天文学って文学じゃね?at BOOK
天文学って文学じゃね? - 暇つぶし2ch100:菜の花
08/06/25 19:35:33
このスレはわたしにとって大切なスレです
星と文学と哲学と…
そして少しの涙とため息と…

どうかこのスレがひっそりと穏やかでありますように
いつでも天窓から、あるいは屋根の上から星が望めますように
どうかどうか……

101:菜の花
08/06/25 19:56:52
学問板はいいですね
たとえひと月書かなくても、ずっとsage進行でも
そう簡単には落ちないし…

ここにはいつでも星が瞬いてる

星が大好きです
星が大好きです
星が大好き

わたしの想いはどこにいくのだろう…

涙で星が霞んでしまう…

102:菜の花
08/06/26 11:16:04
現代アメリカ文学の新鋭、イーサン・ケイニンの「スター・フード」を初めて読んだときの
感動が今でも忘れられない……

主人公は18歳の少年。
彼の家はコンビニを営んでいて彼もときどき店を手伝っている。
彼は家の屋根に上ることが大好きで、屋根の上から町並みや空を見るのが大好きな
多感な少年だ。そしてとても繊細だ。
彼の父は彼に雲の名前や人生をおしえてくれるこころゆたかな指南者でもある。
彼は屋根の上でさまざまなことを夢想し、考える。
進路、恋愛、人生、そして自分について、、、
ある日、店で小さな事件が起こる。
結局彼は自分では何も解決できずに苦い後悔だけが残った……。
その夜、彼は屋根の上で泣きながらつぶやく。。。

〝I’m alone〝



103:菜の花
08/06/26 11:16:25
この短編を読了後、無性に屋根に上りたくなった。
けれども、残念なことに帰省しない限りは、上れる屋根がない。。。
ビルの屋上くらいしかない。

イーサン・ケイニンは多感な年頃の少年を描くのがうまい作家だ。
彼が描く少年たちはアウト・ローでもなく、ヒーローでもなくその中間に属する
少年たちだ。
わたしたちの大部分がたいていは中間に属している。
ささいなことに傷つき、悩み、そうした繰り返しの単調な日々を生きている。
イーサン・ケイニンはそうした人たちを肯定する作家だ。
〝違う生き方に目覚めよ!〝と鼓舞しない。
そう、押しつけがましくない作家なのだ。

わたしがイーサン・ケイニンを好きな理由がここにある。

104:菜の花
08/06/26 11:17:03

あるときともだちが凹んでいたら、スクールの知人がメールで送ってくれたそうです…


「屋 根」    高田真樹子


1
つらいことだらけで泣きたくなってしまったとき
あなたの家がはっきり見える 屋根の上が恋しくなるの
教会の十字架や遠くを走る汽車の灯りまで見える
大きな屋根の上が
真っ暗なあなたの家に灯りが灯ると
なぜかわたしは涙が涙が出てしまうの

2
あなたの家の灯りはわたしをあたたかく見つめていてくれている
そんな気がするから
できるならあなたとふたりだけで遠くを走る汽車の灯りを
追いながら屋根に上りたいけれど
今のわたしを慰めてくれるのは あなたの家の灯りだけでいいの

真っ暗な闇の中で星に囲まれながら
屋根の上であなた想っていることだけで
どんなにつらいことでも忘れることができてしまうの
今のわたしには

URLリンク(jp.youtube.com)


105:菜の花
08/06/26 15:18:34
ブランショは「沈黙の作家で」あるといわれている。
彼はバタイユと親交を深めていた。

最初に読んだのはバタイユのほうだった。
「死者」と「空の青み」。
露骨な性的表現に驚いた。
神や聖なるものを冒涜する数々の言葉、表現、、、

次に読んだブランショの「死の宣告」。
主人公はほとんど沈黙し、モノログすらも、ない。
ストーリーらしきものはあってもどこか曖昧。

いったいこの両者は互いのどこに共感したのだろう?
片や徹底して品位を崩さないブランショ、片や冒涜の限りを尽くし、或る「まなざし」に
終始怯えるバタイユ。


106:菜の花
08/06/26 15:19:03
ブランショは「沈黙」を作品のなかでそのまま描いた。
すなわち、主人公たちは「語らない」、作者も「語らない」、という手法で。
ある意味、わかりやすいストレートな沈黙だ。

では、バタイユは?
侵犯、冒涜行為はとどまることがないけれども禁忌を犯すときつねに注がれている
ひとつの「まなざし」がある。
バタイユは、放蕩の果てに梅毒になり盲目になった父を捨てて逃げた経験を持つ。
彼を苦しめた「まなざし」は、かつて捨てた父の盲目の眼と推測することができる。
同時にそんな自分を裁く厳しい「神のまなざし」であると、とらえることもできる。
父がかつて放蕩したようにバタイユの作品の人物たちはあらん限りの背徳を尽くす。
彼らは何も恐れていないように描かれているが、目玉を象徴する球体群が作品のあちこちに
出てくる。彼らはまなざしを意識し、まなざしの下においてでしか悦楽を得られない。

最も宗教的な作品といわれる『マダム・エドワルダ』。
娼婦エドワルダは自分の性器を見せながら、「あたしは神よ」と哄笑する。
そして直後に深い沈黙に入る。
娼婦(性器)=神=沈黙、、、
神はまさしく語りえない存在なのだ。


107:菜の花
08/06/26 15:19:26
男たちが娼婦を求めるとき、彼らは恋人や妻たちにするような「語りかけ」は不要である。
お金さえ払えば彼女たちは身体をひらく。
口説きの手順としての言葉は要らない。
沈黙する娼婦は何ゆえに神なのか?
「最初に言葉があった。みことばは神とともにあった」と聖書にあるが、
この記述に従えば沈黙する娼婦は神ではない。
といって娼婦が言葉を持たないということではない。

沈黙とは、言葉を持ち語れるのにあえて語らない行為である。

ブランショは沈黙の持つ未知の世界の広がりを描き、
バタイユは沈黙をとおして、結果として神の存在を浮かび上がらせた。


108:菜の花
08/06/26 15:21:50

―沈黙とは己の魂と向き合うこと

イエスもそうでしたが、イエスは荒野で沈黙のうちに瞑想しているんですね。
その瞑想とは祈りなんですね。そう、神との〝対話〝です。

* あちらのスレはそろそろ卒業します
有志の皆さんでもろもろと盛り上げてくれているみたいですから


109:菜の花
08/06/26 17:21:55
このスレを読むのはどんな人だろう?
……わたしは静かに眼を閉じて想像してみる

星の好きな人
文学の好きな人
哲学の好きな人
書くことが好きな人

初めて創作らしきものを書いたのは12歳の春だった
中学のときだ
5~6人で成り立っているグループノートがあり、生徒たちはそこに順番で好きなことを
記していく。
日記あり、つぶやきあり、何でもありのノートだった。
衣替えをしたばかりの少し肌寒い6月。外は雨が降っていた。
午前中の授業をわたしは退屈に聞いていた。
中庭に目を向けると紫陽花が鮮やかに咲いていた。
紫陽花の根元にはいくつもの大きな水溜りができていた。
雨は紫陽花に、水溜りに降り注いでいる。

紫陽花の濃い緑色の葉陰に小さな雨蛙がいることを、ふと想像してみた。
もう何日も獲物を口にしていない雨蛙は痩せこけていた。
やがて雨が止み葉陰に潜んで羽を休めていた虫たちはいっせいに飛び立っていく。
雨蛙は紫陽花の根元にひっそりと横たわったまま二度と動くことはなかった。
誰も雨蛙の死を知らなかった。
誰も雨蛙の死を悼まなかった。

空にはくっきりと綺麗な虹が架かっていた。


110:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/06/26 19:19:07
菜の花畑で菜の花に囲まれて静かに静かに眠りにつきたい
すみれ色の空には一番星
小川のせせらぎと風のささやき
わたしはひとりで祈りを捧げよう

言葉にならない想いを祈りに託そう

111:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/06/27 12:50:59

「熱  情」    アクアマリン


今でも澄んだ空に 夏の匂いがするたび
白い雲のどこかで 私を呼ぶ声がする
今では毎日が 追い立てられるようで
想う時間もなく いろんなことがありすぎて 
草原に風が吹く あたりまえの景色に
こんなにも心は揺れている 春風のように
どうして遠く離れて 素直になれるのだろう 
今でも君を想いながら こうして空を見る

いつでもとなりにいて 同じ夢を見てた
あの日々の熱情は 今でも心の中に
ふたりきり帰り道 日暮れる山の上に
あの星を見上げいつも 笑い泣き歩いた道
どうしてこんな時が過ぎて 優しさが残るのだろう
この優しさを あの頃にも 心に持てていたら

どうして遠く離れて 素直になれるのだろう
あの星の影によみがえる 二人で見た景色
二人がいた景色


URLリンク(club.pep.ne.jp)
(三角印をクリックすると音源がスタートします)


112:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/06/28 21:29:41
「夜のなかを歩みとおすときに助けになるものは橋でも翼でもなくて、友の足音だ。」

ベンヤミンのこの言葉を読んでわたしたちは沈黙のなかでも
足音を相手に届けることができるのだな、とふと思う
沈黙は無限の言葉を有している
そして、足音はその沈黙を運ぶひとつの手段なのだ
足音を聞くことは沈黙のうちの言葉を聞くことだ

沈黙が対話であるのなら、足音もまた対話なのだ

113:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/01 12:36:04

三つ星がよく光ってるね。
言うと、えび男くんはみかんを口に入れたままのくぐっもった声で、
「あのね。星は、寒いをかたちにしたものじゃないと、ぼくは思うな」 と答えた。
 ふうん、とわたしが言うと、えび男くんは、
「星はね、あったかいよ」 とつぶやいた。
「星の光は昔の光でしょ。昔の光はあったかいよ、きっと」 きっと、と言いながら、
えび男くんは鼻をくすんと言わせた。
 かぜ? と聞くと、
「違うよ、少し泣いてるんだよ」 えび男くんは答えた。
 昔の光はあったかいのか。わたしが言うと、
「昔の光はあったかいよ、きっと」 えび男くんは繰り返した。
 ハンケチ、使う? 聞くとえび男くんは、
「いい」 と、ことわった。それから、自分のズボンからちり紙を出してちんと鼻をかみ、
「昔の光はあったかいけど、今はもうないものの光でしょ。いくら昔の光が届いても
その光は終わった光なんだ。だから、ぼくは泣いたのさ」 と、しっかりした声で言った。


                   ~ 川上弘美  短編 『星の光は昔の光』 より抜粋 ~


114:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/01 12:36:33
天文学が好きな人は星にこころを奪われた人だろう。
子供の頃から夜空を見上げ、星たちにあこがれを抱いた人だ。
川上弘実さんは「星の光は昔の光」だという。
そして、その光は「今はもうないものの光」であり「終わった光」だという。
そのとおりである。
今わたしたちが見ている星の光は何億光年前の光であり、当の星はとっくに滅んでいる
と考えるのが妥当であろう。星にも寿命があるのだから。。。
今見ている星の光は滅んでしまった星の光なのだ。
光は地球に届くまで何億光年もの時間を費やしている!
光を発信する側と受信する側には当然ながら時間のズレが生じ、光の時間旅行が
介在するのだ。

対話にも同じことが言えよう。
発話する側とその発話を受けて聞き応じる側には時差が生ずるのである。
たとえふたりが時空を同じくしてもふたりの対話には必ず時差がある。
ふたり同時に発話するのは対話ではない。
一方が発話し、もう一方が聞く、そして相手に返す、これが対話である。
故人の書を読むことは時差のある対話であり、その言葉は滅んだ星の光であると
考えられるのだろう。


115:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/01 12:37:00

けれども、わたしたちは悲しむことはない。

このスレを訪れた星と文学が好きな人ならばわかるだろう。
星は滅ぶことはあっても、光=故人の言葉は滅び去ることがないのだ。
昔の(星の)光はたとえそれが終わった光であろうともあったかいのだ。
あたたかいとは息をしていることだ。
対話とは相手の息づかいをまさに感じ取ることなのだ。
だからわたしたちは夜空の星を仰ぐように、息をするように対話をする。

『星の光は昔の光』の最後のほうでは「荒城の月」の一節を引用して終わっている。
「昔の光 今いずこ」と。

昔の光=言葉は、今、これを読んでいるあなたの、そしてこれを書いているわたしの
なかにある。
星の光は長い長い時間をかけて最短距離で進む。
言葉もまた同じ。
端から見れば紆余曲折して届けられるように見えても、実は最短距離で届けられているのだ。


116:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/01 15:10:26
「荒城の月」 土井晩翠作詞・滝廉太郎作曲

一、
春高楼(こうろう)の花の宴(えん)
めぐる盃かげさして
千代の松が枝わけいでし
むかしの光いまいずこ

二、
秋陣営(じんえい)の霜の色
鳴きゆく雁の数見せて
植うるつるぎに照りそいし
むかしの光いまいずこ

三、
いま荒城のよわの月
替わらぬ光たがためぞ
垣(かき)に残るはただかづら
松に歌うはただあらし

四、
天上影は替わらねど
栄枯(えいこ)は移る世の姿
写さんとてか今もなお
鳴呼(ああ)荒城のよわの月


www.worldfolksong.com/songbook/japan/kojo.htm


117:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/01 15:16:24
URLリンク(www.ne.jp)

みっつのなかの好きな演奏を選べます♪
♪をクリックしてね

♪弦楽器の音による原曲に忠実なシャープの音を伴う遅めの演奏
♪オルガンの音による演奏
♪ピアノの音による速い演奏



118:ハーブ
08/07/06 23:48:12
読むのが大変でした(^^)
夢スレでは「ユーザー設定が消失してます」(???)で書き込めず。。。

119:ハーブ
08/07/07 00:32:18
引用の鹿島茂の「古今東西、・・・」の言葉にうなづき、
「謎の男トマ」における言葉=カマキリのエピソードを思い出し、
「未言葉」という聞きなれない言葉に興味を抱きながら、
ニーチェ、ブランショ、バタイユを経巡ったあと、
ベンヤミンの言葉でしばし足を止める―
夜道の歩みに助けになるものは「友の足音」。
晴れていれば、もちろん夜空の星も加えられるだろうけれど。

ニーチェ、ブランショ、バタイユの言葉は「友の足音」。
そして、夜空に輝く星。
星の光は永遠に輝いているように見えても、実は痕跡。
星の光も、小川の流れのように、野を渡る風のように、
常に動いている流動そのもので、つかまえることはできない。
そべては動いている。常に既に現われつつ消えている。

120:ハーブ
08/07/07 00:36:33
すべてが「運動」だと考えていくと、
光、流れ、風だけでなく、
有機物はもちろんだけど、
石なんかの無機物だって、
絶え間なく動いているんだね。
諸行無常の世界だから遊牧民のように生きようかな。

121:菜の花携帯
08/07/08 00:22:36
ハーブさん
ようこそ、星と文学の部屋へ♪
ここはゆったりとひっそりと進行するスレです
菜の花を見て一句詠んだり、あてもなく風のなかを歩いたり
わたしのとなりには友の足音
大切な人の足音がいつも聞こえる
そんなスレであってほしい…
ハイジはいつも天窓から星を見ていました
星と対話していたのです

あちらのスレは移転したようです

スレリンク(yume板)

122:ハーブ
08/07/15 01:06:52
アシアトという視覚的な痕跡ではなくて
アシオトという聴覚的なリズム。
音楽は映画以上に時間的な芸術。
流れをもっとも表現できる芸術。
じゃないかナ、と。

123:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/17 11:39:19

藤枝静男「田紳有楽」 
―エーケルエーケル 万物は流転する―

庭の池の底に沈んでいたグイ呑みの陶器の前世(?)はなかなか面白かったですね
大蛇あり、ラマ僧あり、時空を超えて陶器たちは変幻自在に流転していく
遊牧民か、家を持たずひとところに定住せずに生きる民
そういえばイエスも彼の弟子たちも悉く遊牧民でしたね
あちこちを説教しながら放浪しました
家を持つということはひとつの場所に安住するということでありますが、
イコール執着が生まれることでもあるのです
執着、欲望、束縛、こうした概念から解放され自由でいるためには
何も持たないことなのでしょうね

人は欲望を持つ存在なのでなかなか難しいことではありますが。。。


124:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/17 12:36:24
映画は画像という視覚、せりふによる聴覚とあれもこれもてんこ盛りなんですね
親切(すぎる?)なんです
ところが、音楽は聴覚のみ、文学は視覚のみなので欠けている部分を
何かで補完しなければならないんですね
だからいいんです
想像力が喚起されるから

闇のなかでは視界は利きません
頼りになるのは己の聴覚のみ
闇のなかで聞く相手の足音は同伴者です
そう、音楽とは暗闇に流れる、あなたの、そしてわたしのこころの同伴者なのですね


125:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/17 17:17:39
ブランショの作品て霧が立ち込めていたり、塔の地下の深い階だったり、
とにかく視界が利かない場面が多い
そのうえ人物たちはほとんど沈黙しているし、、、
そんななかで相手の足音のみが同伴者としての役割を果たしているのです
「わたしについてこなかった男」においては、書き手のわたしは聞き手である
もうひとりのわたしを描写するとき、相手の服装、表情についてはほとんど
描写しません。
ただ、彼の声だけを描写するに留まっています。
わたしたちが彼について知らされるのは、言葉、せりふのみです。
これは何を意味するのでしょう?

彼の姿は見えない、彼は声だけで存在する、彼は闇のなかでのみ話しかけるetc……
このような暗示をかけて、沈黙の作家ブランショは音と声のみで存在する人格を描きました。
書き手である「わたし」の視界はごくごく狭い世界のみに限定されており、
硝子戸の光でさえもどこか遠慮がちに描かれます。
これは何を意味するのでしょう?


126:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/17 17:18:29
書き手である「わたし」は視覚をさほど重視しなくてもいいように描かれるのは
なぜでしょう?

―今度は彼に話しかけてみようと思った―

冒頭でわたしは「声」を用いて彼とコミュニケーションしようとするのはなぜでしょう?
彼の姿が見えるのであれば、手を挙げるとか、ちょっとした仕種でいいのでは
ないでしょうか?
ブランショは彼を同伴者という言葉で示します。
ベンヤミンの言葉を借りるならば、彼は闇の中の「声」として「わたし」を鼓舞します。
すなわち、友の足音とは彼の声に他ならないのです。

最後に彼は白日の光のなかで音もなく消えてしまいます。
消えるもなにも、彼はこの物語の始まりから「声」だけの存在なのですから。
「わたし」が彼を必要としたのは闇のなかにおいてであり、白日の中では
彼は存在しないも同然なのです。


127:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/17 17:21:11
ブランショは沈黙の作家でありますが、彼の沈黙は闇のなかの声にじっと耳を
傾けることを重視する、より能動性のある沈黙なのです。


128:ハーブ
08/07/19 01:38:03
>より能動性のある沈黙なのです。
まったく同感ですネ!
そしてブランショについて掴み方が非常に鋭いと思いマス。
ブランショほど、余白に語らせようとする作家はいないのでは?
と思わせるくらい、言葉はそぎ落とされている感じで、
特に風景描写、人物描写、心理描写などは本当に少ない。
光、ガラス、コップ、窓、影、そういった類の
ストイックなほど透明な色彩、そして、声、ですね。
風景や人物や心理と同じく、レシの中で語られる言葉もまた、
限りなく削ぎ落とされて、沈黙に吸収されるかのようで。

129:ハーブ
08/07/19 01:43:26
藤枝静男「田紳有楽」は面白いですネ!
あそこに出てくる無機物であるはずの陶器たちは、
しゃべるは、動くは、飛ぶはの、超有機物にヘンゲしてます。
藤枝静男は骨董好きらしいけれど、隠居、閑静、わびさびかと思いきや、
なかなかどうして破天荒な「流動」を垣間見せるところがありあり。

130:ハーブ
08/07/19 01:56:53
>>124に書かれてある文学と音楽と映画のことに絡めると、
映画もまた音楽と同じように時間の中にある芸術ですね。

でも考えてみれば、おそらく文学もそうなんだろうな、と。
あるいは絵画も本当はそうかもしれないなあと。

文学が存在するのは印刷され製本された書籍の中ではなく、
ましてや書店や図書館の陳列された棚、所蔵された棚の中でもない。
文学がもし「存在」するといえるとすれば、それは「流動」において、
つまり、書かれ、読まれ、想起され、思考される瞬間ごとにおいて。

131:吾輩は名無しである
08/07/19 02:27:20
>音楽は聴覚のみ、文学は視覚のみなので

健常者の奢りにすぎない。聴覚障害者は音楽を振動で捉える。
視覚障害者は文学を耳で聴き想像力を膨らませる。
「言葉」は意味を孕むのであって、それが視角経由か聴覚経由かに本質的差異は無い。

ヘレン・ケラーの芸術感受力と表現能力は
おそらく君のそれを遥かに凌駕するだろうよ。

132:吾輩は名無しである
08/07/19 02:32:19


自分のノートに書いとくような内容を
スレッドを私用して延々書くな。稚い虚栄心が臭すぎるw





133:吾輩は名無しである
08/07/19 10:41:37
障害者が健常者に比べて特定の器官が発達しているのは生きていく上において
必然的なことでしょう
それをあえてここで持ち出すのはいかがなものかと

2ちゃんねるはひろゆき氏の個人サイトであり誰でも自由に書けます
特定の個人が私用してるのが不快ならあなたがどんどん書けばいいことでは?
裁定はひろゆき氏がすることでしょう

134:吾輩は名無しである
08/07/19 10:51:21
つコピペ

―たとえどのような挑発的な煽りや罵倒であれ、こうしたところに書き込むという
行為は、誰かと対話したいという切実な表明なのです。
そうした名もない彼らにとってどのようなコテであれ、すべてのコテは
闇夜に提灯なのです―。

135:吾輩は名無しである
08/07/19 17:23:32
つコピペ 続き

―したがって、傍目には可笑しい限りの自演であれ、こうしたところにコテを付けて
書き込むという行為は、他者に邪魔されず思うさま自己を肥大させたい彼女の
切実な願いなのです。
まったく名もない彼女は、
コテをつけ自演することであたかも闇夜の提灯になれたかのような錯覚に浸れるのです。
その自己陶酔を支えるハンドルネームが(菜の花 ◆Fafd1c3Cuc=ハーブ)であり、
だから彼女は死んでも(栗の花◆Fafd1c3Cuc=青虫)などのハンドルは
付けることができないのです―。







136:吾輩は名無しである
08/07/19 17:36:34
つコピペ 続き

―したがって、傍目には滑稽な、こうしたところで荒らしで書き込むという行為は、他者に邪魔されず思うさま自己を肥大させたい彼の
切実な願いなのです

137:吾輩は名無しである
08/07/19 17:43:51
まったく異なる固定を同一人物と見なしてしまうところに
彼の2ちゃん依存症をよく現れてますね

138:吾輩は名無しである
08/07/19 18:16:18
劇団ひとりが好き♪

139:ハーブ
08/07/20 22:35:48
>>131
まあ「音楽は聴覚」、「文学は視覚」に限らないとはいえ、
「言葉」は意味だけに限定されるものではないんじゃないかな。
言葉は字面やリズムとしても表現されるわけでね。
さて、君の芸術感受力と表現能力はいかがなものかと。

>>135
おやおや、菜の花=ハーブとは!
まあ菜の花もハーブも植物であるという点では
同じ集合に入れて、等号で結ぶこともできるけれど(笑

他の板では煽りももうちょっとましだったけどなあ。

140:吾輩は名無しである
08/07/22 19:28:50
>>131さんの言う事も一理あるし、煽りでもないでしょう。
一石を投じてくれたというか。

芸術家の履歴というものは、どれほど過酷な経験をしているか、
という事にあるから、障害者のヘレンケラーが表現したものは、
確かに、通常人の感性を大きく揺さぶるだろうね。

視覚聴覚の境界線をあれだけすんなり飛び越えて見せる彼女は、
私たちに新鮮な体験を与えてくれる。

一方、健常者だって、欠落や欠陥と向き合おうとするなら、
誰でも特殊な固有性は持ってるし。それとどれだけ対峙するかだよね。
それが、芸術的感性を膨らます一つのきっかけになる。
欠落と向き合わないから偽善という事には、すぐにはならないだろうけど。

菜の花さんの表現は抑制が利いていて、透明なささやきのようだ。
その中に、どれだけ心理的なコントラストが潜んでいるか、を
読み取るのも、体験に根ざした芸術的感性なんじゃないかな。

141:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/24 16:04:50
>>140さん
>煽りでもないでしょう。
う~ん・・・
比喩の栗の花ってあまりにもね、そのまんまポルノですからねぇ。。。
意図的にエロスを表現したいのであれば、曼珠沙華とか芥子、百日紅、
青虫の比喩も、タランチュラ(ニーチェ&龍之介)や毒虫(カフカ)だったら、
あるいはもっとはちゃめちゃにデンドロカカリア(阿部公房)、とか食虫花とかだったら
文学板っぽくてよかったのにな、、、と思います。
あれだけ濃厚な性描写を描いた中上健治は夏芙蓉を、マンディアルグは海の百合を
性の象徴としました。

>芸術家の履歴というものは、どれほど過酷な経験をしているか、
>という事にあるから、
わたしはひとつの作品を鑑賞する際、背後にある作者の経歴や人物像など、
予備知識は皆無の状態で鑑賞するようにこころがけているんですね。
というのは予め予備知識があるとどうしても作品そのものにまっさらな気持ちで
向き合えないからなのです。。。
……これは指に障害がある人が描いたのか、それなのにこんなにも細かい筆遣いってすごいな、
とか、精神的に失意のどん底でこんなに素晴らしい作品が作れるんだ! とか。
そうした「〇〇というハンデを背負っているのに」という感情が自然に沸いてしまい、
作品そのものを鑑賞するというよりも、作者の背負っている重い枷のほうにどうしても
こころが揺すぶられ動いてしまうのですよ・・・
(感化されやすい性質なのもので……)

142:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/24 16:05:51
>一方、健常者だって、欠落や欠陥と向き合おうとするなら、
>誰でも特殊な固有性は持ってるし。それとどれだけ対峙するかだよね。
まさしくそのとおりです!
たとえ五体満足だからといって欠落がないとは限らないんですね。
人間関係がうまく築けない人、些細なことに動揺してしまう人、繊細すぎる人、
世の中に疑問を抱いている人、集団意識が苦手ではみ出てしまう人、etc
こうした人たちは創作へ向かう確立はかなり高いですね。
巷間よく言われることですが有名な芸術家のことを「あの人が芸術やってなかったら
間違いなく精神病患者として収容されている」と。
身体的に健常者であっても、こころに何かしら抱えている人はそれを発散するための
ひとつの手段として創作があるのだと思いますね。

>欠落と向き合わないから偽善という事には、すぐにはならないだろうけど。
感受性の問題なのかな、と思うのですね。
健常者でも抱えている欠陥と対峙しなくても滞りなく日常を過ごせればその人にとっては
それでいいことなのでしょうね。
けれども、抱えている欠陥とどうしても対峙せざるを得ない人は、欠陥から逃れるべく、
あるいは欠陥部分を何とか昇華させようと創作に向かうような気がします。

143:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/24 16:06:30
どの作家だったかな、「しあわせな人は文章なんか書きませんよ」と言ってました。
何かしら抱えているから書くんですね。

>菜の花さんの表現は抑制が利いていて、透明なささやきのようだ。
ありがとうございます。大変美しい比喩に照れています。感涙!
(実はわたしはかなり激しやすく感化されやすいのですよ。。。)
好意的に読んでいただけてとても嬉しいです!
ここは過疎の文学板のなかでもさらに過疎なスレです。
もったいないので途中から使わせてもらっています。

>その中に、どれだけ心理的なコントラストが潜んでいるか、を
>読み取るのも、体験に根ざした芸術的感性なんじゃないかな。
ひとたび書かれた文章は読み手に渡った時点で読み手のものなんですね。
10人いれば10人の読み方がされますね。
140さんがわたしの文章を読んでどのような想いがこころをよぎるのか、
楽しみです。
それは140さんだけが持つ独自の〝体験に根ざした芸術的感性〝なのですね。

ゆったりと、まったりと対話できるスレであって欲しいと願います。
これからも、このスレをどうぞよろしくお願いします。

144:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/24 17:56:23

ちょっと息抜きに、夏の花、山百合です


                          .ハ-∞ハ
                         ミ‐ 。.‐*ミ' ○
                         ⊂⊂、 _⌒,つ
     /`ーヘ        ノ´`⌒´ヾ  <´ ̄ニニニニ三\__      ,r‐‐、_,.‐--、_____ノヽ
  _r-、 |   )´       (ヽし'*・-・)')   ゝ-‐‐‐=ニ二__,.-‐‐ \   / /ヽ \ ̄`ヾ   ノ
  }ヽ y'  / ヽr‐、_r 、    ヽ     ノ   `ー-----‐'''"     \ヽ  ! !  ヽ  丶  '<て´。
 /  {  |   }  {`   ~(   ノ              ___    _r‐、 | |   {ヽ  ト、___ >o
 ヽ-ュ‐`ハ`ー-く、_,r'     ノ`し'J -、             i' l `ヽr-' / ̄フ、__> ゝハノ_) >゚。
 j⌒´ ノo。゚o}   ヽ   〈 ̄`ヽ  /⌒ヽ          {   〈 /   i'´| `'‐-ー´\,ゝ `o゚
ノ  /  ∞ {  ヽ丿 ノ-ヽ   }ノ_ノ  }          ヽo ゜。∨  r-'ヽ |
`ー} ____ノ i `ー<ノ  )`ー  >  /ハ -‐ァ´          _,r'`ー8 o{ ノ、__ } |
    `ー、__ト、ノ| |  ト、_r'`ー-< o゚8, o           { /  |´ lヽ!  ∨ l
    _______  | |  ヽソ   / ヽ゚。、 ヽ           ヽ{  ハ、i  ゝー、ノ| |
  / ----- ヽ //   \ー- ' ___/  }_/            `ー'  ` ̄     | |
 ´ ̄ ̄ ̄ ̄`//   //`ヽ/, ハノ
/ゝ、  _,.--‐ 、ニヽ / /   ゝ_/ レ'
`}   ̄r´ ̄//| \ヽl
 フ>'    / /  ! !
o( {   __,ノ ノ   | |
。゚く( _ノハ /__,,.  | |
 ゚o´ //`ー-‐'´ | |
    ヾ      | |


145:ハーブ
08/07/25 00:18:40
菜の花さん、しばらく留守にします。
朝夕少し涼しくなった頃にまた。

146:菜の花
08/07/25 14:28:41
このスレはわたしにとって大切なスレです
星と文学と哲学と…
そして少しの涙とため息と…

どうかこのスレがひっそりと穏やかでありますように
いつでも天窓から、あるいは屋根の上から星が望めますように
どうかどうか……

それなのに自演が見抜かれてしまいくやしいです……

147:吾輩は名無しである
08/07/25 14:30:34
あ、トリップつけるの忘れちゃってた
>>146 は菜の花 ◆Fafd1c3Cuc=ハーブ でした。


148:ハーブ
08/07/25 14:33:21
>>140も >>147 もハーブでした。
コテを書き忘れるのは自演慣れのせいです、笑ってください。

自演はオナニー、
いつも万一誰かが見てくれるかと妄想しながら
独りでハァハァヨガっているのが大好きなのです。

でも文学板でオナニーするのは本当に恥かしいけこととわかりました。

臭いオナニスト菜の花 ◆Fafd1c3Cuc=ハーブのことを
どうか皆さん忘れてください。
どうかどうか……


149:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/25 17:39:36
あの~、わたしの名前を語るのなら本物のトリップも
つけてくださいな

150:吾輩は名無しである
08/07/26 19:49:00
この流れで、菜の花さんハーブさんには申し訳ないんだけど
正直笑ってしまった。ごめんなさい。

ちょっとコピペ
「人の潜在的な心は完全なものには、静を感じ、ランダムなものには動を感じる
極めて規則に沿った現象は静の極みであり、それが美しさを呼ぶが
あまりにも極みであると、心は揺れず感動を生まない。
心が冷たいだけ、適度な動、すなわちランダム的な要素が入ることで
それを心地よく感じるわけ。
静的な現象の後に動的なミスが入ると笑いを生む。」

動的なミス、は二人の書き込みにはなく、静のリズムが淡々と繰り返されているよね。
二人はキャラが立ってもいて、そこに彼は眼をつけ、新たなリズムで混ぜ返している。
これは一見破壊のようでいて、事実笑いを生んでいる事から、実は創造的行為なんだね。

笑いの質がどうのってのはあるかもだけど、これはこれで、ほのぼのしている気もする。
このスレのお笑い担当は彼に任せて、コテさんはトピックを追えばいいんじゃないかな。


151:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/27 21:03:27
>>150
>正直笑ってしまった。ごめんなさい。
>これは一見破壊のようでいて、事実笑いを生んでいる事から、実は創造的行為なんだね。
>このスレのお笑い担当は彼に任せて、
ああ、なるほど。。。
荒らしはお笑い担当=ピエロ=道化師の役割を自ら演じてくれているのですね?

折りしも今日、出光美術館で開催されている「ルオー大回顧展」を見に行ってきました。
彼はキリストの絵と同じくらい道化師の絵も多く描いてます。
彼の描く道化師の顔は初期の頃は悲哀を湛えたものが多いのですが、
晩年の道化師の顔はかすかな笑みを湛えているのですよ。
表情もとてもやわらかい。
悲哀、憐憫から受容、微笑へとルオーのこころの軌跡が窺われました。


152:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/30 10:17:25
>>150
>コテさんはトピックを追えばいいんじゃないかな。
了解しました。

「ルオー大回顧展」についてのつづき
ルオーは敬虔なカトリックの宗教画家でキリストを好んで描きました。
彼の絵の特徴は黒く太い輪郭線と鮮やかな色彩、デォルメされたシンプルさです。
こうした特質を確立する前のルオーの画風はごくふつうのものでした。
今回の展示のなかでまだ太い輪郭線が確立されてない作品がいくつかありました。
そのひとつが一番最初に展示されている「キリストと弟子」。
同じ題名で彼は何品もの作品を描いていますが、ほとんどが太い輪郭線に縁取られた
ものです。

今回見た彼の初期の「キリストと弟子」は太い輪郭線もなく、やわらかく穏やかな色彩です。
黄昏のどこにでもある田園風景、ふたりの弟子、そしてキリスト。
キリストは弟子たちに何か話しかけている様子です。
三人のすぐ横には一本の木。枝の赤い実は夕暮れの光を受けて黄金に染まっています。

他の作品群を観ながら、この絵のことがずっと脳裏から離れませんでした。
さほどインパクトのある絵ではないのに、なぜだろう……?

153:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/30 10:19:02
展示作品をすべて見終えたころ、ようやく気づきました。
わたしのこころに引っかかっていたキイワードは「一本の木」だったことに。
ふたりの弟子、キリスト、そして一本の木。
そうです、この設定はベケットの「ゴドーを待ちながら」なんですね。
「ゴドーを待ちながら」はふたりの男たちが目印である約束の木のそばで
おしゃべりをしながらいつまでもゴドーを待ち続けるお話です。
但し、肝心なゴドーは最後まで姿を見せることはありません。
それでも男たちは待つことを決して放棄しないのです。

ルオーの「キリストと弟子」はまさに「ゴドーを待ちながら」のふたりの男の心象風景の
ようです。
弟子たちにやさしく話しかけるキリスト、待ちわびたキリストにようやく逢えて
喜びを隠せない表情のふたりの弟子、三人を見守るようにひっそりと立っている一本の木。

ルオーはおそらく聖書の「エマオへの旅人」を題材にしてこの絵を描いたと思われます。
ふたりの弟子がエマオへ行く途中でひとりの旅人=復活したイエスに逢い、道中、三人で
生き生きと話しをするというエピソードです。
けれども、弟子たちは旅人に身をやつした人物が復活したイエスであるとは気づかない
のです。
三人がエマオに辿り着いたとき、ようやくふたりの弟子は目の前にいる旅人がイエスで
あることに気づきますが、その瞬間イエスの姿は消えてしまうのです。。。

154:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/30 10:19:54
「ゴドーを待ちながら」においては、ゴドー(=イエス)は消えるも何も最初から最後まで
姿を現しません。
けれども、「エマオへの旅人」から「ゴド―」を鑑みるならば、ふたりの男たちの前にすでに
イエスは現れていることになります。

「エマオへの旅人」(ルカ24章13~35節)
―「いっしょに食卓につかれたとき、イエズスはパンを取り賛美をささげて手で分け、
二人にお渡しになった。
すると二人の目が開けてイエズスだと気づいたが、そのとき、その姿は見えなくなった。
二人は、「あのかたが道々わたしたちに話しかけ、また、聖書を説き明かされたとき、
わたしたちの心は内で燃えていたではないか」と互いに語り合った―。
URLリンク(homepage1.nifty.com)

155:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/30 10:20:47
「ゴドーを待ちながら」ではふたりの男たちはひたすらしゃべりつづけます。
なぜこんなに饒舌なのかと思うくらい、他愛のないことをしゃべりにしゃべるのです。
しゃべるという行為は憤りにしろ、喜びにしろ、それがどんな理由であれ「心が燃えている」状態
ではないでしょうか?

ならば、こうは考えられないでしょうか?
エマオへ向かうふたりの弟子たちの心が燃えていたのは、イエスがそこに居て語りかけた
からであり、
ゴドーの舞台には実はふたりの男だけではなく、姿の見えないゴドーが語りかけていた、と。
それゆえにゴドーのふたりはあんなにも生き生きとして饒舌なのだ、と。

ルオーの一枚の絵画から、ふとそんなことに想いを馳せた午後でした。。。

156:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/30 12:40:56

「一本の木と三人」

             ホノボノ マターリ♪
.:;,`:ヽ|/,':,:;.,:;/.:::;                      ⌒⌒   
.;;\.:|.”:;.:.:"'"゙:.:゙,/:; 
,";'.:.:;”:;,`:;,':,”:;:.,:;.:;゙,:;”'.
::;.:".:;.:'"゙:.:゙,:;、,"ノ'.:;ノ'.:.:;”:;,`:  
.:;,`ヽ|/:;,':,:;.,:;.:∨
.:;.:'";|'ノ.:.:;”:;,`::
`:;\i;|i;/:,:;.,:;.::
::;.:".:i;i|.:';'.:.:;”  
.:;,`:;,i;;i|;'.:.:;”:;: 
.:;'.:.:|iii|;”:;,`:;,'  
.:;.:ヾ'|;|'ノ.:.:;” 
::;.:".:i;i|.:';'.:.:
.:;,`:;,i;;i|;'.:.:;” '
.:;'.:.:|iii|;”" :
::;...;;.;;ii:i;;:;i|,i;;ii:i;;i:i,`:;;,`,,`、`:、`:、`、  `:   、,``      ./^l ~♪.;;ii:i;;:;i|,i;;ii:i;;i:i,  ゙で'"~´'';ゑ-ゑ''"~゛づ `: 、,,
`: 、,,`、`.、 : 、,,`、`.、 ,`:;,':,”'' ;~'',;''゚ ;~''      ,―y'"~゙´  i    ,,_,,`、`:、` γ   ヾ,y''~  8~ゞ ゾ 、`.、 
'゚ ;~,;''゚ ;~゚''゚ ;~'.、 、`: 、,,`  'ハ,_,ハ.  、`~♪ (`、 ´∀ ` /)゙  : γ  :、 γ``:、 ,`,ミ ´∀ `  ミゾ ` 、,,`、:
   `:、,, `、 ` :  :  ,:' ´∀`';   ` `  ミ      ミ  `、`.、   :、``、` :、`、とミ      つミ  ,,、,,:
`: 、,,`、`.、 `: 、,,`、`.、   ;: っ っο  `: 、,, `ミ      ミ `.、 `: 、,,`、`.、 `: 、,,``. 、ミ      ミ   `.、
`: 、,,`、`.、 `: 、,,`、`.、   ι"゙"J  `: 、,,`、`.  Θ、 Θ  ミΟ 、,,`、`.、 `: 、,,`、`.、 `: 、:  ミ      ミ"'''ミ 
、,,`、`.、 :、,,`、`.、 :、,,`、`.、 :、,,`、`.、 :、 ,,、:    "゙""゙"  、,,`、`.、 :、,,`、`.、 :、"' '  ゙'ミ,;シ''゙ミ,;ジ゙゙゛゛ 、`


157:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/30 12:41:36
屋根の上で星を見る・・・

                 ゚・*:.。. .。.:*・゜
                   ゚・*:.。. .。:*・゜゚・    /^l  
                      @  ,―-y'"~"゙´ .|  
                       \ ヽ  ´∀ ` ゙':
                         (ヽ      /)
                          ミ       ミ    
                          ミ       ミ 
                           ミ,,,     ミ    
                    _____ミ,;シ''~"゙ミ,ジ___    
          .ハ,_,ハ.      //////////////\    
  丼卅廾-  ,:' ´∀`';<モドレ//////////////   \
    |     ::っ   ,っ  //////////////  田田  \    
  _|___ι''"゙''u__☆_____
.. /////////////// \
///////////////    \  
//////////////       \   
⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ──――ゝ


158:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/07/31 12:14:52
「ゴドーを待ちながら」ディディとゴゴ

      (;;::;;:     ;;:::)
     (;;::; (::;; (   ;;::;; )
    (::: (;;::   ;;;)   :::::)
   (;;: (:::  (::;;;   ;;;;)::;;;゙゙);;)  1本の木
     (,,゙:゙:;;;;;,,,(::;;;;;;;;);;;;;;:::):::;;;;)
     ヾ(,,;;;;ノゝ::;;iii //;;;;)
        ヾヽi:;;;iii|//
         ヾ;;;iiiii/
          |::;;;iii|
          |::;;;iii| ハ-∞ハ
          |:;;;;iii|ミ・ 。.・*ミ ゴドーさん、まだ~?
          |;;;;iiii|´U´ヾU
          |;;;iiii;|'*・-・)  ん~、まだみたい
          |;;;iiii;|., ⊂)
       .jrjjrj从wjwj从j
     jwjjrj从jrjrj从jwjwjjr


159:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/08/03 19:40:07
「わが背子に恋うれは苦し いとまあらば拾いてゆかん 恋忘れ貝」 (万葉集)

「松山のまつが浦風ふきよせば 拾いて忍べ 恋忘れ貝」

「いとまあらば拾いにゆかん 住の江の岸によるという 恋忘れ貝」

万葉集で初めて「忘れ貝」という言葉を知ったのは高校2年の
夏の日のこと。古典の時間だった。
なんて雅びで美しい響きだろう!
あの夏の暑い日、できれば授業を抜け出して海岸に貝を拾いに
行きたかった。。。
でも残念なことに、わたしの郷里は海にほど遠いところにあったのだ。

わたしはぼんやりと夢想した。
貝を拾いながら波打ち際を素足で歩く自分を。
潮騒の音と磯の香りが真夏の教室に吹き渡ってくるような心地よい
酩酊感を覚えた。


160:吾輩は名無しである
08/08/05 22:51:24
比喩や美的な表現に耽っていて、なんともイメージ遊びが胸苦しい
これがいわゆる文学趣味ってやつなのか

161:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/08/06 10:50:48
大辞林 第二版 (三省堂)
むなぐるしい 【胸苦しい】
(形)[文]シク むなぐる・し

胸が押さえられているような感じで息が苦しい。
「―・くて寝つかれない」
[派生] ―げ(形動)―さ(名)

……大丈夫ですか?
こころよりお見舞い申し上げます。


162:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/08/06 11:24:56

  ∧,,∧
 (;`・ω・)  。・゚・⌒) チャーハン作るよ!!
 /   o━ヽニニフ))
 しー-J



     Λ,,Λ
     (:::::  )・゚。   今日も独りで食べるよ…
    (::::::::.. つニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄



     Λ,,Λ  ゴシゴシ
     (:::::  ∩゙。
    (::::::::. ノニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄ ̄



      Λ,,Λ
     (:::´・ω)。   本当?
    (::::::::..つニフ
  ̄ ̄と とノ ̄ ̄      ハ_,ハ,n イッショニタベルモシャ♥   
                ;゙   ;;    
                ;:  o.;ミ      
                 ~''"゙



163:吾輩は名無しである
08/08/07 23:01:09
>>161
お見舞いはさておき、ご本人としてそのあたり自覚のほどは如何?

164:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/08/08 16:54:55
>>163

正直言ってあんまり、ないかなぁ・・・・・

165:吾輩は名無しである
08/08/09 20:40:28
お答え、ありがとうございました。

166:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/08/10 15:37:02
いえいえ、どういたしまして
まあね、自覚がある人は文章など書いてないと思いますね。。。
書かなくても済む日々を送っていられるわけですから
そういう人が羨ましいかとなるとまた話しは別ですが・・・

167:吾輩は名無しである
08/08/10 22:42:15
菜の花さんは感じの良い人だなあ
不躾な質問をしてほんとうにすみませんでした。

168:吾輩は名無しである
08/08/11 11:28:29
Fateは名作だの良作だのという枠を飛び越えて、
今やノベルゲームの聖書ですからね。
エロゲーを超越して、芸術の域に達した文学作品。
きのこ先生だからこそ、成せた偉業だと言えるだろう。
実際Fateに影響を受けて人生観すら変わった人間もちらほらいる
空の境界といい、きのこ先生ほど「人間の闇」を描けてる作品は近年にはちょっと無いよ。
よく勘違いされているがな、「ライトノベル」という呼称は相応しくないよ。重厚さが半端じゃない。
更に付け加えるなら
奈須きのこの文学とは単なる伝奇ではない
あえてカテゴライズするならば「新伝奇文学」ってとこかな?


169:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/08/11 20:26:14
>>167
そのように言っていただけてとても嬉しいです
ありがとうございます

……でもね、他のスレではいちゃもんつけられて暴れることもあります
みんな違ってみんないいのに、なかには高圧的な人がいて
一方的に言われるのが悲しくなります…

どうぞ、ここではゆったりとお過ごしくださいね

170:吾輩は名無しである
08/08/13 08:54:20
菜の花 ◆Fafd1c3Cuc =自己愛性人格障害
誇大性(空想または行動における)、賞賛されたいという欲求、
共感の欠如の広範な様式で、成人期早期に始まり、種々の状況
で明らかになる。
以下のうち5つ(またはそれ以上)で示される。
1.自己の重要性に関する誇大な感覚(例:業績やオ能を誇張する、十分な業績がないにもかかわらず優れている
と認められることを期待する)。
2.限りない成功、権力、才気、美しき、あるいは理想的な愛の空想にとらわれている。
3.自分が特別であり、独特であり、他の特別なまたは地位の高い人達に(または施設で)しか理解されない、
または関係があるべきだ、と信じている。
4.過剰な賞賛を求める。
5.特権意識つまり、特別有利な取り計らい、または自分の期待に自動的に従うことを理由なく期待する。
6.対人関係で相手を不当に利用する、つまり、自分自身の目的を達成するために他人を利用する。
7.共感の欠如:他人の気持ちおよび欲求を認識しようとしない、またはそれに気づこうとしない。
8.しばしば他人に嫉妬する、または他人が自分に嫉妬していると思い込む。
9.尊大で傲慢な行勤 または態度。

171:佃煮マニア
08/08/16 15:50:08
こんにちは、菜の花さん。
スレッドを読ませてもらいました。

ところで、ちょっと聞きたいのですが、
菜の花さんは、哲学板にある「哲学の基本は対話」というスレッドを見た事がありますか?
今、スレッドは4つめになってますが、その前の、3は見ましたか?

172:オレガノ
08/08/23 01:03:53
佃煮さん、ご無沙汰でした。
菜の花サンはもちろんそれを知ってますヨ。
4も、3も、2も、そして1も。
ここまでいえば佃煮さんにはわかるでしょう。
ご推測の通り(!)です。たぶん(笑

ああ、当方ですが、あるときは「ひとりの他者」
あるいは「他なる存在(エートル・オートル)」
またあるときはハーブ、たまに%、今日はオレガノなどなど、
スレッドや板や季節ごとに名前を変えてる者です(笑

173:オレガノ
08/08/23 01:40:08
こういうマイナーな板のマイナーなスレにも
ストーカー的な書き込みがあるんだなあ。
>>146-148 >>170 のような
構ってほしくて名前を騙ったりしてるのかもしれないけど(笑

174:オレガノ
08/08/23 01:46:27
>>169:菜の花サン
>他のスレではいちゃもんつけられて暴れることもあります
もっと暴れちゃってもいいのに。
今度暴れ方の見本を見せようかナ(笑

オレガノというのはハーブの一種で
タイム、セージ、ローズマリー、ラベンダーなんかと一緒。
相変わらずハーブにはまってるんだけど
今度オリーブかアカシアの木も買って来ようかな、と思案中。

175:佃煮マニア
08/08/23 14:15:49
>>172
ふ~ん、やっぱりそうなんだ。
もともとネット仲間のサークルがあって、そのうちの一人が
対話スレを立てたって事かな~?

まあ、>>150は私なんだけど、ストーカーと言うか、
公園で大道芸やってるピエロのパフォーマンスに付き合われて
疲れちゃう、菜の花さんも、そんな位の構えでいいんじゃないかと。

オレガノさんはハーブが好きなんですか。私も植えてます。食べてます。
あと、実用以外で好きなのは、変な植物。
ベラとか、グリーンドラム、ガジュマル、黒法師、鯛釣草、などなど。
それぞれ寄せ植えしていっぱい飾ってます。

私もここで別コテにしようかな。どうしようかな・・・
「えびね」にしようかな。

176:オレガノ
08/08/24 22:15:10
>>175 :佃煮マニアサン
最初の三行のほうはちょっとニュアンスが違ってて
「もともとネット仲間のサークルがあって」というわけじゃなく、
もともと哲学板にいた人と文学板で知り合って、
それで当方が哲学板に行ったという次第。

>私も植えてます。食べてます。
今年のマイブームがハーブなのでそのへんの話もぜひ!

>ベラとか、グリーンドラム、ガジュマル、黒法師、鯛釣草、などなど。
ホント変なのばっかり(笑  寄植えは室内or屋外?

177:エビネ=佃煮
08/08/26 20:18:42
>>176 オレガノさん

>ニュアンスが・・・
そうなんだ~。「出会い」って何か、雰囲気ありますね。
しかし充実したネットライフだなぁ。ひたすらびっくりダ。

>ホント変なのばっかり(笑  寄植えは室内or屋外?
変な植物でしょ?ガーデンショップで一目惚れして買ってきます。
植物は、熱帯系のが多くて、ちょっと屋外はむりっぽいな~と。
華奢な植物もあるし、お部屋でいい子いい子してます^^

>そのへんの話
スパイス厨なのでwイタリアンとかエスニック料理、デザート
作る時、使ってます。和食とかでも料理の上にチョンと
のせたりしいたり。あとは、アイピローにハーブ詰めたり、色々。
オレガノさんは?ブームぐあいを教えて下さい。

178:オレガノ
08/08/29 00:02:26
>ひたすらびっくりダ。
思ってもみなかった出会いでした。
特にこういう匿名掲示板では稀有な出来事かも。

>植物は、熱帯系のが多くて・・・
やはり室内でしたか。当方はもっぱら玄関先に鉢植。
最近ギンヨウアカシアとユーカリを購入。
シルバー系、ブルー系の緑が好きなんですよ。

>イタリアンとかエスニック料理、デザート作る時、使ってます
通だな~。しかもデザートも?
当方は実用より観賞中心で、スイートバジルをパスタに使うくらい。

ハーブにはまったのは仕事絡みで、造園設計者と仕事をしたのがきっかけ。
今度はオリーブの木を買おうかと計画中。休日は庭いじりの日々デス(笑

179:えびね
08/08/31 20:31:04
>>178 オレガノさん

>思ってもみなかった出会いでした。
哲板でも掲示板を通じてOFFやって、その後一緒に同人を
作ったりしてる人も、いるみたいですね。素敵だな。

>シルバー系、ブルー系の緑が好きなんですよ。
シルバーとかブルー系の植物って、白磁とか古木のポッドに
合いますよね。私は古民具の桶とか器に入れてるかな。

>スイートバジルをパスタに使うくらい。
(デザートにはミントとか、カルダモンとか。たまに^^)
モッツァレラとバジルとか、最高にオイシいですよね。
贅沢だな~。冷製パスタとか、この時期いいですね。

>造園設計者と仕事をしたのが・・・
前にお話してた人かな・・・?それもまた、いい出会いですね。
オレガノさんの庭ってかわいい庭っぽいな~。庭作り楽しそう!
ターシャ・テューダーとか好きだったりしますか?

180:オレガノ
08/09/03 23:38:23
>古民具の桶とか器
うーん、渋い。当方はテラコッタの大きめの鉢。
ミニコニファーの寄植えは木製コンテナで。

>庭作り楽しそう!
まあ庭と呼べるほどの広さはないんだけれど。。。
そういえば造園設計者の話は前に少ししてたかな。
でも当方は、にわか植栽ファン、ガーデニング一年生、
しかも自己流日曜園芸家なのでまだまだ。
ターシャ・テューダーって人も知らないんですヨ。

181:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/04 17:18:23
オレガノさん

しばらくです♪
趣味のガーデニング、なかなか楽しそうですね~
わたしは植物を育てることに関しては本当にドヘタ・・・
サボテンや観葉植物に水をやりすぎて根腐れさせてしまったり、
生花をできるだけ長持ちさせようと部屋の中でもできるだけ日当たりのいい
窓際に置いたり、なるべく風を通したりしてはいるのですが、思ったようには
長持ちしないです。。。

映画「レオン」では、殺し屋レオンはたったひと鉢の観葉植物だけがともだちでした。
彼はあちこち住まいを変えるのですが、観葉植物だけは必ず行く先々まで持って
いきました。霧吹きでていねいに一枚一枚葉を湿らせ、ベランダに出して
風と日光を存分に浴びせたりとそれはそれは至れり尽くせりのお手入れでした。
レオンの死後、マチルダは彼の遺志を引き継ぐように彼が大切にしていた
鉢植えを持って養護施設に入ります。
そして、施設の庭に観葉植物を植え替えるのです。

マチルダの最後の言葉が泣けた……。
「レオン、安心して眠って。ここなら誰にも邪魔されないわ。ずっと一緒よ」


182:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/04 17:22:31
えびねさん

こんにちは
哲学板のカキコ、拝読しております。毎回、圧倒されてます。
すごい博識かつ読書家ですね!

わたしの郷里の家の裏の川岸沿いに毎年夏休みが終わる頃、
「えびね」が咲いていましたよ。
いつも八月の終わり頃だったかな・・・
えびねを見るたびに「ああ、もう夏休みが終わってしまうんだな」と
もの悲しい気持ちになったことをよく覚えています。
夏の終わりの夕暮れ時はとても好きなのですが、もの寂しい気持ちに
なりますね・・・

「えびね 画像」
URLリンク(images.google.com)


183:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/04 17:24:01
家の裏山には春になると「キンラン」という黄色いランが咲きました。
家にいた頃はしょっちゅう裏山に登ってましたね。
キンランを根っこから持ち帰り家の庭に植えたことがあったのですが
やはり土が合わないのか、翌年花は咲きませんでした・・・

「キンラン 画像」
URLリンク(images.google.com)

前にシンビジウムの大きな鉢植えを贈られたことがあり、枯らしては
いけないと思い、結構気を遣いながら育てていたのですが、
珍しく3年くらい続けて花をつけました。
外に置き放しのほうがよいらしく、日光も風もよくあたり、春から秋にかけてはずっと
外に置いていました。
ところがある日帰宅してみると鉢植えが盗まれていました。。。
外に置き放しにしていた自分も悪いけれども、花盗人はひどいよっっ!


184:オレガノ
08/09/07 21:58:19
菜の花さんへ
>サボテンや観葉植物に水をやりすぎて根腐れさせてしまったり・・・
コニファーやハーブは強くて管理も楽だけれど、
植物は生き物だから、確かにほったらかしというわけにはいかないね。
種類によって乾燥を好む種もあるし、日光の当てすぎがよくない場合も。
ラベンダーなんかだと酸性じゃなくアルカリ性の土を好むし。
最近植物に関する知識と経験が増えつつあるオレって殺し屋レオン?

なんていいつつも、エビネもキンランもよく知らない。。。(笑

185:えびね
08/09/08 21:25:40
菜の花さん

>>181
せっかく買ってきた植物を枯らしてしまうと切ないですよね~。
スピリチュアル本を読むと、植物が自分の「負の気」を吸い取って
枯れてくれたから、いい事なんだとは言っているようですけど。
水やりで失敗する場合は、ハイドロカルチャーで育てると楽だと思いますよ。

>>182
こないだドライブで山に行ったのですが、そこでえびねが800円で売っていて、
買おうかどうか相当迷ったのですが、えびねって高山植物だし蘭系だから、、、
育てるのに自信がなくて買わなかったんですよ。心残りでw

蘭はデリケートだから、花をつけるまでがほんとにムズカしい。
しかし花泥棒はひどいですねw 花泥棒って罪にならないらしいですけど・・・(泣
おもわず奪いたくなる程、綺麗に咲いてたって事かも知れないですね。

186:えびね
08/09/08 21:26:42
オレガノさん
>>180
ナント謙虚な。
でも、「お庭をこうしたい」とかのビジョンも、お話して欲しいな。

ターシャ・テューダーは、元祖スローライフのかわいいおばあちゃんで、
ガーデニングの神様みたいな人です。
この人自身は童話から飛び出したような妖精らしさがあるんですけど、
お庭は花いっぱいながらとてもマッチョです。

>>184
今まで私、殺し屋の隠れた面と話してたんだw
オレガノさんの「オレ」って新鮮。殺し屋だったら
「闘男」と書いて「オレ」と読ませるとかいいかも~^^
もしくは自分をさして「首領(どん)はさ~、」とかいう書き出しを
オレガノさんがやってくれたらグーです。

187:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/09 17:14:31
>オレガノさん

>植物は生き物だから、確かにほったらかしというわけにはいかないね。
そうなんですね。
たとえ手がかからない植物とはいえ、やっぱり最低限のケアはしなければ
ならないんですね。

>最近植物に関する知識と経験が増えつつあるオレって殺し屋レオン?
オレとレオンてなんだかアナグラムみたい(*^_^*)

レオンはね、一見非情な殺し屋なんだけれどもお酒は一滴も飲めず
お気に入りの赤ラベルのミルクをいつも2ℓ欠かさず常備しています。
12歳の少女マチルダに「レオンてキュートな名前ね」と言われて飲みかけの
ミルクを吹き出したり、麻薬売人に家族を殺された彼女を元気づけようと
ブタの指人形を使って話しかけたりと、なかなかチャーミングな男なのであります♪
(*^_^*)

188:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/09 17:16:00
>えびねさん

>スピリチュアル本を読むと、植物が自分の「負の気」を吸い取って
>枯れてくれたから、
そうなんですよね~
ほんと、植物って吾が身を犠牲にして人に無償の愛を捧げてくれますよね。

>しかし花泥棒はひどいですねw 花泥棒って罪にならないらしいですけど・・・(泣
>おもわず奪いたくなる程、綺麗に咲いてたって事かも知れないですね。
それがね、もう花の時期はとっくに終わっていて葉だけになっている季節に
盗まれたんですよ……
ふとした出来心なのか、あるいは計画的なものなのかわかりませんが
他人から盗んだ鉢植えを自宅で育てるっていったいどんな神経してるんだろ?
自分のものではないシンビジウムを見るたびに良心の呵責や疚しさは覚えないの
かなぁ……?

189:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/09 17:27:53
(あちらのスレからのワープです)

>確かに、この人の作品を読んでもな~んにも残らないんですよね。
>だけど、島田雅彦も似た所があって、残るようで残らない
同意です。
気取りやさんでかっこつけやさんが、浅瀬で踝をちょっと水に浸して軽~く
戯れている、そんなボクが好きなナルシスト。
だって深淵にはまったら怖いじゃん、溺れちゃうし、あっぷあっぷしてたら
みっともないもんね~、醜態なんて晒したくないしぃ、、、
ふたりともそんな印象の作家です。
「命懸けの跳躍」とは無縁な作家たち。
ふたりとも文章はこなれていて読みやすいけれども、でも、それだけ。。。
熱が感じられないんですね。。。

190:オレガノ
08/09/10 00:22:07
>「お庭をこうしたい」とかのビジョン
いろいろあるけど空間と予算がない。。。
シルバーリーフで埋め尽くしたい、というのが理想かなあ。
アカシアを買ったのはクロード・シモンの小説のタイトルになってたこともあって。

>お庭は花いっぱいながらとてもマッチョです。
ターシャ・テューダー、 名前を頭に入れておこっと。

>今まで私、殺し屋の隠れた面と話してたんだw
ふふふふふ。実はオレってレオンなカメレオン。複数の仮面のオレ。
ある時は、やさしいアサシン(暗殺者)。ロシアから来たコロシヤ。
ある時はヤクザな薬剤師。またある時のワシは麗しき庭師。。。

とはいえ、「闘男」や「首領」の一人称は使ったことないヨ。
「○○王」をピエロ的に名乗ったことはあるけど(笑
こういう名前は2chではすごく食いつきがいいんだよね。
「なんかナルシスティックで自己顕示欲の強い奴がいるな、
こいつを叩いてやれ」という心理が働いてしまうことを見込んで付けた。
ちょっとスレを盛り上げようと思ってね。そしたら入れ食い状態。
そんなときに菜の花さんに出会ったんだっけ。

>オレとレオンてなんだかアナグラムみたい(*^_^*)
気づいた? アナグラムといえばかっこいいけど、
単なる駄洒落じゃん、っていっちゃ駄目だヨ。

>花泥棒って罪にならないらしいですけど・・・(泣
花泥棒は罪ならず、という言葉は聞くけど、立派な窃盗罪だよね。
上林暁の短篇に「薔薇盗人」ってのがあったっけ。

島田雅彦、どうも食指が動かずほとんど読んだことがないけど、
うーん良かった(笑

191:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/10 17:27:34
>アカシアを買ったのはクロード・シモンの小説のタイトルになってたこともあって。
「フランドルへの道」よかったですよね~
シモンの作品からは干草や雨の匂いが立ちのぼってきますね。
わたしはどちらも大好きです♪
アカシアことミモザ(銀葉アカシア)を今年の春に買いました。
黄色いぼんぼんの愛らしい花房は見ているだけでこころまで明るく照らして
くれるようでした。

>ふふふふふ。実はオレってレオンなカメレオン。複数の仮面のオレ。
>ある時は、やさしいアサシン(暗殺者)。ロシアから来たコロシヤ。
>ある時はヤクザな薬剤師。またある時のワシは麗しき庭師。。。
くすくす♪ 座布団10枚♪ (*^_^*)v

>「○○王」をピエロ的に名乗ったことはあるけど(笑
>「なんかナルシスティックで自己顕示欲の強い奴がいるな、
>こいつを叩いてやれ」という心理が働いてしまうことを見込んで付けた。
>そんなときに菜の花さんに出会ったんだっけ。
あ~、わたしも「糠に釘の人」はよく覚えてますよ~
第一印象は、「なんかものすごぉくねちっこい人がいるなぁ、やけに知識自慢で
自意識過剰な人だなぁ、とにかく他人からの賞賛に餓えている人だなぁ」という印象。
最初はわたしも普通に絡んでいたのですが、途中であちらがキレて一気に暴発。
理由はわたしが「糠に釘の人」に共感できず「〇〇王」さんにシンクロしたから。
さながら碇シンジが初搭乗でいきなり初号機にシンクロしたかの如く。。。

192:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/10 17:28:20
>島田雅彦、どうも食指が動かずほとんど読んだことがないけど、
>うーん良かった(笑
山田詠美さんがね、「互いに好きなものが同じであるよりは、嫌いなものが共通
しているほうが大切である」というようなことを言ってました。
普通は好きなものが共通していることのほうが同士になりやすいと考えますが、
実は逆なんですね!
嫌いなものというのはその人のこころがあるものに対して受け入れない部分だから、
その人のこころの聖域立ち入り禁止という、ものすごい強固な砦なんですね。
砦は守らなければならない。大切にあつかわなければならない。

193:オレガノ
08/09/12 00:55:54
>アカシアことミモザ(銀葉アカシア)を今年の春に買いました。
あっ、同じ木を今年買ったことになるねえ!
ギンヨウアカシアはミモザアカシアの名前で売られてることが多いけど、
正式名は確かアカシア・デクレンスじゃなかったかな。
もうひとつムラサキギンヨウアカシアというのもあって
こちらはアカシア・プルプレア(パープレア)。
これは冬になると葉色が紫色になるみたいだね。

>くすくす♪ 座布団10枚♪ (*^_^*)v
もうひとつおまけにオノレガオレガノ。

>さながら碇シンジが初搭乗でいきなり初号機にシンクロしたかの如く。。。
残念ながらその比喩よくわからない(笑

>砦は守らなければならない。
俺って結構野蛮だから、というか結構いい加減だから、
そういうサンクチュアリはあまりない優柔不断なんだけれど
菜の花さんはきっと自分の聖域を大切にしてるんだろうね。
言葉に対する真摯な姿勢もそれに通じているんだろうナ。

194:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/12 17:27:29
>あっ、同じ木を今年買ったことになるねえ!
おんなじ花を買うなんて、うれしいなあ♪
まさに、シ・ン・ク・ロ・率100%
あ、ちなみにこのシンクロという言葉は語り継がれる伝説のアニメ
「新世紀エヴァンゲリオン」の汎用人型ロボットことエヴァを操縦する
パイロットとエヴァとの共時性をいいます。↓
URLリンク(d.hatena.ne.jp)
(サウンドオンリーさんが詳しいですよん♪)

>正式名は確かアカシア・デクレンスじゃなかったかな。
ホントだ! 「Acacia decurrens」という名前なんですね♪

「ミモザ」(銀葉アカシア)
URLリンク(yyclub.gnk.cc)
URLリンク(www2.tcn.ne.jp)

>菜の花さんはきっと自分の聖域を大切にしてるんだろうね。
……普段はあまり意識してないんですが、荒らしや煽りをうけたとき、
つまり言葉で攻撃されたり暴言を吐かれたときなどはかなり自分の砦が
かなり強固になるのを感じます。
聖域に土足で踏み込まれないようにそれはそれは頑強なバリアーを張ります。
(簡単にいえば気弱、ヘタレということですね……)
使徒やエヴァンゲリオンが使用する堅牢な「A.T.フィールド」と似ているかも
しれません。
「こころの壁」という別称があるようですが、わたしはこれは人が本来有していて
当然の自分の内的世界を守る〝良きもの〝であるととらえています。
暴力的な他者から自分を守り、自分を確立するための大切な鍵。

195:オレガノ
08/09/17 00:39:00
マンガやアニメはほんと弱いんだよなあ(苦笑
最近ものだめとケマナイ以外は読んでないし。。。

ところで、なんか変な本のタイトルを挙げちゃったかな?
マンディアルグ「すべては消えゆく」は、
ちょっと想像してた感じじゃなかった。
この作家は澁澤が推してた作家で以前に読んだものは、
もうちょっと幻想的で硬質な感じがあったんだけど、
この作品はいま読んでいる範囲ではかなり通俗的だね。
エロスというよりポルノかな?

196:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/17 21:17:52
>かなり通俗的だね。
>エロスというよりポルノかな?
そうですねえ、かろうじてエロス寄りかな
演劇に興味がある人なら大仰なセリフ回しに踊らされつつ
楽しみながら読めるでしょうね

舞台設定に凝りすぎていつもの幻想的なティストが薄れたのが残念…

197:えびね
08/09/18 20:35:47
>>194 菜の花さん

>言葉で攻撃されたり暴言を吐かれたときなどはかなり自分の砦が
>かなり強固になるのを感じます。
違和感を感じるレス程インパクトがあるのは事実なんだよね。
(それに対して自分を守っていないのはオレガノさんと一緒。)
そして、そのレスをした人がたまたま、自分の考えた事について、
事の仔細を説明し始めたりすると、私なんかはついクセで、
その考えの経緯から、気質とか性格とか、分析し始めてしまうw
レスから人格を読み取る事なんて意味がないんだけど、ついやって、
理解できる範囲にあるならそれなりに同調しちゃうかも。
理解した途端吐き気を催すレスは哲板でもいくつかあったかな。。。
特にキモAAとか。でも、それも一つの感動なんだよね。ふしぎ!

>使徒やエヴァンゲリオンが使用する堅牢な「A.T.フィールド」と似ている
アストラルフィールドってエヴァ用語なんだ!知らなかった。
漫画は、最近あんまり読んでないけど、松本次郎とか寺田克也が好き。
でも、ドラえもんに比べたらマダマダw
ドラえもんの好物がモチからドラやきに変わった理由とか、
そういうのを調べるのが大好きw


198:えびね
08/09/18 20:38:04
>>190 オレガノさん

島田雅彦は、社会での小説が占める位置を修正した人かも。
小説の持つ楽しみ方からもうちょっと、テレビ的な楽しみ方に
読者の気分を移行させたかったのかも。どうなんだろう?

>>193
巨大掲示板で偶然知り合って、気があって、しかも同時期に同じ植物を買うなんて、
オレガノさんと菜の花さんは何か神秘的なものでつながってるかも知れないね。

私も、冬に紅葉する植物が欲しいと思って、旧型のオカメヅタを購入。
よく増えるし、葉っぱが大きくて気にってたんだけど、なんかよく見てみると、
一株だけ斑入りのが混じってたみたい。なんだっこりゃあ~!
しかし、植物とのやりとりは言葉にならない楽しさがあって、止められな~い。

199:オレガノ
08/09/20 00:49:33
マンディアルグ「すべては消えゆく」読了。
この間はまだ1部しか読んでなかったんだけど、
2部に入ると本来のマンディアルグらしさが出てて、
菜の花さんの言うとおり「かろうじてエロス寄り」になったね。
ブルトン(特に「ナジャ」)と三島とレアージュ(「O嬢」)を
ミックスしたような作品だなあ、と思いながら読んだ。
ブルトンと三島のことは解説にも書いてあったけど、
舞台設定を現実のパリに設定したために、
幻想的テイストより通俗的テイストが濃くなったのかもね。
この作品についてはまた後日。

200:オレガノ
08/09/20 00:53:47
島田雅彦はまだ1作しか読んでないので何ともいえないんだけど、
文学を「テレビ的な楽しみ方」のほうに、っていうのは、
高橋源一郎あたりのいくつかの作品にも感じないではないけど、
どうもすべってる感じで、個人的には初期の
「さようならギャングたち」あたりの作品のほうが好み。

同じ植物を買っても、たぶん菜の花さんは「花」に惹かれ、
当方は「葉」に惹かれた、という違いはあるけど、確かに奇遇だなあ。
当方の大好きな作家クロード・シモンの「アカシア」は
菜の花さんも読んで気に入ってくれたんだけど、
確か語り手が書こうとするところで終わる場面で
アカシアの葉のシルエットが重なっていたはず。
鳥の羽のようなアカシアの葉は羽ペンのイメージを漂わせてる。
(本にはアカシアの種類までは書いてなかったからこのへんは想像)

「旧型の」という形容詞がえびねさんらしいけど、「斑入り」はいいね~。
当方も、ヘデラ、プミラ、ツルニチニチソウ、パイナップルミントなどなど、
斑入りプランツ結構あります(笑 さて、深夜の台風対策ダ。

201:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 05:13:03
>>197 えびねさん

>事の仔細を説明し始めたりすると、私なんかはついクセで、
>その考えの経緯から、気質とか性格とか、分析し始めてしまうw
>レスから人格を読み取る事なんて意味がないんだけど、
すごいですね!
まあでも、文は人なりともいいますし、文章ってその人の性格、気質を
比較的正確に現わしていますね。
そうした意味では、リアルのつきあいこそが相手の本質を知っている、
ネットは文字だけだから信用できないと巷間ささやかれていることは
真実とはいえないような気もしますね。。。

>でも、ドラえもんに比べたらマダマダw
>ドラえもんの好物がモチからドラやきに変わった理由とか、
ドラえもんがお好きなのですね♪
好物がモチからドラやきに変わったのは知りませんでしたよ。。。

エヴァンゲリオン初号機はセクシーですね~♪
ほかのふたつと比べてぞくぞくするほど男っぽい。
ぎゅうぎゅうに引き絞った筋肉だけのウエスト、異様に広い肩幅、手足が長く
まるで人間のような質感。
これってまさに人間の成人男性の体型なんですね。
ほかの二体はいかにも甲冑を着た無機質なロボットという感じなのに
初号機だけは妙になまなましい人間臭い印象を受けます。ドキッ♪ ドキッ♪

202:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 05:14:22
オレガノさん

>同じ植物を買っても、たぶん菜の花さんは「花」に惹かれ、
>当方は「葉」に惹かれた、という違いはあるけど、確かに奇遇だなあ。
ああ、確かにそうですね、花屋で黄色いぼんぼんの花に真っ先に
目が行きました!

>当方の大好きな作家クロード・シモンの「アカシア」は
>菜の花さんも読んで気に入ってくれたんだけど、
>確か語り手が書こうとするところで終わる場面で
>アカシアの葉のシルエットが重なっていたはず。
アカシアの葉は細かくてびっしりついていますよね。なんか愛らしいというか
いじらしいというか。まさに茂るという表現にぴったりですが、考えてみれば
小説って言葉=言の葉がびっしり茂っているんですね。
言の葉の集まりが小説。

>島田雅彦はまだ1作しか読んでないので何ともいえないんだけど、
何冊か読みました。。。
「彼岸先生」「優しいサヨクのための喜遊曲」「自由死刑」「彗星の住人」
「エトロフの恋」「美しい魂」。
それぞれ趣向を凝らしておりすっと読めるのですが、でもそれだけ。。。
繰り返し読みたいとは思えませんでした。
わたしにとっての良い本とは繰り返し読みたくなるもの、読み返しに耐えるもの、
なのです。それゆえ、ミステリーの類は一度読んでしまうと、もうそのまま、、、


203:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 05:15:13
1
マンディアルグ「すべて消えゆく」読了。
先ず、前半のものものしく大仰な芝居がかったセリフのやりとりに圧倒され
ました。

初老のユゴー・アルノルドは地下鉄のなかで堂々と化粧をする若い娘と
ふとしたことで言葉を交わします。
彼女は怪しげな女優気取りの娼婦であり、地下鉄の電車内でのふたりのやりとりは
すべて大真面目な芝居がかったものものしいセリフで占められます。
彼女の名前はミリアム。
ユゴーは彼女の手引きで彼女の女主人サラ・サンドの契房へと導かれます。
まるで迷路のような裏小路を抜けて。
契房において前半はユゴーの望み通り愉悦の境地の性の痴態が繰り広げられ、
ミリアムが奴隷役を演じ、ユゴーは支配者の役を演じ有頂天になります。
ところが、室内に一本の電話が響き渡ります。
電話の主はミリアムの女主人サラ・サンド。
「はい……はい……はい……はい……はい……はい……はい……はい……」
ミリアムの応答は延々とつづきます。


204:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 05:15:49
2
「美しい友だちの時代はとうに終わったのよ。あなたのここでの
行為の一部始終はすべて隠しカメラによってサラ・サンドに見られて
いたのです。サラ・サンドの契房に迎えられながら、男らしさの意識すべて
捨てるという有益な教えを身につけられなかった者、汚れた男はみんな外に
放り出されるの。でも、あなたにはこれから受けるべき試練がまだ残っているわ」
電話を切ったミリアムはユゴーがサラ・サンドの怒りを買ったことを冷たく告げます。

この瞬間からミリアムは豹変します。
先ほどまでの恭しく従順な奴隷の仮面をかなぐり捨て、いきなり女暴君へと変貌を
遂げたるのです。
今度はユゴーが責められる側になり、血の儀式が始まります。
ミリアムはユゴーのように責め具など一切使いません。
彼女の尖った爪が彼女の唯一の武器なのです。

ユゴーは全身に傷を負い血を滴らせたままほうほうの体で何とか逃げます。
ここで第一幕が終わり。

二幕目の舞台はセーヌ河沿いで幕を開けます。
いきなり全裸の女が河のなかから現れ、ユゴーは彼女が岸に上がるのを
手助けします。
この女はどうやらミリアムの分身というか、ミリアムが別役を演じているように
描かれます。
彼女はまたしてもここでも大仰な芝居をし、ユゴーの目の前で自らの胸を
短剣で刺して死んでしまいます。
物乞いの証言によりユゴーは殺人の罪を着せられてしまいます。
ここで幕が降ります。


205:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 05:16:26
3
こう書くとただの不条理劇のように思われるかもしれませんが、この物語は
不条理を糾弾するのではなく、「滑稽さを伴うものものしさ」、「妖しい幻惑」を
売りとするのです。

パリの裏ぶれた小路、踊り場のない迷路のような螺旋階段の最上階にある
女主人の怪しげな契房。
毒蛇、毒蜘蛛、食肉花、その他得体の知れない動植物が棲息する薄気味悪い
熱帯植物園が契房に隣接しているのです。
(この設定は江戸川乱歩というか、ホラー映画そのもののよう……)

熱帯の凶暴な生物に囲まれて行われる性の交わりは男を興奮させ、徹底して
奴隷になりきる娼婦に対して男の支配欲はいやが上にも高まります。
まさに熱帯とはヒトの雄の本能を掻き立て、剥き出しにする環境ですね。。。
こうした男の本能、支配欲を女主人はミリアムの口を借りて皮肉たっぷりに
〝男らしさ〝と唾棄しました。

ユゴーはサラ・サンドによって有罪の烙印を押されました。
理由は彼がこの契房にふさわしくない下手な役者だったから。。。
「わたしは役者だと言った覚えはない。芝居を演じて見せたつもりはない。
わたしは男、それだけだ」
「たしかにあなたは役者じゃない。誘ったわたしが間違っていたわ。
あなたは詩人でもないし未来永劫詩人のかけらにもなれやしない。
哀れな精神の不能者であたしたち役者のもつ神聖な特権を感じ取ることが
できない。さあ、行きなさい、哀れな男!」(p148)


206:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 10:35:46
4
怪しげな宗教の女司祭のようなサラ・サンドと彼女を慕うミリアムはどうやら
演劇至上主義者であるらしく、ミリアムはただの娼婦ではなく、女優の一環として
娼婦を演じ、サラ・サンドは売春宿という名前の劇団を営んでいるようです。。。
そしてふたりとも異様に誇り高い。
自分たちの美意識、演技にふさわしくない相手はすべて仕置きされ、果ては
殺人の罪に着せられる運命を負っているのです。

サラ・サンドは最後まで姿を現すことはありません。
ミリアムによれば、彼女の招待を受けた人はいかなる約束があろうとも
反故にし、サラ・サンドの契房への招待を優先するとのこと。
わたしたち読者はミリアムの言葉によってでしかサラ・サンドの人となりを
知ることはできないのです。
これは仕置き人として雇われている男、ピンにも同じように言えます。
ミリアムはピンがどれほど残忍かを大仰に戦慄しながら語りますが
彼も女主人同様ついぞ最後まで姿を見せることはありせん。
そう、実在するか否か、真相はすべて藪の中というわけです。。。


207:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 10:36:52
5
ユゴーもわたしたちもミリアムの語り口によって実在するとは限らない
怪物を恐れているようなものです。
せりふのみで観客を戦慄させる、巧妙な役者です。
にも拘わらずユゴーは彼女を女優と認めるどころか、一介の娼婦が
気取って女優を演じているに過ぎない、高を括ったのが命取りになりました。
まあ、無理もありませんが、、、
あれだけ電車内で挑発的な誘われ方をした以上、芝居は誘いの手段であり
本業ではないと考えるのが当然でしょう。
哀しいかな、欲望に目が眩んでいる男たちに彼女たちの本心など見えるはずが
なく、娼婦は娼婦に過ぎず、それ以上でもそれ以下でもない、
そうした〝男らしさ〝が悲劇を招きました。

二幕目では、自分を女優ではなく娼婦と軽んじた男に復讐すべく(?)、
名前を微妙に変えた女が男の目の前で命懸けの捨て身の芝居をやってのけます。
まるで、これが女優魂よ、と言わんばかりに時代物の短刀を胸に突き刺します。
実際、女は本当に死んでしまうのですが、最後の最後まで大仰なお芝居を
しているようで、なかなか真に迫ってこない。。。


208:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 10:37:40
6
ラストの死を引き換えの本気な芝居よりも、女主人の電話を切ったあと豹変する、
あの瞬間こそがもっともリアリティがありました。
ほんの少し前までは従順でこころやさしい女奴隷であった女が、次の瞬間、
さながらキルケーの如く変身して、言葉も顔つきも態度もまったく別人のように
なってしまう。
この芝居の最大の見所はまさにあそこでしょう。
快楽に溺れ、自分が支配主だと勘違いしていた男は哀れのひとことに尽きます。
けれどもね、女の本性はああしたものです。
なにもミリアムだけが大仰なお芝居をしているわけではないのです。
美しく化粧をほどこし、綺麗な衣装に身を包み、大胆な行動で男を誘惑し、
やさしく従順な女を男の前でつかの間演じますが、男が気を許した瞬間、
女は芝居を止め、鋭く研いだ爪を男に向けます。

マンディアルグはそうした女本来の性質を「演劇至上主義の娼婦」ミリアムを
とおして極めて大仰に描きました。
描かれているのは流血、エロス、自殺とかなりドラマティックな内容にも拘わらず
全体に芝居がかり過ぎているので退屈な印象を受けてしまったのが残念。。。


209:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 10:38:13
7
二幕目の女メリエムは自らの出自を語りながら、娼婦として男たちに欲望のまま
組み敷かれている最中に自分の肉体から魂が抜け出た話をします。
「自分に魂があると信じているのか?」このユゴーの失言に対して、
「そう、肉体の上に出たの。……女と本物の詩人はこんなに明らかな悟りにたやすく
達することができるのにそれを女が男に告白することはめったにないわ」
ここを読んだとき真っ先に想起したのはバタイユの黒い天使ロールでした。
ロールも娼婦まがいの日々を送ってはいましたが、博識のバタイユがついぞ
到達できなかった真理「聖なるものとは交感です」にロールはいとも簡単に辿り着いた
のです。ロールもまた内には高潔な魂を持っていた女性でした。

「あなたは、あたしの行いの形と意味を封じ込めるのに必要な証人になって
くれるでしょうし、あたしの行ったことの責任をあなたに取ってほしいのよ」(p175)
このメリエムの言葉どおり、彼女は自殺し、ユゴーは殺人の罪に問われます。
つまり、ふたりともこの世から抹消されます。
作者の思惑通り「すべては消えゆく」ために。。。


210:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/21 10:38:48
8
最後に、解説にブルトンの「ナジャ」や三島の名前が挙げられていましたね。
「ナジャ」も、三島「サド侯爵夫人」も未読なのでマンディアルグがふたりにどのような
影響を具体的な受けたのかはわたしにはわかりません。
ただ、三島の豪華絢爛な文体、作りすぎな舞台装置にかなり感化されてるな、とは
思いました。

娼婦、熱帯植物園が隣接する部屋で男のオスとしての本能が剥き出しになる、
わたしは、この設定にモームの「雨」を想起しました。
神父は聖書を説きながら、最後には欲望に負けて娼婦と関係を持ちます……。

ミリアムは娼婦を演じつつ女優意識が離れないのに、ユゴーにとって娼婦は
娼婦、快楽の道具でしかない、彼は己の欲望に負けて詩人を演じきれませんでした。

「もしもわたしが鳥ならば 体はわたしの鳥の籠
それでもわたしは飛びたった 籠を印にここに残して」 ―ガザーリ
メリウムが諳んじた詩のように最後はふたりとも、あの世に飛立ちます。。。


211:オレガノ
08/09/22 01:36:11
203-210:菜の花さん
当方もマンディアルグ「すべて消えゆく」を読了したヨ。
女優かつ娼婦のミリアムは最初はマゾヒスティックに、
そして女主人の電話を契機にサディスティックに豹変。
菜の花さんが書いている通り、ここが「この芝居の最大の見所」。
逆にいえば、それまではB級ポルノと大差なし。
時代がかった台詞回しも「演劇ごっこ」的でどうもいただけない。
それでも、テラスに熱帯植物園のある契房はなかなか雰囲気があり、
マゾからサドに変身したミリアム、そしてサドからマゾに変身させられたユゴーの、
あっという間の立場の逆転は、演劇モードならではの劇的シークエンス。

そして、2部でもう一度彼らは変身を遂げる。
一方は自殺者として、もう一方は殺人容疑者として。
菜の花さんが書いている通り、このへんは三島的演出だね。
短刀の装飾についての描写はマンディアルグらしいけれど、
メリメやゴーチエあたりと比較すると、あるいは、
マンディアルグ自身の初期の作品と比較してもやや安易な展開。
もちろん、ブルトン「ナジャ」には及ぶべくもないかな。

212:オレガノ
08/09/22 01:51:16
ブルトン「ナジャ」は好きなレシで、マンディアルグだけではなく、
バタイユやブランショにも影響を与えたんじゃないかと思うけれど、
ブルトンの誕生日があからさまに言及されたのには微笑んでしまった。
地下鉄の広告にあった「全品処分」という文字を、
「すべて消えゆく」と読むあたりも含め、
そういうこれみよがしな舞台装置はユーモラスにさえ感じたな。

澁澤とか生田が結構訳してた作家だけど、初期のを昔読んだときは、
もうちょっとペダンティックなところがある作家だという印象。
翻訳のテイストにも影響されるのかもしれないけれど。

213:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/23 08:13:32
>>211-212 オレガノさん

>それでも、テラスに熱帯植物園のある契房はなかなか雰囲気があり、
わたしもあのつくりはなかなかスリリングでぞくぞくしましたね。
性の営みという極めて原始的な生を生み出す行為の周囲は、実は死に
最も近い状況。何しろ行為の最中に熱帯植物園から人食い蛇や毒グモが
這い出してきて命を奪うかもしれないのですからね。。。
究極の快楽とはそうした生と死がぎりぎりの隣り合わせの状況でこそ得られる
ものであることは、バタイユの作品群を見てもわかりますよね。

性交の最中の絞殺、死者との交接、バタイユも必ず死を意識していました。
ところが、両者には決定的な差異がありました。
バタイユにあってマンディアルグになかったもの、バタイユは神に対する侵犯が
つねにつきまといます。死を意識しながらの性行為、それは神のまなざしの
下においてでしか真の悦楽は生じない。
これがバタイユの思想でした。

対してマンディアルグは、罰当たり的な性行為に耽るも、そこには何ら神のまなざしを
必要としない作家です。
つまり、神不在の作家です。
バタイユの作品が文学の域を超えてしばしば宗教的、哲学的にとらえられるのは
こうした理由からでしょうね。


214:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/23 08:14:00
>マゾからサドに変身したミリアム、そしてサドからマゾに変身させられたユゴーの、
>あっという間の立場の逆転は、演劇モードならではの劇的シークエンス。
シェイクスピアは人間の背信、愛憎を描きましたが、もし彼がエロス劇を描いたなら
閨房で女が一瞬のうちに豹変するさまをドロドロした感情を交えて描いたでしょうね。

>地下鉄の広告にあった「全品処分」という文字を、
>「すべて消えゆく」と読むあたりも含め、
>そういうこれみよがしな舞台装置はユーモラスにさえ感じたな。
芝居がかるあまり、こうした大仰さは滑稽さを買いますよね。
(そういうば森茉莉さんも、どう見ても黄ばんだだけのカーテンを
ロイヤル・ミルクティー色、着古して色が抜けたスカートを枯葉色、
色褪せてくすんだ、かつては鮮やかであったであろう赤いセーターを薔薇色、と
呼んでいましたね、、、こうした貴族意識、好きですけどね~♪)

娼婦ミリアムが「わたしは女優よ、娼婦を演じているだけなの」と大仰な気取った
台詞を吐けば吐くほど観客は失笑します。
「あたしは神よ」と娼婦マダム・エドワルダが哄笑し次の瞬間深い沈黙に入ると
彼女の言葉は文学的かつ宗教的に受けとられます。
両者のこの隔たり!


215:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/23 08:14:30
「神」のほかにここで鍵となるのは「沈黙」。
出ずっぱり、しゃべりっぱなしのミリアム、
哄笑する以外は沈黙に入っているマダム・エドワルダ。

世に名台詞は数あれど、あらゆる台詞のなかで「沈黙」は最高の表現なのかも
しれませんね。。。


216:えびね
08/09/23 18:27:06
>>200 オレガノさん
>「旧型の」という形容詞がえびねさんらしいけど、「斑入り」はいいね~。
いや~それが、散歩中、オカメヅタを誰かの家で見かけて、
「これかっこいい!」と感動して激写したのを、花屋さんに
見せたら、「この古いタイプのはもう栽培してないんです」
と言われて。旧型は葉っぱが大きくて、新型は小さいし、
形もちょっと変えてあるんだよね。多分生命力も強いのかな。
でも、大きい葉っぱのが欲しかったから、取り寄せてもらった
んだけど、一個だけ成長してから斑入りになってきたという訳。
斑が入るのって、突然変異?ゴルゴ13では、ストレスを受けた
とうもろこしは葉が赤く、くしゃくしゃになるとあったけど。

台風ね・・・。今年は晴れの日が少なかったせいで、お米が
不作のよう。太陽の力って大事なんだね。夏になると日傘で
日陰ばっかり求めて歩くけど、植物にとっては生命の源。
(人間でも日光だけ浴びれば何も食べないで生きられる人が
ロシアにはいるみたいだけど。独立栄養生物だっけ?)
それで先を見越してカビ米が出回ったのじゃないだろうかと
推測中!というか妄想中!( ̄ー+ ̄)キラッ

217:えびね
08/09/23 18:28:16
>>201 菜の花さん
>まあでも、文は人なりともいいますし、文章ってその人の性格、気質を
>比較的正確に現わしていますね。
そうだな~。たしかにそれは時々感じる事なんだけど、
それを言った人は多分、掲示板のシステムを意識しては
言っていないよね。「文は人なり」と掲示板で言えるのは、
自演やなりすまし、ネタを見抜いてからになると思うよ。
そうでないと、木を見て森を見ないという事態になる。
掲示板はエキサイティングな文字文化だけど、そこから
幻想を取り払うと、パソコンの文字を読み打ち込んでいる
だけのものだよ。巷が言うからではなくて、実感として、
匿名での文字のやりとりだけでは、コミュニケーションの
躍動感は薄いものだと思ってる。ちょっとキモチワルい事
を書くけど、人とのやりとりで、互いの生理を意識するのは
何よりも大事なんじゃないかな。やらしい意味じゃなくて。
それが掲示板ではできないことなんだけど。
っても生理って何を指してるのか、自分でも漠然としてるw

218:えびね
08/09/23 18:29:20
「全て消えゆく」おもしろそう。どろどろ系?
女性って、自分の考えまで一つ一つ、綺麗か綺麗じゃないか
無意識に審査してるんだよね。それで、一定の基準に達してない
と判断した時点で、「演劇」が始まる。美へのアプローチなんだね。
それにしても。二人とも演劇嫌いなのかなぁ~。しょんぼり(;´д` )
個別ファンスレの濃い空気の中で発言するのもなんかヤなんだ。
役者の○○の住所知りたいとかキスしたいとかそんなんばっかだし。
個別の演劇から出発して論理体系にまで触れるとか面白そうだけど。
劇場から出てくると、評論レベルの感想漏らしてる人がちょこちょこ
いて感心するけど、その人達はだいたい2ちゃんねらーではないw

219:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/24 16:29:28
えびねさん

>掲示板はエキサイティングな文字文化だけど、そこから
>幻想を取り払うと、パソコンの文字を読み打ち込んでいる
>だけのものだよ。巷が言うからではなくて、実感として、
>匿名での文字のやりとりだけでは、コミュニケーションの
>躍動感は薄いものだと思ってる。
相手に幻想を抱く……、これはよくわかりますね、わたしも実感として。
打ち込まれた文字列の向こうの人間に自分勝手な妄想を抱くんですよね。

>人とのやりとりで、互いの生理を意識するのは
>何よりも大事なんじゃないかな。やらしい意味じゃなくて。
>それが掲示板ではできないことなんだけど。
ああ、それはわかりますね。
千の文字言葉よりも一瞬の抱擁や、リアルなまなざしや声のほうが意味を持ち
大きな力を与えることがありますよね。
相手の温もり、まなざしのなかにある愛、実質を伴ってこそリアルに
発揮されるものが確かにあります。
ヒトは動物である以上、やはり他者とのコミュニケーションは互いの生理を
とおしてでしか得られないのでしょうね。。。


220:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/24 16:30:00
掲示板における文字だけのつながりは相手が書かなくなったらそれで
つながりは消滅ですね、、、
これをもの足りなくて寂しいと思うか、濃くなくて軽くて良いと感じるかは
人それぞれなのでしょう。。。
文字だけのつながりを否定はしませんが、相手の感触を欲するのは
人としてごく自然なことですよね。
と同時にリアルでは言えないけれども文字でなら言えることもあります。
文字だけでしか言えないことがあります。

また、リアルでの人とのつながりについて悩んでいるとき、掲示板に
書かれたささやかな何気ないひとことが涙が出るほどうれしくて、
救われることがあるのも事実です。
無論、その反対のこともありますが。。。


221:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/24 16:30:26
匿名掲示板というところは、諸刃の剣です。
わたしのささやかな体験を鑑みて言うならば、ネットの対話が楽しくて中毒と
まではいかないけれどもそれに近い状況になると必ずといっていいほど
荒らしが入るのですよ~(苦笑)
哲学板、文学板といった学問板のそれもかなりマイナーなスレなのに
荒らしはよくもまあ、こんな寒村の僻地を見つけるものです、ええ、それはもう
感心するほどです。
ほのぼの板、夢・ひとりごと板というまったり、ほのぼの、荒らし厳禁な板に
おいてさえも、そうです。

あまりにも執拗な煽りや、悪意のある中傷を受けたときはさすがにもう
2ちゃんを辞めようと思いました。。。
冷静になってみると、パソコンに打たれたただの文字列に過度な幻想を
抱いているわたしへの警告ともとれるタイミングでした。

>生理って何を指してるのか、自分でも漠然としてるw
そうですねぇ、、、相手の肉体が発している熱を帯びているもの、
温もり、感触、まなざし、声、息、かな。


222:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/09/24 16:30:56
>それにしても。二人とも演劇嫌いなのかなぁ~。
う~ん、小説ほど好きでないのは事実。。。
ちなみに映画やドラマではきらいではないです。
舞台という決められた枠、人工的な装置が苦手なのかもしれません。
舞台特有の大仰なお芝居が昔から苦手なんですよ。。。
すみません、偏見ですよね。

>劇場から出てくると、評論レベルの感想漏らしてる人がちょこちょこ
>いて感心するけど、その人達はだいたい2ちゃんねらーではないw
そういう人はおそらく自身のブログを持っていたり、また、演劇関係の
質の高いネットを見つけてコミュニティをつくっていると思いますよ。
2ちゃんでは真面目なレスは茶化されたり揶揄されたりして埋もれて
しまいがちですね。。。


223:えびね
08/09/28 17:41:13
わ~い速いレスどうもありがとう。しかもスゴイていねい。嬉しいな♪

掲示板の事でちょっと深刻に語り過ぎちゃった様な気が^^
でも、菜の花さんの話には、、ほんとにうなづけるなあ。
チャットみたいな流れでプロフィールアイコン出してれば、
少しだけど、コミュニケーションの温かみがましたり、
議論や対話もタイミングを失わずに出来るかもね。
システム次第かも。つかひろゆきガンバ。

>>221
前に対話スレでニーチェの話してた時に荒れたのは、多分、
67さんというチョイ悪コテさんの自スレに、それまでは軽い
茶化しとか揶揄だったのに、本気モードの「荒らし」ではなく
「潰し」みたいな、レスが入りまくり始めた頃だったらしい。
今回の人のも似た様な感じだな。そういう時に他が楽しそうだと
なんかヤなのかもね。疑心暗鬼になるだろうし。人間らしいよね。

224:えびね
08/09/28 17:43:19
>>222
演出が自然な順って、
映画>>>ドラマ>>>>>>>>>>演劇だよねw
まあそれぞれの様式美と言うかクオリティってあるけど。

サイトって、演劇系のミニコミとかフリーペーパーに載ってるよね。
演劇じゃなくて、小説のサイトですごいとこに遭遇した事はあるよ。
場面ごとに分析したり、作者のニュース、アート、掲示板、他も色々。
膨大なページ数でレイアウトもプロ。すごいはまってて、何度も投稿
しちゃった。そこ、ネタばれがどうので閉鎖しちゃったんだよ~(泣

話は変わるけど、食欲の秋ですよ!
胡桃の巨木がある家があるんだけど、胡桃を拾わせてくれるのね。
毎年秋になると胡桃のタルトを何度か焼く(レパコのタルトを
真似して)んだけど、それを10回は焼けそうな位貰っちゃってる。
胡桃は太るのに気をつけて食べれば、ビタミンに食物繊維が豊富で
とてもいい食べ物。大好物なんだよね。お酒にも合うし。
木の実がいっぱいなる季節だね。栗とかアケビとか。

225:菜の花携帯
08/09/30 17:41:41
ぷらら、ocn、両方とも規制…(T_T)

226:オレガノ
08/09/30 22:43:50
>>213-215 :菜の花さん

>バタイユにあってマンディアルグになかったもの・・・
そういう視点で考えてみると、やっぱりマンディアルグは中途半端かな。
同じ「死」を描いたとしても、どうも質的に随分違ってる。
バタイユのは強烈で、留保なくいきつくところまでいってる。
菜の花さんの言葉でいえば、「神に対する侵犯」にまで。
確かに、文学的というより哲学的に読まれる所以だね。
さらに、マルキ・ド・サドあたりになると、
官能とか淫靡だとかいう形容はぶっ飛んでしまって、
もう笑ってしまうぐらいの境地に(笑

一方、バタイユとは違う系列でのポエジーのある物語ということでは、
(つまり、ブルトン「ナジャ」の清冽ともいえる系列ということでは、)
デュラスなんかがいると思うけれども、日本では誰がいるんだろう???

227:オレガノ
08/09/30 22:45:43
(つづき)

>そういうば森茉莉さんも・・・
気紛れマリアは気違いマリアと紙一重、ってとこがありそう。
でも、鴎外の娘だけあって、贅沢貧乏であり優雅だね。
「甘い蜜の部屋」を含めて何作か読んだことがあるけど、
登場人物はかなり芝居がかってるし、舞台装置も鮮やかな印象。
ちょっと宝塚的というか、ヴィヴィッドな油絵というか。。。

逆に、尾崎翠の作品が持つ色調は、うーん、そうだなぁー、
淡いパステル画、朝靄に包まれた高原、という感じかな?
劇というより、サイレントのプライベート・フィルム的な匂い。

228:オレガノ
08/09/30 22:47:20
>>216 :えびねさん

>斑が入るのって、突然変異?
うーん、わかんないけど、突然変異かもね。
逆に斑入りの葉で斑が入らなくなる「先祖がえり」はよくあるみたいだね。
町を歩いてたり、ドライブしてるとき、つい庭に目が行ってしまって、
あーこのオリーブいいな、このコニファーと同じ樹形の奴が欲しい、とか、

>太陽の力って大事なんだね。
生物の基本は光と水だなぁって、植物を見てて感じるけど、
当方は太陽大好き人間で、夏でも一日中外にいるのも平気。
だから、まだ浅黒い肌をしてて、
よく「海に行ってきたの?」と聞かれるけれど、今年は1回も。
まさか「庭弄りのための園芸焼け」とかいえないしなあ。。。

229:オレガノ
08/09/30 22:50:38
(つづき)

>それにしても。二人とも演劇嫌いなのかなぁ~。
最近は演劇を見ることもぜんぜんなくなったけど、
下北あたりのアングラ劇場っぽいところに足を運んだことも。
ベケットは大好きですヨ。

230:えびね
08/10/01 18:31:32
菜の花さん乙です。文学の話とは関係ない話だけど、
サブプライムショックだかであぶく銭を失った人たちが
パニック状態で2ちゃんになだれ込んでいて大変みたいだね。
ただ暴れるのもなんだからついでに祭りも、みたいな感じで。

日本で個人的に株やってる人もちょっと変じゃないかな。
あれは財テクじゃなくて、ギャンブルだから、流れは水物。
ポーカーや麻雀をやると場の怖さがしみじみと分かるんだけど、
だいたい、何の方策も裏テクも知らないで現金を賭ける神経が
どうかしちゃってると思うよ。確率の世界は本当に怖い。
しかも、“最低”億単位で資金を動かせる訳でもないのにね。
大手金融機関幹部と仲良しって訳でもないのにね。怖いよ。
私はキングボンビーと呼んでるけど、一度疫病神に憑かれたら
もう、じっと大人しく場が変わるのを待つしかないんだよね。
パニックになって暴れるとよけい不利にもってかれてしまう。

231:えびね
08/10/01 18:33:21
>>228 オレガノさん

園芸はお日様をいっぱい浴びれるのもあって楽しいよね。
庭で日光浴なんて贅沢なんじゃないかな?いいことだよ。
エートルさんって黒いんだ。黒くなりやすい人っているなあ。
自転車で一時間漕いだだけで真っ黒になるとか。健康的だね。
私はぜんぜん焼けない方。人から白い白いとよく言われてる。
小学校の頃、友達と三人でプールに行って、誰が一番焼けるか
競争した事があったけど、何度やっても一番ビリだったよ。
肌の事で「ロシア人」とか「冬の北海道」とかあだ名されたりw

>>229

ベケット。うう~、残念。まだ知らない、けど興味はある。
私名作を知らないなあ。ウィキ見ると、メタフィクション
の形式が得意みたいだね。これは読んでおかなきゃ。
「ゴドーを待ちながら」がどこかで上演されるのも待ちながら。。。

パフォーマンスと演劇の中間みたいなのはよく観に行ってて、
でも最近は私も観なくなっちゃった。舞台美術の複雑なのが
好き。演技者が舞台中央で自転車を漕ぐと、装置で連動されて
セットが回り出したり林檎がナイフで剥かれたりするような。
ピタゴラスイッチみたいな感じの。
下北はよく行ってたなあ。本多劇場とかスズナリとか。
ちょっと奥の方にはギャラリーとか骨董屋とか多いし。
あそこ役者さんがよく歩いてるよね。
ラーメン屋で奥田瑛二と話しながら食べた事があるw

232:オレガノ
08/10/02 01:14:42
今日は時間がないので書き忘れてたことを2つばかりだけ。

菜の花サン
あっちの板のスレが見れなくなってるみたいだね。落ちちゃったかな?

えびねサン
>私は、女性です。。。
ってあっちに書いてあったみたいなんだけど、ホント?
ちょっとびっくりしちゃって。
いやまあどっちだって、あるいは中間だっていいんだけど(笑

>>219 以降のレスについては今度時間のあるてきにまた。

233:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/10/03 12:28:35
1
ふうぅぅっっっ、やっと解除きましたよ。。。

>えびねさん

>わ~い速いレスどうもありがとう。しかもスゴイていねい。嬉しいな♪
いえいえ、どういたしまして♪
う~ん、自分ではていねいだと意識したこと一度もないんですよ~
書いているときって夢中になってるから、今○○だ、という自覚は
皆無なんですよ。(汗

>掲示板の事でちょっと深刻に語り過ぎちゃった様な気が^^
まあね、でも匿名掲示板を利用している人ならばこうした問題に
誰しも一度は突き当たると思いますね。。。
書かれた文字はただの記号であり、文字列に過ぎなくてもその向こうには
それを書いている生身の人間がいるのは確かですからね。
その人間に幻想というか妄想を抱くのはある意味とても人間らしいことだと
思うんですよ。過剰すぎるのは怖いけど、、、
少なくともわたしにとって書かれた文章は書物であれ、ネットであれ
たんなる記号ではありません。。。

234:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/10/03 12:30:58
2
>でも、菜の花さんの話には、、ほんとにうなづけるなあ。
ありがとうです♪ うれしいです♪♪

>チャットみたいな流れでプロフィールアイコン出してれば、
>少しだけど、コミュニケーションの温かみがましたり、
>議論や対話もタイミングを失わずに出来るかもね。
そうですねえ。。。対話にはやはり温もりというか熱が必要ですよね。
わたし、ネットをやり始めて数年になりますが未だにチャットってしたこと
一度もないんですよ、、、
どこかそういうチャット専門のサイトがあるのかなあ……??

235:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/10/03 12:31:31
3
>今回の人のも似た様な感じだな。そういう時に他が楽しそうだと
>なんかヤなのかもね。疑心暗鬼になるだろうし。人間らしいよね。
疎外感ですかね……、あるいはルサンチマン。
祭りの輪に入れない人は輪を乱すことによってでしか注意を
惹けない。
確かに和気藹々と盛り上がっているところに入り込むのはなかなか
勇気が要りますからね。。。
人が楽しくしているのが許せないんでしょうね。

>場面ごとに分析したり、作者のニュース、アート、掲示板、他も色々。
>膨大なページ数でレイアウトもプロ。
神技のようですね! そんな素晴らしいサイトなら一度くらい行って
みたかったなあ。。。
作者の熱意が伝わってきますよね。

>そこ、ネタばれがどうので閉鎖しちゃったんだよ~(泣
人気のサイトにアンチはつきものですね、、、
人気が上れば上るほど、やっかんだり、難癖をつけて足を引っ張ったり、
エネルギーの損失だなあ。。。

236:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/10/03 12:32:32
4
>毎年秋になると胡桃のタルトを何度か焼く(レパコのタルトを
>真似して)んだけど、それを10回は焼けそうな位貰っちゃってる。
お菓子を焼くのですね!
わたし、お菓子はほとんどつくらないんです。。。。。
つくるとしても簡単なホットケーキとか蒸しパンとか、フルーツ寒天とか、
そのくらい、、、
家で間食ってあまりしないんですよ。会社にいるとお茶の時間に甘いお菓子の
差し入れをよくいただくのですが、食べきれずに持って帰ったり、
ともだちにあげたりしてます。
ケーキを食べるのは、ともだちと食事したあと、コーヒーを頼むついでのときくらい。
甘いもの、好きなんだけどな…

胡桃はわたしも香ばしくて大好き♪

>日本で個人的に株やってる人もちょっと変じゃないかな。
>あれは財テクじゃなくて、ギャンブルだから、流れは水物。
ギャンブルって運と才能(資質)に恵まれた人のもののような。。。
素人が下手に手を出すと痛い目に遭いますよね。
お金を侮ってはいけないということかな……、


237:菜の花 ◆Fafd1c3Cuc
08/10/03 12:34:21
5
>オレガノさん

夢・ひとりごとのスレがdat落ちしてしまいました。。。
運営は700スレで切ったようです。全部で740スレくらいありましたから。。。
新スレを依頼して立ててもらうかどうか、しばし検討中、、、
使い切れなかったらもったいないし…
ここで代用できればここでもいいし
少なくとも学問板、それもかなり過疎板の文学板は少しくらい書かなくても
dat落ちする心配はありませんものね。。。
↓ここで落ちたスレが見られますが、697 レスまでしか収納されてない・・・
見たいブロックをクリックすると何十レスかまとめて見られますよ
スレリンク(yume板)/ba
澁澤龍彦全集のうちの創作集、借りてこようかな。
「狐のだんぶくろ」とか「ねむり姫」「唐草物語」読んでみたいです。
澁澤龍彦スレで澁澤初心者にお薦めの小説だとか。

p.s
寒くなったので炬燵出しました。のだめ色全開っっ!
関係ないけど、エヴァンゲリオン初号機の発動するときの音楽、好きです♪
レンタルで借りてきて再度見てます♪♪
オープニングの歌で初号機の翼が双翼ではなく幾翼にもなっているシーン、萌え~~♪
URLリンク(jp.youtube.com)
「甘き死よ きたれ」もすごくいいですね♪ 詩はちょっと暗いけど…
URLリンク(jp.youtube.com)
エヴァのなかで男のエロスを一番感じさせるのは、加持さんでも、碇司令でも
渚カヲルでもなく、エヴァンゲリオン初号機ですよん♪ (断言!)
エヴァの歯って肉食恐竜のなかでも最も凶暴なティラノサウルスの
歯ですよね~、発見だお♪
言葉を持たないエヴァの咆哮、やっぱこれもティラノサウルスですよね~


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