なりの目的があります。
その目的のゆえに戦闘が起こるわけです(常にそうではありませんが)。
逆にブギーポップには定まった目的がありません。目的がないことに意味があります。
ブギーポップには明確な打倒対象がないので、出現しただけでは誰がターゲットか不明です。
が、あれを出現させることで、読者に「そこには世界の危機がある」と認識させられます。
そうした効果をちゃんと計算して登場人物を配置しないと、物語にはならないと思います。
プロットを組みなさいというのは、そういうことです。
どうでもいいことですけど、八森七萩って西尾維新さんが使いそうな名前ですよね。
萩原子荻とか。もしかして維新さんにも影響を受けているんでしょうか。
影響を受けたものをそのまま持って来るというのは、俺はあまり感心しません。