【断言するのは】仲俣暁生 Part6【賭けなのだが】at BOOK
【断言するのは】仲俣暁生 Part6【賭けなのだが】 - 暇つぶし2ch850:吾輩は名無しである
09/08/03 08:38:14
仲俣先生のライバルは超映画批評の前田有一さん、福本次郎さんだと思う

851:吾輩は名無しである
09/08/04 16:23:17
股先生語録2~嫌悪編~

村上春樹『アンダーグラウンド』
>刷られた文章を読むと吐き気がするのだ

>シブヤ系と称される駄作家たち
>映画原理主義者の方にはお生憎様
>ぼくはティム・バートンは嫌いだ
>ハッタリじみた断言の多さが鼻につく
>彼らの言説が鬱陶しい
>高橋源一郎的ポップ幼時退行症候群
>クソみたいなジャンルの壁
>“マウスでクリック”なんて恥ずかしい動作

京極夏彦
>この人の饒舌な文章も文体と言うよりはサンプリングの寄せ集め

>「様々な意匠」など、才気走った若造が書いた賞金目当ての作文にすぎない
>ベストなになに、という本を見たら、すべて反動的な書物である、と断言していい
>フランス現代思想にケツを掘られた言葉
>林真理子や椎名誠が描いてきた陳腐な東京像
>野坂昭如の新刊『少女M』は、装丁が最悪
>山本直樹の作品って、いつもとってもおセンチなのだ

>要するに、島尾伸三には勇気がないのだ。大人なのに。

852:吾輩は名無しである
09/08/04 16:24:27
高校生の感想文いや股先生語録~名言編~

>過大な誉め言葉としてありがたく受け取る
>まともなメシが食いたかったら、コンビニなんて行ってはいけない
>古川日出男の小説も、もちろんぼくが読む前から存在していた

>粘り腰のプラグマティズム

>なんというシンプルで素敵なアイデア
>小説家というのは基本的に writer、つまり書く人だ
>映画というのは面白い表現ジャンルだな
>僕らは映像=イメージなしには生きてゆけない
>体がいやがるなら、なんだってしないほうがいい

>学級崩壊がさかんな昨今

>冗談抜きで、マイブームの次は「マイ教育」の時代がくると思うのだ

>詩人として地霊的存在への感性をつよくもつ松浦
>佐々田雅子という女性の翻訳者
>どんな時代にも一つの真実がある
>ぼくは、雑誌は手紙に似ていると思う
>いまやバカや不良を排除して、思想を語ることはできない
>重要なのは結論ではなくて、「考える」というプロセスのほうだ

853:吾輩は名無しである
09/08/04 16:54:28
>小説家というのは基本的に writer、つまり書く人だ
>詩人として地霊的存在への感性をつよくもつ松浦
>粘り腰のプラグマティズム
すげぇ笑ったw「名言編」やばいな 

854:吾輩は名無しである
09/08/04 19:58:25
>「私は「彦」と名のつく作家がすべて嫌いである」
やっぱこれは図抜けてるな。

855:吾輩は名無しである
09/08/04 20:14:14
>フランス現代思想にケツを掘られた言葉

ってなかなかいいじゃないか
これほどの馬鹿が言うから説得力を持たないだけであってw

856:吾輩は名無しである
09/08/04 20:34:21
「「私」は「彦」と名のつく作家がすべて「嫌い」である」

なんだよ、きっと

857:吾輩は名無しである
09/08/06 22:53:29
なかまたちゃん大好き☆

858:吾輩は名無しである
09/08/07 11:15:39
>>827
正面切った批判が出ないのは、俣先生の書くものにはっきりと批判できるだけの内容がないからというのもあるのでは
「極西文学」にしても先生のその時その時の「気分」(だけ)で、舞城だったり宮部みゆきだったりするが、結局のところなんなのか、本人以外にはまったくわからない
同時代的な共感を感じる物がなんとなく「極西」と呼ばれてるのかな、ぐらいな…

>刷られた文章を読むと吐き気がするのだ
>シブヤ系と称される駄作家たち
>映画原理主義者の方にはお生憎様
>ぼくはティム・バートンは嫌いだ
>ハッタリじみた断言の多さが鼻につく
>彼らの言説が鬱陶しい
>高橋源一郎的ポップ幼時退行症候群
>クソみたいなジャンルの壁
>“マウスでクリック”なんて恥ずかしい動作
京極夏彦
>この人の饒舌な文章も文体と言うよりはサンプリングの寄せ集め
>「様々な意匠」など、才気走った若造が書いた賞金目当ての作文にすぎない
>ベストなになに、という本を見たら、すべて反動的な書物である、と断言していい
>フランス現代思想にケツを掘られた言葉
>林真理子や椎名誠が描いてきた陳腐な東京像

この辺の文章も全部「気分」だしね

859:吾輩は名無しである
09/08/07 11:19:12
補足

>結局のところ何なのか

「結局のところ「極西」とは何なのか」ということね


ブログのそこかしこや雑文等でトンデモ発言は多いけど、そういったものに対しては2ちゃんで突っ込み入れるのがせいぜいだしね

860:吾輩は名無しである
09/08/07 12:30:17
ただ、誰も反論する気にならなかったせいで、
こいつがのさばったとも言えるんだよな


861:吾輩は名無しである
09/08/08 05:36:50
「疑似科学」なんかも、学者が反論しないから(いちいち反論してても学会での評価には結びつかないし、泥試合になり敵を作るだけ)
はびこってたとこはあると思うけど、仲俣の場合もまあそうかもね

ただ仲俣の批評に反論できるだけの中身がないのも事実
その時その時の気分で、あれを持ち上げたりこれをけなしたり読まなかったりしてるだけだから

「○○も読んでない」「彦の付く作家は読まない」その他もろもろのバカな発言に対しては、
批判ではなく「バカにする」ことができるだけだからね

やっぱり、バカは強いということになるのかな

仲俣さんが知的に評価されるということは決してないと思うけど、世間では往々にしてガサツな奴、無神経な奴のほうが元気にしてるからね

862:吾輩は名無しである
09/08/08 05:53:27
ところで、宮部みゆきを「極西文学」として評価してたよね
あれって、勧善懲悪の伝統を貴重にも今に受け継ぐ娯楽小説であって、文学として評価するものではないと思うんだけど
水戸黄門とか寅さんみたいなものじゃないのかな、宮部みゆきって
もちろん、だからダメということではないし、娯楽小説が文学より下というつもりもないけど
仲先生が宮部を極西認定してた文章も読んだ記憶はあるけど、例によって何がどうなって極西なのかわからなかったね
ただ先生のノリノリな気分だけは伝わってきたけど
誰か理解or説明できる人いる?

863:吾輩は名無しである
09/08/08 08:28:25
文学って何?

864:吾輩は名無しである
09/08/08 10:22:04
>>862を読んで思ったけど、寅さんとか水戸黄門ってエンドレスエイトみたいなもんだよな
そう考えると、一種の文学といっていいんじゃないか

865:吾輩は名無しである
09/08/08 10:35:44
ある種のユートピア文学 疲れた人に慰撫を与える文学
そういう文学の方が純文学より立派、と考える人が書く小説ってことかな

866:吾輩は名無しである
09/08/08 13:30:54
宮部みゆきと村上春樹のいる文学史
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

Eastern Tokyo Revisited~宮部みゆき『火車』再読
URLリンク(d.hatena.ne.jp)

いまさらながら『模倣犯』を読む。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
>新本格ミステリの勃興と退潮が、1987年のバブル経済本格化と92年におけるその完全崩壊と
>シンクロしていることは、笠井潔の論を引きつつ「『鍵のかかった部屋』をいかに解体するか」
>でも書いたけど、宮部みゆきを「新本格」以後の(つまりその批判者としての)「新・社会派ミス
>テリ」として位置づけるよりは、ある意味で村上春樹以上にたくみにスティーヴン・キングを日
>本に上手に移植し、80年代以後の日本が置かれている状況をより深いところから小説として
>描き出した、私の考える「極西文学」最大の作家として位置づけるべきなんじゃないか、と思
>えてきた。

>今年書き下ろす予定の「新書」は、宮部みゆきを正当に(というのもおこがましいが)評価に
>組み入れた、平成時代の精神史にして文学史でもあるような本にしたい

もちろん2008年に書き下ろしの「新書」(なんだこの「」は?)は出ていませんw


867:吾輩は名無しである
09/08/08 13:32:33
>>864
エンドレスエイト(ループ構造)だと「一種の文学」になるという
論理の飛躍が意味不明。

868:吾輩は名無しである
09/08/08 16:25:43
>>867
うん、まあ携帯から書いたんでその辺は略したんだけど、
「繰り返しの構造」というのは、筒井康隆の「ダンシング・ヴァニティ」とか、中原昌也とか、
細田守の「時をかける少女」とか、純文学界隈では近年注目されてる形式なんだよ。
というかそんぐらい分かれ。

869:吾輩は名無しである
09/08/08 16:43:02
水戸黄門はそれだけでは文学たり得ないけれど、登場人物が、
「自分たちはいつも悪人に出会い、それを成敗し続けているという運命にあり、
その構造を抜け出せない」という実存上の不可能性に気づいてしまったとしたら、
それは文学的なテーマになる。(町田康の短編にも、そういうのがあったような気がする。)

谷川流はもともと純文学志望だったので、おそらくそのようなことに自覚的で、
あの作品を書いたのだろう。また、筒井康隆はハルヒに刺激を受けて
「ダンシング・ヴァニティ」を書いたという説がある。

したがって、水戸黄門だって文学になりうるし、したがって宮部みゆきも十分文学なのだ。


(もちろんだが、この最後のパラグラフは、明らかにおかしい。)

870:吾輩は名無しである
09/08/08 17:09:32
>>864

エンドレスエイトという言葉がなんなのかわからないし調べるのも面倒ですまないが、
「ループ構造文学」というのは、ループにおける反復と差異に自覚的なものなんじゃないかな(例えるならミニマルミュージックのような)
水戸黄門や寅さんににそういうそういう自覚(メタな視点)はないし、初期のハウスやテクノが意図せずしてダンスミュージックをはみだして
ミニマル音楽でもありえてしまったような、意図を超え単なる娯楽小説をはみだしてしまうような過剰なものもないのでは


871:864
09/08/08 17:14:42
>>870
まったくもっておっしゃる通り
>>864はそういう認識のもとに書いた冗談です




872:吾輩は名無しである
09/08/08 17:22:19
>>865

あーその文だ
読み直したら腹がたってきたわw
宮部みゆきが新本格以後の「新社会派」?
新本格「以前」からいるだろ
作品にしても、昭和の香りを今に受け継ぐ今日び貴重な「素朴な」ものだし(だから広く読まれてると思う。安心して読める娯楽小説なんて今時見当たらないからね)
「模倣犯」にしても「悪玉ピース対人情あふれる下町の善人さん」の図式は「怪人二十面相vs小林少年」とかわらないしね

873:吾輩は名無しである
09/08/08 17:25:25
>>871
マジレス、ごめんね

874:吾輩は名無しである
09/08/08 17:41:08
>>872>>866へだね
連投すまん

875:吾輩は名無しである
09/08/08 18:00:59
ダンシングは仲原に影響受けたんだろw

876:吾輩は名無しである
09/08/08 21:01:23
結局佐藤亜紀には惨敗したんだろw

877:吾輩は名無しである
09/08/08 21:27:47
評論家全員がね(笑

878:吾輩は名無しである
09/08/08 21:45:21
佐藤亜紀にしても、致命的な批判が出来たわけじゃないからな。

股先生の文章は、基本、論理でなくて「連想」でできているから
佐藤は「なぜ仲俣はこんなデタラメを書くのか?」と推測しながら
批判している。

「連想」の仕方は股先生独自としかいいようがなく、同業者であろうと
読者であろうと理解はしがたい。

だから、いくら批判したところで、股の「連想」は止まることがなく
反省もせず、改善される見込みもない。

879:吾輩は名無しである
09/08/08 21:51:13
俣先生スルースキルはついてるねw

880:吾輩は名無しである
09/08/08 21:51:22
>>877
いや、仲俣が負けたんだよwww

881:吾輩は名無しである
09/08/08 21:52:12
評論家「仲俣批判の部分だけは同意する」

882:吾輩は名無しである
09/08/08 22:55:03
仲俣先生は本当に「ワイルドパンチ」も「俺達に明日はない」も見たことがなかったんだろうか
それとも見ても内容が理解できなかったのか

883:吾輩は名無しである
09/08/09 00:40:19
ワイルドパンチ?www

884:吾輩は名無しである
09/08/09 00:48:10
佐藤亜紀が内容を理解しているとは思えないけどね。
ていうかそんなに難しい映画じゃないだろ。
映画史的な位相とかはともかく。

問題は、低能の佐藤亜紀に仲俣が完全敗北した事実だよ。

885:( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw
09/08/09 00:53:58
ジャズ的文体、ということでは(笑)おやはや(笑)

886:(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ
09/08/09 00:55:12
ジャズ的文体って何ですか?

887:吾輩は名無しである
09/08/09 01:06:28
ワイルドバンチってエンタメだよ

888:吾輩は名無しである
09/08/09 01:20:09
映画はエンタメでも芸術たりうるから

889:吾輩は名無しである
09/08/09 01:30:52
プロパガンダでも差別全開でも芸術になる素晴らしいメディアが映画

890:吾輩は名無しである
09/08/09 01:32:09
それは文学だってそうだよ。

891:吾輩は名無しである
09/08/09 01:36:13
文学の方がそうなりにくい
啓蒙の理念がどこかで利いてるから
例えば仮想戦記みたいなただのご当地愛国文学
こういうのは各国にあるけど文学だとほぼ糞ローカルジャンル
でも映画ならけっこうな確率で名作になれる

892:吾輩は名無しである
09/08/09 07:48:16
>文学の方がそうなりにくい
 啓蒙の理念がどこかで利いてるから

け…啓蒙の理念っすか 文学って何なのかしら…

893:吾輩は名無しである
09/08/09 10:55:27
国民文学とかあるからそうなるよ


894:吾輩は名無しである
09/08/09 14:40:25
ワイルドバンチに影響を受けているからエンタメ指向なのは間違いない

895:吾輩は名無しである
09/08/26 01:23:37
俣先生も不人気?

896:吾輩は名無しである
09/08/26 09:32:34
股先生は小熊の1968のアマゾンレビュー見たかな?
64ページ中、事実誤認が45コもあるんだってさ。
先生は何個間違い見つけれたんだろ?

897:吾輩は名無しである
09/08/26 09:47:28
ノリとハサミで作った偽書, 2009/7/20
By 朱徳栄 (東京) - レビューをすべて見る

分厚い本だが、内容は薄い。特に近年出た全共闘本の切り貼りが多い。しかも、
この切り貼りが唖然とするようなやり方で行われている。こうなると「偽書」と
言った方がわかりやすいだろう。
取り上げている文書は、68年当時のビラの類を除いては、ほとんど知っている
物ばかりだった。問題は文書の取り上げ方である。ほとんどが、
小熊氏の筆の進みにあわせて文書の一部を切り抜いているだけだ。
たとえば赤軍派幹部の証言が、本来の趣旨とは違うところを切り抜かれたていたり、
当時の学生の読書傾向を具体的な書名をあげて説明している文章を、
わざわざ当時の学生が入手できる文献は非常に乏しいものだったと
嘆いているところだけ取り上げていたりする。このようなご都合主義的な切り貼りは、
全共闘をおとしめるという動機によってのみ行われている。大量に集めた文献が、
思想史家のつとめであるエッセンスの取り出しではなく、自分の「作文」に
都合の良い一言半句を取り出したものであることに注意を喚起したい。
これが思想史家の仕事なのか??????
これは「偽書」である。何故かと言えば膨大な文献の中から都合の良い部分を、
その文章の背景を吟味することなく切り取り、「自分の語りたい歴史」を恣意的に
語ったものであるからだ。





898:吾輩は名無しである
09/08/26 09:49:13

「学術書」(序章より)を僭称する“虚著”, 2009/7/19
By 府川充男 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る

著者小熊自らが誌しているように「あの時代」の「生き証人」は数多く存在する。
しかし、あきれ果てたことに、この書物は彼等への取材を一切行うことなく
、往時のジャーナリストや雑誌記事、回想録の断片などの
「文献」(つまり二次的・三次的資料)を掻き集めて恣意的に小熊流の
ひたすらヌルい「あの時代」像を描き出したものに過ぎない。
これでは十分な資料の集積と資料批判を前提として
、著者なりのパーステクティヴからする史観を表出したものとさえ呼ぶことは出来ない。
敢て言えば、三流ライターによる歴史の捏造ソノモノに外ならないと断ずるしかなかろうが、

著者は「歴史研究者にとっては……」(序章)などと書付けているのだから大笑い。
たとえば第2章と第3章は「セクト」に充てられているが、
内部通信の類が欠片さえないばかりか、なんと党派機関紙・誌の類すら
全く参看されていないという為体(ていたらく)なのである。
第8章「激動の七ヵ月」もヒドいもので、67年の10・8についての記述が当時の
週刊紙並みであるばかりではなく、11.12の第二次羽田闘争が
完敗だったという評価も事実誤認である。
各大学闘争の内幕については言わずもがな。
何にせよ、近現代社会運動史研究者にとって本書が資する箇所は皆無であり、
新資料など何一つ存在していない。
いずれにせよ本書は『〈民主〉と〈愛国〉』をはじめとする、これまでの小熊の「業績」なるものを再審させる契機となるに相違ない。


899:吾輩は名無しである
09/08/26 09:53:21
64ページ中、事実の間違いが45ヵ所も・・・ 2009/8/18
By 田中美津 "ヤマちゃん" (東京都八王子市) -
私はこの本の第17章「リブと私」に出てくる田中美津本人です。
エッ、私って「拒食症」だったの?、高校時代に家出を「2回」した?
「安田講堂に立てこもった男と同棲」してたって?「ぐるーぷ・闘う女」を3人で立ち上げた?
「田中は自己の『物語』の変更や矛盾に、否定的な意識をもたなかった」という
自説を証明する資料として、「2004年の講演では『私、ずっと同じことやってるの、
苦手なんです』と述べている」と小熊氏は記す。が、実はこれ、「ずっと同じ姿勢で
話すのは苦手なんです」と言ってる箇所からの引用なのよ。
こういうトホホな誤読・誤用そして捏造がなんと45箇所もある。これは710ページの
「田中美津とその経歴」から数えてのことだから(私についての記述はそこから始まる)、
なんと64ページ中、45箇所間違っているということだ。(精読したらもっと増えるかも)。
私が「直感」の人なら、彼は「誤読・誤用・捏造」の人なんだね。

それに何だかあざといなぁ。「田中は白いミニスカートでビラを撒いてた」という
証言について、「事実かどうか不明だが、とりあえずこの証言を採用する」と注に
書いておきながら、「白いミニスカート姿で」「年齢不相応な白いミニスカートで」
とその後4回にわたって記している。だいたい何ゆえその証言を採用したかも
明らかにしないで、これ、ホントに学者が書いた本なの。「美津さんが永田洋子だったら、
私は殺される側だと思った」という、誹謗中傷をもたらす以外に何の意味もない
コメントも堂々採用されていて、もうアレーって感じよ。小熊氏は読み手をよほど
見くびってるね。
事実の検証が杜撰で、その上ミソジニー(女性嫌悪)を感じさせる記述の数々。
まだ私は生きてるのだから、せめて1度くらい取材すればよかったのに。
何の取材もせずに「田中はそう思った、こう思った」と書いちゃうところが、
昔読んだ週刊新潮の「男と女の事件簿」にそっくり。もう失笑しながら読ませてもらった。
東大教授の上野千鶴子さんには事前に原稿見せたんだから、
私にも見せてくれればよかったのにね。結果17章は無残な労作になってしまって!


900:吾輩は名無しである
09/08/26 09:55:30
偽史以下のバッタ本, 2009/8/11
By 府川充男 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る

上・下巻あわせて二十箇所近くもさんざん(しかも前後の文脈を抜きに恣意的な
小熊流ストーリー,手っ取り早く言えば歴史の捏造そのものの部品として)
「引用」もしくは「参照」されている人間として申上げるが,小熊英二クンという
人物はそもそも文献処理の基礎的訓練が全く出来ていない。
これが「学術書」(序文)の類でないことは事改めて申すまでもないこと,
1968年1月17日の佐世保において社青同解放派が青ヘルメットで登場し,
それに対抗して社学同が翌日から赤ヘルメットで出現したという荒岱介の回想が,
筆者の勝手なストーリーの中では中核派が白ヘルメットを被ったという話にまで
変形させられる。市民運動に「革命的に介入」していったブント系高校生運動が
「多くのセクト活動家同様(中略)「ベッペ」と蔑称するようになっていた」とあるが,
そもそも筆者が参照している拙著を普通に読めば,そのリーダーである私自身が
セクト活動家そのものであったことは明白で,ベ平連など最初から莫迦にしきって
いたことも明らかである。本「田」延嘉だの梅本克「巳」だのと,
あの時代のキー・パースンの名を筆者が誤入力し,斯る好い加減な原稿を
チェックしえぬまま斯様に明確な欠陥製品を市場に出してしまった版元の
制作・校正態勢の不備も指摘せざるを得ない。版元の主力商品は教科書だそうだが,
あらためて社内で全面的に検討すべきではないかと,老婆心ながら申上げたい。

901:吾輩は名無しである
09/08/26 09:56:58
ただただ、困ってしまう。, 2009/8/5
By natunohi69 - レビューをすべて見る

この本が労作だとわかるだけに、この事実関係において間違いの多いらしい本が
「正史」として残るのは困ってしまうなあ。例えば、高校生の闘争について
学芸大学附属高校など3校の闘争がわざわざ、1970年に他から遅れて行われた、
と書いてあるが、映画の解説本である朝日新聞社刊『若松孝二 実録・連合赤軍 
あさま山荘への道程』にも1969年10月20日付けの記述で「学芸大付属を含む7校が
都内でバリケード封鎖中である」趣旨の記述がある。せめて事実関係は新聞の
縮刷版くらい当たって正確を期して欲しかった。
著者サイドか、第3者が正誤表でも作成してくれないと、この本は・・・・評価
の下しようが無いです。

902:吾輩は名無しである
09/08/26 10:51:09
石原千秋が小熊の文章は悪文の典型で不必要な接続詞や接頭語を使って
文章を引き伸ばしているって批判していたが
小熊の本が分厚いのは内容のインチキさを隠蔽して張ったりをかますために
膨らまされただけのものというしかないね


インチキ学者というのは本当だったな

903:吾輩は名無しである
09/08/26 14:44:53
なんで小熊粘着が仲俣スレに出張してるんだ


904:吾輩は名無しである
09/08/26 14:46:31
こういう勢いで仲俣が粘着されたらどうなっちゃうんだろw

905:吾輩は名無しである
09/08/26 15:16:07
仲俣はこういう左翼系のコワい&うるさい方面には近寄らないだろ
チキンだから

906:吾輩は名無しである
09/08/26 15:16:47
まあ佐藤亜紀にもこのぐらい粘着してほしかったよ

907:吾輩は名無しである
09/08/26 15:49:44
> 私は、いまの段階でアマゾンのキンドルをあまり大きく持ち上げるのは
> 危険だと思う。なにしろ日本では、いったん電子書籍というビジネスは
> 完全に失敗している。その失敗の理由は、日本が遅れているからじゃな
> くて、もしかしたらある意味で、アメリカより進んでいるからかもしれ
> ないのだ。

好きだ、股先生!w

908:吾輩は名無しである
09/08/26 16:23:35
なんの根拠もなく断言
思いつきという奴ですね
酒場で酔っぱらってる時とか、こういう自分にしかわからない理屈こねて一人で納得してる人いるよね

909:吾輩は名無しである
09/08/26 20:21:02
既出かもしれんが、↓で股先生、仕事遍歴を語ってる。
仲俣暁生:優木まおみのぶっちゃけ大変でした! | NHK 週刊!ハタラキング
URLリンク(www.nhk.or.jp)

今の若い人は、未来にもあまり期待が持てないし、景気も悪いから、いまはとても暗い時代だと思っているかも知れない。
でも、どんなに景気の良い時代でも、若い頃というのは「このままじゃ、将来の俺は絶対ダメだ」って、自分の将来を悲観しがちなんですよ。
そういう、いつの時代にもあった「若さならではの将来への不安」と、時代の状況のもつネガティブさを、あんまり安易に結びつけないほうがいい。
社会が若い世代にチャンスを与えないことに反発するのはいいけれど、自分の問題と社会の問題の二つを不用意にシンクロさせて、
さらにネガティブな気分になっちゃうのなら、いったん二つの問題は切り離した方がいいと思います。


股先生から若者へのメッセージw

910:吾輩は名無しである
09/08/27 21:51:20
>>897-901
いやあ、こりゃひどすぎるな。
こういうのが立派な本として後世に残り、参考文献として参照されるかと思うと
目もくらむような絶望を感じる。

しかしレビュアーの当事者の人、みんな大人だな・・・。
俺なら出版社に抗議しに行って、店頭回収を求めるレベルだと思うけどね。

911:吾輩は名無しである
09/08/27 22:19:11
俣先生のお友達、トヨザキと帽子による発言

「素人の匿名レビューは読む価値なし」

912:吾輩は名無しである
09/08/27 23:58:49
今回の小熊批判は匿名じゃないから辛いよねw

913:吾輩は名無しである
09/08/28 00:32:16
>>910

府川先生お疲れ様です^^

914:吾輩は名無しである
09/08/28 00:55:27
サヨクは股先生とか小谷野とか池田信夫とか山形浩生とか、
ああいうやっかいなやつは案外叩かない


915:吾輩は名無しである
09/08/28 01:18:02
池沼を叩くと差別だからな

916:吾輩は名無しである
09/08/28 02:03:32
【文芸】第8回新潮ドキュメント賞は蓮池薫さん「半島へ、ふたたび」、第8回小林秀雄賞は水村美苗さん「日本語が亡びるとき」に決まる
スレリンク(mnewsplus板)

917:吾輩は名無しである
09/08/28 09:40:57
>この本が次の「小林秀雄賞」を取る可能性はかなり高いと思うが、そうなったら私はまた、この賞の恣意性を嗤ってやるつもりである

仲俣先生の予言が当った!この件で仲俣先生がどういう発言をするのか楽しみだ

918:吾輩は名無しである
09/08/28 14:59:44
>>917
いまさらこんな指摘をするのもなんだが「恣意性」って意味を
思いっきり間違っているんだがw

「恣意的」の間違いだとしても、「その時々の思いつきで物事を
判断するさま」という意味なので、やはり間違いw

このスレで指摘しないほうが、勘違いを続けていたから
そのほうが面白かったかもしれないけど。



919:吾輩は名無しである
09/08/28 18:35:52
嗤ってやるのを楽しみにしているぞ。
チキンじゃない仲俣先生なら約束を守ってくれるはず。

920:吾輩は名無しである
09/08/28 20:07:52
選考委員の橋本治をどう嗤うのかな?

921:吾輩は名無しである
09/08/28 20:33:43
橋本治にケンカ売るのはやめた方がw
在野最強だろ

922:吾輩は名無しである
09/08/28 21:49:58
>>918
まったくだ
こんな文脈で「恣意性」とか「恣意的という言葉を使うのは初めて見たよ」

923:吾輩は名無しである
09/08/28 21:59:23
↑カギかっこの位置間違えた…

924:吾輩は名無しである
09/08/28 22:02:12
わざと股先生を意識してるのかと

925:吾輩は名無しである
09/08/28 23:17:53
わざと「俣先生」を「意識してるんですね」

926:吾輩は名無しである
09/08/29 00:33:13
くそう……「カギかっこ」の「位置」を間違えただけで「股」先生呼ばわりだなんて……

927:吾輩は名無しである
09/08/29 09:50:29
>総選挙での民主党の「圧勝」が予想されるなか、
>ニューヨーク・タイムズに寄稿された鳩山由紀夫の論文が話題を呼んでいる。

なぜ・・・なぜ「圧勝」をカギかっこでくくる・・・

928:吾輩は名無しである
09/08/29 11:50:29
負けてもいいようにさ

929:吾輩は名無しである
09/08/29 12:14:46
> 2009-08-29 Saturday
> ■無血革命「200Q」?~鳩山政権への不安


「この小説を読み終えたあなた(or わたしたち)はもう200Q年にいるのかもしれない」
みたいな書評を『1Q84』がらみでけっこう見たが(今月もいくつかあった)、そんなダサい
フレーズよく平気で書けるよなーと見かけるたびに思う。
9:27 AM Aug 12th webで



930:吾輩は名無しである
09/08/29 12:20:55
>>929
まあ同感ではあるが、「俺ってダサくないからそんなフレーズ書かないんだよねー」
とか書くヤツのほうがずっとダサいと思う。
と、珍しく股を擁護

931:吾輩は名無しである
09/08/29 13:59:00
で股はどこに投票すんだよ?

932:吾輩は名無しである
09/08/29 14:51:54
千野とか佐々木が書きそうなフレーズだねw

933:吾輩は名無しである
09/09/02 21:42:54
中二病的フレーズを書く評論家
それを嘲笑うフレーズを書く高二病評論家

934:吾輩は名無しである
09/09/03 02:21:21
股の政治語り、マジでつまらんのうw

935:吾輩は名無しである
09/09/04 20:08:03
>世代論にも、実存主義的なアイデンティティ・ポリティクスにも陥らず、「いま・ここ」で私たちが
>考えるべき問題を整理してくれるこの本を、今回の選挙で当選した民主党の新人議員全員に
>プレゼントしたいくらいである。

今回のエントリのオチ。
「いま・ここ」という、馬鹿が多用したがために汚い手垢がついてしまったフレーズを
使っているのはともかくとして、レトリックではなく、本当にプレゼントしてみなさいw

NHKブックスなので定価は安く1124円。
(股先生はLifeつながりなのか献本のためタダで読んでいるが)
民主党の新人議員143人。出版社の献本数から考えてもたいした数ではない。


つまりたったの60732円で済む。
ダンボール一箱分を民主党の事務所に送りつけるだけ。
それで与党がよくなるのならば、献金としては安いものだ。

口先(ブログ放言)だけでなく、試してみてはいかがか。

936:吾輩は名無しである
09/09/04 20:27:18
戦争の方が文庫になって欲しいと書いて文庫化しても反応なし
水村が賞取ったら笑うと書いて賞とっても反応なし


937:吾輩は名無しである
09/09/05 01:25:19
あんま面白くねーな最近
ネタが無いと文化系おじさんの一般人ブログだ

938:吾輩は名無しである
09/09/05 05:29:21
天下国家を語る股なんて股じゃないよ!

939:吾輩は名無しである
09/09/06 03:13:06
>「いま・ここ」で私たちが考えるべき問題を整理してくれるこの本を

「いま・ここ」なんて表現使わなくても、普通に「今私たちが考えるべき問題」でいいよねw
大体「ここ」ってどこなの?ww
ブログなんかやってると文章の質が下がるといういい見本

940:吾輩は名無しである
09/09/07 10:09:32
実存主義的なアイデンティティ・ポリティクスw

941:吾輩は名無しである
09/09/18 17:51:54
> 森から出なければならないこと、森のような場所にはもはやいられないこと。
> それは村上春樹だけでなく、現代日本文学が繰り返し描いてきたことだ。
> 『極西文学論』の「路上と森」の章*1では、そのことをくどいほど書いた
> つもりなのだけど、『1Q84』ブームのさなかにあって、誰にも参照されず
> に残念である。

> 以前、佐々木敦くんの「ブレインズ」という私塾で行った「精読『極西文学
> 論』」という連続講義を本にする、という約束をしたまま、ずっと放置して
> あったのだけど、そろそろ本気で手をつけなければならない。自分でも久し
> ぶりに、『極西文学論』を読み直してみようと思う。

やれやれ、誰も見向きもしてくれないので自分で読み返すのか。


942:吾輩は名無しである
09/09/18 18:59:29
極西文学論から参照なんかしたら晒し者だよw
みんな分別があるんだね

943:守中高明
09/09/18 19:09:03
この無能チキンが!

944:吾輩は名無しである
09/09/18 20:46:49
*2:晶文社の先行きがちょっと不安な状況でもあり、他の版元での文庫化もなかなか難しいと思われるので、『極西文学論』asin:4794966458を未読の方は早めの入手をお奨めします。

945:吾輩は名無しである
09/09/18 20:50:07
最低のやつだよな
出版不況を喜んでる

946:吾輩は名無しである
09/09/18 20:51:59
真面目な出版社ほど仕事にならないからな
寄生虫ライターは

947:吾輩は名無しである
09/09/20 21:14:10
村上春樹「いちばん過大評価された海外の作家」の1位


URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)


2006年に実施された韓国の30代の作家らを対象にしたアンケートによると、
「いちばん過大評価された海外の作家」の1位にも村上春樹が選ばれるなど、
マイナスの評価もある。

948:吾輩は名無しである
09/09/21 20:59:33
> 以前、佐々木敦くんの「ブレインズ」という私塾で行った「精読『極西文学
> 論』」という連続講義を本にする、という約束をしたまま、ずっと放置して
> あったのだけど、そろそろ本気で手をつけなければならない。

佐々木「えっ? 確かに社交辞令でそんなこと言った気がするけど、本気にしてたんだ・・・」

949:吾輩は名無しである
09/09/21 22:50:43
股先生の要領を得ないトーク(lifeを聴けばどんなものかわかる)を
毎回3000円も払って聴いていた受講生たちの
感想が知りたい。

しかし佐々木敦の歯の抜けたような発声の講義が人気だったりするから
もしかしたらああいうのがいいのかもしれない。

950:吾輩は名無しである
09/09/22 00:27:50
佐藤先生にお答え願います

951:吾輩は名無しである
09/09/25 09:37:52
>>949
「現代日本の転機~」はひどかった。
チャーリー、仕事にかこつけてさらし者にしたな。
んで、“やっぱメインはチャーリーじゃなきゃ”
とリスナーの意識を誘導する作戦ですね、わかります。

952:吾輩は名無しである
09/09/25 23:03:37
【お股の】仲俣暁生 Part7【おじさん】
スレリンク(book板)

953:吾輩は名無しである
09/10/09 14:29:13
あげ

954:吾輩は名無しである
09/10/27 23:06:42
フォローの多さは純粋なファンなのかヲチなのか

955:吾輩は名無しである
09/11/07 03:13:31
ちょっとひどいよね


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