10/06/12 21:17:47
過大評価だな
725:吾輩は名無しである
10/06/24 05:15:49
>>698の馬鹿が言ってるような「この小説の良いところ」は皆分かっている
でもその「この小説の良いところ」がそこまで持ち上げられるほどではないだろう?
とか思ってるんじゃないか
726:吾輩は名無しである
10/06/24 06:35:57
中上が長生きして英語ぐらい練習してれば、マーク・トウェインを
翻訳して、大受けしてたかもな。
カポーティとかフィッツジェラルドとか、村上のエエトコドりは
うんざりw
727:吾輩は名無しである
10/06/25 14:48:54
フィッツジェラルドの小説の原作で
一番英語が読みやすくとフィッツジェラルドらしさを兼ね備えた小説(短編含む)は何?
728:吾輩は名無しである
10/06/26 10:02:41
泣けない泣けない、たが読み終わったとの
心地よい空虚感と程よい疲労感が得られる
作品だとは思う。w
729:吾輩は名無しである
10/06/26 10:09:05
これは、ある意味歴史書の部類だろう、いわるるアメリカ
ロストジェネレーション世代を理解する上での資料として
ヘミングウェイやフィッツジェラルドが存在しているのだ
と思う。
730:吾輩は名無しである
10/06/26 12:35:24
フィッツジェラルドの短編なら、ここに載ってる。
URLリンク(www.sc.edu)
the jelly beanの冒頭なんか山田詠美の初期を思わせるものがあるね。
だから、止めとけw
731:吾輩は名無しである
10/06/26 19:49:51
この小説を批判するヤツが多いことは事実、
自分も最初は、そうだった・・・。
たぶん多くの人に多かれ少なかれ自分の中
にギャツビーが居てそれを認めたくないか
らだと気づいた・・・。
732:吾輩は名無しである
10/06/27 07:35:02
グレート・ギャツビーの原文はぜんぜん奇を衒ったところがない平易な文章で
普通人の感覚で書かれてるんじゃないかな?
冒頭を読んだだけだが。
英語の授業の副読本にしてる高校や大学とかありそうだな。
733:吾輩は名無しである
10/06/29 18:00:37
ギャツビーが乗り越えようとした「階層の壁」
欧米のように厳然たる「階層の壁」が存在しないから
日本人にとって、ギャツビーの努力の涙ぐましさは
実感としてよくわからないのだろう
関西の田舎から、東京を目指した村上春樹、
戦後日本に生まれ、アメリカにあこがれた村上春樹には
ギャツビーにたいする共感がある
幼い頃のギャツビーがノートに書き込んでいた
「日課・努力目標」なんかは
まさしく村上春樹の人生そのものだと感じる
734:吾輩は名無しである
10/06/29 18:43:00
ヨーロッパにしばらく住めば、好むと好まざるにかかわらず
無意識のうちに「階層」という概念が身につく
デイジーとギャツビーを隔てる距離が、感覚としてよく見えるようになる
その感覚がない人にとっては
ギャツビーがなにをしたかったのか、わからないから
小説全体が「おもしろくない」
ようするに
この小説が「おもしろくない」人は
人生が幸せな証だと言えよう
735:吾輩は名無しである
10/06/29 19:08:51
階級は、日本人にとってもなじみ深いはずだ。
日本人と外国人に置き換えてみればよくわかる。
736:吾輩は名無しである
10/06/29 19:21:13
カエルの子はカエル
それはそれでいいやと思っている人にはよくわからない小説なのだろう
どうしてもカエルになりたくない「野心家」に共感されるんじゃないかな
実際、カエルの子がカエル以外になるのは、並大抵じゃないし
737:吾輩は名無しである
10/06/29 20:35:38
ギャツビーだけが悪かったのではない。彼を取り巻く人たちと、
砂漠の中にぽっかり浮かんだ蜃気楼のような時代も悪かったの
だ・・・。
738:吾輩は名無しである
10/06/29 20:47:10
たとえ表面上の生活レベルを上げることはできても
生まれ育ちだけはいかんともしがたい
ある人とある人が「馬が合う」という場合
「生まれ育ち」が大きく関与しているような気がしますね
これを乗り越えるのは人間にとっていちばん難しいことかもしれない
デイジーとトムの間になくて
デイジーとギャツビーの間にあったもの
それは「違和感」なんじゃないかな
739:吾輩は名無しである
10/07/29 09:53:09
デイジーは・・・・むしろ「金持ちの異常な女」としか
自己愛の強さと、他人に対する無関心に帰する冷酷さとか
740:吾輩は名無しである
10/07/29 11:02:42
デイジーとかトムは容易に想像できるけどな
現代の日本を生きる「普通の人」に
こういう人はたくさんいるんじゃないか?
自分自身も含めて
741:吾輩は名無しである
10/07/29 11:12:53
むしろ想像できないのはギャツビーのほうだろ
こういうハングリーな人物は現代の日本でお目にかかれない
東南アジアの田舎の貧しい農家から日本に出稼ぎに来た若者が
いかにして日本人の女性と結ばれうるか
というような物語に置き換えられるのじゃないか?
742:吾輩は名無しである
10/07/29 23:13:28
ギャッツビーは「異常」というなら
その純真さ、純情さが「異常に強い」ってことだろな
冷静に考えてトム・ブキャナンと子作りしたデイジーが
これと別れて5年前の男を選ばせようというのが無理なんだろ
ただトム自身も自動車屋の女房と不倫しているからな
743:吾輩は名無しである
10/07/30 07:20:21
1920年代のニューヨークの社会が金を稼ぐことと、贅沢な生活をすることばかりに
熱中してた中で、グレート・ギャッツビーがどのように受け止められたかっていう
と、こりゃ、俺たちに対する皮肉だなと。
744:吾輩は名無しである
10/07/30 09:10:37
フィッツジェラルドってこれ以前はどんなの書いていたの?
「楽園の向こう側」とか「ジャズえいじの哲学者」とかきくけど
もしかしてエッセイスト?
売れてきたので「ギャッツビー」ではじめて「文学臭」をだして
批評家の受けはよかったけど初版はセールス全滅ときいたけど