板橋の口臭婆【作家デビュー失敗組】長崎のチビデブat BOOK
板橋の口臭婆【作家デビュー失敗組】長崎のチビデブ - 暇つぶし2ch458:吾輩は名無しである
07/11/03 21:31:24
いまは女が強くなりすぎたのである。
絲山秋子はじぶんの強さに戸惑っているようにさえ見える。
この作家の描く世界を要約すれば、「女ってなんて楽チンなの~」である。
男はすべてセックスが目当て。そんなことをわかりきっているアタシは強い女。
男を品定めして、つまらなかったらポイよ。いま女であることは、ちょー楽しい。
男同様の社会進出も可能。か弱き女性は社会が守ってくれる。
男連中はマンコがないんだから、女性様にかしずくのはあったりめえよ!
少しまえにテレビで見たお見合い特集を思い出す。
結婚できない男の悲哀が切実だった。
番組に登場したのは、男から見たらそう悪くはないおっちゃんである。
40をまえにしてお見合いを決行する。
専門家からファッションの指導を受ける。話し方教室にも通う。
いざお見合いの日である。お相手の女性は30を過ぎた、なんだかなという見てくれ。
男は必死になって女性様の話し相手になっているのである。
この程度の女にこうまで下手に出なければならないのかと愕然としたものである。
それでも交際はNGであった。相手の女性はいう。
「かれは女ごころをわかっていないと思いまして」
死ねよと思ったね。いい男じゃないか。おまえ何様のつもりだ。
しかし、これが現代の男女関係かとふかぶか納得したものである。
絲山秋子の天才はこの現実をコミカルに描写する。ふん、なーにが天才なもんか!


次ページ
続きを表示
1を表示
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch