08/01/16 02:58:30
いきなりですが軽く読みました。・・・少しがっかりです。
私がいいたいのは盗作であるか、バクリであるか、類似点がどこにあるかに言及しません（読んでないですし・・・読んでから言えというかも知れませんがそれ以前の問題です）
この問題が発生した事の発端が何であったかに言及します。
発端は佐藤亜紀氏が灰色である、ぱくりであると発したことにあります。
この発言において、根拠を明確にしていないのです。
その後において、根拠を他者（>>306が張ってくれたリンクのように）が言及するのは勝手ですが、
佐藤亜紀本人が言及していない点が気になります。だから私は佐藤亜紀氏の発言のみから言いがかりであると判断したのです。
この問題は、佐藤亜紀氏が大蟻食の何とかにてパクリであると堂々と述べたのが初めてだと思います。
おそらく、ぱくりであるかぱくりでないかは、書いた本人がいち早く気づくべきですし、
佐藤亜紀氏はぱくりであると気づいたのでしょう。しかし、根拠が述べられていないのがすごく気持ち悪い。
少なくとも小説という創作を生業とする人間が、最も卑劣で侮辱的な言葉となるであろう盗作を意味するぱくりを発言するからには
その発言に責任をもたなくてはなりません。発言と同時に根拠を詳細に述べなくては失礼です。
そこが私には一方的ないいがかりに思えて仕方ないのです。この点で平野氏の意見を支持します。
太宰治が志賀直哉を批判したとき、少なくとも太宰治は全責任を背負う覚悟で詳細な根拠とともに批判しています。
それは太宰自身が自分の創作に自負があり、志賀の行動に自分の創作を、実存を深く傷つけられたからでしょう。
佐藤亜紀氏の発言にはどうしても自分の創作をパクられた怒りを感じないのです。
全ては別の理由(例えば平野氏に似た自分の作品が売れない)による言いがかり的な負の要素を感じるのです。
平野氏の立場、佐藤氏の立場になって考えれば単純にこの意見にいきつくと思うのですが・・・・
間違ってますでしょうか。