07/05/25 00:29:27
>>716
若い頃は反知性主義的なことを言っていたり「学校の勉強以外は要らん」的な
ことを言っていた人の中から、年を取るとブンガク全集を読み始めたり安岡正篤などに
縋ったり放送大学に入学したりする人が出てくるのが興味深いとは思います。
そうした大衆的な教養・啓蒙を支えていたのが朝日新聞・岩波書店・文藝春秋・
講談社・集英社・新潮社・PHPなどの媒体ジャーナリズムだったわけなんですけどね。
江原などが受けるのも少なくとも人生訓的な教養は世間では相も変わらず需要がある証拠では
あるんですよ。こうした大衆的に薄まった部分での教養に対する希求を巧く自
分たちの方に引き寄せられれば必読書150派の勝利なのではないですか?
ただ最近の柄谷などのNAM絡みの放言などを聞くと、彼らの到達した次元もまた大衆のスピリチュアル
希求と何が違うのかと深い失望を覚えるのも事実なのですが・・・。