08/06/01 04:58:43
百歩譲って(という程の異論もないんだが。まぁともあれ)ガクシャが
文士だとして、しかし彼らが奉じている「つもり」の知と、芸術は、
全くのベツモノでしょうよ。―そして俺は畢竟、事物にしか興味が
ない人間なんだとそう、云っているだけ。
それと、オカネになんなきゃ、読んだり書いたりはしないのかという。
俺も親戚に何人か居るからさ、彼らの、特に若いうちの激貧さ(例えば
国費留学とか云ってもなー、本人はともかくとして、女房―まぁこっちも
同業だが助手だしましてや国立―、子供はじゃあどないして生きてくねんw
みたいな)とか、屋内で何かひとつアクションを起こそうとするたび本の山を
移動させなきゃそれがかなわない様な生活ぶり等、よく知ってるけどね、
けれど、「あがっちゃえば」。…特に有名私学なんかだと、それなりに。
だいたいが、学者業「全体」で赤字のやつなんて、そりゃ居るかもしれないけどさ。
と以下は余談だが、俺は原則的には、学習なんてものを信じてはいないのだな、
格別それがやれ知だ、芸術だなんてもんの場合。まただからこそ某スレで
「大江はベツモン」だとも云っている訳。あれはとにかくキャパがでかいから、
学習なんぞは出来ずとも、彼一流の流儀でそれを、「生きる」ことが可能なのだと。
が凡百のには。
いずれにせよ俺が上でああいったことを云ったのも要するに、
>細部を徹底的に研究しないで楽しみを引き出せるわけなかろう
への反発からでね(苦笑
自分はまぁ端的に云えばだが相当に独我論的な考えかたをする人間で、
だからとりわけ芸術の鑑賞なんぞ、「自己満足」で、俺は構わないと
思っている。―ってかもっと云うなら、俺は己のそういった事柄に
おける「能力」を生まれてこの方、疑ったことがない人間なのでwww
なんというか、あほらしwと。それだけ。
積み重ねていって、そんな程度で届くのならば、芸術なんて要らない。
つまり馬鹿に、判るようなものには、俺は興味がないと云っているんだw