シャーロット・ブロンテ 『ジェーン・エア』at BOOK
シャーロット・ブロンテ 『ジェーン・エア』 - 暇つぶし2ch101:吾輩は名無しである
09/04/20 10:43:28
のどかな海をバックに、タンポポの花咲く牧草地が広がる小さな島。カナダ東部のセントローレンス湾に浮かぶプリンス・エドワード島は、
誰もが知っている小説『赤毛のアン』の舞台となった場所だ。1908年、ルーシー・モード・モンゴメリの初の長編として出版されたこの作品は、
孤児院で暮らしていたアン・シャーリーが、11歳でプリンス・エドワード島のアボンリー村に引き取られてからの成長を描く物語。
空想好きでおしゃべり、強い個性をもったアンは周囲の人々の心を明るくし、やがて皆が彼女を愛するようになる。
なだらかな丘陵と美しい湖、神秘的な森、そして穏やかな海など、プリンス・エドワード島の素晴らしい自然も作品の大きな魅力となっている。

日本では、アニメは1979年に放映された。原作に忠実に作られ、高い評価を得ている。
昨日紹介した『アルプスの少女ハイジ』と同じく、高畑勲が演出を担当し、宮崎駿や近藤喜文ら、後のスタジオジブリ作品の担い手たちがスタッフとして参加した。
2009年にはアニメ放送30周年を記念し、新作アニメ『こんにちはアン~Before Green Gables』が4月5日から放映されている。

『赤毛のアン』に憧れて、プリンス・エドワード島を訪れる人は今も多い。特に日本人女性には熱狂的なファンも少なくなく、
なかには現地に到着すると感激のあまり泣き出す人もいるという。作品のなかでアボンリー村として描かれた町キャベンディッシュは、
そんなファンの期待を裏切らない見どころいっぱいの場所だ。田舎の風景のなかに建つ「グリーンゲイブルス・ハウス」は、アンが少女時代を過ごした家。
アンの部屋には女性をひと目で魅了しそうな、シンプルでかわいらしいインテリアが配されている。

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