エミリー・ブロンテ  『嵐ヶ丘』at BOOK
エミリー・ブロンテ  『嵐ヶ丘』 - 暇つぶし2ch498:吾輩は名無しである
05/05/30 05:52:59
>>486
山猫さんて、あの167㌢の山猫さん?

499:山猫
05/06/01 19:20:46
>498 とケコーンの予感!?

500:吾輩は名無しである
05/06/03 00:23:53
訳は新潮の田中西二郎が一番いいと思う。
いろんな人のを読み比べてみたけど、田中西二郎のがもっとも情感的でうまい。
特に台詞の部分。
安部知二も田中西二郎と比べると落ちるよ。


501:吾輩は名無しである
05/06/03 09:12:26
>>499
嵐が丘が結婚のきっかけになるなんてサイコーじゃん。

502:山猫
05/06/03 18:15:54
慎重の鴻巣友季子訳で読んだ。嵐が丘が結婚のきっかけになったら・・・電車男を超え、

そして伝説へ・・

503:吾輩は名無しである
05/06/03 19:37:24
>>502
なるほど。じゃマジで結婚しよっか?オレは構わないよ。山猫さんさえよければ‥

504:山猫
05/06/04 13:24:42
>>498 はオンナのはず・・・

505:吾輩は名無しである
05/06/04 18:49:13
>>504
オスやねん

506:山猫
05/06/05 10:25:04
毒女板に来る男・・・いやだよ

>>497 きっと違うよ。そんなモラリスト的な一言でまとまるような話じゃないよ。
エミリー・ブロンテという人自体、善悪では割り切れない人格の持ち主だったみたいだよ。

女性でもあることだし、本人自身がむしろキャシーに投影されていると思うよ。

507:吾輩は名無しである
05/06/05 15:36:29
こんにちは。28章まで読みました。
正直、昼ドラを見ているようなドロドロした感じを覚えました。
世代を通した恋愛を描いているところはちょっと「ときめきトゥナイト」っぽいな
と思いました。

あとちょっと読んだら終わりそうなのでがんばります。

508:吾輩は名無しである
05/06/06 13:27:28
ヒンドレ・アーンショー享年27歳。死因アル中。ギャンブル中毒。基地外。

509:吾輩は名無しである
05/06/06 13:54:30
入念な読み比べをしたわけではありませんが、翻訳は阿部知二氏のもの(岩波文庫)が味わい深いと感じます。漢語よりも和語を多用した訳文になっており、えもいわれぬ文学的感傷を掻き立てられました。
しかし原書の英語を読むとかなりラテン系の硬質な語彙と文体で書かれており、壮絶かつ情熱的な物語になっています。

510:吾輩は名無しである
05/06/08 00:01:56
ネリーって白人ですか?
昔のお手伝いさんって黒人の女の人のイメージがあるのですけれど。

511:吾輩は名無しである
05/06/08 17:33:27
ヒースクリフは、出奔後どこでどのようにして一財産を得たのだろう。
そして、ヒースクリフの死因は何?謎だ。

512:山猫
05/06/08 19:01:09
ネリーはもともと地元の人らしいから、白人だと思うよ。

ヒースクリフについて謎に思うのは、なぜキャサリンをキャシーの身代わりの
ようにして愛さなかったかということ。
ルックスは似ていて、気性も同じように激しくて、若く美しいんだから、
ものにしようとは思わなかったんだろうか・・・

513:吾輩は名無しである
05/06/09 02:02:15
>>512
キャサリン出産のためにキャシーが死んだということで、忌まわしい存在
として憎んでいるんじゃなかったっけ?
それと、万物がキャシーに見える氾キャシー的世界の住人ヒースクリフ
からすれば、復讐心の勝っている間、似ていることに大したインパクトは
なかったとか。

514:吾輩は名無しである
05/06/09 03:35:34
あれ?確か、外見でキャサリンがキャシーに似てるところはおでこと髪だけで、
それ以外はリントン似じゃなかったっけ?
むしろ、ヘアトンのほうがキャサリン似ではなかったっけ?

515:吾輩は名無しである
05/06/09 20:35:39
尾崎紅葉の「金色夜叉」と似てるよね、この話。
確かにヒースクリフがどのようにして成り上がっていったのか、その過程も描かれて
いると一層凄味が増したかもしれない。
エミリーの想像力はそこまで及ばなかったのかもしれない。
母キャシーに似ているのはヘアトンの方。
ヒースクリフが「なんだってあの野郎、あんなにキャシーに似ているんだ!?」
といってる。

516:吾輩は名無しである
05/06/09 23:15:17
確かにネリーは、ヘアトンとキャサリン(娘)の目がふたりとも全く同じ
キャサリン・アーンショウの目だと言ったあとに、目のほかに似ている
のは額と鼻だけだと付け加えてる。ヘアトンのほうがよりキャシー(母)
に 似ているって設定なのは一読して判るとおり。
ただそれは比較の問題なんで、ヒースクリフはキャサリン(娘)の姿を
見て いると気が狂いそうになると告白している。彼が母と娘の姿を重ね
合わせて いないとそうはならないんじゃないかな。


517:山猫
05/06/10 19:30:12
それにしたって男の本能としてどうよ? ヒースクリフって男性像は所詮作家の
空想の産物にしかすぎないのか、と思わせられるよ。

518:吾輩は名無しである
05/06/10 22:45:11
ヒースクリフが娘キャサリンを愛せるような人間ならこの小説はそもそも成立しな
いと思うよ。
どの小説でもそうだけど、ヒースクリフはエミリー・ブロンテが創造した人物。
空想の産物に決まってるじゃない。
普通の男ならこうなるはずだ、たいていの女ならこうするはず、なんていってたら
どんな小説もつまらなくなってしまう。
文学というのは虚構の世界なんだから。

519:吾輩は名無しである
05/06/10 22:49:00
>>517
そりゃあ、あまりにも一方づいた考えですぜ、猫さん。
彼らは文明人なんですよ。サルではないんです。おサルの国ではおサルの常識が
文明人には文明人の考えがあるんでそうね。

文明人というか、世界にはサルや狐や猫さんばかりではなく、人間さんも
いるってことを忘れてはいけませんぜ。猫さん。

520:516
05/06/11 02:28:15
まあでも、このあたりが>>354に触れられてたようなこととかぶっては
くるんだろう。ヒースクリフの場合、人物造形の不自然さはそのまま
彼の不吉な実在感の源でもある。彼の性情のありようが親子ドンブリを
狙うほど此岸的だったら、とても悪霊なんぞとは呼べないものね。
自然な情操へのありえない逆行をみせてこそ「悪霊」なわけだから。

と、しかつめらしく書いてみる一方で、女の顔に知った男の面影を
みるだけで激しく萎えるってことも十分あるんじゃないの? とも思う。


521:山猫
05/06/11 10:41:09
しかし現実に一人の人間しか愛せないということが起こりえるのだろうか・・・

522:516
05/06/11 12:38:29
仮に誰かが、現実にもそれが僅かながら起こりえるんだと証拠立てたとして、
あなたはそれで溜飲が下がるのか? おそらく不満は少しも解消しないはずだ。

肝心なのは現実にそれが起こりえるかどうかなんてことではなく、『嵐が丘』
を読んでいるまさにその間、ありえそうもないことがいかに現実味を持ったか
ってことじゃないのか。物語との出会い損ねは誰にでも起こるんだし。

523:山猫
05/06/11 16:04:17
>516 なるほど。確かに物語を読んでいた間、そのシチュエーションを受け入れていた。


524:吾輩は名無しである
05/06/11 17:02:55
シャーロットは凡人だけど、エミリーは天才
「ジェーン・エア」→面白い、「嵐が丘」→凄い




525:吾輩は名無しである
05/06/11 18:22:32
しかし、いい年こいた大の男が、16、7かそこらの小娘に対して
あんなに本気で憎悪をむき出しにするのは、さすがに大人気ないと思う…。

526:吾輩は名無しである
05/06/11 21:17:25
>>525
そら、世界一にくいエドガーリントンの娘だからでしょうが、
エドガーに似ていたんじゃなかったっけ

527:吾輩は名無しである
05/06/12 21:37:11
キャサリンたちうまくいくのかな・・・ドキドキ

528:吾輩は名無しである
05/06/13 20:00:22
>524
私に言わせれば、
「シャーロットは地上の人、エミリーは天上の人」
ですね



529:吾輩は名無しである
05/06/13 21:27:49
アンはどう?
「アグネス・グレイ」もいいよ。

530:吾輩は名無しである
05/06/14 19:39:45
>>529
読んだこと無い、と言うか書店で見たことさえ無い

531:吾輩は名無しである
05/06/14 20:54:59
『嵐が丘』って、家政婦のネリイが語り部になっているから、元祖家政婦は
見たというやつだな。

532:吾輩は名無しである
05/06/14 21:12:34
「アグネス・グレイ」は図書館で借りて読んだよ。
二人の姉たちと違って激情型ではなく、ストーリーも登場人物もごく普通の人たち。
だけど、当時の家庭教師の実情がよくわかる。
家庭教師というと聞こえはいいけど、一種の高等召使いのようなものなんだね。
アンの体験したことがそのまま小説になっている。
エミリーは変わり者、シャーロットは気位が高く、共に教師という職業は長く
続かなかったが、アンは忍耐強く勤めてそれが小説として昇華されている。
一読の価値はあるよ。


533:吾輩は名無しである
05/06/16 22:08:54
アンのもう一作品、「ワイルドフェル・ホールの住人」はどんなんだろう。
構成やモチーフに「嵐が丘」と似通った部分が有るらしいけど。

534:吾輩は名無しである
05/06/21 01:08:50
うーん、何度読み返しても、
・リントン兄妹が不憫過ぎる。
・ネリ-むかつく!
この二つの感想がどうしても拭えない。

ただ、ヒースクリフやキャサリン=アーンショーの二人だけでなく、
登場人物全てがある意味エミリーの分身なんじゃないか、と思える。

535:吾輩は名無しである
05/06/21 02:56:07
>>534
ネリーは確かにむかつくね。

536:吾輩は名無しである
05/06/22 02:07:10
しかし、ヒースクリフって悪魔だの悪霊だの言われているが、
実際やってる事って結構せこくないか?
要は博打やったり女をたぶらかしたり脅したりして
田舎の小金持ちの財産せしめたってだけの話し。
実際に暴力を振るう対象もアル中や女子供(それも身内)、動物とか
自分より弱いものばかり。
(失踪時代にはもっと大それた事をしていたかもしれないけど)。

あと、他の男性キャラにしても、結局何かあると、
引きこもったり飲んだくれたり癇癪起こしたりぶつぶつ不平を言うだけで、
自分からは碌な事をしないし、総じて無力。

そこへいくと、女性キャラの方はそれぞれ欠点は多いけれど、
みなそれなりにタフで行動力は持ってるね。


537:吾輩は名無しである
05/06/23 01:23:04
オラもネリーむかつくだ!

538:吾輩は名無しである
05/06/24 01:42:35
この話を「恋愛小説」としてとらえると、かえって共感しにくくなるかもしれない。
むしろ、ヒースクリフ(=エミリー)の場合、そういう恋愛も含めた性的な要素を
かなり嫌悪してたように感じられる。

ヒースクリフのイザベラやキャシー(娘)に対する態度には、
彼の女性性そのものに対する反発や嫌悪ぶりがうかがえる。

彼は、性的な部分も含めた、社会通念上の男と女のしての関係ではなく、
そういったものが徹底的に排除された場所での、
プリミティブな状態での結びつきをキャサリン(母)に求めたのだろう。

539:吾輩は名無しである
05/06/24 16:45:54
>>536

ヒースクリフを霊的な存在に当てはめるのはあたっていると思うが、
「悪魔」というのは間違っていると思うべ。

それにヒースクリフの存在は斬新で全然せこいっていうこととは逆だと
思うぜ。ヒースクリフはある日突然に村へ連れてこられてみそっかすの幼少を
過ごした。またある日いなくなり、何年かたって突然に大変身して村で帰ってきた。
ものすごいセンセーショナルな存在だと思うがな。

それからネリーをみんながきらっているみたいだが、なんでだろう?
翻訳が悪いのかな。むしろ数少ないまともな人間なのではないかと
ずーっと思っていたが・・・

540:吾輩は名無しである
05/06/24 18:53:15
なんかすごい小説
こんな得体のしれない興奮に教われたのはドストの悪霊以来

541:吾輩は名無しである
05/06/24 19:10:46
>539
>ネリーをみんながきらっているみたいだが、なんでだろう?

雇い主連中のゴタゴタにいちいち立ち入って、偉そうな忠告や説教をする割には、
結局状況の改善にはまるで役に立っていないばかりか、
むしろ足を引っ張ってるような時もしばしばある。
口ではあれこれ主人達の事を気づかってるような事を喋ってるが、
自分の立場が完全に危うくなるような事は絶対しない。
それぞれの人物に対する見方や評価もコロコロ変わってるし、かなり日和見的。

まあ、そういうところがある意味世渡りの上でのバランス感覚に富んでいると言えるし、
確かに一番リアルなキャラクターではある。

でも、何度か読み返しているうちに、「嵐が丘」の世界では、一番異常な存在に思えてくるんだよ…。
これって、エミリーの術中にハマってるのかな?


542:吾輩は名無しである
05/06/24 19:42:21
>541
結局、自分は安全な場所から出ようとしないで、
「『まとも』さ」を押し付けてくるようなところが苛立たしいんだよな。

543:吾輩は名無しである
05/06/24 19:58:18
あのさ、ネリーってさ、召使とか家政婦とか黒人奴隷とかメイドとか
っていうのではなくて、嵐が丘のお世話をしているが、乳兄弟とか
なんかそういった感じのひとではなかったっけ。
嵐が丘のアーンション家は主人方にあたるのだけれども、同時に
お姉さん的な役割もはたしていたひとだったのではなかったっけ?

544:吾輩は名無しである
05/06/24 20:53:18
結局、語り手に役割が集中しすぎているってことじゃないかな。

545:吾輩は名無しである
05/06/25 00:36:18
>543
ああ、ネリーの母親がヒンドリーとキャサリンの乳母だった、て
最初の方に出ていたね。
彼女、ヒンドリーが死んだ時はかなりショック受けて泣いてるんだよね。
だったら、もうちょっと生きてるうちに構ってやれよ、って思ったけど。

546:吾輩は名無しである
05/06/25 07:23:49
>>545
構ってやれよ  というのはちょいちがうんではないのかな

ヒンドリーっていうのは村のお旦那様で、たくさんいる村人からみたら
頭ひとつ飛びぬけた存在。アーンション家というのもそうで、村中の注目を
集める家。ところがその当主が粗野で破滅的な生活を送っている。村の人間で
アーンション家の乳兄弟という立場にあるネリーは粗野な村人が口さがなく
ヒンドリーやアーンション家について何を言っているか知っている。だから
批判的にもなるし意見のひとつもしたくなる。ところが歴然とした身分の差は
あるのだから、あからさまには言えない。また村人のように口汚くアーンション
家のことを悪く言いたくないし、むしろ村人にも文句のひとつもいってやりたい
くらいの気持ちはある。

というのがネリーの置かれている状況なのではないだろかなと理解していたの
だけれども。

この話(嵐が丘)には村人という観客も描かれているのを見逃してはいけない
のではないかと思う。最後の部分で村の子供が「ヒースクリフの幽霊をみた」
というのがなかっただろうか。物語の主人公は自分たちのことで手一杯だが
回りの観客が彼らのことを語り継ぐことで物語は磐石になる。

エミリーブロンテはキャサリンとヒースクリフ、エドガーリントンの話が全面的
に一般の人に受け入れられるとは考えていない。批判や否定もあるだろうが
しかし、自分の話のほうが世間よりもより「真実」に近いのだという密かな自負
をこめて、自分の世界と世間の常識との間にいる人物ネリーにこの物語の
語り部をたくし、その補強にロックウッド氏を頼んでいるのではないかと思う。

ネリーがいやがられる存在というのは、当時にくらべたら世間の常識が変わり、
よりエミリブロンテの世界に近づいていて、村人よりのネリーが今や古臭い
偽善者に見えているということだろうか。興味深い。

547:吾輩は名無しである
05/06/26 18:35:58

ネリー=君達

548:吾輩は名無しである
05/06/26 20:27:05
>546
そうか…やはり、時代背景もちゃんと考慮しながら読まないと、
正確な解釈は出来ませんよね…

…それでも、やっぱりネリーは好きになれないと思うなあ…。

あと、読み返す度に、エミリーは他人にも自分にも無茶苦茶厳しい人だったんだろうな、と思う。
家族や周囲の人は大変だったろうな。

549:吾輩は名無しである
05/06/29 19:51:36
あれだけ散々、関係ない子供まで巻き込んで、他人の人生狂わせて不幸にたたき落としておきながら、
自分は最愛の人と再会して喜びながら死んでいく…てのは、
どうも納得いかん、てのが正直な感想だ。

550:吾輩は名無しである
05/06/29 21:37:45
ストーリーというより、キャラクター造型が一貫していないような気がする。

551:吾輩は名無しである
05/07/09 03:43:47
>>546
なかなかいい考察ですな!

原作から離れて,作者や歴史・時代背景を研究して,もう一度原作に戻ると,もっといろんなことが読み取れるものですから。

552:吾輩は名無しである
05/07/09 07:13:28
結局19世紀も21世紀も金が全てということ、孤児のヒースクリフが失踪後、
どこかで一財産築かないとこの物語は成立しない。

553:吾輩は名無しである
05/07/09 12:51:19
オマイさんたち、サマセット・モームの「世界の十大小説」を読みなさい。
こんなかでモームは、筋は滅茶苦茶でゴシックロマン丸出しのご都合主義、
キャラクター設定は少女趣味、台詞は紋切り型、文体は生硬、
だが、本物の天才の書いた本物の傑作、と「嵐が丘」のことを評している。
モームは書き手としては二流だが、読み手としては一流だなと思った。
URLリンク(www.amazon.co.jp)

554:吾輩は名無しである
05/07/10 01:19:09
>筋は滅茶苦茶でゴシックロマン丸出しのご都合主義
>キャラクター設定は少女趣味
んなこと書いてあったっけ?


555:吾輩は名無しである
05/07/10 11:34:41
ま、読んでみなさい。

556:吾輩は名無しである
05/07/10 12:28:15
読んでなきゃ訊いてないんだが。

557:吾輩は名無しである
05/07/11 02:36:58
では、もう一度読み返してみなさい。

558:吾輩は名無しである
05/07/11 04:47:33
あなたがね。

559:吾輩は名無しである
05/07/14 13:46:38
やっぱモームだよ人生。

560:吾輩は名無しである
05/07/19 13:02:55
102>ヒースクリフ=スタブローギン説age

103>スタブローギンってドストの「悪霊」だっけ?

なんかウケる。
283にも書いてあるんだけど
ヒース・レジャーって俳優は嵐が丘から名前が付けられたんだけど
「悪霊喰」って映画に出てたりする。


>>352
だったら、ヒース・レジャーが主演!
これぞ究極!


私はヒース・レジャーの写真を見て「かっこいい!しかも同じ年」ということで
ファンになっていって、4本映画も見た。
それで彼の名前の由来の「嵐が丘」に興味を持った。
今月、IMDbのBorn TodayでMike Vogelという同じ年の俳優がMTV Films製作の
「嵐が丘」でヒース役やってると知ってますます興味を持ち、且つ夏なのでフェアで
「嵐が丘」を探したら新潮文庫にあった。(夏の文庫フェアに弱いのです)
訳の質問で最初のほうの答えが新潮文庫が多数だったのでほぼ決まりかな。
でも、好みの問題もあるのか・・・。

561:吾輩は名無しである
05/07/19 13:24:40
いや、いくらなんでもモームはそこまであからさまにひどくは書いていない・・・

562:吾輩は名無しである
05/07/20 00:16:05
いや、やはりモームだから「要約すると」そんな風になっちまうのかもしれない。
へそまがり万歳!


563:吾輩は名無しである
05/07/20 00:57:48
>キャラクター設定は少女趣味
どこまでひどいとかいう程度問題以前に
どこの要約なのかがまずわからないっす。


564:吾輩は名無しである
05/07/20 11:21:59

この人たちは、モームが最大限の賛辞をおくっていることがわらないのだろうか。
偉大な芸術というものはそういうものなのよ。
どう考えても「嵐が丘」はへたっぴいな小説だぞ。
でも、スゴイのよ。
せせこましい現代人には書けんだろう。

565:吾輩は名無しである
05/07/20 16:16:47
そうそう、へそまがりのモームのおっさんが「要約すると(The summing up)」
ほめておるのら。
モームが賛辞をおくっているということが書けていれば要約は正解

566:吾輩は名無しである
05/07/21 01:35:40
>>564
『嵐が丘』の欠点を指摘されて腹を立ててるってことにしたいの?
読んだ覚えのない内容が鼻息荒く要約してあるから、どこに書いて
あるのか訊いただけなんだが。
>>565
そりゃちょっと間口が広すぎじゃないの? それで正解っていうなら
「モームは『嵐が丘』をほめてる」とだけ書けば要約完了ってことになる。


567:吾輩は名無しである
05/07/21 02:26:38
>>566
「あーだこーだ言ってるけど、それでも認めてる」でいいんじゃないか。

568:吾輩は名無しである
05/07/21 20:33:59
読めば読むほど、ヒースクリフには一片も同情出来ないどころか、
この男に巻き込まれて人生台無しにされた面々の方が不憫で仕方なくなってくる。

569:吾輩は名無しである
05/07/21 22:40:46
“Wuthering Heights”って直訳すると?

570:吾輩は名無しである
05/07/21 23:41:46
『激しい風が吹く高原』

571:吾輩は名無しである
05/07/21 23:57:22
>>570
㌧クス!
なるほど・・・
つまり「嵐が丘」っていい意訳なのね

572:吾輩は名無しである
05/07/23 03:01:00
新潮文庫の解説によるとー
ワザリング、とは嵐の時の風の騒ぎを形容する方言であるから
その意味を汲んで「嵐が丘」と訳したのは斎藤勇博士がはじめである。

573:吾輩は名無しである
05/07/23 08:56:12
恋のから騒ぎ

574:吾輩は名無しである
05/07/23 09:25:25
原文は難しいの?

575:吾輩は名無しである
05/07/23 09:49:50
>>574
あまり素直な文章ではない、というのが私の印象。

576:吾輩は名無しである
05/07/23 17:33:07
>>575
原文はラテン系の語彙がふんだんに盛り込まれていてかなり硬質の文章だと思います。

577:576
05/07/23 17:34:09
>>574でした。失礼しました。

578:吾輩は名無しである
05/07/31 22:25:19
新潮文庫、分厚い・・・
だから他は上下巻なんだ。

スカパー!のシネフィルで1985 フランスの「嵐が丘」やるけど見といたほうがいいかな?

前にやっぱスカパー!で「嵐が丘」のラストシーン?見たんだよねー。



579:吾輩は名無しである
05/08/01 00:25:05
>>578
見たきゃ見ればいいだろうに。
自分というものがないのか、お前には。

580:吾輩は名無しである
05/08/01 00:38:45
何となく聞いてみたただけでした。
質問してごめんなさい。
私は、なるべく議論は避けようとする、気の弱い、頭も弱い人間です。
いままでずうっとそうやって生きてきました。
でも、もうそろそろ潮時だと思います。
今夜、速やかに息を引き取ります。
無駄な人生でした。
さようなら。

581:吾輩は名無しである
05/08/01 00:44:34
>>580
バイバイ。

582:吾輩は名無しである
05/08/01 00:58:12
>>579
よく見たら月末2回しかやんないから結論として見れないだろうということになりました。
本買っても読めるかなー。
興味は何とか続きそう。そしていつか何らかの形でストーリーをつかむぞ!

583:吾輩は名無しである
05/08/01 05:25:18
こんなスレがあったのか…
ざっと読み比べた結果、
日本語訳は集英社文庫の永川玲二訳が最高だと思う。

584:吾輩は名無しである
05/08/01 13:52:06
原書で読もうぜ。

585:吾輩は名無しである
05/08/05 00:20:54
原書で読むと、倍近く時間がかかるからなあ。
正直、それほどの価値があると思った作品って無いんだよね。

586:吾輩は名無しである
05/08/05 04:48:42
いや、倍以上かかった。読む価値あり。再読の価値もあり。
英文学の傑作。

587:吾輩は名無しである
05/09/04 03:04:22
保守

588:名無し物書き@推敲中?
05/09/05 23:45:02
98

589:名無しさん@そうだ選挙に行こう
05/09/11 20:32:45
保守

590:吾輩は名無しである
05/09/16 20:29:31
漫画になってないかなぁ。
絵で見たほうがわかりやすいと思うんだよねぇ。
見やすいドラマや映画もいいなぁ。
MTVミュージカルが見れるといちばんいいなぁ。
キャサリン役の人ね、エリカって言うんだけど、
ヒースの別の言い方がエリカなんだよねぇ。
エドワード役の人は「マルコム」のフランシス役の人。この人好きだなぁ。
「MTVミュージカル嵐が丘」を知るきっかけになった俳優は同い年だし。

591:吾輩は名無しである
05/09/22 21:10:34
捕手

592:吾輩は名無しである
05/09/23 01:45:01
ネリーの記憶力と表現力に驚嘆した。

593:吾輩は名無しである
05/09/23 03:14:20
ヒースクリフが良きにつけ悪しきにつけ、それなりに大物というかカッコいい男扱いになってるようだが
(作中でも批評する側の印象でも)、

冷静に観たら、粘着で陰険で大人げなくてせこくて弱いものいじめしか出来ない男だぞ…。

594:吾輩は名無しである
05/09/23 14:58:43
ネリーの目には、そう映っていたんだろうね。

595:吾輩は名無しである
05/09/28 18:36:29
何度読んでもヒースとキャサリンの思考回路が理解不能だったのだが、
思うに、この二人も、お互いに必要不可欠な存在だという事は本能的に感じ合っていても、
どうも相手、そして自分自身の本質は「理解」出来ていなかったような気がする。
でなければあんな面倒な事態には陥らなかっただろう。
それぞれの死の直前に初めてその辺りに気がついたように思える。

596:吾輩は名無しである
05/09/29 09:21:19
読んで面白かったんで、小説のイメージイラストの課題
で嵐が丘をかこうと思ったんですが
キャサリンは美女でいいと思うけど
ヒースクリフが「悪霊」とか「悪鬼」とか
窪んだ目の恐ろしい顔つきみたいな表現しかないので
本当に悪鬼に描いていいものか迷います…

恐い顔した極悪非道なおっちゃん…

映画ではかっこいいのかなあ



597:吾輩は名無しである
05/09/29 23:27:13
ヒースクリフの容姿の描写ってあんまりないよね。
一番印象的なのはとねりこ(?)の木に寄りかかっているところ。
私の中ではなぜかベートーベンの顔になってます。

598:吾輩は名無しである
05/09/30 00:00:18
ベートーベンを長身&マッチョ&イケメンにしたような感じ?
イザベラが最初あれだけ夢中になってたところから観ても、
それなりに美形ではあったと思う。

599:吾輩は名無しである
05/09/30 02:07:45
ヒース&キャサリン始め、他の主要人物に対しても徹底した「成熟拒否」の姿勢が感じられる。
これも結構大きなテーマだと思うけど、この辺りを掘り下げた論文はあるだろうか?

しかし、一見対照的に描かれ、反発しあっているようにみえるキャラが、
実はコインの裏表というか、分身ではないかと思えるようになったり、
読めば読むほど訳が分からなくなる作品だ…。

600:吾輩は名無しである
05/09/30 02:25:54
エミリが現代の日本に生まれていたら、絶対「やおい」あるいは「百合」ものを書いていたと思う。
個人的にヒース&ヘアトン、キャサリン&イザベラの関係は何だかそそられる。
どうでも良い妄想だけど。

601:吾輩は名無しである
05/09/30 19:37:23
>>592.>>594
ネリーの目にはヒースクリフがありのままに見えたのではないかな。
他の人の目には、ハンサムにみえたり、立派な紳士にみえたりしていたかも。


602:吾輩は名無しである
05/10/01 01:28:37
>>596
自分のイメージではデヴィッド・ハッセルホフ並みの体躯を持った
色黒のジム・モリソン

603:吾輩は名無しである
05/10/05 16:15:03
>>238
個人的(女性です)には、未熟な人格の
甘やかされて育った単なるわがまま娘でしかない。
とにかく、住む世界が狭すぎるのである。
手近なところで恋愛相手を、見つけるものだから
相手に執着しすぎるし、自らの性格を鍛える事が出来ないのである。

604:吾輩は名無しである
05/10/05 17:12:47
キャサリンとヒースクリフのように、
子供の頃から兄妹同然に育った同士は、
魂が一つという状態になるのは世間によくある話で、
それが恋愛と言えるものかは、個人的には疑問であるが、
例えそれが本物の恋愛であっても、障害があることによって、
ヒースクリフの、キャサリンへの独占欲と、
個人的な恨みから来る復讐心が、この結末を迎えたわけである。
ヒンドリーへの復讐心も、子供の頃のヒンドリーの立場を考えれば
何もそこまでという気がするが(これも世間によくある話)
リントン兄妹への仕打ちはお門違いではなかろうか。
キャサリンに対する恨みから派生したのだろうか。
あの時、キャサリンから貧乏になるからヒースクリフとは結婚出来ないと
言われた事、哀しいかな、振られたのである。
ヒースクリフの罪は重いが、哀れむべき人間である。

605:吾輩は名無しである
05/10/05 19:44:50
>603
それは他の主要女性キャラ(もちろんネリーは除く)にも言えるかも。
ただ、当時の英国の紳士階級、それも「嵐が丘」の舞台のような田舎のお嬢様はみな、
その行動範囲や人間関係は相当狭く限られていたはずで、
また宗教的タブーも含めた社会規範や抑圧も今の日本からは想像もつかないくらい厳しかったはず。
なまじ我が強く感受性の強い女の子がそんな環境に置かれた場合、おのずとああいう言動に走ってしまうのでは。

ヒースクリフの場合にも似た様な事情は酌量出来なくもない。
若主人のヒンドリーからは高等教育を受けて紳士として立身する機会を奪われ、
下僕として蹂躙され、リントン兄妹達からは軽蔑され、
村人達からも余所者として疎外され、
唯一の味方だったはずのキャサリンからも見放されたと思い込んだ、
彼の孤独、絶望や怒りは、階級差が殆どない今の日本で育った人間には理解しきれないのかもしれない。

…しかし、それでも、ヒースクリフのやり口は大人げないと思うけどね。
いい歳して関係ない女子供にまで八つ当たりするなよ…って感じ。

606:吾輩は名無しである
05/10/06 03:45:23
住人が若々しいスレですな

607:吾輩は名無しである
05/10/14 19:19:53
スレ違いだけど、水村スレもうないからここで叫ばして。

「本格小説」文庫化きたー!

608:吾輩は名無しである
05/10/18 19:44:49
鴻巣版の訳評
URLリンク(www.knowledge-garden.net)

ネリーのバイアスが結構クローズアップされています。


609:吾輩は名無しである
05/10/18 20:31:41
女から見ても、キャサリンは魅力的だと思うな。
わがままで、自分本位で、だけど邪気のない、情の深い女。
ジェーン・エアよりずっと魅力的だよ。
女の読者はキャサリンよりジェーンの方が好きだろうと思うけどね。

610:吾輩は名無しである
05/10/25 20:06:41
保守とす

611:吾輩は名無しである
05/11/05 00:15:00
寒い季節になりましたね

612:吾輩は名無しである
05/11/13 12:10:34
( ・д・)ヒーチュクリフ・・・

613:吾輩は名無しである
05/11/13 13:05:04
ヒースクリフって体臭がすごそう。
体毛めちゃめちゃ濃そう。
チンポも巨根に違いないし、
一回の射精で物凄い量の精液出しそう。
それも真っ白でめちゃくちゃ臭いの濃いやつ。

614:吾輩は名無しである
05/11/17 10:14:10
age

615:吾輩は名無しである
05/11/17 19:47:38
>>613
すっげー、わかるwwww

616:吾輩は名無しである
05/11/17 21:19:45
>613
そうか? むしろ、ヒキヲタに必要以上の体力と自信をつけさせたらああいう感じになるかと。

617:吾輩は名無しである
05/11/18 16:30:22
EDエドガー
絶倫ヒース

618:吾輩は名無しである
05/11/20 22:12:53
でも、キャサリンを孕ませたのはエドガーだぞ。

619:吾輩は名無しである
05/11/30 15:13:20
これって図書館にあるかな?
読むのにどれくらいかかる?


620:吾輩は名無しである
05/12/01 07:52:44
>>619
嵐が丘を置いていない図書館なんてあるか。

621:吾輩は名無しである
05/12/01 12:15:44
>>620
あ、名作?か・・・
で、読むのにどれくらいかかるかな?

622:吾輩は名無しである
05/12/01 13:04:04
つべこべ言ってねえではやよめ

623:吾輩は名無しである
05/12/01 21:26:21
>>621
「どれくらいかかるか」は、その人の読むスピードや
読書に割ける時間によって異なるから何とも言えませんね。

でも面白いので、きっとすぐに読めちゃうと思いますよ。

624:吾輩は名無しである
05/12/02 03:28:11
漫画の「ガラスの仮面」で「嵐が丘」の場面
があったから、昔読みました。ちょっと難しかった
けど、何故か一気に読めました。

625:吾輩は名無しである
05/12/02 05:30:26
ネリーが嫌いって人が多くて驚きました。
読んでみると確かにそう言われても仕方ない部分はあるんですけど
個人的にネリーの場合、言動のレベルが
「この人の立場ならそう言う、こう振舞うのも仕方ない」
と合点がいく範疇を超えないのでそこまで反発を覚えないです。

あんまり出てこないけどイザベラが読んでて可哀想だった。
本人の軽率もあるけどヒースクリフとキャサリンのエゴに巻き込まれた観が濃厚。
(三浦綾子作『天北原野』のあき子も同工異曲の運命を辿るので
読んでいて同情を禁じえない。)

626:吾輩は名無しである
05/12/03 20:47:41
>625
> あんまり出てこないけどイザベラが読んでて可哀想だった。
> 本人の軽率もあるけどヒースクリフとキャサリンのエゴに巻き込まれた観が濃厚。

禿同。息子もあのとおりの有様だし、一番救われないキャラだと思う。
エドガーにしたって、本人にしてみれば近場の幼なじみと相応の結婚をしただけの話で、
彼なりに妻のキャサリンには愛情を捧げていたのに、
そのキャサリンは彼の愛情では満たされず、彼女の死後の魂は、
よりによって彼の一番憎んでいたヒースクリフの元へ行ってしまう。
華奢な上流階級の育ちと気質というだけで、大した悪事も行っていないのに、
ヒースとキャサリンにはあの言われように憎まれよう。
この二人に関わったおかげで人生をめちゃくちゃにされたこの兄妹の方がよっぽど不憫だ。



627:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/04 18:43:32
>>all
『ジェーン・エア』のスレはないよね? あるいはすでに立ってるの?
それともまだ立ってないのかな?
立ててみたよ、この野郎!
スレリンク(book板)


628:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/22 17:45:39
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○
このレスをみたあなたは・・・3日から7日に
ラッキーなことが起きるでしょう。片思いの人と両思いになったり
成績や順位が上ったりetc...でもこのレスをコピペして別々のスレに
5個貼り付けてください。貼り付けなかったら今あなたが1番起きて
ほしくないことが起きてしまうでしょう。
コピペするかしないかはあなた次第...
○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○。・。○

629:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/01/22 18:34:00
たまたま本日読了して
たまたまageられていたので記念カキコ。

ヒースクリフ最悪、ストーリー少女趣味、
とあまりよい感想を持たなかったのですが、
昨日今日の雪に嵐が丘の光景が重なったのと、
上の方で中上健次みたいと書かれていたのを読んで、
やっぱりよかったかも、と思い直しつつあります。
中上の「枯木灘」が大好きなので、
恋愛小説としてではなく「嵐ヶ丘」として読むと
ぐっとくるのかな、と。

ちなみに5日かかりました。
次は本格小説を読んでみたいと思います。


630:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/07 22:50:00
ネリーが嫌いって?
理解できない。
嫌うほどの存在かな?
なんか、小説の読み方から考えなきゃって感じ。

631:名無しさん@自治スレッドでローカルルール議論中
06/02/08 12:20:04
>630
いや、大抵の人は、ネリーのストーリー上での役割や位置づけなどを理解した上で、
あえて、登場人物の一人として、その言動や性格が気に喰わない、と言ってるんだと思うよ。
それだけの存在感のあるキャラなんだよ。


632:吾輩は名無しである
06/02/20 03:15:52

The Bronte Sisters Web
URLリンク(www.lang.nagoya-u.ac.jp)

ただで読めるよ


633:吾輩は名無しである
06/02/25 16:30:17
数々の昼ドラの元ネタということで、あらすじだけ
知ってたけど初めて読破してスケールの大きさに感動した。
しかしヒースクリフは悪鬼に面だけが強調されていて
とても可愛そうなキャラとは思えなかった。
可愛そうだと唯一感じたのは無学な文盲にされたヘアトン・・

634:吾輩は名無しである
06/02/26 22:26:33
でも、これからヘアトンは
2代目キャサリンと幸せに暮らすのだろう。

635:吾輩は名無しである
06/04/02 04:53:30
このスレ見てたら再読したくなってきた
しかし一ヶ月カキコ無しとは寂しいのう

636:吾輩は名無しである
06/04/02 04:54:42
ageとくか

637:吾輩は名無しである
06/04/02 06:07:04
むかつく

638:吾輩は名無しである
06/04/03 02:13:06
何で?

639:吾輩は名無しである
06/04/03 08:42:31
俺、ヒースクリフ。

ヨロシク!


640:吾輩は名無しである
06/04/04 00:14:09
あの連中は恐いものなしだな。

二人がいっしょなら、魔王が全軍団をひきいてきたって勇敢に立ち向かっていく気だろう。


641:吾輩は名無しである
06/04/04 05:50:40
つか女の自己満足じゃん。この手のバランスの取れてない内容はどうも好かん

642:吾輩は名無しである
06/04/04 21:32:15
未だ未読、モームの十大小説読んでアンナカレーニナ、戦争と平和、
カラマーゾフはすばらしかったけど赤と黒がいまいちだったんで
あんまり期待してないけど、
家に大和資雄訳ってのがあるんで読んで見ようかな、
これの訳の評価はどうなんだろ?


643:吾輩は名無しである
06/04/06 16:57:48
嵐が丘みたいな物件買いたいんだが、
いくらくらい用意すれば買える?


644:吾輩は名無しである
06/04/06 20:59:41
あんなボロ屋買ってどうする?

645:吾輩は名無しである
06/04/06 21:14:19
>>644
お化け屋敷に住むのが幼稚園時代からの夢

646:吾輩は名無しである
06/04/08 00:26:01
あの二人というより、二人の男と一人の女という構図だとおもうべ。
永遠のテーマだにゃ

647:吾輩は名無しである
06/04/09 01:53:20
>>642
角川文庫や、筑摩書房の文学全集類は大和訳だよね。
じつは大昔、大和訳で読み始めたものの、会話の訳がしっくり来ず、
新潮文庫の田中西二郎訳に乗り換え、
さらに中公文庫の河野一郎訳を見てみると、
田中訳よりよかったので、
そこから最後までは河野訳で読みきった思い出がある。
貴君は貴君のお考えで読まれたら良いと思うけど、
まあ、ご参考までに。

648:吾輩は名無しである
06/04/12 03:22:31
>>590(書いた人は見てないかもしれないけど)
あすなひろし『嵐が丘』が素晴らしいと、みなもと太郎が絶賛してた。
今年になってコミックス化したみたいなので読んでみたいものです。
URLリンク(www.comicpark.net)


649:吾輩は名無しである
06/04/13 01:37:33
>>648
ここまで書かれていると、読みたくなるな。

650:吾輩は名無しである
06/04/14 00:44:34
新潮文庫の最近新訳されたの読んだ人いる?
古本で以前の読んでるけど、まわりくどすぎて進めない

651:吾輩は名無しである
06/04/14 21:50:21
>>650
新訳は衝撃的な読みやすさ。
古本は捨てて新しいのを買え。

652:吾輩は名無しである
06/04/15 06:21:53
別に捨てんでも。

653:吾輩は名無しである
06/05/07 08:11:54
ブロンテ姉妹


654:吾輩は名無しである
06/05/19 23:47:04
ネリーこそエミリブロンテの化身のような気がする。
彼女の二人の養い子がくっつき最終的には彼女は左団扇。大団円。
ヒースクリフもこの人には不思議と懐いてる感じがするもんね。
最後のほうじゃ嵐が丘に女主人役として雇われたって堂々といってるし。

655:吾輩は名無しである
06/05/20 06:05:25
ほー

656:吾輩は名無しである
06/05/20 22:27:49
ブロンテ姉妹の兄貴はアル中でヤク中のスーパーDQNだったそうだ
ヒンドリーとかヒースクリフの原型なんだろうね。

657:瀬戸内蘭頁寂尊
06/05/21 01:34:37
ブロンテニート姉妹 

658:吾輩は名無しである
06/05/27 01:31:00
>>656

ヒンドリーはそうだろうね。でも、ヒースクリフの原型ではないと思うよ。

エミリにとってヒースクリフの原型は男の子だったのではないかな。

エミリの詩にヒースクリフの原型がでてくる。
「こまどりよ朝が早いので」という詩にはヒースクリフという名前もでてきて
いたと思う。

私見ですが、ヒースクリフはエミリ自身の心に住みついた空想の?男の子だったと思う。
それが角度を変えて見れば、子鬼にも魔物にも見える、不思議な存在。

659:吾輩は名無しである
06/05/27 06:53:52
最近の新奇な言葉を使って気の利いた文章を書きたいという
気持ちはわからんでもないが、
ブランウェルをDQNと呼ぶのは無理があると思うよ。
文学と美術の才能がいくらかあったものの、結局、
どちらもものにならず、その挫折感から、酒にふけったわけで、
こういう挫折した芸術家志望者というのと、
DQNというのとは人種が違うのじゃないかな。

660:吾輩は名無しである
06/05/27 18:30:30
>>659
最近の新奇な言葉って、DQNですか?

661:吾輩は名無しである
06/05/27 18:51:18
自分にレスする人がDQNですが、なにか?

662:659
06/05/27 20:34:59
>>660
そこんとこ突っ込まれるかもしれないな、とは思ったけど、
2ちゃんの外の、というか普通の常識に思い切りのっとって、そう書いたわけだよ。
>>656君自身だって、ブロンテについて論じる場でDQNという
言葉を使うのは普通ではないと意識しているからこそ、ああ書いたわけで、
自然にDQNという言葉を使っているわけではないわな。

663:吾輩は名無しである
06/06/01 20:23:21
>>662
>>2ちゃんの外の、というか普通の常識に思い切りのっとって、そう書いたわけだよ。
だってここは2chじゃん。あんた荒唐無稽だよ。

664:吾輩は名無しである
06/06/01 23:45:47
>>648
持ってるけど本当に傑作。ほかの映画とかと同じく第二世代はカットされてるけど、
いい具合に脚色されてて、何よりヒースクリフのデザインが素晴らしい。
あすなひろしは幻の漫画家と言われてたが、読めて幸運だった。

665:吾輩は名無しである
06/06/08 11:15:47
森園みるくが書いたマンガ版『嵐が丘』もあります。

URLリンク(www.futabasha.co.jp)



666:吾輩は名無しである
06/06/08 11:24:42
おお、みるく様の画風にはぴったりだな、嵐が丘は。
読みたいけど、絶版?

667:665
06/06/08 14:05:36
>>666
絶版だけど、ブックオフでたまに見かけますよ。
100円コーナーによくある。
すごく濃厚なかんじ。

668:吾輩は名無しである
06/06/08 14:18:06
>>667
だってレディコミの女王みるく様ですから。
さがしてみよーっと。

669:吾輩は名無しである
06/06/13 16:09:41
嵐が丘の世界ってレディコミとか昼ドラとかにピッタリマッチするよね

一見エキセントリックに見せながら、ある種の普遍性があるのかな?


670:吾輩は名無しである
06/06/18 19:56:28
しかし、いったんリメイクした途端、単なる「レディコミ」「昼ドラ」に堕してしまうんだよな…。
やっぱり、あの世界観や精神性を原作並みに再現するのは不可能なんだろうか。

671:吾輩は名無しである
06/06/18 21:07:30
私的「嵐が丘」ワースト・キャラクター5

1.ネリー (ハッキリ言って諸悪の根源。最悪の意味での「オバさん」タイプ。
詮索好きで日和見で無節操、軽口で無神経、そのくせ説教好きで出しゃばってきては中途半端な正義感や良識を振り回すが、
肝心な所では役立たずどころか、むしろ事態を悪化させている。なのに本人は無自覚どころか、一番の功労者だと思いこんでいる。
最後に結局美味しい所を持っていくのがまたムカつく。)

2.ロックウッド(箸にも棒にも掛からん、無責任で軽薄な俗物。ある意味ネリーとは良いコンビ。)

3.ジョーゼフ(権威や強者に媚び、弱者には傲慢。下品で卑屈な自己中じいさん。これまた最悪な意味で「下僕」タイプ。
最も一貫したスタンスの持ち主ではあるが。)

4.ヒースクリフ(精神が未熟なくせに、腕力と知識のみ並み以上に身に付けてしまったという最悪の犯罪者パターン。
見た目の迫力とカッコ良さに誤摩化されがちだが、実際やってることは幼稚で非常識極まりない虐待魔。
そのくせ世間体を取り繕うのには長けている、ある意味DV男の典型。ストーカーの最も極端で悪質なタイプでもある。)

5.キャサリン・一代目(奔放で情熱的、と言えば聞こえは良いが、要は周囲が全て思い通りに動かないと駄々をこねる、
相手の心情や立場を全く理解せず、思いやる事も出来ない、そのくせ「自分が一番可哀想」と思い込んでいる幼稚な自己中女。)

あー、書いたらスッキリした。チラ裏ですまん。



672:吾輩は名無しである
06/06/18 23:03:07
わたくし、この度二代目キャサリンを襲名いたしました。

673:吾輩は名無しである
06/06/21 20:15:48
ヒースクリフのイザベラ虐待の描写はおっかねえ。
墓暴く話も気色悪いし、死に顔の描写もまじ怖い。
でも小生意気な二代目キャサリンを徹底的にいびるシーンは正直楽しかった。

674:吾輩は名無しである
06/06/23 14:24:07
>671

なんか普通にそこいらにいるパートのジジイやババアに全て当てはまるキャラだねw

やっぱ人間描写において、普遍性に溢れてる作品なのかもしれない
状況設定は特殊に見えるかもしれんけど、市井の人間像なんて19世紀のイギリスだろうが、21世紀の日本だろうが似たようなもんよ



675:吾輩は名無しである
06/06/23 17:02:57
>673

676:吾輩は名無しである
06/06/23 18:22:21
>673
でも、いくら憎い奴の身内だからといって、
よりによってまだ十代やそこらの女の子達に対して、
あんなに本気でいびったり、ムキになって暴力をふるう男が実際にいたら、
端から見て単純にみっともないぞ。

677:吾輩は名無しである
06/06/24 00:59:05
>>676

何百年も昔のことだからということも考慮しないと・・

678:吾輩は名無しである
06/06/25 00:52:00
そりゃ、女性の地位がずっと低い時代、子供の人権が無いに等しい時代には、
ペットをしつけるような感覚で、あるいは面白半分に暴力を振るう男は珍しくなかっただろう。
しかし、ヒースクリフの場合はそういうのとは違う。
自分より明らかに弱い立場の、社会経験も知識も乏しい人間に対して、精神的に同レベルの憎悪や怒りをぶつけまくってる。
イザベラの愛犬を吊るして殺そうとしたり、またその事を得々とネリーの前で言いふらすという所を見ても、
この男、精神は明らかに幼いよ。

679:吾輩は名無しである
06/06/25 20:44:05
そう、2ちゃんねらーみたいにね

680:吾輩は名無しである
06/07/23 11:18:23
このスレざっと読んだけど、やっぱりどの翻訳がいいかについては、みんな意見がそれぞれだね。
俺もそうだけど、自分が最初に読んだ訳への思い入れが強いんだろうな。
ちなみに河野一郎訳でした。

681:吾輩は名無しである
06/07/29 05:59:04
最後に「負け犬」として立ち去って
最後まで狂言回しの位置を離れなかったロックウッド氏のために乾杯。


682:吾輩は名無しである
06/07/29 14:01:28
こないだ英語で読み終わったよ。
むちゃくちゃな感情劇なのにもかかわらず、
作者の一心不乱な念のようなものを感じ続け、妙に胸を打たれました。

地の文は、恐ろしくレトリカルなオースティンよりも読みやすいんだけど、
ジョゼフの訛りまくったセリフだけはわけわかめ。
ハック・フィンの逃亡奴隷ジムの南部黒人訛りのほうが
よっぽど分かりやすいぞw


683:吾輩は名無しである
06/08/23 01:46:09
保守

684:吾輩は名無しである
06/08/23 14:53:43
このスレの人たちは、水村美苗の「本格小説」は読んだん?


685:吾輩は名無しである
06/08/26 15:23:21
>>684良かったよ本格小説。
だけど嵐が丘の方が好きです。

686:吾輩は名無しである
06/08/26 16:48:41
嵐ヶ丘って超おもしれえよな

687:吾輩は名無しである
06/08/26 17:34:51
鴻巣友季子って奴がイマイチ好きなれん。

688:吾輩は名無しである
06/08/27 14:35:38
でも鶫の辻っていうのは良かったよ。

689:吾輩は名無しである
06/09/04 17:41:54
誤訳でしょ。

690:吾輩は名無しである
06/09/06 02:31:05
鴻巣友季子の場合は
黒岩涙香的な「誤訳」だろう、
と好意的に解釈してみる。

691:吾輩は名無しである
06/09/12 13:30:32
読んだけどあんま面白くないよ 昼ドラのほうがマシ

692:吾輩は名無しである
06/09/12 13:37:59
いえてるただのメロドラマだよな

693:吾輩は名無しである
06/09/12 15:29:38
超おもしれえよな

694:吾輩は名無しである
06/09/13 14:32:41
昼ドラっぽくない漫画版ないんか

695:吾輩は名無しである
06/09/15 19:26:00
11月にジェーンエアの新訳

696:吾輩は名無しである
06/09/16 08:30:49
愛のソレア

697:吾輩は名無しである
06/09/16 23:40:21
ヒースクリフは絶対オナヌーしてる!っていう論文読んだな昔。
腐女子は文学者にならないでください。

698:吾輩は名無しである
06/09/17 19:57:42
それなら、どんな小説の主人公だって、たいていオナヌーしてると思いますよ
男女かかわらず

699:吾輩は名無しである
06/09/21 01:27:15
「本格小説」おもしれぇ~。
しばらくぶりに手に取ったらまた何度も読んでしまった。
語り部が出揃ったところで作者の野望に呆然としたり、繰り返しの場面を新しくみつけたりして、
なぜか今回は上巻後半は泣きっぱなしだった。そして、やっばり「嵐が丘」はすげぇと思ったり。


700:吾輩は名無しである
06/09/25 00:30:02
>>701が目を開けたときに、晴れやかな天気だったならば、お前の将来もそうなるであろう。
もし、嵐が吹き荒れていれば、将来もそうなるであろう。

701:吾輩は名無しである
06/09/26 20:16:58
( ゚д゚)ポカーン

702:吾輩は名無しである
06/10/05 11:46:59
>>699
本格小説良いよね。一気に読んでしまった。
嵐が丘好きの人はきっと気に入るよ。

703:吾輩は名無しである
06/10/25 23:45:01
最近の若い人はこの作品読んでるのかな?
私は19の頃これを読んだ現在21だけど、ティーネージャーいる?

704:吾輩は名無しである
06/10/28 04:07:49
文学科ならたいてい読んでる

705:吾輩は名無しである
06/10/29 06:57:41
一週間かけてやっと読み終えました…
爽快

読みながら何故か私の中でヒースクリフは森山未來
キャシー1は蒼井優が頭に浮かんで離れなかったw
つか昼ドラみたいなストーリーだからかな

正直一番死んでほしかったのはネリー婆だわ
こいつだけは許せない

706:吾輩は名無しである
06/10/29 10:08:47
これ映画で観たけど登場人物に全然共感できなかったな
なんか全員自分勝手だったような
それが味なんだろうか

707:吾輩は名無しである
06/10/29 18:10:16
ネリーってそんなに悪質キャラかなぁ?
読んだのがだいぶ前だから
主人公たちの資質や感情を
世間一般の尺度と対比して客観視させるキャラクターとしか見てなかった。

ヒースクリフも母キャサリンも
ある意味彼女を最も信頼し
心の奥深い部分では依存してもいるから
感情を吐露するのだと言える。

大体ヒンドリーやヒースクリフに全うな家庭経営など望めないのだから
ネリーが実質的な仕事をするしかないと思う。

708:吾輩は名無しである
06/11/15 01:54:05
昔読んだけど恋愛物ではないでしょう。
キャサリンの「ヒースクリフは私です」の台詞にあるようにキャサリンはヒースクリフであり
ヒースクリフはキャサリンであって、相手の喜びは自分の喜び、相手の哀しみは自分の哀しみだった。
それは恋愛でも兄妹愛でもなくて、キャサリンとヒースクリフは二つで一人の人間であり
一つの魂だった。
上手く言えないけど『嵐が丘』は一つの魂の輝きとそれが引き裂かれる苦しみ、
そしてそれでもなおもう一つの自分の魂を求め続ける物語だったと思う。

過激な言い方になるけど一つの魂が引き裂かれた慟哭に比べれば、それに巻き込まれて
不幸になった人物たちの苦しみなど些末なものにすぎないという感想をこの作品には持った。

709:吾輩は名無しである
06/11/16 19:58:05
エアーが新訳

710:吾輩は名無しである
06/11/26 09:04:09
アリプロ聴いてこの本に手出したけど凄い面白かったわ。ヒースクリフ…
本格小説とやらも読んでみるよ。

711:吾輩は名無しである
06/11/27 02:20:27
今日映画で見た。キュンとしてグッときた。

712:吾輩は名無しである
06/11/29 02:37:53
アリプロってなに?

713:吾輩は名無しである
06/11/29 13:37:26
>>712
アリスプロジェクトの略じゃないのかな?

714:吾輩は名無しである
06/11/30 17:35:19
ALI PROJECT(アリプロジェクト)の略。この話をモデルにした『嵐ヶ丘』ってそのままなタイトルの曲がある。

715:金原文則
07/01/03 01:03:55
エミリー・ブロンテって美人だよなぁ

716:吾輩は名無しである
07/01/03 21:35:56
処女のまま死んだのだろうか

717:ジョルジュ バタイユ
07/01/08 13:06:50
エロチスムとはょ、死を賭するまでの生の酸化である

清純なエロチスム(情熱としての恋)の場合にも、体と体が触れ合う肉欲の場合にも、存在の崩壊と死とがすけて見えてくるほどになると、その強烈さはこの上もなく大きなものとなる。


718:吾輩は名無しである
07/03/03 00:15:55
このスレ読んで決めようと思ったけど新潮訳で決まりだね

719:吾輩は名無しである
07/03/03 06:11:08
岩波のも新訳なんだな
読みやすいほうがいいけど

720:吾輩は名無しである
07/03/03 21:09:27
名訳=新潮

721:吾輩は名無しである
07/03/04 04:26:12
ヘアトンはリントンみたいに育てなくて正解だったな。
ヒースクリフのやった唯一の善行って方法はどうあれ、
ヘアトンをまともに育てられたことじゃないか?

たまにヒースクリフはヘアトンを自分と重ねていたところもあるようだし
ヘアトンは懐いてたしであまり無下には出来なかったんだろうが。

722:吾輩は名無しである
07/03/10 07:22:32
>721
ヘアトンがまともさを保っているのは彼が「第1級」の資質を持っているからで、善行とは言いがたいと思われ。
ただ、子リントンみたく育てられたら大悪党になったかもなあ。
ほんとびっくりするくらい卑怯だね、子リントンは。





723:吾輩は名無しである
07/03/11 09:47:45
ご飯と牛乳は一緒に食えない

724:吾輩は名無しである
07/03/17 22:01:33
今、テレビでNHKのハゲタカっていうドラマをやってたんだけど最後のテロップに
「エミリブロンテ」って字面があったんだけど、あれはなんだったのかな。
音楽つくってるグループの名前?
知ってる人教えて。

725:吾輩は名無しである
07/03/17 22:27:18
>>724
ドラマは観てなかったんだけど、気になったので「ハゲタカ」のサイト見てきた。
エンディングテーマが、エミリー・ブロンテが書いた詩に音楽をつけたものなんだって。
くわしいことは、自分で「ハゲタカ」のサイト見てみて。「原作・音楽・脚本」のところね。

726:吾輩は名無しである
07/03/17 23:24:37
へぇ、そうなんだ。
725さん、ありがとうございます。
自分で調べればいいのにごめんなさい。
インストだったような気がするけどどんな詩なんだろう。
次回最終回も見てみようと思います。


727:吾輩は名無しである
07/03/18 00:01:01
724です。
サイトに行って音楽を聴いてきました。
URLリンク(www.nhk.or.jp)
嵐が丘しか知らないけれど、人を寄せ付けない様な詩の内容に対して
音楽は随分優しい感じですね。人それぞれだから、こういう音楽であっても
いいけど、詩の世界が矮小されちゃうと思うのはオタの思い入れの深さゆえ
でしょうか。どんな音楽だったらぴったり来るのかな。
こうなると、ケイトブッシュの「嵐が丘」は傑作だなぁと思います。
あと、閑散としていると思っていたこの板にすぐにレスが付いたのに驚きました。
見てる人は多いのかな。私もブックマークに入れてるしな。

728:吾輩は名無しである
07/03/19 17:59:17
なんと奇遇な。
自分もハゲタカってドラマのエミリ・ブロンテが気になってこのスレ来ましたよ。


729:吾輩は名無しである
07/03/22 00:53:58
新潮文庫新訳のロックウッドの語りが、やけに読みにくいんだが・・・
一発で頭に入ってこない。俺の読解力のせい?
ネリーの語りのところは読みやすそうだけど。

730:吾輩は名無しである
07/03/25 10:49:26
新潮の鴻巣訳。
ネリーの語りのところもやっぱり読みにくい。
何度も後戻りが必要。

この訳者は、純文学専門の翻訳家で、語彙や言い回しのネタが豊富だが、
ネリーに個性を持たせようというあまり(志は涼とするものの)、
一発で頭に入らない言い回しが多くて、読むのに疲れる。訳者と俺
との感覚の相違もあるだろうが。
翻訳者が訳文で”文学”やるのも良し悪しだ、という気がする。

岩波新訳は評判が良いけど、どうなのでしょう?

731:吾輩は名無しである
07/03/25 12:16:59
鴻巣訳は一般的には好評だったみたいだけど
私は当世風に媚びてる文体に終始違和感をおぼえてしまったなあ

学生時代に読んだ中公文庫の河野一郎訳は絶版らしいが
格調の高い名訳だと感じたものです 二回読んでしまったがじつに良かった

732:吾輩は名無しである
07/03/25 15:43:06
>731
鴻巣訳は、語り手の個性を出そうとしてるんですが、成功したかというと、
どうも??ですね。流れが悪くて読みにくい。
すぐに引っかかって、前に戻らなくちゃいけない。ものすごくストレスフル。
翻訳家=名文家ではないのだから、翻訳者が自分のカラーを出すのは
リスクが高いなぁと思いました。

表現自体も、違和感があるのが多いですね。
ジョウゼフに「ヒス起こして」みたいな言葉を使わせたり。

中公文庫ですか、古本屋で探してみます。

733:吾輩は名無しである
07/03/25 20:50:41
ネリーはブロンテ家にいたタビーという召使いがモデルと
いわれているよね。
エミリーも他の姉妹たちもタビーを慕って家族同然のような
関係だったというから、気骨のある、常識と分別をわきまえた
好人物として描いているはずだよ。
読者のとらえ方は自由にしても。


734:吾輩は名無しである
07/03/27 23:55:51
でも外国小説は全部新潮で統一したいんだよなぁ

735:吾輩は名無しである
07/03/28 00:05:48
…んなわがまま言うんじゃないぅ、ちゃいっ!

736:吾輩は名無しである
07/03/28 03:13:17
俺は旺文社文庫で統一したいw
ちなみに『嵐が丘』は中村佐喜子訳。訳者による作品鑑賞や解説、
人物紹介の他に、河野多恵子による短いエッセーも。

737:吾輩は名無しである
07/03/28 16:27:46
>>721,>>722

手元に本がないのですが、ヘアトンと子リントンのことは、ヒースクリフと
ネリーの会話のなかで、次のようにあったと思います。

片方は金で鉛のように育てられ。
片方は鉛で金のように育てられた。

上の表現は本の表現とは全く違っていますが、言いたいことは、

ヘアトンは超一級の素質をもちながら、なにも教育をうけられなかった。
子リントンは人間として最低なのに、お旦那様になるように育てられた。

ということです。当時としては子リントンは田舎ではいい育ちをさせてもらった
のだと思いますが、それを、「あんな育てられかたをしたら・・」と現在の人たち
が受け取るというのは、とても興味深いです。

ヒースクリフはヒンドリーの子供であるヘアトンにも、最大の復讐をしたの
です。彼を無知と粗野の淵にたたきこむという復讐を。ちゃんとした教育を
受けられずに育てば、もう取り返しはつきません。恵まれた現代では、そのこと
に対する想像力さえ、なくなってしまっているのですね。

738:吾輩は名無しである
07/03/29 08:53:14
>737
> 当時としては子リントンは田舎ではいい育ちをさせてもらった
> のだと思いますが、それを、「あんな育てられかたをしたら・・」と現在の人たち
> が受け取るというのは、とても興味深いです。

いや、その解釈は想像力の欠如の問題ではないと思う。
子リントンは確かに上辺では紳士階級の子息としての十分な教育と待遇は受けていたけれど、
終生、父親からの愛情は一片も与えられないどころか、あからさまに憎悪と軽蔑を示され続け、健全な自尊心を奪い尽くされた。
周囲にも、下男や家政婦など物質的な世話は焼いても、本気でリントンに対して親身になって助言や叱責をする人間は全くいなかった。
元々捻くれた要素は有ったとしても、その悪い部分をさらに積極的に助長させ、最悪の人格に育ててしまったのはヒースクリフの意志。

739:吾輩は名無しである
07/03/29 23:29:58
鴻巣さんの訳に散々いちゃもんをつけてきましたが、
岩波訳と照らし合わせることで、鴻巣訳の問題点が分かりました。
なぜこんなに、私にとって読みにくかったのか?

鴻巣さんは、しばしば主語を省略するんです。

それが、文章の体裁とか文学性のためなのでしょうが、
私にはつらかった。行動の主体が、ネリーなのかキャシーなのかリントン
なのかすぐに分からない箇所が多い。

主語を省略して、前後の文脈で読み取れという事なのですが、
これが、それを読み取るためには常に読み返しが必要で、
ひどい場合だと、読み返しても、主語が不明なことがありました。
このために、読んでいる間、非常に疲れ、頭に薄く靄がかかったようで、
物語を楽しむどころではなく、時には苦痛でさえありました。

私が主語不明だと思ったところを、岩波訳で確認したら、
岩波訳では、誤解の余地無くはっきりと明示されていました。

鴻巣さん訳は部分的には面白いところもあるのですが、
ファーストセレクトには絶対適しません。
他の訳を読んでから、鑑賞を深めるために読んでみるのが良いと思います。

鴻巣さん訳は、第三者チェックをいれたのでしょうか?非常に疑問です・・・



740:737
07/03/30 01:05:41
>>738

ヘアトンを粗野と無知の淵に落とすことは、ヒースクリフの復讐=意思ですが、
子リントンをひねくれた人間にしたのは、「ヒースクリフの意思」ではないですよ。

彼は子リントンには愛情も興味もなかった、キャサリンのことしか頭にはない
のですから。しかし、子リントンをひねくれた子供にしてやろうなどという考え
はありませんでした。子リントンは生まれつき虚弱体質でヒースクリフの期待に
合わなかったのですが、ヒースクリフは子リントンを紳士階級の人間にしようと
します。その子供は、アーンション家とリントン家とヒースクリフの財産すべて
を相続する子供でした。なぜなら子リントンの曾祖父母は、リントン家の財産を
息子のエドガーリントンではなく、娘の子リントンの母親に相続させたからです。

ヒースクリフがいかさまの賭け事等でヒンドリーからうばったアーンション家と
妻が相続し子供につなげるリントン家の双方の相続人は子リントンです。しかし、
子リントンは、虚弱体質で性格も弱い子供でした。わたしは子リントンが最悪の
性格だとは思いません。あれは弱さなのです。そしてその弱さゆえに、相続人で
でありながら、命を次代につなげるということができないのではないかと懸念さ
れた。そのことはヒースクリフをあせらせ、失望させ、いらだちをつのらせました。

復讐の道具に使うのなら、ヒースクリフはもっと子リントンに対してやさしく
すればよかったのでしょうが、大嫌いなリントン家の人間と大嫌いな自分自身の間に
できた子供を前にして、愛することはできなかったばかりか、道具として使えないほど
弱い子供に対して苛立ちを隠すこともできなかった。因果はめぐるという
ことでしょう。アーンション家、リントン家を乗っ取り、我が物にしたつもりが、
その復讐が達成するやいなや、自分も滅びる側になってしまったのだと気がつく
のです。

741:吾輩は名無しである
07/04/01 12:05:14
アーンション家とリントン家を手に入れ、自分の血をうけつぐ子リントンとキャサ
リンの血を受け継ぐ娘キャサリンを結婚させて子供をなすことができたら、
自分の復讐心を少しでも満足させることができるかもと思っていたヒースクリフは、
子リントンがあまりにも虚弱だということで、その歪んだ思いを達成することがで
きませんでした。子リントン亡き後の、アーンション家とリントン家の相続人はだれ
でしょうか?ヒースクリフが亡くなれば、ヘアトンと娘キャサリンになります。
すると、ヒンドリーの息子とエドガーの娘という、実に順当な相続人に落ち着く
という訳です。ヒースクリフがその未来予想に、いたく傷つき、失望したこと
は確かでしょう。自分がやってきたことはなんだったのか?結局は、なにも
変わらない。自分がよそものとして根こそぎ排除される結果となるにすぎない。
そして子リントン亡き後のヘアトンと娘キャサリンの姿を見れば、憎もうと思って
もにくめない。なんと昔の自分とキャサリンによく似ているではないか。
ヒースクリフの復讐はそれなりのむくいを受けるのですが、それによって彼は、また
別の境地へと行くのです。憎しみに疲れ、意地を張る固くなさが弛んだとき、最も
自分がしたかったことに気づいたのです。なんのために自分は怒り、なんのために
自分は意地をはってきたのか。それはキャサリンです。しかしもはや彼は意地を
張る必要も憎む必要もないのだと気がつきます。キャサリンと自分を隔てるものは
もはや自分の肉体しかないのだと確信します。

742:はるか高み
07/04/01 12:34:50
三島由紀夫スレに来てね、凄いよ。

743:吾輩は名無しである
07/04/04 19:29:37
ジュリエット・ベーカーの「ブロンテ」読みました?
昔、英語版を少し読んだけど、エミリについては惨い扱い。

エミリについては、中村さきこさんの本が好意的だったな。。

744:吾輩は名無しである
07/04/04 22:54:22
ラノベの古典か…

745:吾輩は名無しである
07/04/06 21:59:14
中村さきこさん、シャーロットには厳しいよね。

746:吾輩は名無しである
07/04/12 05:38:25
映画って面白い?
ロンチックに描いてたら見たくもないんだけど。

747:吾輩は名無しである
07/04/26 01:51:23
ウィリアム・ワイラー監督のは
古き良き時代のハリウッド映画。

ルイス・ブニュエル監督のは
映画自体アタマ狂っていて最高。

748:吾輩は名無しである
07/04/26 17:32:26
シャーロットのヴィレットって
実は百合モノじゃね?

749:吾輩は名無しである
07/04/26 18:14:57
ろくでもない奴らばかり出てくるこの小説の中でもネリーだけは救いがたい

750:吾輩は名無しである
07/04/26 21:18:44
2ちゃんねらよりはマシじゃないか

751:吾輩は名無しである
07/04/27 20:42:57
小谷野が好きそうなので三流小説に決定

752:吾輩は名無しである
07/04/28 11:41:27
ネリーって小説の登場人物としてはアレだけど
実際に接して一番不快なのは子リントンだよね

753:吾輩は名無しである
07/04/28 16:52:23
キャシーの旦那も捨てがたい

754:吾輩は名無しである
07/05/01 22:13:13
ブロンテの近親相姦説ってどうなの?

755:吾輩は名無しである
07/05/04 18:00:53
>>754
兄貴とか?
それとも親父か?

756:吾輩は名無しである
07/05/05 21:15:55
>>755
兄貴の方。ブランウェルだっけ?

757:吾輩は名無しである
07/05/13 16:19:32
「嵐が丘」の最後の文章の読解に自信がないので質問なのですが、

A:そして、こんな静かな大地の下に休む人の眠りが安らかでないかもしれないなどと、誰が考えつくだろう、と思うのだった。
  (岩波文庫 河島弘美訳)

B:そして、思うのだった。こんな静かな大地に休らう人々が静かに眠れぬわけがあるだろうか。
  (新潮文庫 鴻巣友季子訳)

A:安らかではない。
B:安らかである。

という読解は当たっているでしょうか?Aも読みようによっては「安らかである」と読めないこともないかなと思ったもので...
そこで原文はどうなっているのかなと思いましたが英語にも自信がないので再び質問なのですが、

and wondered how anyone could ever imagine unquiet slumbers for the sleepers in that quiet earth.
(wodsworth classic)

これを読むとAの方が意味としてあっているのではないかと思うのですがどうでしょう?
「誰も想像しないだろうがunquiet slumbersなのだ」といっているように読めるのですが、Bのように読める気もします。
「unquiet slumbersだと誰か思う人がいるだろうか?いや、いやしない」とも読めるような気もします。
Bの方がきれいな終わり方だなとは思うのですが、この少し前の場面でヒースとキャサリンとの幽霊が出るという噂が広まって
いるところから考えると、やはりAなのではないか?と思うのですが、一方、そういう噂が出ているにもかかわらず、
「この大地の静けさを見ると安らかだとしか思えない」とも読めますし...
それとも、この文章は故意に両方の意味に取れるように書かれているのでしょうか?

758:吾輩は名無しである
07/05/13 20:49:58
>>757
AもBも安らかであるとしか読めません

759:吾輩は名無しである
07/05/13 21:26:49
>>757
「How anyone could ever imagine~」

「誰も想像しないだろうが、実は~」
などという訳にはならないと思うけど。

760:吾輩は名無しである
07/05/13 22:33:43
反語ってものを知らないのだろうか>>757

761:吾輩は名無しである
07/05/16 10:14:41
エミリー、シャーロットに比べてアンって今一マイナーな気がするんですけど
作品もそれなりなんですか?

762:吾輩は名無しである
07/05/17 00:34:34
『アグネス・グレイ』なんかは
ワーズワース・クラシックスの
ロング・セラーだそうですけどね。

アンをマイナー扱いにする言説は
現代では歓迎されなかったりする。

ブランウェルの悲劇が薄まるからw

763:吾輩は名無しである
07/05/17 11:23:32
>>757
ひとことで言うと、Aは逐語訳、Bは意訳。
英語の入試問題の和訳ならAで正解だが、Bのほうが日本語としてこなれていると思います。
研究者の訳と翻訳家の訳の違い、か。

764:吾輩は名無しである
07/05/17 17:52:34
なるへそ!
読むならBだな

765:吾輩は名無しである
07/05/17 18:12:17
忘れましたw

766:吾輩は名無しである
07/05/17 20:09:37
で、けっきょく、静かな大地の下で安らかに眠ってないってことでしょ。

767:吾輩は名無しである
07/05/17 22:05:28
彼らが安らかであるかどうか誰にも分からないし、
ロックウッドの本心だって分かったものではないが
少なくともロックウッドは、「彼らは安らかであろう」
「安らかであれかし」として、締め括っているわけだ。

一篇の小説として、大切なのは、そこですがな。

768:吾輩は名無しである
07/05/17 23:06:24
そんな小説だったけかなあ。
やたらヒースクリフってうなり声が聞こえるとかで、気持ち悪かったのしか覚えてない。
あんま教訓を得られなかったが、女の書く小説ってのは男が書くのと根本的に違うなとは思ったなあ。

まあ男の書く小説の女は理想的だし、女の書く小説の男は理想的なんだよね。
それだけはいつも納得させられる。

769:吾輩は名無しである
07/05/17 23:25:04
767の言うとおり。

荒野をさまようふたりを見た人もいると言う。
だけどロックウッドはこんな静かな大地に眠るふたりが安らかでない訳がない。
と思うのだった。

ってことでしょう。

Aの訳も趣きがあって良いと思います。

最後にまた、この物語の重要なファクターである(と思う)風土の描写がクローズアップされているのですね。

770:吾輩は名無しである
07/05/18 09:47:11
>>768
また、おまえかw アホの書き込みはすぐわかるな。

771:吾輩は名無しである
07/05/18 10:54:31
>>770
アホはどっちだか。
文体でわかるんじゃなく、IPで記録しとるんだろうがw いい加減賢くなれw

772:吾輩は名無しである
07/05/18 11:00:12
いわゆるチーム施工の情報収集能力は極めて稚拙で、その秘密活動も極めて幼稚で稚拙である。
だいたい重要な部分についてはアメリカの支持とアイディア、実際の行動力を当てにしており、
彼ら国内独自の能力部分については皆無と言ってよい。2chでVIP3人くらいの能力であるw

JCIAなんてNTTの独自検索ソフトくらいと考えるとわかりやすい。

773:吾輩は名無しである
07/05/19 09:50:49
>あんま教訓を得られなかったが、女の書く小説ってのは男が書くのと根本的に違うなとは思ったなあ。

???w

774:吾輩は名無しである
07/05/20 03:52:53
読みたいと思っているのですが、岩波文庫と新潮文庫とどちらの訳がよいのですか?

775:吾輩は名無しである
07/05/20 10:51:12
>>773
他スレで顰蹙買ってるDQNだから放置しましょう

>>774
好みの問題
逆に言えば どっちも悪くないですよ
ご自分で書店で立ち読みしてみて気に入ったほうにすればいいのでは?

776:吾輩は名無しである
07/05/20 15:54:58
自作自演か。くだらねえ。

777:774
07/05/20 22:36:06
>775
ありがとうございます。じゃあ新潮文庫にしよう。一冊で安いし。

778:吾輩は名無しである
07/05/21 10:41:29
新潮文庫版のほうが 会話がくだけていて現代的なんで 若者には読みやすいかもね

779:吾輩は名無しである
07/05/31 03:39:14
くだけているというか、他の訳のは文章がまわりくどくて理解しにくい。
もとがこんな文章なの?

780:吾輩は名無しである
07/05/31 22:33:47
>>779
そうです。確かめてみれば?
URLリンク(www.gutenberg.org)

781:吾輩は名無しである
07/06/15 13:27:12
読了記念カキコ
ヘアトンとネリーが好きです

782:吾輩は名無しである
07/06/21 16:03:40
亀レスだけど、ここでは新潮文庫の新訳が好評のようですが、
私は、岩波文庫の河島弘美訳のほうが、すらすら読めて澄明な訳文だと思えました。
鴻巣友季子さんの訳した日本語には、なんだかナマッてるような違和感を覚えてしょうがない。
要は、好き好きってことですね。


783:吾輩は名無しである
07/06/26 10:14:10
>>782
私も岩波訳好き。


784:吾輩は名無しである
07/08/05 22:27:01
新潮訳読了。
ヘアトンは勝ち組


785:吾輩は名無しである
07/08/23 22:46:20
「ハゲタカ」のエミリ・ブロンテってやっぱり
あのエミリブ・ロンテだったか

786:吾輩は名無しである
07/10/08 17:19:24
あげあげあげ

787:吾輩は名無しである
07/10/23 18:28:11
姉のジェイン・エアの光文社の新訳は良い訳ですか?

788:吾輩は名無しである
07/10/23 19:31:53
これ読むの疲れた
おもいっきり
昼メロの世界だもんな

789:吾輩は名無しである
07/10/24 07:54:46
きみの理解力は所詮その程度

790:吾輩は名無しである
07/10/24 09:44:05
ばれたか

791:吾輩は名無しである
07/10/24 11:53:59
どいつもこいつもただ状況に「慣れようとしてるのがイライラした。
なにもしない、諦めるのでもなく。

792:吾輩は名無しである
07/10/25 07:19:09
きみの理解力は所詮その程度w

793:吾輩は名無しである
07/10/29 17:55:43
マヤのキャシーが1番。

794:吾輩は名無しである
07/10/30 01:45:37
たしかに女の子だと、アレから入った人も多そうだがw

795:吾輩は名無しである
07/10/30 23:23:43
シャーロット・ブロンテ 『ジェーン・エア』
スレリンク(book板)

796:吾輩は名無しである
07/10/31 03:22:26
3姉妹の詩集どこの文庫からでてますか?

797:吾輩は名無しである
07/11/01 07:27:53
出ていません
ネットで読めるよ 英語でなら

798:吾輩は名無しである
07/11/01 13:37:27
エミリーブロンテ自身の詩集も出てませんか?

799:吾輩は名無しである
07/11/01 21:38:36
映画の「ブロンテ姉妹」観たが
ブロンテにフランス語って合わないな
風景も南仏ぽくて荒野って感じしなかったし

800:吾輩は名無しである
07/11/03 01:12:36
すいません、嵐が丘は映画で見るのと、小説で読むのとではどちらが良いでしょうか?
つまり、映像ではなく、言葉でこそ味わえるような表現力をしているのか、
それとも、映画のほうが活きる表現なのかです。

801:吾輩は名無しである
07/11/03 04:40:42
「小説のほうが良い」としか言いようがないけどw
ルイス・ブニュエル監督の『嵐が丘』は傑作です。

802:吾輩は名無しである
07/11/03 10:42:47
>>800
つまらんこと訊かないで。
映画は小説の一部をわかりやすくドラマ化しただけ。
原作は親子三代にわたる大作だよ。
映画しか見てないやつは、知ったかぶりすると恥かくぞ。

803:吾輩は名無しである
07/11/03 11:37:08
おいおい。
嵐が丘は文学というより、ストーリーで売る小説だろ?
映画のほうが良いだろw
たんに小説が好きな人間が本のほうが良いと思ってるだけでは?
嵐が丘の良さを知りたいなら映画だろう

804:吾輩は名無しである
07/11/03 16:08:35
>>803
「文学」と「小説」の違いを説明してください。きちんとした根拠に基づいて。


805:吾輩は名無しである
07/11/03 19:43:20
言葉で想像して楽しむなら小説
ストーリーだけなら映画だね。

806:吾輩は名無しである
07/11/04 00:29:39
800は釣りですか、と思ったのですが・・・。
おっしゃるとおり、言葉でこそ味わえる表現だと思います。
嵐が丘に限っては小説と映画は天と地ほどの差があるのではないでしょうか。
だって映画にすると何故だか全然つまらなくなっちゃうんだもん。
小説の方には、なにやら得体の知れないものが潜んでいると思います。

807:吾輩は名無しである
07/11/04 01:51:01
すぴてんってん俺は

808:吾輩は名無しである
07/11/04 02:02:43
すいません。
岩波文庫の嵐が丘は、「」を一文字分下げてますか?
それとも、下げてませんか?
地元の本屋には売っていないので確かめることができません。

809:吾輩は名無しである
07/11/04 04:05:50

Haworth

URLリンク(www.flickr.com)

810:吾輩は名無しである
07/11/04 09:22:33
>>806
同感です
映画版は物語の前半の単なるダイジェストに近いから別物だろう

811:吾輩は名無しである
07/11/04 12:14:55
808に答えてください

812:吾輩は名無しである
07/11/04 13:27:08
一冊にまとまってるのと上下ででてるのどちらがいい?

813:吾輩は名無しである
07/11/04 14:12:18
↑それはあなたの好み。

でも808は意味不明なので、聞かなければわからないんです。

814:吾輩は名無しである
07/11/04 18:30:29
回答ありがとうございますm(__)m
一冊にまとまってるやつは文字がでかかったので、上下の奴にしました、ありがとう。


815:吾輩は名無しである
07/11/04 21:43:48
>>814
それは逆では?
一冊なら詰め込んでるので、文字が小さいのでは?
あなたが買ったのは岩波ですよね?
ぜひ教えてください。岩波の嵐が丘は、「」を一文字下げてますか?


816:吾輩は名無しである
07/11/04 21:47:57
いや文字がおっきいのは一冊にまとまってるやつでしたよ。
因みに岩波ではなく新潮です。
二冊とも古本ですが。。。

817:吾輩は名無しである
07/11/04 22:01:54
>>816
新訳じゃないのでは?
岩波の古本って少ないし

818:吾輩は名無しである
07/11/04 22:12:49
自分は別にどうでもいいんで、815に教えてあげてください。

819:吾輩は名無しである
07/11/04 22:18:52
普通は文字が大きい方が読みやすくない?

820:吾輩は名無しである
07/11/04 22:21:31
いや文字が大きいの嫌いなんです。ページすぐ捲らなくちゃならないし、目が疲れるんですよね。。。


821:吾輩は名無しである
07/11/05 00:18:10
誰か、岩波の嵐が丘が「」を一文字下げてるかどうかを教えてあげて。

822:吾輩は名無しである
07/11/05 00:19:02
820は珍しいな。
俺は文字が小さいと目が疲れる。
1ページに19行なんて酷いw

823:吾輩は名無しである
07/11/05 02:01:27
岩波の嵐が丘は完璧で、
新潮のはそれに劣る、と聞きますが、新潮のは駄訳なのでしょうか?


824:吾輩は名無しである
07/11/05 02:14:49
新潮のアマゾンのレビューでは

「嵐が丘はいくつも翻訳があり、
私自身何作か読みましたが、これが一番読みやすく、おもしろかったです。」

「この新潮社文庫の『嵐が丘』を読むと、鴻巣友季子によって捻じ曲げられてしまったトンデモナイいびつな『嵐が丘』を経験してしまうことになる。
 鴻巣友季子以前の訳者による訳本は、どれもマトモであるから、読者は是非ともそうした訳本を手にするように注意すべきである。」
の二つの正反対の意見が・・・

825:吾輩は名無しである
07/11/05 02:47:49
俺的には新潮は1ページ目で嫌になった経験があるから岩波を薦めたい

826:吾輩は名無しである
07/11/05 03:32:55
↑なにが原因でそうなったの?

827:吾輩は名無しである
07/11/05 03:33:55

岩波
「わたしはヒースクリフなの。あの人はいつもわたしの魂の中にいる、いつだって!」

この場面は新潮では、どう訳してるんでしょうか?

828:快刀
07/11/05 03:40:21
「嵐が丘」のあとに「百年の孤独」を読むと凄いと思うより幼稚に感じる
逆に「百年の孤独」を先に読んでたら「嵐が丘」は退屈過ぎたかもしれん

829:吾輩は名無しである
07/11/05 10:33:11
19世紀のゴシックロマンと20世紀のスーパーレアリスムを比較して優劣をつけるのは無理があるとおもいます。

830:快刀
07/11/05 10:52:43
いや、この2作品は時の流れが要になっているから自然と比較してしまう
どっちも読者を圧倒し感動させるのは、振り返ったときの時間の流れ
既に嵐が丘で時間の流れに感動したあとでは、百年のほうで衝撃的なのは最後に赤ん坊の死体が蟻に運ばれる結末だけ(俺がそう)
また読者によっては、マジックリアリズムの演出を野暮ったく感じたり、セックス描写が多いのに閉口する
俺は嵐が丘のほうが傑作だと思う


831:吾輩は名無しである
07/11/05 12:00:11
新潮と岩波では 岩波のほうが良い訳なの?

832:吾輩は名無しである
07/11/05 14:26:26
>>831
大差無いよ
どっちも良訳



833:吾輩は名無しである
07/11/05 23:06:51
どっちもツルツルですか?

834:吾輩は名無しである
07/11/06 01:15:19
>>832
新潮の訳ってさ、
誤訳だらけ、さらに意味を間違ってる、ってレビューでもされてるよ。
それでも良いと言えるのか?

835:吾輩は名無しである
07/11/06 01:31:58
鴻巣訳の『嵐が丘』は最近では珍しいほどの、誤訳、悪訳、下手訳に満ちている。
何よりも、この訳者の日本語への思い入れの欠如、
要するに言葉へのガサツな態度には呆れ返るしかない。

アマゾンのレビューより


836:快刀
07/11/06 02:30:03
小林秀雄や福田恒存の翻訳よりはマシだろう

837:吾輩は名無しである
07/11/06 02:45:47
今40代の女の訳だぞ?
どうやってその二人に勝てるんだよw

838:吾輩は名無しである
07/11/06 02:55:01
そりゃ、小林・福田以降の研究の蓄積があるからだろ

839:快刀
07/11/06 04:13:48
小林は青山二郎から、君の文章は全然駄目だと言われている
小林訳のランボーでランボー好きになったとか言ってるやつはみんなニセモノ

840:吾輩は名無しである
07/11/06 04:36:21
それじゃあ一生かかったってムリポw
お前には、ものをひとに伝える、能力がない。
だから馬鹿にされる。

841:吾輩は名無しである
07/11/06 10:36:35
あほばっかw

842:吾輩は名無しである
07/11/06 12:36:47
新潮のは過去の翻訳の積み重ね以前に、
別の解釈をしてると指摘されて批判されてるんだけど

843:吾輩は名無しである
07/11/06 13:00:56
過去の蓄積があれば良い訳だって?
じゃぁ光文社のあのクズ達をどう説明する?w

844:吾輩は名無しである
07/11/06 16:40:28
>>834
自分で読めよカス

845:吾輩は名無しである
07/11/06 18:34:53
↑自分の意見を言えない奴

846:吾輩は名無しである
07/11/06 20:07:28
もっと具体的に実例を引いて、較べ示してくれる人いないの???

847:吾輩は名無しである
07/11/06 20:13:42
そういうことはヤフー知恵袋か教えてgooへどうぞ

848:吾輩は名無しである
07/11/06 20:15:49
              ,. -─────‐- .、
             // ̄ ̄\      / ̄ ̄\\
           /                     \
          /        ::::::::::::::::::::::::::::::::       \
        /   / / ̄\\::::;;;;;;;;;;;;;;;;;:::::// ̄\\  \
       /    |  |. ┃ .| | ::::;;;;;;;;;;;;;::::| |. ┃ .| |    \                     
     /      \ \_// :::::::::::::::::: \\_//      \    クリスマスの予定は決まったかお?
    /     ../ ̄ ̄\ /   ::|::   \ / ̄ ̄\..     \
   /         :::::      |      |      |       :::::      ヽ.   
  |               |      |      |              |.
  |               \__/\__/               |                 
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     \               ̄ ̄ ̄ ̄             /

849:吾輩は名無しである
07/11/06 20:18:32
あ、そう。
ただ、お互い意見の違う者同士が実例をあげないで討論するのが
ものすごーーーーーーーーく不思議だったもので。
お邪魔様でした。

850:吾輩は名無しである
07/11/06 22:03:17
俺が思うに、新潮にしろ岩波にしろ読み較べている奴なんか
そうはいないと思う。
文学板全体にしても、複数の出版社の翻訳を読みかつ、比較しかつ、
意見を言う奴なんてそうはいない。
そう言う奴であれば、絶対に具体的な比較をしていると思う。


851:吾輩は名無しである
07/11/06 23:14:59
849も850もしてないくせにw

852:吾輩は名無しである
07/11/07 00:46:11
ヒースクリフとロックウッドって似たもん同士ですね

853:吾輩は名無しである
07/11/07 08:07:18
>>850
複数の訳を読んでる奴なんていくらでもいるだろ。
大した読書家でもない俺だってトルストイとドストの代表作は何種か読んでるし。
世の中をお前の狭い交際範囲で計ろうとするな。

854:吾輩は名無しである
07/11/07 11:09:13
話豚切ってスマソ。ブロンテ姉妹の末っ子の小説って日本で訳されてる?

855:吾輩は名無しである
07/11/07 11:34:25
>>854
URLリンク(www.msz.co.jp)

856:吾輩は名無しである
07/11/07 18:46:12
>>853
お前も狭いだろw
日本の一部の地域しか知らないくせにw

857:850
07/11/07 20:16:38
俺は、読み「較べて」いる奴はそうはいないと言っているんだが。

858:吾輩は名無しである
07/11/07 21:23:32
↑あほ
複数読めば、自然と前のより良いか悪いかを判断する

859:850
07/11/07 21:29:26
本当にそうかい?
誓えるかい?

860:吾輩は名無しである
07/11/07 21:48:18
結局誰か実例を引いて説明してくれよ。

861:吾輩は名無しである
07/11/07 22:09:54
要は、自分の実例を話してごらん と言う事だろ。


862:吾輩は名無しである
07/11/07 23:32:15
嵐が丘は三人称で書かれてますか?

863:吾輩は名無しである
07/11/08 01:38:37
>>862
一人称だよ

864:吾輩は名無しである
07/11/08 07:10:40
>>855さん、どうもありがとうございます。
しかし、値段が半端じゃないですねー。
これは図書館にリクエストするしか方法ないかなぁ・・・。

865:吾輩は名無しである
07/11/08 19:51:13
ブロンテ姉妹って、真ん中が一番地味だな

866:吾輩は名無しである
07/11/08 20:45:42
ツルツルですか?

867:吾輩は名無しである
07/11/09 00:11:22
>>865
真ん中が一番派手だろ・・・普通に考えて・・・

868:吾輩は名無しである
07/11/09 10:17:31
アンの作品はひとつも読んだことないなあ

869:吾輩は名無しである
07/11/09 23:58:43
あげるよ僕のこんばんみ
ありがとう君のこんばんみ
あらためまして、こんばんみ
ボーンクラ娘。のパリスヒルトンです

8月下旬から2週間ほど続いた嵐が丘みたいな天気のせいで
パリスの心体はヒース・クリフ状態でした


870:吾輩は名無しである
07/11/09 23:59:52
>865
姉妹の存命当時はそんな感じだったらしい。
エミリーは姉妹の小説が売れるようになってからも家に引きこもってたし、
「嵐が丘」は不評というか殆ど理解されなかったから。

871:吾輩は名無しである
07/11/15 18:26:08
作者は処女だと教わりました!

872:吾輩は名無しである
07/11/15 19:53:16
面白いんだけど、ばあやが人間離れしてるほど物覚えがよくて・・・

873:吾輩は名無しである
07/11/17 11:49:02
新聞で読んだんですが、「嵐が丘」の初版本がかなりの高額で落札されたそうですね>イギリス。
それはそうと、図書館にアン・ブロンテの本をリクエストしたら「うーん、価格が高いのでどうなるかわかりませんね」と返事されてかなり凹みました。
市の図書館もかなり財政がキツいみたいで…はぁ、諦めるしかないのかなぁ…

874:吾輩は名無しである
07/11/17 12:11:49
アンはワイルドフェルホールの住人(だっけ?)が面白かった
エミリーやシャーロットに比べて地味だけど
普通に良質の作家だと思う

875:吾輩は名無しである
07/11/18 02:23:56
アグネス・グレイは奮発して買ったけど、
ワイルドフェル・ホールはさすがに手がとどかねえ

876:吾輩は名無しである
07/11/18 23:10:06
メアリー・シェリーと比較し論じるのはマズイでしょうか?

877:吾輩は名無しである
07/11/21 21:40:29
いいんじゃねえの、知らんけど。

ウォルポールぐらいまで戻って、
あとは、ラドクリフに、リーヴに、
ルイス、マチューリンあたりでw

878:吾輩は名無しである
07/11/23 17:39:46
ゴシックか!

879:吾輩は名無しである
07/12/02 13:56:08
>>873
早くネット上で安く閲読できるようになってほしい

880:吾輩は名無しである
07/12/02 16:33:25
シャーロットとエミリーとアンの三人の詩集を自費出版したんだよな。
そしたら3冊しか売れなかったらしい。今、その詩集が出てきたらすごい
値打ちもんだろうに。三人の詩集読みたい。

881:吾輩は名無しである
07/12/02 23:37:53
読むだけなら、みすずの全集に詩集も入ってますが。

882:吾輩は名無しである
07/12/03 10:33:35
著作権とっくに切れてるから 
グーテンベルクで無料で読めるじゃん

883:吾輩は名無しである
07/12/07 23:40:59
今日NHKに高木美保が出てたが
「華の嵐」はなかなか良かった

884:吾輩は名無しである
07/12/14 00:08:51
ロックウッドがヒースクリフの家で使ったベッドみたいな画像ないですか?
どうも想像できなくて

885:吾輩は名無しである
07/12/17 00:18:13
URLリンク(www.wuthering-heights.co.uk)

886:吾輩は名無しである
07/12/17 18:34:25
>>881
今日みすずの出版目録送られてきた。
ブロンテ全集があったけど、なぜかシャーロットとアンだけで、エミリー
がない。

887:吾輩は名無しである
07/12/18 22:15:17
あれ? ブロンテ全集の『詩集』の巻って、
三姉妹+ブランウェルの詩が入ってるんじゃなかったっけ?

888:tomoki y.
07/12/19 18:47:28
みすず版のブロンテ全集第10巻『詩集』は、2冊セットになっているのですよ。
ISBN: 4-622-04630-X (set) たしか表紙や背には「詩集*」「詩集**」という、
目だたない、わかりにくい表示で区別してある。

このことは、国会図書館の目録にしろ、Amazon.co.jpにしろ、よく注意しないと見落とす。
版元も、オンライン書店サイトも、ちょっと不親切じゃないですかね。

エミリーの詩が収録されているのは、2冊めの方だったと思います。

889:吾輩は名無しである
07/12/19 23:59:17
887だが図書館で確かめてきた。
>>888のいうとおりみすず版全集の詩集は二分冊で、
*にシャーロット、ブランウェル、アン
**にエミリー、パトリック
の詩が入ってる。
いや、親父の詩まで入ってるとは知らんかったわ

890:吾輩は名無しである
07/12/30 03:52:38
兄貴のことじゃないのか?

891:吾輩は名無しである
07/12/31 01:44:02
原文で読んでますか?
Wuthering Heightsをですが、どうです?

892:吾輩は名無しである
07/12/31 23:52:10
>>890
いや、兄貴のは詩集の1冊目に入ってて、親父のが2冊目に入ってるのよ

893:吾輩は名無しである
08/01/01 23:19:58

それもちゃんと原文で読め。

894:吾輩は名無しである
08/01/04 13:58:53
チラ裏程度のふとした思い付きだけど、川本真琴の1/2って結構『嵐が丘』的なのかもしれない。
「アンチクリスト」とか「成熟拒否」とか「好きな相手との同一化願望」とか。大キャサリンの無邪気な破天荒ぶりを思い出させる・・・かも。

895:吾輩は名無しである
08/01/24 15:05:17
映画「コールドマウンテン」の中で、主人公の女の子たちが「嵐が丘」を読むシーンがありましたね


896:吾輩は名無しである
08/01/30 20:51:02
嵐ヶ丘に出てくるキャサリンとイザベラってどっちの生き方の方が良かったのかね?


897:吾輩は名無しである
08/02/08 01:43:39
>896
そりゃ、旦那にも大事にされて、娘も最終的には幸福な結婚をし、死後も最愛の幼なじみと楽しくやってるらしいキャサリンと、
恋敵の妹というだけで旦那に憎まれて、さんざん虐待されて故郷も追われて最後まで孤独な後半生を強いられ、
息子も悲惨な死に方をさせられたイザベラとじゃ、どっちが幸せかは明白…

と、自分は思ってしまうんだけど、作者自身は案外どっちもどっち、みたいな感じで書いてたかも。

898:吾輩は名無しである
08/03/22 19:43:22
嵐が丘読んでみようと思うんだけど,新潮文庫の新訳でいいかな?

899:吾輩は名無しである
08/03/22 19:44:31
いいとも。

900:吾輩は名無しである
08/03/22 20:26:43
>>899
ありがと。

901:吾輩は名無しである
08/03/29 04:00:18
>>895
覚えているよ。
他の例は具体的に思い出せないけど、「嵐が丘」は文学教養または
登場人物の感性の象徴として、映画の中でくり返し引用されていますね。


902:吾輩は名無しである
08/04/03 01:36:58
一昨年の今頃読んだ。新潮の平成2年くらいに出た文庫のやつ。
最初は、読んでて胸糞悪くなって、ゴミ箱に捨ててしまった。
だけどやっぱり続きが気になり、あとでまた買い直したが・・・

これは、エドガー嫁のほうのキャサリンが悪いだろ。
幼なじみの気持ちにも気づいてやれず、他の男を好きになって
それまで仲良しで一番の友達だったヒースクリフをみんなと一緒に見下し、
ヒースクリフが失踪すれば心配なのと一晩中泣きわめくが、
結局育ちのいい名家出身の坊ちゃんと華々しく結婚
その後、旦那がいるにも関わらず
やっぱりヒースクリフがいいとか、ビッチすぎるわ。
しかも勝手に死ぬしな。
こいつの他人を考えてやれない行動のせいで、何人の人が傷ついたことか。
キャサリンは兄妹そろって真性DQNだと思う。

頭おかしくなって死んだことになってるが、
こいつは最初から狂ってたようなもんだろw


903:吾輩は名無しである
08/04/12 15:15:33
読解力が消防並みだなw 豚に真珠…

904:吾輩は名無しである
08/04/15 13:02:09
ピカレスク小説の傑作だね。

905:吾輩は名無しである
08/04/15 22:58:53

そうか?
ヒースクリフが成長するとこ、スッ飛ばしてるじゃないか。

906:吾輩は名無しである
08/04/24 21:41:39
登場人物が揃いも揃ってキチガイばかりですね


907:吾輩は名無しである
08/05/04 16:09:41
だからロックウッドが出てくるだろ。

908:吾輩は名無しである
08/05/04 17:17:32
ヒースクリフとキャサリンが抱き合うとこがいい

909:吾輩は名無しである
08/05/17 08:08:07
そもそもヒースクリフを拾ってきたのが悪い

910:吾輩は名無しである
08/05/28 03:14:48
どこに落ちてたんだっけ。

911:吾輩は名無しである
08/05/28 03:25:04
>>910
リバプールの街中

912:吾輩は名無しである
08/05/29 02:59:41
船で運ばれて来たのかな。

913:吾輩は名無しである
08/06/02 05:15:02
ケイト・ブッシュの歌がこの作品を上手く表現してると言われるけど、
具体的にどういったところがそう思わせるんだろう?
あのちょっと他にはないような声が、非現実的な嵐ヶ丘の世界を思わせるのかな?
俺的にはケイト自体がキャサリンのイメージに近いとも感じるが、
考えてたらなんか分からなくなってきた。


914:吾輩は名無しである
08/06/08 13:51:48
ツルツルの岩波文庫版買ってきた
今から読みます

915:吾輩は名無しである
08/06/08 20:03:55
読もうと思うんだけど、岩波と新潮のどっちがいいかな?
どっちもわりと新しいんだけど。

916:吾輩は名無しである
08/06/08 21:55:01
>>915
このスレみた限りではどっちも読み易いが岩波がややリードって感じかな
まあ悩むほどの差は無いんだろうね

917:吾輩は名無しである
08/06/09 00:09:12
>>916
どっちでも大丈夫なんですね。
ありがとうございます。

918:吾輩は名無しである
08/06/09 19:45:44
昔、学校の図書館で読んだ、三宅幾三郎の訳が忘れられない。
今ではもう入手困難なのだろうか?

919:吾輩は名無しである
08/06/21 01:21:39
URLリンク(www.yorkshireeveningpost.co.uk)
ヒースクリフがジョニーデップ
キャサリンがアンジェリーナジョリー
作品化されるんですか?

920:吾輩は名無しである
08/06/22 17:09:39
集英社文庫の永川玲二訳が秀逸

921:吾輩は名無しである
08/06/22 22:43:13
岩波って阿部知二訳だろ
あいつの訳他のもそうだけど地雷だから(つーか岩波自体ry
角川文庫のがいいよ。
ジュリエットビノシュ主役で坂本龍一が音楽担当した映画が表紙のヤツ



922:吾輩は名無しである
08/06/22 22:51:27
>>918
絶版になってるが、
河出書房の古い世界文学全集の「ブロンテ姉妹」の巻なら、
古書店の店頭でよく見かけるよ。
百円そこそこで買えると思う。


923:吾輩は名無しである
08/06/25 23:15:02
>>921
阿部訳が糞なのは常識
岩波も新潮もとっくに新訳が出てるぜオッサン

924:吾輩は名無しである
08/06/25 23:57:37
集英社文庫の永井玲二訳ってあまり読まれていないのかな?
詩的な雰囲気で、嵐が丘の情緒たっぷりなんだけどね。
読んだ人いないのかなあ?

925:吾輩は名無しである
08/06/26 17:45:40
永川玲二先生は亡くなったんだよな
読みやすい訳しかたをされるのが印象的だった
集英社文庫のハムレットも訳しておられるが
まず話題にならないですね
丸谷才一氏がどこかで誉めてたくらいか?

926:吾輩は名無しである
08/06/26 19:23:44
うっとうしいメガネ女ババァおっさんおっさんやつはみるなぁぁあああああああああああああああああああああああ
消えうせろぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
うっとうしいはみるなぁぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
消えうせろぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお



927:吾輩は名無しである
08/06/26 23:39:33
学生の時読んだ時は「つまんねぇぇ」と思ったけど
エミリブロンテが死んだ年齢に近付くと(多分)恋愛も経験する事なく
ヨークシャーの荒野で禁欲的な生活を送ってた女性が書いた小説だと思うとなぜか悲しくなって心にくるんだぜ?


>>923
それ書いたの俺だけど30歳という年齢は
「オッサン」という言葉にショックを受けつつも結婚やら社会的な責任とかで生き続けなきゃならない
難しい年齢なんだぜ?


928:吾輩は名無しである
08/06/27 07:56:26
とはいえ、オッサンであることに変わりはないけどな。

929:吾輩は名無しである
08/06/28 20:58:13
オッサンの頭はツルツルですか?

930:吾輩は名無しである
08/07/13 01:48:32
文庫では岩波がいい
2冊分なのでやや高いが

931:吾輩は名無しである
08/07/15 02:24:57
結局、どの邦訳がおすすめなの?

932:吾輩は名無しである
08/07/15 07:04:56
>>931
ツルツルの表紙が目印です

933:吾輩は名無しである
08/07/22 23:04:17
もう原書でよめよ

934:吾輩は名無しである
08/07/24 23:40:18
ツルツル君を信じて岩波文庫を買いました
阿部という人の訳です
明日から読んでみます

935:吾輩は名無しである
08/07/25 00:12:31
それって確か悪訳…

936:吾輩は名無しである
08/07/25 04:25:05
ヒースクリフ VS トマス・サトペン(フォークナー「アブサロム、アブサロム!」)

偏屈さではどっちが強いかな?

937:吾輩は名無しである
08/07/25 08:20:52
きみは次元が高すぎw

938:吾輩は名無しである
08/07/26 15:03:23
>>934
それはハズレです
お奨めなのは同じツルツルでも新訳の方です

939:吾輩は名無しである
08/07/30 10:20:42
マジかよ
古本で旧訳買っちゃった


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