08/10/06 21:53:31
>>332
レス サンクス。
遺産というのは1920年代のだから、
当然、カフカも入るよ。
で、シュルレアリズムやフォルマリズム、
そして意識の流れや表現主義(これは30年代か)なんかも20年代だよ
確かに小粒なんだけど多喜二や李箱はこれらを摂取していたし、
安部公房も初期のころはシュルレアリズムはもちろん
賢治の影響も受けているよ
日本の戦後派は戦後に表現の自由を得て
こういった前衛性を十分に開花させることが出来たと思うけどね
ラテンアメリカ文学の起源が1920年代のパリに求められるように
戦後派文学の起源も1920年代に求められる、てわけ。
スケールの差はあるけどさ。