ヘルマン・ヘッセ Hermann Hesse 3at BOOK
ヘルマン・ヘッセ Hermann Hesse 3 - 暇つぶし2ch850:吾輩は名無しである
10/05/16 00:42:37
ヘッセ全集高すぎじゃね?
文庫化しろよ

851:吾輩は名無しである
10/05/23 02:03:30
436 :吾輩は名無しである:2010/05/22(土) 02:34:29
URLリンク(po-m.com)
読んでみたが デビューする前は理解されず、デビュー後に天才の触れ込みで一気に評価されるタイプの典型
「これは天才の作品です」という業界の評価がつくことで、理解できない人が気づくっていう感じ


852:吾輩は名無しである
10/05/23 04:23:51
>>851
才能あるんじゃないかな
ヘッセのファンからすれば趣味が外れるかもしれないが

853:吾輩は名無しである
10/05/23 21:32:51
ずっとドストエフスキーを読んでいて最近、車輪の下読み始めたんだが

風景描写がわかりずらいというかイメージしずらくない?

854:吾輩は名無しである
10/05/23 22:31:23
イメージしづらいって言うか
ヘッセの場合は書いてある事に
耳を澄まして読んだ方がいいと俺は思う。
そしたら勝手にイメージされる。

文体が違う。

カミュとフォークナーもそんな読み方したらよく読める文体だった。

センテンスがそっけないからかな。
フォークナーはそんなことないけど。

ここに上げた作家はイメージしながら読もうとしたら
詰まる。

855:吾輩は名無しである
10/05/23 22:36:20
シッダールタおもしろい
車輪の下もおもしろかった。
車輪の下は最初読んだ時は素人臭い思った

最初は、でも、ノーベル賞取って精神病だった
ヘッセが書いたってんで、無理して感動しようとしてた。
カミュもそうだった。

何か文体が変わってるみたいだな。
分からないけど、ヘッセとかカミュは
人の話聞いてたら勝手にイメージになってその情景が浮かんだりする。
けど、あんな書き方してるような気がする。
だから耳澄ましてたら、読める(俺は)

856:吾輩は名無しである
10/05/23 22:39:20
ドストエフスキーとかは、イメージしてたら読めるな。

耳で聞く文体と
目で見るような文体の二種類があるような気がする。

どっちもイメージはイメージだが。


857:吾輩は名無しである
10/05/23 22:39:40
>>853
高橋健二訳?
だったら、>>854の言うことも当たってるが、半ばは訳者の問題でもある。

858:吾輩は名無しである
10/05/23 23:00:25
851が凄すぎて吹いた
ヘッセより上だろう

859:吾輩は名無しである
10/05/23 23:12:17
ドストエフスキーの死の家の記録とか
カフカの変身や
マルケスの文体がイメージしながら読んだほうが読める文体だった。

訳者の問題かなあ。

まだそんなに読んでないけど。
カフカの審判は聞く文体のような感じする。

まるっきし夢判断の患者みたいな感じだ。

変身は、こういう描写じゃなかった

俺の読んでる審判と変身は
訳者違うな。



860:吾輩は名無しである
10/05/23 23:29:25
ほとんど訳者の問題じゃないのかなぁ。

861:吾輩は名無しである
10/05/24 00:33:53
高橋訳は良くも悪しくも逐語訳なんだよね。日本語のリズムとか
全くお構いなしで、ひたすら淡々と訳してる感じ。
形容句の単調な羅列や、「‥いた」「‥いた」「‥いた」の連続が
読み進めているうちにボディーブローのように利いてくるw

以下、第二章の冒頭あたりの比較。

■高橋健二訳(新潮文庫・改版1965)
[‥‥]小さい町のまわりには枯れ草や刈りたての草のにおいがただよってい
た。細長い麦畑は黄色く金褐色になった。あちこちの小川のほとりには、白い花の咲くドクゼリ
のような草が、人の背ほども高く茂っていた。その花はかさのような格好で、小さい甲虫がたえ
ずいっぱいたかっていた。その中空の茎を切ると、大小の笛ができた。森のはずれには、柔らか
い毛のある、黄色い花の咲く、堂々としたビロウドマウズイカが長くきらびやかに並んでいた。
ミソハギとアカバナ属が、すらりとした強い葉の上でゆれながら、谷の斜面を一面に紫紅色にお
おうていた。モミの木の下には、高くそそり立つ赤いジギタリスが厳粛に美しく異様にはえてい
た。その根生葉には銀色の柔らかい毛があって幅が広く、茎が強く、蕚上花は上のほうに並んで
いて美しい紅色だった。そのそばにさまざまの種類のキノコがはえていた。

■岩淵達治訳(旺文社文庫・初版1966)
[‥‥] 町をめぐって干し草や二番刈りの草の山の香がただよい、あ
ちこちの穀物畑の細い帯は黄金色に変わり、小川のほとりでは白い花をつけたドクゼリに似た草が
人の背たけほども生い茂っていた。この花は傘のような形をしていていつもテントウムシがいっぱ
い群がっていた。なかに穴の通っているこの茎を切って草笛や呼子笛を作ることができる。森の縁
をはなやかに色どる連なりは、綿毛のような黄色い花をつけた王者のようなビロウドモウズイカで
ある。ミソハギとヤナギランが細くしなやかで強い茎の上でゆれ、斜面を一面に赤紫色でおおって
いた。森の中の樅の木の下に、異様な感じを与えながら美しくいかめしく一本の赤いジキタリス
が、銀色の綿毛の密生したひろい根生葉の間からぬっと突き出していた。茎は丈夫で、茎の上のほ
うに美しい赤色の蕚状花が一列に並んでいた。そのそばに、いろいろな茸が生えている。


862:吾輩は名無しである
10/05/24 03:27:05
2ちゃんねるに作品を張っちゃだめだよ

863:吾輩は名無しである
10/05/24 12:03:26
クヌルプ読んでみろよ。
高橋訳だろうがなんだろうが読みやすいから

864:吾輩は名無しである
10/05/24 17:52:47
高橋訳が多分一番いいんじゃね。


865:吾輩は名無しである
10/05/24 21:45:43
車の下にでてくるあらゆるたとえが回りくどく、うっとおしく、わかりずらく、
かといって見事でもない無駄なものに思えるのは俺だけか?

なんでも例えればいいというものでもない気がする

866:吾輩は名無しである
10/05/24 22:00:16
URLリンク(www.omnh.net)
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URLリンク(maboroshinomori.cocolog-nifty.com)
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867:吾輩は名無しである
10/06/10 22:06:16
ヘッセとoasisに似た思想を感じる
oasisは「 I need to be myself 」という歌詞でデビューして、
ずっとそのスタンスだし
それにヘッセもリアムも丸めがねだし
oasis嫌いな人はすみませ~ん

868:吾輩は名無しである
10/06/27 14:05:18
最近になってヘッセを読み漁っているんだが、どこの本屋へ行っても車輪の下だけは必ず置いてあるのな。
でも、車輪の下は昔読んだので買うつもりは無い。

先日、ブックオフでヘッセ棚を観に行ったら、車輪の下ばかり4冊も並んでいた。

ボーっとしていたんだと思う。

何で車輪の下ばかり?上巻は無いのか?って考えてしまった。

869:吾輩は名無しである
10/06/27 14:18:22
60点。

870:吾輩は名無しである
10/06/27 20:17:04
臨川書店のエッセイ全集、第4巻の後が出てこない。

871:吾輩は名無しである
10/06/27 21:53:38
「デミアン」は傑作だね。いじめられっ子の心を癒すバイブルだね。


872:吾輩は名無しである
10/06/28 09:05:50
>>870
そのうち出るだろうから首を長くして待て。
全集ってだいたいがそういうのが多いよね。

873:吾輩は名無しである
10/06/28 14:52:11
あのお
そうすると『車輪の上』
てことになりますよね?
それで小説書いてみますか?

874:吾輩は名無しである
10/07/07 23:30:29
>>1
ヘッセさいこ~

875:吾輩は名無しである
10/07/08 00:31:07
ガラス玉演戯を読むのにオススメってある?
新潮文庫の古本探してたけど、あきらめた。


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