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【昆虫】ノーベル賞作家ヘルマン・ヘッセが採集したとみられるチョウの標本公開 大阪市立自然史博物館
ノーベル賞作家で、チョウやガの採集家で知られるヘルマン・ヘッセ(1877~1962)が1927年、
オーストリアで採集したとみられるチョウの標本が、5日から始まった大阪市立自然史博物館
(同市東住吉区)の特別陳列「ヘルマン・ヘッセ昆虫展~少年の日の思い出~」で、初めて公開された。
チョウなどが登場する作品を数多く残した、ヘッセの採集履歴を示す貴重な資料で、
直筆の標本ラベルとともに、来年1月17日まで展示される。
ヨーロッパ・アルプス周辺の標高2000メートル付近に生息する、
ジャノメチョウ科の「パルテベニヒカゲ」の標本で、羽を広げた状態の大きさは3・6センチ。
摂津市の採集家、木下総一郎さん(70)が82年夏、採集旅行でヨーロッパを訪れた際、
購入した標本の中に含まれており、ラベルに「H.Hesse」のサインを発見した。
ヘッセの研究家で、同展を監修している東洋大の岡田朝雄・名誉教授が、
その筆跡やヘッセの記録資料を調べるなどし、「ヘッセの標本に間違いない」と判断し、今回の展示が実現した。
会場では、ヘッセの標本約200点のほか、ヘッセが描いたチョウやガの水彩画の複製なども展示する。
入場料は大人300円、高校・大学生200円。午前9時半~午後4時半(月曜日と、年末年始=28日~1月4日=は休館)。
問い合わせは同博物館へ。
※電話番号省略
◆画像:ヘッセの標本やスケッチを展示した会場
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
■ソース:YOMIURI ONLINE (2009年12月5日18時03分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
■ようこそ大阪市立自然史博物館へ
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▼ヘルマン・ヘッセ昆虫展オープンしました!
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