09/05/23 01:07:28
>>648
最悪ってのは、クラシックファンから真面目にラモーンズ否定されても「そんなん俺らはこれが最高なんだよ!」としか答えようがないし、価値観も観点も評価軸も違うので対話が成り立たないということです。
もう少し理解力見につけて下さい。
651:吾輩は名無しである
09/05/23 01:19:50
>>650
そんなレベルの話はしてないっす
あんたの理解力もたいがいですな
652:吾輩は名無しである
09/05/23 01:22:00
>>651
いやだから>>647でしてるのはそんなレベルの話だということを理解する力を身につけて下さい。
653:吾輩は名無しである
09/05/23 01:23:39
間違えた。
>>647でななくて>>646ですね。
654:吾輩は名無しである
09/05/23 18:35:50
リアル鬼ごっこは壁本にあらず。
頭から馬鹿にするネット素人より、宇野のように価値を語れるやつこそ重宝する。
素人ブロガーの読書感想などくだらない。
655:吾輩は名無しである
09/05/23 18:44:19
宇野はプロフェッショナルなの?w
656:吾輩は名無しである
09/05/23 19:32:55
>>654
仲俣信者ですか?(笑)
657:吾輩は名無しである
09/05/23 19:35:06
いいえ、わたくしは誰の信者でもありませぬ。
壁本と呼ぶ素人が許せないのです。
パリより
658:吾輩は名無しである
09/05/23 23:40:24
平家物語のたとえで現代政治を語るとかなんかもうカオスすぎて怖い
659:吾輩は名無しである
09/05/23 23:55:23
ガンダムやエヴァにたとえて語るよりはましだろう、と(笑)
660:ザ・スミス
09/05/24 00:24:27
>>659
何度も言うけど エヴァンゲリオーーン!
661:吾輩は名無しである
09/05/24 00:51:49
>>616
> 宇野が捉えているサブカルって『TVブロス』とか『QuickJapan』あたりで、
> そこいらでサブカルを形作っていた人の古さを指摘した点はそれなりにまっとうだと思う。
宇野が指している「サブカル」は、「TVブロス」というより「スタジオボイス」の方ではないか。
「TVブロス」は部数がサブカル誌の中でトップクラスだし、ドラマに注目しているし
登場初期からクドカンに目をつけていた。
「スタジオボイス」は部数が少なく、中原が異様に「キャラ萌え」されているといるし、
(最近もまた中原が愚痴を書き連ねる「n-flo?中原昌也の意識のながれ」という連載が始まった)
舞城、古川がレビューで特権的に扱われている。
あと、宇野が批判する「佐々木敦の仲間褒め」がひどいのも「スタジオボイス」。
662:吾輩は名無しである
09/05/24 13:52:28
評論の役目は終わった。これからは書評の時代。
佐々木敦
663:吾輩は名無しである
09/05/24 14:28:07
仲俣と同類か……
664:吾輩は名無しである
09/05/24 22:13:55
重複蔓延スレーネット詐欺?佐藤亜紀スレリンク(book板:324番)
のあほスレに
ネット詐欺師佐藤亜紀なりきり粘着厨←こいつ相当のバカwと
仲俣なりきり厨?←こいつバカ中年?wと
チョー痛い流れ
仲間た?
665:吾輩は名無しである
09/05/24 23:20:59
>>646
ラモーンズとクラシックというように性質の話じゃなく、
要するに作品自体を見てから―美醜の話もしっかり乗り越えてから―論じろよ、という腐しだと思うけど。
666:吾輩は名無しである
09/05/25 07:40:49
>>665
いやだから>>646は、時代や状況と取り結ぶものとして作品を語る東や宇野と、純粋に審美的に語りたい佐藤の対立をロックとクラシックの価値観・世界観の違いに例えただけあって、「作品はどう論じられるべきか」というようなレベルの話ではない。
おなじ「音楽」について語っているから話が通じるようでいて、クラシックとロックでは評価軸も違うし実は全然別のことについて語っていたりする。
クラシックファンが真顔で「最悪だろ」と言っても、上にあるように「最悪?最高じゃんwww」となってしまったり。
同様に、同じ「文学」について語っているようでいて宇野や東と佐藤では全然違う話をしてるんじゃないかってこと。
で、その対立は「乗り越え」られるようなものではないと言っているんです。
かつてあったらしい「政治と文学」という対立は乗り越えられても解決もしていないし、こういう形でなんとなく回帰してくるんだろうね。
「アウシュビッツの後で詩とか言ってるのってどうよ?」という問いはやっぱり今でも有効だし、だからといって詩や文学というものが一夜にして消え去るわけでもない。
まあでも「美醜の話」を少ししとくと、サブカル村の「文壇のオヤジにはわかんねーだろw」的な生ぬるい優越感問題にしてる時に、「最悪?最高じゃんww」とか平気で書けてしまう>>648の美意識には、やっぱりうんざりしてしまうのが正直なところだね。
667:666
09/05/25 07:46:00
>>666は、「最悪?最高じゃんww」じゃなくて「最悪?誉め言葉じゃんww」だね。
訂正しとく。
668:吾輩は名無しである
09/05/25 15:30:08
仲俣?最悪じゃんと言って頭から理解しないやつが一番馬鹿
669:吾輩は名無しである
09/05/25 17:02:19
ラモーンズみたいなバッドテイストの基本例を持ち出すあんたが悪い
670:吾輩は名無しである
09/05/25 19:09:32
仲俣のいないところでは皆バカにして
仕事があればのこのこ仲俣と仲良くしに出るのか
チキンしかいないんだな
671:吾輩は名無しである
09/05/25 19:49:54
佐藤亜紀の罵倒をスルーしてからは露骨にバカにされてるよね。
672:吾輩は名無しである
09/05/25 20:23:15
評論家全員にあてはまるぜ?
673:666
09/05/26 01:00:46
>>669
だからクラシックとロックの価値観の違いを示そうとしたんだから「バッドテイストの基本例」であるラモーンズを例として出したと言ってるだろw
文意も読めずに「ラモーンズ」「最悪」という単語にだけ脊髄反応してるんだろうが、ほんとバカだな。
674:吾輩は名無しである
09/05/26 01:13:58
語の多義性に逃げているのはあんただよ
675:666
09/05/26 02:21:55
>>674
だから最初からこちらは「<価値観>の多様性」について話してるんだろw
それを文意も汲み取れずに「最悪」という字面だけに脊髄反射してつっかかられてもなあ。
「語の多義性に逃げている」のは「最悪?誉め言葉だろ」という自分じゃないかww
676:吾輩は名無しである
09/05/26 02:42:10
佐々木敦周辺の人っぽい
677:吾輩は名無しである
09/05/27 20:24:36
~の終焉と安易に使うやつにろくなのがいない
678:吾輩は名無しである
09/05/28 00:26:14
>>677がいいこと言った
679:吾輩は名無しである
09/05/28 00:32:30
「~~のはじまりの終わり」と「~~の終わりのはじまり」と安易に使う(略)
680:吾輩は名無しである
09/05/28 23:24:14
仲俣は相変わらず脇が甘いな。
春樹の「1Q84」は上下巻構成じゃねーよ。
このあと3冊目が出るんだろ。
681:吾輩は名無しである
09/05/29 02:29:21
この人春樹ストで何を語るにも春樹持ち出したりするのに、全然読めてないな
682:吾輩は名無しである
09/05/29 16:29:38
新作を待ち侘びてたはずなのに
上下巻と思い込んでたとはw
それを職業としてるなら普通情報漁るだろ
683:吾輩は名無しである
09/05/29 17:39:42
たぶん教えてくれる人がいなかったんだよ
684:吾輩は名無しである
09/05/29 20:04:12
終焉したはずの文芸誌に仲俣先生の書評が載るのだろうか
685:吾輩は名無しである
09/05/29 21:07:13
停滞した文学界にこれほど注目され語られる小説作品が登場したのに、相変わらず沈黙する文壇……
とか書くんだろう。
686:吾輩は名無しである
09/05/29 21:34:43
仲俣って自分でメディア立ち上げるとか
そういうアクティブな活動しないよね…
687:吾輩は名無しである
09/05/30 04:22:33
しかしお前ら、仲俣のことがずっと気になってるんだな。
688:吾輩は名無しである
09/05/30 09:22:12
そりゃピエロが踊ってりゃあねぇ……
689:吾輩は名無しである
09/05/31 10:31:11
しかし1Q84についてもほんとに表層的な感想しか持てないんだな、この人。
「やっぱりボクの予想通りオーウェルが出てきた!」とか喜んでる場合じゃないっての。
カラマーゾフの兄弟にくらい言及しろよ。まあ読んでないんだろうが。
そしてこれにはてなブックマークとはてなスターが山ほど付くというこの現状。嗚呼・・・
690:吾輩は名無しである
09/05/31 10:33:35
ブラックスター付けるとかブックマークでケチつけるとか
反論エントリー書くとか
あんだろ、いろいろ
691:吾輩は名無しである
09/05/31 10:42:58
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
>ようするに、「天吾」は村上春樹自身である。そしておそらく「青豆」も。
「天吾」と「青豆」ってのは登場人物の名前なんだけど、
作家が登場人物に多かれ少なかれ自分に近いものを投影してるなんてのは
当たり前で、ゴシップ的な村上春樹の私生活やらエルサレム文学賞の受賞を絡めて
「ここに共通点がありますねー」なんて指摘するのは三流の書評家しかやらない。
なんという浅い感想文。もう少し書くことがないのかよ。
関係ないけど、「これから読む人の興を削ぎたくないので内容には深く触れないが」
と書いてるけど、思いっきり第2巻の重要部分のネタバレをしてるので、
これから読むつもりの人は、上記リンクを踏まないように。
692:吾輩は名無しである
09/05/31 14:01:36
仲俣に褒められる春樹
信者はうれしいのかなww
693:吾輩は名無しである
09/05/31 14:33:34
はてなの神様ですから
694:吾輩は名無しである
09/06/01 23:35:28
>実はまだ~読んでないのだが
なにが実はだよ。そこはやっぱりだろう。
695:吾輩は名無しである
09/06/01 23:36:48
大森望評
『ねじまき鳥クロニクル』以降ではいちばん好きかも。昔と比べるとちょっとくどいのが難。
あと、二つの月の処理がやや疑問。それは反則じゃないの?
全体としては、ジョナサン・キャロルとニール・ゲイマンの中間ぐらいの感じ。
ジョン・クロウリーも入ってるよね。『リトル、ビッグ』トリビュート?
しかしあの展開なら、合作ペンネームをまず提案するのではないかと思った。
あと、googleできなくても図書館行って百科事典とか見るんじゃないの。
時期的に、だれかが「スター・ウォーズ」に言及してほしいところ(二つの月関連で)。
まあ、あんまりSFにしたくないんでしょうが。
696:吾輩は名無しである
09/06/02 00:16:53
書評家の皆様は一日で読んでさっと感想書いて、素晴らしいね(笑)
697:吾輩は名無しである
09/06/02 00:35:29
1日に7食か8食食べて、そのたびに感想を述べている
グルメリポーターのようなものだと考えればよい。
698:吾輩は名無しである
09/06/02 01:26:03
なんでもおいしく食べ、時には懐に銭をもらうんですね
699:吾輩は名無しである
09/06/02 20:42:24
大森望評(日記)
京極(夏彦)さんとも同じテーブルだったので、『1Q84』は必殺仕掛人トリビュート小説だからぜひ
読むようにと薦める。こっちは梅安の女の子バージョンですよ!
700:吾輩は名無しである
09/06/04 15:47:18
すげー偶然ガガガの選評読んで「この人ちょっとおかしいんじゃね?誰?」と
思って検索かけたら…
面白いな、この人。
701:吾輩は名無しである
09/06/04 21:12:54
URLリンク(dianying.at.webry.info)
フォーラム初日午前の基調講演は
韓国が評論家の柳宗鎬氏。論客です。少し迷ったのですが
と前置きしつつも、かなり辛辣な村上春樹批判を。
間もなく発表になるノーベル文学賞の有力候補と目されて
いることを念頭に置いての発表か。
私も『ノルウェーの森』以降の村上春樹作品は全然評価して
いないので、ほぼ同感。
韓国の有名批評家にぼろくそにいわれる春樹WWW
それを伝えない日本の新聞WW
702:吾輩は名無しである
09/06/04 21:13:48
ノーベル賞作家を育てた人は語る
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
日本の作家で最もノーベル賞に近いと目されている村上春樹について。
「とても楽しい作家だし、受賞の可能性は十分あると思います。ただ、
時代を超えて偉大な作家かどうかは分かりませんが……」
とても楽しい作家WW
とても楽しい作家WW
おべんちゃらをいう場面ですら口を濁すしかない評価ですよWW
703:吾輩は名無しである
09/06/05 22:09:02
結局『羊をめぐる冒険』から一貫して同じテーマを追究しているのね。
そしてどんどんわかりやすくなっているのだが、深化している感じがしない。
むしろ、わかりやすくなることによって、かえって失われてきたものもあるような……
あるいは、もともと実はそこに大したものがなかったことが明らかになってきているのか
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
稲葉振一郎
704:吾輩は名無しである
09/06/06 06:10:29
誰?
705:吾輩は名無しである
09/06/06 23:44:17
読売新聞の『IQ84』に関する記事を読んだら、
股先生がちゃっかりとコメントしていたので笑ったw
もちろん絶賛。
村上春樹→仲俣 って、読売の記者は大丈夫か?
706:吾輩は名無しである
09/06/06 23:55:22
記事にそったコメント出してくれるので役にたちます
707:吾輩は名無しである
09/06/07 17:11:17
あきらかに今世紀になって最大の世界文学なのに
未だに敵意燃やしてる文壇は無くなっていい
708:吾輩は名無しである
09/06/07 17:16:02
>>707
しょうがないよ、村上はもともと日本の文壇が大嫌いなんだから。
いくらしっぽふっても見向きもされなかったら、犬たちだって腹がたってくる
だろうさ。
村上が同世代の日本の作家の作品をほめたことは一度もないんじゃないかね?
709:吾輩は名無しである
09/06/07 18:03:20
中上健次の枯木灘とか龍のコインロッカーとか褒めてたよ
710:吾輩は名無しである
09/06/07 18:25:37
>>709
そうだった。覚えてます。「一度も」は訂正。
しかしずいぶん昔の話ですよね。
俺の汁かぎり、村上春樹の界隈で日本の現代作家の名前が出てきたのは、
村上朝日堂(HP)で「阿部和重という新人作家がいて面白いから
読んでみてください」というようなファンからのメールがとりあげられていたことが
あるのが最後。これもはげしく昔だ。村上がなんて答えたかは忘れた。とりあげるくらいだから、
読んでいたのかもしれない。
711:吾輩は名無しである
09/06/07 20:18:14
>>707
当の春樹は文壇なんか単に興味ないのだけなのに、
内田樹とか仲俣みたいな、文壇に承認を求めたり、文壇を批判したりする(一部の)春樹シンパってどーよ。
単にニューアカ残党批判したくて春樹担いでるだけだろ、
見苦しさに気づけよ。
712:吾輩は名無しである
09/06/07 20:21:34
×興味ないのだけなのに
○興味ないだけなのに
だったw
713:吾輩は名無しである
09/06/07 20:26:14
中俣先生、羊文学賞を提案する、と書いたこと今も覚えていますか
春樹は文学ニーテンゼロなりえてますか
714:吾輩は名無しである
09/06/07 20:54:50
>当の春樹は文壇なんか単に興味ないのだけなのに、
積極的に嫌ってると思うが
>単にニューアカ残党批判したくて春樹担いでるだけだろ、
「ニューアカ残党」言い得て妙。
715:吾輩は名無しである
09/06/07 20:57:59
仲俣が単なる無能基地外なだけ
好意的に解釈しなく帝位
716:吾輩は名無しである
09/06/08 00:03:12
内田樹は、「村上春樹はなぜ批評家に嫌われるのか」をテーマとした文章を
何本も書いて、単行本にまでしている。
その件で、文學界の前編集長から事実誤認を指摘されている。
----------
日本の批評家は村上春樹を評価していないと書いたら、以前『B學界』の編集長だった
O川さんからメールを頂いて、村上春樹を評価している批評家はたくさんいますよと
名前を教えていただいた。
「三浦雅士、清水良典、石原千秋、川村湊、藤井省三、鈴村和成、風丸良彦、荒川洋治、
川本三郎(特に初期において、現在は批判的)、柴田元幸、沼野充義、和田忠彦、
芳川泰久氏、ほかに若い批評家、学者は無数」ということだそうですので、先日のブログの
コメントは訂正させていただきます。
蓮實重彦以下ごく少数のケルンが執拗に村上評価を拒否しているらしい。
そうか、彼らは孤立無援の少数派だったのか。
URLリンク(blog.tatsuru.com)
----------
蓮實グループ=文壇と看做すにはかなり無理があるだろう。
仲俣や東浩紀なんかも、春樹を出汁にして文壇批判を行なうことがあるが、
単なる妄想に過ぎない。
717:吾輩は名無しである
09/06/08 00:16:01
謝罪までしてるのに単行本はそのままですか
718:悪い太郎 ◆LziSwFxVAU
09/06/08 00:29:42
>仲俣や東浩紀なんかも、春樹を出汁にして文壇批判を行なうことがあるが、
つくづくクダラネェ奴らだよ。
コーマン小説乱発して辛うじて生き存えている文学界にあって、春樹批判を足がかりに
何がやりてぇんだ? 手放しで売れてんだぜ? 東、コラ、消費者批判をやってみろ!
719:吾輩は名無しである
09/06/08 00:39:27
>>716
こうなると、孤立無援の蓮實のほうがさすがってなりそうだけどw
720:悪い太郎 ◆LziSwFxVAU
09/06/08 00:45:51
次代をトレンディに生き抜くんだろオマエら。
いいかげん蓮實と手ぇきれや。
クダラネェ。
721:悪い太郎 ◆LziSwFxVAU
09/06/08 00:50:35
内田樹、高橋源一郎、バカ野郎。
天から降りてきたクモの糸にテメェ等までぶら下がるから切れるんじゃネェか。
722:高橋源一郎
09/06/08 01:22:51
お前には絶対に降りて来ないぜ。
723:吾輩は名無しである
09/06/08 01:50:47
春樹を批判するやつは馬鹿
出版社を滅ぼす文学冒涜者
724:吾輩は名無しである
09/06/08 15:51:38
恐れ多くも文芸誌で
「文学ニーテン・ゼロ」を提唱した仲俣先生には
1Q84がどうニーテン・ゼロなのか詳しく論じてもらいたい。
725:吾輩は名無しである
09/06/08 21:32:37
もちろんニーテン・ゼロですよ。
726:吾輩は名無しである
09/06/09 00:35:33
股先生は、村上春樹について新聞にコメントを求められることはあっても
書評を依頼されることはないんだよな。
「文芸評論家」(読売新聞ではこの肩書き)としてそれでいいのか?
上で、文壇話が出ているが、春樹は、丸谷才一に激賞されて谷崎潤一郎賞を受賞しているし、
どう考えても文壇からパージされていたとは思えない。
春樹のエッセイやインタビューを読んでも、文壇から嫌われていたという面を強調しているが
(最近のものでは「モンキービジネス」のロングインタビューなど)
たぶんあれは春樹流の自己演出の一環であって、
評論家はその演出されたキャラクターを真に受ける必要はないと思うんだよな。
727:吾輩は名無しである
09/06/09 01:39:57
柄谷一派が村上の自己宣伝に加担しちゃったんだよな
あれ馬鹿だと思う
本当に嫌いなら褒め殺したほうがダメージ大きかったのに
728:吾輩は名無しである
09/06/09 01:47:19
よく他のライターを批判できるね
仲俣だけには批判されたくないだろうと同情してしまう
729:吾輩は名無しである
09/06/09 07:15:43
渡辺直己「メルトダウンする文学への9通の手紙」
村上春樹を徹底的に批判しつくした本として有名
小谷野敦「反=文芸評論」
ここでも村上春樹を批判しつくしている
「文芸時評―現状と本当は恐いその歴史」吉岡 栄一
これは村上批判派と擁護派を比較しなぜこれほど評価が異なるのか
その裏側、からくり、政治を書いた必読書
730:吾輩は名無しである
09/06/09 07:24:26
「男流文学論」(ちくま文庫)より(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子)
村上春樹「ノルウェイの森」について
小倉「この人は、いろんなことに関心がない、関心がないっていうのね。ところが、すぐ後の
ページで、本当はめちゃくちゃ関心があることが暴露されてしまう(笑)」
「このひと、他の人の言葉を借りて自分自身を褒めるのね。〈「この寮で少しでもまともな
のは俺とお前だけだぞ。あとはみんな紙屑みたいなもんだ」/「どうしてそんなことがわか
るんですか?」と僕はあきれて質問した。〉
嘘付け。あきれてないじゃない。自分もそうおもってるくせに、厚顔無恥。」
上野「自分についての描写をみんな他人の口から言わせてる。「あなたってこうみたいな人ね」
他人の口から言わせたことに対して、すべて肯定的なのよ。叙述の内容に責任をとらない
というスタンスをいつも取っている」
富岡「全部翻訳文体なんだね〈午後が深まり〉、午後が深まりなんていうのも、翻訳文体ですね」
上野「やれやれ」というのは、その事態に対する距離と同時に。その事態を自分から変更する
意思が何一つないことを示しています。村上の世界の恐るべき受動性を象徴しています。」
富岡「やたら人が死ぬ。簡単に。小説の書き手のほうからいうと、非常に安易なのね」
上野「失敗した私小説でしょう」
上野・小倉・富岡「つまらん」
731:吾輩は名無しである
09/06/09 12:15:49
>>729
主観ばかりで空気読めてない本としてなら有名だがW
てか全然売れてないし本屋にもないのを有名とか
732:吾輩は名無しである
09/06/09 12:48:24
>>731
残念ながら評論家は読んでるよ
佐々木敦も斉藤美奈子も前田塁もね
それで春樹は絶対に褒めない
春樹を褒めるのは読書と知能の足らないバカという認識が評論家の間で一致してるから
733:吾輩は名無しである
09/06/09 13:21:14
―簡単に、○×乙wなんて云われちゃうような書き込みは
しかし控えろよなww カッコワルイからさあ(笑
734:吾輩は名無しである
09/06/09 13:58:06
ドイツのテレビ番組「文学四重奏団」は、4人の文学評論家が、会場にいる聴衆とともに、
新刊の文学書を紹介・査定するものだそうです。
そこで、「太陽の西 国境の南」が取り上げられたとき、賛否両論が渦?を巻いたのですが、
どういう非難が表明されたかというと・・・・。
「村上の本は、この番組で取り上げる価値などない、文学的なファースト・フード、マクドナルドである」
「表現力を欠いた、覇気のない、つっかえがちなつぶやきにすぎない」
おおおおおっ。たしかにラジカル! 論争は、
この番組としてはいつになく過激で、やがて作品をそっちのけにした個人攻撃に発展したそうで。
そういうの、ディベート・インポの日本人の専売特許かと思っていたけれど、ドイツ人も、そうなんだ?
そして、新聞書評のほうは・・・・。
「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」
あのヨーロッパの知性ともいうべき「フランクフルターアルゲマイネ」紙に、
そんな批評をされてしまうと、ファンとしても、もう頓死するしかないですよねえ。
URLリンク(www.across.or.jp)
>>新聞書評のほうは・・・・。
「会話のように流れるだけの底の浅い文体」
「内容は緊密に構成されているが、文章の質は映画の脚本の水準を出ていない」
「比喩や対比は、まるでわざと読者を挑発するかのような安っぽさ」
735:吾輩は名無しである
09/06/09 14:04:46
>>732
渡部って蓮実の太鼓持ちでしょ。てことはその3人も蓮実の金魚のフンってことだな。
股先生には首謀者の蓮実を堂々と叩いてほしいものだ、春樹様の影に隠れずに。
736:吾輩は名無しである
09/06/09 14:07:16
股先生は蓮見も渡部も小谷野も何一つ読まずに語ってますから
737:吾輩は名無しである
09/06/09 14:50:41
外国の評論家にとってハルキはシドニィシェルダンなんだろ
日本で同じ番組やったらファンから非難の手紙電話山盛りで続かないなW
738:吾輩は名無しである
09/06/09 15:00:06
むしろ渡部や斎藤に嫌われたら光栄すぐる
739:吾輩は名無しである
09/06/10 00:13:12
> 佐々木敦も斉藤美奈子も前田塁もね
この3人になんか褒められたくないだろw
740:吾輩は名無しである
09/06/10 09:55:24
春樹も股先生になんか褒められたく(ry
741:吾輩は名無しである
09/06/10 12:01:17
斎藤美奈子はカフカにもアフターダークにも批判的だけど、
カフカを批判的に取り上げつつも「すぐに名作か駄作か判断するっていうのは性急すぎる」作品と言っていたし、
春樹のことを「基本的には面白いと思ってる」とか「一度は読んでおくべき作家」とも言ってるから、
まったく認めていないという訳じゃなくて、むしろ良さを認めたうえで批判してる感じするけど
でも股先生に誉められても嬉しくは(ry
小説の批評というより音楽のレビューみたいな文章だよなぁ
742:吾輩は名無しである
09/06/10 16:04:55
御用評論家たちは一日で「傑作だ」と判断できる批評眼の持ち主
斎藤は老化してる
743:吾輩は名無しである
09/06/12 01:19:47
股先生は、柄谷や江藤を越えてらっしゃいます
744:吾輩は名無しである
09/06/12 05:22:20
絲山秋子 日記より 感想
海辺のカフカ」(村上春樹)新潮文庫
読書にもいろいろな種類があって、喜読、嘆読、耐読、苦読などと私は名付けているが、
このHPで最も多くの方が票を投じて下さった「海辺のカフカ」は、
残念ながら私にとって「苦読」作品だった。まあ、相性が悪かったということです。
常に感じたことは「『海辺のカフカ』に書かれているこいつらは人間じゃない」ということだった。
テーマパークとしてはよくできていると思う。
それにしても「メタファー」ってコトバ、一体何回使ってあるんだろう。
せっかく選んで下さったのに、こんなことですみません。やっぱり無理な企画だったのかなあ、
でも嘘つくのはまずいし。ちょっと反省しています。
糸山に限らず実際に創作している人間は春樹を支持することはないと思うよ
党派性で評論家たちは褒めたり貶したりするだろうけど
745:吾輩は名無しである
09/06/12 20:50:24
「男流文学論」(ちくま文庫)より(上野千鶴子・小倉千加子・富岡多恵子)
村上春樹「ノルウェイの森」について
上野「わたなべくんには能動的なアクションが全然ない。彼にとってアクションはすべてまわり
から起こってくる。彼にとっての幸運は、周囲の人間が、それほどおせっかいにも彼に
手を出してくれているということ。」
富岡「この子は何もしない。学校へ出たり、アルバイトしたり、図書館へ行って本を読んだり
しているだけ」
小倉「こういう文章が気に食わないんですよ〈僕自身は知らない女の子と寝るのはそれほど
好きではなかった〉正直に書けば〈僕自身は知らない女の子と寝るのはまったく嫌いという
わけではなかった〉(笑)
なんでこんなええかっこうして書くの?
上野「この文体ってテレビ的というか、漫画的なのかしら」
小倉「漫画の噴出しのせりふで」
上野「全体に、シナリオみたいな書き方でしょう」
小倉「私は、村上春樹がほんとうにまともに、どういう人生観をもってるか見えないですよ」
上野「ごく簡単よ。他人と関係を持ちたくない。他人との距離をつめたくない。僕はこういう
人間なんだ。「やれやれ」といってるだけ」
上野「この半端さが彼の限界でありとりえであり、この気の利いたショートセンテンスと、ダイアローグ
の組み合わせが初期からあり、もしモノローグだけ、ダイアローグだけならダイナミズム
を生み出すのに、どちらも途絶するしかないというのが彼の小説作法です。
何もおきないことのエクスキューズが気の利いたショートセンテンスです」
746:吾輩は名無しである
09/06/13 19:53:53
「1Q84」の中に春樹が自分に対する批判をどう考えてるのか示す珍しい箇所がある
『物語としてはとても面白くできているし、
最後までぐいぐいと読者を牽引していくのだが、
空気さなぎとは何か、リトル・ピープルとは何かということになると、
我々は最後までミステリアスな疑問符のプールの中に
取り残されたままになる。あるいはそれこそが著者の意図したこと
なのかもしれないが、そのような姿勢を(作者の怠慢)と
受け取る読者は決して少なくはないはずだ。』
『この処女作についてはとりあえずよしとしても、
著者がこの先も長く小説家としての活動を続けていくつもりであれば、
そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない』
>>そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない
>>そのような思わせぶりな姿勢についての真摯な検討を、
近い将来迫られることになるかもしれない
747:吾輩は名無しである
09/06/13 20:27:29
「大航海」最終号で、栗原裕一郎が宇野批判するついでに
股先生にまでとばっちりw
宇野は仲俣をトンデモ文芸批評みたいに言うけど
てめーのやってることも仲俣と同じじゃねーか(大意)
だってww
748:吾輩は名無しである
09/06/14 12:21:31
春樹について、要は「人間が書けていない」と批判されてるの?
749:吾輩は名無しである
09/06/14 12:49:02
全部駄目っていわれてる
750:吾輩は名無しである
09/06/14 13:01:48
>>744
「人間が描けてない」なんてほざく人間は前世紀までに絶滅しとけよって思うわ
751:吾輩は名無しである
09/06/14 22:14:01
>>747
股先生がとばっちりを受けるとは……。
宇野の股批判は、同人誌で極西をトンデモ扱いした件のと、
サイゾーで、舞城や古川を褒めるのは御用ライターだ、といった件のと
2回くらい?
752:吾輩は名無しである
09/06/14 22:18:15
PLANETS VOL.04
文芸評論家ミシュラン
文 宇野常寛
仲俣暁生
正確さ★
批評性★★
網羅性★★★
良くも悪くも日本の「トンデモ文芸評論」の後継者
いくらなんでも「舞城王太郎や吉田修一の小説に見られる、鳥瞰的な描写は、戦時中に爆撃された
日本人のトラウマを表している」といった仲俣の主張はさすがに強引にもほどがあるだろう。無論、
仲俣は比喩としてこう主張しているのだ。江藤淳から加藤典洋、大塚英志と続く、日本をひとつの
人格とみなし、敗戦のトラウマのもたらした影響を戦後文化の分析として行う、という文芸評論の
系譜を引き継ぎたいが故の蛮勇だろうが、比喩の説得力を持たせるだけの論理がなく、ただ思わせ
ぶりなほのめかしが詩篇のように羅列されているだけである。アクロバティックな比喩に説得力を
もたせる論理がない以上、「トンデモ」と呼ばれても仕方がないだろう。もっとも、この江藤ライン
の文芸評論(エッセイ)自体が、昔からトンデモだという批判はあるし、ある程度妥当な面もある
(たとえば村上春樹論などでは、権威と呼ばれる批評家のものでも相当に仲俣的トンデモ本が堂々と
出回っている)。さらに、国家を人格とみなすような議論が有効なのか、という少しは高度な問題も
別にあるのだが、ともかく仲俣暁生は良くも悪くも良くも悪くも日本の「トンデモ文芸評論」の後継者なのだ。
753:吾輩は名無しである
09/06/14 22:25:44
まったくその通りだなw
宇野あってるじゃん
754:吾輩は名無しである
09/06/14 22:36:19
> 網羅性★★★
絶対に股先生の活動をチェックせずに
本を一冊読んだだけで語っている。
もしくは、宇野もジャンルの代表作を読んでは
そのジャンルを見切ったように語る人なので
その点からすると股先生も星3つなのかも。
755:吾輩は名無しである
09/06/14 23:04:03
>>747
もはやとんでもなさの指標として使われる股先生www
「お前は仲俣以下だ!」みたいな。
756:吾輩は名無しである
09/06/14 23:10:56
仲俣批判するやつも仲俣とかわりないトンでも評論家ばかり。
キャラが被るから潰しておきたいんだろう。
宇野も栗原も千野も人のこと言える立場かっつーの。
どうでもいいけどこいつら2chスレからネタをよくパクるのだがW楽でいいな
757:吾輩は名無しである
09/06/15 23:22:32
栗原さんは小谷野を切らないことから
いい人だってのがわかる
758:吾輩は名無しである
09/06/16 11:02:41
1Q84について
東浩紀「がっかりですね。60歳の還暦の作家がいまだに自分探しや親との和解なんて
やってるのは不自然」(週刊朝日6・16日発売号)
福田和也「海辺のカフカよりも厳しいね。ねじまき以降春樹って闘ってないよ」(SPA6・16日発売号)
759:吾輩は名無しである
09/06/17 00:13:48
福田は誰と戦ってんの?ワイン?W
760:吾輩は名無しである
09/06/17 00:48:31
宇野は嫌いだが、宇野と作品の好き嫌いの趣味が被ってるのがショック…
又先生に関する記事にしろ、いざ読んでみると「なんだ、宇野の言うとおりじゃないか」って思うことが何度か…ヤバイな
又先生の記事を読んで「なんだ、仲俣も言いこと書いてるじゃないか」ってのは一回もないのに
761:760
09/06/17 00:50:39
×→仲俣も言いこと ○→仲俣も良いこと ごめん又先生
貴方の文章読んでもピンと来ないのは自分のせいだわ…
762:吾輩は名無しである
09/06/17 00:59:51
>>760
宇野と会ったら意気投合しちゃうんじゃないか?
763:吾輩は名無しである
09/06/17 01:12:04
>>758
> 東浩紀「がっかりですね。60歳の還暦の作家がいまだに自分探しや親との和解なんて
> やってるのは不自然」(週刊朝日6・16日発売号)
読んでみたら、やっぱり「村上春樹は文壇、主流の批評家から評価されていない」
「僕を含む若手は評価している」ということを書いていてワロタw
東のいう文壇には丸谷才一派閥は存在しないのかよw
764:吾輩は名無しである
09/06/17 01:23:48
>東のいう文壇には丸谷才一派閥は存在しないのかよ
「文壇」に限らず、言葉の定義を曖昧にしたまま、自分に都合よく論をすすめるのは
ある種の批評家の得意技じゃん 若しくは「丸谷一派は無視して良い、統計上の誤差の範囲」とか思ってるんじゃないw
大事なのは客観的な事実でなく、東の主観的な真実なんだからw
765:吾輩は名無しである
09/06/17 02:03:38
>>762 ヤメテー
でも宇野と万が一会うことがあっても、もうその時宇野は物書きの仕事をしてない気が…
柳下、中原vs宇野の一連の攻防?を見てて思った やっぱ無能だヘタレだ言われても生き抜くことが大切だよ又先生 ホント
766:吾輩は名無しである
09/06/17 11:26:11
>>765
そこまで打たれ弱くないっしょ
宇野はたぶん実際に会うと腰が低いんじゃないか
767:764
09/06/17 12:04:22
>>766
「自称」物書き、になってるって意味じゃない?
あと、銀行行ったときに週刊朝日読んでみたら 東、「思ったよりは」まともなこと言ってた
今回の作品セルフコピーみたいなもので、ファンは同じものが読みたがるから売れたんだろう云々かんぬん
まぁ一意見としてはありうるもんだな、と 貶しちゃってゴメンね
あと先週の女性自身に春樹新作に関する股先生の発言があった
おういぇーい!ってレベルだった
768:吾輩は名無しである
09/06/17 12:19:45
ところで評論家たちはちゃんと読んで何か言ってるんでしょうかねえ(笑)読まないでも2ちゃんを見れば言えるようなことばかりですよ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
769:吾輩は名無しである
09/06/17 14:56:07
>小熊英二と村上春樹の共通点は、数年に一度のペースで、しっかりと仕込みを
>した上で大著を刊行するペースを維持していることだ。
なんじゃそりゃw
770:吾輩は名無しである
09/06/17 15:17:53
それは思った
771:吾輩は名無しである
09/06/17 15:27:42
ほとんども大物エンタメ作家にあてはまります(笑)
772:吾輩は名無しである
09/06/17 15:38:09
春樹はずっと短いものしかだしてなかったじゃん
仕込みをして大著って学者なら普通
773:吾輩は名無しである
09/06/17 18:11:53
なんで目次しか読んでないのに「今年の重要な本の一つである」のが分かるんだろう。
それから、まだ発売されてないのに「部数こそ桁違い」とは……。
ホントいい加減で失礼なヤツ。
774:吾輩は名無しである
09/06/17 21:49:10
『時代劇とかで、主人公が敵を一目見ただけで「こいつできるな…」って思う場面があるじゃない?
あれと同じレベルにいるんだよ 仲俣さんは
優れた本読みは読書に関する限り、一時的に時間を先取りできたり、「この次はこういう文章が来る!」っていう予知能力が使えたりするんだ
そんな仲俣さんを「トンデモ批評家」としか評価できなかったり、あるいは元巨人軍監督長嶋茂雄を「何も考えてない、監督としては二流」としか判断できなかった日本の知的階級が、
日本をここまで精神的な荒野に追いこんだんだと思います』
775:吾輩は名無しである
09/06/17 22:36:04
>>774の棒読みっぷりに惚れる
776:吾輩は名無しである
09/06/18 00:38:39
長嶋は長い実績があったわけだが
股は何を何冊読んできたのかい
777:吾輩は名無しである
09/06/18 06:10:52
仲俣先生の文章は、趣味は読書の人向けに書かれてるんじゃなくて、
常に「初めて小説を読む」「音楽とかが趣味で、読書=退屈という偏見?がある」若い人達に向けて
書かれてるんだよ 多分
スヌーザーとかロッキングオン、Hとかを愛読している人たちには仲俣先生の文章読んで
「おう、どうやら古川とか言う人の小説には『今を生きる僕達のリアル』がありそうだぜ、一回よんでみっか。ふぁっく」
とか思うんだよ ロキオン読んでる人がいたらゴメンナサイ
778:吾輩は名無しである
09/06/18 10:15:23
さらに一歩進めば佐々木にいく
さらに進めば陣野
最後は吉本
779:吾輩は名無しである
09/06/18 15:11:30
>>778
去年出た植草甚一本の中で、
仲俣・佐々木・陣野・古川・佐藤友哉・田野倉康一(←誰?)は
全員植草チルドレンの「男子カジュアル文体」とかってレッテル貼られてなで斬りされてた
780:吾輩は名無しである
09/06/18 15:27:52
URLリンク(abecasio.blog108.fc2.com)
なかで、千野帽子さんの原稿は植草→野崎『ライ麦』の影響下に
庄司薫や村上春樹、昭和軽薄体の文体が開花し、
それが現在のライターたちの
「男子カジュアル文体」に継続する、としている。
たんに雑誌文体とみられる領域に入ったこの分断線がするどい。
こんなこと書くの千野ぐらいだろうなと思ってたらやっぱり千野だったw
ガーリッシュw
781:吾輩は名無しである
09/06/18 16:48:27
要するにロキノン文体ってこと
782:吾輩は名無しである
09/06/18 18:01:05
仲俣先生でも、スヌーザーとかロキノンで本格的に記事を書いたら
超人気ライターになれるんじゃないか?
きっとダイノジの大谷に「僕はずっと仲俣さんの記事に憧れていました。一つの音楽を語るのに、
作られた時代背景や、同時代の文学や映画との比較を織り込む手腕に『これぞプロの批評家だ!』と、
興奮させられぱなしでした。僕の『作家はクールだけど、批評家はダサい』という固定観念を打ち破ってくれたのは、
他でもない仲股先生だったのです!」とか言ってもらえるぞw(ホントに言いそうじゃない?)
783:吾輩は名無しである
09/06/19 00:56:41
このスレのトピックになっていた
「春樹支持者は、春樹は文壇から冷遇されていた、と捏造しがちである」問題を
猫猫先生が論じていた。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
とりあえず、東の脳内90年代には、加藤典洋も福田和也もいないことになっている模様。
784:吾輩は名無しである
09/06/19 06:50:11
とりあえず小野は小谷野よりいい小説書いてるよw
小野は文壇から冷遇されがちだ。今こそ評価されるべきです。
私は小野には批判的ですが。これは両立することです。
とりあえず東は意味不明です。
785:吾輩は名無しである
09/06/19 08:41:31
>第一に「無視」などしていない。蓮実先生も柄谷行人も渡部直己も糸圭秀実も「批判」している。東にとっては「批判=無視」なのか? 「目を逸らす」も同様である。
これは猫猫先生の言うとおりかと
786:吾輩は名無しである
09/06/19 09:22:13
>つまり、村上がエロゲーに似ているのではなく、エロゲーが村上に似ているのです
コケそうになった
787:吾輩は名無しである
09/06/19 18:53:44
東がどんな偉いこと書いてるのかと読みに行ったら、予測通りのことしか書いてなかったw
ゆるいこと書き散らして、福田化してるぞ
788:吾輩は名無しである
09/06/21 09:52:21
サトアキファンはメルアドと実名送れば、今度のイベントで公開質問に答えてあげてもいいってよ
789:吾輩は名無しである
09/06/23 22:42:13
仲俣ショックだろうなあww
1Q84を東も福田も貶してるからなww
790:吾輩は名無しである
09/06/23 22:50:31
なんなしに久しぶりに
ユリイカの中上健次特集読み返したら
やはり大先生の水準が他を大きく引き離して
頭ひとつ抜け出ていると感じました
791:吾輩は名無しである
09/06/23 23:16:22
ユリイカ(笑)
仲俣御用達(笑)
792:吾輩は名無しである
09/06/25 04:16:54
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
「仲俣さんが「この本こそが『空気さなぎ』である」と書いていたけれど、
むしろその手の、昨今のサブカル作品にも頻出する「内向的なヒロイズム」
(徹底的にイイワケしながら、結局はお膳立てされたヒロイズムにフリーライドするの図)
の蔓延の方にこそ「抗体」が欲しいぜ、
といったことを来週発売の『SPA!』に書いた。仲俣さんは褒めすぎだと思う。」
793:吾輩は名無しである
09/06/25 19:00:44
ニュー評論家は自分より下の評論家をいじるのが流行りなんだ。
頭いい作家には反論できないからね。
794:吾輩は名無しである
09/06/28 01:03:52
マイケルにはなんも追悼しないんだ
795:吾輩は名無しである
09/07/01 15:40:53
>むしろその手の、昨今のサブカル作品にも頻出する「内向的なヒロイズム」
(徹底的にイイワケしながら、結局はお膳立てされたヒロイズムにフリーライドするの図)
宇野常寛みたいな事言ってるね 間違ってはないと思うけど、この手の理論を使う人が増えたら、批評ってすごくつまんなくなると思う
どの作品も毎回同じ理屈で賞賛して、どの作品も毎回同じ理由で批判するっていう
796:吾輩は名無しである
09/07/01 16:04:22
一時ジェンダー論で「ロマンティック・ラブ・イデオロギー」とか言われてた頃もそんなだった
批評っていつでもそういうところがある
797:吾輩は名無しである
09/07/02 18:11:48
>>795-796の冷静さに惚れる
798:吾輩は名無しである
09/07/02 22:15:32
ロックとポップにこだわってた仲俣先生
マイコーは認めてあげてないんだね
799:吾輩は名無しである
09/07/03 01:49:04
下北系ならOFF THE WALLだけ褒めると良い
800:吾輩は名無しである
09/07/03 02:33:09
毎度の事ながら、股はなんでカルチャー誌にたいして
こうも偉そうな態度で語れるのだろうか?
801:吾輩は名無しである
09/07/03 12:00:23
>雑誌が「雑誌特集」や「○○年代カルチャー特集」という企画をやり始めたら
>終わりの始まりだと信じている。
とりあえず
お前が言うな
802:吾輩は名無しである
09/07/03 12:23:13
雑誌廃刊ネタになると嬉々として食いつくんだよなw
803:吾輩は名無しである
09/07/03 12:24:57
クビにした社員に、「産業構造の転換で倒産は仕方がない」と上から目線で言われるようなもんか
804:吾輩は名無しである
09/07/03 23:48:42
編集者のはしくれとして、ライターが「雑誌論」や「○○年代カルチャー論」という企画を
やり始めたら終わりの始まりだと信じている。
だから、ずいぶん前から自己模倣のスパイラルに陥っていたこのライターに
どんな存在理由があるのか、私には正直いって、よくわからなくなっていた。
若い人向けの説教ライターなのか、よくもわるくも「カルチャー業界人」ライターなのか、
そのどちらかだとして、それにどんな意味があるのか。
805:吾輩は名無しである
09/07/05 00:51:34
仲俣も同人誌とか始めればいいのに
806:吾輩は名無しである
09/07/05 17:40:36
スタジオボイス休刊に思うこと
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
>少なくとも佐山一郎やコリーヌ・ブレが編集していた頃の『スタジオボイス』は、いい雑誌だったと思う。
『STUDIO VOICE』という雑誌を語る上で
コリーヌ・ブレ時代を褒めるような人がいるなんて超驚き
全号読んだワタシからすれば一番必要ない燃えるゴミの時代
結局人は自分が読んでた時代を一番褒めるのね~
(byばるぼら)
-------------------------------------------------------------------------------------
807:吾輩は名無しである
09/07/05 18:01:46
ばるぼらさんぱねっす
808:吾輩は名無しである
09/07/05 21:43:34
『STUDIO VOICE』400号記念特集での担当ページを見ると
ばるぼらは本当に全号読んでいると思われるので凄い。
809:吾輩は名無しである
09/07/05 21:59:58
サブカルライター最強だからな
810:吾輩は名無しである
09/07/06 21:51:46
でもサブカルっていう立ち位置が難しくなってしまって
その手の話を喜んでくれる人がほとんどいなくなった
811:吾輩は名無しである
09/07/06 21:55:20
ばるぼらなら平気でしょ
812:吾輩は名無しである
09/07/13 17:08:53
なんか学生の読書ノートみたいなエントリだな。
せめてスガ秀実の1968年論と比較するぐらいのことはしろよ。文芸批評家なんだから。
あと括弧使いすぎw
813:吾輩は名無しである
09/07/13 19:13:48
引用が多いから「」を多用しているのかな、と思って読んでみたが、
括弧でくくる必要のない名詞までいちいちくくっているから
凄く気持ち悪い文になっている。
>大学闘争としてはきわめて「特殊な」ケースだったはずの東大闘争と
>その敗北だった、というのが上巻までの「あらすじ」である。
たとえばこの2つ「」は、どう好意的に読んでも両方ともいらない。
814:吾輩は名無しである
09/07/14 09:50:30
>大学闘争としてはきわめて「特殊な」ケースだったはずの東大闘争と
>その敗北だった、というのが上巻までの「あらすじ」である。
ちょっと面白かったw 確かに「」いらないわ
815:吾輩は名無しである
09/07/14 21:03:53
「」をいくらしても誰も深読みしてくれない
816:吾輩は名無しである
09/07/15 01:05:46
>大学闘争としてはきわめて特殊な「ケース」だったはずの東大「闘争」と
>その敗北だった、というのが「上巻までの」あらすじである。
こんなふうに「」の場所を変えても特に意味するところが変わらないのが股マジック
817:吾輩は名無しである
09/07/16 11:24:54
大「学」闘争「としては」きわめて特殊なケース「だった」はずの「東大」闘争と
その「敗北」だった、というのが「上巻」までの「あらすじ「で「ある」」」。
818:吾輩は名無しである
09/07/17 09:21:20
>大学闘争としてはきわめて特殊なケースだったはずの東大闘争と
>その敗北だった、というのが上巻までのあらすじである「。」
かわいくない? 股先生も使っていいよ
819:吾輩は名無しである
09/07/18 09:31:58
「大」「学」「闘」「争」「と」「し」「て」「は」
「き」「わ」「め」「て」「特」「殊」「な」「ケ」「ー」「ス」「だ」「っ」「た」
「は」「ず」「の」「東」「大」「闘」「争」「と 」
「そ」「の」「敗」「北」「だ」「っ」「た」「、」「と」「い」「う」「の」「が」
「上」「巻」「ま」「で」「の」「あ」「ら」「す」「じ」「で」「あ」「る」「。」
820:吾輩は名無しである
09/07/19 01:43:03
佐々木敦の「ニッポンの思想」を読んで、
「私もまだ佐々木に比べれば「」の多用が甘かった」と
反省する股先生。
821:吾輩は名無しである
09/07/26 06:55:16
「仲俣暁生」はすごい
822:吾輩は名無しである
09/07/28 00:56:45
この過疎ぶりは人気もおちた?
823:吾輩は名無しである
09/07/28 01:11:33
佐藤亜紀ごときにこてんぱんにやられるようなカス評論家、誰も相手にしないでしょw
824:吾輩は名無しである
09/07/28 01:12:31
じゃあ日本中の評論家は誰にも相手にされてないね
825:吾輩は名無しである
09/07/28 01:15:04
評論家は自分より下の、
例えば仲俣みたいなのを馬鹿にしないと
プライド保てないものね
826:吾輩は名無しである
09/07/28 13:52:38
>評論家は自分より下の、
例えば仲俣みたいなのを馬鹿にしないと
プライド保てないものね
宇野常寛じゃあるまいし…
827:吾輩は名無しである
09/07/28 14:19:24
宇野も荻上も栗原も、仲俣を軽く揶揄しただけで
ちゃんと批判してないでしょ。
佐藤亜紀も、無能の乞食扱いしただけで
股批判にしてはピントがずれている。
あと「群像」の匿名時評「侃々諤々」も股を揶揄しただけ。
今のところ、正面切った批判というのは出ていないのでは。
笙野頼子論争のときのブロガーくらいか。
828:吾輩は名無しである
09/07/28 19:46:41
侃々諤々でも揶揄されたのかw
ニュー評論家ばかりだなwイヤになるぜ
ネタばっか
829:吾輩は名無しである
09/07/29 00:54:18
とりあえず2ちゃん回って
関係者のブログ回って
それで記事一本できあがり
830:吾輩は名無しである
09/07/29 08:26:41
>佐藤亜紀も、無能の乞食扱いしただけで
股批判にしてはピントがずれている。
う…うーん ある意味あれ以上の股先生批判はないような気もするけど
831:吾輩は名無しである
09/07/29 12:48:12
仲俣先生、書くものは駄目だけど 実は講演は面白かった…とかはないの?
832:吾輩は名無しである
09/07/29 14:32:38
ないよw
833:吾輩は名無しである
09/07/29 15:14:44
実は溶接が物凄い巧いとか
JRの駅名が全部言えるとか
隠れた才能があるに違いない
834:吾輩は名無しである
09/07/29 15:18:23
売れっ子ライター、という物凄い才能があるだろw
お前らよりは秀でてるよw
835:吾輩は名無しである
09/07/29 18:15:26
そうか股先生って才能があったから売れたんだw
836:吾輩は名無しである
09/07/29 20:20:37
seijotcp氏のヒハソは当たってるんじゃねーの
悩まない葉蔵を創ったからって太宰がコダワってた問題が解決するとは思えん
(ヒハソは当たってるけどウケを狙って当てれる春樹は商売人として一流なのでございましょう(狙って当てるのって難しいだろ?))
837:吾輩は名無しである
09/07/30 01:31:25
>>831
ポッドキャストを聞くと、トークも駄目駄目ということがわかる。
838:吾輩は名無しである
09/07/30 14:19:08
>真正面から村上春樹の作品を論じるのではなく、川上未映子の新作を誉めるための
>ダシに持ち出すあたり、時評家としてあまりに軽薄としか思えない。
お前もよくそういう作品の比較をするだろうが!
>売れた本の悪口を言うのが批評家だと思っているのだとしたら大間違いである。
お前もよくそういう悪口を(読みもせずに)するだろうが!
>このところいろんな『1Q84』便乗本が出始めたけれど、
いまのところ本だと2、3冊しか出ていない!
>沼野氏のような「誤読」に基づく『1Q84』批判は案外多いのではないか。
「ではないか」って確認しろよ!
>でも沼野氏が恣意的に「文学」という言葉を持ち出しているのとは対象的に、
>村上春樹はどうすれば「文学」という言葉や概念に頼らずに、現代の難問に
>答えることができるか、ということを実作によって試しているのだと私は思う。
沼野が「」を使っていないのに、また病的に「」で閉じてるんじゃないよ!
恣意的って、大抵の概念を恣意的に使っているお前が言うな!
村上はインタビューで普通に文学って述べているよ。
839:吾輩は名無しである
09/07/30 14:28:15
どの春樹本にも呼ばれない仲股がほえたところで
840:吾輩は名無しである
09/07/30 14:51:40
本家オーウェルの新訳は便乗本に入るんだろうかやっぱ
841:吾輩は名無しである
09/07/30 15:10:58
すぐあとに「沼野氏のような「誤読」に基づく」とあるので
便乗本=解釈本じゃないの。
「サハリン島」なんかは含まないのでは。
842:吾輩は名無しである
09/07/30 15:11:36
沼野って佐藤の書評してまだ罵倒されてない評論家だよね
仲俣先生は妬んでるんじゃねーの
843:吾輩は名無しである
09/07/30 21:35:10
>『1Q84』という小説の題が「イチキューハチヨン」と読まれるのは、
>「五・一五事件」を「ゴーイチゴ事件」、「二・二六事件」を
>「ニーニーロク事件」と呼ぶのと同じ理由による。
こういうことをさらりと言ってしまうから股ブログを読むのはやめられないw
844:吾輩は名無しである
09/07/30 21:47:22
>私はまだこの小説を読んでいないが
>それに対する返答として
>その問いに対するひとつの答えだろう。
今回は仲俣ファンのためのサービスですかw出し惜しみせずカッコヨスなあ
845:吾輩は名無しである
09/08/01 00:27:44
「誤読」の「自由」はどこ行ったんだよw
846:吾輩は名無しである
09/08/02 19:31:53
読んでもないのに勝手に問いを作り返答を読み取る仲俣先生
847:吾輩は名無しである
09/08/02 19:37:45
偉大な股先生語録
>自分と同世代か、自分の子供と同世代のことしか考えられないような想像力は、
>真の想像力とはいえないと思うよ。
>女の書くものを男が読むようになったのはいつからだろう。
吉田修一『パレード』
>この話はぜひ映画化してほしい、と思う。ちょっと昔のフランス映画風に。
>肝心なところを「森」という言葉でごまかすのは、大江健三郎だけにしておけばいいのだ
>ゴールデン街なんて、本当に地上げでなくなってしまうべきだったのだ
>批評家でありながら作家でいられる人を僕は信じない
>吉田修一の登場は、2002年時点でのポップ文学の一つの達成だ。
>女の人の書く小説の大半が男にとってつまらないのは、女のことだけを書いているか、
>そうでなければ男の描き方がたんなるファザコン性に根ざしているからだ。
848:吾輩は名無しである
09/08/02 19:38:26
>ここ20年は理容室、美容室に行ったことがない。学生時代はもちろんずっと帰宅部。
>映画が嫌いという話は前に書いたが、旅行も風呂も嫌いで食い物にも興味がない。
>ぼくは1980年代という時代が、女の人をダメにしたと思っている。
笙野頼子による誤読の指摘に対して
>この誤読のツケを今後の仕事で返していくことをここで約束する
古川日出男『ベルカ、吠えないのか?』
>これまでの作品は、タイトルがいまひとつ大仰な感じがして、
>評価が高いにもかかわらず、ずっと読まず嫌いでいた。
本谷有希子『江里子と絶対』
>演出家の書く小説は、どこか本質的なところで「小説」になりそこねているなぁ
星野智幸『アルカロイド・ラヴァーズ』
>まったくあてずっぽで言うが、この小説で星野智幸が「対戦」してる相手は、
>もしかしたら舞城王太郎かもしれない
いたる所に見られる妄想
>○○の『~~』は△△の『--』への返答だ
いたる所に見られる妄想2
>○○については、いつかきちんと論じてみたいと思う。
いつも名前にこだわる先生
>「命名論・改名論・変名論」というのは、ひとつの大きな文藝評論のテーマになりそうだ
>「私は「彦」と名のつく作家がすべて嫌いである」
849:吾輩は名無しである
09/08/03 08:30:24
4,5ヶ月ぶりかな、久々に来てみたけど
股先生の文読んでると朝なのに眠たくなった
850:吾輩は名無しである
09/08/03 08:38:14
仲俣先生のライバルは超映画批評の前田有一さん、福本次郎さんだと思う
851:吾輩は名無しである
09/08/04 16:23:17
股先生語録2~嫌悪編~
村上春樹『アンダーグラウンド』
>刷られた文章を読むと吐き気がするのだ
>シブヤ系と称される駄作家たち
>映画原理主義者の方にはお生憎様
>ぼくはティム・バートンは嫌いだ
>ハッタリじみた断言の多さが鼻につく
>彼らの言説が鬱陶しい
>高橋源一郎的ポップ幼時退行症候群
>クソみたいなジャンルの壁
>“マウスでクリック”なんて恥ずかしい動作
京極夏彦
>この人の饒舌な文章も文体と言うよりはサンプリングの寄せ集め
>「様々な意匠」など、才気走った若造が書いた賞金目当ての作文にすぎない
>ベストなになに、という本を見たら、すべて反動的な書物である、と断言していい
>フランス現代思想にケツを掘られた言葉
>林真理子や椎名誠が描いてきた陳腐な東京像
>野坂昭如の新刊『少女M』は、装丁が最悪
>山本直樹の作品って、いつもとってもおセンチなのだ
>要するに、島尾伸三には勇気がないのだ。大人なのに。
852:吾輩は名無しである
09/08/04 16:24:27
高校生の感想文いや股先生語録~名言編~
>過大な誉め言葉としてありがたく受け取る
>まともなメシが食いたかったら、コンビニなんて行ってはいけない
>古川日出男の小説も、もちろんぼくが読む前から存在していた
>粘り腰のプラグマティズム
>なんというシンプルで素敵なアイデア
>小説家というのは基本的に writer、つまり書く人だ
>映画というのは面白い表現ジャンルだな
>僕らは映像=イメージなしには生きてゆけない
>体がいやがるなら、なんだってしないほうがいい
>学級崩壊がさかんな昨今
>冗談抜きで、マイブームの次は「マイ教育」の時代がくると思うのだ
>詩人として地霊的存在への感性をつよくもつ松浦
>佐々田雅子という女性の翻訳者
>どんな時代にも一つの真実がある
>ぼくは、雑誌は手紙に似ていると思う
>いまやバカや不良を排除して、思想を語ることはできない
>重要なのは結論ではなくて、「考える」というプロセスのほうだ
853:吾輩は名無しである
09/08/04 16:54:28
>小説家というのは基本的に writer、つまり書く人だ
>詩人として地霊的存在への感性をつよくもつ松浦
>粘り腰のプラグマティズム
すげぇ笑ったw「名言編」やばいな
854:吾輩は名無しである
09/08/04 19:58:25
>「私は「彦」と名のつく作家がすべて嫌いである」
やっぱこれは図抜けてるな。
855:吾輩は名無しである
09/08/04 20:14:14
>フランス現代思想にケツを掘られた言葉
ってなかなかいいじゃないか
これほどの馬鹿が言うから説得力を持たないだけであってw
856:吾輩は名無しである
09/08/04 20:34:21
「「私」は「彦」と名のつく作家がすべて「嫌い」である」
なんだよ、きっと
857:吾輩は名無しである
09/08/06 22:53:29
なかまたちゃん大好き☆
858:吾輩は名無しである
09/08/07 11:15:39
>>827
正面切った批判が出ないのは、俣先生の書くものにはっきりと批判できるだけの内容がないからというのもあるのでは
「極西文学」にしても先生のその時その時の「気分」(だけ)で、舞城だったり宮部みゆきだったりするが、結局のところなんなのか、本人以外にはまったくわからない
同時代的な共感を感じる物がなんとなく「極西」と呼ばれてるのかな、ぐらいな…
>刷られた文章を読むと吐き気がするのだ
>シブヤ系と称される駄作家たち
>映画原理主義者の方にはお生憎様
>ぼくはティム・バートンは嫌いだ
>ハッタリじみた断言の多さが鼻につく
>彼らの言説が鬱陶しい
>高橋源一郎的ポップ幼時退行症候群
>クソみたいなジャンルの壁
>“マウスでクリック”なんて恥ずかしい動作
京極夏彦
>この人の饒舌な文章も文体と言うよりはサンプリングの寄せ集め
>「様々な意匠」など、才気走った若造が書いた賞金目当ての作文にすぎない
>ベストなになに、という本を見たら、すべて反動的な書物である、と断言していい
>フランス現代思想にケツを掘られた言葉
>林真理子や椎名誠が描いてきた陳腐な東京像
この辺の文章も全部「気分」だしね
859:吾輩は名無しである
09/08/07 11:19:12
補足
>結局のところ何なのか
「結局のところ「極西」とは何なのか」ということね
ブログのそこかしこや雑文等でトンデモ発言は多いけど、そういったものに対しては2ちゃんで突っ込み入れるのがせいぜいだしね
860:吾輩は名無しである
09/08/07 12:30:17
ただ、誰も反論する気にならなかったせいで、
こいつがのさばったとも言えるんだよな
861:吾輩は名無しである
09/08/08 05:36:50
「疑似科学」なんかも、学者が反論しないから(いちいち反論してても学会での評価には結びつかないし、泥試合になり敵を作るだけ)
はびこってたとこはあると思うけど、仲俣の場合もまあそうかもね
ただ仲俣の批評に反論できるだけの中身がないのも事実
その時その時の気分で、あれを持ち上げたりこれをけなしたり読まなかったりしてるだけだから
「○○も読んでない」「彦の付く作家は読まない」その他もろもろのバカな発言に対しては、
批判ではなく「バカにする」ことができるだけだからね
やっぱり、バカは強いということになるのかな
仲俣さんが知的に評価されるということは決してないと思うけど、世間では往々にしてガサツな奴、無神経な奴のほうが元気にしてるからね
862:吾輩は名無しである
09/08/08 05:53:27
ところで、宮部みゆきを「極西文学」として評価してたよね
あれって、勧善懲悪の伝統を貴重にも今に受け継ぐ娯楽小説であって、文学として評価するものではないと思うんだけど
水戸黄門とか寅さんみたいなものじゃないのかな、宮部みゆきって
もちろん、だからダメということではないし、娯楽小説が文学より下というつもりもないけど
仲先生が宮部を極西認定してた文章も読んだ記憶はあるけど、例によって何がどうなって極西なのかわからなかったね
ただ先生のノリノリな気分だけは伝わってきたけど
誰か理解or説明できる人いる?
863:吾輩は名無しである
09/08/08 08:28:25
文学って何?
864:吾輩は名無しである
09/08/08 10:22:04
>>862を読んで思ったけど、寅さんとか水戸黄門ってエンドレスエイトみたいなもんだよな
そう考えると、一種の文学といっていいんじゃないか
865:吾輩は名無しである
09/08/08 10:35:44
ある種のユートピア文学 疲れた人に慰撫を与える文学
そういう文学の方が純文学より立派、と考える人が書く小説ってことかな
866:吾輩は名無しである
09/08/08 13:30:54
宮部みゆきと村上春樹のいる文学史
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
Eastern Tokyo Revisited~宮部みゆき『火車』再読
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
いまさらながら『模倣犯』を読む。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
>新本格ミステリの勃興と退潮が、1987年のバブル経済本格化と92年におけるその完全崩壊と
>シンクロしていることは、笠井潔の論を引きつつ「『鍵のかかった部屋』をいかに解体するか」
>でも書いたけど、宮部みゆきを「新本格」以後の(つまりその批判者としての)「新・社会派ミス
>テリ」として位置づけるよりは、ある意味で村上春樹以上にたくみにスティーヴン・キングを日
>本に上手に移植し、80年代以後の日本が置かれている状況をより深いところから小説として
>描き出した、私の考える「極西文学」最大の作家として位置づけるべきなんじゃないか、と思
>えてきた。
>今年書き下ろす予定の「新書」は、宮部みゆきを正当に(というのもおこがましいが)評価に
>組み入れた、平成時代の精神史にして文学史でもあるような本にしたい
もちろん2008年に書き下ろしの「新書」(なんだこの「」は?)は出ていませんw
867:吾輩は名無しである
09/08/08 13:32:33
>>864
エンドレスエイト(ループ構造)だと「一種の文学」になるという
論理の飛躍が意味不明。
868:吾輩は名無しである
09/08/08 16:25:43
>>867
うん、まあ携帯から書いたんでその辺は略したんだけど、
「繰り返しの構造」というのは、筒井康隆の「ダンシング・ヴァニティ」とか、中原昌也とか、
細田守の「時をかける少女」とか、純文学界隈では近年注目されてる形式なんだよ。
というかそんぐらい分かれ。
869:吾輩は名無しである
09/08/08 16:43:02
水戸黄門はそれだけでは文学たり得ないけれど、登場人物が、
「自分たちはいつも悪人に出会い、それを成敗し続けているという運命にあり、
その構造を抜け出せない」という実存上の不可能性に気づいてしまったとしたら、
それは文学的なテーマになる。(町田康の短編にも、そういうのがあったような気がする。)
谷川流はもともと純文学志望だったので、おそらくそのようなことに自覚的で、
あの作品を書いたのだろう。また、筒井康隆はハルヒに刺激を受けて
「ダンシング・ヴァニティ」を書いたという説がある。
したがって、水戸黄門だって文学になりうるし、したがって宮部みゆきも十分文学なのだ。
(もちろんだが、この最後のパラグラフは、明らかにおかしい。)
870:吾輩は名無しである
09/08/08 17:09:32
>>864
エンドレスエイトという言葉がなんなのかわからないし調べるのも面倒ですまないが、
「ループ構造文学」というのは、ループにおける反復と差異に自覚的なものなんじゃないかな(例えるならミニマルミュージックのような)
水戸黄門や寅さんににそういうそういう自覚(メタな視点)はないし、初期のハウスやテクノが意図せずしてダンスミュージックをはみだして
ミニマル音楽でもありえてしまったような、意図を超え単なる娯楽小説をはみだしてしまうような過剰なものもないのでは
871:864
09/08/08 17:14:42
>>870
まったくもっておっしゃる通り
>>864はそういう認識のもとに書いた冗談です
872:吾輩は名無しである
09/08/08 17:22:19
>>865
あーその文だ
読み直したら腹がたってきたわw
宮部みゆきが新本格以後の「新社会派」?
新本格「以前」からいるだろ
作品にしても、昭和の香りを今に受け継ぐ今日び貴重な「素朴な」ものだし(だから広く読まれてると思う。安心して読める娯楽小説なんて今時見当たらないからね)
「模倣犯」にしても「悪玉ピース対人情あふれる下町の善人さん」の図式は「怪人二十面相vs小林少年」とかわらないしね
873:吾輩は名無しである
09/08/08 17:25:25
>>871
マジレス、ごめんね
874:吾輩は名無しである
09/08/08 17:41:08
>>872は>>866へだね
連投すまん
875:吾輩は名無しである
09/08/08 18:00:59
ダンシングは仲原に影響受けたんだろw
876:吾輩は名無しである
09/08/08 21:01:23
結局佐藤亜紀には惨敗したんだろw
877:吾輩は名無しである
09/08/08 21:27:47
評論家全員がね(笑
878:吾輩は名無しである
09/08/08 21:45:21
佐藤亜紀にしても、致命的な批判が出来たわけじゃないからな。
股先生の文章は、基本、論理でなくて「連想」でできているから
佐藤は「なぜ仲俣はこんなデタラメを書くのか?」と推測しながら
批判している。
「連想」の仕方は股先生独自としかいいようがなく、同業者であろうと
読者であろうと理解はしがたい。
だから、いくら批判したところで、股の「連想」は止まることがなく
反省もせず、改善される見込みもない。
879:吾輩は名無しである
09/08/08 21:51:13
俣先生スルースキルはついてるねw
880:吾輩は名無しである
09/08/08 21:51:22
>>877
いや、仲俣が負けたんだよwww
881:吾輩は名無しである
09/08/08 21:52:12
評論家「仲俣批判の部分だけは同意する」
882:吾輩は名無しである
09/08/08 22:55:03
仲俣先生は本当に「ワイルドパンチ」も「俺達に明日はない」も見たことがなかったんだろうか
それとも見ても内容が理解できなかったのか
883:吾輩は名無しである
09/08/09 00:40:19
ワイルドパンチ?www
884:吾輩は名無しである
09/08/09 00:48:10
佐藤亜紀が内容を理解しているとは思えないけどね。
ていうかそんなに難しい映画じゃないだろ。
映画史的な位相とかはともかく。
問題は、低能の佐藤亜紀に仲俣が完全敗北した事実だよ。
885:( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw
09/08/09 00:53:58
ジャズ的文体、ということでは(笑)おやはや(笑)
886:(o^v^o) ◆m0yPyqc5MQ
09/08/09 00:55:12
ジャズ的文体って何ですか?
887:吾輩は名無しである
09/08/09 01:06:28
ワイルドバンチってエンタメだよ
888:吾輩は名無しである
09/08/09 01:20:09
映画はエンタメでも芸術たりうるから
889:吾輩は名無しである
09/08/09 01:30:52
プロパガンダでも差別全開でも芸術になる素晴らしいメディアが映画
890:吾輩は名無しである
09/08/09 01:32:09
それは文学だってそうだよ。
891:吾輩は名無しである
09/08/09 01:36:13
文学の方がそうなりにくい
啓蒙の理念がどこかで利いてるから
例えば仮想戦記みたいなただのご当地愛国文学
こういうのは各国にあるけど文学だとほぼ糞ローカルジャンル
でも映画ならけっこうな確率で名作になれる
892:吾輩は名無しである
09/08/09 07:48:16
>文学の方がそうなりにくい
啓蒙の理念がどこかで利いてるから
け…啓蒙の理念っすか 文学って何なのかしら…
893:吾輩は名無しである
09/08/09 10:55:27
国民文学とかあるからそうなるよ
894:吾輩は名無しである
09/08/09 14:40:25
ワイルドバンチに影響を受けているからエンタメ指向なのは間違いない
895:吾輩は名無しである
09/08/26 01:23:37
俣先生も不人気?
896:吾輩は名無しである
09/08/26 09:32:34
股先生は小熊の1968のアマゾンレビュー見たかな?
64ページ中、事実誤認が45コもあるんだってさ。
先生は何個間違い見つけれたんだろ?
897:吾輩は名無しである
09/08/26 09:47:28
ノリとハサミで作った偽書, 2009/7/20
By 朱徳栄 (東京) - レビューをすべて見る
分厚い本だが、内容は薄い。特に近年出た全共闘本の切り貼りが多い。しかも、
この切り貼りが唖然とするようなやり方で行われている。こうなると「偽書」と
言った方がわかりやすいだろう。
取り上げている文書は、68年当時のビラの類を除いては、ほとんど知っている
物ばかりだった。問題は文書の取り上げ方である。ほとんどが、
小熊氏の筆の進みにあわせて文書の一部を切り抜いているだけだ。
たとえば赤軍派幹部の証言が、本来の趣旨とは違うところを切り抜かれたていたり、
当時の学生の読書傾向を具体的な書名をあげて説明している文章を、
わざわざ当時の学生が入手できる文献は非常に乏しいものだったと
嘆いているところだけ取り上げていたりする。このようなご都合主義的な切り貼りは、
全共闘をおとしめるという動機によってのみ行われている。大量に集めた文献が、
思想史家のつとめであるエッセンスの取り出しではなく、自分の「作文」に
都合の良い一言半句を取り出したものであることに注意を喚起したい。
これが思想史家の仕事なのか??????
これは「偽書」である。何故かと言えば膨大な文献の中から都合の良い部分を、
その文章の背景を吟味することなく切り取り、「自分の語りたい歴史」を恣意的に
語ったものであるからだ。
898:吾輩は名無しである
09/08/26 09:49:13
「学術書」(序章より)を僭称する“虚著”, 2009/7/19
By 府川充男 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
著者小熊自らが誌しているように「あの時代」の「生き証人」は数多く存在する。
しかし、あきれ果てたことに、この書物は彼等への取材を一切行うことなく
、往時のジャーナリストや雑誌記事、回想録の断片などの
「文献」(つまり二次的・三次的資料)を掻き集めて恣意的に小熊流の
ひたすらヌルい「あの時代」像を描き出したものに過ぎない。
これでは十分な資料の集積と資料批判を前提として
、著者なりのパーステクティヴからする史観を表出したものとさえ呼ぶことは出来ない。
敢て言えば、三流ライターによる歴史の捏造ソノモノに外ならないと断ずるしかなかろうが、
著者は「歴史研究者にとっては……」(序章)などと書付けているのだから大笑い。
たとえば第2章と第3章は「セクト」に充てられているが、
内部通信の類が欠片さえないばかりか、なんと党派機関紙・誌の類すら
全く参看されていないという為体(ていたらく)なのである。
第8章「激動の七ヵ月」もヒドいもので、67年の10・8についての記述が当時の
週刊紙並みであるばかりではなく、11.12の第二次羽田闘争が
完敗だったという評価も事実誤認である。
各大学闘争の内幕については言わずもがな。
何にせよ、近現代社会運動史研究者にとって本書が資する箇所は皆無であり、
新資料など何一つ存在していない。
いずれにせよ本書は『〈民主〉と〈愛国〉』をはじめとする、これまでの小熊の「業績」なるものを再審させる契機となるに相違ない。
899:吾輩は名無しである
09/08/26 09:53:21
64ページ中、事実の間違いが45ヵ所も・・・ 2009/8/18
By 田中美津 "ヤマちゃん" (東京都八王子市) -
私はこの本の第17章「リブと私」に出てくる田中美津本人です。
エッ、私って「拒食症」だったの?、高校時代に家出を「2回」した?
「安田講堂に立てこもった男と同棲」してたって?「ぐるーぷ・闘う女」を3人で立ち上げた?
「田中は自己の『物語』の変更や矛盾に、否定的な意識をもたなかった」という
自説を証明する資料として、「2004年の講演では『私、ずっと同じことやってるの、
苦手なんです』と述べている」と小熊氏は記す。が、実はこれ、「ずっと同じ姿勢で
話すのは苦手なんです」と言ってる箇所からの引用なのよ。
こういうトホホな誤読・誤用そして捏造がなんと45箇所もある。これは710ページの
「田中美津とその経歴」から数えてのことだから(私についての記述はそこから始まる)、
なんと64ページ中、45箇所間違っているということだ。(精読したらもっと増えるかも)。
私が「直感」の人なら、彼は「誤読・誤用・捏造」の人なんだね。
それに何だかあざといなぁ。「田中は白いミニスカートでビラを撒いてた」という
証言について、「事実かどうか不明だが、とりあえずこの証言を採用する」と注に
書いておきながら、「白いミニスカート姿で」「年齢不相応な白いミニスカートで」
とその後4回にわたって記している。だいたい何ゆえその証言を採用したかも
明らかにしないで、これ、ホントに学者が書いた本なの。「美津さんが永田洋子だったら、
私は殺される側だと思った」という、誹謗中傷をもたらす以外に何の意味もない
コメントも堂々採用されていて、もうアレーって感じよ。小熊氏は読み手をよほど
見くびってるね。
事実の検証が杜撰で、その上ミソジニー(女性嫌悪)を感じさせる記述の数々。
まだ私は生きてるのだから、せめて1度くらい取材すればよかったのに。
何の取材もせずに「田中はそう思った、こう思った」と書いちゃうところが、
昔読んだ週刊新潮の「男と女の事件簿」にそっくり。もう失笑しながら読ませてもらった。
東大教授の上野千鶴子さんには事前に原稿見せたんだから、
私にも見せてくれればよかったのにね。結果17章は無残な労作になってしまって!
900:吾輩は名無しである
09/08/26 09:55:30
偽史以下のバッタ本, 2009/8/11
By 府川充男 (東京都新宿区) - レビューをすべて見る
上・下巻あわせて二十箇所近くもさんざん(しかも前後の文脈を抜きに恣意的な
小熊流ストーリー,手っ取り早く言えば歴史の捏造そのものの部品として)
「引用」もしくは「参照」されている人間として申上げるが,小熊英二クンという
人物はそもそも文献処理の基礎的訓練が全く出来ていない。
これが「学術書」(序文)の類でないことは事改めて申すまでもないこと,
1968年1月17日の佐世保において社青同解放派が青ヘルメットで登場し,
それに対抗して社学同が翌日から赤ヘルメットで出現したという荒岱介の回想が,
筆者の勝手なストーリーの中では中核派が白ヘルメットを被ったという話にまで
変形させられる。市民運動に「革命的に介入」していったブント系高校生運動が
「多くのセクト活動家同様(中略)「ベッペ」と蔑称するようになっていた」とあるが,
そもそも筆者が参照している拙著を普通に読めば,そのリーダーである私自身が
セクト活動家そのものであったことは明白で,ベ平連など最初から莫迦にしきって
いたことも明らかである。本「田」延嘉だの梅本克「巳」だのと,
あの時代のキー・パースンの名を筆者が誤入力し,斯る好い加減な原稿を
チェックしえぬまま斯様に明確な欠陥製品を市場に出してしまった版元の
制作・校正態勢の不備も指摘せざるを得ない。版元の主力商品は教科書だそうだが,
あらためて社内で全面的に検討すべきではないかと,老婆心ながら申上げたい。
901:吾輩は名無しである
09/08/26 09:56:58
ただただ、困ってしまう。, 2009/8/5
By natunohi69 - レビューをすべて見る
この本が労作だとわかるだけに、この事実関係において間違いの多いらしい本が
「正史」として残るのは困ってしまうなあ。例えば、高校生の闘争について
学芸大学附属高校など3校の闘争がわざわざ、1970年に他から遅れて行われた、
と書いてあるが、映画の解説本である朝日新聞社刊『若松孝二 実録・連合赤軍
あさま山荘への道程』にも1969年10月20日付けの記述で「学芸大付属を含む7校が
都内でバリケード封鎖中である」趣旨の記述がある。せめて事実関係は新聞の
縮刷版くらい当たって正確を期して欲しかった。
著者サイドか、第3者が正誤表でも作成してくれないと、この本は・・・・評価
の下しようが無いです。
902:吾輩は名無しである
09/08/26 10:51:09
石原千秋が小熊の文章は悪文の典型で不必要な接続詞や接頭語を使って
文章を引き伸ばしているって批判していたが
小熊の本が分厚いのは内容のインチキさを隠蔽して張ったりをかますために
膨らまされただけのものというしかないね
インチキ学者というのは本当だったな
903:吾輩は名無しである
09/08/26 14:44:53
なんで小熊粘着が仲俣スレに出張してるんだ
904:吾輩は名無しである
09/08/26 14:46:31
こういう勢いで仲俣が粘着されたらどうなっちゃうんだろw
905:吾輩は名無しである
09/08/26 15:16:07
仲俣はこういう左翼系のコワい&うるさい方面には近寄らないだろ
チキンだから
906:吾輩は名無しである
09/08/26 15:16:47
まあ佐藤亜紀にもこのぐらい粘着してほしかったよ
907:吾輩は名無しである
09/08/26 15:49:44
> 私は、いまの段階でアマゾンのキンドルをあまり大きく持ち上げるのは
> 危険だと思う。なにしろ日本では、いったん電子書籍というビジネスは
> 完全に失敗している。その失敗の理由は、日本が遅れているからじゃな
> くて、もしかしたらある意味で、アメリカより進んでいるからかもしれ
> ないのだ。
好きだ、股先生!w
908:吾輩は名無しである
09/08/26 16:23:35
なんの根拠もなく断言
思いつきという奴ですね
酒場で酔っぱらってる時とか、こういう自分にしかわからない理屈こねて一人で納得してる人いるよね
909:吾輩は名無しである
09/08/26 20:21:02
既出かもしれんが、↓で股先生、仕事遍歴を語ってる。
仲俣暁生:優木まおみのぶっちゃけ大変でした! | NHK 週刊!ハタラキング
URLリンク(www.nhk.or.jp)
今の若い人は、未来にもあまり期待が持てないし、景気も悪いから、いまはとても暗い時代だと思っているかも知れない。
でも、どんなに景気の良い時代でも、若い頃というのは「このままじゃ、将来の俺は絶対ダメだ」って、自分の将来を悲観しがちなんですよ。
そういう、いつの時代にもあった「若さならではの将来への不安」と、時代の状況のもつネガティブさを、あんまり安易に結びつけないほうがいい。
社会が若い世代にチャンスを与えないことに反発するのはいいけれど、自分の問題と社会の問題の二つを不用意にシンクロさせて、
さらにネガティブな気分になっちゃうのなら、いったん二つの問題は切り離した方がいいと思います。
股先生から若者へのメッセージw
910:吾輩は名無しである
09/08/27 21:51:20
>>897-901
いやあ、こりゃひどすぎるな。
こういうのが立派な本として後世に残り、参考文献として参照されるかと思うと
目もくらむような絶望を感じる。
しかしレビュアーの当事者の人、みんな大人だな・・・。
俺なら出版社に抗議しに行って、店頭回収を求めるレベルだと思うけどね。
911:吾輩は名無しである
09/08/27 22:19:11
俣先生のお友達、トヨザキと帽子による発言
「素人の匿名レビューは読む価値なし」
912:吾輩は名無しである
09/08/27 23:58:49
今回の小熊批判は匿名じゃないから辛いよねw
913:吾輩は名無しである
09/08/28 00:32:16
>>910
府川先生お疲れ様です^^
914:吾輩は名無しである
09/08/28 00:55:27
サヨクは股先生とか小谷野とか池田信夫とか山形浩生とか、
ああいうやっかいなやつは案外叩かない
915:吾輩は名無しである
09/08/28 01:18:02
池沼を叩くと差別だからな
916:吾輩は名無しである
09/08/28 02:03:32
【文芸】第8回新潮ドキュメント賞は蓮池薫さん「半島へ、ふたたび」、第8回小林秀雄賞は水村美苗さん「日本語が亡びるとき」に決まる
スレリンク(mnewsplus板)
917:吾輩は名無しである
09/08/28 09:40:57
>この本が次の「小林秀雄賞」を取る可能性はかなり高いと思うが、そうなったら私はまた、この賞の恣意性を嗤ってやるつもりである
仲俣先生の予言が当った!この件で仲俣先生がどういう発言をするのか楽しみだ
918:吾輩は名無しである
09/08/28 14:59:44
>>917
いまさらこんな指摘をするのもなんだが「恣意性」って意味を
思いっきり間違っているんだがw
「恣意的」の間違いだとしても、「その時々の思いつきで物事を
判断するさま」という意味なので、やはり間違いw
このスレで指摘しないほうが、勘違いを続けていたから
そのほうが面白かったかもしれないけど。
919:吾輩は名無しである
09/08/28 18:35:52
嗤ってやるのを楽しみにしているぞ。
チキンじゃない仲俣先生なら約束を守ってくれるはず。
920:吾輩は名無しである
09/08/28 20:07:52
選考委員の橋本治をどう嗤うのかな?
921:吾輩は名無しである
09/08/28 20:33:43
橋本治にケンカ売るのはやめた方がw
在野最強だろ
922:吾輩は名無しである
09/08/28 21:49:58
>>918
まったくだ
こんな文脈で「恣意性」とか「恣意的という言葉を使うのは初めて見たよ」
923:吾輩は名無しである
09/08/28 21:59:23
↑カギかっこの位置間違えた…
924:吾輩は名無しである
09/08/28 22:02:12
わざと股先生を意識してるのかと
925:吾輩は名無しである
09/08/28 23:17:53
わざと「俣先生」を「意識してるんですね」
926:吾輩は名無しである
09/08/29 00:33:13
くそう……「カギかっこ」の「位置」を間違えただけで「股」先生呼ばわりだなんて……
927:吾輩は名無しである
09/08/29 09:50:29
>総選挙での民主党の「圧勝」が予想されるなか、
>ニューヨーク・タイムズに寄稿された鳩山由紀夫の論文が話題を呼んでいる。
なぜ・・・なぜ「圧勝」をカギかっこでくくる・・・
928:吾輩は名無しである
09/08/29 11:50:29
負けてもいいようにさ
929:吾輩は名無しである
09/08/29 12:14:46
> 2009-08-29 Saturday
> ■無血革命「200Q」?~鳩山政権への不安
「この小説を読み終えたあなた(or わたしたち)はもう200Q年にいるのかもしれない」
みたいな書評を『1Q84』がらみでけっこう見たが(今月もいくつかあった)、そんなダサい
フレーズよく平気で書けるよなーと見かけるたびに思う。
9:27 AM Aug 12th webで
930:吾輩は名無しである
09/08/29 12:20:55
>>929
まあ同感ではあるが、「俺ってダサくないからそんなフレーズ書かないんだよねー」
とか書くヤツのほうがずっとダサいと思う。
と、珍しく股を擁護
931:吾輩は名無しである
09/08/29 13:59:00
で股はどこに投票すんだよ?
932:吾輩は名無しである
09/08/29 14:51:54
千野とか佐々木が書きそうなフレーズだねw
933:吾輩は名無しである
09/09/02 21:42:54
中二病的フレーズを書く評論家
それを嘲笑うフレーズを書く高二病評論家
934:吾輩は名無しである
09/09/03 02:21:21
股の政治語り、マジでつまらんのうw
935:吾輩は名無しである
09/09/04 20:08:03
>世代論にも、実存主義的なアイデンティティ・ポリティクスにも陥らず、「いま・ここ」で私たちが
>考えるべき問題を整理してくれるこの本を、今回の選挙で当選した民主党の新人議員全員に
>プレゼントしたいくらいである。
今回のエントリのオチ。
「いま・ここ」という、馬鹿が多用したがために汚い手垢がついてしまったフレーズを
使っているのはともかくとして、レトリックではなく、本当にプレゼントしてみなさいw
NHKブックスなので定価は安く1124円。
(股先生はLifeつながりなのか献本のためタダで読んでいるが)
民主党の新人議員143人。出版社の献本数から考えてもたいした数ではない。
つまりたったの60732円で済む。
ダンボール一箱分を民主党の事務所に送りつけるだけ。
それで与党がよくなるのならば、献金としては安いものだ。
口先(ブログ放言)だけでなく、試してみてはいかがか。
936:吾輩は名無しである
09/09/04 20:27:18
戦争の方が文庫になって欲しいと書いて文庫化しても反応なし
水村が賞取ったら笑うと書いて賞とっても反応なし
937:吾輩は名無しである
09/09/05 01:25:19
あんま面白くねーな最近
ネタが無いと文化系おじさんの一般人ブログだ
938:吾輩は名無しである
09/09/05 05:29:21
天下国家を語る股なんて股じゃないよ!
939:吾輩は名無しである
09/09/06 03:13:06
>「いま・ここ」で私たちが考えるべき問題を整理してくれるこの本を
「いま・ここ」なんて表現使わなくても、普通に「今私たちが考えるべき問題」でいいよねw
大体「ここ」ってどこなの?ww
ブログなんかやってると文章の質が下がるといういい見本
940:吾輩は名無しである
09/09/07 10:09:32
実存主義的なアイデンティティ・ポリティクスw
941:吾輩は名無しである
09/09/18 17:51:54
> 森から出なければならないこと、森のような場所にはもはやいられないこと。
> それは村上春樹だけでなく、現代日本文学が繰り返し描いてきたことだ。
> 『極西文学論』の「路上と森」の章*1では、そのことをくどいほど書いた
> つもりなのだけど、『1Q84』ブームのさなかにあって、誰にも参照されず
> に残念である。
> 以前、佐々木敦くんの「ブレインズ」という私塾で行った「精読『極西文学
> 論』」という連続講義を本にする、という約束をしたまま、ずっと放置して
> あったのだけど、そろそろ本気で手をつけなければならない。自分でも久し
> ぶりに、『極西文学論』を読み直してみようと思う。
やれやれ、誰も見向きもしてくれないので自分で読み返すのか。
942:吾輩は名無しである
09/09/18 18:59:29
極西文学論から参照なんかしたら晒し者だよw
みんな分別があるんだね
943:守中高明
09/09/18 19:09:03
この無能チキンが!
944:吾輩は名無しである
09/09/18 20:46:49
*2:晶文社の先行きがちょっと不安な状況でもあり、他の版元での文庫化もなかなか難しいと思われるので、『極西文学論』asin:4794966458を未読の方は早めの入手をお奨めします。
945:吾輩は名無しである
09/09/18 20:50:07
最低のやつだよな
出版不況を喜んでる
946:吾輩は名無しである
09/09/18 20:51:59
真面目な出版社ほど仕事にならないからな
寄生虫ライターは
947:吾輩は名無しである
09/09/20 21:14:10
村上春樹「いちばん過大評価された海外の作家」の1位
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
2006年に実施された韓国の30代の作家らを対象にしたアンケートによると、
「いちばん過大評価された海外の作家」の1位にも村上春樹が選ばれるなど、
マイナスの評価もある。
948:吾輩は名無しである
09/09/21 20:59:33
> 以前、佐々木敦くんの「ブレインズ」という私塾で行った「精読『極西文学
> 論』」という連続講義を本にする、という約束をしたまま、ずっと放置して
> あったのだけど、そろそろ本気で手をつけなければならない。
佐々木「えっ? 確かに社交辞令でそんなこと言った気がするけど、本気にしてたんだ・・・」
949:吾輩は名無しである
09/09/21 22:50:43
股先生の要領を得ないトーク(lifeを聴けばどんなものかわかる)を
毎回3000円も払って聴いていた受講生たちの
感想が知りたい。
しかし佐々木敦の歯の抜けたような発声の講義が人気だったりするから
もしかしたらああいうのがいいのかもしれない。
950:吾輩は名無しである
09/09/22 00:27:50
佐藤先生にお答え願います
951:吾輩は名無しである
09/09/25 09:37:52
>>949
「現代日本の転機~」はひどかった。
チャーリー、仕事にかこつけてさらし者にしたな。
んで、“やっぱメインはチャーリーじゃなきゃ”
とリスナーの意識を誘導する作戦ですね、わかります。
952:吾輩は名無しである
09/09/25 23:03:37
【お股の】仲俣暁生 Part7【おじさん】
スレリンク(book板)
953:吾輩は名無しである
09/10/09 14:29:13
あげ
954:吾輩は名無しである
09/10/27 23:06:42
フォローの多さは純粋なファンなのかヲチなのか
955:吾輩は名無しである
09/11/07 03:13:31
ちょっとひどいよね