07/05/12 21:30:13 olkrcwOB
>>295
文章云々より世界観がつかめないので読みにくい。
「長い冬」やら「氷苺」やらと来たから寒さの厳しい地方の話と思いきや(英語使ってるし)、
普通に熱帯性の産物である「ゴム」とか「コーヒー」なんて単語が出てくる。
こういう寂れた村(なんだよね?)にまで遠い地方の産物が運ばれて当然なくらい、
経済が発達している世界という印象も受けない。
文明レベルが全然わかりません。
「立ち寄る者も少ない村」なのに、魔女の家に「郵便受け」があるのはなぜ?
そもそも郵便という制度が成り立つほど、
字を書く学力と他人に金を払って配達を頼むだけの経済力がある人間がゴロゴロしてる世界なの?
それとも村内だけでそんなに手紙のやりとりがあるの?
この村の労働力は人か家畜くらいしかあてにできなさそうな印象を受けたけれど、
13歳の少年が何もせずブラブラしている自分を受容できるほど、
みんな必死こいて働かなくても生活が成り立つほど豊かな世界なの?
村人の仕事が氷苺の収穫だけだとすると、
水汲んだり薪割ったり食事を作ったり家の修繕をしたり家畜の世話をしたり、そんなもろもろは誰の仕事?
「幾何学模様」「無機質」なんてすらりと口にするには相当勉強してないとムリだと思うけれど、学校は?
あと、すらりと「弾丸」と口にできるほど、銃が身近な世界なの?
「飛行機雲」って形容もあるけど、龍の他に飛行機も存在してる世界なの?
とどめ。
特殊な子供を生かすためには村全体が滅びてもいい、という考え方にはめっさ違和感がありました。
ひとりのために他の多くの人間の命を犠牲にするって、全然「人を生かしたい」じゃないじゃん。
両親、親族まではまだいいとしても、村長まで同じ考えじゃいかんだろ。
伏線だとしても、もっとわかりやすく張ってもらわないとすべてがウソくさくて読み進める気をなくします。