09/11/29 08:12:08 xntMN5Sh0
まとめが消えてる…
59:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/11/29 16:55:39 KVrPOqPP0
まとめ死んでんだけど・・・
60:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/11/29 18:28:43 ubXzLFMZ0
他作品の更新もさっぱりだし、おおもう・・・
61:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/12/17 23:01:45 XIkkkvC/0
まとめは移動しただけだな
URLﾘﾝｸ(www.toofectarts.com)
62:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 1/42
09/12/18 23:45:07 0LdnEVZi0
八杉将司 原作 『 異形コレクション39 ひとにぎりの異形 』 収録
＼ │ ／
《 夏がきた 》 ／￣＼
─（ ﾟ ∀ ﾟ ）─
＼＿／
／ │ ＼
∩ ∧ ∧ ∩
∩∧ ∧ ∩ ＼ （ ﾟ∀ﾟ） /
ヽ（ ﾟ∀ﾟ ）/ ｜ /
｜ 〈 ｜ ｜
/ ／＼」 / ／＼」
￣ /_／
※ 扉のAAは、必ずしも作品内容と合致するものではありません。
63:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 2/42
09/12/18 23:46:12 0LdnEVZi0
○
○
Ｏ
○
o
○
Ｏ
o
今日も雪が降る。
o
Ｏ
○ o
○
Ｏ o
○
○
64:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 3/42
09/12/18 23:47:14 0LdnEVZi0
o ｡ o Ｏ ｡
Ｏ ｡ o
｡
降り積もって、ボクらの村を押しつぶそうとする。
｡ ｡
o ｡ o o
｡ ° ｡
｡ o _,,, -‐''￣ｌ o Ｏ
, -―一''''""~ ／／ ､＼
ヽ o / Ｏ ／／::::::::[.i]:::.､＼ ｡
Ｏ ／ o ／／:::ii::[]:::[_!]::[]::.､＼ o
＼ ／ ｡ ° ／／:::::ii:::[_i]:::[_!]::[l]:::.＼＼ ＿_
＿,,､＿,,,,／ ／／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ > ＼
::::::::::::::::: |＿＿＿＿＿__|／ ､─――――─＜ _＿,,,_」
⌒ ⌒ '----------‐'´:::::::::＼＿＿,,,...､＿＿＿_,,,＿_」 ::::::::::ｌ
‐'⌒ ⌒⌒ ⌒⌒ ⌒ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ ,‐'⌒⌒⌒⌒
65:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 4/42
09/12/18 23:48:23 0LdnEVZi0
ボクの父ちゃんは、雪から村の家を守る仕事をしている。
あちこちの家に頼まれて、屋根の雪を下ろす。
ハッ！ ⌒) スコップで、大きな雪の塊を力強く放り投げる。
∧＿∧
（ ・Д） ミ
／ r j ヽ, ｌ￣￣￣ｌ ＿＿ ｡
(二_○｝━○━⊃ | | ＼
） 〈 l ｌ ＼.....:::／
/ _ ヽ ￣￣￣ /＼ ￣
/ ／ l | ＼ ｌ....:::| <> ｡
./ ｌ ⌒⌒ ＼ ＼ ￣
/ | ⌒ ⌒⌒⌒ヽ ｡ /＼
⌒⌒⌒ ＼ ＼_/
ｌ <>
.........................:::::::::::::::::::::::::::::|
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ
|
66:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 5/42
09/12/18 23:49:27 0LdnEVZi0
: ;
丶,_ _ ､' ○ / ⌒ヽ
ヽ_ _ノ
o ／| ＿_ ＼
／ |￣ ／ ＼
| l ＼
（ ､ ・ |-/ﾉ､ ＿＿ |
ヽ○｝━○/ 〉 l
/ ⌒ヽ / ,、〈 ￣￣ ／
ヽ_ _ノ ／ ○
／/
○ ／ / そんな父ちゃんを
／ o
／ ボクは、すごくかっこいいと思う。
°
（⌒ ∧∧
（・∀・*）⊃
∪
67:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 6/42
09/12/18 23:50:37 0LdnEVZi0
だから、ボクも大きくなったら
父ちゃんみたいになるんだ！
ﾊｯ ! ∧∧ ⌒)
( ；・∀) ＿
Ο ODｰO|＿） ◇ ｡
｀∪ <>
....... ............ ........... .....＼
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::} もう ──────
―──―┬―一' │ 危ないから、降りてきなさい。
| └──y─────
|
（⌒ ∧∧
(‘* )
と l
68:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 7/42
09/12/18 23:51:42 0LdnEVZi0
o
⌒) o 雪かきは、思っていたよりずっと大変な仕事だった。
o ∧∧ ､__ノ
( ；>Д),-､ 屋根の上の風はすごく冷たくて、雪は重かった。
O=-O‐━' ｡
（,/ ∪ <>
............. ............ .....＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
──―┬―一'
|
69:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 8/42
09/12/18 23:52:51 0LdnEVZi0
∧＿∧ でもボクはやめない。
（ ・∀・） 大変だからこそ、文句ひとつ言わずにやり遂げる。
／⌒ ⌒ヽ,
| 人 ﾉ ｌ それがホントにかっこいいってことなんだ！
/ 〉 | | |
（ ∪ ｌ ｌ │
┳┛ | | _）
┃ | | | ∧ ∧
┃ | | | (・∀< )＿
┃_ | l | 〇〕━〇|＿）
|￣│ | || | ｜ l |
| |（＿__」L＿_,） （__,ﾉ､__,）
⌒⌒
70:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 9/42
09/12/18 23:53:58 0LdnEVZi0
だけど─
｡ °
∧∧ …
｡ ( ・)
ODｰO|￣）
∪∪. ￣ ､
............. ............ .....＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}
￣￣￣∨∨￣|￣∨~
|
71:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 10/42
09/12/18 23:55:06 0LdnEVZi0
雪はだんだん降らなくなった。
┌────
┌── │ 雪減ったねぇ。
│ うん…。 └──v──
└─v─
∧∧ ⌒) ∧∧ ⌒)
( ・) （ ´∀｀）
⌒⌒⌒ ［ U l) ⌒⌒⌒ ［U l) ⌒⌒⌒
⌒⌒⌒⌒ (/∪ ⌒⌒⌒⌒ (/ ∪ ⌒⌒⌒⌒
72:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 11/42
09/12/18 23:56:14 0LdnEVZi0
それまでめったになかった青空も顔を出すようになった。
┌───────
│ 昨日の夜はすごかったねぇ。
└───‐v───‐
┌───────
│ うん、初めて見たよ、あんなの。
└───‐v──── ┌─────
│ きれいだったよねぇ。
└──y───
∧∧ ⌒) ∧∧ ⌒)
( ・∀) （´∀｀ ）
⌒⌒⌒ ［ U l) ⌒⌒⌒ ［U l) ⌒⌒⌒
⌒⌒⌒⌒ (/∪ ⌒⌒⌒⌒ (/ ∪ ⌒⌒⌒⌒
73:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 12/42
09/12/18 23:57:21 0LdnEVZi0
晴れた夜には、空全体が青く輝くのが見られた。
::::::::: ::::::::::::::::::::::::::＋:::::::::::::::::::::::::: |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::: | :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ｌ |:::::::::::::＋::::::::::::::::
:::::::::::ー､＿＿| │ ::::::::::::::::::::::| ＿／:::::::::::::::::::::: |
:::::::＋::::::::::::::＼＿＿ | ::::::::+:::::::ｌ ／ :::::::::::::::::::::::::: | ＿／
::::::::::::::::::::::::::::::::￣＼＿ |:::::::::::::::〈 │:::::::+::::: | ＿_ｌ／￣:::::::::::::
| ::::::::::::::::+::::::::::::＼|:::::::::::::::::::＼ｌ:::::::::::::: ｌ／￣ ::::::::::::::＋::::::::::
＿ ｌ | :::::::::::::::::::｛ ::::::::::::::::: ｝::::::::::::|／￣::::::+:::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::￣｀─､＿ｌ ::::::::::::::::::＼:::::::::::::|／:::::::::::: ｝::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣＼|＿＿:::::::::::::::::::::／::::::::::::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
∧∧ ⌒)
（ ）
74:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 13/42
09/12/18 23:58:27 0LdnEVZi0
学校の先生は、長い冬が終わろうとしているのだと言った。
┌──────────┐
│ │
│ │
│ 冬 春 夏 秋 │
│ ∧∧ │
│ (^Д^；) │
l二二二二二二二二 U U 二二二二二二二二l
l二二二二二二l
ｌ ｌ
∩∩ ∧∧ ∧∧ ∧∧
( ) ( ) ( ) ( )
75:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 14/42
09/12/18 23:59:30 0LdnEVZi0
そして─ ｡
□
／￣|
|＿／
＼
￣￣￣￣＼
￣￣￣￣￣￣＼
￣￣￣￣￣￣￣￣＼
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
￣￣￣￣￣|￣￣￣
|
76:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 15/42
09/12/19 00:00:36 axfQBRbe0
雪は全然降らなくなった。
┌───────
│ あったかくなって、うれしいねぇ。
└───‐v────‐
┌──
│ …うん。
ｷﾓﾁｲｲﾅｰ └─y─
∧∧ ∧∧
(∀｀ ） (・- ・ )
l U］ l U ］
"´""´""" ∪ヽ） ""´"""´" ∪ヽ） ""´"´"""
77:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 16/42
09/12/19 00:01:47 axfQBRbe0
全然うれしくなんかない。
雪が降らなくなったせいで、父ちゃんは雪かきの仕事ができなくなった。
┌──────‐
│ せっかく父ちゃんみたいに
│ なろうと思ってたのに…。
┌─── └──── O ───
＜ お、帰ったか。 o
└──── ∧∧
(ｰ ・ )
l U ］
""´""´"""´"""´""´"´"""´" ∪ヽ） ""´"""´"
78:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 17/42
09/12/19 00:02:57 axfQBRbe0
∧＿∧ |＼/＼／|
（ ・∀・） ＜ ＞
＿＿_ -─⌒ ヽ ＜ あ！ ＞
／￣ ￣＼─ヽ ﾉ | ＜ ＞
／/ ＼ | | | |／＼/＼|
∨::: × × l | l _）
/:::::: ..::::::::.. | | | |
|::::::::: ノ)（ O O ）ノ) | | | ∧∧
∑ ( ）
┌────＾──‐ > 〕￣〕
│ どうだ、でっかいだろう。
└──────
79:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 18/42
09/12/19 00:04:09 axfQBRbe0
┌─────────
│ 父ちゃん今度から、猟師になったんだ。
└───v──────
∧＿∧
（ ・∀・ ）
-─⌒ ヽ やっぱり父ちゃんはすごい。
─ヽ ﾉ ヽ／｀）
| |＼＿／
l l
| ｌ |
| | |
80:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 19/42
09/12/19 00:05:12 axfQBRbe0
ボクは将来、猟師になることに決めた。
∧∧∩ヽ (ヽ(ヽ
( ・∀)⊃ ⌒ o ○（ ・ x）
─ と _O と＿⊃⊃
￣ (_/´ '⌒Y´
81:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 20/42
09/12/19 00:06:18 axfQBRbe0
｡
外はどんどん暖かくなった。 □
／￣|
|＿／
, '⌒ヽ
⌒ヽ , '⌒ヽ , '⌒ヽ
⌒ ⌒ヽ-､ , -'⌒ ⌒ヽ
_,..､-''"~"ﾞ'''‐-._ ,,..､､.,_ ｀
:::::::::::......... ｀''ｰ-､_,,..､‐'" ￣｀'‐､,,..､‐''"ﾞ￣｀''‐.,_
::::::::::::::::::::::::::::::..............
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....................................................
82:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 21/42
09/12/19 00:07:31 axfQBRbe0
ボクは、父ちゃんに罠の仕掛け方を習って
ひとりでウサギを捕まえることができるようになった。
×
,～､ /＾ヽ,
＿_ /ヽ | ヽ / ヽ ┼
＼ ヽｌ | | ￣ ',
/￣￣ヽ / ｌ
ヽ＿＿_,ハ | ＞ lー─l ＜ |
ノ ﾉ ヽ,＼_{ " | │ " /
/ ・ ･ l ＼ ヽ_ノ ／
{ × } ＼
＼_ ノ l
l⌒ｌ l⌒ｌ |
ｌ,_,ﾉ ｌ,_,ﾉ
83:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 22/42
09/12/19 00:08:35 axfQBRbe0
｡
□
∠￣|
／|＿l／
|＿_／
､
￣ ＼
￣￣ ￣￣｀ ､
￣￣￣ ￣￣＼
＿＿＿＿＿＿＿＿＿ｌ
::::::::::::::::::::::::::::: |
:::::::::::::::::: |
84:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 23/42
09/12/19 00:09:40 axfQBRbe0
┌────
│ 今日も暑いねぇ。
┌─── └──v───
│ 暑いねー。
└─‐v─‐
∧∧ ∧∧
( ・∀) （´∀｀；）
［ U l) ［U l)
"´""´""" (/∪ ""´"""´" (/ ∪ ""´"´"""
85:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 24/42
09/12/19 00:10:46 axfQBRbe0
┌─────────────
│ ホントに毎日ストーブ焚きすぎた部屋みたいになったねぇ。
└───────v──────
┌────────────
│ やっぱり先生の言ってたことはホントだったんだなー。
└───v─────────
∧∧ ∧∧
( ・∀) （´∀｀；）
［ U l) ［U l)
"´""´""" (/∪ ""´"""´" (/ ∪ ""´"´"""
86:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 25/42
09/12/19 00:11:54 axfQBRbe0
まだ冬だったとき、何万年も前には４つの季節があって
夏というのは冬の反対で、暑い日ばかり続いたのだと習った。
┌──────────┐
│ │
│ │
│ 冬 春 夏 秋 │
│ ∧∧ │
│ (^Д^；) │
l二二二二二二二二 U U 二二二二二二二二l
l二二二二二二l
＼ ｱﾊﾊ ﾈｰﾖ ｴｰ ｳｿﾀﾞｰ ／
∩∩ ∧∧ ∧∧ ∧∧
( *＾∀) (∀ﾟ* ) ( ＾∀) （∀｀ ）
87:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 26/42
09/12/19 00:13:03 axfQBRbe0
｡
□ あのときは、みんな信じなかったけど
|￣＿ 今ならわかる。
＼l＿|＼
＼_＿|
/つ∧ ┌─────
(・∀- ) ＜ これが夏なんだね。
∪ └─────
/⊃∧ ┌───
（´∀ ﾞ；） ＜ 夏なんだねぇ。
∪ └────
88:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 27/42
09/12/19 00:14:06 axfQBRbe0
┌────────
│ でも、いつまで続くんだろうねぇ、夏。
└────v─────
┌─────
│ もうずっと夏だよね。
└──‐v───
∧∧ ∧∧
( ・∀) （ ；´∀)
［ U l) ［U l)
"´""´""" (/∪ ""´"""´" (/ ∪ ""´"´"""
89:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 28/42
09/12/19 00:15:13 axfQBRbe0
｡
夏は終わらなかった。 □
次の年は一年中夏だった。 ∠￣|
／|＿l／
|＿_／
⌒ヽ r ⌒ヽ r ⌒ヽ
⌒ヽ´ ⌒ヽ , ' ⌒ヽ , '⌒ ⌒ヽ
⌒ ⌒ヽ'⌒ ⌒ヽ
_,..､-''"~"ﾞ'''‐-._ ,,..､､.,_
:::::::::::......... ｀''ｰ-､_,,..､‐'" ￣｀'‐､,,..､‐''"ﾞ￣｀''‐.,_
::::::::::::::::::::::::::::::..............
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....................................................
長い冬にかわって長い夏が始まったんだと、ボクは思った。
90:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 29/42
09/12/19 00:16:18 axfQBRbe0
┼
.
;
｀-､_ .!
─､＿ 丶､_ i ! ,～'
￣ ! ! _ノ ＿,─'
i ! ￣
┃┃┃ l ｌ
┃ i i
┣━ l !
┃ ｌ ｌ ┃ ┃
┃ | i ┃
ｌ ! ━┛
ｌ !
| ｌ
⌒ヽ | ! , '⌒ヽ
) ⌒ヽ ! ! （
⌒ヽ ⌒Y Y⌒ Y⌒ ⌒
91:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 30/42
09/12/19 00:17:26 axfQBRbe0
x
.
:
⌒ヽ !
⌒ヽ r ⌒ヽ. i
Y⌒ ⌒ヽ ! r'⌒ヽ
⌒ヽ , '⌒ヽ , '⌒ ⌒ヽ
_,..､-''"~"ﾞ'''‐-._ ,,..､､.,_ ⌒
:::::::::::......... ｀''ｰ-､_,,..､‐'" ￣｀'‐､,,..､‐''"ﾞ￣｀''‐.,_
::::::::::::::::::::::::::::::..............
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.....................................................
92:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 31/42
09/12/19 00:18:39 axfQBRbe0
┌──────
│ なんだろうねぇ、あの雲。
└───‐v───
┌─────
│ 昨日も出てたよね。
└───v──
∩＿∩
（ ´ｍ｀ ） … ∧∧ ∧∧
⊂､ ） （´∀｀；） (・∀・ )
？│ ｜ | l U］ l U ］
""´"" | （＿(＿_） ""´""" ∪ヽ） "´""´"" ∪ヽ） ""´"
93:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 32/42
09/12/19 00:20:02 axfQBRbe0
┌───────
│ もう逃げ出し始めおったか…。
└───v────
∩＿∩
∧∧ ∧∧ …？ （ ｍ） ﾎﾞｿ
∀｀；） ( ・∀) （ ,⊃
U］ l U ］ 人 Ｙ ？
∪ヽ） ""´ ∪ヽ） ""´"""´"" し（＿） ""| ""´""´"
94:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 33/42
09/12/19 00:21:08 axfQBRbe0
┌─────────
│ ねえ父ちゃん、あの雲なにかわかる？
└────v─────
∧＿∧ ん？
（ ･）
, ' ⌒ ⌒─､
ｌ ､ ,-‐ノ ∧∧
_ｌ | | |´｀ｌ (∀･ )
（ 'ー'| | ｌ l つ
＼,_ｌ´ ｀ / ∪ヽ）
'ー‐'‐一'
95:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 34/42
09/12/19 00:22:12 axfQBRbe0
┌─────────‐
│ さっき村の人が、『 逃げ出し始めた 』 って。
└─────v─────
∧＿∧ …
（ ･）
, ' ⌒ ⌒─､
ｌ ､ ,-‐ノ ∧∧
_ｌ | | |´｀ｌ (∀･ )
（ 'ー'| | ｌ l つ
＼,_ｌ´ ｀ / ∪∪
'ー‐'‐一'
96:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 35/42
09/12/19 00:23:29 axfQBRbe0
┌────
│ そうか、あれは─
└──v──
┌──────
∧＿∧ ∠ 花火だよ、ロケット花火。
（ ･∀） └──────
r─⌒ ⌒ヽ
ヽ‐-､ l ∧∧ ┌────
l´ | │ | |＿ (∀･ ) ＜ ロケット花火？！
ｌ │ │ | ） ｌ⊃⊂ｌ └────
ヽ, | ｌ ／ ∪∪
｀ー'ｰ- 〈_ ）
￣
97:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 36/42
09/12/19 00:24:37 axfQBRbe0
┌─────────────
│ そうだ、ずっと向こうの大きな村で、お祭りをやってるんだ。
└───v──────────
┌───────────
∧＿∧ ∠ 学校で習わなかったか？ 夏は祭りの季節だって。
（ ･∀） └───────────
r─⌒ ⌒ヽ
ヽ‐-､ l ∧∧ ┌───
l´ | │ | |＿ (∀･ ) ＜ ふぅん…。
ｌ │ │ | ） ｌ⊃⊂ｌ └───
ヽ, | ｌ ／ ∪∪
｀ー'ｰ- 〈_ ）
￣
98:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 37/42
09/12/19 00:25:40 axfQBRbe0
┌────────
│ ボクも、お祭りに行ってみたいな。
└────v────
∧＿∧
（ ･） …
r─⌒ ⌒ヽ
ヽ‐-､ l ∧∧
l´ | │ | |＿ (∀< )
ｌ │ │ | ） ｌ⊃⊂ｌ
ヽ, | ｌ ／ ∪∪
｀ー'ｰ- 〈_ ）
￣
99:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 38/42
09/12/19 00:26:46 axfQBRbe0
／￣￣￣￣￣ ＼
| ─ そうだな。 │
＼＿＿＿＿＿_／
x ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
. | 父ちゃんも行ってみたいけど |
: ＼＿＿＿＿＿＿＿ ￣￣＼
i | すごく遠いんだ。 |
! ＼＿＿＿＿＿＿＿／
.!
i!
i! , '⌒ヽ
⌒ヽ r ⌒ヽ i! , '⌒ ⌒ヽ
Y⌒ '⌒ヽ-、 , '⌒ , '⌒ ｀ヽ
100:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 39/42
09/12/19 00:27:55 axfQBRbe0
┌────
│ ─ すまんな。
└──‐v──‐
∧＿∧
（ ）
/⌒ ⌒ヽ
ｌヽ ､ ＼＿ うぅん！
| | l＼＿＿)∧
ｌ | │ (∀･ )
101:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 40/42
09/12/19 00:29:08 axfQBRbe0
今日も太陽が昇る。
┌────
│ いってきまーす！
└──v──
∧∧
(∀・ )⊃
［∪ _O
"´""´""" (_/´ ""´"""´""
102:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 41/42
09/12/19 00:30:10 axfQBRbe0
｡
□
|￣＿
＼l＿|＼
＼_＿| 夏の太陽は、でっかくて、力強くて─
∧∧
(・∀・ )⊃
∪
103:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん 42/42
09/12/19 00:30:59 axfQBRbe0
:::: l |
::: ｌ ｌ
:::::: ! 〈
:::::::: ;ﾞ ／
:::::::::::: .' /
:::: / /
:::::::::: ､' 丶
:::::::::::::: ' ＼
:::::::::: ' / ⌒＼│
::::::::::::::::::::::: ' / ｌ |
::::::::::::::::::::::::: ' ／ ／
:::::::::::::::::::::::::::: ､ ' ヽ ＿／
::::::::::::::::::::::::::::::::::., ‐",／ ￣ ￣
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::_,,.- ' ゛ ＿（
~"''''‐─一─一'''' ""´ ,-─'￣
￣｀──‐'￣＼（ まるで、父ちゃんみたいだと
ボクは思った。
ｌヽ ,
| ＼_ ／ |
／ ￣ ヽ |
/ l
ｌ ｌ
ヽ ＿＿＿ 〈
/⌒ |￣ｌ ￣ｌ
/ ｌ │ │ - おわり -
104:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/12/19 00:37:47 mYfsUmnQ0
/^l
,―-y'"'~"゛´ |
ヽ ´ ∀ ｀ 乙
ミ . O
゛; づ⌒ ヽ＿
__ミ ｿ ヽ
／ ゛ー―（＿＿＿＿／
￣￣￣￣￣￣￣￣￣
105:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/12/19 05:59:03 8/muHdAc0
ＡＡの構成が上手くてスラスラ読めた
ほのぼのした雰囲気から一気に突き落とす、すごい話だ
106:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/12/19 10:57:44 5kYXoopx0
ＡＡうめえー
ＧＪ
107:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/12/19 13:05:09 8zgHftgC0
父を尊敬する子供いいな 無垢な心から絶望に変わる瞬間を思うと…
108:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
09/12/19 14:15:56 2TrAQ5Oa0
ｲｲﾅｲｲﾅｰ こういうの大好きだ
作者さんGJ
>>80のコマがすごい好きだ
109:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
10/01/13 01:37:59 bCimRAhB0
アル○ファモザイクで、知ってから、ちょっとＡＡの奴を読み始めたけど
なかなか面白いな
110:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
10/01/13 07:23:01 XyT831Ay0
AAの表現に鳥肌が立った
スタートレック超時空惑星カターンを思い出した
111:（ ´∀）・∀）,,ﾟД)さん
10/01/17 21:17:06 c+HRgh+30
てっきり公転軌道が地球と比べてものすごく長い（＝1年間がすごく長い）星の
話かと思ってたら・・・やられた！
112:1/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:06:55 Dui0GktY0
一応ショートショートだと想いますが、
非常に長いです。ご注意下さい。
「世にも奇妙な物語」より
┏───────┓
│ ｜
│NO.437 ... . ｜
│ ｜
│ 夢 の 検 閲 官 .. ....|
｜ |
│ ｜
│ ｜
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113:2/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:07:35 Dui0GktY0
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（ -Д-）
/｜V ヽ
. /＿ゝ/｜＿ゝ
（＿）＿）
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114:2/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:08:23 Dui0GktY0
ｶﾂ･･･ｶﾂ・・・・
いよいよですね。検閲官。
今まで、ありがとうございました。
──v────
∧＿∧ ∧＿∧
（ -Д-） （・∀・；.）
/｜V ヽ / V ﾊ
. /＿ゝ/｜＿ゝ .|__|：__.∪
（＿）＿） （_＿）＿）
''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
───ヽ───
まだ1週間ある。
そんなにやめさせたいのかね？
115:4/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:09:05 Dui0GktY0
いえ、そんな事は・・・
──v────
∧＿∧ ∧＿∧
（ -Д-） （・∀・；.）
/｜V ヽ / V ﾊ
. /＿ゝ/｜＿ゝ .|__|：__.∪
（＿）＿） （_＿）＿）
''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
───ヽ─────
油断禁物だ。彼女は、子供を亡くした。
何をするか分からない。最大を尽くせ。
116:5/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:10:00 Dui0GktY0
こんな時間に？
──v──
∧＿∧ ∧＿∧ ∧∧
（ -Д-） （ ；・∀・）そ (ﾟДﾟ；)
/｜V ヽ / V ﾊ ⊂⊂ ヽ 三三三三三三
. /＿ゝ/｜＿ゝ .|__|：__.∪ ⊂,,～
（＿）＿） （_＿）＿） ヽ)
''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
───ヽ───── ───ヽ─────
彼女は今絶望の淵に立たされてる。 検閲官、大変です。
無理もないだろう・・・ 「森崎明澄」が眠り始めました。
今すぐ検閲を始めろ！
117:6/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:10:44 Dui0GktY0
これより、夢の検閲を始める。
最初の者をこれへ！
──v─────
∧＿∧
（-Д- ）
/ V ヽ
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|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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118:7/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:11:36 Dui0GktY0
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| （∪ ） |
| ∪∪ |
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また、君か・・・
──v───
/ヽ /ヽ
./ ヽ / ヽ.
/ ヽ / ヽ .
.,/ ヽ / ヽ
／ ￣￣ ＼
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ｌ ｌ
ｌ ｌ
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119:8/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:12:21 Dui0GktY0
彼女、よっぽど会いたがってるんでしょうね。
ここは一つ、会わしてあげれば・・・
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| ∧＿∧
|￣￣￣￣（・∀・； ）￣￣￣
| / V ﾊ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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（ -）
（ ）
∪∪
120:9/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:13:09 Dui0GktY0
＼ /
＼ 丶 i. | / ./ ／
＼ ヽ i. .| / / ／
＼ ヽ i | / / ／
ー ＼
安眠法六条、自殺した子供を持つ場合、
ショックを配慮し六ヶ月間子供に会わしてはいけない！
駄目だ！君はもう帰りなさい！
────v────────
-― ∧＿∧ -―
― （ -Д- ） ＝ 二 -‐
/ V ⊃そ ー
― |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| _＿ --
| | 二 ＝ 二
／ ￣
／ -‐
/ ヽ ＼
／ 丶 ＼
／ / / | i, 丶 ＼
／ / / | i, 丶 ＼
121:10/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:13:50 Dui0GktY0
どうしたのかね？君はここにいてはいけないんだ。
早く帰りたま・・・
────v───────
∧＿∧
（ -Д- ）そ
./ V ヽ
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| |
＼_WＷWWWWWWWWWWWWWWW／
≫ ≪
≪ 検閲官、大変です！火事です！≫
≫ ≪
／MMMMMMMMMMMMMMMMM､＼
（ ）
（ ）
∪∪
122:11/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:14:31 Dui0GktY0
か、火事だと！？ここでは彼女を死なせてはいけない。
びっくりして、飛び跳ねて起きるような物を早く出せ！
────v───────
∧＿∧
（； -Д-）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
（ -）
（ ）
∪∪
123:12/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:15:17 Dui0GktY0
＿＿＿＿
|＼ ＿＿＼
| ＼＼ ∧∧
＼ .＼＼（ﾟДﾟ；）
＼ .＼⊂ . ）
＼ . ＼￣￣￣＼
＼ |￣￣￣￣|
＼|＿＿＿___|
───ヽ────────
歯医者、カマキリ・・・ええい、もう全部出しちゃいましょう！
124:12/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:15:59 Dui0GktY0
そんな物では彼女は起きん！！
もっと、彼女の大嫌いな物とか、ないのかね？！
────v──────
∧＿∧
（； -Д-）
./ V ヽ
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| |
（ ）
（ ）
∪∪
125:13/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:16:53 Dui0GktY0
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─ ｜
';, / ﾁﾜﾜ・・・
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼
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｜ ｜
';, /
＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
126:14/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:17:33 Dui0GktY0
・・・チワワ？
よく分からないが、出してみよう。
───v─────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
（ ）
（ ）
∪∪
127:14/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:19:41 Dui0GktY0
＿＿＿＿ ∧∧
|＼ ＿＿＼ . (,,ﾟДﾟ)
| ＼＼ ￣ . | つ
＼ .＼＼ ～ |
＼ .＼＼ ∪∪
＼ . ＼￣￣￣＼
＼ |￣￣￣￣|
＼|＿＿＿___|
───ヽ────────
・・・ありました。
子供の頃、チワワに噛まれたのがトラウマになって、
今でも大嫌いだそうです。
128:14/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:20:30 Dui0GktY0
まあ、一応消火できたんですし、
良かったですね。
───v─────
| ∧＿∧
|￣￣￣￣（・∀・； ）￣￣￣
| / V ﾊ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |
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（ -）
（ ）
∪∪
129:17/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:21:10 Dui0GktY0
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| | | |＿-） |
| （∪ | | |
| | |∪ |
. .. ... . .. ..... .. . . .:. .:.:::.:..:.... . . . .. ..... .. . ... .. .
あっ・・・ちょっとま・・・
──v───
/ヽ /ヽ
./ ヽ / ヽ.
/ ヽ / ヽ .
.,/ ヽ / ヽ
／ ￣￣ ＼
/ ﾞ､
ｌ ｌ
ｌ ｌ
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130:17/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:21:52 Dui0GktY0
・・・・・・・・・・・
───v───
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
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| |
131:19/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:22:34 Dui0GktY0
・・・皮肉ですね。
よっぽど彼女に会いたかったでしょうに・・・
───v───────
| ∧＿∧
|￣￣￣￣（・∀・ ）￣￣￣
| / V ﾊ
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――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |
|＿＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿
132:19/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:23:15 Dui0GktY0
・・・規則だ。それは出来ない・・・・・・・
───v───────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
133:21/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:24:31 Dui0GktY0
一週間後。
今日で、終わりですね。
今まで、本当にありがとうございました。
──v────
∧＿∧ ∧＿∧ ∧∧
（ -Д-） （・∀・ ） (ﾟДﾟ,,)
/｜V ヽ / V ﾊ .. .| .∪|
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（＿）＿） （_＿）＿） ∪∪
''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''''
───ヽ──
・・・・・・・
134:22/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:25:15 Dui0GktY0
・・・これより、夢の検閲を始める。
最初の者を、これへ。
────v───────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
135:23/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:26:05 Dui0GktY0
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| （∪ ） |
| ∪∪ |
. .. ... . .. ..... .. . . .:. .:.:::.:..:.... . . . .. ..... .. . ... .. .
・・・・・・・・・・
──v───
/ヽ /ヽ
./ ヽ / ヽ.
/ ヽ / ヽ .
.,/ ヽ / ヽ
／ ￣￣ ＼
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ｌ ｌ
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136:24/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:28:51 Dui0GktY0
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─ {（ -＿-）} ─
{（∪ ）}
{∪∪} ─
. .. ... . .. .....／ ｜ ＼
・・・・！実体化した！？
──v────
/ヽ /ヽ
./ ヽ / ヽ.
/ ヽ / ヽ .
.,/ ヽ / ヽ
／ ￣￣ ＼
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ｌ ｌ
ｌ ｌ
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137:24/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:29:32 Dui0GktY0
＿＿＿＿
|＼ ＿＿＼
| ＼＼ ∧∧
＼ .＼＼（ﾟДﾟ；）
＼ .＼⊂ . ）
＼ . ＼￣￣￣＼
＼ |￣￣￣￣|
＼|＿＿＿___|
───ヽ──
・・・なぜだ・・・・・・！？
138:26/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:30:13 Dui0GktY0
・・・・・彼女の想いが・・・強すぎて？
───v───────
| ∧＿∧
|￣￣￣￣（ ；・）￣￣￣
| / V ﾊ
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――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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139:27/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:31:16 Dui0GktY0
＿＿＿＿
|＼ ＿＿＼
| ＼＼ ∧∧
＼ .＼＼（ﾟДﾟ,,）
＼ .＼⊂ . ）
＼ . ＼￣￣￣＼
＼ |￣￣￣￣|
＼|＿＿＿___|
───ヽ─────
・・・気の毒だけど、君は夢に出せないんだよ。
これは・・・規則でね。
140:27/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:31:57 Dui0GktY0
―――――規則は絶対なんだ。
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─ ｜
';, /
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼
/ ';
｜ ｜
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＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
――それは、君だって、お母さんに会いたいだろうけど・・・
141:28/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:32:42 Dui0GktY0
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─ ｜
';, / ｱｲﾀｸﾅｲ・・・
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼
/ ';
｜ ｜
';, /
＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
142:29/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:33:33 Dui0GktY0
えっ・・・？
──v──
| ∧＿∧
|￣￣￣￣（・∀・ ）￣￣￣
| / V ﾊ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |
|＿＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿
143:30/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:34:19 Dui0GktY0
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─ ｜
';, /
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼ ﾏﾏﾆ・・・ｷﾗﾜﾚﾃﾙｶﾗ。
/ ';
｜ ｜
';, /
＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
144:31/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:35:00 Dui0GktY0
＿＿＿＿
|＼ ＿＿＼
| ＼＼ ∧∧
＼ .＼＼（ﾟДﾟ,,）
＼ .＼⊂ . ）
＼ . ＼￣￣￣＼
＼ |￣￣￣￣|
＼|＿＿＿___|
───ヽ─────
・・・・・・・どうして・・・そんな事を。
145:32/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:35:40 Dui0GktY0
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─｜
';, / ﾀﾞｯﾃ・・・ｲﾂﾓｼｺﾞﾄﾊﾞｯｶﾘｼﾃﾃ。
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼ ｼﾞｭｷﾞｮｳｻﾝｶﾝにｷﾃｸﾚﾀﾉﾀﾞｯﾃ、ﾀｯﾀﾉｲｯｶｲﾀﾞｯﾀｼ。
/ ';
｜ ｜
―ﾅﾝﾃﾞﾖﾊﾞﾚﾙﾝﾀﾞﾛｳ。 ';, /
＼ ／
i | ..| |
| | .. | | ﾎﾞｸﾉｺﾄｷﾗｲﾅﾉﾆ―――
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
146:33/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:36:22 Dui0GktY0
・・・嫌いなわけ、無いだろう？
────v────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
（ ）
（ ）
∪∪
147:34/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:37:09 Dui0GktY0
. .:;:;:;:;:;:;:;:;:;:.:;:..;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:;..:;:.:;:;:;:;:;:;:;:;:;:. .
,:;:;:;:;:;:;:;:;:.:.:.:.:.. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. .:. ..:.:.:.:.:;:;:;:;:;:;:;:;:.
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.:;:;:;:;:.:.:.:... . . ..:.:.:.:;:;:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. . . ..:.:.:;:;:.
.:;:;:;:;.:.:.:.. .
.:;:;:.:.:.. . . .:.:;:.
（ -＿-）
（∪ ）
∪∪
. .. ... . .. .....
ママの夢の中には、
いつも君がいたんだ。
──v────
/ヽ /ヽ
./ ヽ / ヽ.
/ ヽ / ヽ .
.,/ ヽ / ヽ
／ ￣￣ ＼
/ ﾞ､
ｌ ｌ
ｌ ｌ
'、 /
148:35/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:37:55 Dui0GktY0
君が生まれる前から・・・
ママは君と会っていた。
──v────
. ∧＿∧
|￣￣￣￣（-Д- ）￣￣￣
| / V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
.. .. . . |
（ -）
（ ）
∪∪
149:36/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:38:37 Dui0GktY0
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─ ｜
';, /
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼ ・・・ｳｿﾀﾞ。
/ ';
｜ ｜
';, /
＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
150:37/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:39:32 Dui0GktY0
・・・嘘じゃない。
──v───
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
（ ）
（ ）
∪∪
151:38/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:40:17 Dui0GktY0
君を・・・夢に送り出したのは、
この、私だ。
──v────
. ∧＿∧
￣￣￣￣（ -Д-）￣￣￣|
/ V ヽ .|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
.. .. . . .|
（- ）
（ ）
∪∪
152:38/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:41:00 Dui0GktY0
―――君が、初めてしゃべったのは、
ママの夢の中だった。
| ∧＿∧
|￣￣￣￣（ ・）￣￣￣
| / V ﾊ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |
|＿＿|＿＿＿＿＿＿＿＿＿
153:40/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:41:42 Dui0GktY0
―――初めてハイハイしたのも、
・・・立ち上がったのも――
ママの夢の中が最初だったんだ！
＿＿＿＿
|＼ ＿＿＼
| ＼＼ ∧∧
＼ .＼＼（ﾟ ）
＼ .＼⊂ . ）
＼ . ＼￣￣￣＼
＼ |￣￣￣￣|
＼|＿＿＿___|
154:41/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:43:11 Dui0GktY0
∧＿∧
Ｘ ノ ﾊﾍ X
|ﾟﾉ ＾∀＾）
（ つつ
（￣__）__）
───ヽ─────
コウちゃん！こっちこっち！
――――君が生まれてからもそうだ。
∧＿∧
Ｘ ノ ﾊﾍ X
（＾∀＾ヽﾟ|
⊂ ⊂ ）
く く く
（＿（＿）
───ヽ─────
すごいねコウちゃん！
今、ママって言ったね！
―――仕事が忙しくてかまってられない時も、
ママはいつも、夢で君と会っていた。
155:42/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:44:15 Dui0GktY0
／ ＼
/ ';,
―どうしてそんな夢を私が見せられたか、分かるか？ ｜ ─ ─ ｜
';, /
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼
/ ';
｜ ｜
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＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
156:43/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:44:59 Dui0GktY0
ママが・・・・・・
──v───
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
／＼ ／＼
/ ＼ / ＼
/ ＼/ ヽ
／ ＼
/ |￣￣| ヽ
｜ ─ / | ─ ｜
';, |─｜ /
＼ ／
/ ヽ
／ ＼ ／ ＼
/ ＼／ ＼
――心から君を、愛していたからだよ！
157:44/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:45:40 Dui0GktY0
／ ＼
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｜ ─ ─ ｜
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＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼ ・・・・・・・・！
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｜ ｜
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i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
158:44/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:46:20 Dui0GktY0
ママはね、
夢の中で、大人になった君と会ったこともある。
──v─────────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
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| |
／ ＼
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｜ ─ ─ ｜
';, /
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼ ――すこやかに育つ、君の姿を願っていたからね。
/ ';
｜ ｜
';, /
＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
159:46/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:47:53 Dui0GktY0
君が夢の中に出ていた頃のママは、
・・・生きる力に満ちていた！
毎日・・・笑顔で溢れていたんだ！
──v─────────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
160:47/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:48:33 Dui0GktY0
.＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
.| ∧＿∧ ; .|
.| Ｘ ノ ﾊﾍ X .|
.| |ﾟﾉ ＾∀＾） .|
.| （ つつ .|
. ... | （￣__）__）. . . |
. .:;:;:;:;:;: ..| .. . . . |
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.:;:;:;:;.:.:.:.. .
.:;:;:.:.:.. . . .:.:;:.
（-＿-）
（ ）
∪∪
. .. ... . .. .....
そんな彼女を・・・
ずっと見てきた。
──v────
/ヽ /ヽ
./ ヽ / ヽ.
/ ヽ / ヽ .
.,/ ヽ / ヽ
／ ￣￣ ＼
/ ﾞ､
ｌ ｌ
ｌ ｌ
'、 /
161:48/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:49:14 Dui0GktY0
彼女の夢を・・・見守ってきた。
──v──────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
／＼ ／＼
/ ＼ / ＼
/ ＼/ ヽ
／ ＼
/ |￣￣| ヽ
｜ ─ / | ─ ｜
';, |─｜ /
＼ ／
/ ヽ
／ ＼ ／ ＼
/ ＼／ ＼
――どれも・・・いい、夢だった！
162:49/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:50:02 Dui0GktY0
私は・・・それを忘れていた。
──v─────
. ∧＿∧
￣￣￣￣（ -Д-）￣￣￣|
/ V ヽ .|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
.. .. . . .|
163:49/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:50:43 Dui0GktY0
＿＿＿＿
|＼ ＿＿＼
| ＼＼ ∧∧
＼ .＼＼（ﾟ ）
＼ .＼⊂ . ）
＼ . ＼￣￣￣＼
＼ |￣￣￣￣|
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───ヽ──
検閲官・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
──v─────
| ∧＿∧
|￣￣￣￣（ ・）￣￣￣
| / V ﾊ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
| |
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164:50/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:51:32 Dui0GktY0
／＼ ／＼
/ ＼ / ＼
/ ＼/ ヽ
／ ＼
/ |￣￣| ヽ
｜ ─ / | ─ ｜
';, |─｜ /
＼ ／
/ ヽ
／ ＼ ／ ＼
/ ＼／ ＼
――行きなさい。
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─ ｜
';, /
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼ ・・・・・・ｴｯ・・・？
/ ';
｜ ｜
';, /
＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
165:51/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:52:32 Dui0GktY0
――行って、ママに会ってあげなさい。
──v─────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
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| |
166:52/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:53:13 Dui0GktY0
ですが、そんな事をしたら・・・
──v─────
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| / V ﾊ
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――― | ＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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167:53/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:53:53 Dui0GktY0
彼女が、望んでいるんだ。
例え今夜、眠れなくなったとしても。
それで少しでも彼女の苦悩が解消されるならば、
──v────────
∧＿∧
（-Д- ）
./ V ヽ
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168:54/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:54:34 Dui0GktY0
いつか、きっと立ち直ってくれる・・・・・！！
──v─────────
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
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169:55/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:55:16 Dui0GktY0
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.:;:;:.:.:.. . . .:.:;:.
（-＿-）
（ ）
∪∪
――君も、本当はそれを望んでいるのではないのかね？
170:56/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:55:57 Dui0GktY0
・・・・・・・・
──v───
∧＿∧
（ -Д- ）
./ V ヽ
|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
| |
171:57/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:56:41 Dui0GktY0
／ ＼
/ ';,
｜ ─ ─ ｜
';, /
＼ ＿＿＿＿ ／
／ ＼ ・・・・・・ｱﾘｶﾞﾄｳ・・・
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｜ ｜
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＼ ／
i | ..| |
| | .. | |
| | .. | |
| | .. | |
ヽ＿＿/ ヽ＿＿/
172:58/62 ◆3deTEDIrN6
10/02/09 01:57:30 Dui0GktY0
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| | | |＿-） |
| （∪ | | |
| | |∪ |
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