07/12/17 01:29:15
ケータイ小説、というかその読者に問題があるとすれば
ケータイ小説「しか」読まないってことだと思う。
ケータイ小説と言えども一応は文章だし物語なわけで、
平易な文体で若者にも理解しやすいっていうのは
若い人たちの読書への入り口には最適とも言える。
だけど彼らは「ケータイ小説」というジャンルから出ようと
しないし、それどころかあいかわらずそれ以外のジャンルの
小説にある種の固定観念を持ったままだ。
ということは、僕たちがここで論じる以前に
ケータイ小説の読者自身が、ケータイ小説はいわゆる「小説」
とは別個のものだと認識してることになる。
ケータイ小説がもっと発展的な、つまり読書への「入口」
となれれば、その価値はもっと高まると思うんだが。
それが残念。
と大学生の若者が言ってみる。