04/07/03 14:49
この小説の魅力は、作者のエミリブロンテが作家としてたどり着いた境地
というか、彼女の達した精神性の高さが、稀に見るレベルまでいっていたという
ことではないかなーと思います。清貧、孤独のなかで、若くして死んでしまった
とるにたりないように見えた女性の内的世界のえも言われぬ模様が普遍性を
もっていて、いろいろな有識者が捜し求めてもどうしてもみつけられなかったなに
かが描かれていて、地面から掘り出されたダイアモンドのように、価値があった
ということではないでしょうかね。わたしもこれは世界三大小説に加えたいです