平野啓一郎と■大江健三郎 PART40■新たな文学をat BOOK
平野啓一郎と■大江健三郎 PART40■新たな文学を - 暇つぶし2ch34:吾輩は名無しである
07/04/26 10:12:45
平野氏は、独自の文学観を持っている。
それを文章化したものが『新潮』の編集長・前田逸夫氏に宛てた手紙であろう。
「贅言― 『日蝕』の為に」における「愚評」への反論の中で、その一部を垣間見ることはできる。
「愚評」というのは、平野氏自身が用いている言葉である。
この言葉からも分かるように、氏は、強い態度で反論に臨んでいる。
私はこのような態度の背景に、平野氏の文学に対する確固たる信念を感じ、
非常に好ましく思った。


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