【断言するのは】仲俣暁生 Part6【賭けなのだが】at BOOK
【断言するのは】仲俣暁生 Part6【賭けなのだが】 - 暇つぶし2ch666:吾輩は名無しである
09/05/25 07:40:49
>>665

いやだから>>646は、時代や状況と取り結ぶものとして作品を語る東や宇野と、純粋に審美的に語りたい佐藤の対立をロックとクラシックの価値観・世界観の違いに例えただけあって、「作品はどう論じられるべきか」というようなレベルの話ではない。
おなじ「音楽」について語っているから話が通じるようでいて、クラシックとロックでは評価軸も違うし実は全然別のことについて語っていたりする。
クラシックファンが真顔で「最悪だろ」と言っても、上にあるように「最悪?最高じゃんwww」となってしまったり。
同様に、同じ「文学」について語っているようでいて宇野や東と佐藤では全然違う話をしてるんじゃないかってこと。
で、その対立は「乗り越え」られるようなものではないと言っているんです。
かつてあったらしい「政治と文学」という対立は乗り越えられても解決もしていないし、こういう形でなんとなく回帰してくるんだろうね。
「アウシュビッツの後で詩とか言ってるのってどうよ?」という問いはやっぱり今でも有効だし、だからといって詩や文学というものが一夜にして消え去るわけでもない。

まあでも「美醜の話」を少ししとくと、サブカル村の「文壇のオヤジにはわかんねーだろw」的な生ぬるい優越感問題にしてる時に、「最悪?最高じゃんww」とか平気で書けてしまう>>648の美意識には、やっぱりうんざりしてしまうのが正直なところだね。



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