超マイナー作家、椎名麟三を語る会at BOOK
超マイナー作家、椎名麟三を語る会 - 暇つぶし2ch529:%
04/10/24 22:49:41
>>525-526
③「女」について
「女は存在しない」「反復」という概念は『美しい女』において感じられない、
という点は同意です。椎名には形而上学的な面が強くあるのでしょう。
だから、「真理の宙吊り、多数化」という視点での読解は難しいかも、と思われますが、
502さんはそれを承知で「面白い」と言っていたことがようやくわかりました。納得です。

しかし、単なる「宙吊り」ということであれば椎名作品の主人公にありますね。
たとえば、
左翼からは無自覚、右翼からは無関心、
組合からは保守的、会社からは単細胞、
というレッテルをはられる『美しい女』の末男。

>>526
「コジェーヴ-ラカン経由ジジェクのヘーゲル読解による批評」の批判
このあたりのかなり複雑なメタクリティックはわたしにはよくわかりませんが、
これもまた興味をそそられます。


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