【投稿サイト】小説家になろう【ネット・携帯OK】at BOOKALL【投稿サイト】小説家になろう【ネット・携帯OK】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト400:この名無しがすごい! 07/09/06 00:23:01 3Itp7TqE 9が来ないね… 鴉と案山子の話、結構良かったから期待してるんだが… 401:この名無しがすごい! 07/09/06 00:47:18 45v48wKb こないわね。 9さまだけじゃなしに。 みんなこのスレの存在を忘れてたりして。 402:この名無しがすごい! 07/09/06 00:56:03 dFwXLSyD フェイトを書こうと思うのだが、良案が思いつかん 403:この名無しがすごい! 07/09/06 01:14:51 45v48wKb 頑張って! 404:( ーДー)<今日は疲れました…… 07/09/06 16:57:18 V3n0+gws >>399 ありがと。感情とか落ち着いてないって、読んでみて思った。建前と本音の区別は、もっとはっきりさせた方がよかったね。よく分からない話になっちゃった感じがする。 >>402 頑張れ。それっぽくなれば大丈夫さ! 405:( ゚Д゚)<平日お題は金曜日、二十四時までです。 07/09/07 02:25:08 8RsGey8a 今日、主人が飼っていた犬が飼い犬が死にました。 日々衰弱していった身体。弱々しい鳴き声。 最後は主人の腕の中で死んでいきました。 犬が死んだのは、夜が深くなった、寒い寒い秋の一夜のことでした。 死ぬ前日、犬はなぜか昔のように元気になりました。室内を無邪気に走り回り、毎日飽きもせずにくわえて遊んでいた綱を主人の下ヘと運んでいくのです。 尻尾を振って見上げる瞳。主人は、その眼にいっぱいの涙を溜めながら、笑いながら犬と遊びました。 たった数分の過去へのタイムトリップ。遊び疲れたのか、主人に寄り添い小さく丸まった犬の表情は、とても幸せそうでした。 犬の身体を撫で続ける主人の姿は、まるで一枚の絵画のようでした。 そんな犬が俄かに死の淵に面し始めたのは昨晩の九時ごろでした。 急に荒くなった呼吸。痙攣する手足。主人は興奮しながら私に何かを命じました。 しかし、呂律の回らない主人の悲痛な叫びは、命令として理解することは出来ませんでした。 死に際の犬に必死に抱きつく主人。どんなに声をかけてももう届くことは難しいだろうに……。 三時。犬はとても頑張りました。でも、やはり駄目でした。 力なく横になった犬と、傍らに寄り添う主人。じっと犬を見つめていました。私はただ遠巻きに、ふたりを見ていることしか出来ませんでした。 そして、その時が来たのです。 犬が激しく痙攣し始めました。 主人は身体を懸命に摩りながら語りかけていました。 「頑張れ。頑張れ。死ぬんじゃないぞ」 空っぽの笑顔で囁いていました。 私は思わずふたりに背を向けていました。きつく目を閉じました。暗闇の中に、不規則なあえぎと主人の声だけが飛込んできました。 それがしばらく続いて、背後で一度大きな鳴き声がしました。力強く、凛々しく、逞しく、犬が吠えたのです。 暗闇の中が静かになりました。 私は目を開けて、ゆっくり振り返りました。だらしなく舌を床に投げ出した犬に主人が抱きついていました。 ありがとう。 もう二度と自らを見つめることのないガラスのような瞳に向かって、主人は呟いていました。 何度も何度も繰り返し呟いていました。 一度だけ元気になったあの姿が、一度だけ吠えた最後の声が、主人が繰り返した「ありがとう」という涙の言葉が、私の中で渦を巻いて荒れ狂っています。 主人は犬を火葬しました。そしてあの海に、初めて出会ったあの海に還してあげました。 無言で立ち去る主人の背中。私はひとり海を眺めています。 身体の一部が抜けて、ぽっかり穴が空いてしまったような、満たされない、何かが足りない気分でした。 今はそれがとても愛おしいのです。 運命と名付けられた私の電子脳。 私に“こころ”はあるのでしょうか。 運命は変わっていくのでしょうか。 早朝の海風はどこか冷たく――。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch