07/10/31 15:19:07
>>90
実はこのスレに来たのは初めてで、スレの主旨が未だに分からんｗ
多分スレ違いなんだろうが、細かいことながらちょっと補足。
デビュー作＝処女作が一般通念としても、三島の場合は例外なんだな。
学習院内での同人誌に「花ざかりの森」を皮切りに、幾つか作品を発表し、
戦争末期には出版もしたから、デビューは済んでいたはずなんだが、
敗戦でそれらはパーとなってしまった。戦後は無名の一文学青年として出発
しなければならなかった。あちこちに書きためた作品を持ち込んだものの、
全く相手にされず、川端の知己を得て、ようやく「煙草」を発表でき、
これが第二のデビューとなった。その後の作家活動はこれが出発点。
言うなれば、三島にはデビューが2回あったけだ。だから>>85のような次第となる。