09/08/11 23:17:09
>>774その糞コテはスルーしていいよ。
ヘッセは高橋健二でいいんでない?
健二訳しか読んだこと無いけど読みやすいよ。
776:吾輩は名無しである
09/08/15 23:38:49
>>775
それじゃあ、新潮で読んでみます!
777:由希 ◆YUKI2.V6mk
09/08/16 01:04:44
777げっとでハンスがエンマを押し倒す
778:( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw
09/08/16 01:18:42
岩波の方が宜しいですよ(笑)高橋健二は駄訳だそうで(笑)というか賞味期限が切れております(笑)
779:由希 ◆YUKI2.V6mk
09/08/16 10:04:57
そうなの?
俺、新潮でしか読んだことない
しかも春の嵐・車輪の下、そしてデミアンが読みかけ
780:吾輩は名無しである
09/08/17 12:16:14
>>778あれだけ読みやすく翻訳されてるのに駄訳?お前読んだことあんのか?
郷愁~デミアンまでの前期作に限っては語彙、表現が些か古いとこがあって少しばかり読みにくいということなら解るがな。
つーか岩波だと車輪の下とデミアンくらいしか無いんじゃね?
781:吾輩は名無しである
09/08/21 23:24:08
詳しい方、教えてください。
「青春は美わし」という小説(文庫)は、新潮訳しか
見当たらないのですが、高橋氏の訳で繊細な雰囲気が
伝わってくるでしょうか?
因みにヘッセは初めてですが、ありきたり?(失恋もの)
なお話だそうですが、だからこそ描写を堪能したいと、
思っています。
782:吾輩は名無しである
09/08/24 01:03:17
>>781
全集のやつが違う訳じゃなかったっけ?
自分は高橋訳で読んだけどおもしろかったよ。
特に併録されてる「ラテン語学校生」が大好きで、
個人的には前期のヘッセの中で一番だと思う。
783:吾輩は名無しである
09/08/24 03:59:45
高橋訳はヘタなようでうまい。
784:吾輩は名無しである
09/08/24 19:29:35
>>782
情報提供、ありがとうございます!
>>783
本当ですか?読んでよかったら、他の作品もトライしてみます。
785:吾輩は名無しである
09/09/01 18:29:54
シッダールタは詩的というか幻想的というか、なんともいえない美しさがある。
786:吾輩は名無しである
09/09/16 23:14:50
デミアン読み始めた。
まだ、序盤だけどカインの話がいまいち分かりにくい。
頭に入らん
787:吾輩は名無しである
09/09/29 23:24:45
ヘッセの思想はシッダールタで完成してる
物語としてはやっぱ車輪の下が好き
788:吾輩は名無しである
09/11/18 23:57:05
昔、秋山英夫訳のデーミアンを読んで面白かったので、
他の人の訳も読もうと図書館にあるデミアンを何冊か手に取ったけど、
とある活字の大きい文庫本の翻訳がすごかった。
↓うろ覚えだが
「彼は直立の躍動をもった姿勢でこちらに向かって歩いてきた」
↓他の翻訳
「彼は胸をはり、はずんだ足取りでこちらに向かって歩いてきた」
(大学生になった主人公がデミアンに再会するシーン)
ドイツ人は直立して歩くんでしょうが、日本人にはさっぱり解らんだろうと思った。
789:吾輩は名無しである
09/11/19 10:55:03
普通のヒトは直立して歩くだろうが。
790:吾輩は名無しである
09/11/20 20:05:49
Wikipediaに因ると難しいドイツ作家みたいになってるが車輪の下しか読んでなくて実感ありません。
中後期の代表作かつ難解かつオススメの作品を教えて貰えないでしょうか?
お願いします。
791:吾輩は名無しである
09/11/20 20:39:31
知と愛
792:吾輩は名無しである
09/11/20 20:53:17
ガラス玉遊戯
793:790
09/11/20 22:35:45
レス有難うございます。
早速明日図書館に借りに行きます。
794:吾輩は名無しである
09/11/20 22:44:39
「デミアン」はニーチェのツァラトゥストラ=超人思想の影響を多分に受けてると思う。
エーミールがニーチェを賞賛してる場面はさらりとしか出てこないけれども。
第一次世界大戦を契機とした、キリスト教への懐疑・痛罵の果てに生み出された自我探求の書でありながら
ヘッセならではの抒情性がそこかしこに散りばめられているところが、
今も昔も文学愛好家を惹きつけてやまないのではあるまいか。
護る狸さん、こんな読み方で如何でしょうか。
795:吾輩は名無しである
09/11/21 00:00:07
>>791
「知と愛」は、「知と愛」という題名で本棚に並んでいない可能性がある。
よく覚えていないが。
796:吾輩は名無しである
09/11/21 00:01:13
>>795の
>>791は>>793の間違い
797:吾輩は名無しである
09/11/24 20:28:08
「アイスヴァイン」「凍った豚肉」の意味です。
使う肉は豚の前足のすね肉です。
岩塩だけでつけ込むこと、1週間。塩抜きに2日かけ、温度80-85度の
ブイヨンで6時間ほどゆでます。沸騰させてしまうと、肉の赤身がパサパサに
なり、骨もはずれてしまうので、これくらいの温度と時間が理想的です。
この後、冷蔵庫で、ゆで汁ごと2日間冷やして、味をなじませます。すると、
すね肉と骨からにじみ出たゼラチン質で、煮汁はプリプリに固まっています。
この透明な煮こごりが、あたかも氷のように見えるので、「アイスヴァイン」
の名前が付いたのです。
ところで、すね肉はうま味の塊のような部位です。そのうま味を閉じこめた
ままゆで上げるには、骨付き肉でなければなりません。骨からも、うま味が
にじみ出て、さらにおいしくなります。
薄くスライスしてから、レタスやトマトなどと一緒にフランスパンにはさんで
食べても、そのままサラダ仕立てにしても絶品です。
ちなみに、残ったゆで汁で作るラーメン・スープのおいしいことといったら
ありません。 スレリンク(recipe板)
798:吾輩は名無しである
09/11/24 23:03:29
ヘッセの作品にアイスヴァインが出てきたような。。
マンだったかな。
799:lane ◆Oz/piFw.Ok
09/11/28 23:47:14
>>797
なんだか気持ち悪い>アイスウ゛ァイン
煮こごりが嫌いだからからかなあ…
調理の上でも、あまり精肉過程を細かく知らされると美味しくいただけませんね
800:理科男 ◆U7hI4IbI.w
09/11/29 00:09:51
アイスヴァインっていわれるとEisweinのほうを考えてしまうなぁ。
アイスバインのほうがしっくりくる。
ヘッセを前後期に分けるとしたら、やっぱりデミアンが境になるんですかね
801:吾輩は名無しである
09/11/29 05:19:47
>>800
そうね。でも、本質的にヘッセは哲学者じゃない。
やっぱりペーター・カンメンチントや抒情詩における
転向前の作品の方が好きだ。
デミアンは最初と最後が無理やり辻褄を合せてるような
不自然さが鼻について、どうしても好きになれんとよ。
802:吾輩は名無しである
09/12/05 20:58:32
【昆虫】ノーベル賞作家ヘルマン・ヘッセが採集したとみられるチョウの標本公開 大阪市立自然史博物館
ノーベル賞作家で、チョウやガの採集家で知られるヘルマン・ヘッセ(1877~1962)が1927年、
オーストリアで採集したとみられるチョウの標本が、5日から始まった大阪市立自然史博物館
(同市東住吉区)の特別陳列「ヘルマン・ヘッセ昆虫展~少年の日の思い出~」で、初めて公開された。
チョウなどが登場する作品を数多く残した、ヘッセの採集履歴を示す貴重な資料で、
直筆の標本ラベルとともに、来年1月17日まで展示される。
ヨーロッパ・アルプス周辺の標高2000メートル付近に生息する、
ジャノメチョウ科の「パルテベニヒカゲ」の標本で、羽を広げた状態の大きさは3・6センチ。
摂津市の採集家、木下総一郎さん(70)が82年夏、採集旅行でヨーロッパを訪れた際、
購入した標本の中に含まれており、ラベルに「H.Hesse」のサインを発見した。
ヘッセの研究家で、同展を監修している東洋大の岡田朝雄・名誉教授が、
その筆跡やヘッセの記録資料を調べるなどし、「ヘッセの標本に間違いない」と判断し、今回の展示が実現した。
会場では、ヘッセの標本約200点のほか、ヘッセが描いたチョウやガの水彩画の複製なども展示する。
入場料は大人300円、高校・大学生200円。午前9時半~午後4時半(月曜日と、年末年始=28日~1月4日=は休館)。
問い合わせは同博物館へ。
※電話番号省略
◆画像:ヘッセの標本やスケッチを展示した会場
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
■ソース:YOMIURI ONLINE (2009年12月5日18時03分 読売新聞)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
■ようこそ大阪市立自然史博物館へ
URLリンク(www.mus-nh.city.osaka.jp)
▼ヘルマン・ヘッセ昆虫展オープンしました!
URLリンク(www.omnh.net)
803:理科男 ◆U7hI4IbI.w
09/12/06 01:33:16
>>801
なるほど。
ヘッセの前半の作品って特に哀愁があって良いですよね。
デルトルートも好きかな。
>>802
へ~、言ってみたいな。行けそうにないけど。
そういえばヘッセを初めて読んだのは確か中学二年生の教科書に載ってた
『少年の日の思い出』だったな。あれ読んで蝶を追いかけた人多そう。
804:吾輩は名無しである
09/12/06 23:31:57
>>803
>>801です。
『少年の日の思い出』って中学の教科書にヘッセが今とは
問題にならないくらい昔から採用されていたみたいなんですけど、
私の学校の教科書には皆無でした。
因みに私は不惑の年を迎えたおっさんです。
805:吾輩は名無しである
09/12/06 23:33:27
『少年の日の思い出』って中学の教科書にヘッセが今とは
問題にならないくらい広く読まれていた頃から採用されていたみたいなんですけど、
私の学校の教科書には皆無でした。
以上のように訂正します。
806:吾輩は名無しである
09/12/07 10:06:10
そうか、つまり君はそういうやつだったんだや
807:吾輩は名無しである
09/12/20 02:35:39
『車輪の下』の主人公ハンスは、半分自殺のようにも思うのですが、いかがでしょう?
808:吾輩は名無しである
09/12/20 15:25:12
流し雛を流す感じ?
ヘッセの身替わりとしてヘッセ自身が殺した。
だから半分他殺。
809:吾輩は名無しである
09/12/20 18:05:00
>>807
意図的にぼかして書いたんじゃないのかな?
散々自己憐憫にまみれた末が自殺ではさすがに感傷的過ぎると思ったのかも。
810:理科男 ◆U7hI4IbI.w
09/12/21 00:32:40
>>804-805
ああいう中学校で勉強する範囲って地域によって様々ですからね。
『車輪の下』は同じ時期に『夏の庭』とか読んだり、
他にも死にまつわる体験がいろいろあったからずいぶん心を揺らされた気がする。
811:吾輩は名無しである
09/12/28 20:44:13
高橋訳ってダメだね
新潮社はそろそろ全作品新約にしろ
812:吾輩は名無しである
09/12/29 20:56:44
「車輪の下」を推薦図書にしてプロパガンダとして利用する教育委員会はカス
結局、「俺達教師や大人の言うことを素直に聞かないと、不幸になって死ぬぞ」
ってことを児童に刷り込みたいだけだろ、糞先公共は
813:吾輩は名無しである
09/12/29 21:34:15
>>812
そういう意味だったの??
権威だったり権力だったり社会通念だったり、そういうものが余りに糞だから「こうやって子供が死んだんだよ」って意味なんじゃないの?
つまり蟹工船みたいに極左が推してるのかと。今こそ社会主義革命が必要だのなんだの
814:吾輩は名無しである
09/12/29 22:18:00
管理教育打破!とかだろう
団塊、日教組が好みそうなお話だ。
確かにあの当時のドイツの管理教育はすごかったらしいけどね。
815:吾輩は名無しである
09/12/30 01:07:23
いずれにしろ大人が自戒のために読む本であって、子供に読ませる本ではないわな。
どこをどう間違えたのやら。
816:吾輩は名無しである
10/01/06 23:59:24
ageとく
817:ザ・スミス
10/01/07 22:50:11
減るもんじゃないでっせ
818:吾輩は名無しである
10/01/10 18:05:17
春の嵐よかった!
青春との別れ、音楽による再生
青春小説って言うけど、青春が遠い彼方に過ぎ去った中年以降に読むと
より実感することが多いんじゃないかな
ハッとする珠玉の言葉の数々はさすが詩人と思った
初ヘッセだったわけだが、次に読むのは何がオススメ?
音楽に関係したのだとより嬉しいです
819:吾輩は名無しである
10/01/12 13:42:22
>>818
>中年以降に読む
『荒野のおおかみ』がおすすめ。音楽も少し出てくる。
ただし、最後は訳が分からないかも、、、
820:吾輩は名無しである
10/01/12 16:59:59
>>819
アマゾンのコメントとか読むと、どれも良さそうでどれから読んだらいいか
迷っちゃったんだ
ありがとう、買ってみるよ
821:吾輩は名無しである
10/01/13 03:09:36
思春期の人に薦めたいのは『デミアン』一択ですが、、、、
音楽と言えば、『ガラス玉遊戯』は全体を音楽の比喩と考えることも出来るのではないでしょうか?
(ヘッセが絶賛したチェリストのフルニエなどは個人的にはいいと思わないので、必ずしもヘッセの音楽観に
賛同はしませんが。)
822:吾輩は名無しである
10/01/13 09:22:04
『春の嵐』はとても読みやすかったのですが、これはヘッセ前期の作品だからでしょうか
『ガラス玉遊戯』は難しそうなので、後にとっておこうかと思うのですが・・・
フルニエ・・・唯一持っているホワイトハウスでの演奏会のCDはイメージは
あまり良くないです
若い時の実演に触れれば印象は違ったんですかね
823:吾輩は名無しである
10/01/25 08:19:53
「ヘルマン・ヘッセと音楽」を読んでいるが、音楽に対する感じ方が自分と
似ていて感激した
特にクライスラーのコンサートの感想といったら!
824:吾輩は名無しである
10/01/30 19:16:51
30女だけど、今デミアン読んで面白いと思った。
思春期に読んでもワケワカメで終わっていたと思う。
精神年齢が低いからかもしれぬ。
何しろ学生時代は文学からはるか遠くかなたを歩んでいたので…
(文学部なのに)
青春惜しいことしたわ。
825:吾輩は名無しである
10/01/30 22:53:28
>>824
デミアン面白い。でも何度読んでもてよくわからん30男。
メタファ小説なのはわかるがしっくりこないところが多数。
ところで『ガラス玉遊戯』って読む価値ありますか?
826:吾輩は名無しである
10/01/31 00:56:48
デミアンかっけーアッー!
827:吾輩は名無しである
10/02/02 16:08:09
常木実訳デーミアン、好きだ
828:吾輩は名無しである
10/02/09 20:31:54
デミアンは、うーん
若いうちに読めば面白かったかも・・・
829:吾輩は名無しである
10/02/10 22:52:36
創価、創価、つまり君はそんなやつなんだな。
830:吾輩は名無しである
10/02/10 23:03:11
So, so, also so einer bist du?
831:吾輩は名無しである
10/02/18 06:12:09
シッダルタに出てくる「いけにえ」って何のこと差してるの?
832:吾輩は名無しである
10/02/22 23:27:47
>831
どこにでてきた?
833:吾輩は名無しである
10/02/22 23:35:57
ここで度々あがってる『車輪の下』だけれど
読むなら新しいヘッセ全集の新訳が断然オススメ。
読んだことないなら、最初はぜひ新訳で。
つまんなくて挫折したなら、それこそ新訳で。
回し者ではないけどw
十数年高橋訳しか知らなかった自分、新訳で読んで天地がひっくり返った。
高橋訳だとワケワカランな所もちゃんと意味が掴める。
まるで現代小説のような瑞々しさだよ。読みやすいよ。
高橋訳は意味不明な部分が割とあるけど、個人的にはあの文体好きです。
いかにもな翻訳調なのに、古風なのがかえっていい味が出てると思った。
834:吾輩は名無しである
10/02/24 21:20:34
シッダルータも新訳のが良かったな
その後に旧訳のを読んだら、あまりにもの薄さに驚いた
835:吾輩は名無しである
10/02/24 21:33:20
デミアンは?
836:吾輩は名無しである
10/02/25 08:20:48
旧訳のどの辺が駄目なの?
単に読者の側の日本語読解能力の低下によるものじゃないの?
837:吾輩は名無しである
10/03/01 17:47:42
旧訳はかいじゅう、逐語的、要するに読みずらい
新訳読んだことないけど、多分理由を挙げればこんなところじゃね
838:吾輩は名無しである
10/03/02 20:42:08
ヘッセ全集ってそんないいの?あれ高いからなあ
839:吾輩は名無しである
10/03/02 21:26:51
>>836
上の方に高橋訳を検討したページが貼られてるよ
840:吾輩は名無しである
10/03/06 10:03:05
ふーん、新訳全集出てたのね。
>>825
URLリンク(www.honnomushi.com)
841:吾輩は名無しである
10/03/06 10:48:43
高橋はヘッセと知己があったんだが、晩年は養老ホームで
気づかれもしないで亡くなったのな。誰かがふと思いついて
確認取ったら、最近、亡くなりましたって。
そんな90年代で下
842:吾輩は名無しである
10/03/06 10:56:23
>>794
逆でないか? ヘッセも第一次大戦後のロスト・ジェネレーションで
進歩主義の世界喪失を経てるだろ。
843:吾輩は名無しである
10/03/21 02:49:36
ヘッセ作品を本気で好むような人は
自分の気持ちに素直な人で、付き合っていくには少々めんどくさい人だ
844:吾輩は名無しである
10/03/21 08:25:30
血液型占いなみの思考回路ですねw
845:吾輩は名無しである
10/03/21 12:26:27
日本の知識人てのは、宗教的な無理解から、近代進歩主義の
直線的な時間意識をキリスト教特有のものと見なしちまったり
するような、西洋についてひっくり返った見方することはあるね。
846:吾輩は名無しである
10/04/12 11:37:01
>>315
釈迦はもとは私達と同じ煩悩イッパイの人間で、悟りを得た結果、仏陀になったんだよね。
物語では人間と仏教を描きたい。しかし仏陀のそのまんまの伝記では、人間の物語としては意味がない。
そこで仏陀とは別人とされた「シッダールタ」の彷徨を描くことで、釈迦は特別な聖人ではない、迷える「人間・シッダールタ」はあなたであり、またこの世にたくさんいるであろう苦悩する人たちなのだ
といいたかったのではないかな~とまあ、勝手に解釈してます。
847:吾輩は名無しである
10/04/12 16:28:24
>>369
他人の解釈にいちいち突っ込むのやめたら?読者としてみっともないと思う。
848:吾輩は名無しである
10/04/13 02:42:09
急に2008年のレスにアンカー出されてモナー
849:吾輩は名無しである
10/04/19 22:34:55
>>843
そうかも
850:吾輩は名無しである
10/05/16 00:42:37
ヘッセ全集高すぎじゃね?
文庫化しろよ
851:吾輩は名無しである
10/05/23 02:03:30
436 :吾輩は名無しである:2010/05/22(土) 02:34:29
URLリンク(po-m.com)
読んでみたが デビューする前は理解されず、デビュー後に天才の触れ込みで一気に評価されるタイプの典型
「これは天才の作品です」という業界の評価がつくことで、理解できない人が気づくっていう感じ
852:吾輩は名無しである
10/05/23 04:23:51
>>851
才能あるんじゃないかな
ヘッセのファンからすれば趣味が外れるかもしれないが
853:吾輩は名無しである
10/05/23 21:32:51
ずっとドストエフスキーを読んでいて最近、車輪の下読み始めたんだが
風景描写がわかりずらいというかイメージしずらくない?
854:吾輩は名無しである
10/05/23 22:31:23
イメージしづらいって言うか
ヘッセの場合は書いてある事に
耳を澄まして読んだ方がいいと俺は思う。
そしたら勝手にイメージされる。
文体が違う。
カミュとフォークナーもそんな読み方したらよく読める文体だった。
センテンスがそっけないからかな。
フォークナーはそんなことないけど。
ここに上げた作家はイメージしながら読もうとしたら
詰まる。
855:吾輩は名無しである
10/05/23 22:36:20
シッダールタおもしろい
車輪の下もおもしろかった。
車輪の下は最初読んだ時は素人臭い思った
最初は、でも、ノーベル賞取って精神病だった
ヘッセが書いたってんで、無理して感動しようとしてた。
カミュもそうだった。
何か文体が変わってるみたいだな。
分からないけど、ヘッセとかカミュは
人の話聞いてたら勝手にイメージになってその情景が浮かんだりする。
けど、あんな書き方してるような気がする。
だから耳澄ましてたら、読める(俺は)
856:吾輩は名無しである
10/05/23 22:39:20
ドストエフスキーとかは、イメージしてたら読めるな。
耳で聞く文体と
目で見るような文体の二種類があるような気がする。
どっちもイメージはイメージだが。
857:吾輩は名無しである
10/05/23 22:39:40
>>853
高橋健二訳?
だったら、>>854の言うことも当たってるが、半ばは訳者の問題でもある。
858:吾輩は名無しである
10/05/23 23:00:25
851が凄すぎて吹いた
ヘッセより上だろう
859:吾輩は名無しである
10/05/23 23:12:17
ドストエフスキーの死の家の記録とか
カフカの変身や
マルケスの文体がイメージしながら読んだほうが読める文体だった。
訳者の問題かなあ。
まだそんなに読んでないけど。
カフカの審判は聞く文体のような感じする。
まるっきし夢判断の患者みたいな感じだ。
変身は、こういう描写じゃなかった
俺の読んでる審判と変身は
訳者違うな。
860:吾輩は名無しである
10/05/23 23:29:25
ほとんど訳者の問題じゃないのかなぁ。
861:吾輩は名無しである
10/05/24 00:33:53
高橋訳は良くも悪しくも逐語訳なんだよね。日本語のリズムとか
全くお構いなしで、ひたすら淡々と訳してる感じ。
形容句の単調な羅列や、「‥いた」「‥いた」「‥いた」の連続が
読み進めているうちにボディーブローのように利いてくるw
以下、第二章の冒頭あたりの比較。
■高橋健二訳(新潮文庫・改版1965)
[‥‥]小さい町のまわりには枯れ草や刈りたての草のにおいがただよってい
た。細長い麦畑は黄色く金褐色になった。あちこちの小川のほとりには、白い花の咲くドクゼリ
のような草が、人の背ほども高く茂っていた。その花はかさのような格好で、小さい甲虫がたえ
ずいっぱいたかっていた。その中空の茎を切ると、大小の笛ができた。森のはずれには、柔らか
い毛のある、黄色い花の咲く、堂々としたビロウドマウズイカが長くきらびやかに並んでいた。
ミソハギとアカバナ属が、すらりとした強い葉の上でゆれながら、谷の斜面を一面に紫紅色にお
おうていた。モミの木の下には、高くそそり立つ赤いジギタリスが厳粛に美しく異様にはえてい
た。その根生葉には銀色の柔らかい毛があって幅が広く、茎が強く、蕚上花は上のほうに並んで
いて美しい紅色だった。そのそばにさまざまの種類のキノコがはえていた。
■岩淵達治訳(旺文社文庫・初版1966)
[‥‥] 町をめぐって干し草や二番刈りの草の山の香がただよい、あ
ちこちの穀物畑の細い帯は黄金色に変わり、小川のほとりでは白い花をつけたドクゼリに似た草が
人の背たけほども生い茂っていた。この花は傘のような形をしていていつもテントウムシがいっぱ
い群がっていた。なかに穴の通っているこの茎を切って草笛や呼子笛を作ることができる。森の縁
をはなやかに色どる連なりは、綿毛のような黄色い花をつけた王者のようなビロウドモウズイカで
ある。ミソハギとヤナギランが細くしなやかで強い茎の上でゆれ、斜面を一面に赤紫色でおおって
いた。森の中の樅の木の下に、異様な感じを与えながら美しくいかめしく一本の赤いジキタリス
が、銀色の綿毛の密生したひろい根生葉の間からぬっと突き出していた。茎は丈夫で、茎の上のほ
うに美しい赤色の蕚状花が一列に並んでいた。そのそばに、いろいろな茸が生えている。
862:吾輩は名無しである
10/05/24 03:27:05
2ちゃんねるに作品を張っちゃだめだよ
863:吾輩は名無しである
10/05/24 12:03:26
クヌルプ読んでみろよ。
高橋訳だろうがなんだろうが読みやすいから
864:吾輩は名無しである
10/05/24 17:52:47
高橋訳が多分一番いいんじゃね。
865:吾輩は名無しである
10/05/24 21:45:43
車の下にでてくるあらゆるたとえが回りくどく、うっとおしく、わかりずらく、
かといって見事でもない無駄なものに思えるのは俺だけか?
なんでも例えればいいというものでもない気がする
866:吾輩は名無しである
10/05/24 22:00:16
URLリンク(www.omnh.net)
URLリンク(storage.kanshin.com)
URLリンク(www19.atpages.jp)
URLリンク(maboroshinomori.cocolog-nifty.com)
URLリンク(maboroshinomori.cocolog-nifty.com)
867:吾輩は名無しである
10/06/10 22:06:16
ヘッセとoasisに似た思想を感じる
oasisは「 I need to be myself 」という歌詞でデビューして、
ずっとそのスタンスだし
それにヘッセもリアムも丸めがねだし
oasis嫌いな人はすみませ~ん
868:吾輩は名無しである
10/06/27 14:05:18
最近になってヘッセを読み漁っているんだが、どこの本屋へ行っても車輪の下だけは必ず置いてあるのな。
でも、車輪の下は昔読んだので買うつもりは無い。
先日、ブックオフでヘッセ棚を観に行ったら、車輪の下ばかり4冊も並んでいた。
ボーっとしていたんだと思う。
何で車輪の下ばかり?上巻は無いのか?って考えてしまった。
869:吾輩は名無しである
10/06/27 14:18:22
60点。
870:吾輩は名無しである
10/06/27 20:17:04
臨川書店のエッセイ全集、第4巻の後が出てこない。
871:吾輩は名無しである
10/06/27 21:53:38
「デミアン」は傑作だね。いじめられっ子の心を癒すバイブルだね。
872:吾輩は名無しである
10/06/28 09:05:50
>>870
そのうち出るだろうから首を長くして待て。
全集ってだいたいがそういうのが多いよね。
873:吾輩は名無しである
10/06/28 14:52:11
あのお
そうすると『車輪の上』
てことになりますよね?
それで小説書いてみますか?
874:吾輩は名無しである
10/07/07 23:30:29
>>1
ヘッセさいこ~
875:吾輩は名無しである
10/07/08 00:31:07
ガラス玉演戯を読むのにオススメってある?
新潮文庫の古本探してたけど、あきらめた。