トマス・ピンチョン2at BOOK
トマス・ピンチョン2 - 暇つぶし2ch161:吾輩は名無しである
08/07/21 01:03:21
リチャード・パワーズとピンチョンって比較するとどういう感じ?
似たタイプなんだよね?

162:吾輩は名無しである
08/07/21 23:49:19
>>160
『トマス・ピンチョン コンプリート・コレクション』は全集みたいなものだし、初訳が含まれている。だから、確実にハードカバーでしょ。
文庫が出るとしても、かなりあとだと思うよ。『スロー・ラーナー』は文庫になるまで14年間かかった。まぁアレは出版社が違うってことも関係しているんだろうけど・・

とりあえず『ヴァインランド』の関西弁はやめて欲しい。新訳でも佐藤氏が訳すみたいだから、やっぱり関西弁のままなのだろうけど・・・

某ブログの引用
 『V.』(1963、小山太一・新訳)
 『競売ナンバー49の叫び』(1966、佐藤良明・新訳)
 『重力の虹』(1973、佐藤良明・新訳)
 『スロー・ラーナー』(1984、佐藤良明・新訳)
 『ヴァインランド』(1990、佐藤良明)
 『メイソン&ディクソン』(1997、柴田元幸・訳し下ろし)
 『アゲインスト・ザ・デイ』(2006、木原善彦・訳し下ろし)

163:吾輩は名無しである
08/07/21 23:51:57
>>161
ピンチョンの方がカオス。

164:吾輩は名無しである
08/07/25 15:49:47
ちくまから文庫出てたよ。
スロー・ラーナー

165:吾輩は名無しである
08/07/26 03:16:35
これは事情聴取だ

166:吾輩は名無しである
08/07/29 00:28:51
無政府主義的奇跡の宇宙なかなか見つからん。
読んだことある人いますか?どうでした?

167:吾輩は名無しである
08/07/29 04:02:47
>166
大変参考になりましたよ。

初期作品から「Mason&Dixon」まで、あらすじ、隠されたテーマ、言葉あそび、時代背景等、
わかりやすく解説されています。


特に「重力の虹」での
<ケノーシャ・キッド>がどうたらこうたら・・・の部分は、この本読んでないとちんぷんかんぷんでした。

コラムも充実してて、読み物としても面白いですね。
amazonに在庫あるみたいですよ。

168:吾輩は名無しである
08/07/30 09:44:34
博士論文のわりに浅い感じがしたけど、読みやすいね>167

169:吾輩は名無しである
08/07/30 10:39:31
>>167
>>168
広く浅くって感じなのかな?評判良いみたいですね。ありがとうございます。
ピンチョンコレが出る前に読んで予習しておこう。

170:吾輩は名無しである
08/07/30 13:42:09
スローラーナーってどうよ?
図書館でちょっと読んできたんだが、
クラシック音楽を引用しちゃうあたりど素人の小説に感じたのだが


171:170
08/07/30 13:48:52
ピンチョンは前からちょっと興味あったんだが、
昨日本屋いったらスローラーナーの文庫がお求め安い価格で出てたから、
買うならまずこれからだろうな、と思って
そして図書館で少し読んできたわけです。
これ読んでもピンチョンのことは少しもわからないのかな?
これだけ読んで好みではないと切ってしまうのは勿体無い?


172:吾輩は名無しである
08/07/30 16:31:15
好きにすれば問題ない

173:吾輩は名無しである
08/07/31 02:03:11
スローラーナーはピンチョンの他の読んでからのほうがいいと個人的には思う。
素人くさくて読めたもんじゃない、というのは本人も序文で認めてるとおり。
でも「秘密のインテグレーション」はいいよ。

174:吾輩は名無しである
08/07/31 05:02:22
秘密のインテグレーション、本人は気に言ってるようだが、
俺はイマイチだと思うぜ、とか訳者が書いてたな

175:吾輩は名無しである
08/07/31 10:40:57
そうだったっけ?
ちょっとスタンドバイミーに似たあの雰囲気おれは大好きだけどなー

176:吾輩は名無しである
08/07/31 11:15:28
ピンチョンって出っ歯?

177:吾輩は名無しである
08/08/06 00:46:27
>>176

俺は出っ歯だよ。
結構気にしてるんだから言わないでくれ。

178:吾輩は名無しである
08/08/06 23:11:43
短編集ということで「スローラーナー」を入門と考えやすいけど、
それは大きな間違い
入門は断然「競売ナンバー49の叫び」
文句なく面白い そんなに長くないし
「スローラーナー」だったら
まだ「V」「重力の虹」の方が面白いし読みやすい
その二つでは「V」は習作感があるので、
実は「重力の虹」の方が読みやすい
「重力の虹」を「フィネガン」と並べるような紹介書く人は
間違いなくどちらも読んだこと無い
芸風も方向性も感触も難解とされる要因も全然違う
それから「重力の虹」は(「V」も)邦訳がダメなので、
それも難解ととられる要因
原文と邦訳と見比べながら読むのがお奨め

と思う

179:吾輩は名無しである
08/08/07 02:42:49
概ね同意。
ヴァインランドも読みやすいけど、やはり49のほうが入門としてはよいね。
でも志村氏の翻訳は好みじゃなかった(スローラーナーも)。そんなこといってたらどれも読めなくなるから我慢するけど。
ちなみに重力の虹の翻訳はむちゃくちゃ叩かれてるし実際誤訳も多いけど、文章のトーンは一番好きだ。

180:吾輩は名無しである
08/08/07 08:26:27
新訳出るんだし、新訳に期待。

181:吾輩は名無しである
08/08/07 21:31:45
ピンチョンの英語ってやっぱり難しい?それとも以外と簡単?
ヘミングウェイくらい?メルヴィルくらい?それともジョイスくらい?

182:吾輩は名無しである
08/08/09 09:22:58
>>178
全力で同意。
といっても、私には原文と照らし合わせる程の能力はないけど

183:雀蜂の巣 ◆RFOoZcwLII
08/08/11 13:53:31

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作品一覧
V. (V., 1963):ウィリアム・フォークナー賞
競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
重力の虹 (Gravity's Rainbow, 1973) (邦訳品切れ中)
スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

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184:銀狐の巣 ◆RFOoZcwLII
08/08/11 13:54:14

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185:得密辺目の巣 ◆RFOoZcwLII
08/08/11 13:54:52

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186:海燕の巣 ◆RFOoZcwLII
08/08/11 13:55:27

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187:吾輩は名無しである
08/08/11 13:59:00
12発だ

188:吾輩は名無しである
08/08/11 20:39:12
「競売ナンバー49の叫び」はなかなか良いと思うんだが。新訳でるんだ。「ロリータ」みたいになったりして。

189:吾輩は名無しである
08/08/11 20:46:50
Vinelandが積読です。
もう18年も。

190:吾輩は名無しである
08/08/16 15:44:11
新訳いつ出るの?早く重力の虹読みたいよー。
今まで『V.』と『ヴァインランド』読んだけど『V.』は最高だった。



191:吾輩は名無しである
08/08/24 14:18:13
>>155
笑った
たしかにピンチョンがノーベル賞とったら可能性ありだな

192:吾輩は名無しである
08/08/24 19:06:23
ピンチョンってなんで逃げてるの?
不細工だから?

193:吾輩は名無しである
08/08/25 08:49:10
カメラに撮られると魂抜かれると思ってる。

194:吾輩は名無しである
08/08/25 12:31:07
なんだそりゃ
宗教的なもの?

195:吾輩は名無しである
08/08/25 17:13:53
宗教は関係ないんじゃね?
ヨーロッパでも、日本でも、アフリカの先住民もみんなそういう風に考えたらしいからな。

196:吾輩は名無しである
08/08/26 02:12:07
マジレスかよw

197:吾輩は名無しである
08/08/26 04:32:47
>>195
今時そんなこと本気で考えてる奴いるの?
精神分裂病かよ

そんなの理由にならないと思うのだが
迷信すぎる
まさかピンチョンはそこまで馬鹿じゃないだろう

198:吾輩は名無しである
08/08/26 10:19:10
>>197


199:吾輩は名無しである
08/08/26 15:02:44
>>197
ネタにマジレス……ゴホン、ゴホン!! あ、いや何でもない!

200:吾輩は名無しである
08/08/26 16:53:12
俺は普通に写真とられるの嫌だな。
別に魂抜かれるとか関係なくね。

201:193
08/08/26 22:36:59
すまん。
ネタのつもりだったんだ。
俺はただ良かれと思って…。

ちょっと大人しくしてますので許してください。

202:吾輩は名無しである
08/08/26 23:03:19
みんなびっくりしてるよ

203:イラストに騙されたな無しさん
08/08/27 09:22:15
ロリータ!

204:吾輩は名無しである
08/08/27 09:33:03
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205:吾輩は名無しである
08/08/27 09:34:06
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206:吾輩は名無しである
08/08/27 09:38:01
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207:吾輩は名無しである
08/08/27 09:39:19
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208:吾輩は名無しである
08/09/07 01:46:14

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競売ナンバー49の叫び (The Crying of Lot 49, 1966)
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スロー・ラーナー (Slow Learner-Early Stories, 1984)
ヴァインランド (Vineland, 1990)
メイソン&ディクソン (Mason & Dixon, 1997) (未訳)
アゲンスト・ザ・デイ(Against the Day, 2006) (未訳)

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209:吾輩は名無しである
08/09/08 17:32:56
相変わらず荒らされてるな

210:吾輩は名無しである
08/09/09 17:19:56
URLリンク(www.technobahn.com)

211:吾輩は名無しである
08/09/13 13:43:40
>>210
ここでセックルしたのかー!

212:吾輩は名無しである
08/09/16 15:33:43
スローラーナー読んだ。
ピンチョンが近づいてきたら遠慮して距離を取ろうとする
志村、高橋源一郎らに失笑した。

213:長距離ランナー、故障中
08/09/17 08:39:14
なんで一番おもしろくないのが文庫になってるんだろうね

214:吾輩は名無しである
08/09/17 09:51:44
短編集だから出しやすかったのだと思うけど。一番文庫にしても良さそうなのは
競売ナンバーだよな。

215:長距離ランナー、故障中
08/09/17 19:54:38
>>214
だね。
競売ナンバー49だったら誰が読んでもおもろいと思うけど

216:吾輩は名無しである
08/09/18 01:37:04
文庫で出てたと思うけど

217:吾輩は名無しである
08/09/18 02:44:44
サンリオね

218:吾輩は名無しである
08/09/18 02:59:17
>>211
だがちょっと待ってほしい。Sがセックスした地点にV2が落ちるというのは果たして本当だろうか?むしろ因果関係は逆なのではないだろうか?

219:吾輩は名無しである
08/09/18 23:01:12
借りよう、借りようと思って、先延ばしにしていた『重力の虹』を借りて、な
んとか八日で読み切って今日返したが、わけがわからなかった。いや、といっ
てもつまらんかったわけじゃなく、その意味不明なまでも闇鍋的なごった煮が
面白かったんだが、あのなだらかに、かつ唐突に普通の描写から妄想に移行す
る文体が後半になればなるほど誰が妄想してるのかを曖昧にしてゆくから、とに
かく読んでて疲れた。もっと咀嚼するために再読したかったけど、そんな気力が
もう残ってなかったorz しかも、次に『ウィトゲンシュタインの箒』でも借りよ
うと思ったら無かったのが余計に悲しい。

220:吾輩は名無しである
08/09/19 21:55:39
>>218
V2ロケットが将来落ちるところに引き寄せられてせっくすしてしまうとゆうこと?

221:吾輩は名無しである
08/09/20 03:53:27
>>220
その仮説はホワイトビジテーションの怪しげな超能力研究グループが立ててたと思うが、常識的に考えてありえない。
セックスしたところに落ちるというのも同じでありえない。
苦し紛れにポワソン分布とか統計学的に解釈してみようとしてた人物
いたと思うがこれも説明になってない。
結局近いとこまで行ってたのがポインツマン。でもノーベル賞に目が眩んでたのでダメだった。
あっというような逆転の発想が必要かも。

あとこれはネタ
URLリンク(imihu.blog30.fc2.com)

222:吾輩は名無しである
08/09/20 22:26:41
>>210
ちょw ここってグルジア女に俺が童貞奪われたソファじゃんw

223:吾輩は名無しである
08/09/22 02:49:15
>>222

え、あんたあの時の!?

224:吾輩は名無しである
08/09/22 13:19:01
ピンチョンって、物理学とかその辺の学問主体のSFっぽい小説を書く人なの?

225:吾輩は名無しである
08/09/22 16:26:15
SFっぽいのは重力の虹だけだな

226:吾輩は名無しである
08/10/04 23:18:36

URLリンク(www.ladbrokes.com)

Thomas Pynchon 14/1

Thomas Pynchon to win and attend the Nobelfest (10th Dec. 2008) 40/1

ピンチョンがとるのは1/14、とって出席するのは1/40。
とった場合に出席するのは1/3?



227:吾輩は名無しである
08/11/19 21:13:58

URLリンク(latimesblogs.latimes.com)


228:吾輩は名無しである
08/11/22 05:56:47
来年だと!?

229:吾輩は名無しである
08/11/22 13:30:58
早すぎ

230:吾輩は名無しである
08/11/22 17:53:11
誰か引用されてるエコノミストの文章訳してくれんか

231:吾輩は名無しである
08/11/28 21:32:54

タイトル Inherent Vice
発売日 2009年8月4日

すでに出版社(ペンギン)の2009年夏カタログに載っている。60年代の
ロスでの話らしい。

URLリンク(booksellers.penguin.com)

232:吾輩は名無しである
08/11/28 22:02:28
>>231
新作?



233:吾輩は名無しである
08/11/29 00:16:17
載ってないけど??

234:233
08/11/29 01:22:49
見っけた。こっちでしょ
URLリンク(booksellers.penguin.com)

URLリンク(latimesblogs.latimes.com)

235:吾輩は名無しである
08/12/09 16:13:39
まだかね新潮社

236:吾輩は名無しである
08/12/17 08:15:18
あげるよ

237:吾輩は名無しである
08/12/29 19:39:11
たしか、アメリカの「ザ・シンプソンズ」ってアニメに吹き替えでピンチョンが出演したって話知ってる?

238:吾輩は名無しである
08/12/29 20:26:46
>>237
知ってる。

239:吾輩は名無しである
08/12/29 20:30:17
それって、DVDとか出てるの?
声聞いたことある?

240:吾輩は名無しである
08/12/29 20:32:11
>>239
それは知らない。

241:吾輩は名無しである
08/12/31 22:22:41
前Youtubeに映像あったが、今みたら消えてるな
なかなか渋いいい声だったぞ
紙袋かぶった姿でタクシー止めようとして「おーい!おれ引きこもり作家のピンチョン!!!」とか叫んでた記憶

242:吾輩は名無しである
08/12/31 22:53:29
なかなかノリがいい人なんだなw

243:吾輩は名無しである
09/01/01 14:24:54
サリンジャーと大違い。


244:川俣軍司 ◆kapwcKvnKE
09/01/01 18:01:30
ジョンウォーターズも変態の映画監督って役で出てたらしいですね。

245:吾輩は名無しである
09/01/02 15:46:57
「重力の虹」、早く佐藤新訳で読みたい。
ウザイ柴田でなくてよかった。


246:吾輩は名無しである
09/01/03 18:22:02
「ヴァインランド」から推測するに、
佐藤訳の方がウザイだろう。

247:吾輩は名無しである
09/01/03 23:06:02
出版いつなの?


248:吾輩は名無しである
09/01/04 00:10:44
春頃とか

249:吾輩は名無しである
09/01/04 11:15:07
20年後だろ

250:吾輩は名無しである
09/01/04 14:30:04
重力の虹は柴田さんには訳せないよ。
前の訳も数人がかりでやったのにさんざん誤訳指摘されてた。


251:吾輩は名無しである
09/01/04 16:14:02
大分昔に出た「ユリイカ」のピンチョン特集で、佐藤良明の部分訳が載っていたが
国書版に比べて、明らかに生きのいい文章だった。
この人ベイトソンで相当鍛えられてるから、期待できると思う。

252:吾輩は名無しである
09/01/04 21:52:50
あーあれはたしかにノリがよかった
ヴァインランドでは悪乗りしすぎちゃった感じか

253:吾輩は名無しである
09/01/05 04:09:50
URLリンク(nytimesbooks.blogspot.com)
URLリンク(www.amazon.com)
+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +


254:吾輩は名無しである
09/01/13 22:25:50
なんでこんなに次回作がはやく出るの?

255:吾輩は名無しである
09/01/14 00:41:22
がんばって書いていらっしゃるのさ

256:吾輩は名無しである
09/01/15 11:38:08
「スタートレック」のR・モンタルバン氏死去、88歳
[ロサンゼルス 14日 ロイター] 米人気SFシリーズ「スタートレック」で悪役を演じたメキシコ出身の俳優リカルド・モンタルバン氏が14日死去した。88歳だった。ロサンゼルス市当局が明らかにした。
 芸能界で長期間のキャリアを持つモンタルバン氏は、ABCテレビの人気シリーズ「ファンタジー・アイランド」で一躍有名になった。
 また1970年代には、米大手自動車メーカーのクライスラーの広告塔としても知られた。




257:吾輩は名無しである
09/01/16 11:30:55
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258:吾輩は名無しである
09/01/16 11:31:20
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259:吾輩は名無しである
09/01/16 13:32:21
あるけどアドレス記憶あるけど。すいませんちょっと遅れちゃうからすぐ帰るんだけど大丈夫ですか!バンドのお誘い、はい出来たのではやっぱりハート

260:吾輩は名無しである
09/01/18 09:12:05
文庫になるのはいつの日か。

261:吾輩は名無しである
09/01/18 09:14:02
ピンチョンの小説もエリオットの荒地もテーマは似たりよったりじゃないのかな。

262:吾輩は名無しである
09/01/19 06:29:46
瑕疵って言葉、カフカセレクション3のp.143にもでてくる。


263:吾輩は名無しである
09/01/20 20:33:00
エリオットか。いいとこついてるかもなあ。

でもたしかスローラーナー序文で、エリオットと自分の世代の遠さのようなことを言っていた気がする。で、やっぱりビートだと。

264:吾輩は名無しである
09/01/25 19:43:32
ピンチョンときくと白鯨と荒地とユリシーズ思い出す。なんでだろ?
白鯨は 世界をとりこむ神学小説 
荒地は 天国編のない神曲
ユリシーズは・・犬の・・じゃなくて

265:吾輩は名無しである
09/01/26 13:42:32
どれも重力の虹にしかあてはまんなくないか

266:吾輩は名無しである
09/01/26 19:06:28
ヴァインランドは退屈だった。

267:吾輩は名無しである
09/01/27 21:33:35
学生運動40周年ということで読んでみてもいいかもしれない>ヴァインランド

268:吾輩は名無しである
09/01/28 16:48:29
ピンチョンの動物占いはこじか。

269:吾輩は名無しである
09/01/28 17:21:09
俺はコアラ

270:吾輩は名無しである
09/01/28 19:11:02
無政府主義的奇跡を期待せずに図書館で借りて読んでみたらなかなか良本であった。

271:吾輩は名無しである
09/01/28 19:31:20
ピンチョンは近年myspacecomに登録して自分の趣味や年収、身長を自己紹介で書いてたがあれは
なんだったんだろう。

272:吾輩は名無しである
09/01/28 20:56:59
>>271

ヒント 罰ゲーム

273:吾輩は名無しである
09/01/28 21:05:01
ピンチョンの笑ってはいけないアメリカ
大晦日放送決定

274:吾輩は名無しである
09/01/28 22:22:18
ピンチョンを題材にした映画がYoutubeにあるけど、英字幕ほしい。
大統領の演説くらいはっきりゆっくり喋ってほしい。

275:吾輩は名無しである
09/01/28 22:33:26
31歳の博士論文は良い本である。
ピンチョンの小説は複雑系小説だそうな。

276:吾輩は名無しである
09/01/28 22:56:58
複雑系とかポストモダンとか言われることが多いけど
そういう批評家は理論ありきでしかピンチョンを読めない。


277:吾輩は名無しである
09/01/28 23:43:16
「読む」ことは常に何らかの枠組みを必要とするからね。
「素朴な読み」との差異化をはかる以上、仕方ないのでは。

278:吾輩は名無しである
09/01/29 00:49:14
いらねーよ>理論
いままで目についたものではろくなものはなかった。
浅田・佐藤・巽の対談とヴァイゼンブルガーの本くらいかなよかったの。

279:吾輩は名無しである
09/01/29 01:36:08
木原善彦の本はどう思ってるの?

280:吾輩は名無しである
09/01/29 02:21:59
ピンチョンの作品すべて網羅してるとこはすごいとおもったけど、少々つっこみ不足だと思った

281:吾輩は名無しである
09/01/29 02:35:54
つっこみ不足か。どんな論でも限界はあるけど。
ピンチョンの場合はその逆で、つっこみ過ぎが指摘されるもんだと思うな。

282:吾輩は名無しである
09/01/29 02:43:24
ポモって、やってる人飽きないのかな。

283:吾輩は名無しである
09/01/29 02:52:24
ポストモダンって言葉は昔から好まれなかったよ。
でもポモって切り捨てずにもう少し勉強してみたら面白いと思う。
飽きる飽きないの問題にはしなくなると思うなぁ。

284:吾輩は名無しである
09/01/29 12:20:52
>278
文化の臨界は良いですね。

ポモってランボーの絶対的にモダンに近いのかもね。

285:吾輩は名無しである
09/01/29 12:22:25
ヴァイゼンブルガーの本は知らない。英語ですか?

286:吾輩は名無しである
09/01/29 15:14:53
>>281
たしかに冗長にならず手際よくまとめているので入門書としてはいいのかもしれない

>>285
英語。重力の虹のコンパニオン。
でも最近はURLリンク(gravitys-rainbow.pynchonwiki.com)
こんなのもあるから要らないのかも

287:川俣軍司 ◆kapwcKvnKE
09/01/29 15:32:48
ピンチョンが講談社文芸文庫で出たりしませんかね?

288:吾輩は名無しである
09/01/30 07:51:55
ちくまから出してあげます。

289:川俣軍司 ◆kapwcKvnKE
09/01/30 08:28:18
ありがとうございます…

290:吾輩は名無しである
09/01/30 19:48:03
無政府主義的奇跡の宇宙ってそれニーチェじゃんておもた。

291:吾輩は名無しである
09/01/30 21:12:26
永劫回帰を理系風味に書いたともみえる。
↓これはちょっと笑える。
URLリンク(jp.youtube.com)

292:吾輩は名無しである
09/01/30 21:41:08
タイトルなのに無政府主義的奇跡がどういうものか
ほとんど書いてないのがちょっとなぁ。

293:吾輩は名無しである
09/01/30 22:24:22
大学院ってはいるのもでるのも必要なのはソツなくまとめる能力と語学であって内容は60点でいいんだろうな。
一般的に論文のくせにタイトルに論がたってないものがほとんどなので、こういうタイトルがあるだけマシかと。
たしかに論文というより説明文という感じですかね。

294:吾輩は名無しである
09/01/30 22:26:20
タイトルに論がたってない?

295:吾輩は名無しである
09/01/30 22:31:30
そういえば生まれてはじめて買った洋書は悪童日記で次はフィネガンだった。
最初はまあ可愛い思い出としても、後者はなんか呪われてるのかなと思った。
無知なわたしは読めないのでおかしいとおもって日本語訳を買ったものです。

296:吾輩は名無しである
09/01/30 23:10:06
文化の臨界の浅田彰のバロック発言が面白かった。

297:吾輩は名無しである
09/01/30 23:12:45
URLリンク(img02.pics.livedoor.com)

298:吾輩は名無しである
09/01/30 23:19:00
なんだってエリオットは雨がすきなんだろう?(スローラーナーのどこか)

299:吾輩は名無しである
09/01/31 03:11:54
昔はピンチョンの漫画化があればいいのにとか思ったこともあったけど、
漫画というジャンル自体読んでみるとあまりにもひどい産物だったので最近は
漫画化はええわとおもうようになった。

300:吾輩は名無しである
09/01/31 03:15:38
ピンチョン本は世界=本の一種なのかな。

301:吾輩は名無しである
09/01/31 03:19:14
ケルズの書のモダン・バージョンってないのかな。グランヴィルも興味ない。

302:吾輩は名無しである
09/01/31 03:24:53
こういう脇においておくと目の端で輝いてるような
メインストリームにおいても意味がないような作家の遇し方を
いつまでも日本は学ばないよな。

303:吾輩は名無しである
09/01/31 04:07:04
去年なんとなくピンチョンがノベル賞とるかと思い、周りに吹聴してたらあっさりはずれて恥かいた。
作家をえらぶときは自分は単純に顔で選ぶけどなあ。ピンチョンは出っ歯だけど顔で選んだ。
作家の混ざった集合写真なんかだと明らかな不審人物を当てる楽しさがあるから好きだ。

304:吾輩は名無しである
09/01/31 04:08:33
そのピンチョンも今ではすっかり普通の人に。

305:吾輩は名無しである
09/01/31 04:20:18
次回作でるの早いけど平行して書いてたんだろうか。
国内は芽むしり仔撃ちなんか好きだったんだがなあ。

306:吾輩は名無しである
09/01/31 04:26:21
いつの話だよww
>芽むしり仔撃ち

307:吾輩は名無しである
09/01/31 04:38:53
草むしりコーチ。

308:吾輩は名無しである
09/01/31 04:43:59
ピンチョンの息子さん元気かな?
いや、性的な意味じゃなく。

309:吾輩は名無しである
09/01/31 05:01:18
ノーマルそうな親だから元気なんじゃない?
クロソウスキーの息子とかは狂ってるって何かで読んだけど。
国内はオーケンくらいしかチェックしてない。三島も中上も興味ない。

310:吾輩は名無しである
09/01/31 05:08:12
スレ違いだが、そういや草間弥生の小説なら今読んでる。田舎の肥だめの蓋を開けた瞬間の臭いのようなものがある。
天然支離滅裂だがたまに異様に明晰なことが書いてある。

311:吾輩は名無しである
09/01/31 05:17:55
オヤジがピンチョンだったら微妙だわ。
すげー金持ってるけどヒキニート。

312:吾輩は名無しである
09/01/31 05:21:44
年収は2000万以上だったような。もっとあると思ってたけど。

313:吾輩は名無しである
09/01/31 09:14:27
7作しか書いてない作家にしては充分じゃね?
広範な読者を得られるような作風でもないし

314:吾輩は名無しである
09/01/31 15:52:18
木原さんの論文読んでたら重力と競売ナンバーが不思議の国のアリスにみえてきた。

315:吾輩は名無しである
09/01/31 18:38:33
キャロルは表層だけどピンチョンは表層と深層だと思う。
ドゥルーズ的な意味で。

316:吾輩は名無しである
09/01/31 20:13:17
意味の論理学でいいのかな。
いいきっかけなので脳が処理できず放置プレイした文庫本を読んでみます。

317:吾輩は名無しである
09/01/31 23:10:24
意味の論理学ワケワカラナカッタので勝手に解釈。
表層orderと深層chaosとのバロック→弁証法ではなくてカオスモス、
無政府主義的奇跡は純粋な出来事という今であると。



318:吾輩は名無しである
09/01/31 23:14:43
禁一キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!

319:吾輩は名無しである
09/02/01 05:44:58
お、意味の論理学にすぐ反応できる人がいましたか。
大体そういうことです。
キャロルは詩人でピンチョンは詩人でもあり精神分裂病でもあるという。

320:吾輩は名無しである
09/02/01 17:12:48
下巻の一義性はピンチョン論ぽいとおもった。


321:吾輩は名無しである
09/02/08 12:29:00
キャロル論よかったです。
URLリンク(www.youtube.com)

322:吾輩は名無しである
09/02/08 14:04:59
URLリンク(lilt.ilstu.edu)

323:吾輩は名無しである
09/02/17 22:25:33
巨大チーズに轢かれそうになるエピソード、よかったなあ。

324:吾輩は名無しである
09/02/17 22:37:19
ピンチョンてノーベル賞とらないの?出っ歯が嫌なら紙袋かぶれば良いのに。

325:吾輩は名無しである
09/03/03 13:52:51
このブレンド具合は他にはないねー
コンプリート期待してますよー
分冊はやめてねー

326:吾輩は名無しである
09/03/04 15:32:50
そろそろ新潮社から「トマス・ピンチョン コンプリート・コレクション」の
内容見本が出てもおかしくない頃なんだけど…
志村正雄、蓮實重彦氏の推薦文が読みたい!

327:吾輩は名無しである
09/03/04 16:46:38
新潮社、全く音沙汰がないよね

328:吾輩は名無しである
09/03/04 23:28:40
どうせ延期だろ

329:吾輩は名無しである
09/03/05 00:29:14
どうせ柴田の翻訳が終わってないんだろ
メイスンの

330:吾輩は名無しである
09/03/05 00:34:54
一挙に出るの?少しずつ小出しにしてくれた方が読むほうとしては助かるんだけど

個人的には文庫で出して欲しいが、そんなわけないだろうな

331:吾輩は名無しである
09/03/06 15:09:15
文庫にはかなり魅力があるけど、きょうびこうやって文章読めたりすると
負荷の高い(デカイ、重い)のにより魅かれるなあ。

サインとか入ってると、なおいいね。

332:吾輩は名無しである
09/03/06 16:07:32
>>331
アメリカのハードカバーでも買え

333:吾輩は名無しである
09/03/10 22:42:59
わたしは文庫がいいな。女性には重いんだもん。

334:吾輩は名無しである
09/03/11 02:55:36
あの重さも含めてピンチョンだ

335:吾輩は名無しである
09/03/11 13:11:11
>>333

結婚しよう

336:吾輩は名無しである
09/03/11 14:19:29
あたしも文庫がいい。男だけど文庫のほうが読みやすいんだもん。

337:吾輩は名無しである
09/03/11 17:31:30
俺も文庫がいい。ピンチョンだけど文庫の方が売れるんだもん。

338:吾輩は名無しである
09/03/11 20:28:38
未訳の本がでるならどちらでもいいな。

339:吾輩は名無しである
09/03/14 20:26:08
ところでみなさんって漫画なら何をよんでるの?
わたしは漫画自体が(その読者含めて)苦手なんだが。

340:吾輩は名無しである
09/03/14 20:34:44
まるでお話にならなそうな振り方するなあ

341:吾輩は名無しである
09/03/14 22:40:29
ピンチョン漫画化できそう

342:吾輩は名無しである
09/03/14 22:51:09
マンガじゃないと思うけど『重力の虹』はこういうのが出てるよ
URLリンク(www.amazon.co.jp)

343:吾輩は名無しである
09/03/15 01:52:50
それ本になってたのかー
でもイラストならやはりこれかな
URLリンク(www.freecomic.de)

マンガ化するなら松本次郎がよいな。前も書いたけど

344:吾輩は名無しである
09/03/15 02:13:36
tweakkさん?

345:吾輩は名無しである
09/03/15 09:43:16
マックス・エルンストの「雨後のヨーロッパ」も入れてください。

346:吾輩は名無しである
09/03/15 09:52:57
ピラネージとか。

347:吾輩は名無しである
09/03/15 16:51:43
漫画はメカ沢君なら読んでいます。

348:吾輩は名無しである
09/03/15 18:27:33
ピンチョンが一番マンガみたいな顔してんのに

349:吾輩は名無しである
09/03/16 07:30:49
それは禁句

350:吾輩は名無しである
09/03/16 13:30:50
小説家の風貌を云々するってのは
不細工なおれには納得いかねえ。

どう思うかはもちろん勝手だが
あえて声に出すとなるとな

手前の顔出しでゆえと。

351:吾輩は名無しである
09/03/16 15:05:45
女が稼がねばならぬ時代になったということは、男性も風貌や老いに悩む時代であるということ。

352:吾輩は名無しである
09/03/16 19:06:17
旅行でしか行ったことないが、あんな国で自分のファンタスムを維持しえたところはエライ。


353:吾輩は名無しである
09/03/17 17:55:48
>>342
eBayで安く売られてたんで買った

354:吾輩は名無しである
09/03/20 03:54:51
期待あげ

355:吾輩は名無しである
09/03/20 16:18:21
>>342
別に重力の二次を漫画化したものではないよ。重力の各ページから受けたイメージを
勝手に描いて載せているだけで、様式も様々だし、ストーリーを追っているわけ
でもないからそれだけ読んでも何もわからないよ。


356:吾輩は名無しである
09/03/21 19:17:31
あれは絵は上手いけど思想性を感じない。
歴史上の過去の作品の適当なコラージュでピンチョンマンガはつくれるんじゃ。
エルンスト、ピラネージ、広告、へんなアヒル。壮大なアリスの分裂版だな。


357:吾輩は名無しである
09/03/22 13:11:22
久しぶりにオーケンを読んだ。飼育とアナベル・リー。
ピンチョン読んだ後だとなぜか読みやすい。
オーケンのイメージはアレゴリカルだけどピンチョンのはそうでもない。
かといってシンボリックでもない。ピンチョンの作品群に氾濫するイメージは
なんて言ったらいいんでしょうかねえ。理系作家分裂系?という感じではあるが。
情報資本主義時代のイメージなんだろうけど、萌とかはまったくないし。
萌ってある意味シンボリック。同心円的蛸壺。

358:吾輩は名無しである
09/03/22 14:33:44
大槻ケンヂでアレゴリカルとか何言ってんだよ、と思いきや大江健三郎かよ

359:吾輩は名無しである
09/03/22 20:57:11
加山雄三がリリックな少女漫画読んで涙をこぼすと大槻ケンヂかさだまさしに変身。

360:吾輩は名無しである
09/03/23 02:02:08


357 :吾輩は名無しである :2009/03/22(日) 13:11:22
久しぶりにオーケンを読んだ。飼育とアナベル・リー。
ピンチョン読んだ後だとなぜか読みやすい。
オーケンのイメージはアレゴリカルだけどピンチョンのはそうでもない。
かといってシンボリックでもない。ピンチョンの作品群に氾濫するイメージは
なんて言ったらいいんでしょうかねえ。理系作家分裂系?という感じではあるが。
情報資本主義時代のイメージなんだろうけど、萌とかはまったくないし。
萌ってある意味シンボリック。同心円的蛸壺。



361:吾輩は名無しである
09/03/23 17:31:34
オーケンはすっかり角の丸くなった水戸黄門。

362:吾輩は名無しである
09/03/24 03:15:23
印籠持ってない水戸黄門

363:吾輩は名無しである
09/03/24 03:40:11
ブリキの太鼓を持った水戸黄門。マンネリ芸。

364:吾輩は名無しである
09/03/28 05:50:13
チチェーリンがキルギスの光の探索の途中で村の結婚式に立ち寄るシーンがあるんじゃん。歌合戦の。
あそこ好きなんだよね
NHKスペシャルでも見てる気分になるw

365:吾輩は名無しである
09/04/02 11:34:14
オーケンの小説はエロ本。エロ本水戸黄門。あれ?なんでノーベル?

366:吾輩は名無しである
09/04/03 00:44:32
で、コンプリートコレクションはどうなったの?

367:吾輩は名無しである
09/04/03 01:17:32
うやむやになったよ。

368:吾輩は名無しである
09/04/03 01:36:06
最初から出すなんて言わなきゃいいのに

369:吾輩は名無しである
09/04/04 15:59:15
既出本くらいだせるじゃん、と思ってたら基本的に新訳なんだ
無謀なことをする

370:吾輩は名無しである
09/04/07 22:31:47
北朝鮮のロケット打ち上げ映像見たかい?
重力の虹読み返したくなるよな?

371:吾輩は名無しである
09/04/07 22:43:18
読みたいんで、はやく新訳出してください新潮さん

372:吾輩は名無しである
09/04/07 23:58:23
英語でいいじゃんもう

373:吾輩は名無しである
09/04/09 18:38:27
ピンチョンのマッチョ感は苦手。

374:吾輩は名無しである
09/04/09 22:14:58
あれでもマシなほうなんだろうなとは思ってる。

375:吾輩は名無しである
09/04/10 02:21:29
マッチョ?どんなとこが?
まったくかんじないんだけど。

まあハードボイルドのスタイルを真似てるとこもあるか。
でも基本的にはフェミニズム親和的だとおもう

376:吾輩は名無しである
09/04/10 11:59:55
身長高いことしってちょっと怖くなった。自分160ないので。
根拠は「なんとなく・・」でしかないので、勘違いかも。
アメリカ人に対する偏見かも。・・

377:吾輩は名無しである
09/04/10 12:09:32
マッチョにもいろんなニュアンスがあるんだな

378:吾輩は名無しである
09/04/10 19:52:05
むかしなにげにピンチョンとジョン・ゾーンの比較をやったことがある。
60年代前衛+ポモ引用でルイージとかおもってしまって。
でも結局バロック対否定神学というオチだったかな。

379:吾輩は名無しである
09/04/11 01:34:07
同級生がね、云ってた、じぶんの英語の先生ジョン・ゾーンの母親だって。まじ。
…ちなみにそれを聞いたときにじぶんは、ジョン・ローンと勘違いをしたという
オマケ付きだww

380:吾輩は名無しである
09/04/11 02:05:29
母親ってジョンに精神科の監視をつけてた人だっけ。
何をしでかしたらそんなことになるんだ。

381:吾輩は名無しである
09/04/11 20:50:48
ジョンゾーンよりザッパ

382:吾輩は名無しである
09/04/12 03:30:08
ピンチョンに音楽つけるとしたらなんでしょう。モンクもいれてね。

383:吾輩は名無しである
09/04/12 18:39:50
エーリッヒ・ツァンかなあ

384:吾輩は名無しである
09/04/12 23:24:23
俺もザッパだと思う。

385:吾輩は名無しである
09/04/12 23:39:35
そういやAtDのエピグラフがモンクだったな。謎だ。

386:吾輩は名無しである
09/04/13 20:08:07
サイバーパンク・パゾリーニのような人がイギリスの植民地圏から
出てきて映画化してくれないかな。


387:吾輩は名無しである
09/04/13 21:35:29
今年の9月にInherent Viceでるみたいだけど、自分には原書は無理。

388:吾輩は名無しである
09/04/14 07:38:04
パワーズとピンチョンは原書のみだと自信ない。

389:吾輩は名無しである
09/04/14 17:44:45
橋本治の『風雅虎の巻』に小説とはすれちがいである、という定義があって、
ピンチョンのは熱死を軸にした1(生)と0(死)のすれちがい、
理系と文系のすれちがいetc.、などとおもえば、ああそうね・・と。

390:吾輩は名無しである
09/04/14 20:45:26
俺は理系だけど、いまどき熱死がどうとか言ってたら馬鹿にされるぞ

391:吾輩は名無しである
09/04/15 01:35:01
そうそう。ピンチョン自身も熱死のことは忘れてくれといってる。

392:吾輩は名無しである
09/04/15 18:30:50
そういや昔エントロピーがどうのと軽口いって理系の彼に怒られたことあったなあ。
ユートピア=潜在的な廃墟といえばよかったかな。夜想のウケウリだけど・・。
ラッダイトとか言ってたこともわすれたほうがいいのかしら。


393:吾輩は名無しである
09/04/15 18:37:33
現代美術にピンチョンと相性の良い作家がいても良さそうなもんだが、
意外にこれがいないんだよね。

394:吾輩は名無しである
09/04/16 18:21:03
>>378=389=392=393
こういう人種ってまだ生き残ってるんだな…

395:吾輩は名無しである
09/04/16 20:21:27
ピンチョンが文庫にならないのは人気がないせいか?

396:吾輩は名無しである
09/04/16 20:44:32
まあ売れる作品ではないだろう

397:吾輩は名無しである
09/04/16 22:27:11
重要ではあると思うが、ピンチョンを文庫にするくらいなら
他にもっと文庫にすべき作者がいる気がする、そんな微妙なポジション

ノーベル賞でも取れば、文庫になるんだろうか

398:吾輩は名無しである
09/04/16 22:31:15
49はサンリオ文庫になったよ

399:吾輩は名無しである
09/04/16 22:55:40
重力の虹くらいはいいかげん文庫にしてもいいと思う。ほんとに。

400:吾輩は名無しである
09/04/16 22:59:32
国書は映画化すればソフトカバー出すよね。
というわけで映画化を。

401:吾輩は名無しである
09/04/16 23:01:25
文庫が出るとすればバロウズとかフィネガンズウェイクを出してる
河出文庫あたりなら納得はするかな。無茶するなあとは思うだろうが。

402:吾輩は名無しである
09/04/16 23:01:39
正直、ピンチョンちょっと飽きてきたから文庫にしたほうが・・と思う。

403:吾輩は名無しである
09/04/16 23:59:14
新潮の人に聞いてみた。

・全集ではない。ヴァインランドは含まれない
・予定より遅れている(メド立ってない?)

んだってさ。

404:吾輩は名無しである
09/04/17 02:04:16
原書は安いんだから文庫にするべき。
フィネガンですら文庫であるのに。

405:吾輩は名無しである
09/04/17 05:13:22
URLリンク(memo.xight.org)

406:吾輩は名無しである
09/04/17 07:42:46
>>403
ヴァインランドは河出で買えってことか

407:吾輩は名無しである
09/04/18 00:01:01
絶版なんとかして(新潮よく踏み切った)とは思うけど、
文庫にする必要性は感じない

研究の蓄積が進んで、解説や注釈でスタンダードと言われるようなものがいくつか出て、
一流の研究者を集めてチームつくって、一般の読者も研究者もともに満足できるような
丁寧な注釈解説をつけた本作り(ユリシーズの文庫みたいな)をする体勢が整うまであとどれくらいかかるんだろう?
30年くらい?

408:吾輩は名無しである
09/04/18 03:57:18
白鯨が日本で文庫になるまでかかった時間を要すると思えばいい

409:吾輩は名無しである
09/04/18 12:30:16
wikipediaの、
ピンチョンがエリクソンに手渡したとされてる「エイミーコミック」ってなに?

410:吾輩は名無しである
09/04/18 17:14:34
スレ違いだけど集英社のユリシーズってどうなんかなあ。
柳瀬さんのは欲しいけど途中で止まってるし・・。
自分は完璧じゃなくていいから文庫版がほしいかな。値段高くてもいい。

411:吾輩は名無しである
09/04/18 17:22:04
1巻だけ読んで挫折した

412:吾輩は名無しである
09/04/18 20:27:26
ナウシカアはどうかとおもうし、女性の独白が句読点なしというのもしらける。
ただ重力の虹とユリシーズにはさまれて仕事すると妙なすがすがしい気分になる。

413:吾輩は名無しである
09/04/18 21:44:09
ユリシーズの主人公の奥さん、明らかに頭おかしいですよね。
エイミーコミック、自分も気になってたが結局分かんなかった。

414:吾輩は名無しである
09/04/20 00:58:45
>>412
ナカーマ

415:吾輩は名無しである
09/04/20 01:26:51
>>409
ちょっと探してみた。これじゃねーの
URLリンク(www.comicstripfan.com)

手渡したっていう情報のソースはわからん

416:吾輩は名無しである
09/04/20 05:02:17
ユリシーズ読まなきゃ。

417:吾輩は名無しである
09/04/21 04:43:20
どうして女の文芸作家にはこういうハチャメチャなのがいないのかね。
我が国には「女の無頼派」を気取ってる作家が何人かいるみたいだが。

418:吾輩は名無しである
09/04/21 08:29:56
キャシー・アッカーは?

419:吾輩は名無しである
09/04/22 03:20:43
アメリカじゃん・・。

420:吾輩は名無しである
09/04/22 14:54:27
アメリカじゃまずいのか

421:吾輩は名無しである
09/04/22 21:38:18
アホダラ帝国がつんどくになってる…

422:吾輩は名無しである
09/04/23 16:52:09
日本にはいないのかなあって。まさかサイバラじゃあるまい。

423:吾輩は名無しである
09/04/23 17:33:21
>>417の文章がハチャメチャだったということか

424:吾輩は名無しである
09/04/24 03:04:16
『ウッドストック陰茎切り』がありますよ。

425:吾輩は名無しである
09/04/26 22:41:26
バーセルミには勝てない

426:吾輩は名無しである
09/04/30 19:41:37
「V.」の上巻は、買ってから読み終わるまでちょうど1年ぐらいかかった。
なのに下巻は、買って1ヶ月で半分以上読み進んだ。
なんなんだ。

427:吾輩は名無しである
09/05/01 00:11:21
おめーの匙加減の問題だ。

428:悪い太郎 ◆LziSwFxVAU
09/05/01 00:15:18
>>417
>どうして女の文芸作家にはこういうハチャメチャなのがいないのかね。
我が国には「女の無頼派」を気取ってる作家が何人かいるみたいだが。

女にはリアリストが多いからじゃないか?
弾けて、それを醒めた眼で見つめる自分をいつも感じているんだろう。
だから、女の文は詰まらないんだ。
高橋、オマエはどうだ。
相変わらず「機関銃」か。
オマエはそんなに出版社に切られるのが怖いか。
このネズミやろう!

429:吾輩は名無しである
09/05/01 00:43:16
>>398

寺山修司訳の予定だったんだよね


430:吾輩は名無しである
09/05/01 15:36:16
国内なら誰読んでる?オーケン以外で。

431:吾輩は名無しである
09/05/02 02:06:41
>>426
文体や世界観になじむまで時間かかるよな
でも一度はまれば他の作家の小説がそれもうすっぺらく感じる

432:吾輩は名無しである
09/05/03 00:27:49
阿部和重ってどう思う。
たいしたことないと思うんだけど・・・

433:吾輩は名無しである
09/05/03 02:02:00
シンセミアは未読だけど興味あるな

434:吾輩は名無しである
09/05/03 13:47:52
>>431
イエスイティーズ
よくわかってらっしゃる

435:吾輩は名無しである
09/05/03 14:21:03
阿部和重、読んでないけど興味ない。


436:吾輩は名無しである
09/05/03 14:24:13
俳句は一番短い小説なんだって、今や。

437:吾輩は名無しである
09/05/04 15:00:21
陽へ病む

438:吾輩は名無しである
09/05/04 15:41:44
これからは超短編の時代らしい

439:吾輩は名無しである
09/05/04 18:36:43
阿部和重が英語圏に生まれていればピンチョンのライバルになったのは間違いない。

440:吾輩は名無しである
09/05/04 20:26:50
>>439
ツリはやめましょうw

441:吾輩は名無しである
09/05/04 20:55:26
シンプソンズ出演シーンがいつのまにかyoutubeにあがってたんだな。
「トマスピンチョンはこの本が大好き。カメラと同じぐらいに!」

442:439
09/05/04 21:10:23
違うよ!マジだって!

443:吾輩は名無しである
09/05/04 21:12:07
>>441
それ英語?

444:吾輩は名無しである
09/05/04 21:14:45
>>441
サンキュー、有益な情報。前から聞きたかったよ。

445:吾輩は名無しである
09/05/04 21:21:18
>>443
英語

446:吾輩は名無しである
09/05/04 21:57:49
この前中古レコード屋に行ったら
 “BENNY PROFANE”
なんて名前のバンドのレコードを見つけた。
'80年代の終わりぐらいのアルバムだった。
買わなかった。

447:吾輩は名無しである
09/05/05 13:22:37
ジョン・ゾーンの展覧会が大阪でやってるけど、どうも行く気になれないんだよね。
家で競売ナンバーでも読んでようかなって思ってしまう。

448:吾輩は名無しである
09/05/05 18:46:34
>>446

ようつべにあるから。

449:吾輩は名無しである
09/05/05 18:49:28
>>445
ずるいなあ(・_・;)

450:吾輩は名無しである
09/05/05 19:26:49
シンプソンズって20秒くらいのやつ?

451:吾輩は名無しである
09/05/05 22:28:23
>女性の独白が句読点なしというのもしらける。

だって原文がそうなんだもの。他にどうしろと?

452:吾輩は名無しである
09/05/05 23:47:28
>>446
あーなんか音が想像つくわーw
おれも買わないw

453:吾輩は名無しである
09/05/07 20:56:57
ピンチョンの世界に近いものをさがしてみたが、途中で疲れた。
URLリンク(www.artfacts.net)

454:吾輩は名無しである
09/05/19 18:56:41
49に2・3人ではなくそコンテストてのがあったよな。

455:吾輩は名無しである
09/05/20 02:40:17
一九八四年[新訳版]  ジョージ・オーウェル(著)
刊行日: 2009/06/25 945円
〈村上春樹『1Q84』刊行に合わせ、名作中の名作が新訳版で登場!〉全体主義に
蝕まれた近未来社会の恐怖を描く、世界文学史上最重要の一冊が、大きな活字と
新訳で甦る! 解説/トマス・ピンチョン。
URLリンク(www.hayakawa-online.co.jp)

456:吾輩は名無しである
09/05/20 19:46:56
村上春樹ってまだいたんだ。

457:吾輩は名無しである
09/05/21 01:54:11
おーようやく翻訳されるのか1984年の序文

458:吾輩は名無しである
09/05/21 20:55:26
>>455
便乗商法情け無い

459:吾輩は名無しである
09/05/23 01:45:32
そうでないと売れないだろ本なんて
ピンチョンの新しい文章読めるんだから素直に喜んどこうぜ

460:吾輩は名無しである
09/05/23 01:59:12
せっかくだから買っておくか
別に1984年がそれほど面白かった記憶はないが

461:吾輩は名無しである
09/05/23 19:19:54
1984か・・
懐かしいな。高校のとき、英語の勉強のため無理やり読んだけど、
思いのほか、英文が易しく面白かった覚えがある。
その後、翻訳も読んだが、つまらなかった。
英語が理解できたってことで、面白かったのかな。
しかし、ハルキのその下らんタイトルどうにかならんか。
それでも売れるんだろうな。

462:吾輩は名無しである
09/05/24 11:45:51
競売ナンバー読み返してみたけどニーチェ的でもあり面白い。
切手はいわゆるカット・インなんだろう。

463:吾輩は名無しである
09/05/24 11:47:34
高校で小説を英文で読むのか。えらい秀才だな。


464:吾輩は名無しである
09/06/02 06:26:20
I’ve been enjoying the new Thomas Pynchon novel, Inherent Vice.
The most striking thing about is that if you had handed me the first 30 pages,
I would have staked my life I was reading the opening of the new Elmore Leonard.
URLリンク(christopherschuler.independentminds.livejournal.com)

+   +
  ∧_∧  +
 (0゚・∀・)   ワクワクテカテカ
 (0゚∪ ∪ +
 と__)__) +

465:吾輩は名無しである
09/06/02 20:44:39
コンプリートコレクションがもたもたしているうちに・・・

466:吾輩は名無しである
09/06/03 00:33:52
エルモア・レナードってだれ?

467:吾輩は名無しである
09/06/06 19:24:57
試しにコンプリートコレクションの一冊を村上春樹に訳して欲しい
今出たら十万部は売れるだろ

468:吾輩は名無しである
09/06/06 20:37:06
食い合わせ悪すぎるから訳さなくていいよ。

469:吾輩は名無しである
09/06/06 20:41:26
商業的にはありなのかもしれんが、出版社以外誰も得をしないな

470:吾輩は名無しである
09/06/06 20:59:21
春樹訳のピンチョンは嫌だけど春樹が訳せば何でも売れるんだよなあ

471:吾輩は名無しである
09/06/06 21:19:11
春樹は不細工ナルシストのエロゲーにドーナツとジャズをだしたようなものだと思ってた。
不細工ナルはここまで内面が醜悪で屈折するのか・・という勉強にはなった。
そもそもヴォネガットとかなんかのパクリ作家じゃなかったけ?

472:吾輩は名無しである
09/06/06 22:54:21
確かに初めてヴォネガット読んだときはまんま村上春樹だ!とびっくりしたな

473:吾輩は名無しである
09/06/09 00:29:36
「チャンピオンたちの朝食」読んだら「風の歌・・」

474:WOsOhCiUoL
09/06/09 02:13:21
Some crazy reality sites! watch now:[URL=URLリンク(olya.allmediabuy.com) girls[/URL]
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[URL=URLリンク(olya.allmediabuy.com) sex tapes[/URL]
[URL=URLリンク(marina.allmediabuy.com) rape videos[/URL]


475:吾輩は名無しである
09/06/10 22:27:06
1Q84とやらは浅田彰のパクリかもね。浅田彰のことを無視してるようで実はそんなに気になる存在だったのか。


476:吾輩は名無しである
09/06/10 22:46:36
そんなのあったっけ?

477:吾輩は名無しである
09/06/10 22:51:03
ペヨトルで絶版だから黙殺の対象か、やることえぐいなあ。

478:吾輩は名無しである
09/06/13 02:37:52
春樹が去年12月の対談でピンチョンベタ褒めしてたわ。

479:吾輩は名無しである
09/06/13 20:01:24
昔の春樹のエッセイで、競売ナンバーを原書で読もうとしたが何度も挫折して
サンリオから翻訳が出てむさぼるように読んだってのがあったな。

480:吾輩は名無しである
09/06/13 21:55:08
オーウェルの1984はちょうど1984年の中二の時に読んだ。

481:吾輩は名無しである
09/06/15 01:22:42
>>478
掲載誌どこ?

正直、春樹にはピンチョンに触れてほしくない

482:吾輩は名無しである
09/06/15 08:18:17
同意

483:吾輩は名無しである
09/06/15 17:24:14
春樹が作中でピンチョンに触れようものならエライことになるぞ
既に1Q84の引用本が売り切れらしいし

484:吾輩は名無しである
09/06/15 18:06:43
>>483
なんて本?

485:吾輩は名無しである
09/06/15 21:33:10
そのものずばり1984年じゃないの?
それはそうと >>455 の新訳の情報が見当たらなくなってる。なんでだろ

486:吾輩は名無しである
09/06/16 00:19:26
1984の新訳は7月にのびたみたいだよ。

487:吾輩は名無しである
09/06/18 22:08:11
Vってトライステロみたいなもんなの?

488:吾輩は名無しである
09/06/20 08:27:02
ピンチョンはアメリカの春樹?

489:吾輩は名無しである
09/06/20 09:49:16
読んだ上で言ってるなら大したもんだわ

490:吾輩は名無しである
09/06/20 09:53:19
アメリカの高橋です

491:吾輩は名無しである
09/06/20 21:52:04
アメリカの大江健三郎

492:吾輩は名無しである
09/06/20 23:32:36
>>490
誰なんだw

493:吾輩は名無しである
09/06/21 00:49:20
アメリカのバーセルミ

494:吾輩は名無しである
09/06/21 19:16:17
アメリカの大西巨人

495:吾輩は名無しである
09/06/21 19:22:19
アメリカのピンチョンってことでいいよ、もう

496:吾輩は名無しである
09/06/23 01:50:08
>>481

『モンキービジネス2009 vol.5 対話号』
二回触れる程度だけど。
ピンチョンは最初の長編『V.』ですでに完成されていた珍しいタイプの作家で
春樹が目標とする総合的小説を最初から書けていたんだと。
フィッツジェラルドやカーヴァーは実体験をもとにかなり直接的に書くけど、
春樹はそういう書き方はしないんだと。

「それこそ例えば、ガルシア=マルケスとかピンチョンとか、そういう完全なフィクション
を書いていく作家たちの方に距離としては近いです。」(73) by春樹たん

つまり春樹=ピンチョン=(ガルシア=マルケス)たんとみて問題ないお。

497:吾輩は名無しである
09/06/23 10:33:19
481です。サンクス!

しかしどうみてもカーヴァー、フィッツジェラルド系の作家だと思うんだけどな春樹
願望かね

498:吾輩は名無しである
09/06/23 12:10:24
小説集ってどうなったの?
ずっと待ってるんだけど

499:吾輩は名無しである
09/06/23 13:06:01
日本にV1ロケットが着弾する頃には店頭に並んでるよ

500:吾輩は名無しである
09/06/23 14:04:24
春樹で儲かってるのならそろそろ出せ

501:吾輩は名無しである
09/06/27 22:16:15
ガルシア=マルケスは期待して読んだが、過大評価だと思った。
ハルキとピンチョンを比較するのは犯罪です。

502:吾輩は名無しである
09/06/27 23:18:35
百年は評価せざるを得ない

503:吾輩は名無しである
09/07/01 10:39:25
分量がある小説はそれなりにいいと思っちゃうんじゃないか。
読みきった満足感みたいなもんで。

504:吾輩は名無しである
09/07/01 14:04:31
分量のある小説を書けるということ自体が、それなりに著者の力量を保証してる面はあるかもね

505:吾輩は名無しである
09/07/01 14:23:45
ここでやんな

506:吾輩は名無しである
09/07/01 16:02:33
小説集...まだ?(・_・;)

507:( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw
09/07/01 16:35:27
さて、コンプリートコレクションは口先だけでしたか(笑)新潮社の愚考の一つに数えましょうかねぇ(笑)おやはやわらい

508:吾輩は名無しである
09/07/02 01:42:28
書き込むなら有意義なこと書けやクソコテ

509:吾輩は名無しである
09/07/02 02:08:24
狸の脳積んでる奴に無茶言うな

510:吾輩は名無しである
09/07/03 18:52:24
国際拠点化13大学が決定 グローバル30

平成21年度国際化拠点整備事業(グローバル30)
申請22大学のうち、13大学の採択が決定しました。

早稲田大学 慶應義塾大学 明治大学
上智大学 同志社大学 立命館大学

東北大学 筑波大学 東京大学 名古屋大学
京都大学 大阪大学 九州大学

URLリンク(www.jsps.go.jp)

511:吾輩は名無しである
09/07/05 17:13:56
友人が書店でつとめているんだが、ピンチョン刊行開始は2010年以降になると
新潮社の営業に言われたらしい。

とりあえず河出でヴァインランド読もうや。

512:吾輩は名無しである
09/07/05 20:11:37
>>511
そうなの?
金欠中なので嬉しいような悲しいような・・・

513:吾輩は名無しである
09/07/05 20:59:43
来年まで準備する時間があるとポジティブに捉えておくか

514:吾輩は名無しである
09/07/06 01:21:48
>>511
確かに本来の意味での漢民族(曹操や孔明の子孫)は日本にいるよ。
でも中華人民共和国(含朝鮮半島)にはいないんだ。
ユーラシア大陸の民族は中世以降完全に浄化されてしまった。
だから日本人と中国人(含朝鮮人)が遺伝的に近縁にあるというのは間違いだよ。

515:吾輩は名無しである
09/07/06 14:46:01
新潮に金落としたくない。どうせくだらん三島賞とかの審査員に生活費がいくかとおもうと。
というわけで買い替えはなしだなー。

516:吾輩は名無しである
09/07/06 23:47:11
その理由はどうかと思う

517:吾輩は名無しである
09/07/12 23:02:55
今年の春って言ってたから買うのよしてたⅤ借りて来た
来年また新訳で読むことに決定

518:吾輩は名無しである
09/07/13 00:34:58
ジョージ・オーウェル『一九八四年』の新訳は
解説ピンチョンだぞ。

URLリンク(www.amazon.co.jp)一九八四年-新訳版-ジョージ・オーウェル/dp/4151200533/ref=pd_rhf_p_t_1

519:吾輩は名無しである
09/07/13 00:39:14
あれ、もう出てるんだ。

あと、リンクはこの方がよくね?
URLリンク(www.amazon.co.jp)

520:吾輩は名無しである
09/07/13 13:56:34
とっくに既出

521:吾輩は名無しである
09/07/21 08:24:54
ピンチョンの解説すげー良いわ。

522:吾輩は名無しである
09/07/21 23:05:12
おれも今日ぱらっと立ち読みしてきた。
衒いのないかんじで、すごいまとも。
びっくりした

523:吾輩は名無しである
09/07/26 02:35:17
Inherent Vice の書評がちらほらと

URLリンク(www.telegraph.co.uk)
Who would have thought it? One of America’s most wilful and obscure writers
has produced the most enjoyable beach read of the summer.

URLリンク(www.list.co.uk)
The similarities to the Coen brothers’ stoner noir The Big Lebowski are inescapable,
but we’re nevertheless firmly in Pynchon territory.

URLリンク(entertainment.timesonline.co.uk)
As a detective novel, Inherent Vice, though vivid and entertaining, isn't in the first
league of such books; nor is it as authentic an insider's product of the psychedelic
Sixties as, say, Fear and Loathing in Las Vegas. It is minor Pynchon, but it is the
perfect entry point into his work for a new generation of readers.


524:吾輩は名無しである
09/07/26 13:42:57
重力の虹の下巻が手に入らない

525:吾輩は名無しである
09/07/26 13:51:57
ピンチョン文庫~!!

526:吾輩は名無しである
09/07/28 06:38:55
>>523
おお出たのか!

527:吾輩は名無しである
09/07/28 12:30:43
新潮さん早く訳して!
ぼやぼやしてるから未訳の新刊が出ちゃったじゃないの!

528:吾輩は名無しである
09/07/29 01:58:35
V挫折で放置しっぱなしだが、新作ポチリますた

529:吾輩は名無しである
09/07/29 22:09:48
いまV読み返してる
やっぱおもしろい

530:吾輩は名無しである
09/08/10 11:45:00
河出のヴァインランドいつ出るんだよ
今月も来月も出る気配ねえじゃねえか

531:吾輩は名無しである
09/08/10 14:55:31
重力の虹の原書を買った。読めるのは読めるが・・。
原書で読む際の注意点があったらおしえてください。

532:吾輩は名無しである
09/08/10 15:01:33
わからない地名やら物が出てきたら、グーグル先生にイメージ見せて貰う
二次は読んだことないけど、白鯨はこれでかなり読みやすくなったな

533:吾輩は名無しである
09/08/10 15:09:55
あ、ほんとだ

534:吾輩は名無しである
09/08/10 21:03:18
そろそろ英文つらくなってきた
Vの和訳でも読もう

535:吾輩は名無しである
09/08/19 22:54:23
Inherent Viceまだ届かん

536:吾輩は名無しである
09/08/21 05:00:54
届いた

537:吾輩は名無しである
09/08/21 07:30:19
翻訳は頼んだ

538:吾輩は名無しである
09/08/21 14:36:28
師匠がピンチョンの専門家だから任せることにするわw

539:吾輩は名無しである
09/08/21 14:54:45
まずはピンチョン全集やろ

540:吾輩は名無しである
09/08/22 13:15:13
>>538
どなた?

541:吾輩は名無しである
09/08/22 17:48:11
よし俺が翻訳する。
ブログで。

542:吾輩は名無しである
09/08/22 17:55:57
翻訳しにくそうな文体だな
がんばってくれ

543:ray
09/09/01 21:04:03
 彼女は横町を入って裏階段からあがってきた。昔いつもそうしていたように。ドクは一年以上も彼女を見かけていなかった。ドクだけでなく、だれも。昔はいつもサンダルに、花柄ビキニの下側、
色あせたカントリー・ジョー&ザ・フィッシュTシャツだった。今夜の彼女は全身フラットランド衣装で、髪は記憶よりずっと短く、昔の彼女が決してしないと誓っていた格好だった。
「シャスタ、おまえか?」
「ラリってると思ってるようよ」
「その風体のせいだと思うぜ」
 二人は台所の窓から差し込む街灯に照らされて立っていた。カーテンなんかつけてもしょうがない窓だ。そして丘の下の方に波が当たる音に二人で聞き入っていた。ときには風向きがいいと、町中で波の音が聞こえる。



544:ray
09/09/01 21:18:47
「助けがいるの、ドク」
「おれ、いまは事務所とかあるんだぜ? ホント昼間仕事とかそんなみたいな?」
「電話帳で調べて、ほとんどそっちに行きかけたの。でもそこで思ったんだけど、これが密会みたいに見えたほうが万人のためにいいって」
 やれやれ、今夜はロマンチックなことはなしか。ちくしょうめ。でもまだ金は入る仕事かもしれん。「だれかに見張られてるとか?」
「一時間ほど表通りで過ごして、見かけをそれっぽくしようとしてみたけど」
「ビールでもどう?」彼は冷蔵庫に向かい、中に入れてあるケースから二缶取り出し、一つをシャスタに手渡した。
「男なのよ」と彼女は言った。
 男だろうよ、でもそこで腹をたてちゃいけない。顧客がこんな具合に切り出すたびに五セントもらえたら、今頃はハワイだぜ。日夜クスリ決めて、ワイメアの波をディグして、
いやそれよりかわりにだれか雇ってディグさせるか……「表世界の紳士ってわけかい」と彼はにらみつけた。
 「そうよ、ドク。その人結婚してるの」
 「で……金がらみか」
 彼女はそこにない黒髪をうしろに跳ね上げ、眉をたてた。それが何よ。
 ドクとしてはグルーヴィー。「で、奥さんは―おまえのこと、知ってんの?」


545:ray
09/09/03 00:45:46
 シャスタはうなずいた。「でも奥さんも他にいるのよ。ただ、それが普通のアレじゃなくて―二人で何やら不気味な陰謀を企んでるの」
「ダンナの財産かっさらってトンズラね、うん、ロスあたりじゃそんなことも一度か二度はあったとか聞いてるけど。それで……おまえ、おれにズバリ何してほしいの?」かれは夕食を入れて持ち帰ってきた紙袋を見つけ、忙しくそこにメモを取るフリをした。
というのもまともな女らしい制服、ノーメーク風に見えるはずのメークとかなんとかで、遅かれ早かれシャスタの得意とする有名な昔ながらの勃起が来るのは見えてたからだ。これっていつかは終わってくれんのかな、とかれは考えた。もちろん終わるとも。終わった。
 二人は居間に入って、ドクはソファに寝そべり、シャスタは発ったままで、何というかウロウロした。
「てゆーか、二人はあたしにも乗れっていうの。あの人が隙を見せたとき、というかそれに一番近くなったときに手が出せるのは、あたしだけだって言うのよ」
「隙って、ケツ丸出しで寝てるときね」
「わかってるじゃない」
「まだそれが正しいか間違ってるか迷ってるわけ、シャスタ?」
「それ以下よ」と彼女は、忘れがたいあの視線でかれをにらみつけた。「どれだけあの人に誠実であるべきかってこと」
「頼むからおれに聞かないでくれよな。そこらのありがちな連中が、そのクソ愛人にどれだけ借りがあるかならわかるが―」
「あらどうも、新聞の人生相談でも似たようなこと言われたけど」
「サイッコー。んじゃ感情ぬきにして、金を見ようぜ。そいつ、家賃はどんだけ払ってくれてる?」
「全額」一瞬、昔ながらの目を細めた勝ち誇るような微笑が浮かんだように思った。
「かなりする家?」
「ハンコックパーク」


546:吾輩は名無しである
09/09/03 20:05:18
すごい! なんか面白そう!!

547:吾輩は名無しである
09/09/03 21:28:36
続けて続けて

548:吾輩は名無しである
09/09/03 21:44:50
このまま山形訳で商業出版されないかな

549:ray
09/09/03 22:08:35
ドクは「キャント・バイ・ミー・ラブ」のサビを口笛で吹いて、相手が顔に浮かべた
表情は無視した。「もちろん、受け取ったもの全部にちゃんと借用書は書いてるんだ
よな?」
「このクソ男、あんたがいまだにこんな根に持ってるって知ってたら―」
「おれ? 単にプロらしくしようとしてるだけだって。その奥様とツバメ、おまえが
乗ったら分け前いくらくれるって?」
 シャスタは金額を挙げた。ドクは怒り狂ったヤク売人いっぱいの改造ロールスから、
霧の中で時速百六十キロ、あの粗雑に設計されたカーブを全部すりぬけようとしつつ、
パサディナ高速で逃げ切ったこともあるし、ロサンゼルス川の東の裏道を、自衛の武器
としては借り物のアフロヘア用の櫛を股間にしのばせただけで歩いたこともあるし、
ベトナム大麻をごっそりかかえて法務局を出入りしたこともあったし、そういう日々の
おかげでもうその手の無謀な日々は終わったんだと思い込みかけていたが、でもいまや
かれは再び本気で心配になってきた。「この……」慎重にいかないと、「このネタって、
アダルト指定のポラロイド数枚とか、そんな話じゃないな。車のグローブボックスに
ヤクを仕込んでおくとか、全然そんな程度の話じゃ……」
 昔の彼女は、何週間もふくれっつら以上のややこしい表情なしに、何週間も過ごした
もんだ。いまの彼女は、実に重々しい顔要素の混合物をかれに向けていて、何を考えて
いるのかまったく読み取れなかった。俳優学校で身につけた技かも。「あなたの考えて
るのとはちがうのよ、ドク」
「心配すんな、まだ考え始めてもないから。他には?」
「わかんないけど、でもどうも二人は、あの人をなんかキチガイ病院にぶちこみたいら
しいの」
「それって合法的に? それとも無理にかっさらうような?」
「だれも教えてくれないのよ、ドク。あたしはただのエサだから」思えば、彼女の声に
これほど悲しみがこもっていともなかった。「あなた、ダウンタウンでだれかとつき
あってるんですって?」



550:ray
09/09/04 01:00:29
 つきあってるって。まあねえ「ああ、ペニーのこと? 堅気のいい子で、秘密の
ヒッピーラブの刺激を捜し中で―」
「そしてイヴェレ・ヤンガーんとこの何か検事補かなんかでしょ?」
 ドクはちょっとそれを考えてみた。「あそこのだれかが、これを事前に阻止できると
思うわけ?」
「こんな話を持ってけるところはそうそうないのよ、ドク」
「わかった。ペニーに話してみて、どうなるかやってみる。でそのお幸せなカップル
たちは―名前とか住所とかは?」
 彼女の老愛人の名前を聞かされてドクは言った。「これって、あのいつも新聞に出てる
ミッキー・ウルフマン? 不動産業界の大物?」
 「この話、だれにもしちゃダメなのよ、ドク」
 「聞かざる言わざる、仕事のうちよ。電話番号でもおいてく?」
 彼女は方をすくめ、眉をひそめて、番号を一つ渡した。「できれば絶対かけないで」
 「サイッコー。で、どうやって連絡すればいい?」
 「しないで。前のところからは引っ越して、手当たり次第に泊まってんの。聞かないで」
 彼はほとんど「ここなら空いてるぜ」と言いかけたが、実際は空いてなかったが、でも
彼女が変わってないものすべて、あの本物のイギリスパブの
ダーツボードが馬車の車輪にかけてあるのとか、売春宿のつり下げランプでフィラメントの
振動する紫のサイケ電球つきのやつとか、クアーズの缶だけでできたホットロッドの模型
コレクションとか、蛍光式フェルトペンでウィルト・チェンバレンがサインしたビーチバレー
ボールとか、ビロードの絵とか等々を見回しているのを見て、そこに浮かんでいる表情が、
どう見ても嫌悪と言わざるを得ないものだったので言わずにおいた。

*********************************

以上で冒頭から全体の1%に相当。

551:吾輩は名無しである
09/09/04 01:33:52
乙ありです

552:吾輩は名無しである
09/09/04 06:50:31
やっとWolfmanきたな、まだまだ長そうですが乙です。

553:吾輩は名無しである
09/09/04 07:50:16
これは乙だな

554:吾輩は名無しである
09/09/04 14:04:19
乙。
でも話の筋がまったく読めないんだが。

555:吾輩は名無しである
09/09/04 14:55:35
冒頭1%だけ読んで話の筋が読める小説がこの世にあるの?


556:吾輩は名無しである
09/09/04 15:41:32
全部読んだってごまかし続けるのがピンチョンだろがよ

557:ray
09/09/05 00:40:25
(承前)

 「ターン・オン、チューン・イン、ドロップ・アウト」モーゼルを持った片目男が
ウィンクしてみせた、残っているほうの目だ、ということはつまり男は両目をつぶっ
たことになるのか、それとも片目男のウィンクもまたウィンクといえるのか。顔中
が腫れ上がりほとんど視界のない自分はどうだろう。すべての闇にはウィンクが潜み、
笑いとユーモアが隠されているのだろうか。それが黄金の牙団の語っていた荘子の
サトリか。そしてその闇が笑っているのは、この自分なのか。
 「サイッコー。このおれが最後のオチになるとはね」そう言おうとしたが、口も腫れ
あがり、歯もほとんど折れた状態では、要領を得ないうめき声があがっただけだったが
相手が理解したような表情を浮かべたとのは気のせいにちがいない。シャスタもおれを
笑っているのか。あの晩、久しぶりにおれの部屋にきたとき彼女はすべて知っていたの
か、あるいは知らなくてもそれはすべて一連の長いカルマの糸にからめとられ、つなが
って彼をこの車の中に導き、そしてその糸がいまとぎれようとしている。顔をつたう液体
が血なのか涙なのかも、彼はもはやわからなかった。
 「これで最後だ、ドク。スマイル、それも I は二乗でな」と片目男が言うと同時に、
腕に針が感じられ、とつぜん痛みは去り、すべてが極彩色につつまれて直立する虹の生えた
草原が広がった奥にエメラルド色の都が、そうあそこを目指せばいいのかおれの求めた、
すべてがそこにあるのか路はどこだれんがの道は―だがそのとき彼方で轟音が鳴って
緑の都の塔が二本崩れ去るとともに世界のすべてが徐々に薄れ、霧に包まれやがてあたり
は真っ暗となり、彼は霧が晴れるのを待ち、いつまでもいつまでも、だがそれは決して
晴れることなく、かれは闇の中を這いずり続ける。

(完)


558:ray
09/09/05 00:50:05
(承前)

 その日が来るまで待とう、と彼は思った。そして、そのときは、
世界が回復するよう戻ろう、おれの病んだ世界、おれのすばらしい
世界、おれの、いやおれたちの祝福された世界は父を求めて泣い
た。黄金の牙団はシャスタを通じておれに、かつてのおれなら聞
かされると知っていたことを教えてくれた。おれはいつも、それ
までに知ったことをすべて、聞き、見て、想い出したいと想って
いたんだ。あなたが救世主なのよ、とシャスタがおれに言い、お
れは想い出し、知った。おれが救世主なんだ、とシャスタは言った。
そう、おれはいつも救世主なんだ。


(完)


559:ray
09/09/05 00:58:43
(承前)

 ゴルディタビーチ出口を過ぎてしまったら、看板の読み取れた最初の出口を出て
一般道で戻ろうと想った。ローセクランスで高速が東に折れるのは知っていたから、
どっかで、ホーソン大通りかアルテシアで霧が晴れるはずだけど、ただしそれは今晩
の霧が広がって地域全体に落ち着かない限りだ。そうなったらこの状態が何日も
続いて、そしたらひたすら運転を続け、ロングビーチを過ぎ、オレンジ郡をぬけて
サンディエゴをこえ、そして国境を越えてそこでは霧の中でだれもだれがメキシコ人
でだれがアングロでつまりはだれであってもかわからないところに出るかもしれない。
でも一方でそれが起こる前にガス欠になって、キャラバンを離れて路肩に停めて待つ
しかなくなるかも。何かが起こるのを。高速警察が来ても彼にかまわずにすませて
くれるのを。スティングレイの落ち着かないブロンドが停まって乗ってかないと
申し出るのを。霧が燃え晴れ、そして今度こそそこに何か、なぜか、代わりに存在
しているのを。

(完)


560:ray
09/09/05 01:04:09
(承前)

  ある夜、彼は夢を見た。水の上に立つ小さな小屋を所有していたのだ。
こんどは湖ではなく大洋だった。海はどこまでも広がっていた。そしてこの
小屋は、かれが見たことがないようなもので、南太平洋を舞台にした映画に
出てくるような丸太小屋に似ていた。そして目を覚ますと、明瞭な考えが頭
に入り込んできた。
 彼の調査は、彼を家に釘付けにした。彼は居間でテレビの前に坐った。おれ
は座った。待った。見た。まんじりともしなかった。おれたちがはるかな昔に
そうするように言われたように。サイッコー。おれは指命を果たし続けた。

(完)


561:ray
09/09/05 01:12:48

*1:長いことご愛読ありがとうございました! トマス・ピンチョン先生の次回作にご期待ください!


562:吾輩は名無しである
09/09/05 01:27:01
>>561
お疲れさまでした。

てか一章はこんな話だったのか
流し読みすぎてさっぱり覚えてないわ

563:吾輩は名無しである
09/09/05 01:38:53
>>557

これが本物の結末に10ガバス。


564:吾輩は名無しである
09/09/05 08:46:39
打ち切りかよw

565:吾輩は名無しである
09/09/05 09:17:31
>>561
ブログとかで続けて欲しいです
応援してます☆

566:ray
09/09/05 13:44:00
>>565

版権とか翻訳権っつーものがございまして、なかなか……


567:吾輩は名無しである
09/09/05 22:10:36
ブログで全部訳しきる人もいるし権利の問題はなんとかなるんじゃねーの?

568:吾輩は名無しである
09/09/06 01:03:40
ならねー、とは思うがひっそりやれば裁判にはならんだろう。

569:吾輩は名無しである
09/09/06 03:50:51
個人の楽しみとしてやってます。転載等一切禁止みたいな断りをしてやってる人はいる。

570:吾輩は名無しである
09/09/06 13:34:51
個人の楽しみなんて逃げの手を打っても全世界に公開してたらアウトだろ

571:吾輩は名無しである
09/09/06 18:16:01
大学のサークルとかで、作者に連絡して未邦訳短編の翻訳を冊子として出してる例は聞くけど

572:吾輩は名無しである
09/09/06 20:00:32
正論レイダー

573:吾輩は名無しである
09/09/07 02:40:28
アウトではない。判例もある。

574:吾輩は名無しである
09/09/07 15:14:21
rayさんgj!

それに比べて新潮の阿呆は

575:吾輩は名無しである
09/09/07 17:29:53
rayさんって山形浩生さんですか?

576:吾輩は名無しである
09/09/08 16:57:04
野暮な追求はナシだぜ

577:吾輩は名無しである
09/09/15 19:05:28
ヴァインランド、世界文学全集で出るね

578:吾輩は名無しである
09/09/15 20:03:09
それより重力の虹を再販してよ

579:吾輩は名無しである
09/09/30 18:20:31
新刊の評判は上々?
重力の虹に匹敵するくらいでしょうか?

580:吾輩は名無しである
09/10/03 22:21:35
>>579

競売、ヴァインランドとあわせてカルフォルニア三部作だとか。

581:吾輩は名無しである
09/10/06 02:08:22
さぁもうすぐノーベル発表だね

582:吾輩は名無しである
09/10/06 03:46:17
万一受賞しても、やっぱり来ないんだろうなぁ
最近はレッシングが欠席したけど、講演までしないのは何時以来だろう

583:吾輩は名無しである
09/10/06 13:05:33
ピンチョン動いてるのみたす

584:吾輩は名無しである
09/10/06 13:38:34
今年はピンチョンが受賞するらしい。ある筋から聞きました。

585:吾輩は名無しである
09/10/06 13:50:24
ピンチョンが現れるところV2ロケットが着弾するから講演には出られないらしい。

586:吾輩は名無しである
09/10/06 13:53:49
ピンチョン? チョンピン?
ハゲチョンピン?

587:吾輩は名無しである
09/10/07 13:42:58
全集の話は立ち消えか・・・

588:吾輩は名無しである
09/10/07 19:08:08
やっぱりここはノーベル賞とってもらうしかないな

589:吾輩は名無しである
09/10/07 19:15:48
トマス・ピンチョンって口臭くさそう

590:吾輩は名無しである
09/10/07 21:17:51
ノーベル賞受賞で全集刊行の流れか

591:吾輩は名無しである
09/10/07 23:10:47
だーかーら
まいにちおもしろい イェイ
まいにちおもしろい イェイイェイ

592:吾輩は名無しである
09/10/07 23:14:23
受賞してほしいけどなぁ
でもそしたら完全にブームくるな。

たぶん受賞しそうにないけど

593:吾輩は名無しである
09/10/08 20:35:05
案の定受賞はならなかったようだ

594:吾輩は名無しである
09/10/08 21:31:00
ピンチョン無念

595:吾輩は名無しである
09/10/09 01:10:29
何度読もうとしても挫折しちゃう。

どの長篇でもいいので、この人の作品の梗概とかポイントをまとめて
日本語で解説してあるサイトとかないでしょうか?

596:吾輩は名無しである
09/10/09 13:29:24
そりゃありすぎるくらいあるでしょうよ

597:吾輩は名無しである
09/10/09 15:36:40
>>596
挙げてみろタコ ろくなのねーから。

598:吾輩は名無しである
09/10/09 19:59:24
書籍としてまとまったものでは京都大学の一冊しかないな

599:吾輩は名無しである
09/10/09 20:36:00
>>595
タイトルで検索すれば誰か書いてくれてる人いるんじゃないか?
卒論で研究するとかいう人もいるだろうし
信憑性は保障できない

600:吾輩は名無しである
09/10/09 22:33:27
CiNiiで検索すると幾つかあるな。

601:吾輩は名無しである
09/10/09 22:53:15
素人さんの読書の助けになるようなものはないだろ

602:吾輩は名無しである
09/10/10 06:35:21
プロ向け作家だったのか

603:吾輩は名無しである
09/10/10 11:22:35
学者むけだな

604:吾輩は名無しである
09/10/10 11:53:42
そうだったのか

605:吾輩は名無しである
09/10/10 16:21:01
てかよくこんだけ色んな場所を書けるよな。

ヴァインランドとか49とか読んだら、
カリフォルニアがすごくうまく描かれてて、
よっぽどカリフォルニアがすきなんだろーなーとおもうんだけど、
重力なんかさ、ヨーロッパの色んな場所でてくるし、
メイソンは南部だしさ

そんだけで乾杯や

606:吾輩は名無しである
09/10/10 16:25:10
世界のどこにでもあるような場所を描いてるだけじゃないのかね

607:吾輩は名無しである
09/10/10 17:46:19
ヴァインランドみたいな場所がか?

608:吾輩は名無しである
09/10/10 18:35:17
俺様の故郷の村を描けたら認めてもいい

609:吾輩は名無しである
09/10/12 00:42:45
重力の虹を再版してくれよ

610:吾輩は名無しである
09/10/12 00:59:48
いやだ。永遠に絶版。

611:吾輩は名無しである
09/10/12 12:40:29
>>610
貴様まさかトリエステの一味か

612:吾輩は名無しである
09/10/12 12:59:23
いや、国書の著作権担当者。契約切れて出せない

613:吾輩は名無しである
09/10/15 19:50:05
重力の冒頭の引用はスピノザを意識してるの?

614:吾輩は名無しである
09/10/16 06:13:14
キーーンってとこ?

615:吾輩は名無しである
09/10/17 02:33:10
>>595の求めてるのは>>286のようなのの日本語版なんだろう。
方々の書評を見れば全体的なストーリーや構成は分るはずだし。
 よく分らん→読み進めるのが苦痛→散漫になってますます分らん→もっと苦痛
という悪循環にある人にはまさに「Page by Page」の解説というのが欲しいんだろうね。

しかしそんなものはない。
最初からわからないのは当たり前。三度読み返すつもりで読め、としか言えないな。

616:吾輩は名無しである
09/10/17 17:21:05
たしか今売りの「新潮11月号」だったと思うけど、都甲幸治が「V.」の
新訳を進めている最中と書いていたと思う(10月号または別の人だったら
すまん)。とりあえず「コンプリート」の企画は進んでいるみたいで安心した。

617:吾輩は名無しである
09/10/17 17:23:14
ピンチョンの逃げっぷりが素晴らしいと思うよ

618:吾輩は名無しである
09/10/17 21:31:58
12月10日予定
《世界文学全集 第2集 11》
トマス・ピンチョン 『ヴァインランド』
ヒッピーおやじとティーンズ娘との軽妙な会話で幕をあける巨編は、娘の母親探しを基軸に、
権力の陰謀渦巻くダークな世界へと次第に突き進んでいく。詳注全面改訂。
(河出書房新社 予価2940円)[amazon] [bk1]

URLリンク(www.green.dti.ne.jp)

619:616
09/10/17 22:28:26
念のため確認したら、>>616は記憶違いだった。ごめん、訂正。
正しくは、今売りの「群像11月号」掲載の小山太一のエッセイ
「ピンチョン、そしてバッド・ベティカー」で、小山太一が佐藤良明
との共訳で「V.」の新訳を進めているという記述があった。

「トマス・ピンチョン コンプリート・コレクション」の企画はゆっくりながらも
進んでいることが分かってほっとしたよ。

>>618
これの「コンプリート」版がどうなるのか、不可解なんだよね。


620:吾輩は名無しである
09/10/18 19:11:00
重力の虹がどこにも売ってないからめちゃくちゃ困る
権利きれたんならどっか別の出版社が権利かえばいいのに。
一定数は売れるだろ

621:吾輩は名無しである
09/10/18 19:23:53
新潮が持ってんでしょ

622:吾輩は名無しである
09/10/18 19:30:04
>>621
マジっすか
それならなぜ出さないんだ新潮~。出せば売れるぞ~。

623:吾輩は名無しである
09/10/18 19:30:31
重力の冒頭の引用はスピノザを意識してるの?
→nature does not ・・なんたら・・transformation
のとこ うろ覚えで悪いが

624:吾輩は名無しである
09/10/18 19:39:29
Nature does not know extinction; all it knows is transformation.
Everything science has taught me, and continues to teach me,
strengthens my belief in the continuity of our spiritual existence after death.

Wernher von Braun

625:吾輩は名無しである
09/10/19 13:33:48
Nature does not know extinction; all it knows is transformation.
マンデルブロ集合
Everything science ・・・after death.
スピノザの第三種の認識

ええ話や・・とおもったところでWernher von Braun をググルと
ギャーとなるブラックユーモアかと

だいたいピンチョン26才のVからして思うが、この人そうとう若いころに
哲学的基盤ができてるよね?だからいきなり総合小説を書けるんだと思ぅ

626:吾輩は名無しである
09/10/19 18:34:22
>>625
マジで!あれ26の時に書いたのか!!
天才かよ

627:吾輩は名無しである
09/10/19 22:46:50
やばいよなあ、若干26って…

628:吾輩は名無しである
09/10/20 00:23:45
>>622
文庫出すなら買うけど、今更新書版出されても買わないかなあ

629:吾輩は名無しである
09/10/20 00:25:40
新書じゃなくてハードカバーといいたかった

630:吾輩は名無しである
09/10/20 00:59:00
そのピンチョンを超えるのが綿谷りさである。

631:吾輩は名無しである
09/10/20 08:52:09
>>630一応理由をきこう

632:吾輩は名無しである
09/10/20 13:15:22
出版されたのが26歳だから、実質的にはその2~3年前くらいから執筆
してた可能性がある 才能ってこういうことをいうんだな

633:吾輩は名無しである
09/10/20 15:48:25
にーせの悲劇の誕生も20代、36?でツァラトゥストラ
シュベルトは30そこそこでdead
マルクスは・・

634:吾輩は名無しである
09/10/20 19:51:44
>>632
大学出たてのガキんちょがあんなの書けるなんて。
小学生時代から成績トップだったりしたんかな

635:吾輩は名無しである
09/10/21 02:03:15
重力の虹で死んでれば伝説の天才だったのに、
未だにヌケヌケと長篇を発表してしまうのがニクい

636:吾輩は名無しである
09/10/21 13:30:19
ちょっとマンネリ芸だよね
オーケンのマンネリ芸よりはいいけど

637:吾輩は名無しである
09/10/21 21:44:47
踊るダメ人間か

638:吾輩は名無しである
09/11/01 19:36:50
ピンチョンって変な名前だな

639:吾輩は名無しである
09/11/02 01:33:03
名家だからね

640:吾輩は名無しである
09/11/12 00:59:28
ディケンズが長大な初長編「ピクウィック・クラブ」を書き始めたのは23の時。
「オリヴァー・ツイスト」が25才。
ともに170年後の今でも世界中で読まれているってのがすごい・・

ピンチョンって出自はどこなの?

641:吾輩は名無しである
09/11/12 02:27:33
朝鮮半島だろ。

642:吾輩は名無しである
09/11/12 12:05:17
トマスピン 鄭(チョン)

643:吾輩は名無しである
09/11/12 21:20:23
ピンチョンスレでそれはダメ。

644:吾輩は名無しである
09/11/14 01:46:49
祖先が最初期(c1620)のヴァージニア開拓移民だったそうだから、
名門中の名門のWASPらしいよ。



645:吾輩は名無しである
09/11/14 12:05:50
>>644
実家は金持ちだったのかな

646:吾輩は名無しである
09/11/15 02:30:27
「エントロピー」読んだひといる?



647:吾輩は名無しである
09/11/15 16:31:44
このスレに来る人はみんな読んでるだろ

648:吾輩は名無しである
09/11/16 03:00:02
重力の虹は再販なしか?

649:吾輩は名無しである
09/11/16 05:23:59
コンプリートコレクションをお待ちください

って、これどうなったんだろう

650:吾輩は名無しである
09/11/16 05:57:49
近所のGSのまえ透るたんびに、造成中?の半生コンに
手形をつけてやらんかったことを後悔する私。

651:吾輩は名無しである
09/11/16 16:35:39
重力の虹を復刊しろよ
たのむよ

652:吾輩は名無しである
09/11/16 16:44:56
新潮のを待てよ

653:吾輩は名無しである
09/11/16 18:35:23
>>652
何年かかるんですか

654:吾輩は名無しである
09/11/16 19:45:35
新潮に聞けよ

655:吾輩は名無しである
09/11/17 01:34:26
V読了記念カキコ

under the roseの話をここまでふくらませるとはね

656:吾輩は名無しである
09/11/20 17:01:38
under the roseって?

657:ネットワークエンジニア
09/11/20 17:06:14


658:655
09/11/21 13:36:21
秘密裏に、だっけ
スローラーナーにはいってるやつ

あの素朴娘のヴィクトリアが…って感じでした

659:吾輩は名無しである
09/11/30 02:11:50
URLリンク(www.youtube.com)

660:吾輩は名無しである
09/12/10 02:41:10
過激にポップに疾駆するピンチョン版「1984」

だって。

661:吾輩は名無しである
09/12/12 23:16:33
ヴァインランド出てたーよ。
これからこれから読むーよ。

アゲアゲ。

662:吾輩は名無しである
09/12/13 01:41:20
ヴァインランド刊行記念のトークショー、ちょっと興味あるんだが東京に住んでないときついなあ

663:吾輩は名無しである
09/12/13 12:58:15
後書きだけ立ち読みしたけど

・ヴァインランドも改訳してた
・メイソン&ディクソンとAGAINST THE DAYは柴田元幸ともう一人で訳し終わってるらしい
・ただ、まだV.すら訳し終わってない

あと、なぜか「競売ナンバー49の叫び」が「ナンバー49の叫び声(仮題)」になってた

664:吾輩は名無しである
09/12/13 20:39:42
読みやすくなってる??

665:吾輩は名無しである
09/12/14 19:36:56
ATDもう上がってるのか!すごいな。
一番気になるのは重力の虹だが…

666:吾輩は名無しである
09/12/14 19:53:17
関西弁もそのまんまなんだろうか…

667:吾輩は名無しである
09/12/14 20:48:09
ヴァインランド買いなおす価値あり?

668:吾輩は名無しである
09/12/15 23:20:01
>>663
折角だから、引用しとこうか。

>柴田元幸訳『メイソン&ディクソン』と木原善彦訳『逆光』(ともに仮題)は、
>すでに訳了したそうだ。
>僕自身[佐藤良明]も、いま現在は小山太一との共同作業で『V.』の新訳に
>取り組んでいる。
>これをやり遂げ、『重力の虹』の訳文つくりに埋没したい。

669:吾輩は名無しである
09/12/16 00:19:35
>>668
サンクス!
この調子だとピンチョンコレクションは来年出るのも厳しいかもね。

670:吾輩は名無しである
09/12/16 01:37:51
逆光って訳なのかATD
悪くないね

671:吾輩は名無しである
09/12/18 06:31:02
注がうざくないか?

672:吾輩は名無しである
09/12/19 13:16:22
池澤の名前がうざいなあ

673:吾輩は名無しである
09/12/19 23:08:14
池澤さんも佐藤さんも、やはり力があるからこういうことができるので、ごく一般的な読者である自分としては、評価します。
とにかく、できるだけ早く、訳本を出してほしいのです。
よくわからん抄訳をネット上に垂れ流すとかを見てると、男の嫉妬ほど醜いものはないなと思います。ごく一般的な読者としては。

674:吾輩は名無しである
09/12/20 00:26:24
おっおー

675:吾輩は名無しである
09/12/20 13:58:53
ヴァインランド買いなおしたほうがいいの?
新訳はどんな感じなの?

676:吾輩は名無しである
09/12/20 19:16:12
訳し終わってんならさっさと出せよクソ版元

677:吾輩は名無しである
09/12/21 13:17:07
やっぱり、面白いからね
この人の小説ってさ。

少し難しいと思うけど
もっといっぱいの人が読んだらいいのにって
思うなあ。

村上春樹って人の奴が
そんなに売れるんなら、
もうちょっとメジャーでも
いいんじゃないの?

(ふふふ、ここではケチョンケチョンだけど
村上春樹さんの小説は大好きなんです。)

678:吾輩は名無しである
09/12/21 14:00:11
>>677
春樹爺 本人 乙

679:吾輩は名無しである
09/12/21 16:02:12
トークイベントいったやついないのか

680:吾輩は名無しである
09/12/22 21:07:20
ATDの訳はあと10年出ないと思って原書買ったのになあ
いそいで読まなきゃ…

681:吾輩は名無しである
09/12/23 01:01:37
急いで読まなくても翻訳はなかなか出ないとおもう

682:吾輩は名無しである
09/12/23 01:57:57
そう?訳が上がってるならそんな待たされなそうじゃない?

683:吾輩は名無しである
09/12/30 13:24:35
原書直接はキツイ よう分からん固有名多いし 翻訳読んで自分の好きな箇所だけ原書にあたるのが限界

重力の虹の翻訳が欲しい 

684:吾輩は名無しである
10/01/01 14:57:37
若くして名作を書いたピンチョン
その名作を超えられない老人ピンチョン

なんだただの早熟か

685: 【大吉】 【737円】
10/01/01 18:35:56
若い頃から書き続けてその全てが
過去の作品より常に秀でている作家なんて
いないんじゃねーの?
異色作失敗作も込みでその作家を好きになったりもするわけだが

686:吾輩は名無しである
10/01/01 22:01:33
そうかピンチョン、もう72歳だったか

687:吾輩は名無しである
10/01/01 22:24:26
しかし、それなら若くて凄い作品を書いたからとんでもない天才だって誉めそやすのもおかしいな
たまたま当たったってだけという見方もできない事無い

688:吾輩は名無しである
10/01/01 22:35:25
それはただのやっかみだ。

689:吾輩は名無しである
10/01/01 22:52:11
若い時と比べて伸びてなければ見方もかわるってのは同意

690:吾輩は名無しである
10/01/02 00:11:42
自演乙

691:吾輩は名無しである
10/01/02 01:11:30
↑負け惜しみ

692:吾輩は名無しである
10/01/04 20:31:04
オーケンよりは品質保ってるでしょ

693:吾輩は名無しである
10/01/04 20:35:40
>>692
はいはいwネウヨ乙

694:吾輩は名無しである
10/01/05 11:49:55
自演乙

695:吾輩は名無しである
10/01/05 20:20:25
早熟の天才作家ってことでおk?

696:吾輩は名無しである
10/01/05 21:09:17
あんなの歳くったって書けないよ。
小難しいだけじゃだめだもん

697:吾輩は名無しである
10/01/07 11:23:03
早熟って感じではないな
Vは20代後半だろ?それにまだ発展途上。

謙遜もあるだろうけど、でも本気で自分のこと”のろまな子”だと思ってるんだと思うよ
そこがいい

698:吾輩は名無しである
10/01/08 22:13:04
どこかに『重力の虹』の要約ないかな?

699:吾輩は名無しである
10/01/08 22:19:37
698への最初のレスは性格に難のある奴が英語の資料を出してくる に一票。

700:吾輩は名無しである
10/01/09 01:20:28
自己矛盾?それとも自己言及?

701:吾輩は名無しである
10/01/09 19:02:05
>>698
「ユリイカ 1989年2月号 特集*ピンチョン 現代アメリカ最大の問題作家」に
チャプター毎の要約があるよ。執筆者は確か越川芳明。国書版「重力の虹」を読んだ時に、
この記事だけコピーして対照させたから、正確さは保証できる。
あとは、お近くの図書館へどうぞ。

702:吾輩は名無しである
10/01/09 21:22:02
そういやあったな>ユリイカ

703:698
10/01/11 23:11:59
>>701
ありがとう。
図書館探してみます。

704:吾輩は名無しである
10/01/15 19:00:19
ピンチョン・コレクション6月から刊行開始
第一弾はメイソン&ディクソン(との噂)

705:吾輩は名無しである
10/01/15 20:03:59
ユリイカの執筆者は志村正雄だね。

706:吾輩は名無しである
10/01/19 11:37:48
コレクションうれしいけど
一年経つのがすごく速くてやんなるなあ

707:吾輩は名無しである
10/01/21 21:38:01
6月刊行マジじゃん。楽しみだわ。

708:吾輩は名無しである
10/01/21 23:08:24
『V.』の翻訳がまだ途中、
『重力の虹』は今から翻訳、と
コレクションの完結がいつになるのか
見当も付かない。

あれだけ仕事をこなしている柴田元幸が
『メイソン&ディクソン』だけは、ここまで
作業を遅らせた原因は
なんだったのだろうか?


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