07/09/16 02:31:02 Pa6vnaNL
>>702
キャラクターとか物語とか世界観とか文章力とか一切抜きにして描写に論点を絞ってみる。
この文体だと主人公がハンディカメラ片手に実況しながら生活している印象になる。ので、
状況描写の方法がそのまま主人公の性格を反映したものになる。「黒髪を腰の辺りまで伸ば
し」と客観的な説明で済ませるより、それに対して主人公がどんな意見を持ったのかを加えた
主観的な説明を増やした方がいいと思う。
あと、時々はカメラを遠ざけて全景を収めることも推奨する。この作品でも校門前のやり取り
のシーンでこの手法が使われているが、他にもカメラが近すぎて主人公とその相手の顔しか
見えてこないシーンがある。特に場面が転換した時はカメラは遠ざけておいて、徐々に近づけ
ていくといい。
・電車に揺られている主人公
・登校する主人公
・法廷に立たされた主人公
なお、この3シーンは、カメラを遠ざけているはずなのに主人公しかフレームに入っていない。
いつ、どこで、どのような状況になっているのかという記述も必要だろう。例えば3番目のシーン
とか、「10分後」みたいにしれっと書いてあるが、なんで気絶してたのに経過時間が分かるのか
不明だし。「2-Bに設置された特別弾劾裁判の被告人席」がどんな様子なのかも不明だし。
周囲の生徒達の様子も不明だし。
そして最後に、登場人物がどんな顔をしてるのかまるでわからないので至急何とかして下さい。