07/09/10 16:01:08 6iv6JzK5
>>445
全体的に演出が甘い。
絶体絶命のピンチで助けが来たシーンなのに、焦りや不利な状況が全然描写できて無い。
こんな美味しいシチュエーションを生かさないのはもったいない。
>男の言葉を遮り、叫ぶようにしてへたりこんでいるナディアに声をかける。
戦闘描写にしてはくどすぎのうえ、修飾関係が不鮮明。
"男の言葉を遮り、へたりこんでいるナディアに向かって叫ぶ。"
”男の言葉を遮って、ナディアに向かって叫ぶ”
>男の口が呪を紡ぎ、魔力収束反応が肌を刺激する。
これが"睡眠"の詠唱で、今食らったら終わりだというアピールが足りない。
だから、突進とか、その辺の描写が空滑りしてる。
もっとあざとくピンチを演出すべき。
>ブロンズソードを構えて突進するが、そもそも間に合うのかと言われたら絶対に間に合わないと断言できる。
間に合わないと断言する必要あるのか?緊迫感がそがれるだけじゃん。
無駄なあがきではなく、ナディアを1mでも遠くに逃がしたいとかならまだいいけど……
それとブロンズソード(青銅剣)を生かしていないのがもったいない。
鉄に比べて硬度が低いんだから、剣が曲がり、折れ、最後には投げつけて、それでも避けられて、とかそういう美味しいシーンが書けるはずなのに、何故生かさない?
>男は呪文を唱えきってしまったらしい。いつでも発動できるんだとばかりに余裕の言葉がかけられる。
>莫大な魔力が集まって--
ここで、「もう駄目か」とかそういう描写が欲しい。
読者がピンチを実感する前に助けが来てもしょうがない。