【覇権国】アメリカ文学総合スレpart2【チアガール】at BOOK
【覇権国】アメリカ文学総合スレpart2【チアガール】 - 暇つぶし2ch200:吾輩は名無しである
09/09/23 03:49:37
…そんなシーンあったっけ?ww もうぜんっぜん覚えてねえ(苦笑
じぶんは大江のね確か、『厳粛な綱渡り』読んでて読みたくなったんだわ。
ひと夏のあいだずーっとそれ読んでたとかなんとかつーくだりで。
たまたま旧訳の文庫を持ってもいたし。―山下達郎のレコジャケみたいなww
表紙のやつ。

201:吾輩は名無しである
09/09/23 06:03:37
Deanが1台目の車をかっぱらってどっかに行く
戻ってくる、車が新しくて綺麗な2台目にかわっとる
警官とかが騒ぎ始める
その傍らでDeanがまた別の3台目の車をかっぱらっていく
数分後また別の4台目の新品の車で帰ってくる
4台目の車でどっか行く
SalとFrankieはタクシーで帰宅
そのタクシーをDeanが4台目であおる
Deanが150キロの速度でぶちぬいていく
4台目をFrankieの家の前に停めたかと思うとまたどっかに出て行く
Salがタクシーを降りてまっとると5台目の別の車で帰ってくる
家の前に停める
車を降りて布団に入ってキューバタン
SalがDeanを起こして2人で5台目の車を捨てに行く

Salの冷静な筆致もあいまって笑いがこみあげてくるww

202:吾輩は名無しである
09/09/29 23:24:55
30近くになって『若草物語』にはまるとは、思ってもみなかった

203:吾輩は名無しである
09/11/23 18:32:47
アン・モロー・リンドバーグ1906-2001
『海からの贈物』の著者であり、女性飛行家の草分け的存在として知られる
アン・モロー・リンドバーグ。

1953年、チャールズが、『翼よ、あれがパリの灯だ』を出版、
翌年、ピューリッツァー賞を受賞した。
1955年、49歳の時、アンは家族から離れ、海辺で休暇を過ごす。
その時の思索を書き留めた『海からの贈り物』が
アメリカでベストセラーになる。

2001年、94歳の時、アンは自宅で静かに息を引きとった。
URLリンク(www.bookclubkai.jp)


204:吾輩は名無しである
09/12/30 12:25:11
アメリカ人作家の文学で20世紀の名作というアンケートで
ベスト20に入りそうなものってどういうものがありますか?

思いつくのは怒りの葡萄、誰がために鐘が鳴る、グレイトギャッツビー
ライ麦畑このあたりですが
他にありますか?

205:吾輩は名無しである
09/12/30 14:01:16
>>204
20世紀世界小説ベスト20に入るアメリカ文学という意味?
それとも20世紀アメリカ小説ベスト20に入る作品と言う意味?

前者であれば
 フォークナー「響きと怒り」or「アブサロム、アブサロム!」
 ナボコフ「ロリータ」
 ピンチョン「重力の虹」
それに加えてアメリカの世紀ということを反映した特別枠で
 フィッツジェラルド「グレート・ギャツビー」
といったところを中心にあと数冊入るかってことになりそうな気がする。
20にまで絞ってしまうと。

後者であれば国内向けの小説だけでなく
大衆小説やジャンル小説に近い作品まで考慮しないといけなさそうだから
幅が広過ぎて何が何だかって気が…

206:吾輩は名無しである
09/12/31 01:44:54
URLリンク(www.green.dti.ne.jp)
2月上旬刊
トニ・モリスン 『ジャズ』
(ハヤカワepi文庫 予価1050円

207:吾輩は名無しである
09/12/31 12:29:33
文庫なのに千円超えてるとどうなってるんだ、えぇ?と思う。
ああ採算が取れないってか、分かったよ。

208:吾輩は名無しである
09/12/31 14:58:09
マラマッド『喋る馬』が刊行された。柴田元幸による短編選集だが、
久しぶりの新訳ではないか。第二次大戦後に活躍したアメリカ作家
でいちばん気に入っているのがマラマッドだ。ベロー、ピンチョン、
アップダイク、サリンジャーなども読んでいるが、もうひとつで、
スタイロンだけが対抗馬という感じ。もちろん私見だが。

209:185
09/12/31 16:03:44
スタイロンは大学に入りたてのころに読んだけど、
『ソフィーの選択』は人種差別を扱っていながら
文章から作者自身の差別観が見え隠れするような
気がした。

210:吾輩は名無しである
09/12/31 16:05:04
>>209の名前欄に以前レスしたときの番号が入ってた…orz
ミスです。

211:吾輩は名無しである
09/12/31 17:11:00
白人ならたいてい人種差別の感情は持っている。それを理性で克服
しようとするかどうかが問題だ。特にアメリカは歴史上ずっとこの
問題に対処してきた。『闇の中に横たわりて』も『ナット・ターナー
の告白』も作者自身の内的葛藤の賜物だ。

212:吾輩は名無しである
10/01/01 13:41:31
いま日本の最高支配者は薩長連合(鹿児島県、山口県)の田舎侍です。

・坂本龍馬は日本をいまも破壊しているテロリスト薩長連合の工作員だっただけの者です。
・織田信長の時代から戊辰戦争まで、鉄砲隊のガンパウダーはガンパウダー1樽につき、
日本人の若い娘50人を海外に売ることで調達していました。

・自殺者3万人(実際は8万とも)は薩長連合が原因です。日本はいまだに武家社会です。
・明治維新テロは薩長連合が海外の貴族やユダヤから金を借り(年利18%)て起こした国家転覆テロ。
・総理大臣、大蔵大臣、外務大臣や公安、警察、自衛隊の歴代トップは鹿児島県、山口県、
高知県、佐賀県、 長崎県出身者ばかりです。 公務員は薩長連合の使用人です。
公務員は国民を支配する道具。国策捜査は薩長連合やアメリカのための捜査です。
・日本経団連の企業は明治以前からの支配階級の関係者が興したものばかり。
・アメリカを代表する洗脳の専門家アーネスト・ヒルガードは戦後来日して
「戦後日本の教育の非軍事化」のために働き、スタンフォード大学からその功績を讃えられます。
鳩山由紀夫もスタンフォード大学卒業です。洗脳はいまも続いています。
・薩長連合は株式会社ゆうちょ銀行の郵便貯金を海外の貴族やユダヤに差し出そうとしている。
・アメリカ財務省証券購入で日本人は毎年アメリカに30兆円以上差し出している。
・日本人が貯蓄した金が海外にいき、信用創造で1000倍になりそれで日本の土地が買われる。
日本は破産し、IMF管理下でも 薩長連合は安泰で国民はIMFに感謝するように洗脳される。
(洗脳支配  苫米地英人  株式会社ビジネス社)
日本の政治家には朝鮮人がいます。安★部、小★泉、菅★、小★沢。
2ちゃんねるはトウ一きょう会が運営してIP集めや、自作自演して洗脳工作する場です。
URLリンク(jb)★bs.liv★edoor.jp/bbs/read.cgi/news/20★92/11★94947143/
薩長連合は戦争やシベリア抑留で日本人の抵抗勢力を殺したのか。戦争は自国民を殺すためにも使われる。
薩長連合のために警察がインターネット規制をする。今年東京では匿名でネットカフェから情報を発信できなくなる。
情報遮断、ネット情報遮断、ネット検閲は戦後の洗脳と同じやり口。薩長連合は日本人ではない。w

213:吾輩は名無しである
10/01/04 00:46:02
カーソン・マッカラーズ最近読んでいる人いるのかね?

214:吾輩は名無しである
10/01/04 01:31:02
>>213
一般ではほとんど読んでいる人がいないと思う。
本屋にマッカラーズ置いているのを見たことがないし。
読むとしたら、英文学専攻の学生か研究者くらいかと。

大学の学部生向けアメリカ文学史でも、担当教官が
マッカラーズ好きでない限りはほとんど名前が出ないと思う。

個人的には、The Ballad of the Sad Cafeは読んだ。
最初は奇怪な雰囲気の作品だと思ったけど、5年くらい経った
いまでも覚えているから印象深い小説だったと思う。

Amelia、Cousin Lymon、Marvin Macyの三角関係や
その移り変わりとか、最後の囚人の場面がしみじみとした
読後感を作り出すところとか、けっこういいと思った。

215:吾輩は名無しである
10/01/04 01:38:28
ヘミングウェイ、フォークナー、スタインベックだと、

【一般の知名度】
ヘミングウェイ>スタインベック>フォークナー

【作品の読みやすさ】
スタインベック≧ヘミングウェイ>フォークナー

【アカデミックな文学的評価】
フォークナー≧ヘミングウェイ>スタインベック


という感じかな…?
もちろん、どの作品かにもよるだろうけど。

216:吾輩は名無しである
10/01/04 01:52:38
マッカラーズの『心は孤独な狩人』や『結婚式のメンバー』など文庫本で
持っていて、時折読み返すんだが、そういう人はいないのかなあ?

217:吾輩は名無しである
10/01/04 02:10:33
『心は孤独な狩人』探している人多いね。自分の所にも時々本を貸してほしい
と言ってくる。10年くらい前までは古本屋でも見かけたが、最近はとんと
見かけない。気に入った人が多くて、手放さないんじゃないかな。

218:吾輩は名無しである
10/01/04 21:47:47
>>215
評価に関しては、その順番であっているけれども、それぞれの差はそれよりもはるかに大きい

219:吾輩は名無しである
10/01/05 21:05:55
>>212
>日本の政治家には朝鮮人がいます。安★部、小★泉、菅★、小★沢。

よくネットで読みますが、小泉さんは先祖に朝鮮系の血も入っていると
かよく聞きましたが、あとの人達はどうなのでしょう?
ただ、そうであてももうみな帰化しているのでしょう?


220:吾輩は名無しである
10/01/06 02:13:46
文学とは関係ないこと書くな!

221:吾輩は名無しである
10/01/06 03:08:48
フォークナーなら、最初にどれを読むのがおすすめ?

ちなみに高3のときに『響きと怒り』をベンジー・セクション
(第一章)の終わりまでは読んだけど、そこで挫折してる。

うちには『八月の光』と『サンクチュアリ』もあるけど、
『響きと怒り』の難解さがトラウマになってまだ手をつけてない…。

222:吾輩は名無しである
10/01/06 05:51:30
フォークナーは評論家心をくすぐるだけの存在

223:吾輩は名無しである
10/01/06 11:37:52
やっぱフォークナーは一般受けはしないよね…。

うちにある『八月の光』を見て、友人が
「これって原爆の小説?」と勘違いしてた…。

224:吾輩は名無しである
10/01/07 01:06:37
フォークナーよりマッカラーズだろ。

225:吾輩は名無しである
10/01/07 01:43:51
>>221
ヨクナパトファ・サーガは
いっぺん日本語の概説書でざっと
人間関係洗ってから読むのもありかもよ
大橋健三郎が中公新書で出してた『フォークナー』とか。

226:吾輩は名無しである
10/01/07 03:15:38
>>225
情報どうもです。
調べてみたら、大橋健三郎は新書以外にも
フォークナーの研究書をたくさん出している
みたいですね。本屋や大学の図書館などで
探してみます。

227:吾輩は名無しである
10/01/07 07:29:00
マッカラーズは女性版フォークナーと言われていると
学部のアメリカ文学史で習ったけど、同じ南部文学だと
いう以外に似たような特徴ある?

228:吾輩は名無しである
10/01/08 03:10:56
女性版フォークナーはむしろオコナ―だろう。

229:吾輩は名無しである
10/01/08 03:15:19
『心は孤独な狩人』タイトル気になる。読みたい。どんな話?

230:ろばくん
10/01/08 04:19:26
きいてくだちゃい!!!

ろばくんわ、アメリカ文学のこともなんでもしっています!!!
ろばくんわアメリカがだいすきです!!!

231:吾輩は名無しである
10/01/08 16:01:05
『響きと怒り』は1章でベンジ―のこころに同化できるかが鍵になる。
子供の頃の兄弟愛を断片的に思い出す、その甘酸っぱさに共感できれば、
一気に読み通し、最終章で圧倒的な感銘に見舞われるだろう。

232:吾輩は名無しである
10/01/08 21:43:35
岩波文庫の響きと怒りは場面転換表がついていたりと親切だから
それを読めば難しいことはないんじゃない?

>>231
自分の場合は話の中身より手法が凄いと思ったんだが…
そのせいで後半2章は大分拍子抜けしてしまった。

233:吾輩は名無しである
10/01/08 23:28:57
結局、手法はどれだけ効果を上げているかが大事で、それ自体の目新しさは
問題にならない。

234:吾輩は名無しである
10/01/09 01:34:48
>>231
ベンジーに甘酸っぱさなんかあるわけないだろ。
それは同化ではなく読者の感慨をベンジーに押し付けているだけだ。

235:吾輩は名無しである
10/01/09 01:42:12
白痴にだって感情はあるんだよ。頭悪いねえ。

236:吾輩は名無しである
10/01/09 01:54:04
あるのは圧倒的な喪失感で、甘酸っぱさなんてセンチメンタルなものじゃないって言ってるんだよ。
まあそんなレスの返し方する人に何を言っても無駄だろうけど。

237:吾輩は名無しである
10/01/09 02:00:12
センチメントがベンジーにないと何故言いきれる。
所詮お前の見方にすぎんのだよ。

238:吾輩は名無しである
10/01/09 02:03:09
>>235

>>234の言い方はキツいけれど、その論旨には賛成するなあ。
たしかにベンジーには感情も感傷もあるだろう。そしてその断片は
ベンジーの語りから読み取ることができる。

でも、その感情とやらがああいうブッタ切りのかたちで語れれば語られるほど、
むしろその素材の背景にある実体めいたものの行方がわからなくなる。

もっと言えば、共感の対象となるような統一的な人格みたいなものを
あらかじめ拒否するようなかたちで、フォークナーは記憶や表明を扱っている。
もちろん断片を手がかりに「共感」「同化」を試みるのも不可能じゃないけど、
そういう読みはむしろフォークナー以外の作家に向いている気がするんだよね。

239:吾輩は名無しである
10/01/09 02:06:41
>>237

236じゃないけど応答してみるよ。
センチメントはベンジーにはある。そして誤解をおそれずに言えば、
フォークナーはきわめてセンチメンタルな作家だと思う。

しかし。
読者がそうしたセンチメントをばらばらに見出しても、そこにおよそ「共感」できないような、
フォークナー好みの形容をつかえば「うずまき」がグルグルまわっているようなカタマリが、
フォークナーの小説に出てくる人間なんじゃないかな。

センチメントがあることと、それが「共感」や「同化」を許容するかということは別物だと思うんだ。

240:吾輩は名無しである
10/01/09 02:13:58

何を言いたいんだか、よく分からん文章だ。

241:吾輩は名無しである
10/01/09 02:20:07
>>240

それぞれの命題の根拠はさしあたり書かずに、おおまかにまとめよう。

1. ベンジーにたいする読者の態度として、共感ならびに同化はふさわしいだろうか。
2. 共感ならびに同化は、少なくとも読者にとって理解可能な人格の全体像を必要とする。
3. しかしフォークナーは、そのような全体像をむしろ攪乱するような語りを用いる。
4. したがって共感ならびに同化はベンジーの読みとしてふさわしくない。
5. したがって「最終章で圧倒的な感銘に見舞われるだろう」保証もない。

242:吾輩は名無しである
10/01/09 02:20:16
まあ、何をどう共感するかは読者ひとりひとりの自由であり、
その場合、作者の意図がどうかは一切関係ないという
文学観賞の基本を押さえておくべきだな。

243:吾輩は名無しである
10/01/09 02:20:54
感傷の有無が問題というよりは、ベンジーの視点は語り方からも明らかなように
過去を振り返るものではなく、(フォークナーがよく言うように)現在と過去の区別がないというのが重要で、
常につきまとう喪失感も現在のものでしかありえない。だから「子供の頃の兄弟愛を断片的に思い出す、その甘酸っぱさ」なんて
ノスタルジーに還元できるものではない。

244:吾輩は名無しである
10/01/09 02:25:25
あと、統一的人格がないから共感は不可能だというのは同意

245:吾輩は名無しである
10/01/09 02:26:59
>>242

そのとおりで、たとえばベンジーの近親相姦にたいする欲求を見出して
ハァハァすることも読者も自由だ。際限のない相対主義に陥る覚悟があるならそういう
台詞も言っていい。だけど、かりにも読者として「よりよい鑑賞がある」ことを
信じあるいは望むなら、そこで議論を放棄しちゃいけないんじゃないか?

たとえば>>231だって、ひとつの読みが「鍵だ」なんて規範的な言葉を使っているんだから、
そんな自由は振りかざせないはずだよ。

246:吾輩は名無しである
10/01/09 02:32:36
読者のひとりとして、こういう読み方があると他者に教えることは許されていい。

247:吾輩は名無しである
10/01/09 02:37:38
243の現在の喪失感って何だ?過去を振り返ってはじめて喪失感を抱くものだろう。

248:吾輩は名無しである
10/01/09 02:50:37
>>247
ベンジーの嘆きは、時間を前から後ろに流れるものとして捉えられない以上、「あったものがなくなった」ことによるものではなくて、
「あるべきものがない」ことによっている。たとえばベンジーは自分のペニスが「なくなった」ことをいつも知っているわけではなく、
それが「ない」ことに毎回気づいて泣くわけ。

249:247じゃないけど
10/01/09 03:03:00
>>248

それはよくわかるんだけど、ではどうやって「気づき」が可能になるんだろうね。
つねに現在に直面するしかない知覚ならば、すべて肯定してもいいじゃないかな。

気づきや、そこからわいてくる嘆きというのは、やはり空間的なだけでなく時間的な
広がりも必要とするのではないかなと、そう思うわけですが。

250:吾輩は名無しである
10/01/09 03:04:02
243はあくまでベンジーにセンチメントがないと言い張るのかね?

251:吾輩は名無しである
10/01/09 03:06:45
>>250

>>243はセンチメントがあるかないかが問題じゃないって言ってるだけじゃん。
ただしノスタルジックなセンチメントはベンジーの時間感覚上ありえない、と。

>>241はむしろ共感の構造を問題にして、共感されるだけの人格の統一がないって、
フォークナーの語りの特徴に注目してい言っているんでしょ。

252:吾輩は名無しである
10/01/09 03:07:59
なんや難しい話になってきたな

253:吾輩は名無しである
10/01/09 03:08:20
>>247
時間的広がりはあるよ。過去の記憶がないわけじゃないんだから。
だから「ある」という過去の状態も知っている。ただそれをベンジーは過ぎ去ったものとして捉えていない。
過去⇒現在という直線的な広がりではなく、重層的な構造になっている。そういうことじゃないでしょうか。

254:吾輩は名無しである
10/01/09 03:09:35
>>253>>249あてね

255:吾輩は名無しである
10/01/09 03:13:26
統一した人格がなくても共感は可能だよ。
236はセンチメントはないと言ってるな。
243になると問題じゃないと誤魔化している。

256:吾輩は名無しである
10/01/09 03:17:07
>>255
センチメンタル(感傷的)とセンチメント(感傷)は違うものだろう。
それくらいわかってくれ。

257:吾輩は名無しである
10/01/09 03:17:44
>>253

そうですな。直線的な広がりではないが、重層的に広がっている。
たしかにそれはよく分かる。失語症患者や自閉症患者の類比を用いるまでもなくね。

そしてその解釈によれば、重層的構造の下部に属するイメージと、上部に属する
現在の(現在に近い)イメージのズレから「気づき」が生まれることになる。

だけど、その「気づき」は>>248にあるような「嘆き」になるんだろうか。
それを「嘆き」と呼んでいいんだろうか。たとえば「野生の棕櫚」の最終章の
主人公の(かの有名な)「嘆き」とどう違うんだろうか。それとも同じなのか。

愛着のあるイメージと、ないイメージの落差から生まれるものは、たんなる感情の
爆発であっても嘆きではないように、おれは思う。だから、それをあたかも嘆きのように
語るフォークナーは、とってもセンチメンタルではあると考えてしまうんですわ。


258:吾輩は名無しである
10/01/09 03:22:45
>>257
それは確かにそうだね。「嘆き」と呼んではいけないものかもしれない。
その点に関してはクエンティンセクションの主題のひとつであるようにも思う。
クエンティンはコンプソン氏が指摘するように、まさに「なくなった」と言うことで「あった」ことにしようとしている。
いわば嘆こうとする。けれども、実はそれは元からないものだということに気づいて死んでいく、ということだと思う。
フォークナーにセンチメンタルな側面があるのはそうだろうけど、一応自分でも気づいているんじゃないかな。

259:吾輩は名無しである
10/01/09 03:23:07
センチメンタルとセンチメントがどう違うか、説明してくれ。

260:吾輩は名無しである
10/01/09 03:27:50
それから「野生の棕櫚」の最後は、あれはセンチメンタルなんだと思うw

>>259
日本語でセンチメンタルというのが普通どういう意味で使われるか知っているでしょう。
対してセンチメントというのは悲しんだりする心の動き。
もうくだらない揚げ足とりのようなことはやめなさい。

261:吾輩は名無しである
10/01/09 03:28:54
>>258

いや、けっこう納得できました。ちなみにフォークナーをくりかえし感傷主義者よばわり
したのは、感傷をかるがると操ってみせたかのナボコフだったわけですが…ナボコフの記憶
の扱いというのは、重層的「構造」すらとっぱらって、トランプをシャッフルするようで
いかにも小気味よい。この二人の対比はあまり見たことがないが、素人目からすると面白そうだ。

てことで、寝ます。



262:吾輩は名無しである
10/01/09 03:29:31
またも誤魔化している。
都合が悪くなるときちんと説明しない。

263:吾輩は名無しである
10/01/09 03:38:48
くだらない、だと。自分の文章にもっと責任を持て。

264:吾輩は名無しである
10/01/09 03:40:37
ixion時代以来の面白い書き込みを見たなー

265:吾輩は名無しである
10/01/09 03:41:46
そうかい。それはよかったね。

266:傍観者だが
10/01/09 03:43:33
>>262
センチメントを扱ってもセンチメンタルになるわけじゃない
女とやりてーつうセンチメントを語っても、その語りは日本語でいうところの
センチメンタルな、つまりナイーブな内容にはなるわけじゃない

そういうことじゃね

267:吾輩は名無しである
10/01/09 03:45:03
フォークナースレかとオモタ

268:吾輩は名無しである
10/01/09 14:53:40
260は自分の言いたいことだけ言って逃げたな。
フォークナーは難解な手法や錯綜した文体を用いているが、
読者が作品から受け取るものはきわめて原初的な愛だったりする。
それに気づき共感できれば、この作家はアカデミックな評価でなく、
身近な存在になるのではないか。


269:吾輩は名無しである
10/01/09 18:25:23
あいうえお

270:吾輩は名無しである
10/01/09 23:17:36
>>268

きみは共感しなけりゃ作家を身近に感じられないのか
アカデミックとやらでなけりゃ作家の意図にそった読み方ができないのか

271:吾輩は名無しである
10/01/09 23:35:14
もう相手するなよ

272:吾輩は名無しである
10/01/09 23:36:20
268は221に対して言っている。フォークナーを身近に感じるために。
「アカデミックとやらでなけりゃ作家の意図にそった読み方ができないのか」
ほんと頭悪いな。268のどこをどう読めばそんな解釈になるんだ。
あほらし。

273:吾輩は名無しである
10/01/10 05:34:43
まあ、世の中バカが多いので、そうカリカリしなさんな。

274:吾輩は名無しである
10/01/11 01:23:47
フランクリン自伝の翻訳は、どこのがいいですか?

275:吾輩は名無しである
10/01/11 03:19:50
238・239・241・245・249・257・261はixionが書いたものだろう。
さあ答えなさい。

276:吾輩は名無しである
10/01/11 14:33:48
>>274
比較したことないからどこのやつが良いとは言えないけど、
うちにあるやつは中央公論新社のやつ。翻訳はけっこう
読みやすかった。

近くに大きな本屋もしくは図書館があれば、最初の
数ページだけを比較してみて、自分が一番気に入ったものを
読み進めてみたらいかがでしょうか。

277:吾輩は名無しである
10/01/11 15:04:15
>>276
中公クラシックですね。世界の名著の。
読みやすいのなら、それにしてみます。
ありがとうございました。

278:吾輩は名無しである
10/01/16 12:59:50
フラナリー・オコナ―を読んだので、次はカーソン・マッカラーズを読みたい
んですが、どれがいいんですか?

279:吾輩は名無しである
10/01/16 20:51:54
>>278
個人的には、「悲しき酒場の唄」が入っている短篇集が
彼女の世界観をつかむのには一番いいと思う。

280:吾輩は名無しである
10/01/16 23:03:39
入手しにくいが、『心は孤独な狩人』は必読だね。


最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch