08/04/06 21:59:26
乙
3:吾輩は名無しである
08/04/06 22:42:59
薔薇刑写真集ほしいけど、2万円以上するんだね…
1963年出版のは50万円もするみたいでビックリしたわ
4:吾輩は名無しである
08/04/07 08:34:28
難しい漢字と奇を衒った逆説を用いて、
それでもすいすい読めるようにひらがなを織り交ぜて、
SFやら輪廻転生やらを題材にして、
それを読んだ人が読後、自分だけが他の人よりも思索的になったと勘違いできるように書けば、
あら不思議、三島由紀夫のできあがり。
5:吾輩は名無しである
08/04/07 09:37:11
>>3
薔薇刑の初版は年々値上がりしている。
横尾忠則装丁の新輯版でも30万位する。
写真集は海外のコレクターも多く天井知らずの相場となっている。
川田喜久治の地図に至っては600万である。
6:吾輩は名無しである
08/04/07 11:09:14
>>4
SFを題材にしたのは「美しい星」、輪廻転生を題材にしたのは「豊饒の海」だけど、この二つには難しい漢字も逆説もそれほど用いられてないよ
三島由紀夫には、様々な文体の作品や面白い戯曲があるから、先入観持たずに読みしょうね
7:吾輩は名無しである
08/04/07 11:17:50
>>5
年々値上がりするとなると、ますます買えなくなっちゃうなあ…
8:吾輩は名無しである
08/04/07 12:59:35
三島の小説は大抵アポロ的過ぎる
レター教室なんかディオニソス的だから面白い
9:吾輩は名無しである
08/04/07 17:25:48
『沈める滝』って面白い小説だと思ったけどあまり語られる事の無い小説
なんだよね。やはりモテる男が主人公の小説ってあまり受けないのかw
10:吾輩は名無しである
08/04/07 18:52:53
沈める滝ってどんな話だっけか
11:吾輩は名無しである
08/04/07 20:10:22
若くてハンサムで財産もある男だけど女を愛せない奴が主人公の話
12:吾輩は名無しである
08/04/07 20:23:57
憂国の女優の鶴岡淑子って撮影途中で
発狂したらしいけどなんでなんだろうな
13:吾輩は名無しである
08/04/07 21:50:09
>>10
愛を信じないダム建築設計技師の男と、男に抱かれても快楽を感じない不感症の女の、錬金術のような恋愛への冷めた傾倒を、
ダム工事現場の冬山の描写とダム完成までを重ねて描いた作品です
14:吾輩は名無しである
08/04/07 21:59:32
>>12
出典は?
15:吾輩は名無しである
08/04/07 22:27:24
撮影途中で発狂したら撮影が成り立つ訳ない。
16:吾輩は名無しである
08/04/08 03:03:35
沈める滝はダムマニアにはたまらない。
17:吾輩は名無しである
08/04/08 10:40:15
三島がエッセイなどでよくいる勘違いとして指摘しているタイプだよね>>4
惨めだ。
18:吾輩は名無しである
08/04/08 11:07:36
昇は顕子の屍の幻を見ることがよくあった。
その無感動な、呼べども答えない肉体は、仰向いてしらじらと横たわっている。
…あらゆる愛撫に委ねられたこの体、意志を失って外側も内側も考えうるかぎり受身になったこの体は、もう何も拒むものはない。
羞恥もない。男の目や指や唇は、どんな微細なものも見のがさず、完全に所有してしまうのである。
昇はこの幻に憑かれた。彼が今まで女に求めて得られなかったものは、かかる死屍の幻だったかもしれなかった。
三島由紀夫
「沈める滝」より
19:吾輩は名無しである
08/04/08 11:16:05
作者の創造し得たのは、若さにみち溢れた肉体をもつ生ける屍である。
彼は自己放棄を理想としている。
人間のこれ程の非人間化への情想が、私には切なくやりきれなくて涙をこぼさずにはいられなかった。
作品の中の生ける屍が文字を通して、私の中に、生き生きと場所を占めてしまったのである。
(中略)
自己放棄といい、非人間化への努力といい、愛情を否定する主人公の行為すべてが、最大の謙虚さで示された愛の渇望に思われた。
田中澄江
「沈める滝」の男と女
20:永遠の少年 ◆ACTgvA92Ko
08/04/08 15:10:28
自称霊能力者のはるか高みに聞きたいんだけどさ(笑)
URLリンク(soratori.com)
で太田千寿の話が出ているけど、知ってるかな(笑)三島の霊と交信したとか言う(笑)
他の連中も知っている事があったら情報提供しても良いよ(笑)
21:吾輩は名無しである
08/04/08 16:11:04
ある日突然降臨したらしいな
漏れの痛みを感じろ、みたいに霊的?にハラキリさせられるなんて好い迷惑だなw
22:吾輩は名無しである
08/04/08 21:33:44
>>20
なんか、その太田千尋って三島関連の古本リストで見たことあるね、霊界通信とかいうの
面白いのかな
23:吾輩は名無しである
08/04/09 14:56:16
実は昭和43年のノーベル文学賞は三島由紀夫に内定していたが、審査員の一部から三島の政治的活動を問題視する声があがり、川端康成へ移行しただけ。
ある審査員が三島を、全共闘の仲間と短絡し、急進左翼に肩入れしているとみなし、かわりに川端を強く推したのである。
また、川端は事前に自分が受賞することを知り、三島へ「今回は私がいただかせてもらいます」と言ったという。
三島の死後、川端は、「あれは三島君がもらうべきだった賞だ」と知人に漏らしている。
そして自責の念にかられてか、川端は徐々に睡眠薬中毒になってゆく。
24:吾輩は名無しである
08/04/09 15:21:41
>>23
川端は三島の割腹死体を見た後、少し精神がおかしくなり
「おや、三島くん、こんばんわ」などとひとりごとを
いったりしていたらしいな
25:吾輩は名無しである
08/04/09 15:45:20
三島由紀夫が市ヶ谷の自衛隊総監室に立てこもったニュースを聞き、川端康成はすぐに現場へ駆けた。
そして、川端は、総監室で壮絶な最期を遂げた血まみれの三島の死体と首を見てしまう。
ひと足遅れてきた石原慎太郎は、現場検証した警察関係者から、「川端先生が中へ入って見ていった」と聞かされる。慎太郎は川端が三島を見送ったならばと、入室を辞退していった。
川端はその後、眠れないと周囲に漏らしたり、「ほら、三島君があそこにいる」と、三島の霊を見ているかのような言動をするようになってゆく。
26:吾輩は名無しである
08/04/09 16:44:18
三島の死後、川端康成は会議や講演などはこなしていたが、健康がすぐれず、新しい文学作品は書かなくなっていた。
そして、三島の自刃から約一年半後の昭和47年4月16日、川端はふらっと鎌倉の自宅を出てタクシーを拾い、仕事場の逗子マリーナ・マンション417号室へ向かう。
水割りを少し飲んだ後、川端はガス管をくわえガス自殺を遂げていた。遺書はなかった。
机には太宰治の本があったともいわれている。
27:吾輩は名無しである
08/04/09 21:18:59
三島は「おばあちゃん子はゲイになる」の典型
28:吾輩は名無しである
08/04/10 01:41:38
三島の死体はモノクロで見たけど具合が悪くなったわ。
せめて憂国式に首を突いて死んでほしかった。ありゃ川端先生もトラウマになる。
29:吾輩は名無しである
08/04/10 06:47:40
>>27
そんな因果関係聞いたことないし、三島由紀夫はバイだと思うけど、美輪や平井堅、槇原敬之のような本当のゲイじゃない
30:吾輩は名無しである
08/04/10 06:59:59
三島由紀夫程度の男色傾向は日本には古来からあり特殊なものでもなんでもない
三島は多くの男性が少なからず持っていて他人に表だって言わないことを、作品のなかで表現しただけ
31:吾輩は名無しである
08/04/10 10:56:27
ウィキペディアの金閣寺の項を見たんだけど
実在の犯人の名前が使われているのはどうかと思う
小説を抜け出して気分が悪くなる。
作中では語り手の名前は溝口であったわけだし。
32:吾輩は名無しである
08/04/10 11:04:45
私は三島君の早成の才華が眩しくもあり、痛ましくもある。
三島君の新しさは容易には理解されない。三島君自身にも容易には理解しにくいのかもしれぬ。
三島君は自分の作品によってなんの傷も負わないかのように見る人もあろう。
しかし三島君の数々の深い傷から作品が出ていると見る人もあろう。
この冷たそうな毒は決して人に飲ませるものではないような強さもある。
この脆そうな造花は生花の髄を編み合わせたような生々しさもある。
川端康成
33:吾輩は名無しである
08/04/10 13:11:05
>>29
三島由紀夫の性嗜好がゲイなのは、堂本正樹や福島次郎の著作
等からも推察できる。アドニスというゲイ雑誌に
匿名(ゲイ写真家の矢頭保の名前をもじったもの)で寄稿する等
ゲイとしての誇りすら感じていたとおもわれる。
異性との性交はチャレンジだったらしい
34:吾輩は名無しである
08/04/10 14:01:37
>>33
三島由紀夫の作品のなかには、初恋の三谷邦子さんの影がずっとつきまとっているし、仮面の告白より前の記述からも、三島が彼女を愛していたのは明白です
あるイギリス人ジャーナリストの日記に、仮面の告白の園子と主人公はその後どうなるのか、と三島に尋ねたら、「あの後、彼女と肉体関係を持った」と三島が言ったことが記されています
堂本の本も読んだけど、堂本は三島の結婚についても福島みたいに変に否定的に書いてないし、ゲイの堂本だって女性と結婚して愛妻家みたいですよ
35:吾輩は名無しである
08/04/10 14:22:01
あと、三島に恨みがあった、あのジョン・ネイスンでさえも三島を真のホモとはみてなく、園子の存在が気になっていて、村松剛に実在の園子の居場所をしきりに聞いていたらしいですよ
村松は、教えなかったそうですが
36:吾輩は名無しである
08/04/10 15:16:18
彼(三島)の感性は非凡なだけでなく時に大変ユニークで、常人の追随しかねる点があったけれども、人間としての器量は大きかった。
思えば、不良少年の親分を夢みるだけのことはあった。
三谷信
37:吾輩は名無しである
08/04/10 15:20:18
…初等科六年の時のことである。元気一杯で悪戯ばかりしている仲間が、三島に
「おいアオジロ―彼の綽名―お前の睾丸もやっぱりアオジロだろうな」と揶揄った。
三島はサッとズボンの前ボタンをあけて一物を取り出し、
「おい、見ろ見ろ」とその悪戯坊主に迫った。
それは、揶揄った側がたじろく程の迫力であった。
また濃紺の制服のズボンをバックにした一物は、その頃の彼の貧弱な体に比べて意外と大きかった。
三谷信
38:吾輩は名無しである
08/04/10 15:24:41
まあ三島がゲイと書いた著作を難癖つけてことごとく
発禁にしていることから瑶子夫人は否定したかったのだろう
39:吾輩は名無しである
08/04/10 16:41:03
>>38
ゲイだと書いてあっても普通に出回っている三島関連本は沢山あるよ
発禁にされたのは明らかな虚偽と捏造(ゲイに関係なく)があって、遺族に訴えられた福島の本とジョン・ネイスンの旧本の二冊くらいだけ
(三島の母から息子は同性愛だと打ち明けられたとか、三島の家族が本当に言ってないことを、言ったかのように書いた虚偽があるもの)
40:吾輩は名無しである
08/04/10 20:50:19
同性愛をタブー視する欧米の倫理基準と明治以前から長く永続してきた日本
独自の倫理基準、両者各々で三島氏の人間性や生き方を見ていくと、三島氏の
同性愛的側面もまた違って見えてくる気がする。たぶん三島氏自身もこの点で
葛藤することが多かったのでは?
41:吾輩は名無しである
08/04/10 20:58:29
三島の男色と性同一性障害は違うだろ。
42:吾輩は名無しである
08/04/10 21:09:39
三島氏の半ば公然な同性愛的志向も、明治維新以後欧米の価値観
を正統なものとして受け入れてきた日本の社会全体に対するアンチ
・テーゼという側面もあるのではないかと思うのですが、この点どう
でしょうか?
43:吾輩は名無しである
08/04/10 21:20:04
三島由紀夫は、
人が口をつぐんで言わないことを、あばきたててやろうと思ったと、書いていたよね
44:吾輩は名無しである
08/04/10 21:55:05
「仮面の告白」は当時のベストセラーの「人間失格」を意識したのはあきらかで、当時はタブー視されていた同性愛を
取りいれることでよりスキャンダラスなものにしたかったのだろう。
まあ当時のトレンドを意識したものだな。
45:吾輩は名無しである
08/04/10 22:15:57
くだらない三島マンセースレですな。
一生こういうくだらない作家の文学でも読んでなさい。
46:吾輩は名無しである
08/04/10 22:25:46
これがマンセーにみえるとはヒネクレた奴だ
47:吾輩は名無しである
08/04/10 22:49:13
三島由紀夫って、とかく同性愛ものが注目されているけど、ロリータ趣味傾向の小説もあるのにね
「鍵のかかる部屋」「雛の宿」など
48:吾輩は名無しである
08/04/10 23:16:37
三島氏が日本の作家中最も海外で有名な理由は、何といっても1970年
のあの衝撃的事件と、自身の私小説風の小説や言論が欧米の幕末・明治以来
培われてきた日本人観を倫理的・論理的に説明できる上質な啓示的テキスト
になり得ていたからなのではないでしょうか?三島氏が活躍した60年代は
日本が20年前の敗戦から急速に復興し欧米に再び注目されだした時期にあ
たることもあったのかもしれません。
49:吾輩は名無しである
08/04/10 23:56:50
>>48
三島由紀夫がいなかったら、一般外国人が日本の文学に注目する機会もなかっただろうと、ドナルド・キーンや島田雅彦あたりも言ってる
50:吾輩は名無しである
08/04/11 01:06:51
三島はなんか反骨精神が旺盛だっただけのように思う。
異性が恋愛をしてるなら、同性だ。みんなが長生きしたがってるなら、死んでやる。みたいな。
51:吾輩は名無しである
08/04/11 01:07:28
異性が×
異性同士が○
52:吾輩は名無しである
08/04/11 11:08:45
犯罪と狂気について述べつつ、私はいはゆるバーヴァージョン(倒錯)の問題に触れずにしまったが、
最後に、このような小説世界の構築性といふ問題に触れて、沼正三氏の「家畜人ヤプー」を取り上げないわけにはいかない。
この作品をマルキ・ド・サドの「ソドム百二十日」と比較したくなる誘惑をしばしば感じるのは、
スカタロジーの類縁ばかりでなく、一にかかってその構築性の論理にある。
「家畜人ヤプー」の世界は決して狂気の世界ではない。それはイヤになるほど論理的で社會的で俗悪でさへある。
文章自體がとり立てて文學的だといふわけでもなく、感覚のきらめくディテールがあるわけでもない。
この点でも 「ソドム百二十日」とこの作品はよく似ている。
愕くのはただその自由意志による構築性である。その世界は實にわれわれの社會と同じ支配被支配の論理に立ちつつ、
ただそれを露骨千萬に押しすすめただけであって、この作品のアナロジーや諷刺を過大評価してはいけない。アナロジーや諷刺は遊びの部分である。
瞠目させられるのは、ただ、マゾヒズムといふ一つの倒錯が、自由意志と想像力によって極度に押し進められるときには、
何が起きるかといふ徹底的な實験が試みられてゐることである。
一つの倒錯を是認したら、ここまで行かなければならぬ、といふ戦慄を読者に與えるこの小説は、小説の機能の本質に触れるものを持っている。
そこでどんな汚穢が美とされようと、その美はわれわれ各自の感受性が内包する美的範疇と次元において少しも変わりはしないのである。
(「小説とは何か」十三)
以上を読むと、三島にとっての「同性愛」がどういうものであったかが分かるような気がするのだが。
53:吾輩は名無しである
08/04/11 11:53:45
>>50
そういう要素も何%かあるけど、単純なそれだけのあまのじゃくの人じゃないと思う
橋川文三らの分析を少し入れて言うと、
三島由紀夫は、そのおどけた仮面の裏で、ずっと死神の目のように、戦後社会の欺瞞を見つめていたんだと思う
でも後年は、やっぱり少年時代からの潔癖が押さえきれなくなって、戦後の日本社会の欺瞞や天皇の人間宣言の矛盾、日本文化をふみにじるものに対して我慢がならなくなってきたんじゃないかな
最期は、痛烈な皮肉と憂国をこめて、天皇陛下ばんざいと叫んで、昭和天皇のかわりに戦後の矛盾を引き受けて死んでいったような気がする
54:吾輩は名無しである
08/04/11 12:04:06
>>52
それはマゾヒズムや倒錯についての考察で、同性愛についてのことじゃないよ
55:吾輩は名無しである
08/04/11 13:06:48
三島君ほどの作家は100年か200年に一人しか出てこない。
「豊饒の海」は、三島君の作品の中で最高の価値がある。
川端康成
56:吾輩は名無しである
08/04/11 14:44:11
『俺、最近川端康成のニヒリズムがやり切れなくなっちゃってさ。』
三島由紀夫の言葉ですな。
三島はニヒリズムに流されそうになる自らの心象を叱咤し、刻苦勉励して
人生を送った人だと思います。だから本質は太宰治に近いのだけれども
それを否定する必然性があったんですね。三島由紀夫は『努力出来る
天才』なんです。多くの作家は自分の文才に溺れ然程努力せずにある程度
の作品を残すもので、結果として才能の枯渇が自殺の動機になるケース
が多いんですね。谷崎潤一郎みたいのは才能の塊であり、彼みたいのは
特例中の特例なんですね。
57:吾輩は名無しである
08/04/11 15:22:53
三島由紀夫の隣には太宰治がいつもいる。
58:吾輩は名無しである
08/04/11 15:25:52
太宰も三島も川端も才能の枯渇で死んだ訳じゃない。
59:吾輩は名無しである
08/04/11 15:37:16
芥川から川端まで自殺が連鎖してるからな
60:吾輩は名無しである
08/04/11 16:30:46
>>57
たしかに三島由紀夫は12歳のとき、太宰の「ダス・ゲマイネ」を同じ痛みを感得して読んで、自分自身で同族嫌悪と分析し、俺と太宰は同じなんだと言ってたようだけど、
自身で規定してるほど三島は太宰と似ていないと思う
三島は無理して努力していたんじゃなく、そうしなくちゃいられない質の人だった気がするよ
61:吾輩は名無しである
08/04/11 16:35:15
太宰を否定するためにわざわざ会いに言っているからな。
62:吾輩は名無しである
08/04/11 17:21:46
否定じゃなく、実際に会ってどんな対応するか、みたかったから行ったんじゃないかな
俗にいわれてるほど三島由紀夫は太宰治に強いこだわりはないはないと思う、ポーズだけで
63:吾輩は名無しである
08/04/11 18:05:48
いや、拘りまくってたね一時期は。
『仮面の告白』も『人間失格』を意識した題名だって話だしね。
三島は几帳面な性格故に最後の小説を脱稿してから死んだんだな。
勿論計画的にね。太宰は連載途中に心中しただろ。作家としての
使命はもうどうでも良くなったんだろうな。ま、『如是我聞』で
志賀直哉に喧嘩を売った辺りからもう死のうと思っていたフシは
あったらしいがね。三島は律儀過ぎる性格故に太宰に会いに行った
ような気もするな。つまり『アンタの文学は嫌いだ。』ってのは
腹に閉っておけば良いだけの話なんだけどワザワザ会ってそれを
宣告するというね。
三島は『川端さんは悪人です。』とは言わずに死んだなw
64:吾輩は名無しである
08/04/11 20:10:19
太宰ってどこ大?
65:吾輩は名無しである
08/04/11 21:21:46
太宰は確か(旧制)弘前高校から東大(帝大)仏文だった。
フランス語を全く知らないのにw
無試験だったからそれでも入れたんだな。
担当教授に泣きついて単位をもらおうとしたり、
他学科に移ろうとしたりとかしたようだが、
にべもなくはねつけられた。そのうちに事件を起こして…。
つまり中退になるのかな。
66:( ̄^ ̄)
08/04/11 21:32:12
65
また誤字って増すよお~(笑)
>太宰は確か(旧制)弘前高校から東大(帝大)仏文だった。
↓
太宰は確か(旧制)弘前高校から帝大(東大)仏文だった。
67:吾輩は名無しである
08/04/11 22:15:01
>>63
もちろん「仮面の告白」が「人間失格」を指標に“内面吐露”の告白小説として対抗して書かれたのは、分かるけどね
川端とは、何かノーベル賞をめぐって溝があったのかもしれないけど、悪人とまでは思ってなかったんじゃないかな
三島の、中国文化大革命への抗議声明に一緒に賛同してくれたり、文壇でお世話になった先輩だから、義理堅い三島がそこまで言ったら、よっぽどのことだよ(笑)
三島が自害したときも川端は、いち早く駆けつけてるから悪人じゃないと思うけど(笑)
68:吾輩は名無しである
08/04/12 12:54:06
三島氏の文学や言質が、いまだに多くの人々に影響力を与えていることは
本人はどう思っているのだろうか。三島氏の文章や言葉が多くの人々の意識
を介して存在し続けていることに対して憤慨しているのか、微笑しているの
か。。。。。
69:吾輩は名無しである
08/04/12 13:12:26
たぶん三島はもう死んでるからどうも思っていないと思われ
70:吾輩は名無しである
08/04/12 13:48:24
まあ戦前戦後の太宰や三島、川端などの話は
ある種の人間にとっては神話の領域に入っているからな
71:( ̄^ ̄)
08/04/12 13:50:18
おやおや(笑)
72:吾輩は名無しである
08/04/12 13:52:29
蓮實が早稲田文学のインタビューで、
三島は批評家としては小説をかなり読めていたのに、
書いた小説はどれも面白くなかった、とか言ってるな。
俺は若い時は三島信者だったが、
今読み返すと、すべて計算されてるが故の
“あざとさ”みたいなのが鼻について、どうも素直に楽しめない。
技術は凄いけどネタバレしてるマジックショーを
観てるような気分になるんだな。
そこ書かれてる以上のものが感じられないというか、“浅い”感じがしてしまう。
三島って、作家になるには知能が高すぎたのかも。
もっと天然な部分があれば、逆に作品に深さが出たのかも…なんて考えてしまうw
73:吾輩は名無しである
08/04/12 14:10:28
>>72
そいつの脳が年寄りになって鈍感になっただけだろw
74:吾輩は名無しである
08/04/12 14:25:30
蓮實重彦は、三島由紀夫がいなくなった後にのさばり出した知的扇動家で、三島嫌いを公言してたと、四方田犬彦さんが言ってましたね
2000年代になって蓮實は消え去ったとも言ってます
75:吾輩は名無しである
08/04/12 14:40:22
四方田の必死の「父殺し」を真に受けるのもどうかとw
76:吾輩は名無しである
08/04/12 15:04:49
池田理代子の漫画「春の雪」を読んで泣いちった…
また、三島の春の雪も読んでみよう
77:吾輩は名無しである
08/04/12 15:08:45
こいつの少女漫画じみた完成が嫌だ
78:吾輩は名無しである
08/04/12 15:16:32
三島文学は日常の憂さを晴らす一服の清涼剤。これだけでも三島氏
の文学の存在価値は自分のなかで充分あるのだが。
79:吾輩は名無しである
08/04/12 15:38:27
≫72
三島は自分の無意識を否定してたからな。
「俺に無意識はない!」とか言って、
安部公房に「そんな馬鹿な!」と呆れられてたもんねw
やっぱり作品って、作家の計算を超えた無意識の部分が出てきたほうが、面白いとは思う。
80:吾輩は名無しである
08/04/12 15:51:09
三島由紀夫の作品に無意識がないと言ってる人は、つまらない評論家の意見を鵜呑みにしていて、本当に自分で味わって読んでいない人だと思う
81:吾輩は名無しである
08/04/12 15:58:48
会話に「」をつける。一つ段落を落として書く部分は無意識。
82:吾輩は名無しである
08/04/12 16:09:39
人間の意識を主眼においたところが、三島文学。
83:吾輩は名無しである
08/04/12 17:24:36
無意識も意識も、三島由紀夫の阿羅耶識から生まれた同じもの
84:吾輩は名無しである
08/04/12 19:23:35
三島さんがあらゆる名声・物理的充足を捨て1970年の事件で亡くなった
のも、仏教的な虚無観から命を絶ったのだろうか。人間考えが過ぎて達観して
しまうと善悪や人生の意義まで虚無的に考えてしまう病気にかかりがちだと思う。
その点を乗り越えて、初めて本当のブッタ的キリスト的救済観を理解できるよう
になる気がするが三島氏の思惟の本当のところはどうだったのだろうか。。。。
85:( ̄^ ̄)
08/04/12 19:33:11
84
>本当のブッタ的キリスト的救済観を理解
おやおや大きく来ましたねぇ~(笑)
86:吾輩は名無しである
08/04/12 20:50:49
>>84
確かに虚無感によるのかもしれないが、それに加えて悲観的だったんだろう。
例えば「横断歩道で白線を踏む」ということについて虚無感を感じるということはない。無意味なことでも特殊すぎると虚無感はない。
しかしノーパンしゃぶしゃぶとかはかなりの虚無感を覚える。ということは生理的な現象であればあるほど、虚無感を覚えやすい。
つまりどうしようもなく馬鹿なことを、人間が生理的にやってしまう点が虚無感をもたらすわけで、
全てが虚無という(仏教の?)教えとそれは異なるし、あくまで虚無的に考えているだけで全てが虚無だと思っているわけではない。
救済観というのをそういう解決不可能な問題に対する答えとして考えているようだけれど、
その内容というのは結局虚無の肯定に他ならないわけだから、悲観している人は答えを得られないというより、
同じことを考えていてもどうにもこうにも救済されようがないということになるね。
救済観というのをあらゆるものに対する諦観とその為の弁明、人間以外の第三者による釈明のような物だとすれば、
結局三島氏はそれを受け付けなかったということだろうと思う。
自分にせよ他人にせよ、容姿や頭脳、至る所が気に入らなかった。
その気に入らない人間が作った社会も全部気に入らなかった。気に入らなかったというと大分語弊があるが。
自分についてもダメだダメだと思うことが多かったんじゃないだろうか。
87:吾輩は名無しである
08/04/12 21:23:38
>>86
まったく的はずれ。
三島の全部の作品と著作を読んでから出直してこい。
88:( ̄^ ̄)
08/04/12 21:48:31
86
おやおや、わたくしなぞノーパンしゃぶしゃぶなぞはかなりの至福感を覚え増す蹴れどねぇ~(笑)
89:吾輩は名無しである
08/04/12 22:12:51
>>84>>86
三島のような作家なら、その類の虚無感や宗教観は10代でとっくに悟ってると思う
三島は、命よりも大切なものがある、と言ってますから厭世的な死じゃないよ
90:吾輩は名無しである
08/04/12 22:31:38
何もかも悟ったりきったと思っても、人間の考えや行動は不安定に
なりやすいもの。たとえそれが三島でもマザーテレサでも自らの理想
に常に誠実であり得たとは思えない気がするが。
91:あぼーん
あぼーん
あぼーん
92:吾輩は名無しである
08/04/12 23:18:09
「暁の寺」のジン・ジャンの祖母は実在のタイの王妃なんだけど、実際にはその王妃は19歳のとき1歳の娘と川遊び中に死んでいるそうです
お腹には次の子が宿っていましたが、3人とも亡くなりました
三島由紀夫が、この世に存在するはずのなかったジン・ジャンを「暁の寺」で、月光姫として顕したことは、なんとなく意味深でミステリアスな感じがしました
93:吾輩は名無しである
08/04/13 00:14:27
午後の曳航読んだけど、これは平野には書けないなと思った。
熱く理知的なのが三島の普通。平野の「最後の変身」とか「顔の~」は
無理に汚して熱く書こうとしている気がする。
94:吾輩は名無しである
08/04/13 00:16:29
三島由紀夫の盗賊というのは、一般的にどういう評価ですか?
あまり有名ではないと思いますけど。
95:( ̄^ ̄)
08/04/13 00:22:37
93
おやおや、午後の曳航なぞあのカスには到底無理ですよお~(笑)せいぜい増す掻き暗いで少子(笑)
96:吾輩は名無しである
08/04/13 00:35:55
>>94
盗賊は隠れた名作だと思う
部分的に何カ所か記述で、とても天人五衰と似ているところがあった気がする
97:吾輩は名無しである
08/04/13 00:51:45
名作なんですか
たまたまうちに文庫があって、冒頭だけ読んでみたら少し惹かれたんですけどね。
じゃあ、読んでみようかな
三島由紀夫は以前、これもたまたまあった太陽と鉄?というのをちらっと見て難解さに
ついて行けず、それ以来読んでないんですけどね。。。
98:86
08/04/13 05:10:00
>>89
金閣時に
金閣時は美しくて、自分と金閣時は存在している世界が違う、金閣寺は永遠だといった事が書いている。
自分が金閣寺に劣る、と言い換えても差し支えないのでは。物言わぬ金閣寺の方が人間より価値が高く、
人間は愚かであるといっているのでは?
99:吾輩は名無しである
08/04/13 10:24:47
金閣寺はそんな単純な思想の作品じゃない
100:吾輩は名無しである
08/04/13 14:57:39
単純って……簡素なレスじゃないの。
101:86
08/04/13 14:59:00
>>99
作者が孤独だったかそうでないかといえば孤独だっただろうね。それぐらいのことはわかるよ。
私も大した読み手じゃないから関係ないことを言うぐらいのものだな。
102:吾輩は名無しである
08/04/13 16:02:38
>>98>>101
金閣寺と自分を比べて、どっちが価値があるとか愚かだとかを主題にしている内容じゃないし、
三島は、金閣寺は永遠だからいいと言ってるわけじゃないと思いますよ
主人公は、金閣寺=美が戦火で悲劇的な滅びの美を具現しなかったこと、永遠にそこに存在し続けることに呪詛を抱いて金閣寺を自分の手で焼き、心中しようとするわけだからね
主人公の金閣寺=美への思いは愛憎両面あります
それと、三島美学の核心は、ニヒリズムからの「救済」としての悲劇論(悲劇的な死への希求、讃美)だと思います
103:吾輩は名無しである
08/04/13 16:28:16
簡素にいえば、三島は、澁澤龍彦がいうところの、ニヒリズムを越えた能動的ニヒリストです
104:吾輩は名無しである
08/04/13 16:50:46
>>93
ふと思ったけど、平野啓一郎の顔って、ちょっと森田必勝に似てる気がする(笑)
105:86
08/04/13 17:17:47
>>102
そうか……一般的な発想に帰着させようとしたのが間違いか。
もうちょっと読んで考えてみるよ。
106:吾輩は名無しである
08/04/13 17:46:36
森田必勝の顔と平野さんの顔は似ても似つかないと思うのだが。。。
森田必勝はラサール石井さんに、平野さんは美川憲一さんに似ているな。
107:吾輩は名無しである
08/04/13 21:47:31
三 島 由 紀 夫 は 一 流 の 作 家 じ ゃ な い 。
こ れ が 世 界 で の 決 定 的 評 価 で す 。
ま ず こ の へ ん を し っ か り 確 認 し よ う 。
108:吾輩は名無しである
08/04/13 21:49:34
森田必勝と矢頭保と堂本正樹はなんとなく雰囲気がにている
ああいうのが三島の好みなんだろう
109:吾輩は名無しである
08/04/13 21:50:17
三島由紀夫は俗物以外の何者でもありません。
村上春樹とか大江健三郎と同じです。
110:吾輩は名無しである
08/04/13 21:53:21
>>106
森田必勝とラサールは全然似てないよ(笑)鼻の形が違うし
三瓶ちゃんのが似てます(*゚ー゚)ゝ
111:吾輩は名無しである
08/04/13 21:55:44
>>107
空白開けてるのが何となくおかしいw
112:↑
08/04/13 21:57:02
ひねこびた性格が三島由紀夫みたいですねw
113:吾輩は名無しである
08/04/13 22:00:02
>>112
漢字でどうぞ
114:吾輩は名無しである
08/04/13 22:00:26
>>109
三島は大江は認めていたらしい。
ノーベル賞が川端に決まった時に「次は大江だよ」といったのは
有名な話。
115:吾輩は名無しである
08/04/13 22:00:38
>>107-109
いつも同じようなことばっか言ってる連投アンチ飽きたよ
116:吾輩は名無しである
08/04/13 22:02:44
>>114
「三島は大江のことを認めていたらしい」と書かないと
二行目以降にいかないとどっちがどっちかわかんないんですけど。
117:吾輩は名無しである
08/04/13 22:05:30
>>114
それは皮肉で言ったんだと思うよ
たぶんノーベル賞の裏を知って
118:吾輩は名無しである
08/04/13 22:08:30
スルーできなかった奴は憐れで無学な三島信者。
スルーできた奴は横からつっつかれても動じないしっかりした価値観の持ち主。
119:吾輩は名無しである
08/04/13 22:13:49
スルースルーと
馬鹿のひとつ覚えが
自演荒らし
120:吾輩は名無しである
08/04/13 22:16:05
>>118
どのレスの事かわかんないんですが、
ひょっとしてそれは大江健三郎を暗に馬鹿にしていると考えていいのでしょうか。
いいんですね、はい。そのように承知いたしました。
隠された意味はそういうことだったということで
121:吾輩は名無しである
08/04/13 22:19:16
三島由紀夫はジョン・ネイスンのことを
左翼の与太者に寝返ったやつ、と言ったらしい
ジョン・ネイスンの話だから嘘かもしれないけどね
122:吾輩は名無しである
08/04/13 22:21:40
三島ファンと狂信者を一緒くたにしないでほしい
狂信者は自分の三島論が一般読者よりも正しいと信じ込んでいてキモい
123:吾輩は名無しである
08/04/13 22:24:49
ちなみに、三島を急に裏切ったジョン・ネイスンは大江健三郎のノーベル賞受賞にかなり尽力したそうです
124:113,120
08/04/13 22:24:56
>>122
わかったから帰れ
125:吾輩は名無しである
08/04/13 22:28:10
このスレには右寄りのファナティックなじいさん三島信者が常駐しているようだな
126:吾輩は名無しである
08/04/13 22:31:07
>>124
は?あなたが帰って下さい。私は始めからここにいました。
127:吾輩は名無しである
08/04/13 22:32:02
>>122
毎度の三島ファンなりすましマンネリ煽り飽きた
文句あるなら、まともな中身のあること言いなよ、くだらなさすぎるから
128:吾輩は名無しである
08/04/13 22:34:32
>>124
だから違うっつーの。
荒らしに馬鹿にされてイライラしてんのはわかるけど八つ当たりはよしてね。
129:吾輩は名無しである
08/04/13 22:39:47
>>128
自演荒らしつまんないよ
ID見えてるから
130:吾輩は名無しである
08/04/13 22:51:32
>>124
鎌かけようとしても無駄ですから。
私は今日初めてこのスレに書き込みました、もういいかげんにしてください。
それとも喧嘩相手がいなくなったから、私に相手になってほしいんですか?
131:吾輩は名無しである
08/04/13 23:00:24
>>130
三島由紀夫について話すつもりないなら迷惑だから来ないでくれる?
ただの冷やかしは迷惑です
文句あるなら作品論や人物論などで堂々と対抗して下さい
132:吾輩は名無しである
08/04/13 23:02:42
作品論や人物論などで堂々と対抗しないとこのスレに書き込んではいけないんですか?
そんなルールは、勝手にあなたが決めたことじゃないんですか。
どの作品がいいか、この作品のどこが難解だとかを書き込んではいけないの?
133:吾輩は名無しである
08/04/13 23:11:58
>>132
三島由紀夫に関することなら別にかまいませんよ
どの作品が難解なんですか?
134:吾輩は名無しである
08/04/13 23:12:06
金閣寺についての見解が以前ありましたが、悲劇的な死への希求、讃美だとか、
言っていることは大層文学的ですがちょっとお門違いですね。
私は金閣寺、午後の曳航、美徳のよろめきの3作品しか読んでいませんが、
かのような作品論を自信たっぷりに展開する輩は何冊読んでも何一つ理解できていないでしょうね。
135:吾輩は名無しである
08/04/13 23:13:55
最後に主人公がタバコを一服して生きていようと思っているのに、
なぜあの作品が悲劇的な死への希求ということに落ち着くのかわかりません。
136:吾輩は名無しである
08/04/13 23:18:47
>>134
違うと思うならレス者への中傷や批判じゃなく、中身で返せないの?
そういう単なる皮肉の煽りは飽き飽きしたから、少しは中身で対抗してよ
つまんないから
137:吾輩は名無しである
08/04/13 23:19:59
興奮しないで135をよんでね
138:113,120
08/04/13 23:25:47
いいじゃん
どれが同じ人か全然判らないけど、とにかく盛り上がってよかったんじゃん
139:吾輩は名無しである
08/04/13 23:27:17
>>135
主人公は死のうと思って金閣寺に火をつけてるよ
最後の、生きようと思った、は日常の人生を生きる意味かは明確じゃないし、人によって解釈がいろいろあります
ちなみに、実在の犯人はその後自殺しています
140:吾輩は名無しである
08/04/13 23:30:54
死のうと思って死ななかったのにどうして死への希求?
ちなみに以降はどうでもよろしい。私小説に毒されすぎ
141:吾輩は名無しである
08/04/13 23:32:13
>>134
三島由紀夫の美学が悲劇的な死の希求にあることは、周知の定説だが。
恥ずかしいぞオマエw
142:吾輩は名無しである
08/04/13 23:33:54
三島由紀夫の美学が本当に悲劇的な死の希求にあると思っているなら
一生涯周知と同じ考えを持っていればよろしい。
143:吾輩は名無しである
08/04/13 23:37:03
>>140
もうくどすぎて相手するのいやになった
ねちっこくてつまらない
別にもりあがらなくていいし
おやすみ
144:吾輩は名無しである
08/04/13 23:37:44
はいはい逃げだすのですね。
あなたの書き込みも相当つまらないですよ。
おやすみ。
145:吾輩は名無しである
08/04/13 23:42:58
>>134
とりあえず仮面の告白と太陽と鉄読んでおけw
146:吾輩は名無しである
08/04/13 23:46:11
>>145
あなたこそ、もう一度ちゃんと金閣寺読みましょう、ねw
147:( ̄^ ̄)
08/04/13 23:50:38
おやおや、荒れて増すが、三島再来カスゴリラの自演で消化ねぇ~(笑)
148:吾輩は名無しである
08/04/13 23:52:37
>>146
オマエはいくら読んでも無駄だがな。
149:吾輩は名無しである
08/04/13 23:52:56
スレ主と思われる三島を神格化したじいさんは
わかりにくいからコテをつけてくれ
150:( ̄^ ̄)
08/04/14 00:04:15
わたくし率的には三島は昭和作家としてはトップクラスの作家で性根~(笑)まず創作意欲が他の作家に比べ半端ではないで少子(笑)かのドナルド金なぞは、太宰と三島を日本の作家では多角評価して居った様で寿司ねぇ~(笑)
151:吾輩は名無しである
08/04/14 00:06:12
希求っていうとものすごく強く求めることでしょ。だから死の希求なんていうと凄く響く。
流石にその一言で云えてしまうことはないだろう。
とりあえず人込みが嫌だ、老人が嫌だなんていってるように、人の下劣さに注目せずにはおかない人だったんだろう。
下劣さに対し否定的であるにせよそうでないにせよだ。延々と書いているしそれだけは間違いない。
それ以上はもっかい全部読んでから考える。
152:吾輩は名無しである
08/04/14 02:17:02
>>150
同感
153:吾輩は名無しである
08/04/14 03:38:39
批判→レス返し→煽り→喧嘩
みたいな繰り返しが多々あるけど同じ人?
154:吾輩は名無しである
08/04/14 04:05:15
三島とか右派系スレには必ず基地外中国工作員がつきもの。
中国では三島由紀夫は発禁本になってる。
155:吾輩は名無しである
08/04/14 05:04:28
このスレで偉そうにしてる、句点をまるで打たない輩が気に入らない。
三島を至高の存在と思ってるのはまあ許せなくもないが、それがあまりに強すぎて吐き気すら催す。
作品論がどうのと言ってるが、自分の思い入れみたいなのが強すぎて、他者の見解は認められないようだ。三島に好意的な評論家の意見だけは鵜呑みにするようだから、なおタチが悪い。
156:吾輩は名無しである
08/04/14 07:41:02
独特の書き方をしているね。
当然ながらそういう書き方を好んで、
何の変哲もなくなるのを避けていたんだと思うけれど……
たとえば金閣寺に以下のような一節がある。
「平日にもかかわらず、観光季節であったので、
その日の金閣をめぐる人ごみは甚だしかった。」
この一文にしても普通に書けば
「季節柄観光客が多く、平日にもかかわらず夥しい人が金閣を訪ねていた。」
「観光季節の為、平日にも拘らず金閣を巡る人の数は甚だしいものであった。」
こうなるよね。「拘らず」の漢字あってるかは不安だが……確かこうだった。
ええと三島氏は文節の順番を入れ替えたり、主語を長くして
「○○は××だった」とわざわざ書いている。
「観光季節のため」
というのも独特の書き方だと思う。
普通なら
「観光客の多い季節で」
と書くよね? 理屈はよくわからないが、
「今は金閣寺を訪れる観光客の多い季節のため、
金閣寺はその観光客達で混雑していた」
ということなら、観光客も金閣寺もかぶってるので、その重複をなくすと必然的に元のように
なるのだろうが、どことなく気取っているという感じがする。
気取っているというのがまずいなら、書き手が格調を求めたといおうか。
157:吾輩は名無しである
08/04/14 08:00:58
それから平仮名が多い。翻訳で平仮名が多いのと似ている。
これも同じ方向へ作用している。雰囲気が統一されている。
もっとも今なら、どの箇所も平仮名が多いという程ではなく、全然何の不思議もないので、
あくまで昔としてはそうだったんじゃないかという自分の推測でしかないが……
寧ろ今の基準で考えると
「全然読めねーよボケ、ふざけんなよこの野郎」
という人の方が多い、というか無作為に選んだ人にこれを読ませたら
殆ど全員そういうんじゃないだろうかという気がする。あ、何が読めないのかと思うかもしれないが漢字が。
ところがこんなことは当然だったりするから困……別に困らないな。なんだ。
それはともかく、自分はある時読みづらいと思っても、また別の時に読むとそうでもなかったな、と感じる。
この書き方が読みづらいと思う人は読む気にならない、というのが案外本当の所かな、と思う。
その程度には読みづらい。
ついでに、このレスの前半は半分ぐらい冗長で後半も半分ぐらい不必要なのだが、
書いていく内にこうなるのが、自分でも原因がさっぱりわからない。
大した知識もないので感想みたいなことを書いていると、どんどん長々しくなるのかもしれない。
158:吾輩は名無しである
08/04/14 10:11:44
春の雪のなかで三島は、ひとつの事象を見ているうちに、心象に別のミニチュア、ミクロ(あるいはマクロ)、別の幻影へ変質する描写を多用していますが、
それがこの作品の全体に漂う儚なさと事象の無限の連鎖を感じさせます。
159:吾輩は名無しである
08/04/14 10:15:04
拒みながら彼の腕のなかで目を閉じる聡子の美しさは喩えん方なかった。
…清顕は髪に半ば隠れている聡子の耳を見た。耳朶にはほのかな紅があったが、
耳は実に精緻な形をしていて、一つの夢のなかの、ごく小さな仏像を奥に納めた小さな珊瑚の龕のようだった。
…その奥にあるのは聡子の心だろうか?心はそれとも、彼女のうすくあいた唇の、潤んできらめく歯の奥にあるのだろうか?
…彼はその髪油の香りの立ち迷うなかに、幕の彼方にみえる遠い桜が、銀を帯びているのを眺め、憂わしい髪油の匂いと夕桜の匂いとを同じもののように感じた。
…遠い桜は、その銀灰色にちかい粉っぽい白の下に、底深くほのかな不吉な紅、あたかも死化粧のような紅を蔵していた。
三島由紀夫
「春の雪」より
160:吾輩は名無しである
08/04/14 10:19:15
清顕
「君はのちのちすべてを忘れる決心がついているんだね」
(君は僕を忘れてしまうのか?)
聡子
「ええ。どういう形でか、それはまだわかりませんけれど。私たちの歩いている道は、道ではなくて桟橋ですから、どこかでそれが終って、海がはじまるのは仕方がございませんわ」
(たとえ死が二人の現世の記憶を奪っても、聡子は清様を永遠に愛しています)
161:吾輩は名無しである
08/04/14 10:25:58
>>156
独特というか、普通じゃないか?
貴方の普通に書いた例文とやらは、ちょっと不細工な印象を受けるよ。
「観光客の多い季節で」 だと、「金閣をめぐる人ごみは甚だしかった」と(人が多い、という部分が)重言になっていて、綺麗な文章とは言えない。
というか綺麗な文章で三島に突っ込んでる時点でアウトだよ。文章力で評価されてるような人なのに。
162:吾輩は名無しである
08/04/14 11:09:14
「じゃあ、気をつけて」と言った。
…その美しい大きい目はたしかに潤んでいたが、清顕がそれまで怖れていた涙はその潤みから遠ざかった。
涙は、生きたまま寸断されていた。溺れる人が救いを求めるように、まっしぐらに襲いかかって来るその目である。
清顕は思わずひるんだ。
聡子の長い美しい睫は、植物が苞をひらくように、みな外側へ弾け出て見えた。
「清様もお元気で。……ごきげんよう」
…清顕は心に聡子の名を呼びつづけた。
三島由紀夫
「春の雪」より
163:吾輩は名無しである
08/04/14 12:16:18
三島由紀夫は天才だね
漱石の次くらいにすごいレベル
164:吾輩は名無しである
08/04/14 14:49:57
そうかね?
三島が天才か否かは分からないけど漱石は作家としては全然天才とは思えない
けどね。天才ってのは谷崎みたいのを指す言葉だね。
165:吾輩は名無しである
08/04/14 15:44:08
ぼくは、国のために死にたいと思います。
先生のためには、いつでも自分は命を捨てます。
森田必勝
どんな美辞麗句をならべた礼状よりも、あのひとことには参った。
三島由紀夫
166:吾輩は名無しである
08/04/14 15:46:57
僕は絶対に三島先生を逃しません。
ここまで来て三島が何もやらなかったら、オレが三島を殺る。
森田必勝
167:吾輩は名無しである
08/04/14 15:55:24
>>166
森田って本当にこんなこといったの?
168:吾輩は名無しである
08/04/14 16:29:44
森田がいなかったら三島は自殺しなかったかもね。
本当は怖がりのくせに、年下の森田がいたせいで意地が出ちゃった。
169:吾輩は名無しである
08/04/14 16:37:26
>>167
言ったみたいよ
一応、祖国防衛隊(楯の会)のメンバーの人たちの証言です
170:吾輩は名無しである
08/04/14 16:44:08
うわあ・・・。それ絶対森田に扇動されてるよな。
キチガイ染みた青年に付き纏われて、自殺するしかなくなった三島カワイソス。
171:吾輩は名無しである
08/04/14 16:47:32
>>168
どうなんだろうね…
三島の認識者の思想と、森田の行動者がお互い影響し合って、より強められたんじゃないかな
172:吾輩は名無しである
08/04/14 16:59:32
まあ、死んでもいいと思えるほどの人生哲学を作るのって凄いよな。
現実問題、死んだらお終いだしな。自分の死んだ後に世界を俯瞰できるならまだしも。
173:吾輩は名無しである
08/04/14 20:00:08
あのさ、武士道が嫌なのはヒステリックなまでに大義名分の為に死のうと頑張る
点でさ、第一国の為とかなんて理由で人は死なないんだよね、それは身勝手な
理由付けさ。
三島は文学者としては優秀だし、その著作は素晴らしいんだけども、その人生の
幕引きが嫌なんだな。太宰みたいに女と心中なんてのも無責任一代男のようで
嫌だが、三島の死の演出は悪趣味過ぎるぜ。川端みたいにひっそりガス管くわえて
死んだ方がマシってもんだね。
三島は天才であるが故に自分で死の舞台を整えた、とも言えるがね。
174:吾輩は名無しである
08/04/14 21:00:24
>>173
あなたは国のために死ねつもりはないでしょうが、今まで過去の時代には、国のために死んだ人はいると思いますよ
国というか愛する郷土や家族を守るためだと思うけどね
私は、三島のことをいろいろ調べた結果、三島には確実に、日本文化を護る憂国の思いがあったことを確信しています
三島は、その上で自分の死の演出、世間へのメッセージを、より効果的にするための舞台を整え、思想を貫き、自己作品化の芸術を完結した人だと思います
175:( ̄^ ̄)
08/04/14 21:02:21
おやおや(笑)
176:吾輩は名無しである
08/04/14 22:27:38
>>174
気持ち悪い……
177:吾輩は名無しである
08/04/14 22:36:01
174は、阿部和重スレでもトンチンカンな持論を披露して痛がられてるよ。
文章から察するに、IQは90を軽く下回ってるな。
いくら読書しても、地頭の悪さだけは救われないという典型例w
178:吾輩は名無しである
08/04/14 22:40:26
思いつめた真摯な熱情があった人だから、壮絶な死を選んだんだろうし、だからこそ名作も遺したけど、
春の雪みたいな小説の書ける人が、45歳で亡くなったのは、残念なのは残念たけどね
川端康成は、三島の死体を見たとき、「もったいないことをした」と呟いたそうです
179:吾輩は名無しである
08/04/14 22:45:41
>>177
私は>>174だけど、そのスレには行ったこともないし、見たことないよ
私は三島スレ以外は、他は一つのスレしかいませんから
180:174
08/04/14 22:49:22
その阿部とかいう名前さえも、今初めて聞いたくらい知らない人です
妄想で勘違いしないでね(笑)
181:吾輩は名無しである
08/04/14 23:39:06
自己紹介乙
182:吾輩は名無しである
08/04/14 23:40:47
174の(笑)が悲しく揺れている。
尊敬する三島由紀夫の傍へ逝く積もりなのだ。
183:174
08/04/14 23:59:21
>>177
あんまり、いろんな作家のスレ見すぎで、妄想で人間違えして決めつけるのはやめてね
私は三島由紀夫以外の作家には、全く何の興味もないし、関係ない知らないとこまで行きませんから
知らない作家のことなんか、どうでもいいしね(笑)
おやちゅみ
184:吾輩は名無しである
08/04/15 00:10:58
↑陰毛白髪オバサン今夜も元気で2chで須磨の浦開発中
185:( ̄^ ̄)
08/04/15 00:17:55
おやおや、おやちゅみ と云えば反り乳マゾちゃんなのですけれどねぇ~(笑)ちゅぱんこちゅぱんこ(笑)
186:吾輩は名無しである
08/04/15 01:32:12
はやくこの世から消え去るべきだ。
187:吾輩は名無しである
08/04/15 12:31:56
女神を読み終えたんだけど皆さんはどんな感想を抱いた?
188:吾輩は名無しである
08/04/15 12:37:10
2章まで読んだけど「金閣寺」って何が面白いの?
189:( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q
08/04/15 13:06:47
おやおや(笑)反り乳マゾさんは>>174さんだったのですかねぇ(笑)
190:吾輩は名無しである
08/04/15 14:03:29
>>188
頭の悪すぎる人は相応しくないといって、初めから出て来ない所なんか、考えようによっては面白いね。
そうやって一々見ていけば十二分に面白く読めるし、理解もそれなりにできるよ。
そもそもお堅い文章でもないのにつまらない訳ないだろう。
191:吾輩は名無しである
08/04/15 14:16:01
いや、他の三島作品はいくつか読んだけど私も金閣寺だけは良さが分からなかった
192:吾輩は名無しである
08/04/15 14:30:30
む。
ええと、すっとぼけた風にして書いているけれど、
出てくる人皆の性格などは皆把握した上で書いている。
そして登場する人間にも出来事にも何の意味が無いってちゃんとわかってる。
いくら壮絶な最期を遂げた人だからって、人間である事には違いないからだ。
そうでないと芸術としても娯楽としても楽しめない。
つまりこれは箱庭を楽しむ物なんだよ、きっとね。
箱庭を楽しむ物と、舞台を楽しむ、あるいは現実に投影する物とどちらが高級かなんてことになると、
さっぱり見当が付かないけれど、そりゃそんなことを考えるのは無意味だからそれでいいのさ。
193:吾輩は名無しである
08/04/15 14:42:00
>>191
いくら傑作や名作の芸術作品でも、100%万人受けするものなんかないから、いんじゃないの、それで
194:吾輩は名無しである
08/04/15 14:59:06
これなんか話と関係ない所だけど、
金閣寺から柏木に頼まれてパクってきた杜若(かきつばた)と木賊(とくさ)を
柏木が活け直す様子を、以下のように書いている。
「彼の手の動きは見事という他はなかった。
小さな決断がつぎつぎと下され、対比や均整の効果が
的確に集中してゆき、自然の植物は一定の旋律のもとに、
見るもあざやかに人口の秩序の裡へ移された。
あるがままの花や葉は、たちまち、あるべき花や葉へ変貌し、
その木賊や杜若は、宗主の植物の無名の一株一株ではなくなって、
木賊の本質、杜若の本質というべきものの、
簡潔きわまる直叙的な表れになった。」
要するに
「柏木が手を加えただけで見違えるように見栄えがした、私はそれにいたく感心した」
ということで、見方によっては、ただ
「無造作だった花を友達が活け直した」
というだけで、長々しく書く必要はないのかもしれない。
うーん……文体についてはもういったし、人によって全然100パーセント意見が違うのでさておくとするが……。
では何故か。ここに関しては、作者は柏木の人物像を書くためにこう書いたのだろうし、
同時に主人公が、とんでもなく感心した、感心した具合が甚だしかったことをいいたいのだろう。
ということはつまりどういうことか。
「センスが無い奴はいくら頑張ってもダメで、柏木はセンスがある奴だった」ってことが言いたいわけだ。
これなんかそのまま書いたんじゃ、下種の勘繰りみたいで下品も甚だしい。
だからわざわざ、様子まで詳細に記しているんだろう。そうは思わない?
195:吾輩は名無しである
08/04/15 15:02:25
「センスが無い奴はいくら頑張ってもダメで、柏木はセンスがある奴だった」
これは最近の人が書けばいいことで、昔の本を持ってきてそんな風に文句を付けていたら何やってるかわかんない。
変人もいい所だね。それが読者としての真摯な態度だと主張しているならそれでもいいのかもしれないが
無意味な事をしているとしか思えない。
196:吾輩は名無しである
08/04/15 15:21:04
>194
一文を取り出して云々するのは如何なものかと
生花の師匠が取り乱す事にその描写が必要であり、読者は得心が逝くでしょ
197:吾輩は名無しである
08/04/15 15:27:17
>>196
いや、やっぱりセンスがある奴は根本的に違ってるって事の方が言いたかったんじゃないかと。
面白くないってことは、ストーリーからしてつまらないという意味だろうから……。
人となりを的確に書いていってるから面白いんだと思うよ。
何で面白いかなんて知ったこっちゃないけど。
198:吾輩は名無しである
08/04/15 15:30:40
いやまあ、白状すると読んだのがずっと前で昔といっていいぐらいのもんだから
ぜんっぜん覚えてないんだけどね。そんな状態であっても、ストーリーに関係なく、面白い物は面白いよ。
199:吾輩は名無しである
08/04/15 15:35:58
いややっぱり、必要な小道具としてみたって、柏木を書くことの為に使われているんではないかな。
そしてやっぱり甚だ下品ながら
「センスの無い奴がやっても上手く行かない、センスのある奴がやると上手く行く」
って事がいいたいんだよ。それをいわなきゃならないようなら、読み手の方に問題があるとしたもんだろうに。
200:吾輩は名無しである
08/04/15 15:42:24
>>194
その文章が、センスがない奴はだめだ、といいたい趣旨とは思わないし、
そこの部分は、何がいいたいとか、じゃなく、華麗な文体や文章を、楽しめばいいと思うよ
201:吾輩は名無しである
08/04/15 15:42:51
>199
そりゃ~もちろん、柏木の人物描写としても成立してるでしょうね
水盤の上にあらわれたモノに師匠は何を見たか、って所にね
202:吾輩は名無しである
08/04/15 15:48:20
まさか美的ではあるけどナンセンスな文章の羅列として評価している訳ではないでしょう
ちょっとびっくらこいたなこりゃ
203:吾輩は名無しである
08/04/15 16:06:11
>>201
言いたいことっていうのは、捻くれた性格の柏木の器用さでしょう?
器用さというのはただの手先の器用さのこと。
ただ生け花を習っているというだけではない。
というより、生け花をいくら習っても全然ダメな人もいるわけだから、
そういう人でないことをいいたいのでは?
それに柏木が活花が全然ダメでヘタクソということにもししてしまうと、
ストーリーは勿論の事ながら、それ以外の部分まで急にギクシャクしてくると思わない?
204:吾輩は名無しである
08/04/15 16:13:27
>>200は
ナンセンスの羅列だといってるんじゃなくて、がちがちに頭で理解しようと意味ばかり追求することが、文学の楽しみじゃないってことを言っただけ
205:吾輩は名無しである
08/04/15 16:17:43
>203
>捻くれた性格の柏木の器用さ
器用さというなら人を弄ぶ事に長けているってことかな
人の美醜が同一にあることは「金閣寺」の中で何回も書かれている
主人公は、「金閣寺」の醜を暴いて見せた訳だ
206:吾輩は名無しである
08/04/15 16:17:55
そうだけど、文学なんて高尚なこといわなくても
安っぽいラノベなんかとの違いはそこにあるんじゃないの。
全く無意味なら理解するというのがそもそも無理な話だからそれで構わないが、
結局意味がないんじゃないなら、それを解って読まないとつまらない。
そりゃ作者に聞いてみたら
「実はあそこは何も考えずに書いたんだ、悩ませてすまない」
と言うかもしれない。しかし考えること自体が面白いのであって、そうでなかったら
何もない、無だ。
というか、何言ってんの?
207:204
08/04/15 16:29:24
私が思うのは、
柏木が器用に残酷に花を生ける手さばきは、柏木が女師匠を扱う、残酷な器用さを、溝口の視点で想像させるためだと思う
208:吾輩は名無しである
08/04/15 16:36:48
>>206は>>204宛て。
まあいいや。
>がちがちに頭で理解しようと意味ばかり追求することが、文学の楽しみじゃない
しかし楽しみじゃないというのと非難とは全然違う。
「無下に切り捨てているけど非難はしていない」とは面白い。どういう意味だろうか。
>>205も
「器用さというのは手先の器用さ」だって断ってるのに何で無視するんだか……。
手先が器用だと頭がいいことが多いから、要領がいいということはいえるかもしれないけれど。
要するにガニ股にコンプレックスを持った、器用で利口で何でもこなす男で、
性格は自分のコンプレックスのせいで曲がっている男を登場させたかったんだろう。
そんでもって、その男に色々言わせたかったんだ。
こういう風にいっても納得しないならこういえばいいかな。
金閣寺を燃やしちゃうことを書きたかったんじゃなくて、金閣寺を燃やす人が何を考えてたか、
またそこに到るまでを書きたかったんだよ。
また、象徴となる出来事を書いていき、人物像や性格を浮き彫りにしていく事が、
理由や納得のいく説明に代わるものとなる。だから
それをいうことが意味を追求すること? むしろ
「金閣寺を燃やした事についていくら書かれてもつまらん」
なんていう方が、意味を追求してる。
209:吾輩は名無しである
08/04/15 16:45:43
そりゃともかく
主人公はやたらと悲観的に考えるから、柏木についても酷く深刻そうに書いてあるが、
ただのちっぽけな男、コンプレックスを持った、なよなよした、器用な男だと評しても構わないと思う。
というか気丈な人に寄りかかって自分の傷ついた心を癒そうとしているように見えるな。
言い換えれば、世話してくれるような甲斐性のある女性との共存関係とでも云うべき物、
それを常に築いていて、それで自己を保っている、そんな人だったんじゃないかと思うよ。
なんともみみっちいじゃないか。
>>207
そうかな。柏木は確かに残酷で器用な人ではあるけど、大した人物とも思えないので、
残酷とまでいうには至らない、自分はそんな風に感じた。手先が器用とかいかにも女々しい。
210:吾輩は名無しである
08/04/15 16:46:53
>208
ドキュメンタリーじゃないんだから作者の内面に何があるか、考え無しですか
金閣寺は永遠なるモノの象徴であり、
それを破壊することが一個の人間にとってどういう意味を持つか
三島が書いたのは「世界は変貌するんですよ」というお話でしょ
211:吾輩は名無しである
08/04/15 16:53:02
>>210
「世界は変貌する」ってことを書くのが、内面を反映させることになるのだろうか。
むしろ
「生臭坊主は嫌だ」という作者の思想の方がよく反映されてるのは確定的に明ら……もとい明らか。
そこにあるのはつまり作者の俗っぽい物を嫌う精神であり、登場人物に自身の考えが反映されている。
212:207
08/04/15 17:03:12
>>209
だから、柏木の手先が器用とかが問題じゃなくて、
柏木が自然の花を、器用に残酷に生けられる、その認識者の手で、
溝口が想っていた女師匠がすでに、生け花のように、柏木の認識によって汚されていたことを表している箇所ってことだと思うけどね
213:吾輩は名無しである
08/04/15 17:10:30
>>211
登場人物の溝口や柏木に、三島が自分を投影しているのはあたりまえだけど、
金閣寺の主題は、俗っぽいのが嫌だとか、そんなことじゃないないと思うよ
まあ、人それぞれ思いたいように思えばいいけど
214:吾輩は名無しである
08/04/15 17:10:52
>211
「生臭坊主は嫌だ」という作者の思想・・・というのはともかく、
人の美醜が同一にあること、その対極にあった「美」が失われれば
世界は汚辱に満ちた耐え難いものになってしまう
三島がああなってしまったのも、むべなるかな
215:吾輩は名無しである
08/04/15 17:52:12
>>214
>人の美醜が同一にあること、その対極にあった「美」
↑
これの意味が、分かるようで、よく分からないです
あと、「美」がなくなった世界に、三島は「美」を求めて、最期を選んだんだと思う
216:吾輩は名無しである
08/04/15 18:03:30
三島は変態
それ以上でも以下でもないのだ・・
217:吾輩は名無しである
08/04/15 18:15:38
三島は、実際の金閣寺放火犯が在日朝鮮人だと知ってたんだよな?
218:吾輩は名無しである
08/04/15 18:56:47
>>204は白痴。生きるだけ地球に害悪ゆえ蒸発すべし
219:吾輩は名無しである
08/04/15 20:01:52
>>212
いや、よく解った。
話としては柏木がモテたということだし、>>212の通りだ。
よく解らないところが多いけれどそれでもよく解るというか、とても文学的だね。
同じことを形容するのでも三島氏が形容するとこうなる、という感じで表現が美しい。
分析的なんだろうか。
220:吾輩は名無しである
08/04/15 20:23:02
あ、後半は金閣寺のことで勿論レスについてではない。
221:吾輩は名無しである
08/04/15 21:11:32
>>187
「女神」は、あまり目立たないけど、これも三島由紀夫の特徴が、結構あらわれている小説だと思うよ
父親=創造者から「女神」になるように育てられた朝子が、最後に、
「人間の愛欲などに、決して蝕まれない大理石のような女神」=不可侵な存在=父の創造した芸術品、となることを決心する話だけど、
この、父親も朝子も両方が三島の分身だと思う
美の創造者である三島と、美の被造物である三島、みたいな感じがします
三島自身が三島を、人間の愛欲、自我や性格を越えた、永遠のフォルム=美神として、日本の様式美の死に、自分をあてはめたのと似ていると思う
222:↑
08/04/15 21:46:12
作品と作家との結びつきに関して、相当に幼稚な勘違いをしているように思えるレス。
223:吾輩は名無しである
08/04/15 21:50:10
そうやって断言してしまうのも何だかなあ。
224:吾輩は名無しである
08/04/15 22:07:32
>>217
名前が在日朝鮮ぽいから、そう思われているだけで、日本人だと聞いたこともあるよ
住職だった父親が、変わった名前つけただけとか
225:吾輩は名無しである
08/04/15 22:35:10
>>221は何の中身もない長文をうだうだ書いてオナッてないで早く去ね(笑)
226:212
08/04/15 22:38:54
>>225
お前が死ね
227:212
08/04/15 22:46:36
>>225
Wannabeの方ですか?(笑)
ご苦労様です(笑)
228:吾輩は名無しである
08/04/15 23:05:52
ブルーハーツ婆気持ち悪いよ(笑)
229:吾輩は名無しである
08/04/15 23:06:17
仮面の告白ででてくるグイド・レーニの「聖セバスチャンスの殉教」があるじゃないですか?
この作品で紹介されているこの絵の画集は存在したのでしょうか?この絵をなにか画集でも写真
でも見たことアルかたいらっしゃいますか?
230:吾輩は名無しである
08/04/15 23:08:47
>>229
追記
ついでにこの絵が所蔵されているというゼノア(ジェノバ)のパレッツォ・ロッソ?
だかにいったことがあって実際に見た方いますか?
231:212
08/04/15 23:09:22
しかし自分には能力がないので、どうしても不甲斐ない言い方になってしまうな。
これはもう、老師は明らかに俗悪さの象徴だね。中々高尚な物言いと高級な精神を持ち合わせた人達の中で、
老師だけ突出している。しかも老師は俗悪といっても、極々一般の人に過ぎない。
ということは一般人程度の俗悪さですら、三島氏は許したくなかったということだろう。
232:212
08/04/15 23:12:01
>>225
いや、そういう物言いには飽き飽きしてるんだよ。
最近になってそういう物言いをする奴はつまらないと思い始めたので、
やっぱりどうせなら面白いこと言って下さい。
233:吾輩は名無しである
08/04/15 23:19:26
>>212
いや、そういう物言いには飽き飽きしてるんだよ。
最近になってそういう物言いをする奴はつまらないと思い始めたので、
やっぱりどうせなら面白いこと言って下さい。
気持ち悪い長文と、無駄なコテ付けるのはやめて下さい。
ついでに人間やめて下さい。(笑)
234:212
08/04/15 23:22:57
ただの荒らしだったか。
お前のせいで日本が駄目になった。南国にでも行っちまえ。
平易でありながら高尚で解りやすい文章を
苦痛を以ってして読むことしか出来ない人は可哀想ですね(笑)
ここはあなたに相応しい所じゃないですよ(笑)
235:209
08/04/15 23:23:39
あれ、212じゃなくて209だったわ。まあいいか。
236:209
08/04/15 23:37:24
あれ、何言ってんだ。
平易でありながら解りやすいって、
平易でありなおかつ解りやすかったら解りやすいよな。間違い間違い。
237:209
08/04/15 23:53:08
まあ恣意的に曲解したって、何の問題も無いだろうよ。
折角金閣寺を読んでも、
「ほんと文章って物には何の力も無いなあ。いくら楽しくても、読むだけ時間の無駄だろうか。いや、楽しければいいか」
なんて感想を持つ人もいるだろう。そうでなかったら今度は、碌でもないこと書いてるなあと思うんだから手に負えないねw
全くどうしようもない。
238:吾輩は名無しである
08/04/15 23:54:34
>>235
なんだか、女神のレスした私>>212になりすまして荒らしが自演してるのかな、と思ったら、間違えてコテ番つけてたのかな?(笑)
気をつけて(笑)
239:吾輩は名無しである
08/04/16 00:10:33
>>229
三島のエッセイと、古本で買った雑誌のなかで、写真を見たことあるよ
カピトリーノ美術館にあるそうです
240:吾輩は名無しである
08/04/16 00:21:56
難しい事わからんけど、三島さんはこの国が何かを失いつつあることを伝えたかった、それであの事件を起こした。
残された僕らがやる事は何?失ったものを取り戻す?失った後に何かを?大事な事は何ですか?国?文化?美しさ?愛?希望?未来?
何を選んで、どんな世界を創るか、それは今を生きてる人が考える事。
三島さんはきっかけを作ったにすぎないと思う。頭悪いからうまく言えんけど。
241:209
08/04/16 00:36:09
>>240
美に殉じたならそんな必要はないはずだが、そうではないと考えている訳か。
事件については何ともわからない。作品と事件は関係がないと思う。
解り難いとされるのは一見てんでバラバラのことを書いているように感じられるからだろうが、
何かを説明する為か、物話を進める上で必要だからかのいずれかで無駄は一切無い。これは凄いね。
全体を通してここがない方が読みやすいという箇所というのは一切見当たらない。
普通の人なら
「ああ、これは失敗した」
なんてこともあるだろうけど、金閣寺なんか読んでると、この世の中にヘタクソな文章なんて
果たして存在していたっけ、そんなものなかったよな、なんて思ってしまう。
何だか前に読みにくいといったのと矛盾しているけどさ。まあ、察してください。
242:吾輩は名無しである
08/04/16 00:50:34
>>240
日本の文化や魂だと思うよ
そのなかには、いろいろなことが含まれていると思う
死ぬ前に、日本は緑色の蛇に呪われている、と言ってたらしい
243:吾輩は名無しである
08/04/16 00:50:40
>>240
低脳厨房まるだしなこといってないで早く寝ような
244:吾輩は名無しである
08/04/16 00:58:56
>>241
美に殉じることと、伝えるメッセージを遺していくことは、矛盾はしないと思う
245:吾輩は名無しである
08/04/16 11:05:31
>>172
>現実問題、死んだらお終いだしな。
現実問題なんだ?w
お前に生きてる意味あんの?
246:吾輩は名無しである
08/04/16 11:07:36
>>173
ガス管くわえた方が、無責任で迷惑だろーが、ぼけ。
人の性癖や死に様にケチつけんな。
247:吾輩は名無しである
08/04/16 11:57:37
>>231
老師の俗悪は、ごく一般の人の俗とは違って、僧侶の身でありながらの俗悪、偽善、醜悪だから許せなかったんだと思う
三島は、たとえば、青の時代の主人公のような、偽悪的な俗悪に対しては、ある種の共感をもっていた感じがするし、一般の人の俗悪のすべてを憎んでいたわけではないと思う
248:吾輩は名無しである
08/04/16 13:13:01
245=246は三島の文章を読んでも1行すら理解不能の頭の悪い右翼なんでしょうなw
右翼独特の低脳なヒロイズム願望に拠って三島を大人物に仕立て上げなきゃ
気が済まないのでしょうw
若い者を引き連れて自衛隊の長官を監禁、拉致して自分の主張を大仰に叫んだ
三島と一人ひっそりと死んでいった川端のどっちが迷惑な死に方かはガキでも
分かるのにねw
まあこういうのが分からないから三島の思想なんてのを誤解してはバカみたいに
神格化する右翼なんてものになるんですねえw
249:209
08/04/16 13:20:23
>>248
みちるの何とかさんですか
毎度ご苦労様です
250:吾輩は名無しである
08/04/16 13:41:08
三島由紀夫の女のファンてほとんどいないよな。
251:吾輩は名無しである
08/04/16 13:58:21
>>248
その指摘しているレス者が、三島を神聖化しているとも別にみえないけど
ただの煽りレスに、何かといえば、三島を神聖化、右翼というあなたの方が過剰に三島を偏った目で見ているようにみえます
他にも、作品の感想を述べたレスに、内容で反論せず、ただ人を中傷するだけのレスがあるのに、それには反応しないあなたのが、変に偏った人にみえますよ
252:吾輩は名無しである
08/04/16 14:12:05
>>248
>若い者を引き連れて自衛隊の長官を監禁、拉致して自分の主張を大仰に叫んだ。
雑誌でこの事件を読んだだけだろ?
三島の作品を読まずして、あの事件でしか三島を語れない人間とは、作品を読んでも何も見いだせない人なんだろう。
その点では、あの事件が良質の読者を得る為のふるいの役目だった説はあたってるね。
ここでいう良質に関して突っ込まないでね♥
ガス管が漏れて爆発でもしたら大変な事になったね。
>>249
kwsk
253:吾輩は名無しである
08/04/16 14:22:46
>>250
女性ファンも結構いると思いますよ
芸能人では
佐藤江梨子、宇多田ヒカル、斉藤由貴、ビヨーク、木村佳乃…が三島ファンです
254:吾輩は名無しである
08/04/16 14:28:23
>>248は、みちるの友さんじゃないと思うよ、たぶん
255:吾輩は名無しである
08/04/16 14:33:50
>>250
ファンはいても、男性と同じ価値観で見ているかわからないよね。
256:吾輩は名無しである
08/04/16 15:04:04
>>255
男性と同じ価値観って意味も、なんだかよく分からないけど…
男性でもいろいろ価値観は違うだろうしね
かえって、三島を過剰に嫌う人は、男性に多いんじゃないの?
257:吾輩は名無しである
08/04/16 15:18:29
>かえって、三島を過剰に嫌う人は、男性に多いんじゃないの?
へー、そうなんだ。
258:吾輩は名無しである
08/04/16 15:21:01
女性も書き込んでるみたいだね。
259:吾輩は名無しである
08/04/16 15:22:22
>>256
>男性と同じ価値観って意味も、なんだかよく分からないけど…
そのまんまの意味だよ、あほが。
260:吾輩は名無しである
08/04/16 15:38:29
私は女だから分かるけど、たぶん女性で三島を激しく嫌悪する人はいないと思う
261:吾輩は名無しである
08/04/16 16:17:55
>260
そう言えば、今まで付き合った女性も、今のカミサンも三島好きだなぁ。
逆に大江は苦手という人は結構居た。
俺は両方好きなんだがw
262:209
08/04/16 16:31:13
要するにだな、気取ってるとか云う奴は死ね
263:吾輩は名無しである
08/04/16 16:49:37
第一さ、三島の文学者としての価値を知らな過ぎる奴が多過ぎるんだよ。
だから『国の為に死んだ云々』なんて阿呆な事を言い出す訳。
まあ頭の悪い右翼は物事を単純化、図式化しなければ理解不能なので三島を
そう単純に理解したがるんだろうけどねw
このスレに書きたがるのって頭の悪いのが多過ぎて佃煮にでもしたいくらいだなw
取り敢えず209とかいうバカが一番三島の文章を理解出来ない低脳だとは断言
してやろうw
264:( ̄^ ̄)
08/04/16 16:54:39
おやおや(笑)
265:209
08/04/16 16:59:22
>>263
よく言うよ。理解ってのがそもそも何かわからん。鑑賞して楽しむことが理解なの?
それとも一々意味を考えるのが理解への道筋だと思ってるの?
アホなコテの同類だろあんた。何にも考えてない。
266:209
08/04/16 17:08:29
まあ俺としては、意味を考えた方がいいと思うよ。
俺の考えは絶対だから、馬鹿なこと言って時間潰して
自分まで馬鹿になる位なら、馬鹿をほっとく方を選ぶがね。
これは忠告さ。
267:吾輩は名無しである
08/04/16 17:20:00
>>263
あなたの方が、三島由紀夫の文学者の価値を解って理解していないと思う
ふつうに作品や三島のことを話しているだけなのに、すぐに右翼とか言うほうが、なんか変ですよ
三島が、日本文化、文学や芸術を大切に思いながら、憂国の思いを持っていたのは、作品や著書を読めば明らかなのに、
それを、単に右翼と決めて悪いみたいに思うほうが、おかしいんじゃないの?
268:吾輩は名無しである
08/04/16 17:29:31
回りくどいけれど問題は、そんなこといくら言っても無駄ってところにあるんだろ。
日本語が通じないんじゃないの。
269:吾輩は名無しである
08/04/16 17:49:54
まあ俺としては、意味を考えた方がいいと思うよ。
俺の考えは絶対だから、馬鹿なこと言って時間潰して
自分まで馬鹿になる位なら、馬鹿をほっとく方を選ぶがね。
これは忠告さ。
↑典型的アホの文章w
俺の考えは絶対なんだそうだw
世の中の全ての事象は相対的に論じられるんですけどねえw
まあこういう低脳が蔓延るってのがもう我が国が末期状態だって
事だよなw
270:吾輩は名無しである
08/04/16 17:54:48
>>269
そりゃ文学作品にはそんな言い回しは出て来ないよ。
あんたが文学作品も三文小説も、解する能力を同等に持たないからわざわざ言ってやってるんだっつの。
金閣寺について、意見は? ここが印象に残ったとか。
271:( ̄^ ̄)
08/04/16 18:01:31
いやはや(笑)
272:吾輩は名無しである
08/04/16 18:16:35
一時期、アメリカやヨーロッパのスノッブな連中がこぞって、
ミシマに影響を受けたみたいなこと言ってたな。
ミシマの名前を出しときゃハイソみたいな。
273:吾輩は名無しである
08/04/16 18:21:10
>>271が見えない
>>269
あんたは>>209の内容がわからないから何も意見できないし、
俺はお前は馬鹿だと理解したわけでそのことに問題は何もない。
世の中の奴はみんな馬鹿だ、糞食らえ、金閣寺も何もない、クソッタレ。
俺は何をしても許される、なぜなら皆よりも、より馬鹿でないからだ。
従って俺はお前を馬鹿だと断言して憚らない。少なくとも俺よりは馬鹿だからだ!
274:吾輩は名無しである
08/04/16 18:23:51
まあ俺は天才だし。糞食らえ。
275:吾輩は名無しである
08/04/16 18:26:35
文学的天才が日本に100万人はいるな。馬鹿じゃないの。
276:吾輩は名無しである
08/04/16 18:47:31
あ、全部俺だから。
内容と直接関係ないけどわかりやすいことでもずっと正しいことを言ってると
言われてる相手は相手が間違ったことを言ってると思うもんなんだね、きっと。
そしてたちまち、話を聞いてもらえなくなっちゃう。
だから、作品の中で作者が自分の体験に基づいた真実を
ただ綴ろうとしたんじゃないかなという気がするな。
読みにくいのは読み手のことを考えてないからだよ。
普通の出来事が醜悪だったり美的だったり、尋常でなかったりするその不思議さ。
それを書きたかったんだと思う。
そして確かに、その物語の中にある醜さは誰でも感じることが出来る。
これはすごいことだよ。
277:吾輩は名無しである
08/04/16 19:02:55
そしてもっとすごいのは
「どうだ、すごいだろう」
と自分の能力をひけらかすことをやらなかったことだ。
自分の文章が美的であることを自認していたんだろう。だから、無理する必要が無かった。
……当時どうだったかは知らないので、どうでもいいにも程があるが。
しかし、いかにも天才型だね。
278:吾輩は名無しである
08/04/16 19:45:22
ここで書いてる奴ってメンヘル板に行った方が良いんじゃねえのw
273は確実に自己愛性人格障害という精神的な病なのだとだけ言っておこうw
279:吾輩は名無しである
08/04/16 19:50:15
>>278
他の板で
「愛は汚い」
とか一般論ほざいて得意げな奴が居たがお前はそいつの鼻クソぐらいだな、死ね
280:吾輩は名無しである
08/04/16 22:11:45
>>260
しらねーよw
281:吾輩は名無しである
08/04/16 22:30:09
>>263
三島由紀夫が、国のために死んだという理由が、三島文学の価値をおとすことになるふうな、言い回ししてるのも、ずいぶんおかしな見方だね
関係ないじゃん
282:吾輩は名無しである
08/04/16 23:01:16
三島は、優秀な作家だったと思う。
しかし、彼が自己中心的な性格をした、お坊ちゃんのままで大人になり、
そのままの人格で自殺したことは、誰にも否定できまい。
文学者として自殺したわけでも、右翼の思想家としてそうしたわけでもなく、
ただそうしたかったから、自殺しただけの話。
283:( ̄^ ̄)
08/04/16 23:03:55
おやおや、低脳諸君(笑)わたくしの愛人マゾちゃんにくれぐれも粗相泣き様にお願いし増すよお~(笑)場合に依っては、わたくしと痴呆( ̄ω ̄)老人を敵に舞わす事にも成り増す死ねぇ(笑)
284:吾輩は名無しである
08/04/16 23:27:07
>>282
それはあなたの見解で、それが正しいもんでもないでしょ
断定的な物言いで、他の意見を否定するあなたのほうが、威圧的で、偏っていると思う
人それぞれ三島由紀夫に対する考えは違うしね
私は、三島由紀夫を自己中の人とは全く思いません
285:吾輩は名無しである
08/04/16 23:30:10
>>283
( ̄^ ̄)ちゃん、こんばんち
心配ありがとう(笑)
286:吾輩は名無しである
08/04/16 23:30:46
まじできめえ
気違いのようだ
287:吾輩は名無しである
08/04/16 23:46:54
>>282
三島由紀夫の本も読んでて、その意見だとしたら、相当、感性がにぶい人だと思いますね
作品を読んでいたら、文学者の三島由紀夫が、全く何の思想や、文学者の側面なしに死んだと、言えないと思います
288:吾輩は名無しである
08/04/16 23:50:12
>>282が自己中な奴であるのは確実。
289:吾輩は名無しである
08/04/17 00:02:06
自演きめえ
290:吾輩は名無しである
08/04/17 00:14:34
右翼だ、何もわかっちゃいない、とレス者の中傷ばかりしているのに限って、肝心の作品の中身の感想は、何も具体的に語らないね
291:( ̄^ ̄)
08/04/17 00:26:41
いやはや(笑)ただ単に自殺死体のなら別に三島はあのような死に方に拘る必要はなかったで生姜(笑)少なくとも三島自身は自分を武人と思っては居たで少子、そこに何らか思想なり哲学なりが在ったであろうと考えるのが普通で消化ねぇ~(笑)
292:( ̄ω ̄)みちるの友 ◆nCkADzKG8Q
08/04/17 00:28:35
おやおや、私が勝手に味方に引きずり込まれておりますねぇ(笑)
293:( ̄^ ̄)
08/04/17 10:08:54
三島絶対神を崇拝する奴には、>>284が面白くないようで笑えた。
294:吾輩は名無しである
08/04/17 11:00:01
>>293
指してるレスも間違えてるし、なりすまし
三島ファンだけのことを、三島を絶対神で崇拝してると決めつけるとは、ずいぶんと、ひねくれてるね
誰も、三島を神だ、なんて言ってる人いないのに
295:吾輩は名無しである
08/04/17 11:25:45
終戦前のことですが、荷物の疎開でズック袋やトランクをいくつも荷造りしましたが、
そのときも公威は、荷造りの手伝いをしたり、それぞれの荷物の中身を克明に手帳に記入してくれたり、自動車で運びにくい品物は大八車を借りて来て弟妹と三人で運んでくれました。
…公威はつねに先頭になっていやな仕事を引き受けて、ずいぶんこの弱い私を助けはげまし、一家の心の支柱となってくれました。
平岡倭文重
296:吾輩は名無しである
08/04/17 11:28:02
(倅は)銀座方面に出かけるとき、海外旅行に出かけるとき、ちょっとたのむとかならずなんでも買ってきます。
…忘れたら忘れたでよいと申しましたが、数軒さがしてやっとあったと注文しないパイプも買って来てくれました。
いかなる些細なことでも、たのめばかならず履行してくれます。
平岡梓
297:吾輩は名無しである
08/04/17 12:20:16
彼は(三島は)無限の敵、即ち日本文化、いや日本を腐敗させつつあるものへ、自分の命、絶対の価値ある自分の命を投げつけた。
彼は敵に向い最後迄断然逃げなかった。
…彼は自分の愛するもの(これには自分の家族も入る)に、自分の最上のものを捧げたかった。
それは自分の命、これである。
三谷信
298:吾輩は名無しである
08/04/17 12:21:46
世人は彼の死を嘲笑した。これは彼の敵の正体を、世人が未だ理解していない時に死んだからか?
多くの人、中には名声にあっては一流人が、まるで見当違いのことをいって、彼の死を手軽に料理している。
しかしいつでも彼の死は早すぎるのだろう。
“死”は誰でも逃げたいものだから。
三谷信
299:吾輩は名無しである
08/04/17 12:25:00
彼は稀なる作家、思想家、そして文化人であった。
自分の思想のために、生涯の頂点で、世人の軽蔑は覚悟の上で死ねる者が何人居るか。
彼と思想を異にするのは全く自由であるが、嘲笑するには先ず自分の考えに殉じて死ねる者でなければなるまい。
なぜなら、彼の死は冷静な死であったから。
三谷信
300:吾輩は名無しである
08/04/17 12:26:14
彼は少年時代に戻って死んだ。少年時代、彼は日本文化に殉ずる心で生きて居た。
その心で死んだ。純粋という点では、学習院高等科学生の頃の姿で死んだ。
所詮作家からはみ出した男、言葉で適当に金を儲けることを、出来るがやらぬ男であった。
三谷信
301:吾輩は名無しである
08/04/17 15:05:42
小学生でもわかる。
商売が出来ない奴はバカ、侍に商売は出来ない、だから侍はバカだ。
皆バカだ、否バカじゃないと、そればかり繰り返し論じている。
結局侍なんてのは仮想の存在、皆商人だ。それも最低な類の商人だ。
それを誤魔化すことだけ考えて生きていればいい。何でそんなことが問題になるんだ。
302:吾輩は名無しである
08/04/17 15:33:38
>>301
別にそんなこと問題にしてませんよ誰も
303:吾輩は名無しである
08/04/17 16:16:26
「金閣寺」はある意味で最高のエンタメ小説。
ガキの頃から内向的で、女にもモテないキモヲタが、ひ弱で醜い自分から目を反らすために
「金閣=絶対美」というファンタジーを脳内で創作。
やがて、憧れの金閣で働きはじめるものの、
ホンモノの金閣は思ったよりショボいわ、相変わらず女にはモテないわ、
妙な理屈ばっかり言ってる人格障害者につきまとわれるわで、もーウンザリ。
ついでに、明るい性格で唯一マトモだった友達は、事故死って…マジか!
ムカつく上司とか偉そうなガイジンとか楽しそうなカポーとか
現実世界はヒッキー体質のキモヲタには厳しいことがイッパイ。
てゆーか、そもそも金閣が戦争で焼けちゃってれば、
こんな思いをしなくて済んだし、俺様ファンタジーも維持できたのに!
そうだ、燃やしちゃおう…!
そして、巨大なカタルシス到来。
304:吾輩は名無しである
08/04/17 17:00:11
金閣寺は
三島由紀夫のベスト3には必ず入るね。
305:吾輩は名無しである
08/04/17 18:22:40
301
いやはや、侍はバカ、とは(笑)大半は会社勤め、商売が出来ない奴はバカ、なのですけれどねぇ(笑)そもそもこの低脳の「商売」ですら曖昧模糊で焼死ねぇ~(笑)
306:吾輩は名無しである
08/04/17 19:50:42
>>303
よくありそうだな話だけど主人公の心理描写なんかが面白いってこと?
307:吾輩は名無しである
08/04/17 19:57:31
>>292
おやおや、川も舟も分からぬ痴呆老人なぞを見方にしても所詮大した充てにはならぬのですけれども(笑)ひとりよりはふたりの方がマゾっちも喜ぶで章殻ねぇ~(笑)
308:吾輩は名無しである
08/04/17 20:10:22
江戸時代の侍が映画や時代劇にある様な武闘的な人間たちだと思ったら
大間違い。江戸時代の侍はろくな仕事がない分、形式的な儀礼や前例踏襲主義
で事なかれ主義に徹したいうなれば現代の公務員に似た存在だったのだから、
決して「誠」とはいえなかった。詳しくはここを参照URLリンク(homepage3.nifty.com)
309:吾輩は名無しである
08/04/17 20:12:37
>>303
そうそう、そのストーリー分析からすると結構読める人だな。
つうか、キャラやバックグラウンドなどの設定は、100年も前に既に出尽くしている
というのが定説らしいから、三島の作品はそこに織り込んだ哲学的な思想や
形式的な文章作成技術を理解できるかが、鑑賞する最低限の素養になるんじゃねえのかな。
まあ、三島の作品のキャラは、対立的な性格や育ちをしている場合が多いから、
対立軸がどこにあるかを知るのは分かりやすいといえば分かりやすいかもな。
それから三島の作品の論理性は、法律解釈論、特に刑事法を分かっていると見えてくるものが
あるように思う。
310:吾輩は名無しである
08/04/17 20:15:49
さらにここも参照URLリンク(homepage3.nifty.com)
311:吾輩は名無しである
08/04/17 21:08:34
武士道って本あるじゃん。
いいこと書いてあるけど、人によったら
「何じゃこんな物」
って言いそうな感じだったことしか覚えてない。
侍のほんとの所は皆平身低頭して崇め奉らないとすぐに切り捨てられる怖い存在で、
社会的悪以外の何物でもなかったと思うんだよね。
俗悪な坊さんが公案をわけわからん活人剣なんて云ってさ、適当に
「戦争は終わった」
って、お前に言われなくてもわかってらい、と周りの皆が言いたくなるようなことを
言って、それを皆に聞かせたわけでしょ。
そりゃ凡人ならともかく、作者も金閣寺の主人公もムカッと来るよ。
蛇足ながら、京都だったら戦争のせの字も感じないぐらい平和だったろうし、
お前は何も知らないで生臭で言いたいこといって何様のつもりだってことでしょ。
そうだよね。
偉い人はどういう解釈をしているのかが聞きたい。
そうすると問題は、ここで誰かが言ってた通り、三島氏は決して武士になれないってことなんだよ。
武士もピンキリだろうし、武士も居れば商人も居るんだ。
それに折角冷房や暖房があるのに、使わなけりゃ勿体無いだろう?
貧しい人に冷房だけやってもしょうがないからね。
冷房のほかに電気ガス水道、それから家、それから食べ物もやんないとダメなんだ。
そっちの方が傲慢じゃないかな。
やせ我慢や何もしないでいることの方が、傲慢なのかもしれないじゃないか。
結局そんな大義名分のようなものが何処にあるかはわからない。
自分の身を犠牲にしても何の意味もなく、正義もないとなれば、悲惨というよりないね。
312:吾輩は名無しである
08/04/17 21:54:05
>>311
何がいいたいの?
武士って職業のお話か?
おまえ、あほだろ
313:吾輩は名無しである
08/04/17 22:01:28
>>311
武士は職業だから、職業意識の話をするのは当然だと思う。
つうか、無職かあるいは無責任な仕事をしているようにしか思えない。まあ、携帯ババアだろう、おまえwww
314:吾輩は名無しである
08/04/17 22:02:30
なぜ布袋?
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315:313
08/04/17 22:02:43
あっ、レス番を付け間違えた。
>>311ではなく、>>312のババア宛てでした。
316:吾輩は名無しである
08/04/17 22:07:50
311
おやおや、ここまで日本の知能は低落したので消化(笑)さぞ先祖も泣いて居る事で焼死、我々、日本の先祖らはこんな311の如き低脳痴呆子孫の為に憂国し無駄死し戦死して逝ったので消化ねぇ~(笑)いやはや虚しい杉増すねぇ~(笑)
317:吾輩は名無しである
08/04/17 22:12:03
315
いやはや、まともにレス番も点けられないとは(笑)前レスのあの数盲で消化ねぇ~(笑)いやはや知能低落虚しい杉増すねぇ~(笑)
318:吾輩は名無しである
08/04/17 22:16:04
>>315
残念、検討違い。
これで如何にここでかってな予想で罵り合ってるかがわかった。
319:吾輩は名無しである
08/04/17 22:18:14
武士、武士道と聞くと、やたら過剰に反発する変なのがわくね。
中国人だろうか。
320:吾輩は名無しである
08/04/17 22:20:26
見当違いだろ
でかってって何かと思った
短すぎて何言ってるかわからん、釣りにしてもまともに文章書け
ほんとに釣りかどうかわからんからどうしようもない
321:吾輩は名無しである
08/04/17 22:21:33
>>311
長々と書いても意味不明だな。
まずは正しい日本語を勉強しようなw
322:吾輩は名無しである
08/04/17 22:34:14
>>317
プププ、ババアは人の間違いを許せない性格をしているようだな。思った通りだ(プゲラヒャゲラ
323:吾輩は名無しである
08/04/17 22:42:38
>>303
新潮文豪ナビレベルの65点をやろう。
324:吾輩は名無しである
08/04/17 22:44:27
いやいや、あの食品ダンボール毒入れ好きな中国からの態々の投下なのですかねぇ~(笑) ここまで日本の知能低下は信じられないで寿司ねぇ~(笑)
325:吾輩は名無しである
08/04/17 22:57:24
>>322
あなた、少し冷静になったら?
それは( ̄^ ̄)ちゃんですよ
三島憎しで、誤認や妄想で、人の区別もめちゃくちゃで、大変だね(笑)
ご愁傷様(笑)
326:金閣寺
08/04/17 22:58:22
>俗悪な坊さんが公案をわけわからん活人剣なんて云ってさ、適当に
>「戦争は終わった」
読んで無い奴には確かにわかりにくいな。以下は引用。
戦争が終わって、老師がいつものように、寺の皆に講話をする。老師は寺の偉い人。
唐代の頃、池州南泉山に普願禅師という名僧があった。山の名に因んで、南泉和尚と
呼ばれている。
一山総出で草刈りに出た時、この閑寂な山寺に一匹の子猫があらわれた。ものめずらし
さに皆は追いかけ廻してこれを捕え、さて東西両堂の争いになった。両堂互いにこの仔猫を、
自分達のペットにしようと思って争ったのである。
それを見ていた何千和尚は、忽ち仔猫の首をつかんで、草刈鎌を擬して、こう言った。
「大衆道ひ得ば即ち救ひ得ん。道ひ得ずんば即ち斬却せん」
衆の答えはなかった。南泉和尚は仔猫を斬って捨てた。
日暮になって、高弟の趙州が帰って来た。南泉和尚は事の次第を述べて、趙州の意見を
質した。(ただした)
趙州はたちまち、はいていた履を脱いで、頭の上にのせて、出て行った。
南泉和尚は嘆じて言った。
「ああ、今日おまえが居てくれたなら、猫の仔も助かったものを」
―大体右のような話で、とりわけ趙州が頭に履をのせた下りは、難解を以ってきこえている。
しかし老師の講話だと、これはそれほど難解な問題ではないのである。
南泉和尚が猫を斬ったのは、自我の迷妄を断ち、妄念妄想の根源を斬ったのである。非情
の実践によって、猫の首を斬り、一切の矛盾、対立、自我の確執を断ったのである。これを
殺人刀(せつにんとう)と呼ぶなら、趙州のそれは活人剣(かつにんけん)である。泥にまみれ、人にさげすまれる
履というものを、限りない寛容によって頭上にいただき、菩薩道を実践したのである。
327:吾輩は名無しである
08/04/17 23:05:38
>>303
明るい性格のマトモな友人って、事故死じゃなくて実は自殺だったんじゃなかった?
柏木も内翻足の身体障害で、別に人格障害でもなんでもないよ
328:金閣寺
08/04/17 23:07:35
老師はこのように説明すると、日本の敗戦には少しも触れずに講和を打ち切った。私たちは
狐につままれたようであった。なぜ敗戦のこの日に、特にこの公案が選ばれたのか、少しもわからない。
ここまで。
「少しもわからない」のは、アレだね。一つも何もわかってない馬鹿が推定90パーセントの大学(笑)で
生徒に理解させる気のない教授がコミュニケーションもヘッタクレもなく一方通行で
いい話を垂れ流してるんのと同じで、良くあることだ。いい話っていうのはそんなもんだ。
全然良くもなんともなくて、しかも面白くもない話っていうのも存在しているけど、この場合
そういうわけでもないらしい。
勿論話を作ってる三島氏本人はわかってる。そして読んだ人にもわかることが期待されてる。
一番簡単な解釈だから説明する価値もないがね。つづく
329:金閣寺
08/04/17 23:20:39
何言ってるかわからんな
わざとらしい言い方だけど、三島氏本人が作中に入り込んで
初めてこの話を聞いたら、直後はぽかんとするだろうし、
いくら何でも菩薩じゃあるまいしいきなり理解できるとは限らないから、
この小説の中で主人公が理解できないのは当然といえば当然なんだ。
猫を取りあうのは戦争と似てるから。戦争の事をいってるのは火を見るよりも明らかなんだけど
主人公は
「少しもわからない」という。これは上記の通りで、言い方を変えれば三島氏がすっとぼけているということも出来る。
本人がわかってるからってその通り書くとは限らない。
このぐらい書いたらゆとり、クソ、カス、アホンダラの腐った脳味噌でも解るだろ。
330:金閣寺
08/04/17 23:35:12
公案を説明するか。
珍しい猫を捕まえてペットにするというのは、
「珍しいだろう、ほら」
と見せびらかすというアホみたいな、下らんカスが考えそうな目的の為に捕まえるんで、
馬鹿同士で取り合ったわけだ。そんなことで争ってほんとに坊さんかお前らはという感じだがありそうな話だ。
それと戦争とどういう関係があるのかといえば、何の関係もない。ただ争っている所と、
価値あるものを奪い合うという所がちょっと同じなだけだ。
しかし戦争が終わってすぐにこの話をしたということは、戦争のことをいっているに違いない。
それは老師の解釈で裏付けられる。
331:吾輩は名無しである
08/04/17 23:38:09
>>329
何かの釣りのつもりですか?
もう一回、金閣寺の熟読をおすすめします
その法話に出てくる「猫」は「美」の暗喩ですよ
争いの元になる「美=猫」を斬ってしまうのか、
「美=猫」(履で代用)を頭に載せるのか(美の執着に耐えていくのか)
の禅問答の話ですよ
これは、溝口が金閣寺=美を焼く「行為」を選ぶか、
行為にいたらない「認識」で止まらせるのか、の問題と関わってくる大切な箇所です
332:吾輩は名無しである
08/04/17 23:44:01
もしかして、とんちんかんなこと言ってる、コテハン金閣寺さんは、だぅりん?
◆k2XT3HjFWwトリバレさんですか?
333:金閣寺
08/04/17 23:52:19
「自我の迷妄を断ち、妄想妄念の根源を断ったのである。非情の
実践によって、猫の首を斬り、一切の矛盾、対立、自我の確執を断ったのである」
何のことはない、原因は猫にあるから猫を斬ったということで、
猫が居なければ争う必要もなかったし、全部猫が悪いということだろう。
(ひょっとしたらアホの頭の方は直せないという意味も込められてるかも知れんが、個人的な考えが含まれるので
あくまで勝手な解釈ということで。だいたいそんなもん)
履を頭に載せるのは意味不明だが、老師によると
「俺が馬鹿だから勘弁してくれ」
といって許しを請う仕草が、履を頭に載せた意味らしい。
履というのは多分木で出来た履物だ。くつと読む。
老師の解釈では、
「俺は履を頭に載せるぐらい卑しい、下等な人間でプライドもない、俺は猫以下だ」
と、謙遜か卑下かわからん仕草をやって見せることで、趙州が許しを乞うたならば、
猫は許されていたということらしいんだ。こりゃ酷い云いようだな。
それに対して三島の分身らしき主人公は
「履を頭に載せるなんてわざとらしいし、意味不明だし、お前アホか、俺の方がマシな話するわ」
とでもいいたげな様子という訳。これも酷い云いようだな。
まあ察しのいい狡猾な奴なら云わんとする所をその場に見抜かないとも
限らないが……真っ当な反応だ。
主人公はだらしない老師のする現実味のないありがたい話に対してしらけた。
要するにそういうこと。
でも話として書いてあるから読んでる人はすぐに解るんだ。現実にこんなことあったら一生解らん。
334:吾輩は名無しである
08/04/17 23:56:02
>>325
おやおや、マゾちゃんだけは護摩貸せませんねぇ(笑)ちゅぱんこちゅぱんこ(笑)
335:吾輩は名無しである
08/04/18 00:21:19
>>334
おやちゅぴちゃ(笑)
336:金閣寺
08/04/18 00:32:40
>>331の云ってるのは、柏木に主人公が尋ねた時に柏木が同じ公案について話す内容だ。
公案については後でも出てくる。美的センスのある、このスレでは人格障害とか
云われてる柏木が、間違ってるかもしれない、独自の解釈を披露してくれてるよ。
>>331の云ってるのは、二人の意見から総合した結果そうなったんだろう?
老師はあくまで俗悪さの象徴であり、その老師の解釈した公案の話で、
ストーリーの上で公案がどのような意味を持つかの話は、今はしていない。
噛み砕いてるだけで内容については一つも話してないんだ。
>>331によると、老師の間違った解釈を間違っていると読者に理解させ、
引っ張った上で柏木の解釈を出してくるという構成になっているわけで、
俺と同じことを言っているに過ぎないし、>>331は自分に対しての同意なのか
そうじゃないのか、よくわからないが、多分同意なんだろう。
337:金閣寺
08/04/18 00:44:33
これでも金閣寺がよくわからないという人はいないと思うが
いるならそれは、柏木についてや、老師のを嫌悪する主人公の気持ちなどが、
理解できないからだろう。いや、理解できないというより、ぴんと来なかったり、
どうしても受け入れられない、生理的嫌悪を感じるからだろう。
え、平仮名が多すぎて受け入れられない? そのぐらいは眼を瞑って読めば楽しめる。
漢字が多いなんて反吐が出るようなことを言うな、ボケ。何のために読んでんだよ。面白いからだろ。
2chは流石ですね(笑) むかつくんだよ文学板でも変な奴居るし。
338:吾輩は名無しである
08/04/18 01:51:18
こんなカスみたいな所にカスみたいなこと書いても何の意味もないな。
カスで申し訳ない。無駄もいい所だけどさ。
ほんとに無意味だけど、何も言わないよりはマシなんだ。
大体においてどこへ行っても似たような物だから。
339:吾輩は名無しである
08/04/18 02:43:27
三島由紀夫って本当に芸術家だったの?
340:331
08/04/18 10:57:40
>>336
ああ、そういう意味ね
三島が、老師の法話の凡解釈から引っ張って、柏木の解釈する美の論考へもっていった構成を、わかった上でのレス内容なら、同意です
341:331
08/04/18 11:26:04
>>336
それと、三島が、老師の法話を終戦の日に設定したことは、裏に隠された意図があるといわれています
この作品の、「金閣寺」=「美」には、三島の思想のなかの、「美的天皇」の暗喩の一面もあり、
溝口の期待を裏切って、悲劇的な美を具現せずに、終戦後も存在している金閣寺は、人間宣言をした昭和天皇を暗喩していることは、結構指摘されてます
こういうところを読みとれない人たちが、三島由紀夫を単純に軍国右翼か、盲目的な天皇崇拝者のように、勘違いしているんだと思う
342:吾輩は名無しである
08/04/18 11:31:57
戦後天皇制に、真っ向から独力で挑戦したのが三島由紀夫である。
小室直樹
343:吾輩は名無しである
08/04/18 11:42:38
金閣寺は、この作品において美の象徴であり、しかも戦火によっていつ焼亡するかもしれないという時期、凄まじいまでの美をあらわしている存在である。
主人公は、その終末の予感に陶酔しつつ、金閣寺=美との共生にいいがたい浄福を感じている。
…敗戦の日、金閣寺と主人公の共生は断たれる。金閣寺は、あの失われた恩寵の時間を凝縮して、永遠の呪詛のような美に化生する。
主人公は美の此岸にとりのこされ、もはや何ごととも共生することができない。
橋川文三
344:吾輩は名無しである
08/04/18 11:44:47
―この辺りには、戦中から戦後へかけての青年の絶望と孤独の姿が、比類ない正確さで描き出されており、
金閣=美を戦中の耽美的ナルシシズムにおきかえるならば、戦後もなお主人公を支配する金閣の幻影が、青年にとって何であったかを類推するに困難ではないであろう。
そこから、金閣寺を焼かねばならないという決意の誕生もまた、戦後の三島の精神史にあらわれた「裏がえしの自殺」の決意にほかならないことも明らかになるであろう。
こうして、この作品は、実際の事件に仮託しながら、三島の美に対する壮大な観念的告白を集大成したような観を呈しており、美の亡びと芸術家の誕生とを、厳密な内的法則性の支配する作品の中に、みごとに定着している。
橋川文三