06/05/20 20:14:10 0PsF2YEo
>>160
そりゃそうだ。
んで、おまいは何が言いたいんだ
162:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/20 20:49:52 3rscRPFs
なんかひどいことになりそうなので感想スレ立てるか
163:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/20 20:58:35 DPimd08b
この話(´・ω・`)カナシスギス
164:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/20 22:42:01 WNH0f3XW
>>161
オチは、無い。
165:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/20 23:12:06 WNH0f3XW
スレリンク(mog2板:769番)
769 名前: 名無し戦隊ナノレンジャー! [sage] 投稿日: 2006/05/20(土) 23:02:04
花をスレをかき回してるものだけど、
お前らが俺のことを理解できないのと同じように俺もあんなのをマンセーしてるやつの気がしれなんだよ。
俺は素で変なギャラリーやってるんじゃなくて、あのスレを潰すつもりで意図的にやってるから。
スレを守りたいっていう人はがんばってね、反応しないようにね。
166:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/21 04:23:25 PlEooQ5m
ある板のUDスレからやって来ました。
◆aster/wrFIさん思い出すのもつらい事が多いでしょうけど、
がんばってくださいね、続きを待っています。
167:あぼーん
あぼーん
あぼーん
168:あぼーん
あぼーん
あぼーん
169:あぼーん
あぼーん
あぼーん
170:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/21 23:54:40 MgnJXita
自分が何を感じたかが大事なんだと思うが…
泣けないとかマンセーする奴の気が知れないとかいちいち書いてる奴は
単に自己主張が激しいだけとちゃうんか
171:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/22 11:08:05 c+2i0dQ8
一見すると頭よさそうに見える理屈が好きなのは、厨房の特徴だ。
子供はマターリ見守ってやろうや。
172:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/22 12:20:11 OzCrmxIA
>>171
なるほど。大人ほど感受性が高い時代なのか・・・・・・にしても凄くリアリティのある話だな。久しぶりにグッときた。
173:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/22 15:44:54 xkDaSbOB
>>127よ。あなたは以前こんな問答を>>1にしていたな。
「あなたはギャラリーに何を伝えたいのですか?」と、
悲しくなるだけの話はごめんですと、
確かに悲しいだけかもしれない…、でも>>1さんはこの
急性骨髄性白血病が身内にかかった時の、やり場のない苦しみ、絶望感を
分かってもらいたいんだよ。この病気がどれ程恐いかをね…
>>1さんの気持ちを汲んで、少しでも分かろうとしてくれ。
まぁ>>1さんにとってはそんな経験をしたことの無い俺のこのセリフを
うざく思うかもしれんが…
174:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/22 18:39:26 vnUF6974
>>171
感受性というより
経験ではないのでしょうか?
荒らしは厨房で大切な人を失う経験が無くて、
共感が出来なくて、
ただ単にこの物語がお涙頂戴なものに見えて
腹が立って荒らしてるんだろうと推測しています。
175:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/23 12:10:03 0FprxFkn
>>172
ヒント:この話はノンフィクションだからリアリティが(ry
176:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/24 01:07:15 Fu9pofbH
>>175
それもそうだな。
語弊があった。
にしても、白血病は怖いもんだな・・・・・・・特に急性は。
177:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/24 06:38:12 VsowsdPj
>>174
荒らしなんかいるか?
反応厨は少しいるみたいだけど…。
178:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/27 15:03:52 5DRvvybs
てs
179:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/27 15:19:05 HIljUfYj
色々議題が飛びそうだから、
感想スレを作ったほうがいいと思うよ。
180:( ´∀)・∀),,゚Д)さん ◆LLLLLLLLL.
06/05/28 14:32:51 kZld/tpG
なんだ?◆aster/wrFIさんの作品見てたら
目から汗が出てきた。
泣 い た 。
久々に泣いたよ。
181:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/28 14:35:24 vtbMep04
182:( ´∀)・∀),,゚Д)さん ◆LLLLLLLLL.
06/05/28 14:39:47 kZld/tpG
>>179じゃあ俺が立てようか?
183: ◆usSgjnqrZk
06/05/28 16:06:48 Rlql23BZ
>>182
こんな糞トリが立てたスレなんて荒しが湧き出るからいいよ。
それとこのスレにもう書き込まないで。書き込むならトリ外してsageて。
お願い。
184:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/28 16:23:18 zJmEbnX1
とりあえず応援してます。続き楽しみです。
月並みな台詞ですが、頑張って下さい。
185:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/28 20:12:23 8CbYTZGf
>>1乙?
186:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/28 20:12:45 3A7dBtBc
2回泣きました。
がんばってください。
応援してます。
187:( ´∀)・∀),,゚Д)さん ◆LLLLLLLLL.
06/05/28 20:30:10 8CbYTZGf
じゃあもう酉はずすよ。
188:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/28 20:37:31 8CbYTZGf
そしてAA関連の板から暫く離れる。
無駄に2レスしてすまん。
189:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/28 20:58:17 dtPSJpul
このままエターナることを心から願います
190:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/30 19:30:45 P3wGAL1W
泣きました。何年か前に亡くなったじいちゃんを思い出した。
白血病ではないが心臓が持たなくて結局癌が進行してしまって・・・
何も出来ずただ傍観するしかできなかった>1さんの気持ちがわかるよ。
191:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/30 21:05:57 oV5FBdhR
「いつかは別れるもの」って覚悟をできているかできていないかの違いなのかな。
このスレで批判をしている人は前者、感動している人は後者だろうか。
前者の人はせっかく強くていいメンタル持ってるんだから、それを荒らすことじゃなくてもっと別のことに向けてほしいな。
192:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/30 22:24:30 Du8Vn2jv
見てたら何かすごく「UDやろう」って気になりました。
>>1さん、ありがとう。
193:あぼーん
あぼーん
あぼーん
194:7104
06/05/31 21:24:12 MiyHw6+L
まぢで泣いた。
σ(・・)は体験ないけども「もしこれが自分だったら」と考えると
泣けてきた。
195:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/05/31 23:23:36 YnXLFx3V
「いつかは別れる時が来るんだ」って、いつも自覚するようにするといいよ。
一期一会ってやつだね。
でもばあちゃんのラーメンもう一度食べたい(´・ω・`)
196:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/01 01:56:11 Fy1omMlV
>>195
最後の言葉が染みた・・・・(´・ω・`)
197:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/01 18:55:21 w+VrvSVn
うちのバーチャンのラーメンは具が一切入ってないんだよな…
でもそれがかなりうまかったり。
まだピンピンしててくたばりそうにないから今のうち孝行しとこう。
198:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/02 00:24:18 BGj2MHkC
漏れは、高校の先輩の生のヴァイオリンがもう一度聞きたかった(音源は持ってるけど)。交通事故でもういないけど。厳しくて恐いけど、スゲーいい先輩だったよ。女なのに「カッコイイ」って言葉が似合う先輩だった。
199:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/02 00:29:03 Tw1AEjTS
昭和後期~平成初期生まれの子供のおばあちゃんはラーメンを作ってくれる。
子供が好きな料理→それでいてあまり家で食べない料理→それでいて簡単に作れる料理→手作りラーメン。
200:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/06 10:27:18 v5xDU1Pl
200
201:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/10 00:27:56 ktP2/m7s
おれのじーちゃんはつい3週間前にしんだっけ。
陸上の県大会の途中に親父から電話がかかってきてさ、
「実家のおじいちゃんが亡くなった」っていってきた。
最初は「あー」っていっただけで、あんまし驚かなかった。ってか実感がなかった。
みんなは隠してたけど、ガンにかかってたって事は元々気づいてたし。
そのまま大会を抜け出してじいちゃんの実家に電車で戻った。
高校2年になって初めて人の死んだ顔見たけど、とたんに実感がわいてきてさ、誰もいないと子で一人で泣いたよ。
みんなは大会前の俺を呼ぼうかどうかまよったらしい。
幸い俺が走るのは2日目だから呼ばれて大丈夫だったけど。
次の朝下層が終わってすぐに大会に戻った。じいちゃんは俺が走るのを最後まで望んでたらしい。
あー、なんか自分の足は重要な役割持ったなって。
これからもじいちゃんの希望通り俺は走り続けるけど、東海大会いって活躍するとこは見せたかったかなーって。
長文ごめん。みんなにも人が死ぬことについていろんなとらえ方たしてもらいたかった。
202:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/10 04:17:02 Akw0ikXW
で?
203:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/11 12:15:45 pp4aNApW
これは感動
URLリンク(www.geocities.co.jp)
204:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/11 12:34:42 dE+b3XkD
>>201
かかってきてさ、まで読んだ
205:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/11 17:02:16 u3ZjH0pn
>>201
もらいたかった。まで読んだ。
206:黒胡麻プリソ ◆PURINvKx/I
06/06/11 20:14:49 Aog0sGZT
良スレ発見隊!良スレ発見た(ry
>>1さん頑張ってください。
207:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/13 20:02:07 WqefwgRp
>>206
黒胡、まで読んだ。
208:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/14 18:46:35 /kbzD+rf
ま、人間100%死んでしまうんだからな。
納め時が来たと思って明るく見送ってやれよ。
あんまりしんみりしてると後ろ髪を引かれて逝こうにも逝けないだろ
209:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/14 18:51:26 MaUTfLaK
良スレ
210:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/14 19:16:02 +FCKnKoJ
月並みでアフォな感想かもしれないけど、言わせて欲しい。
「こ れ は 是 非 、 映 画 化 し て ほ し い」
◆aster/wrFI 氏、ガンバってください。
>>201
俺も、じいちゃんが死んでから時々思うようになったよ。自分が死んだら誰が悲しんでくれるのかな、とか。とりえあず、生きてるうちが華だから後悔しないような生き方をしようじゃないか、と。
さて、キモい事言った俺はちょっくら吊ってきます
211:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/14 19:56:24 W2SJmg84
人が死んだらどうにもならないけど
少しでもその人をいたわってくれる人がいたらしてくれる人がいたならば
その人の死はその時点で無駄にはならない
いくら残虐な殺し方で人が死んで、その人の死をうったえても殺事件は無くならないよね。
でも無駄ではないかな。
212:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/15 21:17:05 uLdDNLtx
人の死はあっけない。けど、確かに何らかの意味がある、と思う。
「生の中には『理由』があり死の中には『意味』がある」ってだれかいってたような・・・・
213:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/17 07:13:32 qf+l+ryX
生にも死にも意味なんてないよ。
214:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/18 01:07:19 xwkv4Z2a
じゃあ君死んで^^
215:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/18 18:31:43 TRyr2/mg
これも感動した
URLリンク(my.vector.co.jp)
216:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/18 18:33:07 qj93KpxD
fu-n
217: ◆aster/wrFI
06/06/19 23:56:44 f7QDvvUs
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: | #3 大部屋で
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|: |________________________________
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :|__________________________________
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
.: : : : : : : : :_;_;_.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : :|::: |.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /二二二二二二二二\ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : :|::: |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |:::|: : : : |:::|: : : : |:::|: : : : :|:::| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : :|::: |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : |:::|: : : : |:::|: : : : |:::|: : : : :|:::| : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : :|::: |: : : :_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|;;;|_;_;_;_;|;;;|_;_;_;_;|;;;|;_;_;_;_;|;;;|_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_
: : : : : : : : :|::: |_;_;/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
: : : : : : : : :|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
218: ◆aster/wrFI
06/06/19 23:57:23 f7QDvvUs
入院して2、3日は見るからに状態は悪く
私たちはマスクをして手を消毒してから病室に入った
| | |.| |
| |___|.| |
______ ∧∧ .|──| |
___ || ∧_∧ (口゚ ;) .| | ̄ ̄ ̄|.| |
|\ \ ||__(li ´-`)_と とヽ | | |.| |
. _____| ||二二二||__||\/ ̄ ̄ ̄ ̄\ |~ | |___|.|_____| / ̄
| ||___|| |ト /\ \| ̄ ̄|____| \.|\
\||___|| \ \ \ | \
\ ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \
\ || ||
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
けれど祖母に話しかけても薬のせいもあってか返事はなかった
219: ◆aster/wrFI
06/06/19 23:57:59 f7QDvvUs
週末、見舞い客が次々と来たが
病室を出てきた彼らの顔は総じて青ざめていた
┌─‐┬───‐┐
|| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
|| | _ ||
|| | | 面| || | ̄ ̄ ̄|
||┌─┐| | 会| || |___| . . ..:..:
||└─┘| | 制| || . . ..:..:.:.:::.::::::::
r―[] .|| | | 限| || . . ..:..:.:.:::.:::::::::::::::::::::::
L_[三] || |  ̄ || . . ..:..:.:.:::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
 ̄ || | ||. . ..:..:.:.:::.:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
二二二二二二二二二二二二] || | ||:.:.:.::[二二二二二二二二二二二二二
| | | | || | ||:::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::
| | | | || | ||:::::::::::::::| |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| |:::::::::::::
220: ◆aster/wrFI
06/06/19 23:58:51 f7QDvvUs
祖母は今まで大きな病気に罹ったことはなく
元気な姿しか知らない彼らにとって祖母のあの姿はショックに違いなかった
_,-―、 |. _______
// | | │┌──┐│
/ / ̄ ̄ ̄∨ | ││ / /││
| | ,,,´ _,` | .| ││ / / ││
\\ / | ││ / ││
∧ .∧ ∧ .∧ ∧ ∧ .∧ ∧ `フ \ | │└──┘│
_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| | / /⌒ヽ /| |  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| |゙゙゙゙"""''''/ / | ̄ ̄レ'/ | ...:.::::::::
: : | |: : | |: : | |: : | |: : | |: : | |: : | |: : | |'.:'.:'.:'.:'.八  ̄ ̄)_(⌒)、 .| [二二]::::::::::
_;_;| |_;_;| |_;_;| |_;_;| |_;_;| |_;_;| |_;_;| |_;_;| |'.:'.:'.:'.:'.:'.:' `| ̄ ̄ |'.:'.:'.:'.:':, | ..::|:::::::::|::::::::::::
_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| |_| | .:'.:'.:'.:'.:'.:'.: | |:'.:'.:'.:'.:'.:':, ! l二二二二二二二
: : | |: : | |: : | |: : | |: : | |: : | |: : | |: : | | .:'.:'.:'.:'.:'.:'.: | |:'.:'.:'.:'.:'.:'.:':, |......:.:.:::.:::::| |:::::::::::::::::::::::::::
221: ◆aster/wrFI
06/06/19 23:59:39 f7QDvvUs
┌────────────────
│ みんな口には出さなかったけれど
│ 何故あんな状態になるまで放っておいたんだ…と思っているだろうな
└─────v──────────‐
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
艸/\艸 |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
[二二二] |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| , ‐、 .|| |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| ゝ-' .|| |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| | || | || |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| | || | || |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| L0 」 || |::::|::|::::|::| ∧∧ ::::|::|::::|::::|::|::::|::∧∧|::|::::|::|::::|
[二二二] ~~~~~~~~(゚-゚;)~~~~~~~~~~~~(゚∀゚;)~~~~~~~
______|_U_______(つと)_____
/ /| ∧_∧
__________/ ∧_∧ [] / ,イ___(-‘ ;)__
/___(,,___)____________/ /| | ( )
_______, |_____|::::::::::::::|______|::::::::::::::|___ |/ |_|. | | |
:: :: :: :: :: :: :: :: :: / | | |::::::::::::::| |::::::::::::::| | |. (_(_)
:: :: :: :: :: :: :: :/ .|_| |:::| ̄|:::| |:::| ̄|:::| |_|
:: :: :: :: :: ::/
: :: :: :: /
:: :: / AMLは異常に進行が速い
:/ 祖母があんな状態になったのはここ数日で、一番驚いたのは他でもない私たち家族だった
222: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:00:29 NH9R368C
|:::§::| | 」 |::::| | | |:::§::|
|:::§::| ◎ |::::| | | |:::§::|
|:::§::| _|_ .|::::|. ◎ |:::§::|
|:::§::|. | | |::::| _|_ |:::§::|
|:::§::|. | | |::::| | | |:::§::|
|:::§::|. | | |::::| | | |:::§::| 入院後の数日間は
|:::§::|. | | |::::| | | |:::§::| 誰もが嫌なことばかり考えていた
|:::§::|. | | |::::| | | |:::§::|
|:::§::|. | | |::::| | | |:::§::|
|:::§::|. | | |::::| | | |:::§::|
|:::§::|  ̄ |::::| | | |:::§::|
|:::§::| |::::|  ̄ / |:::§::|
|:::§::|. / / ̄ ̄ \ / / .|:::§::|
|:::§::| / / ∨ / |:::§::|
|:::§::|. / | .|/ |:::§::|
|:::§::|/ .∧ / |:::§::| 変化があったのは5日後だった
|:::§::|. / \___/ .|:::§::|
|:::§::| / |:::§::|
|:::§::|___/__________」:::§::|
|:::§::|:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |:::§::|
. __|:::§::|_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|:::§::|__
| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
| :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |
└─‐L:::::::」─┬───‐┬─‐L:::::::::」─‐┘
|::::| .|::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |. |::::|
〈:::::〉 \_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;/ 〈:::::〉
∨ ∨
223: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:01:14 NH9R368C
入院から5日後、驚いたことに祖母は大部屋に移ったのだ
| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|\
| | | | | |
| | | | | |
二二二二二二l | | | l二二二二二二二二二二二l. | | | l二二二二二二二二二
| | | | | |
___________|__|___|_____________|_____| |__________
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :\|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
224: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:02:15 NH9R368C
移動から2日後、私が病室に行くと祖母は体を起こして叔母と話していた
……この短期間での劇的な好転に私は心底驚いた
_______ ___| \
| : : : : : : : : | |\ \| \
|_:_:_:_:_:_:_:.:├┬┘ | | ̄ ̄| | \
___∧_∧_[;;] | @@@ | | | | |. \
. ___ || (* ´ー`) .| | (д゚ @ .| | | | | | \
|\ \ ||__,,∪_と) | | と | ..::| | | | | | |
__| ||二二二||__||\_/ ::::::::: \ヽ_」_| .|_;;;;| | | | | | |
| ||___|| |ト、/\ :::::::::::::::::::: \ U U \|__| | | | |
. \||___|| \:::\:::::::::::::::::::::: \ \| | | |
\:: ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \| | |
\ || || \__| |
|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \|
225: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:02:55 NH9R368C
母に病室を移動したと聞いたときは大丈夫なのかと不安に思ったが─
,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,,
艸/\艸 |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
[二二二] |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| , ‐、 .|| |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| ゝ-' .|| |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| | || | || |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| | || | || |::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|::::|::|::::|::|::::|
|| L0 」 || |::::|::|::::|::| ∧∧ ::::|::|::::|::::|::|::::|::∧∧|::|::::|::|::::|
[二二二] ~~~~~~~~(;゚-゚)~~~~~~~~~~~~(;゚∀゚)~~~~~~~
______U_|_______(つと)_____
/ /| ∧_∧
__________/ ∧_∧ [] / ,イ___(-‘ ,,)__
/___(,,___)____________/ /| | ( )
_______, |_____|::::::::::::::|______|::::::::::::::|___ |/ |_| | | |
:: :: :: :: :: :: :: :: :: / | | |::::::::::::::| |::::::::::::::| | | (_(_)
:: :: :: :: :: :: :: :/ .|_| |:::| ̄|:::| |:::| ̄|:::| |_|
:: :: :: :: :: ::/
226: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:03:35 NH9R368C
大部屋に移動してからは
日々加速度的に目に見えて祖母の状態は良くなっていった
____
| ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| | ̄| |\
| | | | | | |
| | | ∧∧| | |
二二二二二二l | | | l二二二二二二二二二二二l(; ) | | l二二二二二二二二二
| | | | つ | |
___________|__|___|_____________| |____ | |__________
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : U U: : : : : : : : :\|: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
227: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:04:29 NH9R368C
┌─────────────
│ 数日前は瀕死の状態だったのに……信じられない……
└────0 ─────────
o
__, o
| | | | _______
| | | | || | |
| | | | || | | AMLの凄まじい進行の速さに驚いた私たちだったが
| | | | || ∧/| | 抗癌剤が効くまでの時間も反射的といっていいほどはやかった
| | | | (二) || (;゚ ‐| |
| | | | __ || (つ | |
| | | | | | || | | |
|_|_|_|_|__|___||____U__|__|____________________________
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
228: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:05:16 NH9R368C
....。 o
....。 o ... ::o:: ゚
... ::o:: ゚ ....:.:o: ゚
....:.:o: ゚ ,、
_____ ___ / |
\ /´  ̄/ l
', / /:::.. |
∨ /::::: :. |
| |
卜 ─-、 .:| 祖母は笑っていた
| .:::l 夢のような、劇的な抗癌剤の効き目だった
| ___ ヽ :::/
':, \_ノ ...:::'
\ ..:.::人
....,。 o > :://\
... ::o:: ゚ /\\ _// \
....:.:o: ゚ / ヽ\,/ `ヽ. \
/ \| | \ ....。 o
/ l⌒ヽ | ', ... ::o:: ゚
/ \ ,ノ\;/ | ....:.:o: ゚
;' |`!:::::::| | \ ノ
229: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:06:15 NH9R368C
それは4ヶ月以上にわたる奇跡のような小康状態の始まりだった
入院当初は、もって1ヶ月と宣告された祖母だったが
/ | | |\
/ \ ',___/ / \
/ > ∨//// く ',
| | \ ∨// / | |
| | \ ∨ / | |
| | \∨ r─{,)┐ | |
| | O | |___| | |
| | | | |
| | O | | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
: : : : : : : : : : : : :/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : :/ ....................................................... /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : :/ ....................................................... /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : :/____________/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
その1ヶ月を過ぎる頃には外泊の話が出て
その後まもなく退院を果たすことになる
230: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:07:10 NH9R368C
外泊で家に帰ってきた祖母は健康そのものの足取りで玄関を上がった
┌──────
│ ただいま帰りましたよ
└───y───
| | || /二二二二二二二二二| | _」___
| | || /二二二二二二二二二二| | |____
| | ||/二二二二二二二二二二二二二二二二二二
. __ | | /.二二二二二二∧_∧ ∧∧二二二二二二二二二
| | |/.二二二二二二二( *´ー)(ー゚ ,,)二二二二二二二二二
ニ| | /.:二二二二二二二二( つと |二二二二二二二二二二
| | /二二二二二二/:::::::::::::::| | |::::| |~::::::::::::::::::::/二二二二
ニ| | /二二二二二二/:::::::::::::::::::(_(⌒)::し\):::::::::::::::::/二二二二二
|_| ∠二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
|__________________________
/ θθ θθ
/
/ あの瀕死の状態だった祖母が生きて家に帰ってきた!
私たちは嬉しかったが夢のようなこの展開を俄かには信じられなかった
231: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:08:01 NH9R368C
l^\ /^l
| ー─' |
/ ', ┌────
| , 、 | l^\l^\ │ 大丈夫?
\ _, / |::::::::\__\ └─y──
> < /|::::::::::::::ヽ::::\
/ ∨::::::::::::::::::::::::::::::::::',
二二二二二二二>──'´ | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::l
_______( _/| | | 〈)::::::::::::::::::::::::::::::l
:.: : | : : : : : : : : : | l ̄ ̄ ̄ ̄ | | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::/
:.: : | : : : : : : : : : | | | | ト、::::::::::::::::::::::::::;: '
:.: : | : : : : : : : : : | | | | | >:::::::::::::::::く
:.: : | : : : : : : : : : | | | |ノ,:':::::::::::::::::::::::::::\
:.: : | : : : : : : : : : | | | :/ //::::::::::::::::::::::::::::::::::::',
:.: : | : : : : : : : : : | | | .:/ / ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l 普通なら余命は長くて1ヶ月だった
:.: : | : : : : : : : : : | | |.::/ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:ノ けれど祖母の場合はいくつもの幸運が重なって
:.: : | : : : : : : : : : | | ___|/_/:::::::::::::/|:::::::::::::::::::::::::::::| 小康状態と退院という奇跡が実現したのだった
:.: : | : : : : : : : : : | | /:::::::::::::::::::::::::::::::::: / |:::::::::::::::::::::::::::::|
:.: : | : : : : : : : : : | | 人;_;_;_;_;_;_;_;_;_; - '´ |:::::::::::::::::::::::::::::|
:.: : | : : : : : : : : : | | / / |:::::::::::::::::::::::::::::|
232: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:08:58 NH9R368C
80を過ぎた心臓の悪い祖母
けれどその小さな体には、若い私たちも及ばない大きな生きる力があった
. ____ ______
|| : : : : : : || | | ̄ ̄ ̄ ̄ | |
|| : : : : : : || __ | | | ̄| | ̄| | |
||_;_;_;_;_;_;_|| | | | | |_| |_| | |
」 | ∧_∧ | | 0 | |
」 | (* ´ー`) | | | ̄| | ̄| | |
|_| ( ) ∧∧ | | |_| |_| | |
____人 Y_(ー゚ ,,)_|_|_____|_|________
________________|\ 二二 し'(_)二と |二二二二二二二二二二二二二二二
\ \二\:::::::::::::::\| |~二二二二二二二二二二二二二二
\ \二\:::::::::::::::し\)二二二二二二二二二二二二二二二
\ \二\::::::::::::::::\二二二二二二二二二二二二二二二
┌───/── \ \二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
│ ゆっくり歩いてね (,,゚ー゚) \|____________________
└─────
もしAMLになったのが私だったら
入院時の告知どおり長くて1ヶ月の命だっただろう
233: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:09:47 NH9R368C
外泊、退院。それはこの大部屋に移ってから1ヶ月後のことだ
話は大部屋に移動直後に戻り……
_______ ___| \
| : : : : : : : : | |\ \| \
|_:_:_:_:_:_:_:.:├┬┘ | | ̄ ̄| | \
___∧_∧_[;;] | @@@ | | | | |. \
. ___ || (´ー` *) .| | (゚д゚@.::| | | | | | \
|\ \ ||__と __と) | | と | ..::| | | | | | |
__| ||二二二||__||\_/ \ヽ_」_| .|_;;;;| | | | | | |
| ||___|| |ト、/\ \ U U \|__| | | | |
. \||___|| \ \ \ \| | | |
\ ヽ|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \| | |
∧∧ \ || || \__| |
(,, ゚) || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| \|
/ |
┌───\──────
│ 調子どう?なんだかご機嫌だね
└────────
234: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:11:05 NH9R368C
l二二二二二二二二二二二l
__||__ | | ||
|:::::__:::::| | | _||_
|:::::| |::::| | | | l二l |
|:::::|_|::::| | | | | 私が病室に入って真っ先に目に入ったのは
|;_;_;_;_;_;_;| | | |__| 祖母の元気そうな顔
|_| | | || そして輸血されている血液だった
| | | _||
| | | |_」
/^\ | | | ||
_/ \ | | | ||
ヽ | | | || その血液の、目の覚めるような鮮やかな赤色に私は驚いた
l | | | ||
ヽ | | | | ||
_, / | | | ||
/ | | | ||
\ | | | ||
235: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:11:44 NH9R368C
/|
二二二二二二二l二l二二二二二二二/
___||_||___
/ _______ \
| | : : ;_;_;_;_;_;_;_;_; : :| |
| |: : | |: : | |
| |: : | |: : | | 血液型と番号のある色のついたシールが貼られていた
| |: : | |: : | | 献血の血液だ
| |: : |____|: : | |
| |: : : : : : : : : : : : : | |
| |_;_;_;_;_;_; ;_;_;_;_;_;_;| |
\___| |___/
| | その色は献血ルームで見るあの赤黒い色ではなく
| | 美しい真紅色をしていた
[II]
| |
| |
| |
236: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:12:29 NH9R368C
l二二二二二二二二二二二l
__||__ | | ||
|:::::__:::::| | | _||_
|:::::| |::::| | | | l二l | 私も献血ルームには行くが
|:::::|_|::::| | | | | 実際目の前でその血が使われているのを見るのは初めてで
|;_;_;_;_;_;_;| | | |__|
|_| | | ||
| | | _|| こんな風に使われるのかと思うと
| | | |_」 また献血に行こうという気持ちになった
| | | ||
| | | ||
| | | ||
| | | || /^l /^l
| | | || / |_/ ::::::::|
| | | || / ..::::::::::::::::::::::::|
| | | || , :.:.::::::::::::::::::::::::|
| | | || | :.:::::::::::::::::::::::::::|
| | | || | :.:::::::::::::::::::::::/
| | | || ヽ :.:.::::::::::::/
| | | || / ...:.:::::::::::::::\
237: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:13:04 NH9R368C
そして祖母に血をくれた誰かに感謝した
誰かの善意の力添えがあって祖母の命がここにある
....。 o
┌─────── ... ::o:: ゚
│ 少し頭痛いけど、元気だよ ....:.:o: ゚
└───\────
l゙ヽ
l^ヽ | \______________
|/´ ̄ ', ||
/ | ||
| ` /_____________||
ヽ一 * / ______ /||
....。 o / > く /:':':':':':':':':':':':':':':'/) / .||
... ::o:: ゚ //ヽ\//\ 〈:':':':':':':':':':':':':':':'// / /||
...:.:o: ゚ / / // ':,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ / / /
/ | |:'/ / | / / /| _
/ | |::| / / / / /| :|//!
/ | \_/ , イ / / / .| :|/`´
/ /\//ヽ<_| ,/ / / //
∠____,/:::::::::::`゙\ノ::::::::::::::\ / / / //
. /::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ_,/ / / て)
/::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/| ,/ /
/::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: / ::::レ' ,/
238: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:13:46 NH9R368C
AMLの骨の中(骨髄)
___ ___
/ \________________________/ \
/ _____________________ ':,
| |●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●| |
. ', |●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●| /
\ |●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●| /
〉 |●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●| 〈
. / |●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●| \
/ |●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●| ':,
| |●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●◎△〇| |
. ',  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ /
\ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ /
 ̄ ̄  ̄ ̄
AMLになると ● = Blast
自力ではWBC RBC PLTがほとんど全く造れなくなり ◎ = RBC
定期的な輸血が必要になる △ = PLT
特に血小板の輸血は多かった 〇 = WBC(正常)
239: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:14:25 NH9R368C
今この瞬間も、どこかの病院で輸血をしている患者さんがいる
┌─────
│ ご協力お願いします
λ_λ └──y───
(,, `ー´)
/ || ||  ̄|二二)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| 体調が良いとき
| 献血 | | ̄ ̄ ̄ ̄| 献血ルームや献血車を見かけたら
|_____| |! 献血 .| どうか立ち寄って欲しい
|::::::|::::::| || |
|::::::|::::::| |:| 6F |
|::::::|::::::| |::|献血ルーム|
(_,ハ__) .||゙|____|
|| || || ||
|| .||
240: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:15:25 NH9R368C
....。 o
....。 o ... ::o:: ゚
... ::o:: ゚ ....:.:o: ゚
....:.:o: ゚ ,、
_____ ___ / |
\ /´  ̄/ l
':, / /:.. |
∨ /:::.: | その善意が確実に患者に元気と勇気を与えてくれる
| |
卜 ─-、 .:|
| .:::l 貧血状態だった祖母も輸血をすると
| ___ ヽ :::/ 見違えるように顔色が明るくなり元気になった
':, \_ノ ..::::'
\ ..:.::人
....,。 o > :://\
... ::o:: ゚ /\\ _// \
....:.:o: ゚ / ヽ\,/ `ヽ. \
/ \| | \ ....。 o
/ l⌒ヽ | ', ... ::o:: ゚
/ \ ,ノ\ | ....:.:o: ゚
;' |`!:::::::| | \ ノ
241: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:16:10 NH9R368C
その後、祖母は窓側のベッドに移動した
ここ
│ ↓
├───┬───┬───┤ │
│ ┌─┐ │ ┌─┐ │ ┌─┐ │ │
廊 │ │ │ │ │ │ │ │ │ 「| │
下 │ │ │ │ │ │ │ │ │ |:| │
│ └─┘ │ └─┘ │ └─┘ |:|←窓 │
「| |:| │
入り口→ |:| |:| │
|」 |:| │
│ ┌─┐ │ ┌─┐ │ ┌─┐ |:| │
│ │ │ │ │ │ │ │ │ |:| │
│ │ │ │ │ │ │ │ │ |」 │
│ └─┘ │ └─┘ │ └─┘ │ │
├───┴───┴───┤ │
この病室は祖母と同じ年代の患者の病室だった
4人が腎臓病糖尿病で、祖母を入れて2人が白血病の患者だった
242: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:16:47 NH9R368C
「ここの血液内科は満床で他の科からベッドを─」
__ | |: |:: |: |: |: |: |
// .| | |: |:: |: |: |: |: |
///| | | |: |:: |: |: |: |: |
. ///::::::| | | |: |:: |: |: |: |: |
| | r'::::::::::::| | | |: |:: |: |: |: |: |
| | |:::::::::// __|__|;__|:: |: |: |: |: |IIIIII
| | |: // /r─‐┐ ∧∠∧ |: |: |: |: | ̄ ̄]
| | レ./ / |__| (-Д- ;)彡 |: |: |: | ̄| |
| |/ / \__\/(くV> )_」__」__」__」__」 |_|
 ̄ / / / _〉
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |__/_〉
| | / _|:::|_
|______|/ 私は教授の言葉を思い出した
このベッドは本来別の科のものなのかもしれない
243: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:17:32 NH9R368C
この病室は最上階で、景色が素晴らしかった
┌───────
│ ここ、凄い良い眺めだね
└────v───
________ ______________________ | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : :∧∧.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:.:|| | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : (゚ー゚,,): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:|| | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : :| (^): : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :..:.:.|| | ::| | |::|
;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|| ||_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;」__|:_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|| | ::|:. | |::|
..:| ::|::.. ! |::|
二二二二二7_7二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二7_7二二二二二二二二二二二二二
| |:: | |::
| |:: | |::
244: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:18:23 NH9R368C
┌───────
│ 目の覚めるような青空だね
└────y────
_______________________ _____
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :∧∧ : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
. |\ ∧_∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ( ,,)^) : : : : : : : : : : : ..:|| ||: : : : : : : : : :
\\ (* ´ー)_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_| / _;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|| ||_;_;_;_;_;_;_;_;_;_
\\| つ─-、__ __ | |
|| \ヽ__人 _ _ \___| | ~ |
|二二二二二二二二|________|_| / /| |
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |___(_/__し'_______________
 ̄(〇) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(〇)
祖母は日に日に元気になり、
顔や手の内出血の痕も少しづつ薄れていった
245: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:19:22 NH9R368C
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / /| | | |
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : / /: | | | |
: : : : : : : : : : : : : :/ /.:.: : : : : : : : : : : : : : : :|\: : : : :| : /: : : : : :/ /:.: :| | | |
: : : : : :/ / : : : : : : : : : : : : : : : : :⊥ \: : : : :─ : : : / /: : : :| | | |
/ /: : : : : : : : : : _;_;_;_;_;_;/ ヽ: : : : : : : / /: : : : :| | | |
/ / : : : :\ O'; : : : : :/ /:.: : : : :| | | |
/ / \ O |: : : : / /: : : : : : |_,」 | |
/ / ヽ ,,, ´ / ,/ : : : : // | |
/ ヽ ....::く l⌒ヽ :// | |:
/ / \ /^) 〉 // :| |::
;' | `/ / // .:| |::::.
┌─────┐ | | |\ / ,// ::| |:::::::...
│ あら、お孫さん? | | | | `ー'// .:::| |:::::/
└──y───‐┘ | | | // .:.::::| |/三
| | | // .::::::::| |三三
| | // :.:::::::;:ヘ_ノ三三
| l // :.::::/三三三三三
l // :..::/三三三三三三
// /三三三三三三三
246: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:20:04 NH9R368C
┌───────
│ あ、はい、こんにちは
└────v────
_______________________ _____
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧∧ : : : : : : : : : : : : : : :|| ||: : : : : : : : : :
. |\ ∧_∧ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : (,,゚ ー゚).: : : : : : : : : : : : : :.:|| ||: : : : : : : : : :
\\ (*´ー`)_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;|/^) \ _ _ ;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|| ||_;_;_;_;_;_;_;_;_;_
\\| つ─-、__ __ | |\)
|| \ヽ__人 _ _ \___| | ~| |
|二二二二二二二二|________|_| | |::| (\_/)
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |____」__|::|______(ー` *)______
 ̄(〇) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(〇) [二] / |
(二二二二と_,.ィ | ガラガラ
祖母の担当の看護師はBさんといった ||_[]____| 丿
いつも笑顔を絶やさず誰からも好かれる || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ | ∧
素晴らしい看護師さんだった || | ト、 \
247: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:21:02 NH9R368C
後に祖母が亡くなり霊安室に移動したとき
Bさんは祖母の頬を両手で触れ、顔に見入ったあと
「忘れないからね……絶対、忘れないからね」と
祖母に語りかけた
(゙゙\ /`)
\ >─―く /
l ':,
l , 、 |
/\ ;_ノヽ
/ ` ̄ |
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| ....:.:::.::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
| ....:....::::::l^\:::::::::::::::::::::::: /^l :::::::::|
| .........:..:.:::.:::::::::::::::::::| \:::::::::::::::/ | ::::::: |
| ...............::.:::::.:..::::::::::::::::::::::::::::::::| ´ ̄ ̄ ̄ | ::::::: |
l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二| |二二二二l
| | | ::| | ::| | .:| | |
| | | ::| | ::| | ..:::| | |
| | | .:| | ::| ', :.:::::/ | |
| | |__;」 |__;」 \ ...:..:::::く | |
(◯) / V ) / :.:::::::::\ (◯)
248: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:21:40 NH9R368C
告別式の日も、住所も日時も教えていなかったのに
焼香の列の中にBさんの姿を見た私たちは驚いた
____
/: : : : : : : : : :\
||: : : : : : : : : : : : :||
______||_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;」|______ __ _
/ __ __ __
/ / / / / / /
/ / / / / / /
./  ̄ ̄  ̄ ̄  ̄ ̄ _
|  ̄ ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|
| 香典帳を見ると病院名が書いてあるだけだった
| ! Bさんらしい、心配りのある書き方だった
| |: |
| |: |:. :|
| |:: |::. ::|
|___|;;:..___|:::..._____.::|__ __
249: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:22:20 NH9R368C
|| || || || || || || || ||
(二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二
_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|_|
┌────────┴─┐:: |:::: |:::: |:::: |:::: |
. | むくみを取るための足湯をするんですよ .|:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
└─────v‐──┬─┘:: |:::: |:::: |:::: |:::: |
/) |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
/ / /) |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
∠__/ / |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
/´ / ∧ .|:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
/ / ', |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
,__ ヽ ::l |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
|ノ "" .::/
┌────┐ \ .:/ 『 忘れないからね……絶対、忘れないからね 』
│ 足湯? (゚-゚,,) .| > \
└─y───‐┘ / ヽ |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
/ l |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
;' ,イ | | |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
l ヽ (二二二二二) .|:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
\ \ |:::::::::::::::::::::::::| |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
\_,ノ|:::::::::::::::::::::::::| |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |
l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l
| | | .:|ノ |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::::| ||
| | | r─┐ ::| |:::: |:::: |:::: / ̄ ̄\ |:::::| ||
| | | ̄ ̄ ̄ ̄| :::| __|:::__」:::: |:::: | ..::| |:::::| ||
| | | ..:| :::| |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:: |:::: | ..:.::::| |:::::| ||
| lニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニニ| ||
| | | |::::::::::| |:::: |:::: |:::: |:::: |:::: |:::::| ||
250: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:23:07 NH9R368C
霊安室でのBさんの言葉
蝋燭の光、糸のようにひとすじ立ち上る線香の煙、壁の色
今も鮮やかにその情景は瞼の裏に浮かぶ
_______________________ _____
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : :
||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧∧.: : : : : : : : : :.(\__/) ||: : : : : : : : : :
. |\ ∧_∧ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : (,, ゚ ー).: : : : : : : : :..(ー` *) ||: : : : : : : : : :
\\ (* ´ー)_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|/^) \ _;_;_;_;_;_;_; /r─┐ヽ ||_;_;_;_;_;_;_;_;_;_
\\| つ─-、__ __ | |\) (つ_とノ
|| \ヽ__人 _ _ \___| | ~| | | |
|二二二二二二二二|________|_| | |::| | | |
| | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| |____」__|::|_____(_::(_)_______
 ̄(〇) ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(〇)
251: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:24:06 NH9R368C
________ ______________________ | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || ||_/): : : : : : : : :∧∧ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : || | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || || ー): : : : : : : : :(ー ,,): : : : : : : : : : : : : : : : ∧_∧: : :.:|| | ::| | |::|
: : : : : : : : : : : : : : || || つ: : : : : : : : : | (^):.: : : : : : : : : : : : : : : :(ー *):.: :.|| | ::| | |::|
;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_|| ||__|_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;」__|_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_;_/___)_;_;_|| | ::|:. | |::|
..:| ::|::.. ! |::|
二二二二二7_7二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二7_7二二二二二二二二二二二二二
| |:: | |::
| |:: | |::
私はあのときほど心が揺さぶられたことはなかった
252:最後に ◆aster/wrFI
06/06/20 00:25:11 NH9R368C
「もしこの病気が治ったなら、この病気の苦しみと痛みを無くせるように何か貢献したい」
祖母の生前の言葉です
私は祖母の思いを何かの形で代わりに果たしたいと思いました
私に出来ること。それは献血、骨髄バンク、UD等に協力することです
そして1人でも多くの人に協力して欲しいと思う
そのためにはまず、白血病を知ってもらわなければならない
脚色され美化されたドラマの白血病ではなく
現実の、ありのままの壮絶悲惨な白血病を知ってもらいたい
こうして私は『花を』を描きはじめました
急性白血病の年間発症者は3000~4000人。治癒可能なのはその内1000人に過ぎない
『花を』は過去の出来事ではなく、現在進行形で起こり続けている現実です
今日も第二第三の祖母と私が生まれている
253: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:26:17 NH9R368C
>>212
死には意味はあると思います
祖母がAMLになったからこそ、私は今まで気付かなかったことや
見過ごしていたことに気付いた部分があります
それに祖母が患わなければ私にとってAMLは一生縁遠いものであっただろうし
『花を』を描くこともなかったでしょう
祖母は死にました
けれど白血病に関して何か貢献したいという祖母の思いは私が繋ぎ
私の長編を通して白血病に関心を持ってくれる人がいる
人が死んでも命と思いは受け継がれる
254: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:27:07 NH9R368C
UD- Team 2ch
URLリンク(ud-team2ch.net)
λ_λ
献血 (,, `ー´)
URLリンク(www.jrc.or.jp) / || ||  ̄|二二)
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
| 献血 | | ̄ ̄ ̄ ̄|
日本骨髄バンク |_____| |! 献血 .|
URLリンク(www.jmdp.or.jp) |::::::|::::::| || |
|::::::|::::::| |:| 6F |
|::::::|::::::| |::|献血ルーム|
(_,ハ__) .||゙|____|
|| || || ||
|| .||
255: ◆aster/wrFI
06/06/20 00:28:30 NH9R368C
_
_, - '´∧
__, -‐ '´ ...:..:::|:::|
, -'ニ((二二二....,,,,,,,_ ...:.::::::::::::|:::|
//  ̄`ー-、_∨
_,,,........,,_ト、 | |_ r─-、
/ | \ \_((ニニニ) ..:::|ニニヽ
/__ /´ ̄ ヽ 〈 ..:;;/ ヽヽ
l⌒l |\:::.. o', /⌒L / ゙̄7 ) )
|::::::! ', ヽ:::.. o レ'::::(_(ニニニニニニニニ((二/
|:::::::', ヽ \::... /_;_;_;_;」__ / ..:/
|:::::::::ヽ ` ‐->、__,ノ:::::::〉 ´ .::/
|:::::::::::::::\_/\:::/⌒l:::;/ l;;;,,,___,,;;/
| l l l l l l l/ / .:/´ |l l |
|:|:|:|:|:|:|:|:/ /\::/ |:|:|:|
| | | | | |/ / / || | |
| | | | | l ,.イ , || | |
| | | | |∧_, -'′| / / || | |
| | | |/ 〈_/_∠:::..._∧ | |
| | | | | | | | |. ∨|
| | | | | | | | | | |
| | |/ | | l l | | |
| | | |.|. | ! | | |
| |/ || l | | |
| | | l | | |
| | l | | |/
| | / | ..:.:.:| |
|/ / /| : .::.::|
| /// |:.::.::::|
//:/ |:.::::::|
//:;/ | :::::|
// :/ |::::::|
〈(:;/ |:::::| 『 ANGELO MUSICANTE 』
//ヽ彡、 |::::|
彡彡'⌒ヾ彡、 ,ィ彡彡トイ Beato Angelico (1387-1455)
``ミ彡ミ彡ミ彡/⌒∨
\__,)
256:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/20 00:32:13 u0FNQFGg
多言が憚られるAAだな。マンセーとだけ言っておくぜ
257:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/20 00:33:27 4aFPY2QV
リアタイ乙です。
明日久しぶりに献血ルーム行ってこよう……
258:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/20 01:09:37 UD0pEf48
今、この作品の中に神を見た気がする
・・・GJ
259:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/20 03:01:11 lTrlxuZw
GJ。見れてよかった。
260:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/20 13:15:35 7ufSlj2I
このスレ見て小田和正の「言葉にできない」が脳内に流れたのは漏れだけ?
261:127
06/06/20 15:04:57 NTlgHSg+
なるほど。
現実をありのままに伝えているだけなのだから、物語として未完成なのは当たり前ということですね。
荒れの元投入しちゃってすいませんでした。
自分も知り合いの親戚が白血病で亡くなったというのを聞いたことがあります。
自分には想像できない現実です、自分もその現実を知りたい。
応援しますよ(`・ω・´)
262:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/21 22:03:36 Z+x9DcnB
本人の気持ちをわかろうとしてもじっさい同じ目に遭わないと全てはわからないかもしれない。
でも白血病の現実を知ることは出来るし、自分の献血で一人でも助かるなら、
その人は死んだ人々が生きられなかった日々を過ごすことが出来る。
263:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/21 23:02:06 hZTI3hZI
乙です。『生と死』について色々と考えさせられる作品ですね。
「お前が無駄だと思って過ごしていた「今日」という日は、昨日亡くなった人からして見れば必死に生きたかった「明日」なんだ」
あるAA職人さんのこの言葉が頭に浮かびました。
264:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/22 18:27:29 tYPGnOZy
友人に急性白血病にかかった人がいたんだけど、今は元気に回復して楽しく生活してる。
ほんと良かったよ。改めてこの事について嬉しく思う。
265:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/23 03:26:35 ySKgDlpF
骨髄バンクに登録して13年になるけど、未だに提供できないよ。。。
ちなみに、HLAの型が一致しても、ドナーの健康状態で
提供できなくなっちゃう事が多いらしい
今の自分に出来ることは、いつか現れる患者さんの為に
毎日を健康に過ごすこと、これぐらいしか、できない
266:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/23 03:43:34 HZWP/R9O
闇の森保管庫さんが、こちらの作品を収録して下さいました。
URLリンク(wald.xrea.jp)
267:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/23 08:54:21 igGDiCOz
朝からボロ泣きしました…。生活が不規則で、血液状態が悪く、なかなか
献血出来ないけど、今日から運動してホウレン草食べて絶対献血行くよ…。
268:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/23 11:07:52 Di7Igip8
乙です。俺も近いうちに献血行きます。
>>263
>お前が無駄だと思って過ごしていた(ry
一人暮らしスレの◆puRAU6CVsM 氏か。そのセリフは俺も感動したよ
269:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/24 16:23:34 5YH/Pguv
お前炎の堕天使の作者だろ
270:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/24 22:45:19 YM3s2Ak3
休日は献血する為の車が止まる予定だ。
もし止まっていたら協力してみようと思う。
クサイセリフだが運命も随分と悪戯なものだ。
命を長らえさせながらも結局死なせてしまうなんて…
271:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/24 23:16:16 R2FLk0yD
>>270
そうかもね。
でも、辛いことばっかが運命だと思っちゃうのもヤだな。
272:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/24 23:42:53 XcM/4ufe
俺も医者嫌いでね、治療で無理やり寿命延ばすより、死ぬときはきっぱり死んでしまおうって思ってる。
思ってるけど、実際そういう状況になったらどうなるんだろうね。
273:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/25 01:24:41 RLzGr8h4
>>272
そう思っても命が無理矢理延ばされるのは
その人が背負っている人が大勢いるからだ。
274:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/25 10:58:40 GbRM0D0I
>>270
来月、学校に献血車が来るらしいけど、俺まだ15だからできない...orz
もう2ヶ月遅ければできたのに。
275:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/25 11:05:23 mtad1cwy
オイラの母方の祖父は確証無いんだけど病院の医者のせいで死んだと聞いている。
祖父は糖尿病と、肺炎を併発しててしかも、喉からしか呼吸出来なかった。
そこで、母が言うには医者の延命治療の仕方が悪かったらしく、本来ならば退院できたんだけど
見舞いに行く度に喋れなくなり、元気が無くなり、意識が無くなって昏睡状態が2ヶ月続いたっけ。
もともと山口の阿知須(家)~萩(病院)間だったから何ヶ月に一回しかいけなかったんだけど。
んで、2000年の9月に「病院で」祖父は息を引き取った。まだ消防の時代だったからあんまり実感無かったんだけど。
んで主治医がこういったんだ。
「やはりお年だったんでしょうね。」
消防の頃の漏れはその言葉をマジに受けていたが、工房になった今思い出してみると虫唾が走る。母が言うには助かったのに
お前が失敗したからだろ。と。もう6年前の話をギャーギャー言っても仕様が無いんだけどね。
何かあんときのこと今思い出したら、涙でてきそうになったよ。じいちゃんやさしかったなあ。
何でも買ってくれたし、怒るときは怒って笑うときのじいちゃんは笑うじいちゃんが面白かったし。後、のん兵衛だったなあ。いつも「いいちこ」手に持って。
それが糖尿病に繋がったんだと思うけど。
工業系の高専行ってるから医者になるのは無理だけど、氏のAA見て、これから骨髄バンクとかにドナー登録しようかと思ってる。
献血には行ける時行こうと思ってる。改めて決心できた。氏有難う。これからもがんばってくらさい。
長文大変スマソ。
276:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/25 11:31:42 f3uXfMJs
>>273
そうか、自分が死んでも誰も困らないような人間になればいいんだ。
しかしそれはそれで。
277:273
06/06/25 12:15:28 CMmwnEhr
>>276
たぶん死んでも誰も悲しまれない人はいないと思うよ。(犯罪者とか以外)
というより、一人の人間が人生でやってきたことはかなり多いから
だれにせよ、死ぬことによってそれらが失われるのは悲しいんじゃない。
>>275
それがホントに医者のせいかはわからないけど、げんにあるんだよな・・・
278:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/25 13:30:01 yB2+XxwN
>>276
オメーでも死んだらオメーの関係者はきっと泣いてくれるだろう。
自分が死んでも誰も困らないような人間…、例えそんな香具師がいても
オメーは違うだろう。
>>275
やる気の無い医師程いらない奴は無いな。
279:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/25 14:49:05 Lf8+skSg
(仮定として)
僕が死んだら、
世界には取るに足らない存在かも知れないけど、
僕の周りの人達の世界には、影響が出るのかなあ。
280:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/25 16:28:11 giCTAOMq
生きてるって何かっていう解答がないんだから
死ぬって何っていう解答もないだろう
281:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/26 06:51:07 mmx6v5+L
恋をすること、夢を見ること、友を思うこと、笑うこと、泣くこと、
―生きる事
うん、「ふと思って書いてみた」んだ。済まない。
282:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/26 13:59:37 KOBbSEUc
>>281
そこんとこすぐ忘れてしまうんだよなぁ、人間って。
283:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/26 14:13:32 qwa2WY5n
俺の「生きる事」……。
アニメを見ることですかね('A`)
284:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/26 14:17:33 qA+57yvV
>>1さん
あんたの話、忘れない。
絶対忘れない。
285:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/26 21:07:47 KOBbSEUc
>>283
いいんじゃね?
「何かをする」って事が「生きる」って事に他ならないんだから。
何もせず一日中ゴロゴロしてるより、アニメ観て何か感動したり、笑ったりしたほうが大分良いと思う。
「生きる」なんて、多種多様なもんだよ。きっと
286:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/27 07:12:33 my8BDi90
^ω^
287:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/30 18:18:29 TBrLG/Zb
おまいらは、人のために何かやったことがあるか。
迷惑をかけていないか。
健康には気を付けているか。
諦めていないか。
希望の光を絶やすな。
前へ進め。
できるかぎり、真っ直ぐと
できない事はできるように
できる事は得意なことに。
もっと、前へ進め。
(desth. 1912~1998)
288:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/30 18:19:01 TBrLG/Zb
もっと、前へ進め。
(death. 1912~1998)
289:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/30 19:03:18 HI/mrN5t
死なないことより、生きることのほうが大事だと思うんだ。
─『俺語録』より
290:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/30 21:15:00 HdIgA5qE
禁煙なんて簡単だ。 わたしはもう百回以上している。
─マーク・トウェイン
291:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/30 22:39:51 yuDfkJ1W
>>290
kankeineeeeeeeeeeeeeee!!!!!!!
292:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/06/30 23:21:42 lFmbOJb3
「『生きる』ってことは、『生存』以上の」意味があるんだ。
THE OFFSPRING
「STARING AT THE SUN」
293:こんぺいとうを一粒。 ◆MRxOfGlqus
06/07/02 10:31:48 wUyswd66
>>1さん。
お疲れ様です。
命の大切さを改めて感じた作品でした。
これからも頑張って下さい。
c⌒っ*゚д゚)っ☆
今まで頑張ってきた>>1さんと、
このスレに来てくださった方々に。
こんぺいとうを一粒。
294:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/02 14:55:48 fGKoVXy8
俺の祖父ちゃんは、逝く時に医者に「言い遺す事は?」って聞かれて、
自分で「…御臨終です。」って言ってからニカッと笑った。そして数分後にその顔のまま死んだんだ。
本当に、「心残りはない」って顔で。
こう言うと何だけど、ああいう顔で逝けるのって羨ましいなぁ、って思った。泣きながら。
295: ◆4L9i53VBro
06/07/02 18:34:11 kI86kJXX
>>294
そういう風に逝けるようにしたい。
296:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/02 20:50:49 GwRgchSu
>>294
大きな心を持った偉大なあなたの祖父のご冥福をお祈りいたします
297:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/02 21:33:25 j/eu81C/
生きるのは悲しい
生きているのは悲しくない
キノの旅IX
298:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/04 10:05:14 Yf0YEkW4
言葉は沈黙に
光は闇に
生は死の中にこそあるものなれ
飛翔せる鷹の
虚空にこそ輝けるが如く
ル=グヴィン作
「ゲド戦記」より
299:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/04 20:01:45 zVj+176V
あたしたち死んじゃったからそう思うのかもしれないけど
生きてなにかできるってすごくうらやましいのよ──
月梨野ゆみ「ポケットモンスターPiPiPi☆アドベンチャー」より
300:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/04 22:37:07 wtsnLfTv
いつから引用文スレになったんだ?
301:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/04 22:49:46 wUt/5dNx
>>300
まぁまぁ。保守を口実に語りたいんだよ、リアルも何かと殺伐としてるし。
スレ違いであるという事実に異論はないけど。
302:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/07 02:07:34 LUFEFQUb
>>301
まあ、確かに。
実際には>>1が白血病のリアルドラマをAAとして描くスレであったハズだが・・・・・。んー。>>1がご無沙汰してるから暇を持て余してるんじゃね?
で続きマダー?
303:こんぺいとうを一粒。 ◆MRxOfGlqus
06/07/10 16:22:49 nmTgG8+R
あまりに素晴らしい作品なので
保守させていただきます。
c⌒っ*゚д゚)っ☆
304:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/10 20:16:17 K1lgeUQQ
もう、ボロ泣きしてしまった。
お陰で家族に冷たい目で見られ…おっと。私情が入ってしまった。
305:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/11 04:52:39 IpRnMO2B
読み物として面白いとは感じるけど、泣けはしないなあ。
泣いてる人はどうして泣いてるん?
306:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/11 07:48:37 RTfBfnkn
AA技術の高さもさることながら、語りが素晴らしいです。
何と言うか・・・良い意味で「生々しい」と言いますか。
ありのままを描こうという気持が伝わってきます。保守しながら気長に待ちますんで、どうかガンガッテ下さいませ…
307:こんぺいとうを一粒。 ◆MRxOfGlqus
06/07/11 18:01:27 C7TsAzWj
>>305さん。
人はそれぞれ個性というものがあるのです。
自分が感動しなくても、他の人は感動している。
それでいいじゃないですか。
わざわざそれを追求しなくてもいいと思いますよ。
長文失礼しました。
c⌒っ*゚д゚)っ☆
そんな>>305さんに
こんぺいとうを一粒。
308:黒胡麻プリソ ◆PURINvKx/I
06/07/12 22:00:21 Dlsqmxex
自分で格言?作ってみた。
―人は、命っつうもんを毎日背負ってる。それを落とさないように人は1日1日
一生懸命に生きてるんだよ―
痛かったりしたらスルーしてください。
309:305
06/07/13 02:57:22 39+5oyIb
>>307
ごめんなさい、知りたがりの癖が出てしまった。
俺は泣いてる人を批判しているわけじゃなくて、単にわけを「知りたかった」だけなんだ。
こんぺいとう、ありがと♪
310:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/13 13:57:56 IIWpdxuW
>>309
なんでも知りたがる心を捨てないと地獄に落ちますよ。
さあ、そのなんでも知りたがる心を捨てるのです!
311:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/14 20:12:11 HEtTs+5o
言い過ぎじゃん?
312:こんぺいとうを一粒。 ◆MRxOfGlqus
06/07/16 09:19:11 AH5bmZYI
c⌒っ*゚д゚)っ☆
>>309さん
どういたしまして。
それにしても
>>1さんは来るのでしょうか?
とても良作なので頑張ってほしいですね。
313:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/16 11:29:31 Pluf0GHZ
来るよ!て言うかそう信じたいね
314:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/16 23:43:28 kXIwNfAe
速攻でHDDに保存した。
>>1さん、頑張れ!
315:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/17 09:47:31 VsysOjbd
>>312
あんだけでかいAAなんだから時間かかるのはしょうがないな。
316:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/18 11:24:55 AzD2IGn1
少しずつ成長していくこのスレが微笑ましい。
317:法務省職員
06/07/18 19:35:52 Fn/X/kUi
>>1
映像化してもいいぐらいの良質の作品に感動しました。
これからも頑張って下さい。応援しています。
318:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/20 15:56:49 x2lNPuQm
彼氏が白血病で、先日退院しました。
病友を何人も見送り、本人の今後も決して油断できません。
>>1さんのご苦労を偲び、応援する反面、
治療をほとんどされなかったというおばあ様の話で
どこまで「白血病の現実」が語られるのか、危惧があります。
これでストップされたら、またゆがんだ「現実」と思います。
再開を待っています。
ストーリー終了後にまたお話できればと思います。
319:法務省職員
06/07/21 06:57:53 SVZCjZLI
>>318
ちゃんとスレを読みましょう。
>>4と>>6をもう一度。
治療をほとんどしなかったのではなく
老齢のため治療しても命がもたなかったということでは?
320:318
06/07/21 09:42:19 dWZVmBrA
>>319
「しなかった」とは言ってません。
(老齢のため)「されなかった」とわかっていますよ。
321:318
06/07/21 10:01:40 dWZVmBrA
>>319
付け加えるならば、
白血病の治療は症状、年齢に応じてさまざまありまして
老齢の場合は、強い治療をしないのが通例です。
スレを確認しましたが、
一般的な治療と比較して言えば「治療を"ほとんど"しなかった」というので
間違っていないと思いますよ。
322:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/21 10:21:41 lcM4ESmq
議論スレけよ。
323:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/25 22:44:05 qyPdU1XA
保守です。
324:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/07/29 17:39:44 HQU1lDZq
保守
325:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/08/01 16:26:55 s1g0te62
保守
326:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/08/03 20:50:50 1S0n6XJL
保守
世の中には希望なんてないかもしれない、期待する事もなんて愚かかもしれない。
でも目の前にある現実は変わらない、なら最後まで抗ってみてから朽ちようか。
だって、何もせず未練タラタラよりはずっとマシな最後のになると思うから。
by自分の言葉
327:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/08/06 02:07:46 3clGicOu
>>1さん、とても心にしみました。
328:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/08/09 14:57:48 ancWkU1M
保守。
329:( ´∀)・∀),,゚Д)さん
06/08/09 15:43:43 /FAqMdsW
ここは長編板だからそんなに保守しなくても平気だよ
圧縮の時期だけ気をつけとけばいい
330: ◆aster/wrFI
06/08/12 00:54:36 QeJmeej9
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.: : : : : : : : : : : :
: : : : : : : !: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:.:.:.:.:.:.:.:.: : : : : : : : : : : : : : : :
.: : : : : : : :| |: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.:::::.:.:.:.:.:: : : : : ¦ : : : : : : :
: : : : : ─┘└ ─: : : : : : : : . : . : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::.:.:::::::::::::.:.: : : : : : l l _ /|
: : : ̄ ̄| | ̄: : : : : . . : . : : : : : : : : : : : : : : : :.:::::::::::::::.:.: : : :|| | ∨´ ̄ |
: : : : : | |: : : : : . : . : : : : : : : : : : :.::.:.:::::::::::::.: : :|l | ├ - :|
: : : l ¦: : : . : . : : . : : : : : .::::::::::::::.:.:.:||: : . .| 人.ニ..:人
/| : : : : : : : : : : : : :.:.:::::::||: : : :|/ | |// ヽ
/ ´\__ . .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ||: : : :|::::| | レ′ ';
/` ..::;/ . . . .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::||: : : :|::::|_∽__/ l
| ` .:;/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :||: : : :|::::::.:.ノ| _/ ノ
l⌒\n >、__,;/ : : : : : : : : : : : : : || |::::::.:.:(_ノニニニ
\ |_// レ'/⌒\ : : : : : : : || |::::::::\ / \
ヽ. \:.:| /.*. ; '゚.:+| || |::::ヽ\∨ |
|::V⌒'く*゚.。:, ゚.:+。| || |:::::::::::;ノ\ ノ
|:::|. : ,* :. '。;゚.: ..*゚| || | ̄ ̄  ̄ ̄
二二二二二二二二二二 ヽ|゚*; .゚:*゚ 。:, ゚. +/ヽ. 二二二二二二二二二二二二二二二 ||__,」二二二二
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \:+. :* .: ゚,:.'/: ゚;+\  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ \ ̄ ̄ ̄
──l二二二二二二二二|\;_+_;'_゚;ノ:+ .゚:*;゚ヽ二二二二二ブ\二二二二l \ \
____|:: :: :: :,_|レ :: :: :: :: :: |+;'。|\.: + .゚:*゚: .*.゚:,:\─、__/*゚:,.'\_;;_;;_;;_;;|_ \ \
|:: :: :: |. /|| ̄| :: :: :: ::|:*:| \:゚*゚ 。:, ゚.;.+.:。;.\: .+: .'゚: *゚: .*゚ \。;゚+゚,:*.゚:`\
.──l:: :: :: | _||_ |:: :: :: :: |.:'.;゚:| \+:.*゚ 。:, ゚. +。:'+ .゚*:゚:*.;'.:'*:,゚:゚*゚ 。:,+ 。:', ゚:\
_____|_;;_;;_;| |__| L;;_;;_;;_;;|。.゚*| \.:゚ :. *.゚:*゚ 。:, ゚.:, ゚. +.:゚,: .; + .゚:*゚: .*゚,:。, ゚. +|
|・:・ | ┌┐.|・:・:__,>.;゚| \.: + .゚:*゚: .*.゚:,゚ + .゚:*゚: .*.゚:,゚.: +*゚ :*.゚.*./
──‐| ̄:: L_ ̄ _」 ̄Ζ -‐' ̄`ー-、_ \゚:.;*.゚:*゚ 。:, ゚. +.:゚,: .; + .゚:*゚: .*.゚_;_;_/
______|:: :: :|レ ̄ヽ|| :: :: :: :: :: :: :: :: :: ::`ー─‐ヘ:゚+; ゚ :. *.゚ ;*;゚。:;゚ ';_;_;_;_;_;_;_;_゚*|
|:: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: :: `ー-、゚:.+.':.*゚;*;。':。:,゚. +.;:゚; +:|\|
.______|_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_;;_  ̄ ̄ ̄ ̄`ー-、;_;_;_;_;_;厂
[二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二] 堂本印象 『細川ガラシア夫人』
___________
KYRIE ELEISON
1985年8月12日 日航機123便墜落事故